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外国人労働者の受け入れと排外主義〜太田昌国のコラム
一ヵ月ほど前だったか、新宿の大型書店のチラシで「外国語書籍コーナーにベトナム語書籍大量入荷!」という趣旨の宣伝文句を見かけた。数千冊を常備するという。在日ベトナム人に関わるニュースが目立つなとは思っていたが、調べると、いまや24万人のベトナム人が日本で働いていると知って、不明を恥じつつ言うが、少なからず驚いた。思えば、「帝都の中の異邦人の群れ」という小さな文章を私が書いたのは1986年のことだった。新宿・歌舞伎町などの繁華街周辺だけではない、私たちが日常的に住まう地域にも、生活感を漂わせた非白人外国人の姿が目立ち始めたのはその数年前からだった。1990年には、当時の政府が日系人に限定した特別枠を設定し、単純労働「力」としての就労目当ての入国を認めた。移住者が多い中南米諸国から日系2世・3世が殺到し、最大時その数は30万人を超えたと言われた。(太田昌国) 続き *写真=亡くなったベトナム人実習生(映画「技能実習生はもうコリゴリ」より)

既存メディアにはない活動や作品が受賞〜第24回平和・協同ジャーナリスト基金賞贈呈式
12月8日、東京・内幸町の日本プレスセンターにおいて、第24回平和・協同ジャーナリズム基金賞の贈呈式が行われた。同賞は特定の団体や個人に寄らず、一般の市民による寄付金で運営されており、反核・平和、人々の協同・連帯、人権擁護の推進に寄与した作品を制作したジャーナリスト、映像関係者らを顕彰している。今回は、基金賞に琉球新報編集局政治部の「沖縄県知事選に関する報道のファクトチェック報道」、アジア記者クラブの一連の活動、「沖縄スパイ戦史」製作委員会制作のドキュメンタリー映画「沖縄スパイ戦史」(三上智恵・大矢英代監督作品)、毎日新聞記者・栗原俊雄さんの戦争責任・戦後補償に関する一連の著作、中村由一著・渡辺考聞き書き・宮尾和孝絵「ゲンバクとよばれた少年」(講談社)、荒井なみこ賞に水野スウさんの「わたしとあなたの・けんぽうBOOK」「たいわ・けんぽうBOOK+」(いずれも自費出版)、特別賞に疾走プロダクション制作のドキュメンタリー映画「ニッポン国VS泉南石綿村」(原一男監督)が選ばれた。(金子通) 続き当該HP

レイバーネットTV(12/12)放送 : ことし私のベストワン〜本と映画で振り返る
ことし最後のレイバーネットTVは12日に放送します。ニュースでは「関西生コン支部の大弾圧事件」を取り上げ、連帯ユニオン本部書記長の小谷野毅さんが解説します。特集は恒例となった企画「ことし私のベストワン〜本と映画で振り返る」です。事前アンケートには29人の人から回答を寄せていただきました。その作品の中から今の社会の問題が浮かび上がってきます。スタジオのゲストは『日本軍兵士』の著者・吉田裕さん。「戦場とか戦闘のリアルな現実を身近に感じとってもらいたい。とくに若者に」という作者の思いに貫かれたこの本は、昨年12月発刊以来、わずか7か月で14万部を超えるベストセラーになりました。アジア・太平洋戦争を「兵士の目線・立ち位置」から実態に迫った作品で、新たな問題提起に満ちています。吉田裕さんのお仕事に触れながら、アジア・太平洋戦争とは何だったのか? そして「戦争できる国」にひた走る安倍政権のもとで私たちはどうしたらいいのか、一緒に考えてみましょう。ギャラリー参加、大歓迎です。(TVプロジェクト) 番宣放送チャンネル(19.30-20.45)

