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最低賃金15ドルはもう夢ではない!〜シカゴのたたかいに触れる
3月31日、Fight for 15(FF15)のシカゴ事務所に行って来た。「ファストフードで働く労働者の最低賃金を1500円に!」という運動は、今、世界中に広まっている。4年ほど前にFF15を組織化した頃は、最賃を15ドル(要するに2倍に引き上げるってこと)にするなんて!と笑い者にされたが、この4年で1200万人の賃上げを実現した。シカゴ市では13ドルに、NYでも15ドルの最賃が決定。2〜3日前には、カリフォルニア州で最賃15ドルが決定された。笑い者扱いされて来た彼らの訴えが現実のものになりつつある。4年前は、最賃を7ドルから9ドルにというのが、議論の水準だったが、今は12ドルか15ドルかというのが議論の水準になっている。新自由主義のシカゴ市長も、最賃を引き上げなきゃ再選出来ないことを実感しているという。(シカゴ・大椿裕子) 報告教員スト(松元ちえ) *写真=15ドルを求めてストライキ

ことしも「君が代」不服従つづく!〜都教委は異常な弾圧と処分
3月31日、卒業式処分発令抗議・該当者支援総決起集会が東京・水道橋、全水道会館で開かれ77名が集まった。今年の卒業式での「君が代」不服従(不起立、会場に不入場)での処分者は3名。いずれも戒告処分。また、その他に不起立で都教委から「事情聴取」を受けたものが1名である。都教委は、2003年「10・23通達」以降、毎年不当処分を繰り返してきた。400人を超える教職員が原告となり裁判を繰り返す中で被処分者は「減給」以上の処分を撤回させるなどの闘いを積み重ねてきたが、都教委の弾圧は今回もまた異常なものであった。それは、例えば「卒業式当日の教職員の業務を明確化し、一人一人の着席時間を明示すること」を校長に指示したこと、懲戒処分を受けた者に対し3年間「実績、行動記録報告書」の提出を校長に求めたことなどである。(湯本雅典) 報告動画(5分)渡部通信

堅川SLAPP訴訟で東京地裁が不当判決!〜園氏「思想弾圧裁判の典型」
3月29日15時から東京地裁429号法廷でいわゆる「堅川SLAPP」訴訟の判決言い渡しが行われた。判決は「被告に39,614円の支払いを命じる」という内容であった。判決後、園氏に見解を聞いた。「この裁判は思想弾圧裁判の典型だと思います。被害とされる事実はそもそも存在しないのに、無茶苦茶な内容を押し付けてくる。証拠とされるスケッチは捏造され内容も途中で変わっていますが、判決文の中では裁判官は『それでも良い』というような表現をしている。証拠の不確実性を全く問題にはしていません。診断書があれば証言の変節も問題なしとしている。全く思考停止の判決です。この判決が適用されれば誰しもがこのような手段で弾圧を被る道筋をつけた。いつの行為かわからない、しかも事実がなくても権力に対する損害賠償を認めるという点で、この判決は権力が市民を弾圧しようとすればこんな無茶が通ると認めた点で深刻であり、全く不当な判決です」(園良太氏/写真)(鹿砦社通信・田所敏夫) 詳細鹿砦社通信HP

5月29日に1万人大集会を!〜オール埼玉総行動実行委員会
3月30日、オール埼玉総行動実行委員会 第18回実行委員会が開かれ、81名が集まった。埼玉県では同実行委員会主催で3月6日、1万100人が結集した総行動を成功させている。そこには、連合埼玉(連合)、埼労連(全労連)が後援となり挨拶をした。また5野党の代表も参加した(維新の党は、メッセージ)。今実行委員会では、9条の会事務局の渡辺治さんが記念講演を行った。渡辺さんは、「200万署名を集めきるには2000万人にあたるだけではだめです。また、同時に報道されるような大集会が必要です」と語った。討論では、2000万人署名運動の実践例が多く報告された。そして、オール埼玉総行総行動実行委員会は、5月29日に1万人を大きく上回る規模の大集会を企画している。同実行委員会はこの集会を参議院選挙直前の「市民・国民の側からダイナミックに展開していく」たたかいとして位置づけている。(湯本雅典) 報告動画(4分半) *写真=浦和駅前での署名活動

「戦争法ノー」の熱気ふたたび〜国会前に3万7千人が集う
「けさのテレビで安倍がウソをぺらぺら言っているのを見て、怒りくるった。絶対行かなくてはと思って来た」。ある女性はこう興奮ぎみに話した。3月29日夜の「戦争法発動反対!国会正門前大集会」には3万7千人(主催者発表)が参加した。周辺の歩道は人波でぎっしり埋まり、昨年夏の「国会前大デモ」を再現した。あれから半年、人々の怒りを収まるどころか広がっていた。民進党の枝野書記長は「いろいろ批判はあるでしょうが政治は結果。立憲主義・民主主義を守るという一点で結果を出したい」と強調した。共産党の山下書記局長は元気いっぱい。「毎週の会議で四党は仲良しになった。各党が戦争法廃止を選挙公約にすることに合意した」と報告すると大きな拍手が起きた。集会では「参院選で安倍を倒そう」というスピーチが続いた。そしておなじみの菱山南帆子さんや「シールズ」奥田愛基さんのコールが炸裂し、国会周辺には「安倍はやめろ」の声が鳴りひびいた。(M) 写真速報shinyaの写真報告動画1動画2(湯本撮影)田中龍作ジャーナル

