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<デモ暴徒化>じゃない!悪いのはオランドとデモ禁止令だ!〜パリ現地報告 11月29日のパリ「COP21」と、「デモ禁止令」「対テロ戦争首脳会談」抗議行動の報告です。私達は11時40分ごろにレピュブリック広場に着き、韓国人の人達と、「反核世界社会フォーラム」に関わる日本人とで、合同で横断幕を広げてマイクアピールしました(写真)。「安倍と朴クネは帰れ!」「原発も核兵器もいらない」です。大変注目されました。まさに今日が日仏首脳会談で安倍が対テロ戦争を宣言しに来る。抗議しよう! 気候変動の運動、先住民運動、パレスチナ連帯運動やアナキストのグループら多種多様な人々がまずは広場を練り歩き、場を温める。通りを全て機動隊が封鎖するが、運動側も虎視眈々と突破口をうかがう。ヒューマンチェーンを終えた人々が続々合流する。(報告=核と被ばくをなくす世界社会フォーラム実行委員会) 続き セブンイレブンにブラック企業大賞〜これからも「企業監視」つづける セブンイレブンジャパンが、第4回ブラック企業大賞に輝いた。11月29日に都内で開かれた授賞式で発表された。セブンイレブンは、本部が加盟店主らから過酷な搾取を行い、そのしわ寄せが学生のブラックバイトとなっている。こうした支配搾取構造が問題とされた。セブンのほかには、「アリさんマークの引越センター」で知られている引越社関東がウェブ投票賞と“あり得ないで賞”のダブル受賞、特別賞は消火器などの消防器具を販売している暁産業、ブラックバイト賞は明光義塾を運営する明光ネットワークジャパンがそれぞれ受賞した。授賞式には、セブンの加盟店オーナーや引越センターでパワハラや弁償金を取り戻すために闘っている当事者からの参加もあり、会社からの搾取や権利侵害の実態について発言した。(松元ちえ) 続き・ブラック企業大賞HP・リテラ「セブンイレブン受賞をマスコミ完全無視」 「あらしを呼ぶ少女」菱山南帆子さんが歩んだ道〜講演に笑いと共感 国会前の「戦争法案反対」集会で、大活躍した菱山南帆子さん(26歳/写真)。元気一杯のコールや司会で、多くの人を魅了した。その菱山さんの講演会が11月28日、東京・八王子であった。主催は<河原井さん根津さんらの「君が代」解雇をさせない会>。40人余りが集まった。2005年、「君が代」不起立で停職処分を受けた中学校教員の根津公子さんは、学校門前で抗議をしていた。このとき、根津さんの好物のおはぎを持って支援にかけつけたのが、当時高校1年生の菱山さんだった。この日は、菱山さんがなぜ市民運動にかかわるようになったのかを知る貴重な機会となった。講演で次々に飛び出すエピソードに会場は笑いと共感の渦に包まれた。1989年八王子市に生まれた菱山さんは、本や映画が好きな子どもだった。小学校3年のとき妹尾河童の『少年H』を読み衝撃を受ける。(佐々木有美) 続き・動画(菱山講演録 46分) 辺野古に基地は造らせない!〜「沖縄に連帯」4500人の熱気 秋空のもと、日比谷野外音楽堂で行われた「11.29辺野古に基地は造らせない大集会」は 、4500人が参加し、熱気にあふれていました。沖縄のヘリ基地反対協議会共同代表の安次富浩さんは「日本政府は沖縄の民意を無視して辺野古の基地建設を進めている。米国に従って進める政治はアベコベ政治だ。今現場ではものすごい闘いをやっている。ろっ骨を折った人が二人も出ている。胸部打撲は何人もいる。海上保安庁は全国動員で来ている。機動隊は警視庁の選抜隊が来ている。私たちは非暴力で島ぐるみで闘っている。座り込んで作業車を中に入れない闘いをやっている。沖縄の闘いと戦争法制反対の闘い、原発を許さない、TPPを許さない闘いが合わされば安倍政権に勝てる。参院選に勝利しよう」と話しました。(尾澤邦子) 続き・写真(shinya)・写真(佐藤茂美) 「原発の電気」とはさようなら〜「電力自由化」で広瀬隆さん講演 来年4月から電力自由化によって、私たち消費者が電力会社を選べるようになる。11月28日、東京・水道橋の「スペースたんぽぽ」で広瀬隆さん(写真)が「電力自由化で原発と電力会社を葬る!!」と題した講演を行った。会場は80名完全予約制でぎっしり。広瀬氏は、豊富なデータと資料をもとにマスコミでは知ることのできない電力をめぐる実態を明らかにした。「安倍がホルムズ海峡問題で騒いでいるが、2014年度の火力電力の原料の90%は石炭と天然ガスで石油は10%にすぎない。石油エネルギー危機は大ウソだ」。「電力会社の経営が厳しいのは原材料のせいではなく、原発を抱えているから。原発は動かさなくても維持費だけで数兆円かかる」とその具体的数字を示した。一方、安くて安定した電力を確保するため、企業は電力会社から購入せず、自社で発電機をもつようになり、その比率は年々増加している。大きく様変わりしている電力業界。そして来年4月から「電力自由化」である。