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社会運動の中でいま必要なのは「言葉の力」〜レイバーネットTVで佐高信さん
レイバーネットTV185号は「新しい戦前にさせない!反戦川柳人・鶴彬と現在」をテーマに佐高信さん(写真)を囲んで、放送された。佐高さんの近著『反戦川柳人 鶴彬の獄死』は鶴彬と、その周りの文化人たちが、あの日中戦争時代をどう生き、どう発信していたのかを様々な人とのやり取りや論評を通して浮き上がらせるものだった。「屍のゐないニュース映画で勇ましい」(鶴彬)。今まさに、ウクライナのニュースでも屍が映らない。実感のないところで戦争が語られている状態だと指摘。鶴彬は父親と同い歳で、ここに起きていることは自分にとって、遠い過去のことではないと。佐高さんは、例え少数派でもスナイパーのように、言葉の力でひっくり返していくことの大切さを力説する。鶴彬が29歳で殺されたのは、権力側が彼を恐れた。運動する側は「言葉」という文化にあまり関心がないが、例えば渡辺白泉の「戦争が廊下の奥に立ってゐた」の俳句のように、社会運動も文化つまり「言葉」の力で鋭くひっくり返していくことが大切だと力説した。(笠原眞弓) 報告アーカイブ録画速報TV専用サイト

入管法問題 : 柳瀬参与員の音声データが公開される!さらなる矛盾が発覚!
6月6日に強行採決と言われている改悪入管法案。政府が改悪の根拠としているのは、難民審査参与員 柳瀬房子氏(写真)による「難民をほとんど見つけることができなかった」という発言である。柳瀬氏は、参与員制度の始まった2005年から2021年までの16年間で「2000人以上と対面」と発言(2021年4月21日衆院法務委員会)。政府はこれを根拠とし、実際に難民に該当するケースは非常に少ないとアピールしてきた。しかし、同氏が実際に対面した人数について、矛盾した発言をしていることを示す音声データが、6月3日、難民問題に取り組む弁護士グループによって公開された。音声データは難民支援にあたる市民と柳瀬氏との間で、5月30日に行われた電話でのやりとり。ここで柳瀬氏は「面談は年間90人から100人未満」と発言。さらに、「(対面審査)年間80件、90件は必死です」とも付け加えている。電話の通りだとすると、16年間で延べ2000人以上には届かず、国会での発言と矛盾する。(松本浩美) 続き

入管法改定の根拠は総崩れ!採決とんでもない〜6.5 国会正門前に総結集を!
入管法改悪をめぐる状況は最大の山場を迎えた。6月1日午後2時37分、参院法務委員会で立憲民主党は、入管難民法改正案の参院法務委員会での採決を阻止するため、杉久武委員長(公明党)の解任決議案を提出し受理された。委員会はストップするが、2日の本会議で解任決議案が否決されると採決の攻防は6月6日(火)に移る。この日も参院議員会館前のシットインには、数百人の改悪反対の人々が集まっていた。午後3時すぎ、野党筆頭理事・立憲の牧山ひろえ議員が、解任決議案を手にあらわれた。普段はおとなしいといわれる牧山議員のスピーチは、怒りに満ちていた。「与党は審議時間が衆院の19時間をこえたから採決だという。とんでもない。次々にあらたな事実が明らかになって、入管法改定の根拠はすべて崩れている。衆院審議もやりなおすべきだ。これは“改悪”ではなく“最悪”だ。採決は断固反対、白紙に戻す運動をしよう」と呼びかけた。(M) 続き動画(12分)指宿弁護士呼びかけ6.5大集会解説記事(志葉玲)

10年たったら加害責任は消えるのか〜井戸川裁判を傍聴して
5月31日。福島被ばく訴訟(井戸川裁判)が東京地裁103号法廷で行われた。原発が立地する自治体の首長が原告となり、国と東京電力の責任を追及するこの裁判は、2015年の初公判から25回目となった。午前9時半、地裁前で井戸川克隆さんがマイクを握る。「この裁判は、嘘とのたたかいだ」。東電は双葉町を含む周辺自治体と安全確保協定を結んでいたにもかかわらず、事故の通報連絡もなかった。住民を安全に避難させる責務をまっとうできなかった無念さと憤りを、井戸川さんはずっと持ち続けている。広い103号法廷の右側には、国の職員と東電関係者。皆、若い。3・11当初のことを知らない人もいるのではないだろうか。原発事故によってもたらされた被害は甚大だ。避難の困難さ、人生を破壊されたこと、財産を失ったこと。それらを訴えた井戸川さんに対して、東電側は準備書面でことごとく反論してきた。(堀切さとみ) 続き