関生支部を守れ!〜「大弾圧を許さない12・8集会」に600人超の参加
本年に入り5回の刑事弾圧を受け、のべ40人が逮捕され、今も、委員長、書記長、執 行委員などが拘留中という大弾圧の中で闘い続ける連帯ユニオン関西地区生コン支部(関生支部)を守ろうと、「労働組合つぶしの大弾圧を許さない! 12・8集会」が大阪市 中央区の中央区民センターで開かれ、準備の中心を担っていた執行委員が11月末に逮捕されるという状況にもかかわらず、会場は600人を超す労働者・市民で埋まりました。集会では、坂田関生支部副委員長が、国策捜査、国による拉致・監禁、国による団結権侵害、共謀罪の実質適用といえる弾圧の経過を報告。弁護団からは20人を超える体制での最大限の弁護活動が報告されました。武健一委員長は現在、長期拘留され、接見禁止で弁護士以外と面会できない状況が続いていますが、「闘いが大きく前進するとき、いつも権力による刑事弾圧があった」と、2度にわたる刑事弾圧をはね返した関生支部の歴史を振り返り、共謀罪の先取りをはね返す決意を述べた、勾留理由開示裁判での陳述が弁護士によって代読されると、大きな拍手が沸きました。(久下格) 速報愛知連帯ユニオンの報告全動画秘密保護法弁護団声明

勝手に決めるな!議論が足りない!〜「入管法改定」強行採決に大抗議
「勝手に決めるな」「議論が足りない」のプラカードが目立つ。12月7日夜、外国人労働者拡大に途を開く「入管法改定」法案の強行採決が迫るなか、若者を中心に数百人をこえる人々が国会前で声を上げつづけた。呼びかけ人の諏訪原健さん(写真)は、本当に怒っていた。「国会があまりにもおかしい。暴力的だ。森ゆうこ議員に対して討論時間を制限し、発言禁止命令が出された。それは私たち国民に対する発言禁止でもある。私たちはちゃんと審議してくれ、と言っているだけ。政府は失踪した実習生のデータまでねつ造していた。3年間で69人の技能実習生が死亡していた事実、失踪した実習生の7割近い1935人が最低賃金を下回っていた事実。こんなひどい状況を放置して拡大受け入れだけを決めようとしている。廃案にして議論しなおすべきだ」と。安倍政権による一強政治・民主主義蹂躙がつづくなか、国会の内外で野党と市民の踏ん張りが続いていた。(M) 写真速報動画(3分)強行採決(TBSニュース)朝日新聞

マクロン政権を拒絶する「黄色いベスト」運動〜コラム「パリの窓から」
12月1日、3週目に入った「黄色いベスト運動」のパリ(と地方の一部)のデモは、民衆の「蜂起」的な様相を帯びた。凱旋門付近での治安部隊との攻防戦や、車やバリケードが燃える映像が主に発信されたため、暴動的な印象が強まったが、全国の参加者136,000人(内務省発表、おそらくそれ以上)の大多数は平和的に行動した。特筆すべきは、自主オーガナイズでロータリーの封鎖やデモに集まった人々に共通するスローガンが「マクロン、辞任!」という大統領=政権への拒絶であること。人々の不満は、軽油・ガソリン税の値上げに象徴される不公平な税制に対する抗議を超え、生活難を訴える庶民の声を無視するマクロン政権と、その非民主的なやり方への拒絶に達した。12月1日の「Acte3(第3幕/行動)」には労組、警察のレイシズムに抗議するパリ郊外の団体も「黄色いベスト」に連帯するデモをよびかけ、バスティーユ広場付近でシャンゼリゼ方面に入れなかった「黄色いベスト」の人々と合流した。(飛幡祐規) 続き「黄色いベスト」要求事項和美レポート

