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「命より大切な契約書などない」〜セブンイレブン店長が上京し、直談判
2月27日、セブンイレブンのフランチャイズ加盟店・東大阪南上小阪店のオーナー、松本実敏(みとし)さんが上京。本社を訪れ、窮状を訴えた。20分ほど待たされたあと、渉外部とオペレーション本部の担当者が対応。10分ほど話をし、要望書を手渡したという。はじめて本社を訪れた松本さんは「今日は店を離れるため、実は一睡もしていません。昨夜、前もって仕事をこなしてきました。社員と店長にお願いし、いつもより長めにお店に入ってもらっている。スタッフには理解してもらっています。他の加盟店オーナーも、私と同じように、生きるか死ぬかの瀬戸際にいる方がたくさんいます。無理はしなくてもいいですが、余力のある方は、一緒に立ち上がってもらいたい。私も一緒に、たたかいます。命より大切な契約書なんて、ありますか? 命を捨ててまで、24時間店を空けておく必要はまったくありません」と語った。翌朝も5時から店で働くという。(土屋トカチ) 報告動画(17分)弁護士ドットコム朝日新聞

〔週刊 本の発見〕新自由主義の凋落とポピュリズムの台頭〜『左派ポピュリズムのために』
近年、世界的にポピュリズムが台頭し、大きな波紋を呼んでいる。ハンガリーのオルバン、トルコのエルドアン、アメリカのトランプ、フィリピンのドゥテルテ、ブラジルのボルソナーロなど、首相や大統領に上り詰めた例だけでも、枚挙のいとまがない。一般にポピュリストという言葉で私たちがイメージするのは、これらの人物のように、移民や外国人の脅威を煽り、国境管理や治安維持の強化を叫ぶ大衆扇動家であろう。だが、金融危機後のヨーロッパでは、反緊縮を訴える左派勢力の中からもポピュリズムを自称する運動が出現している。スペインのポデモス、ギリシャのシリザ、ジャン=リュック・メランションの「服従しないフランス」などだ。ジェレミー・コービンのイギリス労働党なども、この潮流に位置付けることができるだろう。かつての共産主義に代わり、「左派ポピュリズム」という妖怪がヨーロッパに出現しているのである。それでは、なぜいま左派ポピュリズムなのか。また、排外主義を煽る右派ポピュリズムとは、どんな共通点と違いがあるのだろうか。(菊池恵介) 続き

フツーの生活と仕事がしたい!〜自販機労働者が立ち上がる
缶やペットボトルをトラックで運び「自動販売機」の詰め替え作業をしている労働者がいる。一日に2千本から3千本の量があり、労働時間は朝の5時から夜の9時があたりまえになっている。このままでは殺されてしまうと昨年「ジャパンビバレッジ」(サントリーグループ)と「大蔵屋商事」でユニオンが結成された。2月26日、月150時間を超える長時間残業の是正や未払い残業代の支払いなどを求めて統一の時限ストライキが行われた。スト突入者は10人。午後5時、東京・南砂町のスーパーに納品を終えてストライキに入った仲間を迎えて、路上で「ストライキ集会」が行われた。ジャパンビバレッジのメンバーは「ベンダー業界にはびこる悪習をなくしたい。組合ができて会社と対等に話ができ行動を起こせることは素晴らしいし重要だ」、大蔵屋商事のメンバーは「ストライキが会社だけでなく業界の労働環境改善の一歩になると思っている」と清々しい表情で語った。(M) 続き動画(6分18秒)総合サポートユニオンHP東京新聞

「真摯に受け止める」とは裏腹〜辺野古ゲート内に333台の大型車両
2月26日、「辺野古」県民投票で新基地への埋め立て反対が7割を超えた結果が出て二日目、辺野古ゲート(在日米軍海兵隊基地キャンプ・シュワブ)内に、この日だけで3回に分けて大型車両333台が入った。安倍晋三首相は昨日、県民投票の結果を「真摯に受けとめる」と話したばかりなのにである。新基地建設工事は、まったくそのスピードを緩めていない。来月、沖縄防衛局は新たな場所への埋め立て工事を開始するという。一方「オール沖縄会議」は、県民投票の成果を受けて来月3月16日に大規模な県民大会(午後2時、那覇市新都心公園)を開催する。辺野古新基地反対の闘いは、すでに全国課題となった。(湯本雅典) 記事動画(4分40秒)

地域間格差の是正もとめて〜「最低賃金審議会公開度ランキング」を発表
2月25日、厚生労働記者クラブにおいて、日本初の「最低賃金審議会公開度ランキング」の発表会見が行われました。日本の最低賃金は、中央最低賃金審議会で示された目安をもとに各都道府県に設置された「地方最低賃金審議会」で審議され決定されています。「最低賃金大幅引き上げキャンペーン」によると、今回、47都道府県すべての「地方最低賃金審議会」の議事録を取り寄せ調べたところ都道府県によって、公開のされ方に大きな違いがあることがわかったそうです。今回のランキング作成の目的は最賃の地域間格差がどのような経緯でうまれているのかを明らかにすることです。自治体によって、審議会議事録の公開性が不透明なところがあるために、現在、わたしたちの地域の最低賃金は、なにを根拠に制定されているのかわからない状況です。最賃キャンペーン委員会は、不透明性が高い自治体をランキングで客観評価し、是正をもとめています。(北穂さゆり) 続き動画(10分50秒)共同通信

広がる国際連帯!〜小さな島国の大労組から大きな島国の小労組への招待状
全国一般東京ゼネラルユニオン(略称:東ゼン労組)は、2010年4月25日に結成された多国籍・多民族を最大の特色とする全国規模の合同労働組合です。このたび、日本から約9000キロ離れた北欧の小さな島国アイスランドで2番目の規模をもつ「Efling」(エフリング)という労働組合から、初代執行委員長ルイス・カーレットに正式な招待状が届きました。エフリングの組織拡大担当役員であるマックス・バルー氏は、チョムスキー氏とのイベントの映像を観て、日本に多国籍・多民族の労働組合が、人種差別や国籍差別に抗い、働く者の権利を守るために活発に活動していることを知り、大きな関心を寄せてくださいました。移民労働者の増加とそれに伴う職場での差別や不平等といった問題は、アイスランドでも共通する問題であるということで、このたび「小さな島国(アイスランド)の大きな労働組合(エフリング)から、大きな島国(日本)の小さな労働組合(東ゼン労組)への招待状」が送られ、グローバルな連帯を深める絶好の機会をいただきました。(東ゼン労組) 全文

