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大久保製壜は金儲け優先をやめろ!7.7ストライキ行動〜重大労災から一年
昨年7月7日、(株)大久保製壜構内テント倉庫において、重大な労災事故が発生しました。戸谷組合員と職場の労働者2名が崩れた製品の倒壊の下敷きになり、レスキュー隊に救い出されました。3名の仲間は腰椎骨折・両足かかと複雑骨折等大怪我を負わされるなど、文字通り「殺されかけ」ました。この重大労災事故は、組合が多段積みの危険性について度重なる警鐘をならし、改善を求めていたにもかかわらずそれを放置していた会社に責任があることは明らかです。組合は事故直後より労災の責任追及、多段積みの根本的な解消、「金儲け優先」体質をあらため、労働者の命を守れ、と会社に求めています。しかしこのかん、会社は根本的な問題解決を図ろうとせず、被災者である戸谷組合員への損害賠償も事実上拒否し、「この問題はもう終わったこと」との姿勢に終始しています。東部労組大久保製壜支部は重大労災発生から1年となる7月7日、ストライキに決起しました。(森川学) 続き動画(18分)

石垣島の自然とミサイル基地は、共存できるのか?〜山崎雅毅さんに聞く
6月下旬、「アンパルの自然を守る会」事務局長の山崎雅毅さん(写真)に、石垣島の自然環境のポイントを案内していただいた。石垣島では、この島では初めての自衛隊基地建設工事、ミサイル基地建設が進められている。果たして、石垣島の自然はこの工事と共存できるのか。広大なアンパルの干潟を前に、私は疑問に感じざるを得なかった。石垣島では、ミサイル基地に加え、100haを越える広さのゴルフ場建設がこの秋から始まるという。この工事は現職石垣市長の選挙公約であり、ゴルフ場は、きれいな水が流れる沢をはさんで作られることになっている。ミサイル基地建設現場に足を運んだ。前回来たのは今年の2月。その後コロナで交通手段がなくなり、4か月ぶりの取材だ。音がすごい。そして前回に比べ、中が完全に見えなくなっている。また私がカメラを基地方向に向けるだけで、ガードマンが私に注目し、体をこちらに向ける。この基地は、本当にこの島のためになるのだろうか?そうであるならば、何故このようなものものしい状況が、日に日に増していくのだろうか?(湯本雅典) 報告動画(5分36秒)

ブラック学校批判のビラまきで高校生が逮捕される!〜10日間の勾留も
現役都立高校生I君は、7月8日の早朝に、目黒区立第九中学校での登校時のビラまきで、同校高橋副校長により、不当に「私人逮捕」されました。ビラの内容は、同校中学生の進学先として有力な都立小山台高校のプー ル指導の危うさを訴えるものです(写真)。I君たち日本自治委員会では、「ブラック校則」等の生徒の人権を侵害にあたるような教員の「行為」「指導」などを批判してきました。都立小山台高校では、コロナ禍の6月にプール指導を実施することになっていました(同校生徒からの情報)。そこで、自治委員会では小山台高校に「質問状」を提出し、更に都議にも訴えるなどの活動をしてきました。このため、同高校のコロナ禍でプール指導は中止されましたが、「寒くても、コロナ禍でも(未遂)、プール強行」と大見出しのビラを近隣の中学校にビラまきしたのです。コロナ禍でのプール指導は都教委でも「中止」の文書を下ろしており、そんな中での「プール強行(未遂)」を中学生にも知ってもらおう と、ビラまきしたものです。(永井栄俊) 全文

韓国 : 朴元淳市長の性暴力容疑〜「ソウル市の調査が必要」要求強く
故朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長が亡くなる前日、職員への性暴力の容疑で訴えられた事実が伝えられ、今後政界がこれをどう収拾していくのかに関心が集まっている。朴市長が死亡しているのが発見され、該当告訴事件は「公訴権消滅」で処理される展望だが、 職場内性暴力事件が発生した時に加害者に対する非寛容原則を主張したソウル市だっただけに、ソウル市がこの問題についても調査すべきだという声も大きい。さらには民主党内で権力型性暴力問題が立て続けに起きた以上、これを不問に付すことはできないという主張にも力付けられる。現在、SNSでは「#朴元淳市長を告発した被害者と連帯します」というハッシュタグが広がっている。ハッシュタグ運動の参加者は、故朴元淳市長の死が残念でくやしい死とされることは、被害を訴える人に対する2次加害につながることを憂慮している。(チャムセサン報道) 続きハンギョレ新聞