(M) 続き 「今の住居から追い出さないでくれ!」〜原発避難者は訴える 11月28日、「避難住宅から追い出さないで! 原発避難者の声を聴く市民集会」が東京・四谷で開催された。集会では7人の避難者が訴えた。その中で共通に語られたことが「除染の欺瞞」である。除染して一時的に線量が下がっても、周囲の山の除染を行っていないのでまた線量がもどっているのが実態なのだ。避難者の皆さんは避難先にたどりつくまで多大な苦労を強いられ、さらにこの四年半の間、夫婦別居の二重生活や年老いた親の面倒見など苦労は続いてきた。苦労の状況はそれぞれでも避難者の一様の願いは、「今の住居から追い出さないでくれ!」ということなのである。今回の「打ち切り」は、国と福島県が一体になって帰還事業と並行して行おうというものだ。事態は緊急を要する。「ひなん生活を守る会」では、これまで以上の署名の集中を訴えている。(湯本雅典) 報告・動画(4分) 国際キャンペーンはじまる!〜韓国政府は労組弾圧をやめよ 国際ネットワークの「レイバースターツ」が韓国パク・クネ政権の労組弾圧に対して、世界から声を上げるように呼びかけました。以下、呼びかけから。・・・韓国のパク・クネ政権は、2013年の大統領就任以来、機動隊を動員して抗議行動を妨害したり組合指導者を逮捕するなど、幾度となく労働者や労働組合の権利を弱めようとしてきました。国際労働機関(ILO)は、数度にわたり同政権による深刻な結社の自由や団体交渉権の侵害を非難しています。最も最近の弾圧 として、警察が民主労総(KCTU)および複数の加盟組合の事務所を11月21日に家宅捜索し、資料・機材・コンピューターを押収しています。労働者数名 が逮捕され、KCTUのハン・サンギュン委員長に逮捕状が出ています。この弾圧は、労働組合が11月14日に開催した抗議集会を 受けてのものです。 続き・国際署名サイト・11.14集会への弾圧 *写真=殺人的放水銃(12.14集会) 必見ドキュメンタリー『川柳人 鶴彬』〜レイバーフェスタニュースNO.1発行 12月19日のレイバーフェスタのメイン映像は、石川テレビが今年つくった力作ドキュメンタリー『川柳人 鶴彬〜今に伝わるメッセージ』です。FNSドキュメンタリー大賞ノミネート候補で、2015年地方テレビ局映像のベストワンは間違いなし。戦争に向かう時代に川柳で抵抗した鶴彬(つるあきら)のことを描いた作品だが、2015年の今にオーバーラップしてくる。鶴彬の有名な一句に「手と足をもいだ丸太にしてかへし」があるが、この作品にも「手をもがれて」戦後を生きた元日本軍兵士が出てくる。このドキュメンタリーは縦軸として、2014年に公開された芝居「鶴彬」の制作過程を追っている。鶴彬役を演じた若き俳優の枝川吉範さん(写真中央)が何を思い、どう生きているのか。そこも見どころだ。レイバーフェスタ2015の「戦争vs文化」にふさわしいこのドキュメンタリーを一人でも多くの人に観てほしい。(ニュースNO.1より) 詳細・フェスタブログ 官邸前から生まれた「路上のサンバ」〜反原発を歌いあげる 11月25日のレイバーネットTVは、オープンチャンネル企画第三弾「ジョニーHのミュージック・ボックス(音楽箱)」で、3人組の音楽グループ「サンバ・ナ・フア」が登場した。プロのブラジル音楽家であるシトロン稲葉さんが、ボーカルのうらんさん、パーカッションのねこいちさんと出会ったのは、官邸前の脱原発行動だった。「サンバ・ナ・フア」は路上のサンバという意味。なぜ路上なのか? 稲葉さんはこう語る。「原発問題を通して民主主義って何だろうと考えた。場所を問わずきちんと意思表示をすることが、大事なことだと思った。そしてその基本は路上ではないかと思っている」。ブラジルの珍しい楽器の音色とともに、反原発のプロテストサンバに酔った1時間だった。(M) 写真速報・放送アーカイブ(70分) *写真=左から「ねこいち、うらん、稲葉」さん。 日本軍「慰安婦」問題の解決をめざして〜ユンミヒャンさん「挺対協」を語る 11月22日、韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)常任代表の尹美香(ユンミヒャン)さん(写真)が、東京の在日本韓国YMCA国際ホールで講演しました。日本軍「慰安婦」問題解決全国行動主催で、「挺対協は何をしてきたのか!?」と題する講演でした。「挺対協を反日団体だと思っている人たちがいる」からと、90年から始めた挺対協の活動の中身を話していただこうということでした。ミヒャンさんは、フェイスブックに日々の活動を詳しく報告しています。日本軍「慰安婦 」のハルモニと国連や欧州・アメリカなどで訴えを行ったり、週末に全国にいる被害者ハルモニを訪問したり、学生の集まりで講演したり、毎週の水曜デモを行ったりなどなど。 ハルモニが何を訴えどうだったかなど、写真を添えてわかりやすく書いています。休みもなく精力的に活動しているのに、「何をしてきたのか」というのは、とても失礼に思えました。