〔週刊 本の発見〕命は平等って、ほんとうですか?〜『爆弾』(呉 勝浩)
大西の父親は世間一般にポピュラーな書き手には遠かったが、それでも文学を志す未知の人物から、自費出版の著作などが送られてくることは時おりあった。ある日、そんなふうに届いた一冊を眺めていた父親が、怒ったように、呆れたように、その一節を読み上げた。正確には覚えていないけれど、登場人物(主人公?)が断崖の突端に立ち、手にした原稿だったか本だったかを読むという場面で、✕✕は原稿用紙を(ページを)メラメラとめくった瓩判颪れているというのである。爛瓮薀瓮蕕辰董帖牒瓩班秧討篭貍个靴董以降、色々な人に向かってこの話を何度もしていた。今になって振り返ればなかなか斬新(笑)な表現のようにも思われるけれど、父親としてはどうにも許容しがたかったのであろう。文章とは読み手と書き手との間における一定共通の基盤・ルールの存在が前提であり、勝手な言葉を持ち込んでも十全のコミュニケーションは成立しない。古い話ではあるものの、久米正雄の「微苦笑」、三島由紀夫の「よろめき」のような造語の定着は、所詮レア・ケースに過ぎまい。(大西赤人) 続き

米国労働運動 : 離職率の高い職場でも組織化〜アマゾンなど不安定な職場で
【解説】レイバーノーツ5月号は、高い離職率を抱える困難な職場でも組織化が可能であることを報じている。アマゾン、チェーンレストラン、大学の学生・院生労働者など不安定な労働者たちが、職場での地道な運動と巧みな戦術によって組合組織化の成功を収めていることに注目したい。(レイバーネット国際部 山崎精一)ーーアマゾン労働組合が最初に組合授権カードを提出したとき、「一旦取り下げて、再度提出しなければなりませんでした」と組織委員会のメンバーであるジャスティン・メディナは振り返る。「もう働いていない労働者が署名したカードが1,000人以上もあると、アマゾンが異議を申し立てたからです」。ニューヨークのスタテン島にある8,000人規模の配送センターでは、離職率が非常に高く、授権カードを集めるのと、全員が退職するのと、どちらが先かの問題になっていたと、彼女は語る。アマゾンの年間離職率は150%である。(翻訳記事) 続き

「攻められたらどうする?」は誘導尋問だ!〜ジャーナリスト伊藤千尋さんの答え
5月はあちこちで平和と憲法9条の講演をしてきました。気になったのは、講演会の主催者自身が心に抱いている不安です。ロシアのウクライナ侵攻以来、「日本が攻められたらどうする?」と言われて反論できないでいる・・・という方が、護憲を主張する中にもかなりいらっしゃいます。立ち止まって冷静に考えましょう。この問いは誘導尋問ですよ。いいですか?「攻められたら」と言われると、人間はとっさに今、具体的に攻められている状況を想定します。「逃げる」「非暴力での抵抗」という選択もありますが、すぐに思い浮かぶのは「戦う」姿です。すると「戦うには武器が必要だ」となり、「そのためには今から戦の準備をしなければならない」と思ってしまう。思考回路が一直線に軍拡に走ってしまう仕掛けです。でも、現実には、今はまだ日本はどこからも攻められていないのですよ。ならば「攻められないような平和な状況を今のうちに創り出す」という穏やかな選択肢がまず考えられるべきです。(伊藤千尋/写真) 続き

軍需産業強化法:杉原浩司さん国会で訴え「平和国家から死の商人国家への堕落だ」
5月30日、軍需産業強化法案の参考人質疑で、貧国強兵の大軍拡と「死の商人国家」への堕落をもたらす悪法を廃案に!と訴えました。言いたいことの8割がたは言えたかと思います。与党を含む法案賛成会派からもわりと質問が寄せられ、鍛えられる機会にもなりました。審議自体にまったく影響を与えていないのは残念ですが、何らかの問題提起になっていればと思います。傍聴や視聴、広報などありがとうございました。法案は、6月1日10時〜11時50分&13時〜16時10分頃に質疑の後、共産・沖縄の風の反対討論、採決になります。おそらく翌日2日10時からの本会議で採決、成立が濃厚です。委員会で審議入りして3日で採決とは、あまりにもひどいです。1日は12〜13時と15時〜採決まで抗議行動、2日は10時〜採決まで抗議行動を呼びかけます。(杉原浩司) 続き6.6緊急行動

