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サラリーマンもOLも怒っているんだ!〜脱原発スーツデモ
10月30日夕方、勤め帰りのサラリーマンやOLで賑わう東京・新橋駅界隈に、スーツ姿の「脱原発デモ」が出現した。「スーツを着て、デモをしよう。折り目正しく、抗議しよう。声を上げることは、決して特別なことなんかじゃない!ごく普通に働き、ごく普通に生活している私たちの声を、ビジネス街へ向けて、ストレートに伝えよう!」を合い言葉に、約600人が1時間デモ行進した。永田町、霞ヶ関界隈で毎週続けられてきた「脱原発金曜デモ」。今年夏に、国会議事堂前の「ファミリーコーナー」の参加者から提案があったのがきっかけ。秋も深まり、スーツ姿のサラリーマンたちが仕事を終えて駆けつけた。(西中誠一郎) 写真速報

哲学者が見抜いたナチス裁判における「悪の本質」〜映画『ハンナ・アーレント』
マルガレーテ・フォン・トロッタ監督の『ハンナ・アーレント』は見応えのある劇映画だ。ニュージャーマン・シネマの1人として『鉛の時代』『ローザ・ルクセンブルク』など社会問題や政治事件に取り組んだトロッタ監督が、今度はドイツ系ユダヤ人で米国に亡命したハンナ・アーレント(1906〜75年)の生き方を描いている。アーレントは『全体主義の起原』や『暗い時代の人々』などの著書で知られる哲学者、政治思想家。映画は特に、ナチス指導者の1人、ルドルフ・アイヒマンの裁判に立ち会った時期(60年代)の彼女に焦点をあてている。(木下昌明) 続き映画公式サイト

アジア女性労働者交流集会開かれる〜韓国・香港・インド・日本が参加
10月27日(日)、東京・明治大学研究棟でひらかれた「アジアの女性労働者の現状と課題〜今をつなぐ、未来につなげる〜」オープン・ミーティングに参加しました。韓国、香港、インドからのゲストも含め約80人が参加していました。30年にわたってアジアと日本の女性労働者をつなぐ活動を進めてきたCAWネット・ジャパンの呼びかけで、アジア女性資料センター、働く女性の全国センター、プレカリアートユニオンなど9つの団体が実行委員会を立ち上げ、共同での取り組みでした。(尾澤邦子) 報告

稀代の悪法・秘密保護法を廃案に〜平和フォーラム集会に2800人
10月29日、東京・日比谷野音で「秘密保護法案と立憲主義否定の国づくりに反対する10.29集会」が開催された。主催は平和フォーラムで、自治労・日教組・私鉄総連はじめ様々な労組が集まり、約2800人の結集となった。辻元清美民主党議員(写真)は、「この法律では国権の最高機関であるはずの国会議員でさえ情報にアクセスできない。特定秘密を問うたら議員も含めて懲役10年の処罰! なめるんじゃないよ。私は立法府に働く者としてしっかりと廃案に追い込んでいきたい」。新聞労連・大江史浩書記長も「情報はだれのものか、主権者である国民のもの。一握りの政治家や官僚のものではない。いま必要なのことは情報統制ではなく、情報公開制度のさらなる充実だ」と熱弁。最後にフォーラム藤本事務局長が「きょうは第一歩。稀代の悪法・秘密保護法を世論の力で廃案に追い込もう。11.21大集会に集まろう」と訴えた。(M) 写真速報11.21秘密法反対大集会HP11.5緊急集会

DVD「誰のためのTPP?―自由貿易のワナ―」発表
NPO法人アジア太平洋資料センター(PARC)が、DVD「誰のためのTPP?―自由貿易のワナ―」(37分)を発表した。何気ない日常を過ごす大学生が、ふとしたきっかけでTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)を追いかけていくという、若者の目線でTPP及び自由貿易を捉え、視聴者と共に考えていく内容だ。関税撤廃で大規模な被害が想定される北海道農家の取材に始まり、医療・労働・食の安全など多方面に及ぼす影響を専門家のインタビュー、TPPの源流を探るクラフトアニメーション等で構成されている。「TPPって何?」という方にこそ見てもらいたいTPP入門編DVDだ。(土屋トカチ) 問合せ・申し込み先=PARC