(尾澤邦子) 続き むちゃくちゃ面白い韓国ドラマ「錐」〜労働組合を正面から取りあげる 韓国で今、「錐」というテレビドラマが話題になっています。 韓国のドラマは見たことがないという人も多いかもしれませんが、韓国で今、労働組合を正面から題材にしたテレビドラマとして話題になっています。「錐」は最初、インターネットでコミックとして公開されましたが、コミックとしては異色の労働組合や労働問題を扱った作品として、韓国の労組関係者にはちょっとした話題になっていました。コミックとはいえ内容は本格的で、「労働組合とはどのようなものか」「団体交渉とは何か」「労働法について」「就業規則について」「労働者の権利について」など、毎回、基本的かつ重要な概念を紹介し、「マンガで労働運動を学ぶ時代になった」と注目されていました。このコミックをケーブル局のJTBCがドラマ化したのが「錐」です。(安田幸弘) 続き・「ハンギョレ新聞」日本語版 *写真=ドラマ「錐」より SCATセミナールーム「毛呂分室」がプレオープン〜映像制作めざす人たちに開放 11月22日、埼玉県毛呂山町にSCATセミナールーム「毛呂分室」がプレオープンした。場所は都心から1時間半のところで最寄り駅は東上線「武州長瀬」。30〜40人入る上映室が2部屋あり、宿泊設備も揃っている。オーナーの金野正晴さん(写真)は、「3分間ビデオなど誰でも映像が撮れる時代。これから始めようとする人たちに上映の場、学習の場として提供したい」と語る。また「戦争の真の原因を追及した」高岩仁監督の仕事を広げたいと「高岩仁記念室」もつくった。自称「左翼応援団」。プレオープンのこの日は、砂川事件元被告の土屋源太郎さん講演会や『ブライアンと仲間たち』(早川由美子)『戦争案内』(高岩仁)の上映会もあり、賑わった。SCATセミナールーム「毛呂分室」は、来年から本格的にオープンし合宿などを受け付ける。(M) 報告・動画(金野インタビュー 3分) インドの反原発活動家クマールさんが訴え〜11.20金曜行動レポート 11月20日金曜日、原発反対の抗議集会が今夜も行われた。昨夜は、この国会前で9000人もの人々が埋めつくして“戦争法反対”の抗議で盛り上がったばかりだ。そこに、また長い行列ができていた。インド人をはじめ三重、福島、青森などの遠方からもきてスピーチしていた。連日抗議はやまない。今回特に目についたのは、安倍がインドへ原発を売ろうとしていることへの抗議だった。インドの反原発活動家、クマール・スンダラムさん(写真)は日本語がペラペラで、「12月に安倍が訪印して“日印原子力協定”の条約を結ぼうとしている。これに反対してください」と訴えていた。安倍は一人で<総活躍社会>を演じ、世界をとびまわり、オバマのイエスマンとなり、その下で大企業の手先となって原発と武器の売買に奔走している。プラカードやたれ幕にはそれを許さない文字が躍っていた。(木下昌明) 続き・動画(7分50秒) 韓国:ソウル散歩、あちこちで座り込み〜無名の人たちが訴える 11月上旬、久しぶりにソウルを訪問する機会があった。短い滞在ではあったけれど、今回は「無銭旅行」に徹することにしたため、いつもなら地下鉄やバス、タクシーで移動するソウルの街を歩いてみることにした。実際、ソウルの市内は東京と較べるとかなりコンパクトで、東大門から西大門まで歩いても1時間もかからない。街の風景、人々の様子を観察しながら見知らぬ土地を歩いてみると、ガイドブック片手に目的地から目的地へと効率的に移動する観光客の目には見えてこないさまざまなものが見えてくる。たとえば、街頭で座り込みをしている人たち。 日本でも霞ヶ関の脱原発テントのような例はあるけれど、かなり例外的。何千、何万という人たちの思いがなければ霞ヶ関のテントは持たない。しかしソウルでは無名の人たちが、何千、何万という人に自分たちの思いを伝えるために、あちこちに無数のテントが張られ、座り込みの場所が作られている。(安田幸弘) 続き *写真=セウォル号問題解決を求めるテント 戦争法廃止!国会正門前集会に9000人〜「あきらめてはいない」一色 11月19日、戦争法強行採決から2か月目のこの日、2回目の国会正門前集会が行われ9000人が集まった。集会の雰囲気は、「あきらめてはいない」一色であった。参加者にマイクを向けると、元教員の方は、「平和」と大きく書かれた手作りのむしろ旗をかかえ「今のままでいいのかというのが強い気持ちだ」と答えた。日本共産党の井上哲士参議院議員は、民主党の呼びかけで野党5党との2回目の懇談会が行われたことを報告した。社民党の照屋寛徳衆議院議員は沖縄辺野古の闘いの報告をし「戦争法と辺野古の基地建設の根っこは同じだ」と発言した。集会のまとめは、主催者を代表して高田健さんから今後の闘いの方針が提起された。。その中で高田さんは「戦争法廃止を求める2000万人統一署名」について、「来年の参議院選挙で与党を引きずりおろすための野党共闘に向けた私たちの意思表明でもある」と署名の意義を強く訴えた。