「辺野古埋めたて中止を」官邸前に300人〜安倍首相の車めがけてヤメロコール
2月24日、辺野古新基地の県民投票で、埋めたて反対が72%と県民の反対意志が明確になった。これを受けて25日夜、急きょ、辺野古新基地反対の集会が官邸前で開かれた。花粉症がひどく迷ったが、一人でも反対したかったので参加した。あんなきれいな大自然を破壊して沖縄をぐちゃぐちゃにしようとしている安倍政権の無謀さにはがくぜんとする。集会では、沖縄の参議院議員の伊波洋一さんはじめ、沖縄から上京した活動家からのアピールがあった。元土木技術者の北上田毅さんは、「マヨネーズ並み」と言われる軟弱地盤の実態を話し「辺野古新基地建設は必ず頓挫する」と強調した。途中、黒ぬりの車の行列が通った。5〜6台はあった。安倍首相が乗っているらしい。右田さんは一段と声を張り上げて「あの車だ!」「安倍ヤメロ!」と叫んだ。車はいったん官邸に向かったが、再び集会横の道を通りぬけていった。車の中で首相はせせら笑っているのだろうか。(木下昌明) 報告 *写真提供=川島進さん

米国労働運動 : ロサンゼルスの教員ストライキの勝利の鍵〜「レイバーノーツ」誌
ロサンゼルスの教員ストライキは全国で二番目に大きい教員労組による30年ぶりのストライキだった。その一週間は私にとって心が浮き立つような時間だった。この教員ストライキの中心的な課題はもちろん賃金と付加給付だった。しかし、勝利した多くのストライキがそうだったように、今回のストもそれ以上の物を求めていた。教育委員会が学校から価値を奪い取り、バラバラにして売渡してしまうのを阻止して、公立学校に公益として投資するよう要求したのだった。そして組合が勝利への期待値を高くすることにより、組合員は勇気づけられ、闘争にやる気をもつことができた。組合員たちは学校毎に、職場毎に自分たちを組織化した。滅多に雨の降らないロサンゼルス市で、ストライキの一週間の間降り続けたにもかかわらず、組合員たちは集会デモに大勢参加し、その数は毎日増え続けた。(サマンサ・ウィンスロー) 続き

加害の歴史を直視することから〜「3.1朝鮮独立運動100周年東京集会」に280人
2月24日、東京・文京区民センターにおいて、「3.1朝鮮独立運動100周年キャンペーン」が主催する集会が行われ、約280人が参加した。集会では、日本国内で朝鮮の歴史認識に関わる取組みに参加している有識者のほか、韓国からも代表団が参加した。プログラムの最初は、出来たばかりのDVD『植民地支配に抗って−3.1朝鮮独立運動』(24分)の上映だった。3.1独立運動のことがわかりやすく伝わる作品で大好評だった。続いて、3人が「3.1独立運動(100年)に想うこと」と題して報告があった。外村大さん(東京大教授)は、「いまの日本社会では、残念ながら『3.1運動』やそれを記念する朝鮮の人々の活動を反日という奇妙な記号でのみ語るような雰囲気が一部にある。これに対して、まず私達は『3.1運動』が東アジアの平和と人権を目指した運動であることを確認し、『3.1運動』を自身や自身に連なる身近な歴史の中で捉え直し、その意義を改めて認識していくことが求められる」と述べた。(金子通) 報告全記録動画(UPLAN)3.1新宿アクション

決定的民意示す!〜「辺野古」県民投票、反対が尊重義務の4分の1超える
2月24日、「辺野古」県民投票が行われ開票結果が出た。反対票は43万4273票で、昨年沖縄県知事選挙の玉城デニー氏の得票数(39万6632票)を上回った。また、結果の尊重義務が生じる4分の1(28万8398票)をはるかに上回った。投票率は52.48%だった。私は、24日普天間基地周辺を歩き、県民投票について宜野湾市民に聞いた。結果は、以下である。2月24日(日)県民投票当日 午後2時半〜5時(2時間半)。あたった宜野湾市民は16人でインタビューに答えてくれた方は3人だった。県民投票について、行った:5人、これから行く:4人で計9人。関心がない:3人。18歳未満:4人(うち「関心がない」:2人、「わからない」:1人、「関心がある」1人) となり、16人のうち有権者は12人、そのうち9人が投票に参加した(またはする)ということであった(75%)。基地周辺の人々は、かなり関心度は高いと感じた。(湯本雅典) 報告動画(6分)2/25官邸前行動TBSニュース渡部通信

自由それとも従順?〜「あるくラジオ」で高校生が熱く語る
ネットラジオ「あるくラジオ」は、2月23日<高校生は自由を求める―東京の学校はいま>をテーマに放送した。ゲストは、都立新宿山吹高校の現役生徒「わたなべこう」さん(18歳)とOBの「ひらけにうす」さん(23歳)。それに元高校教員で「君が代」不起立処分とたたかっている永井栄俊さんだった。2人の高校生は「ヤマブキジャーナル」という学校新聞を出していたが、「ボランティアの必修化」を批判した記事などが問題にされ、検閲・削除・廃刊を余儀なくされた。いまはネットに場所を移して学校新聞「ヤマブキジャーナル電子版」として発信を続けている。比較的自由な学校として有名な新宿山吹高校でも生徒への締め付けは厳しくなっていた。永井さんによれば「東京の学校は2000年以降、競争原理が持ち込まれ、管理教育が強まった。不寛容・厳罰主義、教育労働のブラック化、そして極端な教員不足で授業ができず自習させるところもでている」という。(M) 続き番組アーカイブ(60分) *写真=ゲストの永井栄俊さん(左)とパーソナリティの二人

