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脱原発テント撤去の危機迎える〜東京地裁が「明け渡し」の不当判決
2月26日のテントひろば撤去をめぐる裁判の判決が、東京地裁(村上正敏裁判長)で行われた。88席の傍聴席に333人が並んだ。福島からやってきた人もいた。しかし、村上裁判長の判決は主文のみ朗読の3分程度で、声が小さくほとんど聞き取れない。逃げるように立ち去る村上裁判長。傍聴の人たちは「不当判決だ」「逃げるな」「おかしい」と抗議の声を上げ続け、法廷から立ち去ろうとはしなかった。すると裁判長は戻ってきて今度は「退廷命令」を出し、10人近くが強制退去させられた。判決内容は、国の主張を全面的に認め、テントの明け渡しや使用料・約2800万円(1100万円+制裁金1日2万円)を支払え、というもの。テント共同代表で被告の正清太一さんは「みんな原発には反対。脱原発の流れは変わらない。テントがどうなろうとたたかいを続ける」と決意を語った。(M) 写真速報動画(YouTube 4分55秒)たんぽぽ舎メルマガテントひろばの声明TBSニュースOurPlanet-TV

格差は放置しておけば拡がる!〜レイバーネットTVで「ピケティ」に迫る
「ピケティが言いたいことを一言でいえば、『格差は放置しておけば拡がる』ということ」。レイバーネットTVで『ピケティ入門』の著者・竹信三恵子さん(写真左)はこう切り出した。50分の短い時間のなかで、竹信さんは図表も使いながら「ピケティ理論」の基本をスピード解説した。「数百年の期間を分析した結果、土地・株・金融資産をもつ資産家は年4〜5%の収益率だが、賃金所得の収益率は1〜2%。そのため時間が経つほど格差が広がっていく」「格差は民主主義を歪める。資産への課税が必要だ」と。日本も戦後は最高税率が75%だったのが、現在は40%以下と紹介され、資産家中心の政治が推進されていることがわかる。「オキュパイ運動」に影響を与えたという「ピケティ理論」。強欲資本主義を規制するための示唆を与えられる番組だった。(M) 写真速報アーカイブ録画(81分・特集は21分から)ジョニーHの歌「茶の間でピケティ」「ピケティ入門」私のまとめ

シンポジウム「原発と差別、戦後日本を再考する」〜小出裕章氏「原子力は核のこと」
2月22日、東京・水道橋にある在日本韓国YMCAアジア青少年センターにおいて、「原発と差別、戦後日本を再考する」を共通テーマとするシンポジウムが開催されました。全体の参加者は市民・労働者・学生・研究者・ジャーナリストなど約150名で、大阪、九州、アメリカ、フランスからの参加もありました。小出裕章さんは「原子力は徹頭徹尾、無責任で、犠牲を他者にしわ寄せする。日本で『原子力』と呼ばれているものは『核』と同じものであり、原子力を選択してしまう限り、核兵器と縁が切れなくなる。日本という国は意図的に『原子力の平和利用』を標榜しながら、『核兵器』を保有する能力を持ちたいと思ってきた。原子力が抱える真の問題は、それが差別や平和と関わっていることである」と語りました。(佐藤和之) 報告

安倍政権は「辺野古埋め立て」を強行するな!〜東京・新宿でも集会デモ
23日の『朝日』を見て驚いた。前日、沖縄で起こったことが載っていない、と思ったら社会面の隅に一段あった。一面の写真を飾っているのは東京マラソン。『東京』一面トップはどうか。“「辺野古」2800人集会前 米軍、反対派2人を拘束“と、不当に逮捕された山城博治(沖縄平和運動センター議長)さんらの釈放を求める名護署前の抗議の写真を載せ、2面には当日行われた米軍キャンプ・シュワブ前での、「止めよう辺野古新基地建設! 国の横暴・工事強行に抗議する県民集会」の様子が、県議会議長、国会議員の挨拶など写真入りで報道している。この日、東京でも「辺野古と結ぶ2.22東京行動」が新宿で取り組まれた(写真)。緊急の呼びかけにもかかわらず350名が参加し、「新基地を造るな!」「辺野古の海を埋め立てるな!」と日曜昼の新宿の街をデモ行進した。(shinya) 写真速報山城議長ら釈放される