(湯本雅典) 報告・動画(3分28秒)・感想(佐々木有美)・動画(ノーマ・フィールド発言)・渡部通信 辺野古の闘いは自信と誇りの宝物〜『戦場ぬ止み』三上智恵監督 アナウンサー歴27年だけに、しゃべりは得意だ。しかも聞き手の胸に届く言葉を持っている。ジャーナリストであり、映画監督の三上智恵さん(51/写真)の講演が11月1日、北九州市小倉北区の商工貿易会館であり、平和への思いを体現する沖縄民衆の最前線の現実に250人の参加者が聴き入った。「辺野古埋め立て土砂搬出反対」北九州連絡協議会など主催。三上さんの名を全国に知らせたのはキネマ旬報文化部門1位のドキュメンタリー映画『標的の村』(2013年)。垂直離着陸輸送機オスプレイの着陸帯建設に反対する沖縄県東村高江の住民の姿を丹念に追った。そして今年の『戦場ぬ止み(いくさばぬとぅどぅみ)』は名護市辺野古沿岸部の埋め立てにあらがう住民の強い意志を映し出す。高江と辺野古は、オスプレイの訓練先と配備先という不可分の関係にある。(林田英明) 続き フリーランスはしつこくやり続ける!〜秘密保護法違憲訴訟で不当判決 「予想されたとはいえ悔しい」。報告集会で原告一人ひとりが思いを語った。2014年春にフリーランス43名が提訴した秘密保護法違憲訴訟の判決が、11月18日東京地裁(谷口豊裁判長)であった。原告は「秘密保護法は知る権利を奪い取材の自由を制限する」憲法違反の法律であるとして、「違憲無効確認と国家賠償を求めて」争ってきた。今回の判決は「裁判所は具体的な紛争を離れて、法律が憲法に適合するか否かを判断できない」と憲法判断を回避し、「違憲無効確認請求は不適法」と訴えを退けた。また国賠請求についても、「原告らの法的利益が侵害されているとは認められない」として請求を棄却した。報告集会で原告たちは異口同音に司法を批判した。原告の林克明氏は語る。「小さいけど1年半の裁判を通じて世論の喚起ができた。われわれフリーランスの強みはしつこいことだ。これからもしつこくしつこくやっていこう」と訴えた。原告らはただちに控訴することを決定した。(M) 写真速報・支援する会FB・田中龍作ジャーナル・判決要旨(pdf) *写真=報告集会(参院議員会館) 第五福竜丸事件の隠された事実〜映画『放射線を浴びたX年後2』公開 近年見た映画で衝撃的だった1本に『放射線を浴びたX年後』がある。これは南海放送(愛媛)の伊東英朗監督によるドキュメンタリーだ。1954年、米国の核実験で第五福竜丸が被ばくした事件では、1隻だけでなく延べ992隻が被害に遭い、多くの漁船員が亡くなっていたという事実。翌年、日本政府が米政府から200万ドルの慰謝料で“完全解決”を図り、魚の放射能検査を中止し、すべての魚が食卓に上がったという事実――映画は隠された実態を暴き、これまでの歴史認識を変えたのである。あれから3年、その続編『放射線を浴びたX年後2』が公開される。ここでは日本全土に降り注いだ死の灰はどうなったかの調査とともに、東京に住む川口美砂さん(59)の半生を介して「X年後」の今を浮かび上がらせている。川口さんの故郷は高知県室戸市の漁師町。そこで偶然、『X年後』をみて「私の父はなぜ死んだのか」と疑問を抱く。彼女の父は漁師で36歳で亡くなった。(木下昌明) 続き・映画公式サイト・監督インタビュー(OurPlanet-TV)・ウィキープロダクション情報 トヨタの下請け ダエソル・インドネシア労組に支援を!〜決起した契約労働者たち 今年、2015年10月末からインドネシアで、韓国企業の子会社、ダエソルインドネシア社で労働争議が起きていて支援要請がきています。ダエソルはトヨタ紡織、ダイハツ、GMなどにフロントガラスのサンバイザーを納入している下請けです。インドネシアでは契約労働者が多く身分が不安定ですが、民主化とともに労働法が改正されたこともあり、2012年中ごろからジャワの工業都市、とりわけ日本企業が多く進出しているブカシ県を中心に、最低賃金の引き上げと、派遣労働・契約労働の是正をもとめて大規模なストライキが多発し、12年10月にはゼネラルストライキが行われジャカルタに通じる高速道路の封鎖なども起きました。次々と結成された労働組合は、労使交渉により賃上げだけではなく、正社員化を認めさせています。インドネシア労働運動は、経営者から解雇などの仕打ちにあいながらもその勢いはいまだに衰えていません。(遠野はるひ) 詳細 *写真=ジャカルタのトヨタ・アストラモータ前での抗議行動 韓国 : キャンドル以後最大規模の集会〜催涙液放水銃で鎮圧、1人が重態 11月14日、全国からソウルに上京した労働者、農民、貧民など13万人が朴槿恵(パク・クネ)政権退陣を掲げてソウルの中心部で大規模な集会を開いた。 2008年のBSE牛肉キャンドル以後、最大規模の集会だ。警察は催涙液を混ぜた放水銃を発射して強硬に対応し、結局70代の農民ペク某氏が警察の放水銃で直撃され重態に陥る事件が発生した。