レイバーネットTV(5/31)案内:反戦川柳人・鶴彬と現在〜佐高信さんを囲んで
さきごろ『反戦川柳人 鶴彬の獄死』(佐高信著・集英社新書)という本が世に出た。この本の著者である佐高信さんを囲んで、新たなる戦前とも思える今日の時代状況の中で、鶴彬(つるあきら)から学ぶものを自由に語り合いたい。そして、川柳とは表現とは、そして私たちの生き方・行動とは、を学びあい一緒に考えたい。ぜひご視聴と拡散をお願いします。〔以下、本の紹介文から〕サラリーマン川柳のように、現代では風刺や批判をユーモラスに表現するものとして親しまれている川柳。しかし、「万歳とあげて行った手を大陸へおいて来た」「手と足をもいだ丸太にしてかへし」といった川柳を通じて、昭和初期、軍国主義に走る政府を真正面から批判し反戦を訴え続けた作家がいた。鶴彬、享年二十九。官憲に捕らえられ、獄中でなお抵抗を続けて憤死した”川柳界の小林多喜二”と称される鶴彬とはどのような人物だったのか。戦後約八十年、再び戦争の空気が漂い始めた今の日本に、反骨の評論家・佐高信が、鶴の生きた時代とその短い生涯、精神を突き付ける!(レイバーネットTVプロジェクト) 番宣

徹底して被爆都市広島をバカにしたG7の国々〜レイバーネットTV(5/21)報告
岸田首相が下準備であちこち飛び回って、5月19日にはじまった広島サミットは、21日に終わった。その日の18時に私たちのレイバーネットTV184号が始まった。なんだか最後はゼレンスキーに場を奪われた印象だったがどんな集まりだったのか振り返ってみた。スタジオには「G7広島サミットを問う市民のつどい」を開催した呼びかけ人が集まって、まず鍋叩きから始まった。これはフランスの”よそものネット”から、「G7の3人(米英仏)が核のボタンをもって広島平和記念資料館に入る時に、鍋叩きで抗議してほしい」と要望があったからと。<入管法改悪反対デモの映像> 今回は渋谷国連大学前で行われた入管法改悪反対集会の映像を最初に上映。憲法違反であるこの法案を何とか止めたいと7000人の人が集まり、集会の後は渋谷までのデモがあり、さらにそこでも同様の集会があった。もちろん全国各地で集会・デモが行われていた。(笠原眞弓) 続きアーカイブ(72分)

〔週刊 本の発見〕火を噴く絶望〜『山上徹也と日本の「失われた30年」』
2021年10月31日ハロウィンの夜、走行中の京王線の車内で、映画『バットマン』の悪役「ジョーカー」に扮した若者が乗客を刺し、オイルをまいて火をつけた。犯人は、動機を「大量殺人をして死刑になりたかった」と話した。私は、言いようのない気持ちに襲われた。この社会の底に沈んでいる絶望が火を噴いたような気がした。考えてみれば、2008年の秋葉原通り魔事件、2016年の「津久井やまゆり園」事件、アニメ会社や医院の放火殺人事件…、事件は続いていた。京王線事件から約8か月後の2022年7月8日、安倍元首相が射殺された。犯人は、42歳の青年だった。メディアは犯人が統一教会に深い恨みを持ったがゆえの犯行と報道した。わたしは、何かもやもやしたものを抱えながらも、一連の事件との共通性を考えるには至らなかった。そして出会ったのが本書である。本書は、2019年10月から2022年6月までの1364件にのぼる山上徹也被告のツイート分析から、なぜ彼がああした行動をとらざるを得なかったのかを追跡している。(佐々木有美) 続き

日本を壊す「自民党右派・統一教会」を徹底批判!〜共同テーブル「歌・講談・シンポ」が盛況
5月23日「新しい戦前にさせない」連続シンポジウムが、衆院議員会館で開かれた。大会議室はあっというまに満杯になり、16時の開始から3時間近く熱気に包まれた。テーマは「統一教会と自民党が呼び込む戦争」で主催は共同テーブル。豪華ゲストが勢揃いして、歌・講談・シンポジウムは、いやがおうでも盛り上がった。「文化のチカラ」を実感したのは、中川五郎さんのフォークと神田香織さんの講談。中川さんは新曲をいくつも披露したが、今の日本の「差別・冤罪・不正」の実態が、物語風の歌詞から痛烈に迫ってきた。神田さんは、「はだしのゲン」のダイジェスト版を演じた。会場の照明が落とされ、爆発の音響効果もあり、大会議室が一瞬にしてヒロシマの惨劇の場になった。「戦争をしてはならない」という思いが染みこんでくる講談だった。続いて行われたシンポジウム。パネリストは、有田芳生・平野貞夫・前川喜平の各氏。佐高信さんの巧みな司会進行で、パネリストの普段聞けない話を引き出した。(M) 続き全編動画