怒りの沖縄!山城博治議長不当逮捕に抗議
 ★左=2月22日、キャンプシュワブゲート前で開かれた「辺野古基地反対集会」には2800人が集まった。★右=山城議長の釈放を求めて名護署前に押しかけた人びと。 現地写真現地情報(辺野古浜通信)声明「京都の会」 *写真提供=静岡・沖縄を語る会

マイナンバーなんかいらないよ!〜今秋の強制付番反対・全国運動がスタート
2月20日〜21日、都内で「共通番号いらないネット」(正式名称:共通番号・カードの廃止をめざす市民連絡会)の発足集会と全国交流集会が開催された。20日の集会には、沖縄、大阪、愛知、静岡および首都圏から80名が参加して同ネットが発足、21日には今後の運動を進めるための意見交換を行った。住基ネットとは異なる新たな12桁の個人番号と13桁の法人番号が今年10月に強制付番のうえ、通知される。そして、来年1月からはIC仕様の個人番号カードの交付が始まる。この新たな番号制度は、安倍政権の戦争が出来る国づくりの一環として、住民管理の道具として使われる、また、将来的に官民分野にまたがる利用が目論まれ、なりすまし被害にもつながりかねない危険なものだ。(白石孝) 続き

「朝鮮学校で学ぶ権利を!」全国集会開かれる〜無償化の実現めざして
2月21日(土)、東京朝鮮中高級学校・講堂において、朝鮮高校生裁判支援全国統一行動「朝鮮学校で学ぶ権利を!」全国集会が行われました。集会には約1200人が参加し、朝鮮高校生が作成したビデオメッセージや、在日本朝鮮留学生同盟による演劇「チョゴリ」を見ました。主催者あいさつで長谷川和男代表は「2013年2月20日は、朝鮮学校を無償化から排除した屈辱的な日。日本政府が民族教育の灯を何度も消そうとする中で、民族学校を守り、闘ってきたその思いを消させたくない。朝鮮学校差別反対運動の更なる高揚と裁判勝利のため、全国各地で闘っている。今日ここには大阪、広島、福岡からも参加している。昨日の文部科学省に対する行動には愛知からも来ていた。5つの地域で裁判闘争に立ち上がった高校生たちは、国を相手取って自分たちの権利を主張している。勝利の日まで闘おう」と話しました。(尾澤邦子) 続き

「足をガクガク」させながら貫いた不起立〜高校生の話に感動ひろがる
東京の教育現場で「日の丸・君が代」強制が始まって12年がたつ。大阪でも3年前に「職員基本条例」が作られ、3回不起立をした教員は免職になる。こうした中で昨年(2014年)の春、卒業式の当日に学校の門前で自分の思いを書いたチラシを配り、不起立をした大阪府立高校の卒業生がいた。2月21日東京・スペースたんぽぽで、その高校生・木村ひびきさん(現在大学1年)のお話を聞く会が開かれた。70名の参加者で会場はあふれた。木村さんは、父親から「君が代」が「天皇の世が続くように」という歌だと聞いていた。中学校の卒業式が近づき、不起立をするかどうか迷っていた。まわりの反応がこわかったからだ。(佐々木有美) 続き感想(堀切さとみ)「魂を揺さぶられた手紙」(黒鉄好) *写真=木村ひびきさん

金曜行動を支える様々な人たちの意志〜2.20「官邸前抗議」写真報告
「今日も初めて参加した人がいた。ここでやってるから全国でもがんばれる。そう思うとやめるわけにはいかない」。プラカードで飾った雨傘を立て、「再稼働反対」金曜行動には必ず参加する帯谷さんは笑いながらそう言った。「ここの灯を消してはいけない」。そういう信念が、官邸前行動最前列から必ず一歩下がった所で声を上げている初老の男性たちにもうかがわれる。財務省上交差点で黄色い脱原発の旗を振っている老婦人も、金曜になると老人ホームから駆けつけてくる。「こんなに長くかかるとは思わなかった。でもやめられないわ」、84歳だ。議事堂に向かって独りブブゼラを吹きつづける男。忌野清志郎の曲を流し歌う人たち。彼ら彼女らには定位置があり、金曜行動はこういう様々な人たちの意志の繋がりによって支えられている。(shinya) 続き動画(撮影 木下昌明) *写真=「テントひろば」では上映会