国の線量測定のずさんさを突く!〜南相馬20ミリシーベルト撤回訴訟
3月28日、「南相馬20ミリシーベルト撤回訴訟 第3回口頭弁論」が東京地裁で行われ、傍聴席98席は支援者で埋まり傍聴抽選が行われた。この訴訟は、2015年4月に、年20ミリシーベルトを基準とした特定避難勧奨地点の解除は違法だとして福島県南相馬市の住民206世帯808人が、国を相手取り解除の取り消しを求めた裁判である。20ミリシーベルト/年が問題であるともさることながら、国が行った「測定」にも大きな問題があった。そこが、今回の口頭弁論でポイントとなった。国は空間線量の測定は、家の玄関と庭先のわずか2か所のみであった。また家の中の線量は外の0.4とされた。 今回の裁判に向けて、ボランティアチーム「ふくいち周辺環境放射線モニタリングプロジェクト」が、原告の家庭の線量測定を行った。そして、測定に参加した原告の平田安子さんが法廷で国の測定のずさんさを主張した。(湯本雅典) 報告動画(3分) *写真=原告が経産省前で抗議

「原発の収束作業は国が責任をもて」〜反核世界社会フォーラムで被曝労働問題
3月27日「核と被ばくをなくす世界社会フォーラム」は、都内で5つの分科会が開かれ、活発な報告・討論が行われた。「被曝労働問題の現状」の分科会では、フランス・ウクライナ・韓国・日本の元作業員が実態と問題点を報告した。韓国のギム・ヅチョンさんは「24基が稼働している韓国。非正規労働者の割合が4割近くになっている。かれらは“雇用の不安定・低賃金・労働経験の蓄積ができない”などの問題を抱えている。それは即、原発の安全性にもかかわる関わること」と強調した。フクイチの三次下請けで「危険職場」にいた池田実さんも、「同じチームで9000円の人もいれば16000円の人もいる。原発は線量が高いのに除染作業より賃金が安いなど矛盾だらけ。東電の下請け構造に問題がある。これまで5万人が働いてきたが、辞めたあとの補償は何もない。使い捨てだ」と憤る。議論で一致したのは「原発の収束作業は国の責任で行い、直接雇用が原則」ということ。28日も同じメンバーで「国際シンポジウム」を行い、議論を深める予定だ。(M) 写真速報動画(池田発言 5分)同フォーラムHP書評『福島原発作業員の記』 *被曝手帳を手にする池田さん(左)とムィコラさん

あとがないたたかいへ!〜反原発集会で山城博治さん檄とばす
3月26日、「原発のない未来へ!」「つながろう福島!守ろういのち!」をスローガンに掲げ、東京・代々木公園で3つの会場に分かれて大集会が行われた。それぞれの会場で神田香織、澤地久枝、鎌田慧らの文化人や地方からの活動家がスピーチしたが、なかでもこの日のために沖縄からかけつけた「基地・軍隊を許さない女たちの会」の高里鈴代さんと「沖縄平和運動センター議長」の山城博治さんのスピーチに会場は沸いた。山城さんは「辺野古が完成すれば間違いなく、あのクソッタレ、戦争に走るでしょう。それでいいのか、みなさん!」とまるで辺野古ゲート前の現場にいるように、安倍首相を「クソッタレ」呼ばわりをし、何度も腕を振り上げてアジをとばしていた。また「絶望してはいけません。あとがないからです」という言葉が耳に残った。そうだ。絶望なんかしているヒマはないんだ!(木下昌明) 報告(木下)報告(湯本)写真報告(shinya)動画(集会 3分)動画(山城スピーチ 5分)

あえて紙媒体に挑む!〜韓国ネットメディア「チャムセサン」が「ワーカーズ」発行
韓国のチャムセサンは、韓国で一番歴史のあるメディアグループが立ち上げたインターネット・メディアですが、最近、進歩的なインターネット・メディアが不振で苦しんでます。そんなインターネット・メディアの中で最近、紙媒体を見直す動きがあって、インターネットでは老舗のチャムセサンがあえて紙媒体に挑んで創刊したのが週刊誌の「ワーカーズ」です。現在、韓国には多くのインターネット・メディアがあって、いわゆる「進歩」に分類されるメディアもいくつかあります。代表的なところではオーマイニュースは商業的にもそれなりに成功している例で、民衆の声も関連団体を巻き込んでしっかりした経営基盤を構築して、商業メディア的な展開をしています。しかし、これらのメディアを見ていると、どうしても「経営上の事情」が編集方針に与える影響を排除しきれていないのではないか、という気もします。(安田幸弘) 続き週刊「ワーカーズ」創刊の言葉

「不適切メール」理由の教員解雇撤回!〜東京高裁で勝利判決
3月24日、東京高裁は、「不適切メール」を理由とした都立高校教員に対して下された懲戒免職処分を不当とする第一審東京地裁判決を支持し、都教委の控訴を退ける「控訴棄却」判決を出した。今回の判決の意義は、「(都立高校教員が)なぜ「不適切なメール」を送るようになったのかについて、ていねいな事実認定を行ったこと」(加藤文也弁護士)である。実は、そこが一審判決では欠けていた。一審の不十分さを補充するていねいな事実認定が今回行われたのだ。勝利判決を支えたのは、支援の大きさである。判決当日も元同僚をはじめとする支援者が都教委に出向き(写真)、都教委に対して「1上告をしないこと、2免職処分を撤回し再処分しないこと、3(一審原告に対し)通常業務を許可すること」を要請した。(湯本雅典) 報告動画(3分)「処分撤回を求めて」389号

チェルノブイリ原発事故の生々しい実態〜レイバーネットTVで当事者が語る
3月23日「核と被ばくをなくす世界社会フォーラム」の会場から、レイバーネットTVを放送した。「線量が高くて線量計が壊れた。しかし4号機の電気回路を止めることに必死だった」「健康のことは考えなかった。命令を遂行するだけだった」。チェルノブイリ原発事故の収束作業員だったムィコラさんとヴァレンティンさんは、事故直後のことの生々しく語った。彼らが住んでいたプリピャチ市では、通常の50万倍の放射能が降ったという。ヴァレンティンさんは続ける。「30年後のいまも吐き気、頭痛、高血圧に悩まされている。今は障害2級認定者だ」。ムィコラさんは「3日の避難と言われて町を出たが30年経っても帰れない」と。チェルノブイリ30年とフクシマ5年が重なってくる。またフランスの原発労働者フィリップさんが出演し、下請け労働者の被ばくの実態を語った。(M) 写真速報放送アーカイブ根岸報告 *写真=ヴァレンティンさん(右は通訳)