轟音はヘリコプターの比ではなかった!〜オスプレイ木更津飛来に抗議する
ついに木更津に危険なオスプレイが飛んできた。7月10日、木更津駐屯地の対岸にある内港北公園に12時30分から、抗議する市民、労働者が集まってきた。「日本の空にオスプレイはいらない」「オスプレイ来るな、配備反対」のコールで抗議集会は始まった。13時過ぎに、地元住民の会から挨拶があり、「昨日に防衛省に出向き、24万筆の署名を届けた。いろいろと申し入れを言ったが、わかりません。知りませんの繰り返しだった」との報告があった。15時45分からは集会を開き、平和フォーラム、新社会党、共産党、社民党からも「オスプレイ来るな」のアピールが続いた。16時10分、北北東の方面からオスプレイが姿を現した。並みのヘリコプターとは違った。「帰れ、来るな」「オスプレイは帰れ」の声が響いた。轟音はヘリコプターの比ではない。みるみる接近して大きくなり、そのまま木更津駐屯地に消えていった。(宮川敏一) 報告

倒されゆく、空疎な指導者の銅像の背後に何を読み取るか〜太田昌国のコラム
銅像に心ひかれたり、ましてや大事なものとして拝んだりしたことは、幼いころから、ほぼなかったと思う。郷里・釧路の高台には、松浦武四郎の銅像があった。なんでも、江戸時代の「探検家」「大旅行家」だったという。長じてその人物をよく知れば、当時、蝦夷地に押し寄せた和人に、アイヌの人びとが虐待されている現実に心を痛め、さまざまな記録を残したひとだった。そんな人道主義的な人物像を小学校でも中学校でも教えられなかったなあ、知らなかったなあと、悔やんだ。今では日本で、民族間の関係性を考える時、彼は無視できない存在になっている。銅像がなくても、彼の実像に近づく方法はいろいろとある。現存する銅像で驚くのは、朝鮮民主主義人民共和国(以下、DPRK)の首都、ピョンヤンの万寿台に立つ金日成と金正日のそれだ。行ったことがないから、現物を見たわけではない。写真や動画で見ただけだが、その大きさに圧倒される。(太田昌国) 続き *奴隷商人の銅像が引き倒される(イギリス)

「災害派遣」ですすむ自衛隊への感覚マヒ〜コラム「アリの一言」
今回の大雨水害のテレビ報道で、自衛隊の映像、その活動に対するコメントがこれまで以上に多くなっていると感じるのは私だけでしょうか。客観的データはありませんが、もしそうだとしたら、理由は2つ。1つは、自衛隊の活動(「災害派遣」)そのものがこれまでより広範になっていること。もう1つは、メディアの報道がより自衛隊に接近していることです。安倍晋三首相は4日の関係閣僚会議で、今回の災害に対し「自衛隊1万人態勢で臨む」と早々に打ち出しました。さらに7日には、「自衛隊をさらに1万人増強し、2万人態勢に拡大する」と表明しました。安倍首相が自衛隊の「災害派遣」を拡大しようとしていることは確かです。テレビ報道は、自衛隊が画像に出る機会が多いだけでなく、キャスターが「自衛隊の手によって救出される人々」と解説したり、現場で取材にあたっている記者が被災者に「自衛隊が(救助に)来た時はどうでしたか」と自衛隊への感謝の言葉を引き出そうとしていました。(アリの一言) 続き

いろんな考えを出す そこが足らない だから住民投票が必要〜宮良央さんに聞く
「石垣島住民投票義務付け訴訟」が結審し、8月27日に那覇地裁で判決が出される。この運動は、住民投票条例制定運動から始まった。その署名運動から関わっていた宮良央(なか)さん(写真)に話を聞いた。インタビューは、沖縄県石垣市白保にある宮良さんの牛舎だ。 これまでの運動を振り返ってどうかと聞いてみる。実は、央さん。拙作映画「沖縄と本土 一緒に闘う」(60分)で、「(裁判について)大変でなさそうにするのが大変」と話していた。しかし、今日の話では「楽しかったです。学園祭みたいで」と語った。央さんの話で中心となったのは、この運動の意味についてだ。それを、央さんは「違う意見の人の話が聞けたこと」とまとめた。裁判の山場を前に、これまでの運動をまとめる話だったと思う。(湯本雅典) 報告動画(7分30秒)