いのちとくらしを守る10・27団結まつり〜原発・雇用・改憲テーマに開催
10月27日(日)、東京・亀戸中央公園において、「いのちとくらしを守る10・27団結まつり」が開催されました。第27回目の今年は、「なくそう原発!とめよう雇用破壊!ゆるすな改憲!」がメインスローガン。ステージ企画では、大熊町の明日を考える女性の会・木幡ますみさんからの報告、様々な労働組合からの報告・訴え、メイウインズ、ノレの会、月桃の歌舞団、ジョニーHさんらの音楽。テント企画・広場企画では、反原発交流、争議団交流、しゃべり場、フリーマーケット、模擬店などでにぎわいました。天候にもめぐまれ、多くの労働組合・争議団・市民らが結集し、成功裏に終了しました。(佐藤和之) 写真速報ムキンポの忍者ブログJR北海道問題に迫る(黒鉄好)

アイヌ民族の遺骨と先住民族の権利を返して!〜東大に対して抗議アクション
10月18日の昼、「東大はアイヌ民族の遺骨198体をアイヌ民族のコタン(集落)に返還せよ!」という要求を掲げ、文京区本郷の東京大学「赤門前」に、2人のアイヌ民族と日本人支援者7、8人が集まった。東京大学は1877年に設立、1886年に「帝国大学」として改編されて以来、敗戦まで帝国植民地時代の日本の学府の頂点に君臨し続けた。植民地支配した民族を「野蛮な劣等民族」とし、社会進化論(ダーヴィニズム)や血統主義に基づく「優生思想」、万世一系の皇国史観などを正当化するための思想•理論研究を、政府や軍と一体になって推し進めてきた。先住民族のアイヌ民族も、「優勝劣敗」「適者生存の原理」から「絶滅人種」とされ、人種差別的な調査•研究が行われてきた。(西中誠一郎) 続き

「不当判決に倍々返しする」〜JAL不当解雇撤回大集会に1790人
10月25日、東京・文京シビックホールで開かれた「JAL解雇撤回 高裁勝利!10.25大集会」に参加しました。ひょっとしたら勝てるかも。いや、必ず勝たねば。10・25大集会に参加し、そのために何ができるか考えました。客室原告団長の内田妙子さん(写真)が言った「不当判決に倍々返しする」が、年内結審、3月にも判決というなか、逆転勝利の礎を一人ひとりの心に据えたと思います。その象徴が、世界各国から駆けつけたパイロットたち、OCCCの連帯表明だったのでしょう。参加者は1790人で、いろんな友人、知人に会えました。東京労組・柳瀬睦美さんの司会も秀逸で、構成から演出までよく考え、工夫された会でした。(北健一) 報告 *写真撮影=Shinya

スペイン20万人が教育ゼネスト〜教育予算削減に反対する学生・教職員・保護者
スペイン政府の教育予算削減に反対し、全国小中等学校と大学生、教職員、保護者が教育ゼネストを行い、路上にあふれた。エルパイス等によれば、10月24日、全国で20万人以上がスペイン政府が進める 教育予算削減法、教育部長官の名前を取った別名「ウェルト法案」に反対して 同盟ストライキを行い、「すべてのための良質な公教育」を要求した。バルセロナでは17万人が街頭に、マドリードでは数万人が教育部庁舎を囲んで デモするなど、教育ゼネストは大衆的に展開された。スペイン教師労組によれ ば、全国で学生の90%と教育労働者の83%がこの日の同盟ストライキに参加した。 スペイン教育当局はしかし、21%の教師しかストライキに参加しなかったという 立場だ。政府法案に反対する今回のデモは22日から始まり、24日最高潮に達した。(韓国チャムセサン報道) 続き

習熟度別授業に問題を感じない教育委員たち〜根津公子の都教委傍聴記(10月24日)
習熟度別授業の弊害について、教育委員の誰からも疑問が出されなかったことには首をかしげました。「できる」「普通」「できない」のコースに分けられての授業形態が生徒に優越感や劣等感を与え、その弊害は現場では問題にされてきたところです。「できない」コースの授業そのものが成立しない状態を私も見てきました。子どもたちが勉強すること・わかることを楽しいと思えるようになることが大切なのであって、そのための手当てや30人学級の実現にこそ教育行政は力を注ぐべきです。(根津公子) 全文 *写真=都教委入口