長野で野党共闘が大きな一歩〜杉尾ひでやさんが統一候補に
3月20日、長野市で「安倍政権の暴走を止める!『共同フリーテーブル』」が開催され、今夏参議院選挙長野県選挙区において民主党、共産党、社民党が杉尾ひでやさんを野党統一候補として推すことが確認された。この場では野党3党と杉尾ひでやさんとの間で、選挙勝利に向けた「共闘協定」が取り交わされた。「共闘協定」の内容(要旨)は以下の通りである。^楕殍\の廃止、集団的自衛権の行使容認の閣議決定の撤回、立憲主義の回復をめざす 安倍政権の打倒をめざす 0打楡権による憲法改悪を阻止する こ丙梗匆颪寮Ю気鮨泙襦D耕遒里箸蠅みは、安倍政権に立ち向かう粘り強い一歩一歩の積み重ねの闘いの先進実例だ。(湯本雅典・取材3月20日〜21日) 報告動画(10分)

非正規差別に怒りふっとう!〜郵政産業ユニオンがストライキ決行
3月23日昼、東京・霞ヶ関の日本郵政本社前には、組合旗が林立し「ストライキ決行中」の横断幕が掲げられた。この日、郵政産業労働者ユニオンは全国23職場で86人が春闘ストライキに突入した。本社前の突入集会には180人が参加した。要求はベアアップ、非正規労働者の均等待遇などだが、会社の回答は「ゼロ」だった。中村書記長は「今回のストの特徴は86名中28名が非正規労働者であること。これは画期的のこと」と強調した。千葉のメンバーからは、「年末繁忙期にアルバイトを時給1200円で募集しているのに、長期に働く非正規社員は850円。これには非正規社員も怒り心頭で、その改善を求めて組合に加入しストに加わった仲間がいる」との報告があった。非正規労働者が前面にでた郵政のたたかいが広がっている。このストライキは23日、24日の2日間打ち抜かれる。(M) 写真速報動画(6分)

新聞労連が声明〜安田純平さんの即時解放を求める
昨年6月のシリア入国後に消息不明となっていたジャーナリスト、安田純平さんとみられる映像が、インターネット上で公開された。私たちは、同じ報道の現場で働く仲間の無事な姿にとりあえず安堵するとともに、犯行グループに一刻も早い解放を強く求める。 人命と引き替えに金銭を要求する卑劣な行為は、いかなる理由があろうとも認めることができない。とりわけ、真実を伝える目的を持ったジャーナリストを標的にすることは、国際社会で普遍的な価値が認められている言論や表現の自由への挑戦だ。日本政府が安田さんの安全確保を第一に取り組む姿勢を表明しているのは、邦人保護の観点から当然のことだろう。犯行グループの要求を安易に受け入れる必要はないが、情報収集や情勢分析に全力を挙げて、人命最優先の考え方に基づき、最大限の努力を求めたい。(声明より) 声明全文 *ネット上に公開された安田純平氏

川柳プラカードが大人気!〜ベルリンで「脱原発かざぐるまデモ」
3月19日、ドイツ首都ベルリンで行われた「脱原発かざぐるまデモ」について報告します。これは福島の3.11に連帯したデモです。デモ自体はドイツ風のように気楽な形で太鼓を叩いた組もいるし、シュプレッヒコールの組もいました。さまざまなプラカードと数多くの風車があって、よい雰囲気でした。ちなみに、川柳プラカードが大人気でした。何人にも声をかけられて、「それは何でしょうか、詩ですか?」などと聞かれました。丁寧にレイバーネット日本と川柳班の活躍について説明すると、みんなびっくりしていました。「句を通じてプロテストの声を上げるのはすごく面白い」という意見もありました。この面から見ると、川柳班の国際化の第一歩ではないかと思います。また機会があればぜひドイツの川柳デモをやりたいと思います。楽しかったです。(独狼/マーティン・トーマス) 報告

3/23「核と被ばくをなくす世界社会フォーラム」開催〜レイバーネットTVも生放送
3月23日から東京で「核と被ばくをなくす世界社会フォーラム」が開催されます。これは、2001年ブラジルで始まった反グローバリズム運動「世界社会フォーラム」の反核版です。23日から28日までの福島ツアーを含むイベントには、ブラジル・フランス・ウクライナ・韓国・トルコ・インド・フィリピンなど、世界からたくさんの人がやってきます。その中には、韓国・フランスの原発作業員やチェルノブイリ原発オペレーターもいます。核のない「もうひとつの世界」をめざす大イベント。さっそく、米国の言語学者・チョムスキーがビデオメッセージを寄せています(写真)。レイバーネットTVでは、初日の23日に小倉利丸さん企画のオープン番組を放送します。世界社会フォーラム創始者の一人、ブラジルのシコ・ウィタクーさんはじめ、海外ゲストに生で話を伺います。ぜひお楽しみに。(レイバーネットTVプロジェクト) 番組内容チョムスキーのビデオメッセージ