「オスプレイ来るな いらない」〜陸自オスプレイの木更津配備に150人が抗議
7月6日、岩国基地からの陸自オスプレイ1機目の木更津駐屯地への飛来(悪天候で8日に延期)に対して、駐屯地脇の内港北公園に約150人の市民が集まり、抗議行動を行いました。地元住民や千葉の人々はもちろん、東京や神奈川など首都圏から駆けつけた人々も目立ちました。私は、今までは「千葉の人たちに任せておこう」と思っていたのですが、この機会にと電車に揺られて参加しました。駐屯地にはいくつもの格納庫や管制塔、軍用車両などが見えました。ちょうど、CH-47チヌーク大型ヘリが離着陸していました。強風が吹きつけ、時折り雨も降る中、地元の「オスプレイ来るな いらない住民の会」事務局長の野中晃さんの司会で始まった抗議集会では、駆けつけた多くの仲間が発言し、シュプレヒコールも行いました。今回の行動は、木更津での「オスプレイ来るな いらない」の取り組みを首都圏に広げるステップになりました。(杉原浩司) 続き

あなたに値札をつける新自由主義と闘おう!〜白井聡「武器としての『資本論』」を読む
まず、燃えるような真っ赤なカバーが鮮やかである。本書のタイトル「武器としての『資本論』」を見ると、これは硬派の本か、との印象を受けるが、そうではない。第1講から第14講まで、終始わかりやすさを念頭に語りかけるスタイルで、現代社会のメカニズムを解き明かしていく。そのための‘武器’として、『資本論』を使おう、ということだ。その際に、『資本論』で展開されたいくつかの概念、例えば「剰余価値」とか、「資本のもとへの労働の包摂といった概念を取り出して、あたかも縺れ合った糸を解きほぐすように、(時に「寅さん」も登場するなど)卑近な例を交えながら論を進めていく手さばきは、見事である。マルクスの『資本論』などに全く縁のなかった人びと、「え?何それ」と、これからも読むことはなかったであろう若者たち、しかし今、この社会に希望が持てず、日々生き難さを感じている若者たちに対して、自己責任だからと諦めに引きこもってしまうのではなく、そこから脱却する手がかりを与えようとする。(内藤洋子) 続き

小池圧勝を支えた「キシャクラブメディア」〜テレビ討論なしはありえない
小池百合子氏の都知事再選は、権力監視のジャーナリズム機能を放棄した企業メディア・キシャクラブメディア(五輪スポンサー)のおかげです。キシャクラブメディアが人権の確立、民主主義(人民による統治)の実現の主要な敵であることがはっきりした選挙でした。今朝(7/6)のTBSで堤伸輔氏が、小池知事に前回選挙の公約の一つ、満員電車ゼロの実現を求めたのは的確です。前から気になっていましたが、現職の首相、閣僚が国会議員選挙に出た時、また、現職の自治体首長が首長選挙に再出馬した際、マスメディアが、彼や彼女らの職務上の動きをどう取材し、報道するかのガイドラインを定めるべきだと思います。今回の都知事選挙のように、候補者のテレビ討論を一切やらないのは、あり得ないことです。(浅野健一) 続き都議選結果について(柴田武男)田中龍作ジャーナル

木更津にオスプレイは来るな!〜7.4津田沼アクション行われる
7月6日(月)に千葉の自衛隊木更津駐屯地にオスプレイが配備されます。4日午後6時、津田沼駅北口で「武器見本市もオスプレイもいらない!アクション」が行われました。司会は「安保関連法に反対するママの会@ちばの金光理恵さん。「オスプレイは、あちこちで墜落事故を繰り返す大変危険なもので、人体に有害な騒音・爆音・低周波をまきちらします。そんなものが空を飛ぶことを許している国は、アメリカと日本だけです。オスプレイを自衛隊は17機も買ってしまいました。1機200億円です。その爆買いしたオスプレイが6日、木更津にある自衛隊基地に飛んできます。この津田沼からほど近い習志野演習場には今後、ほぼ毎日のようにオスプレイが飛んできて一日中訓練をする可能性もでてきています。これを許すわけにはいかない」と話しました。(尾澤邦子) 続き

石垣市自治基本条例はどうやってできたか〜元石垣市副市長 黒島健さんに聞く
今、石垣島平得大俣(ひらえおおまた)への自衛隊ミサイル基地建設の是非をめぐる、住民投票の実施を石垣市に義務付けすることを要求する訴訟(以下「石垣市住民投票義務付け訴訟」)が行われている。この根拠となったのが、石垣市自治基本条例(2010年4月1日施行)だ。この条例制定に向けて、条例案作りにかかわった元石垣市副市長、黒島健さん(写真)に話を聞いた。きっかけは、1999年に成立した「地方分権一括法」だ。この法制定を受け、2008年から石垣市独自の条例「石垣市自治基本条例」制定の取り組みが始まった。この時「今こそ市民が主役の街づくりができる」と黒島さんは感じたという。昨年12月、この石垣市自治基本条例を廃止する案が議会に提案された。その背景には、石垣市で昨年3月から始まった自衛隊ミサイル基地建設があった。(湯本雅典) 続き動画(6分31秒)