強制の違憲性を議論したくない裁判所〜東京「君が代」裁判第4次訴訟
2月20日東京地裁で東京「君が代」裁判、第4次訴訟第4回弁論が開かれた(東京地裁民事11部、佐々木宗啓裁判長)。この訴訟は2010年から13年に「君が代」不服従で処分された原告14名による裁判である。法廷(東京地裁527号法廷、定員42名)は、傍聴者で埋め尽くされ法廷に入れない人が出た。第4次訴訟は、1月16日に出された第3次訴訟の東京地裁判決を下した佐々木裁判長が訴訟指揮をとる。第3次訴訟の地裁判決とは、減給・停職処分を取り消したが戒告については合法であるとし、また「君が代」の強制自体の違憲性については合憲と結論づけたもの、従来の最高裁判決の枠内の内容であった。(湯本雅典) 続き *写真=裁判所前の宣伝行動

「福岡サウンドデモ」裁判が勝訴!〜「表現の自由」は人間の根源だ
1月14日、福岡のサウンドデモに対する警察の弾圧に対して起こした「国家賠償請求訴訟」で原告側が勝利した。司法が街頭行動に対する警察の弾圧を認めたのだ。原告の一人・いのうえしんぢさんの思いをこめた報告文を、以下紹介する。……人は誰かから殺されなくても、いつか死にます。生まれた瞬間から死に向かっていくのでしょう。でも、その与えられた命のなかで「何かを残したい」という欲求は、DNAという、らせん階段の中に刻まれているはずです。その証拠に、自分の生き様を、文字や絵や音楽、演劇、ダンスなど様々な表現方法に、そして子孫を残すことに喜びを感じるのです。だからこそ、伝えることを国家権力や誰かに邪魔されることだけは、僕は嫌なのです。それは生きることを否定されること。そう感じるのです。 いのうえしんぢさんの報告 *写真=福岡のサウンドデモ

朗報二題「巨木が動いた」「脱原発運動の結束」〜川内テント通信
●巨木が動いた−既報の巨木(4,2m)が500mほど動いてテント近くに鎮座(写真)。どうやって移動したかはご想像にお任せする。この処理については県に要請するつもりだ。とにかくホッとした。●脱原発市民運動の結束が保たれた−この4月には県議会選挙が行われる。現在、薩摩川内市からは反原発派で今回2期目を迎える遠嶋春日児氏、あとの2名は原発推進派だ。 通常2期目は厳しいのだそうだが、遠嶋議員の場合も、まだ名前が深く浸透していないという危惧があった。ところが、今回共産党系候補が名乗りを上げたのである。共産党側の論理は、自民党政治を打ち破るためには1議席を守るという消極戦法ではなく2議席をもぎ取る攻勢的選挙戦として戦う必要があるというものだ。(脱原発川内テント通信 2.20) 続き

怒り心頭「山城さんを返せ!」〜沖縄訪問報告・キャンプシュワブゲート前
2月17日朝6時半、キャンプシュワブゲート前に到着すると、すでに激しい抗議の声。夜中に灯火を消したトレーラーが2台、ゲートから入ったとのこと。沖縄県警が誘導し、無灯火のトレーラーをゲートに入れたことに対し、抗議し、座り込んでいました。8時10分頃、何かあったようだと声がかかり、工事用車両ゲートに向かって走ると、「山城さんを返せ!」の声。マイクで抗議していた山城さん(写真)の顔を警官が殴り、怒って抗議した山城さんに対し「カクホ!」といっせいに飛び掛かってきて、もみあいになりひきずられてしまったとのこと。なんということかと怒り心頭! ゲート前でシュプレヒコールを繰り返しました。約40分後、「釈放するから道を開けろ」と言われ、両側にひいて待っていると出てきました。「よかった!」と思いながらも、これもやつらの作戦なのかと思うと、本当に腹立たしくなりました。(尾澤邦子) 訪問報告