「超過勤務よりセックスを」〜労働法典改正反対の盛り上がり
3月9日の労働法典改正に反対するデモには多くの若者(大学生、高校生)が参加し、全国で主催者発表50万人近く、パリは主催者発表10万人が路上に出て、法案の撤回を要求した。10年前の2006年春、「初採用契約CPE」法をめぐってフランスでは大掛かりな若者たちの運動が起こり、可決された法を撤廃させたことがあった。政府は二の舞を踏むことを怖れて、ただちに「法案を改善する」と表明し、大学生や高校生組合、労組代表と会談した。3月14日には修正箇所の概要がいくつか発表された。しかし、その内容では全く不十分だと判断した学生・高校生と労組は「撤回」を求め続け、3月17日に再び集会・デモを行うことを呼びかけた。デモで見かけた「夜は労働ではなく、セックスのために」「超過勤務よりセックスを」などのスローガンは、1968年五月革命のエスプリを継承していて、フランスらしい。(飛幡祐規 パリの窓から) 全文 *写真=3月9日のデモ(撮影 Christian Fonseca)

安倍政権の暴走許さない!〜3.19総がかり日比谷大集会に5600人
3月19日、「戦争法廃止!安倍政権の暴走許さない 総がかり日比谷大集会」が東京・日比谷野音で開かれ、大雨の中にもかかわらず5600人が集まった。3月19日は、安保関連法が強行採決されてちょうど半年にあたる。7月の参院選に向けた闘いは非常に重要な局面に入ったと言える。会場となった東京・日比谷野音には大雨の中、開会前から続々と人が集まり始めた。神奈川からた参加者は、「平日はなかなか参加できないので、今日は何としても来たかった」と話した。集会冒頭、主催者から「2000万署名が東京集約だけで500万を記録しました」という報告があった。集会には民主党幹事長・枝野幸男衆議院議員、日本共産党副委員長・小池晃参議院議員が参加した。(湯本雅典) 集会報告shinyaの写真報告プラカード紹介動画(集会)動画(プラカード)渡部通信

「原発マフィアのセールスマン!恥ずかしい」〜3.18金曜行動レポート
3月18日金曜日、首相官邸前の反原発抗議行動。この夜、久しぶりに斎藤美智子さん(写真)が官邸に向かってスピーチしている姿をみた。彼女をみかけたのは昨年9月以来で、そのときは「史上最悪の首相 わたしたちの恥だ!」と抗議していた。この日は「あなたは原発マフィアのセールスマンか! 恥ずかしい」と。以前に、失礼だがお年を伺ったとき「87歳」とおっしゃっていた。電車をのりついでこられるという。彼女のがんばりに驚きと敬意を抱いている。国会前では、長野からきた若い女性が、長野駅前で映画『首相官邸の前で』の自主上映の話をしていた。彼女は最初、この映画をみたとき「こんな世界が起こっていたんだ」と感動したという。そこで観た人にきくと「全然知らなかった」といわれた、と。(木下昌明) 続き動画(6分)

自公対オールジャパンの闘いだ!〜熱気に包まれた「参院選総決起集会」
3月18日、東京・文京シビック大ホールでおよそ千人の人を集めて、オールジャパン平和と共生主催「安倍政治を許さない!参院選総決起集会」が開かれた。開場1時間前には、もう並び出すという熱気に溢れたものだった。特に、遅れてきた小沢一郎氏が入場すると、誰よりも大きな拍手が起きた。いわゆる「政治家」に期待されるものがあることがわかった。第1部では、開会に続いて民主の最高顧問江田五月氏は、「もう若手に譲る時だがその前に大きな仕事をしなけらばならない。それは、安倍内閣を倒すこと。戦後の焼け野原からここまで復興してきたのは、両親や祖父母の世代。復興と同時に、憲法も育ててきた。そういう市民の思いを大切に、安倍暴走は止める。その一点で頑張る」と語った。いよいよ自公対オールジャパンの闘いが始まる!(笠原眞弓) 報告富山の動き

イラク帰還兵がトランプ氏の「ヘイトスピーチ」に抗議〜集会でバナー掲げる
米IVAW(反戦イラク帰還兵の会)からメールがあり、“帰還兵vsヘイト”という新たなキャンペーンが始まったことを伝えてきました。サウスカロライナとアラバマのトランプ陣営の集会でIVAWメンバーがバナーを掲げて抗議している映像のリンクも添えられています。以下“帰還兵vsヘイト”より・・・「2月以降、私たちは政治におけるヘイトスピーチの横行に対する取り組みをおこなってきた。ドナルド・トランプに宣伝の場を提供する企業メディア、トランプが集会で掻き立てている暴力、そのための道具として帰還兵を利用しようというトランプのもくろみ−それらを押し戻さなくてはならなかった。そこで、11人のIVAWメンバーがサウスカロライナ州マートルビーチでのトランプの集会に潜入し、『トランプ氏よ、帰還兵はあなたのヘイト宣伝の道具ではない、私たちはムスリムの兄弟姉妹と共にある』と書かれたバナーを掲げた」。(浅井健治@週刊MDS編集部) 詳細 *バナー「帰還兵は訴える。トランプ氏よ ヘイトスピーチをやめよ!」

争議抱える仲間を一緒に応援!〜大阪の「春闘総行動」
3月17日(木)、おおさかユニオンネットワークの「春闘総行動」が行われました。日頃から共闘関係にある労働組合と共に、各労働組合が争議を抱えている会社等を回り、申入れ行動や抗議行動を行なう全日行動です。まずは8時半からNTT西日本へ。当該労組は大阪電通合同労働組合です。高年齢者雇用安定法に基づき、60歳定年を迎えた組合員を再雇用しろ、組合員に対し下されたD評価判定に関し、その基準を明らかにしろと要求を申し入れました。Aグループのラストは、神戸は元町、旧居留地にあるマリーマーベルという、結婚式の写真・映像制作を行うブライダル業界の会社です。当該労組は、なかまユニオンです。社長が社員の女性(2名)を呼び出し、散々酒を飲ませホテルに連れ込み、性暴力を行いました。その結果、被害を受けた女性たちはトラウマにより働けなくなりました。涙で訴える被害者の女性を前に、心底怒りが湧いて来ました。(大椿裕子) 報告 *写真=マリーマーベル前で抗議