北朝鮮のスパイねつ造事件を暴く力作〜チェ・スンホ監督『自白』
政治悪に立ち向かう人々を描く韓国映画から目が離せない。なかでも今度、劇場公開のチェ・スンホ監督の『共犯者たち』(2017年)と『スパイネーション/自白』(16年)の2本のドキュメンタリーは強烈だ。いずれも時の権力者の牙城を突き崩していくところがすごい。チェ・スンホとは何者か? 彼は韓国のマイケル・ムーアといった観がある。腰は低いものの、どんな権力者だろうとズケズケと質問し、たじろぐ相手を追いかける。彼はMBC(公営放送)の調査報道部にいて、日ごろから足でニュースを追いかけていた。その彼が李明博(イ・ミョンバク)政権下で不当にも大勢の記者とともに解雇される。これに怒った彼は有志と「ニュース打破」という独立メディアを立ち上げ、そこを拠点に政治の不正腐敗を暴いていく。その一本が『共犯者たち』だが、これについては自主上映の折、本誌6月10日号で紹介した(本欄では242号)。ここでは『自白』について紹介、批評したい。(木下昌明) 続き映画公式サイト

〔週刊 本の発見〕死の淵を覗き込んだ人間の闘病記録〜『うつ病九段』
誰かに言われた・勧められたわけでもないのだが、いつの頃からか、本を読んでいる時に難しい漢字に出くわすと、一旦ページから離れて頭の中で三回書けるまで先に進まないという習慣があった。そのおかげで、珸薇って書ける? 醤油って書ける?瓩箸いΓ達佑里茲Δ法△燭箸┐偃蹙とか魑魅魍魎とか、結構面倒な漢字も覚えることになった。そんな一つが「鬱」。これは正字の形で頭に入ったから、俗字の「欝」は大西は未だに書けない。本旨とは全く関係ないものの、この見るからに「ウツーッ!!」と感じさせる文字に慣れた身には、「うつ」や「うつ病」という表記はどうにも据わりが悪い。本書の筆者・先崎学は、現役棋士(九段)として活躍するばかりでなく、将棋に留まらぬ様々なテーマのエッセイストであり、実写映画化もされた大ヒット漫画『3月のライオン』(作・羽海野チカ)の監修を務めるなど、多彩な才能の持ち主として知られる。その先崎が、2017年初夏、突然、異常に見舞われる。(大西赤人) 続き

財務省など9社をノミネート〜第7回ブラック企業大賞・候補企業発表
12月5日、ブラック企業大賞実行委員会は、2018年のブラック企業大賞のノミネート企業9社を発表した。ウェブ投票も開始し(〜12月22日17:00締切)、結果発表は23日を予定している。ノミネートされたのは、1.株式会社ジャパンビジネスラボ 2.財務省 3.三菱電機株式会社 4.株式会社⽇⽴製作所・株式会社⽇⽴プラントサービス 5.株式会社ジャパンビバレッジ東京 6.野村不動産株式会社 7.スルガ銀⾏株式会社 8.ゴンチャロフ製菓株式会社 9.株式会社モンテローザ。財務省のノミネート理由は……事務次官によるセクハラ事件があったが、麻生大臣の日本には「セクハラ罪という罪はない」と発言し、セクハラを軽視する態度を崩さずセクハラが深刻な社会問題であることの認識を欠いている。「女性活躍」を標榜する政府の中枢機関で起きたセクハラ事件に対して、その対応があまりにお粗末であったと言わざるを得ない。その悪影響は計り知れないほど大きい……として、民間企業ではないが特別にノミネートされた。 詳細動画(OurPlanet-TV) *写真=発表会見(岩本太郎氏撮影)

恥ずべき民族侵略の歴史を見ることから〜韓国「植民地歴史博物館」を見学
12月1・2日、韓国の「植民地歴史博物館」見学ツアーに参加した。日本が朝鮮をどのよ うにして掌握し、植民地として支配したか、同時通訳でガイドのていねいな説明があった。ソウル駅の近く、龍山区にある「植民地歴史博物館」は、今年8月29日に開館。日本でも「植民地歴史博物館と日本をつなぐ会」ができて、賛同・募金などの協力がされている。すでに約4000名(内約250名が日本人)が来館しているとのこと。1階はオープンスペースで企画展示、インフォメーションなど、2階が常設展示館になっている。展示は4つのゾーンになっていて、第1ゾーン「日本帝国はなぜ朝鮮を侵略したのか」、第2ゾーン 「日本帝国の侵略戦争、朝鮮人に何が起こったか」、第3ゾーン「同じ時代、違う人生― 親日と抗日」、第4ゾーン「過去を乗り越える力、いま、私たちは何をするべきか」とな っている。解説の日本語はこれから充実させていくとのことだった。じっくり見たらいく ら時間があっても足りないくらい深く考えさせる内容だった。(尾澤邦子) 続き