基地強制は無意識の加害〜沖縄から本土問う野村浩也さん
野村浩也さん(写真)は嘉手納基地そばで生まれ育った。沖縄県嘉手納町は、町面積の83%が空軍基地と弾薬庫で占められ、金網が張り巡らされている。それが日常だったから、日本に来て戦闘機や軍用ヘリの爆音がない世界に逆に驚き、「自分の原風景は奪われたものだった」と初めて気づいたという。もし沖縄人が基地と共存しているように見えるとすれば、それは違う。野村さんの説明によれば、目の前の現実をいったん受け入れなければ精神が異常を来してしまう。生きていくためには慣れっこにならざるをえないということだった。しかし、PTSD(心的外傷後ストレス障害)の症状をもたらす“現実”は重い。子どもが生まれると、大人として基地反対の人が増えていくと話した。(林田英明) 報告

安倍暴走に「大きな共同」で立ち向かおう!〜「5・3憲法集会」横浜で巨大規模
わたしたちは1月6日、さまざまな課題にとりくんでいる主なネットワークを中心に、「平和といのちと人権を!5・3憲法集会〜戦争・原発・貧困・差別を許さない〜」実行委員会を発足させました。これまで東京では、5月3日の憲法集会は、超党派の市民団体や労組が参加する「5・3憲法集会実行委員会」が開催する集会と、平和フォーラムが主催する集 会の二つが別個に行われてきました。しかし、安倍政権の憲法無視・破壊の暴走がつづき、さらに加速しそうな情勢に立ち向かうため、大きな共同で「5・3憲 法集会」を開催すること、そこに平和やいのちや人権の問題で発言し行動する人びとや団体の結集を実現することで意見が一致し、新たな「5・3憲法集会実行委員会」の結成に至りました。今年の5・3憲法集会を「平和といのちと人権を!5・3憲法集会〜戦争・原発・貧困・差別を許さない〜」(5月3日/横浜みなとみらい・臨港パーク予定)として取り組みます。万単位の参加者をめざし、4月には全国紙に全面広告を出すことも企画しています。みなさまのご賛同とご協力を呼びかけます。 詳細

NHK「クローズアップ現代」でワープア川柳を取り上げる
2月16日のNHK「クローズアップ現代」は、「共感なぜ広がる?現代川柳ブーム」と題して川柳を取り上げた。主にリタイア後のシルバー世代に焦点をあてていたが、「庶民の暮らしと“反骨”」のコーナーでは、尾藤一泉・胡桃沢健も登場し、権力批判としての川柳の歴史がたどられた。1930年代の「反戦川柳」として紹介されたのは、鶴彬の「タマ除けを産めよ殖やせよ勲章をやろう」だった。そして戦後のサラリーマン川柳・OL川柳の次に2009年の「ワーキングプア川柳」が紹介された。句は「すべり台急降下して寝る路上」(なずな)「働けど楽になるわけない時給」(陶酔)などで、レイバーネット川柳班メンバーの句だった。番組をきっかけに民衆の川柳文化がより広がってほしいものだ。(М) 速報感想(わかち愛) *写真=「クローズアップ現代」より

沈黙と祈りと労働〜奈良原一蘯命薪検峅国」を観て
奈良原一高(ならはらいっこう)の写真展「王国」が国立近代美術館(東京・竹橋)で開かれている。奈良原についてまったく知らなかったが、偶然ネットで見つけた情報をたよりに写真展に足を運んだ。ネットに掲載されていた、両眼を指で閉じた修道僧の写真がひどく印象的だったからだ(左の写真)。奈良原は、1931年生まれで東松照明ら戦後世代と呼ばれる写真家の一人だ。1956年に個展「人間の土地」で鮮烈なデビューを飾り、1958年の「王国」で写真家としての評価を確立したといわれる。「王国」は、北海道のトラピスト男子修道院と和歌山の女性刑務所を撮影している。修道僧と囚人、隔離された空間の中で生きる人間の姿が見るものにさまざまな思いを抱かせる。(佐々木有美) 続き

とんでもない!「51歳雇い止め」〜市進支部の組合員がストライキ決行
「51歳で雇い止め」という就業規則を勝手につくってバンバン「契約社員」(常勤講師)の首をきる「市進学院」。関東一円に122の教室をもつ巨大な進学塾がやっていることは、「教育」とは無縁の金儲けと労働者切り捨てだった。東京東部労組市進支部の並木委員長・大原副委員長の2名も2月末で雇い止め解雇を通告されており、2月14日、撤回と継続雇用を求めるストライキ行動を「市進ホールディングス」前で行った。「働き盛りで一番金のかかる50歳で首切りなどとんでもない」。駆けつけた約100名の支援の仲間の怒りもピークを超えていた。申し入れで会社のビル内に数十名が入ると、幹部たちは部屋に鍵を掛けて立てこもり、受け取りを一切拒否。ビル内では「51歳雇い止めをやめろ!」の抗議のシュプレヒコールが響き渡った。(M) 報告動画(社前行動 9分)市進支部ブログ *写真=監視にきた職制(左)に抗議する組合員たち