都知事選最終日レポート〜山本太郎街宣に舩後・木村議員がスピーチ
山本太郎候補のファイナル街宣は、7月4日午後6時半から東京・新宿駅南口で行われた。「密にならないように広がってください!」のアナウンスが繰り返される。それでも南口前は人波で埋まり、たくさんのメディアが集まった。昨年夏、参院選の「れいわ旋風」を彷彿させる光景だった。応援演説で初めて登壇したのは、重度障がい者の「れいわ」国会議員、舩後靖彦さんと木村英子さんだった。木村さんは「山本さんは、自分が落選してまで重度障がい者を国会に送りこんだ。こんなことができるのは太郎さんしかいなかった。東京都では新型コロナ感染者が増えている。コロナでいま困っている人たちがたくさんいる。この窮地を救うのは太郎さんしかいない。だれもが安心して生きられる東京をつくるために太郎さんに力を貸してください」と訴えた。山本太郎候補は、コロナウィルスを災害指定することの重要性を指摘した。(M) 続き動画(6分半)

「グリーン・ニューディール」が語られ始めた!〜都知事選の新しい芽
明日(7/5)は都知事選。今回の選挙、一度もテレビ討論もされず、候補者の政策がどう違うのか、明らかにされる機会も確保されず、この間の都政の問題の検証に関する報道も目にすることがなかった。築地市場問題やオリンピックという今後100年間の東京を考えた時に巨大な問題を受けて行われる都知事選を、マスメディア上では小池都政の検証なしに、投票日を迎えるという事態になってしまったことを後世の人たちはどう見るだろうか? その責任は現知事の小池百合子氏とマスメディアにある。巨大な負債を残すものとなった、と嘆きたくなるけれども、それでもいくつか希望を持てる新しい芽を見出すことができる。その1つは宇都宮けんじ氏が「グリーン・リカバリー」を大きく打ち出したことだ。グリーン・リカバリーとは新型コロナウイルスによる被害から復興の際に、元の世界に戻るのではなく、現在世界で大きな声になりつつあるグリーン・ニューディールに基づくグリーンな(破壊的でない)回復をめざすもの。(印鑰 智哉) 続き

都知事選最終日レポート〜宇都宮けんじ候補、新小岩・錦糸町で街宣
東京都知事選挙も今日が(7月4日)最終日。宇都宮けんじ候補は、新小岩駅、錦糸町駅を回った。午前11時半、手を振って、聴衆の待つ(およそ600人)新小岩駅南口に宣伝車で乗り入れた。宣伝車からの第一声は、視覚障がい者の方だった。「コロナで解雇された。私たちを守ってくれるのは宇都宮さん、応援します」。続いて地元の議員が応援演説をした。水摩雪江(区議・新社会党)「地元葛飾区でもコロナに解雇、雇い止めが繰り返されている。歯止めをかけ、労働者に応えるのは宇都宮けんじさんだけです」。和泉なおみ(共産・都議)、落合貴之(立憲・衆院)、田村智子(共産・参院)が続いた。最後に宇都宮けんじさんがマイクを握った。「応援の最初に視覚障がい者の方がお話ししてくれた。障がい者の思いに応えないで改善できない。障がい者に応える街づくりが、全ての人に応えることになる」(宮川敏一) 続き

「命・暮らしを考えているのは宇都宮候補」〜前川喜平さんが応援演説
7月3日午後5時、小雨まじりのなか都知事選・宇都宮けんじ候補の街宣が新宿駅東南口で行われた。選挙戦最終盤のこの日、枝野幸男、志位和夫、福島みずほの野党党首が勢揃いし、元外務大臣の岡田克也氏も演壇に立った。なかでも注目を浴びたのは、元文科省事務次官の前川喜平氏(写真左)の応援演説だった。前川さんは「都民の命・暮らし・幸せ・人権を真剣に考えている候補は宇都宮さんしかいない。一方小池氏は都知事という地位がほしかっただけで都民のことを考えていない。総裁・総理の話が出てくれば都政を捨て、すぐに自民党に戻るだろう」と。そしてコロナ対策では「夜の街を悪者にしているが、とんでもない。みんな尊い人生があり生活がある。小池氏の狙いは感染拡大を夜の街のせいにして都知事は悪くない、という責任転嫁に使おうとしている」と「夜の街」発言の意図を厳しく批判した。最後に、宇都宮けんじ候補がマイクを握った。(M) 続き動画(7分)TBSニュース