高校生にも表現の自由がある!〜「ヤマブキジャーナル」当事者に聞く
自由な校風で知られる東京都立新宿山吹高校(写真)。無学年制、単位制の実験校として、27年前に発足した。日本国憲法と日本国法が校則と言われている。いま、その生徒たちが作る学校新聞「ヤマブキジャーナル」をめぐって、表現の自由と人権を揺るがす事態が起こっている。当事者の磯田航太郎さん(現編集長・18歳)と平松けんじさん(元編集長/卒業生・23歳)に話を聞いた。「ヤマブキジャーナル」は2015年11月創刊、学校の行事や生徒たちの情報などが満載で人気があったという。1号につき100部から200部も読まれていた。他の学校新聞と違うところは、社説などで生徒自身の意見表明があったところだ。そもそもの発端は、2016年2月にさかのぼる。「ヤマブキジャーナル」第3号に掲載された記事「山吹入試、内申比率7:3に」と、社説「ボランティアの必修化より生徒の自主性に任せよ」に教員たちがクレームを出し、記事と社説が削除された。(佐々木有美) 続き

シャープ亀山工場で3千人雇い止め〜「材料扱い」される外国人労働者
「シャープ亀山工場 外国人労働者3千人雇い止め問題」と題した記者会見が12月3日午後、厚労省記者クラブで行われた。会場は6社のテレビカメラと40人近くの記者で埋まっていた。会見の中心は「ユニオンみえ」。ここに亀山工場で雇い止めされた日系の外国人労働者がたくさん駆け込んできたことで、事態が明らかになった。もともと液晶工場だった亀山工場だったが、ホンハイ買収後の2017年にiPhone部品製造の飛躍的受注を受けることになった。そのため大量の労働者が必要となり、「ヒューマン」という派遣会社を使って全国から約3千人の日系・外国人労働者をかき集めた。しかし、それからわずか1年程度で雇い止めが始まり、ことし10月までにほぼ全員が解雇されることになった。ユニオンみえの神部書記次長(写真)は憤る。「会社は外国人労働者を人間としてみていない。材料としてみている。ヒューマングループはいくつもペーパー会社をつくっていて、労働者を転がすことで社会保険の負担や有休支給を免れ、いつでも解雇できるようにしているのだ」。(M)写真速報動画(7分半)弁護士ドットコム朝日新聞12.6三重県庁の会見

関西生コン支部への大弾圧に抗議する!〜大阪府警本部前で集会
12月1日午後、連帯労組関西生コン支部不当弾圧に抗議する集会が、大阪府警本部前で開催され、東京からの参加者や、新しい市民団体の発言もあり、抗議の輪が広がっている事を感じさせる集会となりました。この集会は、警察によって不当勾留が続いている組合員の即時解放を求めて、10月以降毎週続けられているもので、この日が第7次集会。これまで、滋賀県警と大阪府警で1日 連続開催していたものを、大阪府警による武建一委員長の再逮捕を受けて、府警行動に一本化したものです。これまでの不当弾圧ですでに30名近い組合員・役員が逮捕され、11月27日にも滋賀県警により8名が逮捕されたばかり。すでに関生支部武建一委員長、武洋一書記長、副委員長等主要役員が勾留される異常事態となっています。なお12月8日18時30分から、「労働組合つぶしを許さない12.8集会」が大阪市立中央区民センターホールで開催されます。(井手窪啓一) 写真速報