世界一生き物の多い海で何が起きているのか〜映画『圧殺の海―沖縄・辺野古』
「圧殺の海」、それは全編闘争現場といっても過言ではない。まず、キャンプ・シュワブの工事用ゲートでの攻防で始まる。2014年の7月政府は工事推進のため、公安警察と海上保安庁職員を多数投入してきた。海での測量や工事用浮き桟橋を作るなど、いわゆる辺野古の新基地建設に向けて、政府は工事を急いでいた。工事専用のゲートをつくり、資材の搬入を始めた。それを阻止しようと、沖縄の人々が集結する。声を涸らす山城博治さん(沖縄平和運動センター議長)は、県警や防衛庁職員に呼びかける。「なぜ君たちは我々の邪魔をするのか」「なぜ我々が工事を止めたいか」とトラメガから呼びかける。(笠原眞弓) 続き森の映画社HP *写真提供=森の映画社

アウシュビッツ解放70年に贈る映画〜ランズマン監督『不正義の果て』
今年、アウシュビッツ解放70年を迎えた。これに寄せてユダヤ系フランス人のクロード ・ランズマン監督のドキュメンタリー3本が同時公開される。1本目は『ショア』(1985年)。強制収容所から生還したユダヤ人の証言を中心に収録し た9時間27分の超大作。日本では1995年に公開され、大きな反響を呼んだ。次は『ソピブル、1943年10月14日午後4時』(2001年)で、ユダヤ人の集団脱走事件の証言。最後は『不 正義の果て』(2013年)。筆者はこの最新作に注目した。アイヒマン裁判を描いた『ハンナ・アーレント』(2012年)が日本でも評判になった。ユダヤ 人哲学者のアーレントはアイヒマンを「凡庸な小役人」と批判する一方で、そのアイヒマ ンにユダヤ人評議会が協力して、同胞を絶滅収容所に送り込んだことを告発した。(木下昌明) 続き映画公式サイト *写真=映画『ショア』より

日本軍は何をしてきたのか?〜「731部隊映像コンテスト」作品募集スタート
731部隊を知っていますか。かつて「満州国」という日本の傀儡国家に実在した日本軍の細菌戦部隊です。そこでは凄惨な人体実験が繰り返し行われていたといわれています。このコンテストでは、過去の戦争で日本人が何をしてきたのか、加担した医学者たちが戦後どうなったのか、その謎に挑戦していただきたいのです。アニメーションでも、ドラマでも、もちろんドキュメンタリーでも、あなたの表現方法で、731部隊を映像にしてみませんか。審査員は原一男・楠山忠之・木下昌明の三氏で、最優秀賞には10万円の賞金も用意されている。なお、締切は9月30日で7月31日までに事前申し込みが必要だ。(731部隊展実行委員会) 詳細映像コンテストHP

警察のやりたい放題社会でいいのか!〜レイバーネットTV「盗聴法拡大」に警鐘
いま冤罪被害者が怒っている。冤罪をなくすためと導入される「取り調べの可視化」はわずか3%なのに、逆に盗聴拡大・密告取引の導入で警察が焼け太る法律改悪が、今国会で準備されているからだ。2月11日のレイバーネットTVで足立昌勝さんと米倉洋子さんが警鐘を鳴らした。足立さん「1999年の盗聴法の時は、通信の秘密を守るための厳しい規制があった。警察も通信傍受にNTTに出向く必要があったが、今回はデータを送信してもらい警察内で自由に傍受できる。また実行しなくても相談しただけで捕まる“共謀罪”も準備中で、刑法のあり方が根本的に変質してしまう」。米倉さんは「情けないが日弁連も反対していないので、マスコミも書かない。知らないうちに今春、国会通過もありうる。市民運動を拡げよう」と呼びかけた。(M) 写真速報アーカイブ録画(88分)ジョニーHの歌(3分39秒)山口正紀のピリ辛コラム(10分47秒)
 *写真=ゲストの足立昌勝さん(左)と米倉洋子さん