東陽ガス支部「借金漬け労働」撤廃を求める裁判で勝利判決!
10月24日、全国一般東京東部労組東陽ガス支部が闘っている「借金漬け労働」撤廃を求める裁判(2011年7月に提訴)の判決が東京地裁で言い渡されました。東京地裁民事19部(古久保正人裁判長)は、東陽ガス(株)が行っている「借金漬け労働」(本来は会社が負担すべきガソリン代、車両リース代等の経費の労働者への押し付け・経費が収入を上回った場合、それを労働者の「借金」として計上する)について、明確に否定し、「借金」の不存在を確認、賃金から差し引いた金額の返還を命じました。組合勝利の判決です!(菅野存) 詳細 *写真=加藤晋介弁護士と当該(判決後、裁判所前)

ニューヨーク警察の妨害に負けない!〜「路上アーティスト」バンクシー
G20広報ポスターにネズミの絵を描いたという理由で大学講師パク・チョンス氏が罰金刑を受けてから2年、この原作者である英国のストリートアーティスト、バンクシーが作業中に警察に制止され、抑圧されている。バンクシーは今回、特に最近「アラブの春」、「オキュパイ運動」等に関する 作業を街頭で繰り広げ、広がっているグローバルな抵抗運動に対しストリートアーティストとしての繊細な視点を見せた。赤い塀には「オキュパイ(占拠しろ)」と記す一方、「アラブの春」に関しては、彼は孤立した水と廃棄ブロックでギザのスフィンクスの1/36縮小模型を作って 「石に手を付けてひっくり返すな、贋のアラブの春の水/アラブの泉を飲むな」とし、贋のスフィンクスのようにアラブの春を売り飛ばす詐欺師に誘惑されるなという意味をこめた。(韓国チャムセサン報道) 詳報

何一ついいことがない「安倍雇用改革」〜レイバーネットTVで棗弁護士
「労働者にとって何一ついいことがない“安倍雇用改革”」。レイバーネットTVに出演した棗(なつめ)一郎弁護士は、吐き捨てるように語った。「いま安倍政権が進めようとしている労働の規制緩和は、小泉がやろうとした“労働ビッグバン”の焼き直しだ」として、残業代を払わず24時間働かせる“ホワイトカラー・エグゼンプション”、派遣法改悪による派遣労働・間接雇用の常態化、気に入らない人間を金銭で解雇できるシステムなどを、具体的に解説した。「それは日本の雇用システムを根本から破壊する。1%の正社員と99%の非正規の社会になるだろう」と厳しい表情で語った。視聴者からはツイッターで、「ユニオンやっているオレが一番に首じゃん」とのコメントもあった。だがまだ希望はある。この問題で3つの労働ナショナルセンターが一致して反対し、動き出したこと。「12月は決戦になる。12.13日比谷集会にみんな集まってほしい」と棗さんは、呼びかけた。(M) 写真速報放送アーカイブ(特集は21分から)動画 ジョニーHの歌「手のひらを返さずに」

「民主主義の国にあってはならない法律」〜秘密保護法NO!国会前アピールに400人
「秘密保護法NO!国会前アピール」が10月22日夜、官邸前で行われ約400人が集まった。呼びかけたのは、上智大学教授の田島泰彦さん。「日本は民主的な国であるはず。なのに大事な情報が秘密の名の下に隠される。民主主義の国でこんな法律をつくってはならない。こんな法律を勝手に通す国であってほしくない。とにかく街頭から声をあげなければ」。田島さんの思いは広がり、この日は地下鉄入口まで列が伸びた。手作りのプラカードが目立つ。「秘密保護法の問題点や本質をわかりやすく伝えたい」そんな思いの言葉に溢れていた。国会議員・学者・一般市民などショートアピールが続いた。嶋崎英治三鷹市議は集まったメディアに対して「メディアの皆さんは何で大人しいのか。たくさんの読者をもつメディアの皆さん、自分のクビをしめることだけは止めてください」と強く訴えた。(M) 写真速報全中継録画(OurPlanet-TV)動画(山本太郎の訴え 5分)