サードは出ていけ、平和よ来い!〜韓国ドキュメンタリー映画『ソソンリ』
人口わずか100人あまりの農村ソソンリのおばあさんたちが主人公のドキュメタリーです。手鼻を、ふんっ!とかんだり、人なつこい笑顔でおしゃべりをし、右翼や警察 に囲まれた座り込みの場でもご飯を分け合って食事をするおばあさんたち。静かに農村風 景が流れていく映像。韓国映画が好きな方の中には、『鈴の音』という年老いた牛と農夫 のおじいさんの暮らしを描いたドキュメタリー映画を思い出していたければ、その雰囲気に似ています。のどかな農村のおばあさんたちが、デモや座り込みに参加することになります。ソソンリ にサードミサイル(THAAD、高高度ミサイル防衛システム)が配備されることになったからです。なぜ、おばあさんたちがサードに反対するのか。朝鮮戦争・内戦の時の記憶が語られます。おばあさんたちは、文在寅大統領を応援したのに何でこんなことをするのかとつぶやきます。サードは出ていけ、平和よ来い、おばあさんと一緒に叫んでしまいます。(くつざわ) 詳細

水道公社と神戸市は安易に非正規の首を切るな!〜「あぱけん神戸」からの訴え
去る9月下旬、神戸市水道サービス公社は水道メーター取替に従事する嘱託職員3名の首切り、雇い止めを強行しました。私たちの切実な要求を一顧だにせず、すでに前月に自主退職していた人も含め、当初公言していたとおり4名の人員削減=解雇を行ったことに対して、あらためて強い憤りをもって抗議します。2つのセンターの仕事を取り損ねるという事態について、それが招いている経営危機について、当局側は何の責任も取らず、そのしわ寄せは働く者にのみ押し付けられています。そしてこのような姿勢を改めることなく、嘱託職員の雇用期間を、就業規則の規定にも反して「半年」に改め、来年3月にはさらに3名ないし4名の人員削減=解雇を行おうとしています。私たちはこれを絶対に認めません。働くなかま全員の雇用の継続は最低限の、譲ることのできない要求です。(あぱけん神戸=アルバイト・派遣・パート非正規等労働組合) 続き

東関東にいまだ降り続く放射能〜11.30反原発金曜行動レポート
11月30日金曜日、国会周辺での反原発抗議行動の日。先々週は、右翼が街宣車でやってきて妨害行動を行ったため、国会前は騒然となった。抗議する人々は右翼には取り合わず、負けずに声を張り上げるものだから、国会の森が叫んでいるようにみえた。希望のエリアでは、毎週のように原子力規制委員会などを傍聴している春橋さんが、淡々と大気中のセシウムの放射線量について報告していた。7〜10月にかけて東関東の各地の放射線量が1キロ平方メートルにつき、いくらの数値かーーというものである。その中で、「東京の新宿区」では「月間降下量が113万ベクレル」という。これにはギョッとした。この地区で毎日空気を吸っている一人なのだ。いまだに知らぬ間に福島から放射線が降ってくる。その翌日(12/1)の『東京新聞』朝刊一面トップをみて、これもギョッとした。(木下昌明) 続き動画(5分半)

なぜ日本で政治家をめざすのか〜ドキュメンタリー映画『選挙に出たい』が公開
12/1(土)より東京・ポレポレ東中野でドキュメンタリー映画『選挙に出たい』が公開されます。"歌舞伎町案内人”の異名をもつ李小牧さんの新宿区議選の舞台裏に追ったドキュメンタリー。監督は2004年に交換留学生として来日し、2006年の大学院留学による再来日以後、日本の制作会社で勤めるなど10年以上日本に滞在した中国人女性・邢菲(ケイヒ)で、長編初監督作品です。日本初上映となった2017年山形国際ドキュメンタリー映画祭や今年2月の座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバルでは反響を呼び、入管難民法改正案など外国人労働問題にも関心が集まる中、いよいよ劇場公開となります。公開初日〜3日目はケイヒ監督、李小牧さんなど関係者による舞台挨拶、また2週目以降にはゲストトークイベントも予定しております。李さんや監督の映像を通して見えてくる日本社会を、ぜひスクリーンでご覧下さい。(きろくびと/中山) 詳細