トラックドライバーが勝った!〜田口運送残業代請求訴訟で勝利和解
プレカリアートユニオンの組合員である大型トラックのドライバーが、田口運送株式会社に対して約700万円の残業代(その後請求を拡張)を請求していた裁判で、2015年2月2日、東京地方裁判所で勝利和解を実現しました。田口運送に関しては、先行する残業代請求訴訟で、2014年4月24日に横浜地方裁判所相模原支部で、原告の主張を認め、「各種手当てによって時間外賃金を支払ったとはいえない」「待機時間も労働時間」と判断し、会社に対して約4300万円の支払いと、判決確定後に同額の付加金の支払いを命じる判決が出ていました。会社は控訴しましたが、2014年7月、東京高等裁判所で、相模原支部判決に沿った原告の勝利和解が実現しました。(プレカリアートユニオン) 報告「アリさんマークの引越社」記事

世界がびっくり「サムスンのスマートTVが盗み聴き!」
サムスン電子のスマートTVが音声を収集して送っている事実が伝えられ、 世界中に議論が広がった。今回の議論は2月5日(現地時間)、米国のオンラインニュース雑誌デイリービーストが 「サムスンのスマートTVがあなたを密かに探っている」とし、サムスン電子の個人情報保護政策を根拠として音声収集と送信機能を報道したことで始まった。このメディアはサムスン電子が個人情報保護政策を引用して「あなたが話した言葉が私的で敏感な情報を含んでいるとすれば、これらの情報は資料として保存され、第三者に転送されることを認知しろ」となっているとし、サムスン・スマートTVによる私生活侵害の危険を提起した。(チャムセサン報道) 全文

最高裁がJAL解雇撤回裁判で上告棄却!〜首切り自由にお墨付き
最高裁は2月4日に客乗裁判(第二小法廷)、5日にパイロット裁判(第一小法廷)の上告および上告受理申し立てに対し棄却の決定を送付してきました。客乗事件書類が最高裁に到達してから4カ月未満、パイロット事件については3カ月にも満たない期間で棄却の決定を裁判官全員一致で行いました。これから補充書を出すことを告げていたにも関わらずです。一体最高裁はちゃんと書類を読んでの判断でしょうか? この事件は会社更生法下の整理解雇についての最初の判断でした。それがいとも簡単に棄却されたのです。会社更生下では首切りは自由にお墨付きを与えるようなものです。JALの原告団・弁護団は6日に記者会見を行いました。(JAL闘争を支える会事務局長・柚木康子) 続き(声明あり)会見動画(30分)安全問題研究会の声明

経済成長至上主義が戦争を招く〜「日の丸・君が代」集会で斎藤貴男さん
「安倍内閣はなぜ戦争のできる国をめざしているのか。戦前回帰か、米国の戦争に荷担するためかなどと言われているが、今最も注目すべきはその成長戦略だ」。2月8日、東京・杉並で開かれた「日の丸・君が代」強制反対集会で、ジャーナリストの斎藤貴男さん(写真)がズバリ語った。経済成長至上主義が戦争を招く時代をどうするのか。経済成長は目的か、手段か。斎藤さんの問いかけを共有したい。参加者は140名。講演は多岐にわたったが、以下、ポイントのみ報告したい。昨年7月、集団的自衛権が閣議決定された。10年以上前の小泉政権時代から、多国籍企業の自由なビジネスを脅かす者(国益を損なう者)は、敵とされるようになった。(佐々木有美) 続き


原発の全てがわかる映画〜ドキュメンタリー映画『日本と原発』
東海第2原発運転差止訴訟のキックオフ集会に参加したとき、河合弘之弁護士は、「僕は日本中のすべての原発訴訟の弁護をする」とおっしゃっていました。彼は、辣腕の企業弁護士で、負けたことがないと言われていますが、こと、原発訴訟では負け続けているとか。もちろん市民側に立ってのことですが。そんな時に起こった3.11事件。今度こそ勝つ訴訟をしたい、弁護士として生きてきたことへの感謝を、仕事を通して表したいと思ったと聞きました。その言葉を違えず、彼は「脱原発弁護団全国連絡会」を作り、精力的に活動しています。その河合さんが負け続ける訴訟に、このまま弁護士の枠に収まっていては埒があかない、もっと違うやり方で国民の総意にしていかなければと考えたのです。そして思いついたのが「映画だ!」でした。(笠原眞弓) 続き映画公式サイト