仲間を殺すな!入管法改悪「本気で止める」〜7000人が渋谷デモ
5月12日の国会正門前集会で21日(日)15時30分から渋谷の国連大学前に集まろうと呼びかけた。集会の直前の16時30分くらいに決めた。杉並デモでも集会9日前に決めた。きっかけは衆議院法務委員会で立憲が修正協議に乗るか揺れていたからだった。このままではシェルターの仲間が強制送還されてしまう。「ひとりからはじめる。言い出しっぺがやるしかないか」格好いいが、その度に「仲間のいのちを奪う入管法改悪を絶対に止める」強い意志を持った多くの仲間の短時間で怒涛の準備と協力があったから可能になった。土砂降りの高円寺で3500人、今日は7000人! FREEUSHIKUが寝ずに準備してきたハチ公前入管法改悪反対集会も凄かった。4日前に集会決めたという。衆議院で可決されて以降、「本気で止める」やるしかない。全国のあちこちで「本気で止める」。国連前の集会で、仮放免者等の在留資格を求める日本人配偶者の会のなおみさんが発言した。(瀬戸大作) 続きレポート(堀切さとみ)動画(8分)

ケアワーカーズユニオン山紀会支部が勝利和解!〜10年にわたる労使紛争
元国労組合員の久下です。10年にわたり労使紛争が続いている大阪市西成区の社会医療法人山紀会の、組合員を狙い撃ちした損害賠償請求訴訟で、2023年5月11日、大阪地裁で和解が成立しました。法人が、損害賠償請求とともに大阪府労委の救済命令取り消し訴訟も取り下げたことにより、「組合員を被告とする損害賠償請求訴訟じたい不当労働行為に当たる」という大阪府労委の画期的な救済命令が確定しました。山紀会では2013年の組合結成直後から露骨な組合つぶしがつづき、不誠実団交などで複数の救済命令が出されてきましたが、2020年4月、コロナ感染に対応する組合の休戦提案を法人が拒否、組合はやむなく「労働組合潰しを優先せず労使一体でコロナ対策を行い、労使紛争を一旦休戦するよう、山紀会に要請してください」という要請文を西成区医師会などに配布、送付しました。これが名誉棄損にあたるとして、山紀会が組合員個人を被告として330万円の損害賠償訴訟を起こしていました。(久下格) 続き

レイバーネットTV(5/21)放送 : G7広島サミット徹底批判じゃけ!
5月19日から21日まで被爆地ヒロシマでG7サミットが開催される。大軍拡を進める岸田文雄首相は、アジア侵略の拠点となった「軍都・廣島」の象徴でもある旧陸軍宇品港跡地にそびえたつ「グランドプリンスホテル広島」をサミット会場に選んだ。米英仏の3首脳が、核のボタンを持って平和記念資料館を訪れる異様な事態が出現する。先日閉幕したG7 財務大臣・中央銀行総裁会合では、世界規模の経済不安定化と気候危機を前にしてもなお「金融システムの強靭性を再確認した」などとあきれた宣言が出された。さらには、「グローバルサウスへの新たなサプライチェーン構築への資金支援」という、大国による市場をめぐるむき出しの争いがさらに拍車をかける。そんな茶番は許さないと、広島では5/19 に抗議の「鍋たたきアクション」が呼びかけられている。サミット終了日の21日に放送される当番組では、G7サミットを徹底批判する。(レイバーネットTVプロジェクト) 番宣速報

戦争準備また一歩!〜軍拡財源確保法案が衆院委員会で可決
5月19日昼。雨が降りしきる中、議員会館前の歩道では4つのグループが、議事堂にむかって抗議の声を上げていた。原発推進の「GX脱炭素電源法」に反対するグループ、マイナンバーカード強制・保険証廃止に反対するグループ、そして衆院寄りの歩道には「岸田大軍拡反対」「軍拡財源確保法反対」の人たちがいた。この日の午前、衆議院財務金融委員会委員会で「軍拡財源確保法」が強行可決された。集会で、財務金融委員会メンバーの田村貴昭議員(共産党)がマイクを握って訴えた。「本日、自民党・公明党によって採決が強行されたが、大軍拡・増税はもってのほか。これはアメリカのミサイル戦略に日本の自衛隊が参加するためのもので、何兆円ものお金をかけてトマホークやミサイルを買い、敵基地を先制攻撃するとても危険なものです。そんなことをしたら報復攻撃を受けるのは明らか。日本にも大規模な被害が出て、取り返しのつかない惨劇をもたらすものだ。世論と運動を広げ、絶対に反対していこう」と呼びかけた。(M) 続き動画(5分半)「19の日」行動報告5.23緊急行動