〔週刊 本の発見〕水になれ、友よ!〜小川善照著『香港デモ戦記』
昨晩(6/30)、Facebookで香港民主派政治団体「デモシスト」が解散し、最後のあいさつにとメンバーが並んでいる投稿写真を見た。アグネス・チョウ、ジョシュア・ウォンたちの顔がある。ちょうどこの書評を書いているところだったので、重たい気持ちになった。著者の小川さんはどんな気持ちなのだろう。 『香港デモ戦記』。著者の小川善照さんは2014年の雨傘運動から香港を取材している。自らの足で体当たりする現場主義で、実に生き生きと闘う香港を描いている渾身のルポルタージュだ。小川さんならではの暖かな人に対する眼差しが、デモに参加する人々の顔を捉えている。この闘いは一人一人の人間の闘いなのである。さて、今朝(7/1)の朝日新聞の一面トップに「香港国家安全法が施行」「一国二制度 骨抜き」の文字。香港はどうなってしまうのだろう。私には、7月1日というのが作為的に思えた。たぶん中国政府もこの日に意味があったのだ。1997年、香港が英国領から中国に返還された日だから。(根岸恵子) 続き7/1緊急抗議行動

米国 : なぜシアトルの地域労働組合評議会は警官組合を追放したのか?
5月25日のジョージ・フロイドさん殺害事件以来、警察の人種差別に対する抗議活動が全米で展開されている。警察の予算削減や解体までが提起され、市議会で議論されている。警官による黒人差別や虐待の背景に警官の労働組合の存在があることは日本ではあまり知られていない。警官は消防と並んで組織率が最も高い職種であり、その労働組合は様々な産別組合にも属しており、労働組合全体に大きな力を持っている。警官の労働組合はこれまでも一貫して加害警察官を守り、その処分に反対してきた。そのため労働組合全体は警官の人種差別に厳しい姿勢を取れないできた。しかし、今回は労働組合の中にも警官組合を批判する声が広がってきている。ワシントン州シアトルでは地域労働組合評議会が警官の労働組合を6月17日に除名した。(レイバーネット日本国際部 山崎精一) 続き *写真=デトロイト市でデモ警備する警察官

「小池都知事に裏切られた」〜東京都中央市場・中澤さんと女将さんに聞く
6月26日、東京・豊洲市場の中央市場で働いている中澤誠さんと築地女将さんの会の方々に現在の豊洲の状況を聞いた。 色々忙しい時間をぬって取材に応じてくれた。今、東京都知事選挙の真っただ中。築地から豊洲へ移転した市場のゆくえと都知事選へ向けての思いを語ってもらった。今年2020年2月28日で築地市場は、ほぼ解体が終了し、更地化。「豊洲移転はオリンピック開催」と言われて、強制的に築地から豊洲へ余儀なく移転させられた。 しかし、そのオリンピックもコロナ禍で延期。来年開催の見込みも不明なまま。そして、豊洲市場を含む全ての東京都中央卸売市場は年間143億円の赤字見込み。 これらの事柄において、女将さんたちから「何のために私たちは移転させられたのか」と憤りの声があがっていた。今回、中澤さんと築地女将さんの会の女将さんたちは、宇都宮けんじさんの都知事誕生を願っている。(見雪恵美) 記事動画(16分)うつけん築地レポート

小池都政を終わらせよう!〜宇都宮けんじ・山本太郎のラストサンデー街宣
東京都知事選のラストサンデーである6月28日、記者は二箇所の街頭宣伝を取材した。宇都宮陣営は、午後3時「新宿駅東南口」で街宣を行った。応援弁士は、中島京子(作家)・石川優美(俳優)・上西充子(大学教授)・町田彩夏(政治アイドル)・池田香代子(翻訳家)・中沢けい(作家)・石川大我(立憲議員)・倉林朗子(共産)・福島みずほ(社民)の9人で賑やかだった。それぞれ5分ほどのアピールだったが、いろんな活動分野から宇都宮氏の人柄・期待などが語られ、宇都宮氏の仕事ぶりが浮かび上がってきた。最後に宇都宮候補がマイクを握った。「社会的弱者・マイノリティの人が人間的に生きられる社会こそ、全ての人々が住みやすい社会である」と語り、人権問題への取り組みが氏の政治活動の原点にあることを強調した。同性カップルを支援する「パートナーシップ」制度に消極的な小池都政を厳しく批判した。聴衆は中高年の女性が多かった。(M) 続き動画(9分)6/28銀座街宣レポート