イタリア・ポルトガルで数万人が緊縮反対デモ〜雇用と住宅を求めて
来年度の予算案で、また緊縮を強行する南欧政府に反対し、数万人が道路に出て反対デモを繰り広げた。ロイター等によれば10月19日にイタリアでは約7万人、ポルトガルでも約6万人が「搾取と貧困反対」というスローガンの下で緊縮予算案を問題として政府に抗議した。デモに参加したある学生は「デモ隊は、雇用と住宅などの基本的な権利を要求している」と話した。彼は「失業者、学生、移住民と不安定な雇用を持っている労働者などはすべて踏みにじられている人々だ」と付け加えた。ある労働者は「われわれは国を屈従させるばかりの緊縮に反対する」と明らかにした。(韓国チャムセサン報道) 詳細

架空インタビュー「ある口元調査官のつぶやき」〜牧子嘉丸のショート・ワールド
そら土地柄やから、いろいろ変わった先生もおります。雨ふったから休む、阪神が負けたから休むとかね。忌引でよう欠勤するんで、調べたらみなウソや。河内十人切りやないけど、何人殺したらええねん。言うときますが、生徒やのうて、先生でっせ。それから世間一般の犯罪もたいがいのことはあります。飲酒運転から盗み・万引き、覚醒剤にギャンブル、生徒へのセクハラに盗撮、それから先生同士の不倫も多いし、痴漢もおる。まあ、警察や役人も似たりよったりやけどね。男ばっかりやおまへんで。最近ニュースになりましたやろ、あのデリヘルやっとった先生。家計のためならまだしも、ブランド品買いまくってサラ金に手だして、その穴うめにデリ嬢やっとった言うんやさかいどうしようもない。前代未聞ですな。(牧子嘉丸のショート・ワールド) 続き *イラスト=壱花花

ドキュメンタリー映画『レーン・宮沢事件』よみがえる〜国家秘密体制の爪痕
10月14日付「東京新聞」は「レーン・宮沢事件」について大きく報道した。見出しは、「スパイぬれぎぬ/軍機保護法 秘密保護法と酷似」。戦時下猛威をふるった軍機保護法が、安倍政権が成立をもくろむ「特定秘密保護法案」とそっくりだと伝えている。そしていま、この軍機保護法事件の真相に迫ったドキュメンタリー映画『レーン・宮沢事件』(1993年・50分・ビデオプレス)が注目を浴びている。10月10日の「秘密保護法阻止シンポジウム・この道は、いつかきた」で上映され、「こんな事件があったのは知らなかった。今こそ観られるべき」の声が上がった。映画では、この事件を掘りおこした上田誠吉弁護士・藪下彰治朗(朝日新聞記者)氏が出演しているが、二人は1986年の国家秘密法反対運動の渦中にいて、取材の中から事実を調べ上げ、書籍や記事の形で当時の世論に訴えた。この時、反対運動は大きく盛り上がり、300議席の自民党に秘密法制定を断念させている。(M) 詳細DVD『レーン・宮沢事件』情報 *写真=DVDのジャケット

絶対止めたい!絶対止めよう!秘密保全法〜院内集会で活発に議論
安倍政権が上程・通そうとしている特定秘密保護法案は、市民の知る権利を侵害し、言論・報道を統制する、非常に危険な法案で、絶対これを通させないようにする必要があります。10月17日には、「火炎瓶テツと仲間たち」の呼びかけにより、参議院議員会館で「秘密保全法 STOP!!〜絶対止めたい!絶対止めよう!大集会」と銘打った院内集会があり、定員80人のところ100人以上の参加があり、福島みずほ・山本太郎・仁比聡平・吉良よし子の各参議院議員も出席し、この危険な法案を止めるにはどうすればよいか、活発に意見を交換しました。フロアーからも非常に多くの方々が自らの実践を踏まえて発言されました。(紅林進) 報告レイバーネットTV「秘密保護法」特集(33分から)10.22国会前アピール

最初の一枚から涙が止まらなかった〜「92歳の報道写真家 福島菊次郎展」を観て
ドキュメンタリー映画『ニッポンの嘘-報道写真家 福島菊次郎90歳』を観たのは、シネパストが閉館すると騒いでいた頃、多分2012年の冬だった。そんなに期待もしないで、ドキュメンタリーだからと入ったのだが、映画館を出るときは、支配人を捕まえて「もっと宣伝しなくちゃ」と興奮していた。何人かは、私に促されて映画を観に行った。その福島菊次郎さんの写真展である。やっと時間ができて、友だちたちと行った。最初の1枚目から涙が止まらなかった。写真を撫でたくなるので、しっかりと手を後ろで掴んでいた。だから涙は頬を伝い放題。でも私の涙なんて、軽いものです。広島で被爆して、原爆症で苦しむ中村杉松家の泣けない涙より。(笠原眞弓) 報告福島菊次郎写真展HP