でっち上げが明らかになったサンケン第7回公判〜尾澤孝司さんが証言
5月17日(水)第7回尾澤公判が、さいたま地裁で行われました。韓国から国会議員68人の「国境を越えて労働者の権利保護に立ち上がった尾澤孝司の無 罪判決を切に要請する」という裁判長あての嘆願書が届きました(写真)。午前8時半からの事前集会では、嘆願書と韓国の全国金属労働組合からの「日本政府は 韓国労働者の闘いに連帯した人権運動家尾澤孝司さんへの弾圧をやめよ!韓国サンケン支会との連帯活動で起訴・・裁判所は無罪判決を!」という声明が紹介されました。無罪判 決を要求するシュプレヒコールの後、9時締切の傍聴整理券配布に並びました。再三再四大法廷での開廷と開廷30分前の整理券配布を申し入れているにも関わらず、一顧だにされ ないことに怒りを覚えます。憲法82条には裁判の公開の原則があるのに、器を小さくして傍聴させないことは、憲法違反だと思います。53名が整理券を受け取りましたが、傍聴席 は44でした。(尾澤邦子) 続き傍聴感想(日向よう子)

〔週刊 本の発見〕気楽に読めて考えさせ、しかも魅力にあふれている本〜『世界は五反田から始まった』
気楽に読めて、しかも考えさせてくれる本というのは、ありそうでなかなかないのだが、この本は間違いなくそういう本である。著者は五反田生まれ(1966年)の五反田育ちで、3人姉妹の末っ子だが、爺さん子を自称している。祖父の星野量太郎は千葉県外房の御宿(おんじゅく)で漁師をしていたが、高等小学校を中退して十三の歳に東京五反田の町工場につとめ、その後やはり五反田に自分の工場を持つ。この本はその祖父がつくり、父が後を継いだ星野製作所の変遷を描くノンフィクションであり、家族の物語でもある。それだけではない。背景となる五反田の街の移り変わりが微細に描きこまれ、その場所にありながら、戦前戦後そして今の時代の日本のありようが生き生きととらえられ、文字通り「世界は五反田から」始まっているのだ。クローズアップからロングショットへと視角を自在に変えながら描いていくのが、著者の淡々としていてしかも躍動感ある文体の特徴を生んだ。(志真秀弘) 続き

放射能汚染水を海に流すな!東京行動に500人〜福島の漁師が苦悩を語る
放射能汚染水の海洋放出が、この夏にも強行されようとしている。大事故を起こしたこの国で、本当にこんなことがまかり通ってしまっていいのか。5月16日「汚染水を海に流すな!東京行動」が行われ、丸一日かけた行動となった。この日は10時30分から東電本社前の抗議行動、国会前での集会があり、14時からの政府に要請書を手渡す院内集会には、会場に入りきれないほどの人が集まったという。筆者は18時半からの日比谷野音の集会に駆けつけたが、福島や韓国から500人が集まっていた。小名浜漁協の柳内孝之さんが、福島の漁師たちの、翻弄され続けた苦悩を切々と語った。「事故直後、原子炉から漏れた放射能汚染水が海に流れ出た。一時期、構内のタンクに保管したが、満杯になると『低濃度』と称し、海に投棄している。一方的に方針を決められ、漁業者には何の説明もなかった。各省庁に問い合わせたが、たらい回しされてきた」(堀切さとみ) 続き

人間らしく生きるために頑張っている人たち〜「三多摩レイバー映画祭」新たな予感
東京・国立の映像居酒屋、キノキュッヘで開催された「三多摩レイバー映画祭は、本家本元のレイバー映画祭よりも、労働映画祭という名前に相応しいものだったかもしれない。5月14日(日)午後1時から7時まで。定員は40人で途中出入り自由なのだけれど、終始満員。そして映画の後には、制作者、登場人物らが解説し、会場との質疑応答が行われた。制作順に上映された6つの作品は、どれも素晴らしかった。『人間を取り戻せ!〜大久保製瓶闘争の記録』は、障がい者雇用で名をあげた大手製造会社で起きた虐めや差別、それと闘う脳性マヒの労働者の記録だ。殴る、蹴る、暴言を吐く、小便を頭から浴びせる。そんな理不尽を憎み、許さず、障害者たちは全身で闘った。会社に何も言えずにいた親たちの意識も変えていく。同情の対象から権利の対象へ。「人間を取り戻せ」という1970年代のこの叫びは、ウィシュマさんを生み出してしまう社会の中で、ますます色あせることがない。(堀切さとみ) 続き参加感想(大洞俊之)

「愛の家」グループホーム葛飾奥戸での争議が解決!〜介護労働者のたたかい
高齢者介護施設「愛の家」グループホーム葛飾奥戸で働いていた全国一般東京東部労組の中嶋組合員に対する残業代不払いや不当労働行為の問題で、東部労組は会社側と4月28日に東京都労働委員会(都労委)で協定書を締結し、昨年来の争議を解決しました。この争議は、同施設で数分単位の残業代が支払われていなかったため中嶋組合員が同僚スタッフに会社への要求行動に立ち上がろうと呼びかけた途端、会社側から他施設への配転を命じられたことでぼっ発しました。また辞令交付の際に会社側役員による中嶋組合員への有形力の行使も発生しました。その後、組合側は都労委での労働争議に関するあっせんを申請。会社側として中嶋組合員が直接雇用されていたグリーンフードとともに施設を運営している親会社のメディカル・ケア・サービス、関連会社の学研インテリジェンスの3社が応じ、調整が続いていました。(須田光照) 続き