これでは真実はわからない〜ベネズエラ情勢をめぐる大手メディア報道
アジア記者クラブ2月号は、特集「いかにメディアはベネズエラ報道で合意の捏造を続けているのか」を組み、5本の重要記事を掲載している。同クラブ事務局長の森広泰平氏は同号の「編集後記」で邦字メディアの問題点を痛烈に批判している。以下、紹介する。▼今般のベネズエラ情勢を巡る報道をどう考えるかという問題は、ジャーナリズムのあり方を根本から問いかけているのではないか。日ごろ調査報道の必要性を説く記者も全く関心を示さないばかりか、何が問題なんだという口調だ。本通信で指摘したように、邦字メディアの鏡、NYT紙とWP紙を頂点とした欧米主流メディアが米国やNATOの国益や戦争に関わる記事になると、いかに歪められ好戦的なのか、検証を迫っているからだ。在京全国紙の社説も無残であった。読者や視聴者のメディアリテラシーが確たる基準を満たしていれば、100%見放され信用を失うのではないか。(森広泰平) 全文アジア記者クラブHP *写真=313号の表紙

「沖縄県民全員が当事者」〜2.24 県民投票前日に人々の声を聞く
2月23日、辺野古埋め立ての是非を問う「沖縄県民投票」(埋め立てについて、「賛成」、「反対」、「どちらでもない」の3択方式)前日、那覇市内で通行人に県民投票について、行くかどうか、期待するか否か等を聞いてみた。30分という短い時間内では、あったが、7人中2人が回答不可、1人が県民投票反対(大阪在住者)、4人(3人が県内在住、1人が中国からの旅行者)が回答してくれた。7人中5人が回答、うち4人がインターネットに出してもいいという結果だった。感触としては、県民投票への関心度は、低くはないと感じた。しかし沖縄タイムスによると期日前投票者は18万96人(22日現在)、昨年9月の県知事選挙の時の40万7000人に遠く及ばない。自民党、公明党が「静観」(地元紙評)していることが大きく影響しているといえよう。(湯本雅典) 続き動画(6分)

ベネズエラ情勢に関する有識者の緊急声明〜国際社会に主権と国際規範の尊重を求める
ベネズエラ情勢が緊迫している。現マドゥーロ政権に反発するグアイドー国会議長が1月23日街頭デモ中に「暫定大統領」に名乗りを上げ、米国とEU諸国がただちにこれを承認するという異常事態が発生した。米国政府は軍事介入も仄めかしてマドゥーロ大統領に退陣を迫っている。世界の主要メディアはこうした事態を、「独裁」に対抗する「野党勢力」、それによる二重権力状況といった構図で伝えている。見かけはそうなっている。だが、すでに干渉によって進められた国内分裂を口実に、一国の政権の転覆が目論まれているということではないのか。米国が主張する「人道支援」は前世紀末のコソボ紛争以来、軍事介入の露払いとなってきた。イラクやその後のシリアへの軍事介入も、結局は中東の広範な地域を無秩序の混迷に陥れ、地域の人びとの生活基盤を根こそぎ奪うことになり、今日の「難民問題」の主要な原因ともなってきた。(声明より) 声明動画(デモクラシータイムス)

いわゆる〈徴用工問題〉について〜「日韓条約で解決済み」は誤り
韓国人元徴用工に対する新日鉄を始めとする大手企業の補償問題が、大きな問題になっている。我々は、あくまでも日韓人民連帯の立場から、この問題をいかに考えるべきであろうか。私は、最低限の結論として、以下を強調しておきたい。々餾殍,猟蠕發ら見ても、「日韓条約で解決済み」は誤りである。◆峇攅饋佑寮禅畍△蓮韓国政府が解決する」と約束された事実は無い。F韓請求権協定によって、韓国に5億ドルの現金が渡ったかのような理解は、全くの認識不足であり、誤解である。て本の財界は、安倍政府の不見識な反動姿勢に黙従するのではなく、アジアで生きている民間人としての見識を以て主体的に解決に当たるべきである。昨年韓国から、徴用工の代理人である弁護士がわざわざ来日し、「差押などは行いたくない。円満な解決に向けて協議したい」と申入れに赴いたにもかかかわらず、面会を拒絶して玄関払いを行い、その後も傲岸な態度をとり続けた。その結果遂に、新日鉄の保有するポスコの株式が差押さえられるに至ってしまったことは、本来的解決のための芽を企業自らが潰してしまったものである。(大口昭彦) 全文「強制労働問題」(内田雅敏)新日鉄抗議動画 *写真=「徴用工」弁護士(新日鉄前 2.15)

不当判決だがわずかに前進も〜メトロコマース東京高裁判決
2月20日午後3時、東京高裁でメトロコマース労働契約法20条裁判の控訴審判決が出された。裁判所前には約150人の支援者が見守っていた。しばらくして東部労組須田書記長が「旗出し」のために建物から飛び出してきた。もっていた旗は「不当判決」。「東京高裁は非正規差別を容認する不当判決を下しました!」須田さんは声を震わせて叫んだ。あとから出てきた当該のメトロコマースの原告4人も浮かない表情だった。支援者を前に原告がマイクを握った。後呂良子委員長は「何がなんだかわからない判決読み上げ。原告にわかるように説明すべきだ。裁判所はおかしすぎる」と。瀬沼京子さんは「判決を聞いて私は足が震えた。こんな屈辱的なことはない。なんで私たちの差別の実態が裁判所で通らないのか」と憤りをぶつけた。しかし高裁判決は一審の全面敗訴からは一部前進した。それは、住宅手当(月9200円)・褒賞金・早出残業手当についての格差が認められたこと、退職金については4分の1の金額が認められたことだった。(M) 続き動画(6分)東部労組速報/声明時事通信弁護士ドットコム日経新聞NHKウェブ東部労組動画(報告集会)北健一「頑張りに敬意」東部労組動画(高裁前)