この他にも29人にのぼる負傷者が発生し、26人が警察に連行された。この日のデモ隊と警察の衝突は延々7時間近く続いた。上京した13万人の労働者、農民、貧民、青年学生などは、午後4時から光化門広場で民衆総決起大会を開く予定だった。彼らは大会の前にソウル駅、市庁、大学路、鐘閣、西大門など、ソウル市内のあちこちで18の部門別事前大会を開いた後、光化門広場に集結する計画だった。 だが警察が光化門広場一帯をはじめ、デモ隊の行進経路を車壁で塞いだことで衝突が発生した。(チャムセサン報道) 詳細・ハンギョレ新聞・動画(放水銃直撃) シールズの声はやまない!〜辺野古新基地反対、新宿アルタ前で抗議集会 11月14日、「パリで同時多発テロ 120人超死亡」のニュースをみたあと、シールズ主催の「辺野古新基地建設反対」の抗議集会に出かけた。世界はいよいよ泥沼にはまっていく米英露仏など巨大国が「イスラム国」(彼らが生み出した怪物)の拠点を空爆で攻撃すれば、かならずどこかの大都市は自爆や機銃で報復される……といったくり返し。日本は戦争法の成立で、戦争経済に突入しようとしている。危険な道に足をふみ入れてしまった。そんな状況下、人々がにぎわう新宿アルタ前の広場で午後2時40分ごろから、本間信和さんの司会で抗議がはじまった。沖縄の赤嶺政賢、糸数慶子両議員が、いかに政府が沖縄の民意無視のゴリ押しで基地建設を進めているかを訴えた。スペシャルゲストにソウルフラワーユニオンの中川敬さんがよばれて、辺野古にかかわる歌を3曲うたった。(木下昌明) 続き・動画(6分42秒) ズシンと身体に響く揺れ〜川内原発タービン建屋から蒸気 ズシンと身体に響く揺れ、地震だと飛び起きた。(05:55) 夜来の雨、外は未 だ暗い。防災無線が何か喋っているのだが、テントのある久見崎海岸からは遠く、しかもあちこち反響しあって良く聞き取れない。携帯の緊急地震速報によれば鹿児島西方沖で強い地震が発生したとのこと。原発の状況は暗すぎて分からないが、6時13分、九電は平常運転中と発表。以後防災無線は原発に異常はありませんと繰り返す。日置のMさんからは6時過ぎのNHKニュースの画面に蒸気が立ち上って見えたがという問い合わせがあった。テントのある海岸からは見えなかったが、もしやと思い正門前に行くと 小規模だが10秒おき位にタービン建屋から蒸気が噴出するのが確認された。(川内テント通信) 報告 *写真=11/14ゲート前 レイバーフェスタ2015〜「戦争vs文化」テーマに12月19日に開催 今年のレイバーフェスタは12月19日(土)東京・田町交通ビル6Fホールで開催する。「戦争法案」や「労働法制改悪」で揺れた2015年、これからニッポンに未来はあるの? なんとかしなくちゃ! なんとかしようよ! 今年のレイバーフェスタのテーマはズバリ「戦争vs文化」。戦争で大儲けしようとしている政界・経済界や、賃金ドロボウ「ブラック企業」と対抗するため、どう文化で挑むのか。一緒に表現しよう! 考えよう! メインの映像は、戦時下と現代を描いて話題ふっとうの石川テレビ『川柳人 鶴彬〜今に伝わるメッセージ』。戦争が現実化しつつある今の日本で必見の作品だ。演劇、音楽もある。また最新映像「アリさんマークの引越社」「戦争法案ドキュメント」を初披露する。恒例の「川柳」「3分ビデオ」も公募する。さあ一緒に「レイバーフェスタ」を作っていこう。現在、チラシ配布協力者を募集している。(フェスタ実行委員会) 詳細・川柳応募ページ・FBページ いま言わないと後悔する!〜自衛官家族・富山正樹さんの静かな決意 11月11日のレイバーネットTVに、福岡から飛行機でやってきた自衛官家族・富山正樹さん。早く着いたので、国会・議員会館前に行き、90分間スタンディングしてきたという。かれが掲げていたのは、「自衛官に憲法99条 尊重擁護義務違反の汚名を着せるな!」という垂れ幕(写真)。憲法違反の集団的自衛権行使を強制される自衛官の怒りを表現していた。横須賀の平和運動家・新倉裕史さんは「保安隊から自衛隊になったときには“戦争をするために入ったのではない”と“再宣誓”の署名を拒否した人が7300人もいた。今回も自衛隊の性格が全く変わるわけだから“再宣誓”が必要。自衛官一人ひとりに意志を聞くべきなのに何もやられていない」と憤る。自衛官の息子とはどんな話をしているのか、と問われた富山さんは「話したがかれは何も答えなかった。自分の頭で考えるのをやめたほうが軍隊の中では楽なのでしょう」と息子の気持ちを思いやる。(M) 続き・放送アーカイブ(特集は10分から)・感想(堀切さとみ)・富山正樹「これだけは言いたい」 3分のビデオから見えてくるニッポン〜ビデオアクト上映会 11月10日、東京ボランティアセンターで「ニッポン・戦争・私」をテーマにした3分ビデオ上映会があった。主催はビデオアクト。よかった! 22作品を一挙公開。