私たちは人間だ!解雇撤回!〜東芝府中工場のフィリピン労働者が立ち上がる
不正経理問題で経営危機に陥った東芝。しかし経営陣は一人も責任をとるどころか、大リストラを推進し、そのしわ寄せを労働者に押しつけてきた。東京・府中工場で長年エレベーター塗装の仕事をしてきた「中村塗装店」も下請け契約が解除され、そこで働くフィリピン労働者は3月末の雇い止め解雇を通告された。途方にくれたかれらは3月7日「府中緊急派遣村労組」に駆け込み、10人で労働組合「KABISIG(カビシギ)分会」 を結成した。組合名はタガログ語で「一緒に進む。団結」の意味である。3月16日には、かれらの職場である「東芝府中事業所」に出向き要請行動を行なったが、東芝は「当社は関係ない。会わないし、要請は受け取らない」と門前払いだった。フィリピン労働者は、ガードマンの妨害にめげず手作り組合旗「KABISIG(カビシギ)」を取り出して掲げた(写真)。もっとも弱い立場のかれらが初めて会社にNO! を突きつけた瞬間だった。(М) 報告

都立定時制高校の廃止!決定に〜「それでいいのか」の声が集まる
3月16日、東京都議会文教委員会で「都立高校定時制4校の廃止」が教育委員会から報告され、質疑がなされた。この場で、10本の都立高校定時制廃止に反対する請願、陳情が提出され審査された。質疑では、教育委員会と自民党議員から繰り返し定時制高校廃止の「正当性」が訴えられた。その論理は以下の通りである。…蟷制の応募倍率が低下している。⊂山台高校のような外国籍生徒に対する教育は、他の高校でも行うことができる。D務悗困難になるということはない。ぅ船礇譽鵐献好ールのような「人気」のある学校を増やすことで都民のニーズに応えられる。チ監制と定時制の併設は、部活や放課後活動に支障がでるなどのデメリットが出る。14日には都立小山台高校の同窓会、卒業生などが記者会見を開き、同校の存続を求める訴えを行った。(湯本雅典) 続き

「原発のない福島を!県民大集会」に6000人〜新たなたたかいの芽
3月12日「2016原発のない福島を!県民大集会」が、福島県郡山市で開かれた。会場となった開成山陸上競技場には、スタンドを埋め尽くす6000人が全国から集まった。毎年福島現地で開催されてきた「県民大集会」、参加者の意識は震災後5年という現状、運動の到達点を反映したものに思えた。昨年3月まで福島県で教員として働き、現在は新潟県に移住したAさんは、集会スタッフの一員として参加していた。Aさんは、「やはりこの集会に参加すると血が騒ぎます。この気持ちを新潟に持ち帰りたい」と語った。原発被災後の厳しい、過酷な現実は何も変わっていない。しかし無策、無謀の政府に対する闘いがこの5年の間で芽生えた。今後の趨勢は、明日からの闘いにかかっている。(湯本雅典・取材3月12日) 報告動画(6分)モントリオールの集い

我慢ならぬ会社の横暴!〜インド・ホンダ子会社で正規・非正規労働者が立ち上がる
ホンダ・モーターサイクル・アンド・スクーター・インディア社(HMSI)のタプカラ工場で、正規労働者、契約労働者、2000人の労働者による争議がおきている。始まりは、2月16日、午後2時半、午前中のシフトを終えた塗装部門で働く契約労働者が、上司から残業するように命令され、3日間連続して残業をおこない体調がすぐれなかったので断ると、平手打ちにされる暴力をふるわれた事件からだった。この場面を目撃した大勢の労働者たちは怒り、工場内に座り込み、生産をストップさせた。同時に、登録中の組合に連絡し、会社に暴力行為への謝罪と解雇・停職処分をうけている9人の組合活動家と契約を切られた400人の契約労働者の職場復帰の交渉を要請した。会社は、交渉の代わりに労働者の指導部を排除し、警察と違法な暴力団を工場内に投入し、夜7時頃から、労働者たちに催涙ガスを浴びせ、こん棒で乱打し、投石し、60−70人に重軽傷を負わせた。(遠野はるひ) 続き *写真=2月16日、工場内で抗議するHMSI労働者

原発事故福島5周年・チェルノブイリ30周年の催し〜ドイツ・デュッセルドルフ
原発事故福島5周年、チェルノブイリ30周年を記念し「さよなら原発デュッセルドルフ(SGD)」では以下三つの催しを主催・共催しました。3月4日(金)には「おしどりマコ」の講演会「フクシマは今」が開催されました。会場には約100名の来場者を迎え、講演は日独両語で行なわれました。講演の前にはドイツ北部の最終処理場2ヶ所を見学してきたマコさんからは、ドイツではあきらかに不法である事実が日本では合法とされていること、福島の汚染水が地下水、太平洋に今もなお垂れ流されている事実、空き地に積み重ねられている袋詰の汚染土壌を日本政府は将来は道路工事のみならず宅地・公園造成用に再生して使用する計画であることなど、驚くべき福島の現況がスライドと共に、歯切れのよい言葉で報告されました。また、3月11日(金)には福島5周年記念追悼式が行われ、教会の中庭で手作りの灯籠50個に火を灯し、過去と今後の課題に想いを馳せる一時を持ちました。(柴 勵子) 報告 *写真=追悼式(クラウス氏撮影)

「GO VOTE 主権者は私たち一人一人です」〜シールズと学者の会が新宿街宣
ふたたび学生たちが立ち上がった。3月13日の日曜日、新宿駅東口アルタ前でシールズ(自由と民主主義のための学生緊急行動)と安保法に反対する学者の会が、街宣活動を行った。シールズのメンバーがそろってコールやスピーチをしている姿を久しぶりにみた。一人一人はそれぞれ集会やデモなどでスピーチしている姿をみかけたが、学者の会と共同で街頭に出ての抗議行動は今年はじめてである。参加者は日曜日とあって車道を埋め、横文字の多いプラカードと共に各大学の有志ののぼりも目についた。かれらのかかげたポスターには「GO VOTE」と大書きされ、その下に「主権者は私たち一人一人です」とあった。(木下昌明) 続き *写真提供=ムキンポさん