川内の運転手「みんな原発には反対なんだ」〜2.6金曜行動レポート
誰がみても原発の再稼働は日本列島を滅ぼす可能性が高い……。安倍政権はそれを百も承知で一部の金の亡者のために、日本の大地と国民をもてあそんでいる。これは狂気じみた犯罪である。この日(2/6)も官邸前や国会前で、みんな必死に抗議の声を上げていた。福島の浪江町からきた女性は「最終処分場を決めないうちに中間貯蔵施設を建てようとしているが、これでは原発反対運動を終えるわけにはいかない」と。共産党の吉良よし子議員(写真)は、安倍は国会を軽視し所信表明を行わない。民主主義の冒涜だと訴え、鹿児島の川内でタクシーに乗ったとき、運転手が「みんな原発には反対してるんだ。おれたちの了解なしに再稼働しようとしているが、誰が責任とってくれるんだ」と怒っていた、と。(木下昌明) 続き動画(YouTube 5分40秒)

「食糧はミサイル」TPP締結を阻止しよう〜札幌で山田正彦さん報告会
「TPP(環太平洋経済連携協定)交渉差止・違憲訴訟」を準備中の山田正彦さん(弁護士、民主党政権時代の農水相/写真)によるTPP交渉の現状についての報告会が1月29日、札幌市内で開催され、約20人が集まりました。少し遅くなりましたが、以下報告します。…半年間、膠着状態だったTPP交渉は、ここに来て急に動き出した。首席交渉官会合は「次が最後」と言われており、一気に決まる可能性がある。決まるとしたらシンガポール(での首席交渉官会合)になるだろうか。(黒鉄好) 続き

東京メトロ非正規11人に雇い止めの危機!〜町屋駅頭でコマース支部が訴え
「わたしたちは微力ですが無力ではありません。疋田さんを売店で働かせてと声を上げてください」。2月6日午後6時過ぎ、東京メトロ町屋駅前に後呂良子委員長の声がひびいた。駅売店を経営するメトロコマースは、町屋売店で働く疋田節子さんをはじめ11人の契約社員を、65歳定年を理由に3月末に雇い止めにする。この日、東京東部労組メトロコマース支部は、彼女たちの雇用継続を求め、駅頭宣伝に取り組んだ。ビラ配りとともに駅前通路にボードを置き、通行人に応援・抗議の寄せ書きを呼びかけた。最初に書いたのは、元メトロの車掌だったという人。ボードは、「力を合わせて闘おう」「労働者の使い捨てはダメ」「寒い中、がんばって」と次々に埋まっていった。(佐々木有美) 写真速報動画(東部労組撮影)

人質事件でさっそく使われた「秘密法」〜安倍暴走とめようと国会前行動
秘密保護法の廃止を求める「12月6日を忘れない6日の行動」が、2月6日昼、国会前で行われ約70人が声を上げた。「人質事件では関係各国から提供された情報が特定秘密され、さっそく政権の都合のいいようにこの法律が使われた。大事なことが国民に隠された」と怒りの挨拶から集会は始まった。駆けつけた清水ただし議員(共産)・福島みずほ議員(社民)は国会情勢を報告。水陸両用車・オスプレイのなど攻撃型兵器の購入、盗聴法大改悪、戦争法案の提出など、今国会の暴走をとめ「戦争する国」にしてはならないと訴えた。また藤沢の市民は「人質事件で安倍批判の自粛ムードが起きている。萎縮することが一番恐い。はね返そう」と語った。(M) 写真速報秘密法廃止HP

後藤さん“見殺し”の裏にアメリカの影〜人質事件を検証する
後藤健二さんの命が救われるチャンスは、少なくとも2回ありました。それがことごとくつぶれたのは果たして不可抗力だったのでしょうか? .茱襯瀬鸚府は自国パイロットの殺害を知りながら「交渉」をすすめ、後藤さんと死刑囚の交換を拒否した。イスラム国によるヨルダン軍パイロットの残虐な焼殺は言語道断。絶対に許されることではありません。しかし同時に、そのあまりの残虐性ゆえに、交渉にあたっていたヨルダン政府、そして安倍政権の問題を不問に付すことも間違いです。ヨルダン国営放送は、「パイロット虐殺」がネットで流された直後に、「殺害されたのは1月3日だった」という衝撃的な発表を行ないました(写真)。ヨルダン政府はそのことをいつ知ったのでしょうか。ヨルダン情報相は、「諜報機関やイスラム国によると1月3日だ」と述べており、「諜報機関」によって早くから知っていた可能性を示唆しました。(ブログ「私の沖縄・広島日記」より) 続きブログ「百々峰だより」