〔週刊 本の発見〕安倍政治を支えているのは誰か?〜『さらば!検索サイトー太田昌国のぐるっと世界案内』
メディアに流されていくとはどういうことだろうか? たとえば安倍首相の答弁のインチキぶりを指摘することはたやすい。その嘘を隠そうとするメディアの報道を批判するのもむずかしいことではない。それでも政権支持率は下がらない。なぜだろう?本書はそれを解く重要な手がかりを与えてくれる。2016年以後のときどきの国際政治から国内の政治・社会問題の時評、さらに映画『チリの闘い』から詩人ロルカ、「拉致問題」、さらに死刑問題まで論じながら、本書で著者は、わたしたち自身に潜む問題をも示している。たとえばメキシコ国境からアメリカに向かう「難民」。その背景に2009年のホンジュラスの政変があった。アメリカによる新自由主義経済政策は、中米諸国の人々の生きる糧を奪う。当時の中道左派政権を倒したクーデターの背後にはアメリカがいて、以後ホンジュラスでは親米政権が続いている。人びとは「因果の『因』に向かって移動していると捉えるべき」と著者は指摘する。(志真秀弘) 続き

安倍一党独裁の危険性を体験から語る〜前川喜平氏「憲法と教育」テーマに講演
2月19日新座市民会館大ホールで、「市民が野党をつなぐ埼玉4区の会」主催の元文部科学省事務次官の前川喜平氏による講演会が行われ、大勢の聴衆が集まった。講演テーマは「憲法と教育を語る」で、2時間20分間、憲法に基づいて官僚として働いた自身の体験から安倍晋三一党独裁政権の危険性を語った。「安倍晋三一党支配のために自民党に護憲はいなくなった。『安倍晋三は嘘吐きだ』と言っても名誉毀損にならないから私は何度も言っている。佐川さんも本当のことを言うべきだ。『立法府の長』は安倍首相の本音で今では『司法の長』だとも思っている。内閣任命の裁判官が入れ替わり、安保法制合憲裁判官のみにするつもりだ。メディアは半分以上支配されている危険状態。国会に呼ばれるずっと前に私は加計問題のNHKの取材を受けインタビューで暴露しているが、映像報道されていない。ニュースにしてもらえない」(文責・ジョニーH) 全文

官邸による望月記者への質問妨害を許さない!〜学者・文化人・ジャーナリストが立ち上がる
10秒おきに質問を妨害する上村報道室長。官邸による東京新聞・望月衣塑子記者に対する嫌がらせは度を越している。これに対してついに学者・文化人・ジャーナリストが立ち上がった。2月19日参院議員会館で「官邸による取材・報道の自由侵害に抗議する緊急声明」発表の会見が行われた。50人以上のメディアが詰めかけた。冒頭、呼びかけ人の一人である梓澤和幸弁護士(写真)は「これはマズイ、放っておけないと思い、呼びかけを15日に始めた。そうしたらたった4日間で各界から346人の賛同が集まった。この広がりは、問題が取材の自由にとどまらず日本の全体状況がおかしくなっている、という危機感の反映ではないか」と語った。そして「賛同者一人ひとりが望月記者を孤立させないという“良心の連帯の表明”である」と力を込めた。メディア学者の服部孝章さんは「内閣記者会が沈黙していることがおかしい。メディアが忖度し安倍を支えている。いまメディア全体のあり方が問われている」と厳しく批判した。(M) 続き動画(7分)質問封じの実態動画(2分)新聞労連東京地連の抗議文共同通信TBSニュースUPLAN(全記録62分)毎日新聞

司法の闇から希望をつなげて〜「第3回 狭山事件の再審を実現しよう」集会に600人
2月17日、阿倍野区民センター大ホールで、「第3回狭山事件の再審を実現しよう 市民のつどいin関西−闇から希望をつなげて 狭山事件&袴田事件トーク&ライブ」が600名を超える広範な市民の参加で開かれた。集会テーマにある「闇」とは昨年6月の袴田再審取り消し決定を指す。証拠捏造を隠蔽し、死刑冤罪の事実を否定するために、袴田さんの命と真実を闇に葬ろうとする司法の闇に対して、「袴田再審なくして狭山再審なし」として、関西一円の狭山事件の再審を求める市民の会らがよびかけ、労働組合などの団体が協賛したものだ。部落解放同盟大阪府連合会の地元挨拶の後、記念講演を行った本田哲郎神父(釜ヶ崎ふるさとの家)は「市民運動までが多数でなければ自己主張できないと考えることに疑問がある」として、ポピュリズムを厳しく批判し、「真理は人を解放する」との聖書の言葉を引用し、石川さん、袴田さんの無実という真実に依拠して闘うことをよびかけた。(関西合同労組・I) 続き

現代と過去、女性の生き難さはいつも同じ〜韓国映画『雪道』
韓国と日本は戦時中の慰安婦に加えて、特に最近は徴用工問題がクローズアップさてい る。しかもそれらには往々にして、ヘイト・クライムが伴う。しかも日本政府は、ほとん どいつも逃げ腰だ。「ほとんど」と言うのは、かろうじて河野談話が出ているからだ。ところでこの映画『雪道』(韓国/監督:イ・ナジョン)はまさに、だまされたり拉致されたりして朝鮮との国境近く 、現在の牡丹江市の慰安所に連れて行かれた少女の物語である。だからといって「被害者」として声高に叫んだりはしない。淡々と事実を写していく。遠 慮がちに、ところどころ出てくる朝鮮籍の兵士をいじめたり、突然怒り出す日本兵や慰安 所の管理人のおばさんの態度が気になったりするのだか。もちろん彼女たちには人権はなく、妊娠すれば堕胎させられ、梅毒に侵されれば殺される。自殺の自由さえない。(笠原眞弓) 続き

朝礼で精神主義的な唱和を社員に強制、疑問を述べた組合員に懲戒処分
1月22日、東京八王子の社労士事務所「多摩労務管理事務所」に対し、職場の労働組合「UNION No.6」と、多摩地域の地域合同労組「府中緊急派遣村労働組合」は、組合員に対する不当な懲戒処分発令に対し、抗議申し入れ行動を実施しました(写真)。この会社は、企業に人事評価制度や就業規則等の作成、提案を業務としながら、一方では八王子労働基準監督署から労働基準法違反による多くの是正勧告を受けてきました。会社内では、組織的なパワハラが横行し、独裁的な高橋邦名代表による恣意的差別により、目を付けられた従業員は退職に追い込まれています。2017年、職場内で組合を結成した以降も多くの社員が理不尽な圧力に追い込まれ退職しています。現在も組合員を差別し、排除するために、恣意的に懲戒権を濫用し続けているのです。私たちは、不当な懲戒処分や組合潰しの攻撃に決して屈しません。ぜひとも、ご支援をお願いします。(府中緊急派遣村労組) 報告