「ストする」ことの解放感!〜『ストする中国』日本語版に寄せて
中国で頻発するストライキの内情を、ストに参加した労働者への聞き取りから明らかにする『ストする中国』(郝仁 編 レイバーネット日本国際部訳編 石井知章 解説、彩流社)を、ある研究会で買い求め、ようやく読了できました。本書に登場するのは、ストした中国人労働者たちの生々しい経験であり、それについての飾りのない語りです。読み進むうち、聞き取りに同行しているような気持ちにさえなってきます。農村から都市にやってきた労働者の身分的不安定、長時間労働や安全衛生に不備など過酷な労働とご飯が炊けていなかったり麺に虫が入っていたりといった生活環境、罵倒や高い罰金など乱暴な労務管理、突然の賃下げ。彼女、彼らが、初期に「ストする動機」は、人としてやむにやまれぬ怒りです。(北健一) 全文 *写真=2010年、中国ホンダ労働者のストライキ

〔週刊 本の発見〕先人達と平和の軌跡を辿る旅〜『戦争・核に抗った忘れえぬ人たち』
本書の冒頭において、戦後日本の最大規模の社会運動は平和運動であり、反戦・反核の平和運動があったからこそ、日本は戦争に巻き込まれることもなく平和を続けてくることができたのであろうと筆者である岩垂氏は述べている。日本のメディアが伝えようとしない、反核運動・平和運動に尽力された方々を、この本は端的に且つ的確に紹介している。著者の岩垂氏は元新聞記者であり、自身のジャーナリストとしての関わり方からか、取材を通しての具体的記述も多く盛り込まれている。本の目次を見ると「平和に執念を燃やした前衛俳句の巨匠・金子兜太、『デモ屋』と呼ばれた数学者・福富節男、愛称は『革命の寅さん』・樋口篤三・・・」と多彩な30名が紹介されている。掲載されている人物はいずれも故人ではあるが、今まさに活躍中の人物かと思うほどのリアリティーを感じることができる。(杜 海樹) 続き

ひどすぎる!怒りとため息〜「入管法改定」強行採決に反対する国会前行動
11月27日、外国人労働者受け入れ拡大に途を開く「入管法改定案」が法務委員会強行採決の危機を迎えている。データ改ざんと隠蔽に加え、安倍首相の外遊スケジュールにあわせてまともな審議時間もとらず強行するやり方に、国会前では「ひどすぎる」「恥ずかしい」「これでいいのか」と怒りとため息が広がっていた。昼の「拙速な入管難民法改正案の撤回を求める緊急国会行動」には労働組合を中心に180人が集まった。法務委員の藤野保史議員(共産)・柚木道義議員(無所属)が現状を報告。藤野議員は「問題ある技能実習生制度もそのままで、新制度はブローカー規制もない。外国人を雇用の調整弁として使おうとしている」と憤る。柚木議員は「法務委員の私にも資料を全部見せてくれない。とんでもない。みんなの力でこの外国人奴隷労働法案を阻止しよう」と訴えた。国会前では「入管改定法案を撤回せよ」「法務委員会はまともな審議を」「外国人労働者への人権侵害をなくせ」のコールが続いた。27日中にも衆院通過と言われている。(M) 写真速報時事通信NHKニュース

奴隷労働は変わらず〜アマゾン「時給15ドル引き上げ」の背景
アマゾン社は増大する組織化攻勢と政治的圧力を受けて、アメリカ本国の労働者の最低賃金を時給15ドルに引き上げ、英国の労働者の賃金も引き上げることを10月初めに発表した。この決定の数か月前からアマゾン批判が高まっていた。米国では大勢の労働者がアマゾンでの作業スピードが厳しく、労働災害も多く、倉庫では奴隷労働のようだと、声を上げ始めていた。英国のジャーナリストはアマゾンに潜入して働きその結果を本に書き、労働者たちがペットボトルに排尿することを強いられ、うつ病の発生率が異常に高いことを暴露していた。ドイツ、ポーランド、スペインのアマゾン労働者は劣悪な労働条件に抗議して、アマゾン最大のセールス日の6月にストライキを打った。バーニー・サンダース上院議員はアマゾンの賃金があまりに低いので、その労働者の多くが食料、住宅、医療などの生活保護を受けていると批判していた。さらに最賃15ドルを求めるファイト・フォー・フィフティーン運動もマクドナルドなどの企業への賃上げ攻勢を派手に展開していた。(レイバーネット国際部・記事) 全文