中国 : 「ゾンビ企業」の炭鉱労働者が立ち上がる!〜賃金不払いに抗議
大型国有企業のなかで、政府の補助金でなんとか生きながらえている「ゾンビ企業」を整理すると全人代で豪語した政府ですが、3月12日にはその「ゾンビ企業」のひとつである炭鉱労働者たちが、不払い賃金を払え、と猛抗議しました。発端は、双鴨山鉱業グループ(大型炭鉱を複数保有)の所在地の黒龍江省の省長が、全人代で「労働者には一銭たりとも未払いはない」と発言したこと。「半年も賃金不払いだ!」「腐敗役人を追い出せ!」と、このグループの傘下の八つの炭鉱の労働者たちが猛反発したのです。(レイバーネット国際部) 記事

ボトムアップの運動で三分の二を阻止しよう!〜中野晃一さん熱く語る
3月12日のレイバーネット総会は約30人の参加だったが、大変刺激的な集いだった。第一部の会活動に続いて、第二部は中野晃一さん(立憲デモクラシーの会/写真)の講演で質疑を含めてたっぷり2時間行った。かれは、90年代から右傾化した日本政治の流れを具体的にわかりやすく展開。安倍政権の暴走や民主党瓦解の問題点がくっきり見えてきた。シールズとともに国会前で声を上げた中野さん。シールズの学生が名前を名乗り、たどたどしくても自分の言葉で思いを語る姿に感動し励まされたという。それは「民主主義が生まれる出産の場に立ち会った気持ち」と表現した。「自分の頭で考え行動する若者」が登場したことの意味は大きく、総がかり行動の成功と相まって「リベラル左派の反転の芽」が出てきたと語る。そして、そうした「市民の力」が野党共闘を押し上げてきた。「しかし現実は甘くない。参院選で改憲勢力が三分の二をとる可能性は大きい。ボトムアップの運動で絶対に三分の二を阻止しよう」と熱く語った。(M) 続き

金もうけかいのちか!〜3.11 反原発の声鳴り響いた国会周辺
3月11日金曜日、5年目の3.11を迎えた。5年たっても原発再稼働を推し進める安倍政権ら原子力ムラとのたたかいは終わらない。2日前に滋賀県の大津地裁で「高浜原発停止命令」が出て、この夜で187回になる官邸前・国会前の抗議行動は勢いをましていた。ひときわ大きな声、声、声が国会周辺に鳴りひびいた。国会前から希望のエリアにむけて進もうにも、ぎっしり人波で埋まっていた。主催者は「参加者は6000人」と発表した。スピーチする人々も多様で、官邸前では車椅子の女性が、安倍首相がマスコミ対策で「一昨日は日本経済新聞社の幹部と夕食し、昨年は読売の渡辺恒雄と10回も会食して、自分に都合の悪いことは書かせない」と批判していた。反原発のたたかいは、金もうけのために明日のことを考えない権力亡者と、明日へのいのちをつなごうとする日本の民衆とのたえざるせめぎ合いなのだ。(木下昌明) 報告3.12富山集会3.11つくばアクション動画「あの日のこと」(11分) *写真=東電前の「川柳デモ」(shinya撮影)

東京電力は福島第一原発事故の責任をとれ!〜3.10本店前行動に300名
3月10日(木)18:30より、東京電力本店前で「福島第一原発事故の責任をとれ!」の抗議集会を開催。参加者は300名。久しぶりの顔や新しいノボリ旗が何本も参加。大きな和太鼓がなりひびく。東電へのコールと申し入れ、カンパをはさんで10人程の多彩なスピーチ。鴨下祐也(福島原発被害東京訴訟・原告団長)、吉岡達也(ピースボート)、古川よし子(富岡町)、FOEのドイツ代表、松元(九州川内原発)、学生ハンストグループ、乱鬼龍(経産省前テントひろば)、浅野健一(同志社大学)、相馬(横須賀原子力空母)、森下(世界ヒバク者展)他。敬称略。最後に、和太鼓でしめる。明日(3.11)も18:30より20:00 東京電力本店へ集まろう!で終了。(柳田真・たんぽぽ舎メルマガより) メルマガNO.2728写真報告(shinya) *写真=shinya

ヘイトスピーチは命の問題〜在日ピアニスト崔善愛さん
たおやか――。ひと言で評するなら、そうなる。在日韓国人3世のピアニスト、崔善愛(チェ・ソンエ)さん(56)の語りと演奏は、心に真っすぐ入ってくる。だが、心の内奥は平穏ではなかった。2月7日、北九州市小倉北区で開かれた第21回崔昌華記念北九州人権集会に参加した40人は、善愛さんが昨夏発刊した『十字架のある風景』(いのちのことば社)も手にしながら聴き入った。善愛さんにとって崔昌華(チォエ・チャンホァ)さんは父にあたる。朝鮮戦争の惨禍から逃れるべく日本に渡ってきた。だから善愛さんは、生まれも育ちも日本である。高校まで過ごした小倉が古里であり、原風景が著書にのぞく。父が牧師の傍ら、人権活動に没頭する姿に距離を置いて見ていたのは自然かもしれない。中学生の頃、父に「いつになったら帰化するのか」と問いかけてもいる。(林田英明) 続き *写真=ピアノを演奏する崔善愛さん