怒りの最終陳述〜郵政非正規・65歳「雇い止め」裁判結審
2月4日、「郵政非正規社員の『定年制』無効裁判」の最終弁論が、地裁527号法廷で行われた。N原告が怒りの陳述を行なった。「会社は現在10兆円以上の内部留保を抱え、ウハウハの状態だと思います。この10兆円の少なくない部分が、私たち19万非正規社員が、低賃金・低待遇で働いたからこそ積み上がったものだと思います。他方、会社に切られた私たちは一番高い人でも時給千数百円です。私たちには退職金はありません。切られれば即生活に直結します。現に私は60キログラムの物を扱う重労働をしていますが、日給はわずか9100円です。10兆円以上の内部留保を抱える巨大企業が何の生活の保証もない私たちを切って、さらに内部留保を増やそうというのでしょうか」。判決は5月13日となった。(丹羽良子) 報告 *写真=65歳裁判をたたかった原告たち(報告集会)

緊急集会「私たちは人質事件をどう考えるか」〜ジャーナリストら6氏が語る
日に日に動いているISISによる人質事件。今日(2月4日)もヨルダンの空軍パイロット、モアズ・カサスベ中尉が殺害されたと新聞にあった。それに対しヨルダンは「報復」するという。そんなニュースを聞きながら、重い気持ちで参議院会館の「緊急集会」へ行く。この集会は福島みずほさんの主催で、この事件はなんだったのか、私たちはどう受け止め、次の行動をしたらいいのか考えるために集まった。最初に話したのが戦場ジャーナリストの志葉玲さん(写真)。「後藤健二さんを助けられなくて残念だ。このような形で話すことになって悔やんでいる」と語り始め、「イスラム国」と言うけど、あれはイスラムではない。だから自分はISISと呼ぶと。「政府は全力を尽くすと言ったが、全力を尽くして“尽くすふり”をしていだけ」と二人の拉致が分かってからの政府の無対応を鋭く批判した。(笠原眞弓) 報告

鹿児島・福島の女たちを迎えて脱原発集会〜全労協が主催
全労協は2月4日、鹿児島、福島現地でたたかっている女性たちの上京行動に合わせ、日比谷コンベンションホールで脱原発集会を開いた。鹿児島・福島の女性たち35名は、川内原発再稼働阻止のため緊急上京した。全労協のメンバーは、彼女たちの関係省庁要請行動、東電、九州電力への抗議行動などに参加し、集会で彼女たちの現地でのたたかいに耳を傾けた。福島からは苦しくて厳しい中でのたたかい、鹿児島からは生き生きとたたかっている若い女性からの報告があった。平澤全労協常任幹事は「2015春闘を脱原発のたたかいに連携・共闘し、国民の命・子供の命に無責任なこの国の政治の転換をめざす、脱原発政治春闘としてたたかう」と決意を表明した。集会後、参加者は東電本店前で行われている抗議行動に合流した。(shinya) 報告動画(九州電力東京支店前行動)

韓国:アルバイト労組が7日にマクドナルド店舗占拠デモ
アルバイト労組(委員長ク・ギョヒョン)が2月7日、不当解雇撤回と労働条件改善を要求して、マクドナルドの店舗占拠デモを行う。アルバイト労組は2月3日、マクドナルド店舗の中で一番売り上げが高く流動人口が多い店舗で占拠デモを行うと予告した。労組は現在、占拠デモのターゲット店舗を検討中で、 7日の午後6時頃からアルバイト労組所属の組合員約120人が特定の店舗で占拠座り込みをする予定だ。労組は韓国マクドナルドに店舗占拠デモに対する文書を発送し、3日までに対話が行われなければ占拠デモを強行するという計画だ。現在のところ、マクドナルド側からの回答はない状態だ。(チャムセサン報道) 続き


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