「ノーアベ、ノー小池」を訴える〜6.26 有楽町ウィメンズアクション
「森友学園、加計問題、桜を見る会の疑惑、そしてさらに現金を自分が選挙で勝たせたい議員に渡して配らせる、こういうことを許していいのかと思うんですが、みなさんどうですか」。6月26日(金)午後6時、東京・有楽町駅イトシア前に若い元気な声が響きました。憲法改悪に反対する署名活動を行いながらの女性たちのリレートーク。「アベ9条改憲NO! ウィメンズネットワーク」のメンバーたち。司会は「許すな!憲法改悪・市民連絡会」の事務局次長、総がかり行動実行委の菱山南帆子さん。「おかしいことにはおかしいと言わなきゃいけない。コロナ禍で女性たちがどれだけ苦労をしてきたか、非常時には弱い人たちが一番いやな思いをする。一緒に声を上げましょう。イージスアショアだって戦闘機だってオスプレイだって、コロナには何の役にも立たない」と訴えました。(尾澤邦子) 続き全動画(54分・川島進)

日本の裁判史に重大な汚点〜日野町事件で大阪高裁がトンデモ人事
大阪高裁で今、前代未聞のとんでもない裁判官人事が強行されようとしている。友人からのメールで知り、「そんなことがあり得るのか」と目を疑った。2018年7月に大津地裁で再審開始決定が出された「日野町事件」の第二次再審請求。その即時抗告審の裁判長が交代し、後任に岡山家裁所長から大阪高裁第二刑事部総括判事に異動したばかりの長井秀典判事が就くことが6月17日、高裁から弁護団に伝えられた。長井秀典――弁護団や支援者にとって、忘れることのできない名だ。2006年3月、第一次再審請求審で請求を棄却した大津地裁の裁判長である。一度審理に関わって猴罪認定瓩靴榛枷輯韻、後に「再審開始決定=事実上の無罪認定」が出た同じ事件で、再び審理を担当する?そんなことがあり得るのか。それほど裁判所は人手不足なのか。いや、再審開始決定を覆すための人目をはばからない最高裁人事? 憲法37条は「公平な裁判所」の裁判を受ける権利を保障している。大阪高裁は、これを真っ向から踏みにじろうとしている。(山口正紀) 続き続報(6/27)大阪高裁が撤回

日通の「無期転換逃れ」雇い止めを許さない!〜コミュニティユニオン争議支援行動
ミュニティユニオン首都圏ネットワークは、6月25日争議支援1日行動を取り組んだ。.廛譽リアートユニオン新宿、⊇性ユニオン、F通18条東京高裁、げ篠ユニオン、レナウン解雇事件の順番だった。13時10分からは、東京高裁前で「ユニオンネットお互いさま」が抱える「日本通運無期転換逃れ地位確認(労働契約法18条)裁判」の支援をする集会を開いた。この判決は10月1日13時に予定されている。この集会には、ユニオンネットお互いさま、ユニオン平和、東京東部労組、下町ユニオン、神奈川シティユニオン、プレカリアートユニオン、東京管理職ユニオン、女性ユニオン、キャバクラユニオンなど参加し、50人余りが集まった。司会は清光正孝さん。開会挨拶は斎藤隆靖・お互いさま委員長で「ここに結集したコミュニティユニオンの仲間とともの公平な裁判を訴え、勝利に繋げたいと思います」と語った。(宮川敏一) 続き

〔週刊 本の発見〕生きるためには破獄しかない〜吉村昭『長英逃亡』
ずいぶんと前に吉村昭の「破獄」の4回脱獄実話に感銘を受けたが、これは蘭学者の破獄と逃亡小説。江戸時代、外国船が何隻か来るようになった水野忠邦老中の時代。医者であり日本随一の語学の天才と称された長英が、外国船打ち払い令に反対する「夢物語」を書いたために獄に繋がれる。永牢という無期懲役の刑なのだ。最低最悪の衛生状態の監獄ゆえ、実質は死刑なんだよ。がーん。医者ということ人望もあるしで牢名主にまで登りつめたが、いずれ牢のなかで罹患して死ぬしかない。そうだ、生きるためには破獄しかない。どうすれば出られるか。お江戸は紙と木でできた家ばかりの町。火事になれば、どんどん延焼する大火事で死者が多数でる。わざと監獄に火をつける。特例で牢から出してもらって3日位内に戻れば罪を軽くする特例制度を利用する。でも長英の場合は、戻っても罪が軽くなる訳がないから逃げる。(大山千恵子) 続き