安保法案に反対するデモ関連から始まり、戦争体験した父親の過去をひもといたもの、戦争が始まることを想定したドラマ仕立ての作品、沖縄、ガザ、福島からみた戦争・・・ひとつひとつが力作だった。どういう順番で上映するかで全体の印象は変わるのかも。それがオムニバスのおもしろさなのかな。22色がうまく配列されていて、観終わった後、何ともいえない爽快感が残った。3分の中に込められたものは大きい。長い歳月をかけて、ここに結実させたんだという作品がいくつもあった。(堀切さとみ) 続き・ビデオアクトHP・NHKニュースウェブ *写真=上映後のトーク 福島の青年、臨時採用教職員の実態は?〜福島県教組 押部青年部長に聞く 11月7日、8日、福島県郡山市で「福島県教組青年部教育労働者研究集会、臨時採用教職員全県交流集会」が開催された。集会に先立って、押部香織青年部長(臨時採用教職員部担当、障がい児教育部担当/写真)に話を聞いた。福島県教組青年部が行ったアンケートによると、「今のようなはたらき方を定年まで続けることが可能だと思いますか」の問いに、「可能だと思う」が32%、「可能だと思わない」が38%、残りが「わからない」という回答があった。その原因を押部さんは、「学力向上や部活などで、忙しすぎる状況が蔓延していること」をあげた。押部さんは、青年部長になって以降県内約600校以上の公立学校現場をまわったが、「仕事が忙しくて面会できない」青年教職員もいたというほどだ。そして、来年度からは、新人事考課制度(業績評価制度)が本格実施する。(湯本雅典) 報告・動画(3分38秒) 郡山駅前で毎週金曜日、脱原発を呼びかけ4年 福島県、JR郡山駅西口駅前では、毎週金曜日「原発はいらない金曜日in郡山」として脱原発を市民に呼びかける取り組みが有志で取り組まれている。この取り組みが始まって4年、継続して続けられている。JR郡山駅前では、東口のモニタリングポストが毎時0・25マイクロシーベルト前後を示している。この数値は、文部科学省が示した「除染基準」の毎時0.23マイクロシーベルトを上回る数値だ。11月6日、郡山駅前の金曜行動に毎回参加している梅津俊也さんは、市民に向かって「ぜひ声をあげましょう。言いづらいのなら匿名でもいいから、意思を表しましょう」と訴えた。(湯本雅典) 報告・動画(3分) 「愛とプロテストの歌」ライブコンサート〜多民族老若男女で盛り上がる 11月7日(日)、新宿カフェ・ラバンデリアで東京スプリング・イベントが行われ、チチカカ・デュオ(アンジェロ&チカコ)による「愛とプロテストの歌(ソング・オブ・ラブ&プロテスト)」という題名のライブコンサートが開かれた。開演と同時に、多民族老若男女満席の観客にはマラカスやタンバリンなどの打楽器が配られ、いきなりボサノバのリズムで全員がリズムをとり、会場は一体となった。司会のスレイマンさんとの掛け合いも楽しく始まったが、イタリア語の教師でもあるアンジェロさんは、事前に配布した日本語の解説書と歌詞を元に、一曲一曲を解説しながら、リードボーカルをとりながら、観客全員で合唱させたり、途中で来店したブラジルやフランスの女性を歌わせたり、自由に表現する温かい雰囲気でライブは進んだ。(ジョニーH) 報告 核・原発に反対しているアジア民衆を知ろう!〜『原発をとめるアジアの人びと』刊行 福島原発事故以降、安倍政権の原発再稼動や原発輸出の動きが明らかになってきている。そんななか『原発をとめるアジアの人びと』(ノーニュークス・アジアフォーラム編著創史社)が発行された。この本は、22年にわたって続いてきたアジアの反原発運動の歴史と現状を概観し、新たな展望を探っている。幸いにもいままで知られていないアジアの運動を紹介するものとして、あちこちから推薦や賞賛の言葉が届いている。今回は出版を記念して、アジアにおける原発や核に関わるこれまでの問題や運動を、現状も含めて映画・映像にて紹介する映画会と講演を11月28日(土)に渋谷区神宮前隠田区民会館(JR原宿駅より6分)で開催することになった。いままで紹介されてきた貴重な映画などもまとめて観賞できるよい機会なので、ぜひご参加いただきたい。(安齋徹雄) 詳細・関連記事・11.28映画会HP 辺野古に新基地はつくらせない!〜東京でも広がる抵抗の連帯 10月13日に翁長沖縄県知事が、辺野古での米軍新基地建設に伴う公有水面埋め立ての承認を取り消してから約1ヶ月が経過した。この間、沖縄防衛局が「私人」になりすまして、国土交通大臣へ「埋立て承認取消」を不服として行政不服審査請求と執行停止を申し立て(10月14日)、これを受けて石井啓一国交相は承認取消の執行停止を決定(27日)、翌28日に政府は地方自治法に基づき、県知事に代って承認取消を撤回する「代執行」手続きの開始を宣言、沖縄県警が警視庁に要請し機動隊員100数十名を増強し、辺野古キャンプシュワブゲート前で非暴力の抗議活動を続ける住民たちを暴力的に排除して、本体工事の準備を強行するなど、日本政府の性急で身勝手な強権の発動が際立っている。