「首都圏も人が住めなくなる恐怖」〜レイバーネットTV第136号レポート
11月21日のレイバーネットTVの特集は、「オンボロ原発を動かすな!〜首都圏『東海第二原発』」だった。午後6時半、いつものように「スペースたんぽぽ」での放送準備が着々と進み、特集の司会者の遠藤大輔さん(『恐怖のカウントダウン』制作者・写真左)とゲストの鴨下祐也さん(福島避難者・右)、総合司会の堀切さとみさんとの打ち合わせがはじまる。まもなく「芸人ジャーナリスト」おしどりマコさんケンさんがやってきた。この企画は、福島避難者でもあり、毎回のTV放送を裏方として支えている鴨下さんの強い願いで実現した。さて、放送は今月のホットなニュースが尾澤邦子さんの司会ではじまった。見逃せない話題がてんこ盛りで、充実した10分間だった。トップは住友商事の系列会社スミフルジャパンが経営するバナナ農園でのデモ弾圧殺人事件への抗議。農園で正規雇用を求めたストで組合員が殺害され、たくさんの負傷者が出た。それに対しての抗議が新宿本社前で行われた。(笠原眞弓) 続きアーカイブ録画(84分)

モザンビークの農民は訴える〜JICAの農業開発にNO!
11月20日から22日の30日間、「3カ国民衆会議2018ー危機の21世紀を超えて、つながりあい、食の幸せを未来に手渡すために」が開かれた。この民衆会議はJICA(国際協力機構)が推し進める モザンビークでの農業開発が、もともと土地に根付いてきた小規模農業を破壊し 、土地の収奪を起こし、食の安全を脅かすとして、反対の声をあげようと開かれたもの。3カ国とは、モザンビーク、ブラジル、日本。中心となったのは、日本国際ボランティアセンターや多くの日本のNGO。また、モザンビークからは当事者である農家の方々や弁護士など、ブラジルからも支援者、NGOなどが参加した。ブラジルでは1970年代から90年代に日本のODAによって「セラード農業開発協力事業」が農業支援をうたい文句に行なわれ、農民から土地を奪い、生態系などの環境破壊を起こしている。(根岸恵子) 続き *写真=訴えるモザンビークの農民

抗議声明 : 異様な逮捕劇、関西生コン支部への根こそ ぎ弾圧に強く抗議する
11月21日、大阪府警が、関西地区生コン支部の武建 一委員長、武洋一書記長ら4人を不当逮捕した。昨年12月輸送ゼネ ストの一環として実施した、宇部三菱 大阪港SS(セメント出荷貯 蔵基地)と中央大阪生コンの2カ所における威力業務妨害事件を被 疑事実とするものである。これはきわめて異様な逮捕劇である。 なぜなら、大阪府警はこの2カ所における行動に関しては、今年3 月に大々的な 家宅捜索が組合事務所やのちに逮捕された組合役員 たちの自宅で強行され、それから半年も経った9月18日になってか ら、前者の宇部三菱大阪港SS事件で現場にいた16人全員を根こそ ぎ逮捕したものである。後者の中央大阪生コン事件についても翌 10月9日、現場にいた8人を逮捕(うち5人は宇部三菱大阪SSで逮 捕されていた役員らの再逮捕)しており、すでに両事件で起訴され たのべ13人の第1 回公判期日が来年2月に指定されているからで ある。すでに裁判に移った事件でなにをいまさら捜査するという のか。(全日建連帯労組) 続き *写真=大阪府警前の抗議行動(10月)