取材妨害について望月記者語る〜「安倍政権と改憲そしてメディア」集会
2月16日、東京・杉並で「安倍政権と改憲そしてメディア」が開かれ、望月衣塑子さんの基調講演と武蔵大学教授で元NHKプロデューサーの永田浩三さんとの対談が行われました。第二部で永田さんはまず、望月記者が取材を妨害されている事について、「他の記者たちは何をやってるの、誰も助けないの」、今回は新聞労連が声明を出したが、と聞きました。それに対して望月さんは、妨害は止みません。短く質問をしているが、すぐに司会の上村氏は「質問に移ってください」と言う。抗議すると、「私に言われても困る。政府の一員ですから」と言う。「菅長官が指示したのではないか」と聞くと、菅氏は「やってない。記者会(クラブ)に言ってくれ」などと言う。記者クラブにはいろんな人がいて、毎日菅氏を見ている。政治家と一体になって批判しない土壌がある。それでもクラブの中に「頑張ってください」「本当に応援している」と言ってくれる人はいる。そういう人たちに声をあげてもらう事が大事だ。(渡部通信) 全文抗議署名

「国家の都合で被害当事者を無視するな」〜新日鉄住金前で声を上げる
2月15日午後2時すぎ、東京・丸の内にある新日鉄住金本社前は、黒山のマスコミ、労働組合の人たち、そして右翼と警備の警察官が入り乱れ、騒然とした状態になった。この日は、けんり春闘の東京総行動で、労働組合と市民団体「日本製鉄元徴用工裁判を支援する会」が一緒になって「新日鉄住金は強制労働の責任をとれ」と声を上げた。来日中の「元徴用工裁判の韓国弁護団2名」と「支援する会メンバー」は韓国大法院判決に基づく「賠償協議」を求めて会社の建物に入った。しかし受付で門前払いにされてしまった。支援者の寺尾光身さんは「個人の請求権は消えていないというのが日韓両政府の公式見解だった。マスコミはもっと勉強して真実を伝えてほしい」と記者のインタビューで語った。安倍政権が日韓対立を煽り日本中に反韓感情が広がるなか、日本の労働者市民が「被害当事者を無視するな」としっかり声を上げた意義は大きい。この日は韓国サンケン労組のキムウニョンさんも行動に参加した。(M) 写真速報動画(4分)共同通信ハンギョレ新聞

〔週刊 本の発見〕対話の中で当たり前を疑う〜『考えるとはどういうことか』
今回の書籍はこれまで紹介した中で、その書きぶりにおいて最も平易なものかもしれない。なにせサブタイトルが「0歳から」なのだ。だが、「哲学入門」である。この混乱をまず解消するために説明させて欲しい。「0歳」とは子どもが常に「大人に命の大切さと重苦しさを問いかけ哲学的な次元に引き入れてくれる」という意味で参加可能なのだという。「100歳まで」とは、「いつ始めても遅くはない」とのメッセージが込められている。それに「哲学入門」といっても、難解な理論を読み解くのではない。本当の意味で自分の頭で考えるということなのだ。となると学校教育があるではないか、との指摘も受けそうだが、著者は異論を唱えている。学校では「個々の場面で必要なルールを身に付け、その中で決まったことに適切な答えを出すことだけ」だと言う。「問い、考え、語り、聞く」という対話的な意味での「考える」ことではなく、その後の人生の会社等でも、私たちは驚くほどにその機会がなく、学ばないとしている。(渡辺照子) 続き

「労働組合つぶしの大弾圧を許さない!2.12京滋集会」に超満席の100人
昨夏からの滋賀県警・大阪府警による全日本建設運輸連帯労組関西地区生コン支部への大弾圧に抗して、「労働組合つぶしの大弾圧を許さない!2.12京滋集会」が2月12日京都市内で開催された。主催したのは、京都と滋賀の関生支部とともに闘う労組・市民団体10団体でつくる「労働組合つぶしの大弾圧を許さない!京滋実行委員会」。緊急の開催だったが、2月5日の滋賀県警による15人もの大量不当逮捕への怒りもあり、会場満席の100人の労働者・市民で超満席となった。集会はきょうとユニオンの服部恭子書記長の司会で進行し、ユニオンネットワーク・京都の野村貴さんが主催者挨拶を行い、永嶋靖久弁護士から弾圧の概要の説明がなされた。(かんなま勝手連・滋賀 稲村) 続き

「休まなければ稼げる」はずが〜シリーズ「労働相談」報告(2月15日)
1、過労…運送会社でドライバー。毎日14−16時間の労働。「休まなけれは稼げる」と言われ、13連勤して1日休みの繰り返し。それなのにこれだけ働いても手取りは決して多いとは言えません。精神的にも肉体的にも毎日苦痛な日々をおくっています。すぐに辞めたいのですが、辞めさせてくれません。2、体調を崩して有給で休んだら解雇…派遣社員。体調を崩し有給休暇を使って休んだところ派遣元に呼ばれ、色々言われて、最終的には「今日で辞めて貰います」と、いきなり退職届の書類を出され何の説明も無く署名させられました。3、リストラ解雇なのに自主退職の強要…会社の業績が悪いことから会議中、「このままでは給料が払えない」「ギリギリまでは頑張るがダメならリストラなども考えなければならなくなる」と大声で話してくるなどの日常を送っていて、いつリストラ解雇を言い渡されるかわからない状況です。しかもリストラ解雇は会社都合退職なのに、自主退社を迫る会社体質と見受けられます(労働相談センター) 全文