「人間扱いをしてほしい」仮放免者の訴え〜入管法改悪反対!国会正門前に4000人
入管法改定の審議が参院に舞台を移すなか、5月12日夜、国会正門前で「入管法の改悪に反対する大集会」が開かれた。主催者発表で4000人が集まる大行動となった。たくさんのスピーチの中で、とりわけ当事者の訴えが心に響いた。仮放免者のパートナーである「まゆみさん」は、ステージに上がりこう語った。「夫はトルコ国籍のクルド人です。日本に来て15年、結婚して8年。難民申請は現在4回目で、在留資格を得られないままずっと仮放免の延長をしている状態です。もしこの入管法改定案が決定し、現在申請している難民申請が不認定になれば、まさに送還の対象になってしまいます。強い危機感を抱いています。きょうここでスピーチするとは夢にも思っていませんでした」。政治に興味がなく気楽に生きてきたというまゆみさん。しかし結婚3年目ごろに、突然、仮放免が不許可になり夫が入管に収容されてしまった。(M) 続きまゆみさんスピーチ(Choose TV)東京新聞

〔週刊 本の発見〕私たちは宇宙に生かされている〜ホーキング著『ビッグ・クエスチョン』
『ビッグ・クエスチョン 〈人類の難問〉に答えよう』は2019年に邦訳が出版され、買ったまま読もうと思って机の上に載っていた本である。何年も放っておいたのは何となく内容がわかりきっていたというか今更感があったのと、コバルトブルーの表紙が読みたいという情熱の熱を奪っていたからだ。なぜ急に読もうと思ったのかは、今年4月13日号のNature誌が243-244pで『On the Origin of Time: Stephen Hawking’s Final Theory』Thomas Hertog(『時間の起源について ホーキングの最後の理論』トマス・ハートッホ)の書評を取り上げていたからだ。ハートッホは、2018年に亡くなったスティーヴン・ホーキングの最後の共同研究者でホーキング最後の論文『永久インフレーションからの滑らかな離脱?』を共同執筆した理論物理学者で弦理論提唱者である。(根岸恵子) 続き

太田昌国のコラム : ヤン ヨンヒが描く「家族の肖像」
映画『スープとイデオロギー』(2021年)が深い反響を呼び起こしながら、繰り返し上映されているなかで、監督ヤン ヨンヒの著書『カメラを止めて書きます』が刊行された(クオン、2023年)。もともとは、韓国で2022年に発行された著書の日本語版だ。かの女の「家族ドキュメンタリー三部作の中に詰め込めなかった裏話を書いた」と著者は言う。私は、かの女のこれまでの映画をすべて観ており、著書も読み、出会いに恵まれた新聞・雑誌の記事にもだいたい目を通してきていると思う。私が2003年に刊行した『「拉致」異論』(太田出版。その後2018年に増補決定版が現代書館から発行されている)の核心のひとつは、歴代のDPRK(北朝鮮)政治指導部の路線に対する批判であった。その2年後、ヤン ヨンヒは最初のドキュメンタリー作品『ディア・ピョンヤン』(2005年)を発表したが、それは、大阪に住む、自らの父親を主人公にして、家族の肖像を描いたものだった。(太田昌国) 続き

声明:私たちは、あきらめない あらためて入管法改定案の廃案を求めます
通常国会に提出されていた入管法案が、本日(5月9日)、衆議院で可決されたことを受け、移住連を含む「STOP!長期収容」市民ネットワークに参加する7団体は、以下の声明を発表しました。1.入管法改定案に反対し、衆議院可決に抗議します 入管法改定案が、通常国会に提出され、5月9日、衆議院で可決されました。衆議院採決に抗議し、まもなく開始される参議院において廃案とすることを求めます。2.人道に反し、一昨年廃案になった入管法改定案 本法案は、政府が2021年の通常国会で廃案になった入管法改定案と、ほぼ同じ内容であり、衆議院で行われた一部修正を経ても、多くの人の命や人権を脅かす、以下の重大な問題を含んでいます。・低い難民認定率に改善策をとらない一方、難民申請者の送還を可能にし、迫害を受ける恐れがあるのに難民を本国に送り返す。・送還忌避罪を創設し、帰国できない事情があるため在留を希望する人に刑罰を加える。・監理措置制度により、在留資格のない外国人の監視を支援者らが引き受けない限り解放せず、無期限の長期収容制度を存続させる。(声明より) 続き5.8入管法集会動画