豪雨にも負けず!〜「ダンスパーティはもう終わり」官邸前でマルチイシュー抗議
10月15日午後6時半すぎ、220人を集めた「秘密保全法案に反対する市民集会」が行われた衆議院会館のすぐ目の前の国会記者会館前では、激しい雨の中、約60人が官邸に向かって「国会開会の日に STOP!安倍政権 私たちのNO!首相官邸前アクション」というマルチイシューの抗議集会を行った。若いスピーカーたちは次々と声をあげた。「生きることもままならない増税、強権、人権無視の安倍自公政権に NO!の声を突きつけよう!」。集会の最後に、主催者代表は官邸に向かって語気強く訴えた。「安倍首相、貴方たちのダンスパーティーは、もう終わりだ。貴方にこれ以上、浮かれたダンスを踊らせない。貴方のその足は、私たちを踏みじる足、社会を踏みじる足だから、私たちは、貴方をこれ以上、前には進ませない」(ジョニーH) 報告動画(西中誠一郎)

「憲法・秘密保護法」安倍暴走を止めよう!〜臨時国会開会日に二つの院内集会
臨時国会開会日の10月15日午後、安倍暴走に危機感をもつ二つの市民集会が院内で連続して開かれた。「集団的自衛権の行使は平和憲法の破壊だ!10.15院内集会」と「市民の生命と安全を脅かす秘密保護法案に反対する院内集会」で、あわせて約350人が集まった。安倍首相の演説を聞いたばかりの照屋寛徳議員(社民)は、「『積極的平和主義を掲げて前に進んでいく』だと、何言ってるんだこのバカタレ!」と「安倍のウソ」を一喝。また山下芳生議員(共産)は、「国民で改憲を望んでいる人は3%。安倍政権と国民の意識は完全にねじれている。ここを足がかりに跳ね返そう」と呼びかけた。両集会で異口同音に強調されたのは秘密保護法の怖さ。「何が秘密なのかも秘密」「真実を追及する国会議員やジャーナリストが逮捕される」「一気に戦争モードになる」。山本太郎議員も「こんな危ない法律は上程させてはいけない。いま頑張ろう」と訴えた。二つの集会からは、安倍暴走「戦争への道」を絶対止めるという超党派議員と市民の熱意が伝わってきた。(M) 写真速報秘密保護法院内集会報告(白石孝) *写真=集団的自衛権反対の院内集会

社会的連帯がキーワード〜「反貧困世直し大集会2013」開かれる
安倍政権が、労働規制緩和や社会保障費削減をもって99%への暴挙を振るうなか、反貧困の運動をこれからどう進めていくべきか、識者や活動家、そしてジャーナリストなどが話し合った。「貧困を可視化させてきたという意味では、これまでの反貧困運動の功績は大きい。しかし、貧困の発見だけではダメで、どうしたら自分たちで変えていけるか。どう自分が関与できるかの道筋をつけることが重要だ」。大内裕和中京大学教授は、10月14日に東京・四谷区民ホールで開かれた「反貧困世直し大集会2013」のシンポジウムで、こう檄を飛ばした。(松元ちえ) 報告ユースト中継録画

田中正造・未来への大行進〜老いも若きも郷土の偉人に誇り
10月12・13日、日本の公害の原点・足尾銅山鉱毒事件の解決に奔走した田中正造没後100年記念祭が、正造の出身地・佐野市で開かれた。主催は市民らでつくる田中正造没後百年記念事業を進める会。12日に記念式典、13日に「田中正造・未来への大行進」を行なった。行進は1913年10月12日に正造の本葬儀が行われた惣宗寺(佐野厄除け大師)を出発し、数万人の葬列がつづいたという道を通り、佐野駅までの約1.5キロ。高校生の吹奏楽隊を先頭に千人近い参加者が、正造や農民のなどに仮装して楽しく練り歩いた。(Shinya) 報告