死刑と天皇制批判の言葉を説得的なものにするために〜太田昌国のコラム
2月10日・11日の連休は、主催者が異なる二つの講演会に呼ばれて、広島へ行った。死刑制度と天皇代替わりがテーマである。いずれにも、私は批判・反対の立場で語るのだが、植民地支配の問題と並んで、私の立場とは真逆の意見あるいは雰囲気がこの社会には充満している。それだけに、私の考えが、意見を異にする人びとに対して説得的な中身でなければならない、と最近は特に意識している。死刑に関しては、死刑囚が絵画・詩歌・フィクション・ノンフィクションなどを通して行なう表現が、それを見聞きする外部の私たちにとっても、人生について、犯罪と刑罰の在り方について、悔恨と償い、そして赦しから和解へと至る可能性について考えるうえで、いかに深い意味をもつかを強調した。この14年間各地で表現展を開催することで感じている手応えからすれば、人びとの多くは死刑制度の具体性について、また死刑囚が起こした事件の経緯・取り調べの在り方・獄中処遇・現在の心の内面について、知る手掛かりをほとんどもたないがゆえに「死刑はあってもよい」と考えているのだと思う。日暮れて、道はなお遠い。(太田昌国) 続き *写真=死刑囚絵画展から

誇りをもって働ける職場めざして〜練馬図書館労組が経過報告集会
2月12日、東京・練馬区立図書館専門員労組のたたかいの経過報告集会「“図書館司書のストライキ”を掲げて」に参加しました。区内に12館ある区立図書館は、既に9館が指定管理下に置かれています。昨年7月、区は残る3館のうち2館も指定管理に拡大することを提案。反発した専門員労組は、労使交渉を重ねながら、12月19日と26日の二波のストライキを構え、指定管理者拡大を撤回するよう求めました。不安を抱えながらも臆することなくストライキを構え、提案の撤回を求めた彼女たちのたたかいは、マスコミも注目し、多くの共感と支持を得ました。1999年にPFIが導入され、2003年に指定管理者制度が導入され、構造改革の名の下にあらゆる公務職場が営利企業に開放され、公共サービスの劣化が止まりません。全国的な支持を集めた彼女たちのたたかいは、これからの運動を展望する大きな教訓を含んでいました。12日の集会も熱気に包まれ、大きな感動を呼ぶ集会となりました。(染裕之) 報告

平良喜美子さん、あきらめず屈せず〜宮古新報労組闘争29日目
新報労組の仲間、元気に働いています。きょうは書記長便りを通して、宮古新報労組の闘士・平良喜美子さんに触れます。彼女の生きざまを、ぜひ知ってほしいと思います。事実上ずっと一人で、ただ一人で宮古新報労組を支えてきた。9年前の組合結成当時、彼女はすぐに加入した。これで宮古毎日労組のように会社と対等に団体交渉を重ね、社長によるパワハラやセクハラも解消されると期待していた。だけど、その後は苦難の連続だった。頼りにしていた仲間が一人、また一人と去っていく。どうしていいか分からない彼女は、私たち宮古毎日労組と行動を共にした。うちの組合の集まりがあると、駆け付けた。思い切り笑うことが多かったけれど、話しながら泣いてしまうこともあった。連絡がないときは怒った。「あれ? 私呼ばれてないけど!」本当にさびしかったのだろう。定期大会、春闘・年闘の臨時大会も彼女は一人で闘い抜いた。(宮古毎日新聞労組FBより) 続き *写真=元の職場に戻った平良喜美子さん

「ベネズエラから手を引け」〜問題は民主主義ではなく石油
米国が連日ベネズエラを揺さぶっている。彼らは「民主主義と人権」の名でクーデター勢力を支援している。しかし問題は石油とベネズエラの豊富な天然資源だということは公然の事実だ。米国政府の人物もこの問題を明確にしている。ジョン・ボルトン国家安保補佐官は最近、米国右派商業言論〈フォックスビジネス〉とのインタビューで 「われわれは米国企業がベネズエラで石油を生産する方法を議論している」と明らかにした。彼はまた「ベネズエラのマドゥロ政権を不法化することは米国に最高の利益になる」とし「われわれは西欧に利害がある世界のすべての政治家と企業家に対し、これが重要な措置だということを確信させたい」と付け加えた。事実、ベネズエラは世界最大の石油埋蔵量を保有しているだけでなく、多様な天然資源を埋蔵している。(チャムセサン報道より) 全文

日本のメディア・報道界は死に瀕している〜ジャーナリストは横の連帯を
いわゆる「官邸による質問制限」問題。…強調しなければならないのは、これはたんに「質問制限」「知る権利の阻害」「報道界への威圧」という言葉では済まされない問題だということです。なぜなら、今回の政府の「申し入れ」は、国家権力を厳しく追及する記者をフレームアップして攻撃し、それを記者クラブに「共有」させて報道界全体を従属させようとしていることが特徴であり、国家権力の常とう手段である差別・分断支配にほかならないからです。それは戦前・戦中、天皇制国家権力に抗して「戦争反対」を唱えた人々を「非国民」と規定し、村八分にし、「国民」全体を侵略戦争に駆り立てた手法と本質的になんら変わるところはありません。深刻なのは、この安倍政権の差別・分断攻撃に対し、報道界が反撃していないことです。まさにいま必要なのは「ジャーナリストの横の連帯」であり、それを支持する市民(読者・視聴者)の連帯・支援です。(アリの一言) 全文

関西生コン弾圧事件 : のべ55名の組合員が逮捕〜極めて悪質で政治的な弾圧
2月8日、東京・全水道会館の大会議室にて「全日建連帯労働組合・関西生コン弾圧事件・緊急報告集会」が開かれた。会場定員数の約160名が参加。去る2月5日、関西地区生コン支部では、新たに16名の逮捕者が出たばかり。労働運動を「恐喝未遂」や「威力業務妨害」にすり替えた組合弾圧が行われている。これまでに、のべ55名の組合員が逮捕された。逮捕者の中には、加入からわずか1年半という組合員も含まれており、6カ月もの長期勾留にさらされている者もいる。宮里邦雄弁護士は「これはもはや、平成労働運動史上最大の弾圧事件だ。組合つぶしに警察が動いている、異常な弾圧だ」と憤った。全日建連帯労働組合では、不当な弾圧に屈しないことを宣言。不当弾圧反対の団体署名、接見禁止解除申し立て等の協力を求めていくという。(土屋トカチ) 全文「滋賀県警」情報