「送還は殺人」入管法改悪反対!〜土砂降りのなか「杉並大行進」3500人
「難民いじめる政治家いらない」「人権守れ!命を守れ」のデモコールが杉並の街に拡がった。入管法改悪法案の5月9日衆院本会議採決、12日の参院審議入りを前にして、5月7日午後、改悪反対の市民たちは大デモを敢行した。天候は最悪で土砂降りの雨となったが、それをものともせず、人々は高円寺中央公園に続々と集まった。公園は傘・傘・傘で埋まり、ステージがほとんど見えない状況だったが、人々は登壇者のスピーチに聞き入った。「送還は殺人だ」の文字を大きく書いた傘をもっていた男性がいた。「衆院の法務委員会を通ってしまったので、本気どころか死にものぐるいでやるしかないと思った。杉並をひっくり返すくらいのデモをやりたい」と闘志をむき出しに語ってくれた。集会スピーチで立憲の参院議員・石川大我さんは「私たちが入管法に反対する理由はたった一つ。この法律が人の命を奪うということだ」「参院では弁護士や市民と一緒につくった“難民保護法”を対案として提出する。これを成立させるように頑張ろう」と訴えた。(M) 続き動画(5分)東京新聞しんぶん赤旗ハフポスト

〔週刊 本の発見〕人権後進国ニッポンの赤裸々な実態!〜『武器としての国際人権』
日本が人権後進国と言われるようになって久しい。しかし本書を読むと、ニッポンの人権後進国ぶりはそんな生やさしいレベルではすまないことがわかる。レイバーネットを日常的に読んでいる人なら、人権は生まれながらにして誰もが持ち、それを保障する義務を政府が負っていると理解しているだろう。しかし日本人の大部分が人権を思いやりと同レベルで捉えていることに、藤田さんは警鐘を鳴らす。人権は国家と個人の関係だが、思いやりは私人同士の私的関係に過ぎないからだ。特定秘密保護法をめぐって、国連特別報告者デイビッド・ケイ氏による訪日調査が2016年に行われたが、この過程では日本政府が一度は日程まで決まった調査受け入れを直前でキャンセルするという暴挙に出た。「日程まで決まっていてキャンセルするのは独裁国家くらいだ」と聞かされた藤田さんは「日本はもう放っておけない大変な国になりつつある」(本書P.71)との国際社会の雰囲気を忖度なく伝えている。(黒鉄好) 続き

市民と共に信念をつらぬく保守の重鎮〜映画『ハマのドン』を観て
胸のすくような痛快な、それでいてホロリとするドキュメンタリーだ。カジノ誘致に揺れた横浜市。ここで、誘致に賛成の候補者を大差で破り、反対派の若き新人市長が誕生した。その立役者が、この映画の主人公「ハマのドン」こと藤木幸夫さんだ。藤木さんは90歳を超える自民党員。横浜だけでなく全国の港湾労働者を束ねてきた保守の重鎮だ。歴代首相をはじめ、大物政治家とのパイプも太く、ヤクザとのつきあいもある。その彼が「ハマで賭博はやらせない」と宣言し、同じ神奈川出身の菅義偉陣営を相手に闘うのだ。「総理に立てつくなんて、周りが離れていくだけ」というのがフツウの見立てだが、藤木さんは多くの市民を味方にした。カジノ側の人間をも、藤木さんは虜にしてしまう。いかに長時間賭博の椅子に縛り付けるかを計算してきた、カジノ設計士の村尾武洋さんも、藤木さんの心根に惹かれた一人だ。アメリカでは依存症になった親たちによって、多くの家族が路頭に迷っている。(堀切さとみ) 続き映画公式サイト

あらたな戦前にさせない!改憲・大軍拡NO!〜憲法大集会に2万5千人
5月3日、「あらたな戦前にさせない!守ろう平和といのちとくらし 2023憲法大集会」が東京・有明防災公園で開催された。入口で右翼が騒ぐ一幕もあったのが、広々とした会場は続々とやってくる人波でうまった。市民の旗、組合の旗などが林立してカラフルだった。巨大スペースの会場にはさまざまな工夫がされていた。音が行き渡るようにスピーカーが各所に設置されただけでなく、サブ会場には大きなスクリーンが用意された。「憲法9条は世界の宝 憲法改悪は許さない!」の手書きのプラカードを首からぶら下げていた年輩の女性が目にとまった。参加者の多くが憲法世代の高齢者だったが、こうした層が改憲を止めてきたことは確かだ。そんな中に初めて参加したという40代の女性がいた。インタビューをすると「集会に来たのは初めて。今朝の新聞で改憲派が6割をこえているのを知って、こわいと思った。集会でいろんな人の話を聞きたいと思って友人ときた」という。戦争のにおいが拡がるなかで、今回の5.3集会参加者の危機感は大きかった。(M) 続き動画(7分)朝日デジタルアリの一言全記録(川島ch)