「インチョン労働文化祭」開かれる〜日本から「ノレの会」が参加
10月12日(土)、韓国のコルト・コルテック労組を訪問し、インチョン労働文化祭に「ノレの会」として参加し、交流してきました。日本から、文化祭の組織委員と直接交流のある「ノレの会」が招請され、メンバー4人が出演し、歌いました。ノレの会は「原発いらない、平和な世界を」という思いを込めた「うたOh!」を日本語で歌いました。後ろに韓国語の字幕が出て、内容は瞬時に理解されました。また韓国の労働運動の現場でよく歌われている「非正規職撤廃連帯歌」を日本語と韓国語で歌いました。民謡「ペンノレ」は、会場の人たちとのかけあいで楽しく歌いました。ぎこちない韓国語でしたが、原発や非正規職の現状を話せたこともよかったです。(尾澤邦子) 報告

原発いらない!再稼働反対!子どもを守れ!〜霞ヶ関を包んだ巨大デモ
10月13日(日)暑さも感じる晴天のこの日、東京・霞ヶ関一帯で、「No Nukes Day 原発ゼロ☆統一行動」が展開された。首都圏反原発連合・さようなら原発1000万人アクション・原発をなくす全国連絡会の三団体共同の呼びかけに応え、市民団体・労働組合・婦人団体・宗教団体・個人など文字通りありとあらゆるグループ個人が「脱原発」の一点で結集した。賑やかなドラム・音楽、そして「原発いらない、再稼働反対、子どもを守れ」のコールが響き渡った。呼びかけ人の一人、鎌田慧さんはデモ後にインタビューに応えた。「これだけ集まったのは3者で力をあわせたから。お互い批判しないで力をあわせて脱原発まで頑張りたい。小泉純一郎が脱原発を言い出したが当然のこと、自民の中にも経済人の中にもそういう考えの人は一杯いる。小泉は悪い奴といっても始まらない。ぼくらの運動がかれらの中に分岐を作り出したと考えるべきではないか。とにかく、脱原発の人はみんな引き込んで原発をなくしていきたい」と語った。(M) 写真速報写真報告(Y)動画(霞ヶ関デモ 5分)動画(国会前集会 8分)マスコミ報道について(木下昌明)

生活保護受給者の権利を守る団体に大阪府警が不当弾圧!抗議を!生活保護改悪2法案を廃案に!
10月10日、生活保護受給者の権利を守る活動を展開している「全国生活と健康を守る会連合会」や「全大阪生活と健康を守る会連合会」、「淀川生活と健康を守る会」が大阪府警によって家宅捜索された。これらは、全国で起こされている生活保護基準切り下げ反対の運動、生活保護改悪2法案に反対する運動の一翼を担ってきた団体への弾圧であることは間違いない。生活保護の権利を守るためにも、これらの弾圧を跳ね返して、生活保護改悪2法案を廃案に追い込もう!(K) 抗議声明:全大阪生活と健康を守る会連合会 

傍聴者の背面監視がなくなった!〜根津公子の都教委傍聴記(10月10日)
7月25日の定例会から始まった傍聴者に対する背面監視。傍聴席20席の後ろに、記入用紙を手にした職員が座り、座席番号何番の傍聴者が横を向いたとか、何と声をあげたとかを克明に記録する。あまりにひどい議事進行に傍聴者が抗議の声をあげると、木村教育委員長が「退出!」と発声し、声をあげた傍聴者を職員の何人かが囲み、退出させる。こうした職員による傍聴者への監視が3回続きましたが、それが今日からなくなることを、10時の開会を待つ部屋で傍聴者は職員から告げられました。理由は「静ひつさが保たれているから、(監視を)やる必要がない」ということでした。私を含む何人もの傍聴者が、背面監視の事実を外部に発信し広げた中で、背面監視は人権侵害にあたることが都教委の中で問題になったのでしょう。声をあげれば変えられることがある、と実感した一コマでした。(根津公子) 続き *写真=傍聴後、都教委へ質問

「知ることが犯罪」なんて許せない!〜秘密保護法「議員と市民の勉強会」開かれる
10月10日、「秘密保護法を考える超党派の議員と市民の勉強会」(参院会館)に行きました。司会をした山田太郎議員(みんな)は「この問題に右も左もない。これからが勝負」。武富士裁判はじめいろいろお世話になっている上智大の田島泰彦先生は、会の盛況ぶりに「もしかしたら、何とかなるかなという希望を抱いた」と言いましたが、私もそう信じます 。民主主義というしくみは、私たち市民が真実を知ってこそ機能します。隠された真実を知ること・知らせること・知ろうとすることを「犯罪化」するなんて、絶対に認めること はできません。西山さんたち大先輩の、また世界各国で、真実を明らかにするために払われてきた犠牲と労苦を無駄にはしないぞ。(北健一) 報告ユースト録画(OurPlanetTV)