このような日本政府の露骨な沖縄差別に抗議し、翁長県知事の「埋立て承認取消」を支持する緊急行動や、防衛省や国交省に対する抗議デモや政府交渉などが、東京でも連日のように行われてきた。(西中誠一郎) 続き 「もんじゅ廃炉・伊方再稼働」発言続く〜再稼働反対!金曜行動レポート 11月6日金曜日、いつもの反原発抗議行動の日。この日は朝からよく晴れていたので、国会周辺にも時間になると人々は集まってきた。最初に、10日前に東京高裁から控訴審の判決で控訴棄却された経産省前テントひろばに出かけた。テントはまだ立っていた。そこには「テント撤去を許さない」の横断幕がはられていた。また経産省がとりつけた監視カメラが目についた。テントの看板は「1518」日を示していた。国会前のスピーチでは、前日に報道された「もんじゅ廃炉」をめぐる発言が多かった。その中で共産党の藤野保史議員(写真上)の話がわかりやすかった。かれは、「原子力規制委員会は運営機関を変えるべきと言っているだけで、もんじゅ廃炉は言っていない。この事業そのものがおかしい」と指摘した。(木下昌明) 続き・動画(7分42秒) 戦争法反対の闘いのこれから〜自発的個人の動きは今に始まったわけではない 戦争法案が参院特別委員会で採決された九月一七日、私は国会正門前にいた。闘いは終わってはいない。しかし、これまでを振り返ってみる。たとえば六〇年安保と比較して、あのときは労組や政党による組織動員すなわち「上からの指導」が主であったけれども、今回は自発的個人が中心になったという評価が、戦争法に反対する運動に対して好意的な立場から寄せられている。その好意には感謝するし、状況を前向きに捉えるのは大事なことである。その上で、そうした評価のやや一面的であることを思う。言いたいのは、自発的個人の動きは今になって始まったわけではないということだ。六〇年安保の時点においては、彼らは労組の中にあっては戦闘的活動家として指導部を突き上げ、六月四日にはゼネラル・ストライキを決行するところまでもっていった。そうして組織外の自発的個人と組織の運動とが綯(な)い合わさって、新安保条約可決はゆるすも岸内閣は退陣させるだけの大闘争を作ったのである。(土田宏樹) 全文 *記事は『伝送便』より転載。写真は1960年6月15日国会前 53秒でわかるマイナンバーへの対処法〜動画を緊急アップ 千葉や神奈川、東京多摩地区でも「マイナンバー」(個人番号)の付番通知(通知カード)の配達が始まった。その書類には個人番号カードの申請書も添付され、スマホでの申請も可能で、何の気なしに申請する人が出かねない。そこで、持ってても意味ない、将来は全員所持で管理や監視に使われるカードは普及させない、というキャンペーン運動を始めている。制作した53秒の動画は、政府広報のパロディ版で監督・土屋トカチ、プライバシー・アクション企画・制作。ネット拡散を呼びかける。また、12月12日(土)午後、新御茶ノ水の連合会館で「マイナンバーはいらない!大集会」を開催する予定だ。(白石孝) 記事・動画「マイナンバー/個人番号カード申請書/カンタン無視!篇」(53秒) *写真=動画より アマゾンに労働組合ができた!〜「非人間的職場」を変えるために 11月4日、厚労省記者クラブで「アマゾン・ジャパン労働組合」結成の記者会見が行われた。出席したのは当該のアマゾン社員Aさんと加入組合の東京管理職ユニオン鈴木委員長と森下書記長だった。「アマゾンではメディア取材を受けると懲戒処分になる。当該の撮影は首から下にしてください。音声は加工してください」と鈴木委員長がまずクギを刺した。そして会見で語られた「世界8万8千人・日本3千人」の巨大企業アマゾンの職場実態はすさまじいものだった。出入荷の管理の仕事をするAさんは語る。「長時間労働はあたりまえ。そして上司のパワハラが酷かった。通勤電車に飛び込もうとまで思った」。結局、Aさんはうつ病を発症した。そして安心して働ける職場をつくりたいと思い、管理職ユニオンに駆け込んだ。「私の回りでも心を病む人が多く3割くらいの人が辞めていく。自分だけの問題ではないと思った」と組合結成に至る思いを語った。(M) 続き・記者会見動画(6分)・朝日新聞 *写真=会見に臨む鈴木委員長と森下書記長 脱原発をめざす市民が「行脚」〜電力会社東京支社を巡る抗議行動 11月3日(火・祝) 晴れ渡った東京の秋の一日を、脱原発を目指す市民が集まって、東京都心に集中する電力会社東京支社を巡る「行脚」を行いました。2013年から始めた「行脚」という抗議行動、今回の順路は下記の通りです。【東電⇒関電⇒中部電⇒経産省資源エネルギー庁⇒四電⇒北海道電⇒中国電⇒九電】。集合場所はJR新橋駅。昼過ぎに集まったのは10数名。告知はツイッターでしたので、それをご覧になった方も数名いらしてくださいました。 まず、新橋から徒歩で数分の東京電力へ。東電には、賠償は税金任せにして三期連続の黒字を出している、悪魔のような所業を批判し、事故の責任を取って潰れろとアピール。