社民党・新社会党が共同声明「新しい戦前にさせない!平和力の結集へ」を発表
5月3日の憲法記念日にあたって、社民党と新社会党は共同声明を発出した。その発表記者会見は、4月25日参院議員会館で開催され、福島みずほ社民党党首(中央)、岡崎宏美新社会党委員長(右)、佐高信氏(左/共同テーブル代表)が出席した。佐高さんは「中村哲は“あるく日本国憲法”だ。岸田シンゾウの道ではなく、中村哲の道をすすもう!」と訴えた。・・【共同声明】「歴史は繰り返す」 今、日本は新しい戦前に向かおうとしています。昨年12月、岸田政権は、敵基地攻撃能力の保持を認め軍事費の大幅増額・大増税に踏み込む「安保三文書」を閣議決定しました。これは戦後の安全保障政策の大転換であり、平和憲法を空文化する、許してはならない暴挙です。日本は「専守防衛」を投げ捨て、アメリカとともに戦争する国へと歴史的な変貌を遂げようとしています。軍需産業を育成し武器輸出をすすめ、学術研究や民間空港・港湾などの軍事利用が強行され、教育や情報などあらゆる分野で軍事化が進みます。いま止めないと、声を上げないと、日本の平和は保てません。 続き動画(13分)

反戦メーデー自民党本部前行動を貫徹!〜自民党・岸田は戦争加担と大軍拡をやめろ!
全国一般東京東部労組は5月1日午後、労組反戦行動実行委員会が呼びかけた反戦メーデー自民党本部前行動に参加し、多くの労働組合の組合員らとともに政府・自民党の戦争政策に反対の声を上げました。行動には約130人が参加。警官隊が自民党本部に近づけさせない不当な規制を行いましたが、参加者らは自民党本部と道路をはさんだ歩道で「大軍拡を許さないぞ!」「憲法改悪反対!」などのプラカードや横断幕を掲げて行動を始めました。最初に司会をつとめた東部労組の須田書記長が「メーデーは世界中の労働者が団結を誓う日。労働者が殺し合う戦争は国際連帯を破壊する。ロシア・ウクライナ戦争に加担し、中国や朝鮮を敵視しながら大軍拡を推進している張本人である自民党の岸田を連合がメーデー集会に来賓として招いたが、メーデーの国際連帯を示すためにも労働者は自民党と岸田に断固抗議しよう」と基調を提起しました。(須田光照) 続き

物価高騰、人権侵害、外国人差別、戦争の危機をはね返そう!〜日比谷メーデー盛大に
物価高騰、職場での解雇や人権侵害、外国人差別、戦争の危機。働くものの環境がいっそう悪化するなか、5月1日、第94回メーデーが開催された。この日はメーデーにふさわしい5月の晴天に恵まれた。日比谷メーデーの会場である日比谷野音周辺の木々は鮮やかな緑色に染まっていた。そこに赤や青の組合旗が林立していた。コロナが開けたひさしぶりの大規模集会に参加者の表情も高揚していた。9時50分に式典が開始された。主催者・連帯・来賓挨拶に続いて、現場労働者からの「決意表明・訴え」があった。登壇したのは4人で4つのテーマを代表しての発言だった。「正規・非正規連帯」谷川紀子さん(郵政産業労働者ユニオン)、「外国人労働者」長谷川ウェナさん(全統一労組ピードア分会)、「組合弾圧」松尾聖子さん(全日建連帯労組関西生コン支部)、「反戦平和」菱山南帆子さん(5・3憲法大集会実行委員会)がマイクを握った。全員女性だった。(M) 続き動画(9分)おんなたちのメーデー前夜祭

米国労働運動 : 気候変動対策は誰のもの?〜働く現場に大きな変化が襲う
【解説】レイバーノーツはこの4月から気候変動対策担当のスタッフを採用した。その新しく採用されたスタッフであるキース・ブラウワー・ブラウン(写真)が、レイバーノーツ5月号に労働組合が気候変動対策と取り組む重要性を訴える記事を投稿しているので翻訳した。前月の翻訳記事で紹介したEV車製造部門を組織化しようしている全米自動車労組UAWの取り組みや、再生可能なエネルギーへの公正な移行について述べている。(レイバーネット国際部 山崎精一)・・労働者が働く現場には、大きな変化が熱波のように襲ってきている。今月になりバイデン大統領は、10年以内にアメリカで販売される新車の大半をオール電化にするための新しい大統領令に署名した。そのEV車のバッテリーを充電するために、多くの主要な州では10年以内に総電力の3分の2をクリーンエネルギーで賄うよう推進している。 続き


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