「このぶんじゃ10%なんてちょろいもんよ」〜牧子嘉丸のショート・ワールド
A)それにしても、今度の17年ぶりの消費税増税はうまくいったね。これぞまさに連携プレー。おまけにマスコミは歴史的会見なんてヨイショしてくれるし。B)最初から出来レースなのに、二ヶ月間も激しい攻防があったなんて吹きだしちゃうね。このぶんじゃ10%なんてちょろいもんよ。A)私は、あなたがまたなんか失言するんじゃないかとヒヤヒヤしてたんだけど。でも、いつもそうやって口をへの字に曲げて、喋らないようにしてたんだ。B)これはもとからなの。あなたのほっぺがたるんでるのと同じよ。A)失礼。しかし、失言のないあなたなんてクリープを入れないコーヒーみたいじゃない。B)(フルすぎーだちゅうの。)いやこの前のナチス発言で懲りちゃってね。(牧子嘉丸のショート・ワールド) 続き *マンガ=壱花花

「秘密保護法」で憲法がなくなる!〜レイバーネットTVで新聞記者語る
「取材記者 初の逮捕」の大見出し。新聞労連が出した「架空新聞」を広げて、米倉外昭記者(写真)は10月9日のレイバーネットTVで語った。「こんな新聞を出さないために秘密保全法に反対している。今でさえ情報が隠されているのに、この法律は“知る権利”と“報道の自由”を完全に奪う。それは憲法がなくなるということだ」。東海林智記者は「最初は秘密保全法と言っていたが今は秘密保護法に名前を変えた。これは安倍のよく使う手口で、批判が出てきたので柔らかいイメージの言葉に変えただけ。この法律で怖いのは、情報を取り扱う人の管理調査が警察によって日常的に行われ、借金・通院歴・交友関係に至るプライバシーにまで及ぶこと。実際、すでに国家公務員53000人が本人の同意なしに身辺調査が行われた事実がある」。行き着く先は監視社会、萎縮社会、ファシズムか。「この法律は絶対つぶす」東海林記者は語気を強めた。(M) 写真速報放送アーカイブ(特集は33分から)iBlug録画(広告なし)動画(ジョニーH「ひみつの保全法」4分)

原発事故子ども・被災者支援法の「骨抜き基本方針」閣議決定やめて!
10月7日首相官邸前で、復興庁が策定した「基本方針案」の抜本的な見直しと、10月11日に予定されている同案の閣議決定の中止を求める緊急行動が行われた。「原発事故子ども・被災者支援法」は福島原発事故被害者への政府補償を求めて、昨年6月に国会で全会一致で可決成立した。一定の年間追加被曝線量を超える地域からの避難、対象地域での居住、同地域への帰還の如何を問わず、医療健康対策や、避難先での住宅や就労等の支援を政府の責任で行うプログラム法で、法律を具体化する過程で、居住/避難/帰還住民からの意見を聴取し、施策に反映させることを義務づける制度設計になっている。放射能汚染による健康や生活への影響が予見できないため、官民が協力して定期的に見直していく画期的な法制度だ。(西中誠一郎) 続き動画(YouTube)10/11官邸前アピール行動

戦争は秘密から始まる!〜10/9レイバーネットTV「秘密保護法」を特集
特定秘密保護法案の検討過程について、毎日新聞が関係省庁に情報公開請求をしたところ、出てきたのがこの「黒塗り」文書(写真)でした。10/9(水)午後8時〜9時15分のレイバーネットTVでは特集「こんなにこわ〜い秘密保護法」を放送します。ゲストは毎日新聞記者の東海林智さんと琉球新報の米倉外昭さん。「戦争は秘密から始まる」として新聞記者の労組・新聞労連は猛反対しています。お二人の第一線記者が「秘密保護法」の危険性と実態を思う存分語ります。また山口正紀さんがコラムで「消費税増税とメディア」を取りあげます。いよいよ正体を現した大嘘つきの「アブナイカク」に迫る「レイバーネットTV」。ぜひご覧ください。(レイバーネットTVプロジェクト) 番組案内ジョニーHの歌「ひみつの保全法」