素晴らしい人間賛歌〜映画『袴田巖 夢の間の世の中』を観て
3月3日、「ポレポレ東中野」で映画『袴田巖 夢の間の世の中』を見てきました。2014年3月27日、袴田巌さんは1966年の逮捕から48年ぶりに釈放されました。静岡地裁の再審開始決定文には「国家機関が無実の個人を陥れ、45年以上にわたり身体を拘束し続けたことになり、刑事司法の理念からは到底耐え難いことといわなければならない」「拘置をこれ以上継続することは、耐え難いほど正義に反する状況にあると言わざるを得ない。」とありました。この映画は、釈放後の彼と、彼を48年間、支え続けた姉の秀子さん(現在、83歳…かと)との日常を追ったドキュメンタリーです。事件の説明的なことは最低限しか出てきませんけど、本当に素晴らしい人間賛歌になっていたと思います。(増田都子) 続き映画公式サイト

3/9レイバーネットTV放送〜「最低賃金引き上げキャンペーン」を特集
さまざまな労組・市民が一緒になって「時給1500円これが常識!最低賃金引き上げキャンペーン」が始まっています。いま非正規労働者は全体の約4割になり、年収200万円以下のワープア労働者は1200万人と言われています。「フツーに働いてもまともに暮らせない」状況はもう放置できない。それには「最低賃金」のアップが必要です。キャンペーンのスローガンは「最低賃金時給1500円をめざして。いますぐどこでも1000円に」というもの。3月9日の番組ゲストは、若者貧困問題に取り組む神部紅さん、そして国を相手に「時給1000円以上に!最低賃金裁判」を提訴した神奈川の原告2名でした。また緊急企画「電力自由化どこを選んだらいいのか?」では、原発の電気からサヨナラするための会社選びを伝えました。ぜひアーカイブをご活用ください。(レイバーネットTVプロジェクト) 写真速報アーカイブ録画(95分) *写真=出演者記念撮影

「ともに生きのびよう」を合言葉に!〜にぎやかにマーチ・イン・マーチ開催
3月6日、東京・上野水上音楽堂でマーチ・イン・マーチ「奏でよう 移住労働者の声を!」が開催されました。マーチ・イン・マーチは3月に行われる移住労働者の行動で、移住労働者の問題に取り組む労働組合や市民団体が実行委員会をつくっています。1990年代前半にはじめて移住労働者たちが、自らの労働条件の向上のための春闘をたたかってから毎年行われています。沖縄のエイサー、ビルマの民族舞踊、ハワイのフラダンス、日本のバンド、セネガルの太鼓、ブラジルのサンバのほか、オペラや日音協のみなさんの歌、ギター流しなど盛りだくさんでした。在日韓国・朝鮮人の方による朝鮮学校への差別をゆるさないという発言もありました。(渡辺学) 続き

「戦争賛美」の教科書を撤回させた!〜滋賀・大田区の粘り強いたたかい
4年に1度の中学校の教科書採択が行われた昨年、戦争を賛美する育鵬社教科書の全国シェアは4%から6%に増えた。しかし、採択を見事に覆した地域もある。3月6日、東京・国分寺労政会で、採択阻止の闘いの経験を聞く集会「教科書を取り戻す」が開かれた。滋賀県では2005年に県立河瀬中学校で、扶桑社教科書(育鵬社と同じ「つくる会」系)が採択されてしまった。報告者の木村幸雄さん(写真)は、10人くらいの仲間とさっそく反対運動を開始した。入学式でのビラ配り、学校への要請、講演会・学習会の開催、若いお母さんたちと連携して親の会も作られた。2006年の教育基本法改正反対運動が盛り上がる中で、教科書の運動も大きく広がった。採択年の2009年には署名運動も展開、教育委員にそれぞれ手紙も書いた。こうした広範な粘り強い取り組みで、木村さんたちはついに扶桑社教科書を撤回させた。(佐々木有美) 続き

埼玉から二人の野党議員を!〜3・6オール埼玉総行動に1万100人
3月6日、埼玉県さいたま市で「安保関連法廃止!立憲主義を取り戻す3・6オール埼玉総行動」が行われ、会場となった鐘塚公園は10100人の参加者でぎっしり埋まった。この行動で画期的なことは、「連合埼玉」(連合)と「埼労連」(全労連)が後援になったことだ。行動実行委員長の小出重義さんは、「昨年までは、発言は集会で両者ともしてくださっていたけれど『後援』までには至りませんでした。それが今回は実現しました」と語った。埼玉県は、参院選では定数3の複数人区である。登壇した「市民連合」の中野晃一さんは、「埼玉から野党議員を2人出しましょう。そして5年後には、『あのころは最低だったがここまではいあがってきた』と言えるようになりましょう」と語った。(湯本雅典) 報告動画(4分)

福島県浜通りの教職員の思いを記録〜DVD「福島県教職員組合 双葉支部の心」完成
3・11原発震災で学校という場は、最悪の事態に陥りました。しかし福島県教職員組合双葉支部は毎年夏休みの期間を利用して、震災の時双葉支部だった教職員全員への職場訪問を行ってきました。そこには震災から5年目の「現実」を何とかしたいという思いがあります。福島県双葉郡ではいまだに仮設校舎の生活が続く学校があります。また、震災時の子どもたち、教職員は「ばらばら」にさせられたままです。自分たちに「二つのふるさと」ができたということを考える時間を、子どもたちに残すべきではないか。そこで生まれたのが教材「ふたば」です。子どもたち、仲間たちと一緒に震災に向かい合いたいという「双葉支部の心」がそこにありました。(湯本雅典) 詳細予告編 *DVDは40分・2000円