台湾 : 過労フライト反対!中華航空のパイロット組合がストライキに突入
ストライキに突入したのは、台湾・桃園市パイロット職業組合中華航空分会のみなさん。昨年8月にスト権投票でスト権を確立して経営側と、パイロットの労働条件(長時間のフライトではパイロットを増やす等)や組合差別を止めるようにという要求について協議を続けてきたようですが、すべての要求に対してゼロ回答ということでやむなくストへ、ということです。今年に入り別会社ですが、パイロットが過労が原因とみられる心筋梗塞でなくなったりしていることなども背景にあるようです。いまのところ桃園市労働局も強制仲介(スト中止)する予定はなく、労使が話し合って解決して欲しい、という態度のようです。(レイバーネット国際部) 記事朝日新聞続報(2/13)

非正規に地獄の10連休〜「生活保障」を訴えるメトロ後呂委員長
「非正規差別なくせ!メトロコマース裁判」の控訴審判決(2月20日)を前にして、2月6日東京高裁前でアピール行動が行われた。ここで東部労組メトロコマース支部の後呂良子委員長はマイクを握り(写真)、非正規差別の実態として「10連休問題」を取り上げた。「5月の天皇即位で10連休があるが、私たち時間給の人は10日間確実に働けなくなる。すると5月の給料がものすごく減ってしまう。いま会社との団交でその間の生活保障を求めて交渉しているが、この問題はメトロだけでなく、全国の非正規労働者すべての問題だ。このままでは5月は厳しい生活になる。国が決めた祭日なら生活保障をしてほしい。このことをみんなで声をあげて訴えていきたい」と。なお、メトロコマース支部が「非正規差別是正」を訴えた控訴審判決は2月20日(水)15時、東京高裁で言い渡される。(M) 記事動画(2分)東部労組動画2.20判決日行動

相変わらずの機関銃トーク〜望月衣塑子記者は健在だった
2月7日、東京北区・北とぴあで新春セミナー「国家権力とメディアの関係はどうあるべきか〜安倍政権の暴走を食い止めるために」と題した望月衣塑子さん(東京新聞記者)の講演が行われました。主催は東京北法律事務所と北法律・九条の会。望月さんは、相変わらずの機関銃トーク、声色、身振り手振りで1時間半があっというまに過ぎ去りました。巷に囁かれている「人事異動」で、菅官房長官との丁々発止が聞かれなくなるのではとの心配は取り越し苦労、「東京新聞、中日新聞もよろしくお願いします」と締めくくられました。でも心配です!(渡辺ミッチー) 記事

新作DVD『デニーが勝った!』の活用を!〜「森の映画社」が密着取材
2014年7月に辺野古新基地建設が着工されてから、一貫して現場でドキュメンタリー映画を作り続けている藤本監督と影山監督の最新作DVDが完成しました。昨年9月30日の沖縄県知事選挙で、翁長知事の後継者として立候補した玉城デニー氏が、相手候補に8万票の差をつけ当選しました。 安倍政権vs沖縄県の構造で闘われた選挙戦に密着した最新作『デニーが勝った!』をご案内させていただきます。この作品は、翁長前知事の最後のスピーチとなった6/23の式典での発言に始まり、デニー新知事の県庁への初登庁までを59分の映像にまとめました。知事選の全過程を両陣営に密着取材を行って、両陣営の支持者・聴衆、若者からご年配者の皆様にインタビューを行ない、辺野古基地建設、生活、戦争…等々、沖縄の人びとの思いを語って頂けました。(森の映画社) 詳細

〔週刊 本の発見〕心情が爽やかに伝わってくる 〜『その年、わたしは嘘をおぼえた』
外国映画における原題と邦題との比較は、しばしば話題となる。近年の邦題の多くは、直訳あるいは原題をそのままカタカナに移しただけの物が多いけれど、以前は牋嫐瓩鯆未蟇曚靴深仝気離織ぅ肇襪發泙涕られた。オリジナリティーの尊重という観点に鑑みれば、あまりの改変は不適切かもしれぬ。しかし、典型的な例として、共に人名を並べたタイトルに過ぎなかった『Bonnie and Clyde』や『Butch Cassidy and the Sundance Kid』がが、それぞれ『俺たちに明日はない』、『明日に向って撃て!』という後世に語り継がれる邦題となったことは広く知られている。本書は、1922年に米国図書館協会によって作られた世界最初の児童文学賞とされるニューベリー賞の2017年度オナーブックに選ばれた『Wolf Hollow』の日本語訳である。原題は、直訳すれば作中に登場する『オオカミ谷』に相当し、単なる場所の意に過ぎない。しかし、その邦題は、「十二歳になるその年、わたしは嘘をおぼえた」という書き出しをそのまま移しているとはいえ、いささかケレン味さえ感じさせるほどに読む者の心を惹きつける。(大西赤人) 続き

関西生コン弾圧事件〜2月5日、滋賀県警が組合員16名を不当逮捕
2月5日、早朝5時から滋賀県警による関生支部への刑事弾圧がおこなわれました。県警は、役員・組合員13名の自宅を家宅捜査したあと、「恐喝未遂」の容疑で逮捕したのです。さらに、長期勾留されている3名を再逮捕。役員・組合員16名が不当逮捕されました。この滋賀県警・検察・裁判所が連携した不当な刑事弾圧に、満腔の怒りをもって抗議します。また、産経新聞の朝刊(2月5日付社会面)や産経ニュース(インターネット)には、組合員の自宅家宅捜査や逮捕前に記事が掲載されており、権力がマスメディアを使ったキャンペーンを展開。これは、昨年の滋賀県警による威力業務妨害事件のときと同様で産経新聞の朝刊(2018年11月27日付)に記事が掲載されていました。マスコミなどの報道は、検証もおこなわずに、警察発表をそのまま載せるという行為を続けるなど、権力とマスコミの癒着構造には、あきれるばかりです。 この不当弾圧に対して、関生支部の組合員全員が抗議の声をあげ、不当逮捕された仲間を奪還するために闘います。 支援共闘のみなさんには、今後ともご支援・ご協力をお願いします。(連帯ユニオン広報委員会) 報告2.8続報