タトゥー理由に退職強要〜シリーズ「解雇理由」8月分紹介
1) 妊娠しても頑張ろうと、産休・育休で仕事を続けたいと思っていたが、同僚・上司からの冷ややかな扱いが続き、結局は退職させられた。2) エステ。女性。同僚がタトゥーを理由に退職させられ、私も上司に呼び出された。素直に打ち明けたが「会社に報告するためタトゥーの写真を撮らせろ」と言うので、それを断ったら、「墨を消さないと働かせない」と言われた。このままでは退職させられそう。3) ラーメンチェーン店。正社員。毎日最低でも12時間労働で、しかも休憩時間がありません。休日、家で疲れ切って寝ていると「店に手伝いに来い」とただ働きも強要されて、それを断ったら解雇通告された。(NPO法人労働相談センター) 続き

「原発ゼロは官邸前抗議の成果」〜1年半つづいた金曜行動
10月4日(金)の「再稼働反対!官邸前行動」では、汚染水問題、柏崎再稼働問題、小泉「原発ゼロ発言」などのプラカードが目を引いた。金曜日は、各地から多くの人々が集まり、脱原発の声を上げ、政府を監視する日でもある。2012年4月から始まった「官邸前抗議」は、もう1年半も続いている。ほぼ毎回参加している「常連メンバー」に話を聞いた。「家にじっとしていても仕方ない。自ら行動しなくては。検査ということもあるが、いま原発がゼロになっていることは官邸前抗議の成果でもある」「まだまだ長いたたかい。ドイツでも30年かかった。頑張りたい」「毎回来てます。子どもや孫のためにも恥ずかしくない生き方をしたい」。それぞれの固い決意、それが政府に圧力をかけ続けている。(M) 写真速報動画(YouTube 6分)

韓国: 韓国電力が密陽送電塔工事を強行、おばあさんたち鎖を巻いて抵抗
密陽送電塔工事再開二日目の10月3日、工事現場で住民と警察の激しい衝突が続いている。昨夜、韓電が徹夜作業を始め、住民と脱核希望バスの参加者など約150人も工事を阻止するため、3か所の現場で野宿して阻止闘争を続けた。10月3日午前、警察は5か所の工事現場に3千人の兵力を投入し、住民による工事阻止を防ぎ、あちこちで衝突が発生した。韓電側は、工事作業員など約150人を動員して、送電塔4工区現場事務所へと資材をヘリコプターで運んでいる。3日午前だけで6回以上ヘリコプターが離陸し、工事資材を積み出した。(韓国チャムセサン報道) 衝突2日目密陽のおばあさんたち続報

日本印刷包囲デモ〜都労委命令を守り組合員を職場に戻せ!
労組ジーケーアイと支える会は、10月2日夕方、当組合員を不当解雇した日本印刷に対し、組合員の職場復帰を求めデモ行進を行いました。約90名が上野区民館前に結集し、日本印刷周辺をデモし、取引先の三井住友銀行にも行きました。この争議は、日本印刷に派遣された労働者が日本印刷で労働組合を結成し、違法派遣を止めさせ契約の直接雇用(1年契約)を勝ち取り、さらに雇用期間の定めのない正社員化等を求めた組合に対する報復として、団体交渉拒否、組合員に対する出社停止、雇止め解雇が行われたことで始まりました。(佐藤和之) 報告

若き在特会員の悩み〜「牧子嘉丸のショート・ワールド」第1回
ー先輩、お疲れ様。きょうはデモに誘ってくれてホントにうれしかったです。ーそうか、よかったな。じゃ乾杯だ。そんでどうよ、スッキリしたか。ーカンパーイ。いや、気持ちのいいのなんの。思いっきりスカッとしましたね。ブッ殺せとか死ねとか、ふだんなかなか言えないスからね。ーまったくだ。おれもそれがやめられねーのよ。おい、どんどん焼けよ。ーおれなんかしょっちゅう、オメーの代わりなんかいくらでもいるんだ、このカスなんて怒鳴られてばっかりいるんですよ。ーホントはそういう奴をブッ殺したいくらいだけどな。まあおれたち非正規雇用で文句のひとつもいえばすぐクビだからね。 続き *掌編小説「牧子嘉丸のショート・ワールド」は月1回掲載します。お楽しみに。


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