石垣市議会「尖閣」の字名変更を決議〜力で解決する方向はミサイル基地と同じ
6月22日、慰霊の日の前日、石垣市議会では「尖閣諸島」の字名(町名)を「石垣市登野城(とのしろ)2390〜2394」から「石垣市登野城尖閣2390〜2394」にするという議案が可決した(議員出席は議長を除いて21人、反対8人)。花谷史郎議員(無所属)は、「今、中国と緊張度が高まっている中で議決されてしまった。これからが心配だ」と語った。市議会定例会では、「国の主権に関わることは、一切他国に配慮する必要はない」とまで言い放つ字名変更賛成議員もいた。これに対し内原英聡議員(無所属)は、「私は、他者への敬意を市長に求めた」と語った。字名変更が議決された直後、中国は外交ルートを通じて日本側に「遺憾と厳重な抗議をした」と発表。台湾は宜蘭県の林姿妙県長が遺憾の意を表明し、同県議会は「尖閣諸島」の台湾名の「釣魚台」を「頭城釣魚台」に変更するように政府に要請することを決めた。(湯本雅典) 続き動画(5分52秒)「慰霊の日」(しま) *写真=石垣市議の二人

「滅茶苦茶な弾圧」と西山直洋さん〜「関西生コン弾圧を許さない東海の会」総会
6月21日、「関西生コン労組潰しの弾圧を許さない東海の会」の第2回総会が愛知労働会館で開催され、85名が参加しました。冒頭、共同代表の石田好江・愛知淑徳大名誉教授から、「関西生コン弾圧は、『公正な市場』を歪めるものへの弾圧とされているが、コロナ感染被害でも明らかなように、その市場経済こそが多くの格差・矛盾を生み出している」との指摘がありました。続いて、関西生コン支部の西山直洋執行委員(写真)が発言、この間の支援へのお礼を述べた上、「大阪地裁の裁判官は公判で『私は労働法は解らないのでこれから勉強する』と言い、大津地裁の裁判官は『これ、暴力団の事件ではなかったのですか』等と言う。取り調べの警察も検事も事件のことは聞かず、『ミキサー車で沖縄・辺野古へ行きましたね』等と言っていた。私は保釈されているが、組合員との接触や組合事務所への出入りの他、自分の事件とは全く関係のないホテルの宿泊まで禁止されている。滅茶苦茶な弾圧だ」と権力を弾劾しました。(愛知連帯ユニオン) 報告

川柳むしろ旗にこめた思い〜「あるくラジオ」乱鬼龍さん大いに語る
不定期のネットラジオ「あるくラジオ」が4か月ぶりに再開した。6月20日のゲストは、川柳人の乱鬼龍さん(写真)。ふだんは駄洒落のオジサンと思っている人もいるが、この日は川柳にかけた思いをたっぷり1時間語った。乱さんは川柳をつくるだけなく、つくり手を広げている。2008年リーマンショックを機に増大した「ワーキングプア」層。これからの川柳は「サラリーマン川柳ではなくワープア川柳だ」と直感したという。それがきっかけでレイバーネット川柳班がうまれた。また『救援』というニュースを通じて、獄中者に川柳を広げている。毎月「乱鬼龍」賞も出していて、3畳に閉じ込められた人たちの貴重な表現の場になっている。番組では死刑囚が詠んだ「死刑囚あなたに夢はありますか」や「獄中でたった一人のデモ行進」の句が紹介された。コロナ禍でもありパーソナリティのしまひでひろ・ささきゆみ両氏も含めて、全員「フェイスシールド」をつけての収録となった。(М) 続きアーカイブ録画(1時間)

武器を買うな!コロナに回せ!〜新宿で「いっしょに生きぬこう」デモ
「武器を買うな!『コロナ』に回せ!」「利権まみれの政府はいらない!」「安倍政権はもうたくさんだ!」「いっしょに生きぬこう!」。6月20日(土)JR新宿駅東口アルタ前にシュプレヒコールが響きました。午後1時からのアピール行動で実行委員会の松平さん(写真)は「私たちは日本の戦争する国に反対する反戦闘争をやってきました。しかしコロナの大流行の事態を前にして、人々がどう生き抜いていくのか突き付けられている中で、暮らしの問題、命の問題に取り組みながら、戦争する国に反対していく運動が必要だと考えました」と話しました。同時に労働・生活・労災・学生の相談コーナーも設置されました。労災相談に参加してくれた「東京労働安全衛生センター」の方は「診療所でコロナ対策をどうするのかと問題になった。4月の下旬には肺炎で来院した患者がコロナ陽性と判断された。診療のツールを変えたり、様々なことをやってきた。(尾澤邦子) 続き