保育園落ちたの私だ!現実を知れ!〜国会前で怒りのスタンディング
「保育園落ちた日本死ね!」と書かれたブログが話題になっている。2月29日の衆院予算委員会で、民主党の山尾志桜里議員が取り上げたが、安倍首相は「匿名である以上、実際に本当であるかどうかを、私は確かめようがない」と答えた。議員席からは「誰が(ブログを)書いたんだよ」「ちゃんと(書いた)本人を出せ」とヤジが飛んだ。これに対する怒りが急速に広がっている。3月5日午後、国会正門前には赤ちゃんを抱えた人など約50人が、抗議のスタンディングを行った。呼びかけた女性は語る(写真)。「あの国会のヤジでぶち切れた。私はすでに子育てを終わったがあれは私のことだ、と思った。母親の世代も同じ体験をしており、この国は20年、40年経ってもまったく同じ。議員たちは何も現実を見ていない。だから“私も当事者”と声を上げようと思った」。「保育園落選通知」をもらったばかりの女性は、「憤りしか感じなかった。どうしたらいいんだろう。何もやる気がなくなった」と静かに怒りを語っていた。(M) 写真速報動画(4分)

カナダ3都市の9条の会 : ディオン外相に「安保法制歓迎発言」撤回を求める声明
2月12日付、オタワ・シチズン新聞によると,日本の外相岸田文雄がカナダ外相ステファン・ディオンと同日オタワで会談し、その後に発表された共同声明でディオン外相は“日本が世界の平和と安定と繁栄のためにより積極的な役割を担うことをその平和と安全の法制を含めて歓迎する”と述べた。これは私たち、カナダの9条の会の者としては聞き捨てならないことだ。ディオン外相が日本の安保法制制定の背景や日本の憲法について、どの程度知っているのか分からないが、日本国民の大多数が審議が充分に尽くされていないと感じ、憲法学者の殆どが違憲だと判断し、近隣国が日本の軍国主義の復活を懸念している戦争法を、なぜカナダの外相が歓迎しなければならないのか。2月24日、カナダの3つの9条の会が合同でトルドー首相とディオン外相に宛て、安保法制支持撤回を求める公開書簡を送付した。(モントリオール・長谷川澄) 詳細 *写真=外相会談を報じる「オタワ・シチズン新聞」

辺野古の「非暴力の闘い」にふれる〜座り込み600日目・参加報告
2月26日の朝、まだ真っ暗な中恩納村の宿から総勢15人が辺野古のゲート前に出発。女性4人うち3人は、未経験。昨夜から「座り込みって、どうするの?」「隣の人としっかり腕を組んでいればいいの?」「怖いね」と、ドキドキしながらの出発である。沖縄の5時はまだ真っ暗。6時過ぎには資材の搬入があるという。その阻止に向かうのだ。1回止めれば、それだけ工事が遅れる。それだけ勝利する。小さな勝利の積み重ねが、大きな勝利へと導く。そんなことを胸に、まず寄ったのはゲート近くのコンビニ。高校生みたいに寄り集まって朝食をとる。さて、ゲート前に着くと、わずかな照明の中にテントが見え、幡が翻っている。狭いところに、人のかたまりが見える。マイクを通した嗄れた声が聞こえる。あゝ、山城博治さんだ。歌を唄い出す。(笠原眞弓) 続き

原発事故から5年 被害者を切り捨てるな!〜「ひだんれん」が全国集会
3月2日、「福島原発事故から5年 被害者を切り捨てるな!全国集会」(主催・原発事故被害者団体連絡会:「ひだんれん」)が東京・日比谷野外音楽堂で開かれ、平日にもかかわらず780名が参加した。この日の午前中の政府交渉では、政府は方針の変更をひとつも認めなかった。「ひだんれん」共同代表の長谷川健一さん(飯舘村民)は、「がっかりしました。しかし我々は負けてはいけません」と発言した。震災後5年のこの期、闘いは重要な局面にある。そのことを参加団体は、次々に語った。「来年3月に住宅支援は打ち切られます。しかし、私たちはこれを認めるわけにはいきません」(「ひなん生活を守る会」鴨下祐也さん)。「この4月に南相馬市小高区は避難指示が解除されます。しかし納得している人はいません」(「福島原発かながわ訴訟原告団」村田弘さん)。(湯本雅典) 報告動画(3分23秒)里見レポート

サンダース出馬で「社会主義」が禁句でなくなる〜米大統領選レポート
アメリカでの大統領選挙戦の報告です。民主党の方ですがクリントンとサンダーズが競っています。サンダーズは前は無所属で自分は社会主義者だと言っていました。彼が立候補した時、最初は党指導部はアメリカでは社会主義者は絶対に支持を得られないとたかをくくっていましたが、最近は彼がかなりの支持を受け出したので少し慌て出したようです。アメリカではほんの最近まで、普段の会話に社会主義とか共産主義という言葉は禁句でした。ところが若い人達や労働者の間で学校を借金で卒業してもろくな仕事が得られない、また賃金が低すぎてフルタイムで仕事をしていても生活出来ない、それどころかフルタイムすら手に入らないという状況の中で、彼の提案している方針は大変魅力的ですから、「彼は社会主義者だけどいいのか?」という質問に「それがどうした?」と答えが返ってきます。(サンフランシスコ・和美) 全文

中嶋委員長の解雇を撤回せよ!〜公共一般労組が3.1ストライキ行動
青空のもと東京都庁前に組合旗がひるがえり、「労働歌」や「平和」の歌声が響き渡った。3月1日昼、自治体職場で働く非正規労働者を組織する「東京公務公共一般労組」がストライキ行動を行った。要求は、職業訓練校CAD製図科の講師であった中嶋祥子委員長の不当解雇撤回だ。東京都はこの間、職業訓練校の廃科・民間委託を進めており、多数の非常勤講師が雇い止めにされてきた。約3000人を擁する公共一般。中嶋祥子委員長への解雇は組合つぶしを狙ったものでもある。この日の集会には、自治労連、新宿区労連、JALなどの争議団をはじめ、さまざまな労組団体メンバー111人が集まり、抗議の声を上げた。中嶋委員長も「民間委託はだめだと訴え続ける」と決意を表明した。CAD争議は、原告3人で地裁・労働委員会で係争中だ。(M) 報告動画(8分半)


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