「知る権利」に対する卑劣な攻撃〜新聞労連が声明「首相官邸の質問制限に抗議する」
『東京新聞』望月衣塑子記者の排除をねらった官邸の申し入れに対して、新聞労連が抗議声明を発表した。以下、紹介する。……<首相官邸の質問制限に抗議する> 首相官邸が昨年12月28日、東京新聞の特定記者の質問行為について、「事実誤認」「度重なる問題行為」と断定し、「官房長官記者会見の意義が損なわれることを懸念」、「このような問題意識の共有をお願い申し上げる」と官邸報道室長名で内閣記者会に申し入れたことが明らかになりました。記者会見において様々な角度から質問をぶつけ、為政者の見解を問いただすことは、記者としての責務であり、こうした営みを通じて、国民の「知る権利」は保障されています。政府との間に圧倒的な情報量の差があるなか、国民を代表する記者が事実関係を一つも間違えることなく質問することは不可能で、本来は官房長官が間違いを正し、理解を求めていくべきです。官邸の意に沿わない記者を排除するような今回の申し入れは、明らかに記者の質問の権利を制限し、国民の「知る権利」を狭めるもので、決して容認することはできません。厳重に抗議します。(声明より) 続き2/8続報 *写真=ターゲットにされた望月衣塑子記者(講演会より)

大逆事件の「深層」を描く〜イ・ジュンイク監督『金子文子と朴烈』
イ・ジュンイク監督の韓国映画『金子文子と朴烈(パクヨル)』を観て、彼らの激しい生き方を知ることができた。2人は大逆事件の被告で、死刑まで宣告されていたことも知った。東京が舞台だが、撮影は韓国のセットで、日本人が多く登場するのに韓国の俳優がそれを演じている。なかでも主役の金子を韓国女優チェ・ヒソが見事にこなしている。金子と朴が出会った1922(大正11)年から、この映画は幕を開ける。金子が朴の「私は犬ころである」という詩に共鳴し、彼と会い、共同生活を始める。金子は極貧の中で育った。両親に捨てられ、「無籍者」(無戸籍者)だからと学校にもいけず、祖母と朝鮮に渡り、女中のように働かされる。その時代に、日本統治に抵抗した1919年の「3・1独立運動」が起こる。単独上京した金子は20歳の頃、アナキストで人力車夫だった朴らと「不逞社(ふていしゃ)」を結成し、2人で『太い鮮人』という冊子も作ったりする。(木下昌明) 続き

水俣は現代の問題だった!〜レイバーシネクラブで『水俣一揆』を観る
2月2日、レイバーシネクラブ定例会を戸越スペースで行った。土本典昭監督の『水俣一揆〜一生を問う人びと』に過去最高の22人が集まり、初めての参加者も多かった。なぜ今これだけの人が集まったのか。水俣は現代の問題だったのだ。『水俣一揆』は1973年水俣病裁判の直後、チッソ本社で社長と直接交渉する患者たちの姿を記録したものだ。会社は熊本地裁判決に対して控訴せず、水俣病の原因は自分たちにあることを認めていた。しかし「死ぬ方が楽。生きる方がよっぽど大変」な患者たちは「誠意をもって可能な限り」という言葉でお茶を濁そうとする社長に、生涯の医療と生活保障を迫る。「私の償いをしてくれ。社長の二号にしてくれ」と食らいつく女性。「あんたの趣味は何だ。宗教は何か」と問い「人間たれ」と諭す住民。一対一で対峙する患者と社長の両者を至近距離で撮る。すさまじい直接交渉の記録だった。上映後、『しえんしゃたちのみなまた』を制作した加藤宣子さんが、『水俣一揆』のその後を語ってくれた。(堀切さとみ) 続き

川柳で言葉を乗っ取り返す〜『反戦川柳句集』に寄せて
本書は、『がつんと一句―ワーキングプア川柳』(2010年)、『原発川柳句集―五七五に込めた時代の記録』(2013年)に続く、レイバーネット川柳班による三冊目の川柳句集である。「ふざけるな女は前から非正規だ」「外食は毎日してるさ公園で」「パニックが起こらないよう被曝させ」「水清き桜の国の汚染地図」。1920年代に井上剣花坊主宰の柳樽寺川柳会から生まれたプロレタリア川柳に学んだその作風は、巷でおなじみのサラリーマン川柳やシルバー川柳とも、結社主体の伝統川柳とも、新聞ラジオの時事川柳とも、さらには企業による宣伝目的の冠川柳とも一線を画す。寸鉄人を刺す、毒舌をも厭わない、反時代的な批評精神にあふれた新潮流の川柳といってよい。プラカードや筵旗に川柳を高々と掲げて練り歩く姿は、いまやすっかり国会前、経産省前抗議デモの名物となっている。「反戦」と銘打った今回の句集には、安部政権による憲法の乗っ取りが秒読み段階に入った2015年以降、「戦争」をテーマに句会や公募で集められた川柳が収録されている。(楜沢健) 続き句集申込みフォーム

人々の苦しみにこたえる新しい選択肢を!〜「薔薇マークキャンペーン」発足会見
市民提案の新しい選挙運動が始まった。2月1日、衆議院第一議員会館で「薔薇マークキャンペーン」の記者会見&意見交換会が開かれた。記者と市民100名余りが集まった。4月の統一地方選挙と7月の参議院で、政党を問わず、「反緊縮」の経済政策を打ち出す立候補者に「薔薇マーク」を認定し、有権者の投票判断を提供するのがこのキャンペーンだ。「反緊縮」というあまり聞きなれないことばだが、一言で言えば、社会保障・介護・医療・保育・教育など生活に密着した分野に大胆な財政出動をし、経済を底上げして雇用を大量に創出するのがこの政策。呼びかけ人代表の松尾匡さんは、「政府はこの20年間、財政規律・インフレ警戒・国際競争力などを理由に、増税と福祉削減をしてきた。そして膨大な貧困層を生み出した。民主党も政策は変わらない。いま、人々の苦しみにこたえる新しい選択肢が求められている。経済を民衆のコントロールにとりもどす必要がある」と熱っぽく語った。(佐々木有美) 続き動画(12分)報告(久下格)東京新聞 *写真=会見に臨む呼びかけ人たち


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