米国 : 6.19 奴隷解放記念日に「国際港湾倉庫組合」(ILWU)がストライキ
アメリカでは、6月19日をジューンティーンス(英語: Juneteenth)と呼び、1865年に奴隷解放を最後に受け入れたテキサス州が奴隷解放宣言を読み上げ、真の奴隷解放が実現した歴史的な記念日である。例年、アメリカ各地で奴隷解放を祝う行事が行われているが、今年は5月25日にミネアポリス警察官により殺害されたジョージ・フロイド氏の事件に端を発した抗議活動が拡大し、6月19日には3万8千人の労働組合の造船所労働者が、米国の太平洋岸の29の全ての港とカナダの6つの港を閉鎖するストライキに発展した。主にアフリカ系の人々で構成され、1930年代に黒人労働者を組合員として受け入れた米国で最も進歩的な労働組合の1つである「国際港湾倉庫組合」(ILWU)の主導により、労働者たちは「黒人奴隷解放の日」に人種差別的な警察の残虐行為に対し抗議した。また、数百万人の人々が「Black Lives Matter」「ジョージ・フロイド」と声を上げてデモを行った。(愛知連帯ユニオン/ジョセフ・エサティエ) 続きストライキ声明TBSニュース現地映像(laborvideo)

河井夫妻の逮捕は安倍政治の責任!〜2か月ぶりに「国会19日行動」
6月19日、2か月ぶりに「国会19日行動」が再開した。降りしきる雨の中であったが、衆議院第2議員会館前に1800人が結集した。「安倍改憲発議とめよう!モリ・カケ・桜は終わっていない!検察庁法改定案は廃案を!安倍内閣退陣を!」の呼びかけで、6.19国会議員会館前行動が始まった。安倍政権は悪行の数々から逃れようと野党と国民の声を無視して、17日国会を閉会させた。野党、国民の声を無視した安倍政権に批判は高まっている。司会の山本さん「距離を取り、国会図書館まで広がってください」の声で開会した。開会挨拶は共同代表の小田川義和さん「コロナ禍に紛れて国会止めた。昨日の安倍会見は緊急事態条項まで持ち出し許せない。都知事選挙はオリンピックよりコロナ対策を呼びかけたい」。山添拓議員(共産)「河井夫婦の犯罪は酷く許せない。安倍首相が責任を取るとは何なのか? 国会の開催をすることから始まる。本当の責任を取ることを追及しましょう」。(宮川敏一) 続き

「堂々と論戦をしていきたい」〜レイバーネットTVで宇都宮けんじ候補
6月17日のレイバーネットTVは、18日の東京都知事選公示の前日だった。超多忙の宇都宮けんじ候補は、なんと移動中のタクシーの中からスマホでインタビューに応じてくれた。映像はボロボロだが音声はクリア。北健一キャスターの質問「やっていること、思い、支持層が重なる山本太郎さんも出馬することになった。率直にどう思いますか?」。宇都宮けんじさんは、「2016年のときは『お前はでるな』とか圧力がかかったことがあったが、それは民主主義社会ではやってはいけないこと。だれでも立候補する権利はあるし、自分の思いを訴えるのが民主主義社会なので、山本さんが出たら堂々と論戦すればいいと思っている。5月27日に私はたった一人で出馬会見をしたときは、これから野党統一候補も出てくる、山本さんも出てくると覚悟していた。立候補にあたっていかなる政党とも相談・協議はしなかったが、その後、立憲・共産・社民・新社会・みどりや市民団体が支持を表明し、輪がひろがっている。堂々と論戦をしていきたい」と語った。(レイバーネットTVプロジェクト) 続きアーカイブ録画(87分)詳細報告(笠原)山本太郎出馬について(渡辺てる子) *写真=タクシーからオンライン出演した宇都宮けんじさん

歪曲された「韓国の正義連」報道〜日本軍「慰安婦」水曜行動in新宿でアピール
6月の第3水曜日、17日午後12時30分から約1時間、東京・新宿駅西口で、日本軍「慰安婦」問題解決のための第31回水曜行動in新宿が行われました。4月5月はコロナ禍で中止となりましたが、この間韓国で永年「慰安婦」被害者の女性たちを支援してきた挺身隊問題対策協議会(現、正義記憶連帯)に対するすさまじい攻撃に、悔しい思いをしている方々も多く、この日の行動は熱気がこもっていました。日本軍「慰安婦」問題解決全国行動のヤン・チンジャさん(写真)は「韓国の正義連(正義記憶連帯)攻撃は、韓国の保守政治家、保守メディアが始めたもので、そのニュースの中身は偽物、ウソであり非常に歪曲された報道です。そしてそれをそのまま、検証もせずに報道している日本のメディアがあります。偽りの報道なのに、自ら取材もしない。メディアとして失格です」と話しました。(尾澤邦子) 報告


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