そして、13時には、澤地久枝さんが提唱された「アベ政治を許さない」というプラカードを掲げる全国一斉行動に参加しました。(お吉) 続き 韓国の古里原発「甲状腺がん」で一審勝訴〜イ・ジンソプさん意気高く 韓国・釜山市の古里(コリ)原発近くに住むイ・ジンソプさん(49/写真)は、ちょっと気難しそうに見える。本人は直腸がん、妻パク・クムソンさんは甲状腺がんを患い、息子・均道(キュンド)さん(24)は自閉症だ。一家は平穏な暮らしを送ってきたわけではない。10月上旬、息子と九州を回り、「イ・ジンソプ訴訟」といわれる環境訴訟1審勝訴の意義を語った。11日、小倉北区の男女共同参画センター・ムーブで開かれた集いには40人が参加。通訳を介してその実情に触れることができた。釜山に韓国初の原発が稼働したのは1978年。子どもの目にも、そこは夢の仕事場だった。原発の近くは開発が制限され、自然環境が保たれており、静かな機張(キジャン)郡の町をイさんは気に入っていた。ところが息子の発達障害に加え、イさんが2011年、妻は12年に、がんを手術。(林田英明) 続き 第27回「多田謡子反権力人権基金」受賞者決まる〜山城博治さんら3人 すぐれた人権活動に贈られる「多田謡子反権力人権基金」の今年第27回の受賞者が決定した。斉間淳子さん(伊方原発反対の闘い)、方清子(ぱんちょんじゃ)さん(日本軍「慰安婦」問題解決のための闘い)、山城博治さん(沖縄における平和運動)の3名だ。選考理由も発表された。斉間淳子さんは、伊方原発3号機再稼働反対運動を長年やってきており、現在その中心的存在となっている。方清子は、日本でまだ「慰安婦」問題が広く知られず、取り組みもなかった1990年代はじめから、在日の女性としての主体性をかけて、日本軍「慰安婦」問題解決のために闘ってきた。山城博治さんは、反基地闘争の最前線に身を投じ、新たな基地建設阻止のために奔走し奮闘する日々を送っている。12月19日に受賞発表会が開かれる。 詳細 *写真=山城博治さん(辺野古・10月29日撮影) 止めよう!戦争法の発動〜「2015秋の憲法集会」開かれる 11月3日、東京・水道橋の韓国YMCAスペースYで「2015秋の憲法集会〜止めよう!戦争法の発動」と呼びかける集会が開かれた。主催は「11・3集会実行委員会」。地下ホールを満員にする250人が参加した。午後2時、司会の菱山南帆子さんが、午後1時を期して一斉に行なわれた「安倍政治を許さないスタンディング行動」を紹介した。最寄りのJR水道橋駅にも有志が立ったという。吉岡達也さん(ピースボート共同代表)が開会挨拶。「憲法問題は日本だけの問題ではない。アメリカの世界戦略と密接に係わっている。そして闘いもつながっている」。「世界の市民の声が、日本の運動を応援している。日中韓をどう結ぶか、アジアの平和をどう守るかだ。日本の民主化とアジアの人々とのつながり。この二つが大切だ」と語った。(Y) 続き 2000万人「戦争法の廃止を求める統一署名」始まる〜総がかり行動実行委員会 「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」が呼びかける「戦争法の廃止を求める統一署名」運動が11月3日からはじまる。目標数は2000万人。「従来はともすると別々に取り組まれていた署名運動を1本化するという画期的な試みで、参院選での野党の協力と勝利にも大きな弾みとなると確信しております」としている。署名用紙は、総がかり行動実行委員会のサイトからダウンロードできる。期間は2016年4月25日まで。半年で2000万という短期決戦だ。どれだけ集めて安倍政権に突きつけることができるのか、私たちの力量が試されている。 記事・総がかりHP(ダウンロード) 辺野古現地速報 : 怒りをもった人々を機動隊は止めることはできない! 今日(10月31日)も機動隊は午前6時45分になると動き出した。昨日、二見側の道路上の攻防にてこずった反省?を生かし、かなりの人数を配置してきた。7時近くになると、ダンプが連なってやってきた。案の定、二見の反対住民約30名はすぐに壁側に追いやられてしまった。メーンの工事車両ゲートでは二見の成功で余裕を見せる機動隊。ゆっくり排除を始める。ごぼう抜きしては少人数ごとに壁に囲い込む。しかし機動隊の誤算は、囲いから何人も抜けだしダンプの前に立ちはだかるのでなかなか規制ができない。その攻防が約1時間続き、機動隊に疲労が見られる。この攻防で女性が足にけがを負い病院に運ばれる。何人もの女性から機動隊のセクハラ行為の苦情が多く寄せられている。ここで機動隊の暴力に抗議するため、新ゲートを座り込みで封鎖。当然機動隊は排除を始める。しかし怒りを持った反対住民を止められるはずがない。(佐藤茂美) 報告(10/31)・報告(11/2) 以前のトップページへのリンクを表示:
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