〔週刊 本の発見〕すべては企業のために〜『崩壊するア メリカの公教育』
子どもの頃からテストが嫌いだった。点数 で序列をつけられることがイヤだったから。そもそも教育が人間 に優劣をつけていいのかという問題だ。いま、大阪市の吉村洋文市 長は、学力テストの点数で教員の給与や学校予算を決める方針を 打ち出している。生徒の序列化だけでなく、教員や学校まで点数 で格付けしようとしているのだ。実は、この方針のお手本は、アメ リカにあった。気鋭の教育学研究者による本書は、新自由主義が アメリカの公教育をどう変質させていったか、その驚きの事実を詳 細に語っている。「今日、アメリカの公教育は、テストや補助教 材、データシステム、チャータースクールなど、教育のあらゆる面 で民営化が進み、いつしか1兆円規模の巨大なビジネスの土壌と 化してしまった」と著者は書く。そもそもの始まりは、1983年レ ーガン政権下の学校選択性だった。ここで学校は競争原理に支配 されるようになる。(佐々木有美) 続き

歪んだ移民政策からまっとうな移民政策へ〜「審議入り の日」300人が声上げる
「外国人労働者受け入れ拡大」の入管難民法の実質 審議がはじまった11月21日昼、参院議員会館講堂に約300人が集 まり声を上げた。主催の移住連代表の鳥井一平さんは「まず当事 者の実習生の声を聞くべき。これまでデタラメをやってきた歪んだ 移民政策からまっとうな移民政策に転換すべきで、事実に向き合っ た正面からの議論をしてほしい」と国会審議に求めた。集会で は、残酷な労働条件を問題にした中国人実習生が、雇い主と警備員 によって「強制帰国」させられる成田空港ロビーの生々しい映像 が流された。自由人権協会の旗手明さんは「じつはきのうベトナ ム人女性実習生から電話相談を受けた。本人が妊娠したことを受 け入れ機関に話したら『堕ろすか帰国しろ』と迫られ悩んでいる という。これが実習生の現実だ」。指宿昭一弁護士もスイス作家の 「労働力を呼んだら来たのは人間だった」という言葉を引いて、 「一定期間就労した外国人労働者については、家族の帯同を認め 定住化への途を開くべきである」と強く訴えた。会場には全国か ら20人近くの外国人労働者も参加していた。(M) 写真速報

レイバーネットTV(11/21)放送 : オンボロ原発を動 かすな!〜首都圏「東海第二原発」
11月21日(水)のレイバーネットTV。ニュースコ ーナーではいま国会で大問題の「外国人労働者受け入れ新制度」 の問題点を指宿昭一弁護士が鋭く解説します。また特集は「オンボ ロ原発を動かすな!」で、27日に40年を迎える「東海第二原発」 を取り上げます。40年たてば廃炉のはずが、最長20年運転を延長 することを国は決定しました。フクシマの解決も出来ないのに、超 老朽原発の再稼働とはとんでもないことです。しかも東海第二は首 都圏にある唯一の原発で、30キロ圏内には90万人が暮らしていま す。番組では、茨城現地の最新映像とレポート、村上達也・前東海 村長の電話出演、そして「芸人ジャーナリスト」おしどりマコさ ん、福島避難者の鴨下祐也さんをゲストに「オンボロ原発・東海 第二」の大問題に迫ります。放送場所は、反原発運動の拠点「スペ ースたんぽぽ」。ギャラリー参加も大歓迎です。(レイバーネット TVプロジェクト) 番宣   *写真=再稼働に反対する現地の看板

今日のイベント
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辺野古の埋め立てSTOP!連続街かどアピール(12/12,13,14)12/12:JR新宿駅東口・アルタ前

止めよう!辺野古土砂投入 3日間連続官邸前座り込み行動

『警視庁機動隊の沖縄への派遣は違法 住民訴訟』第10回口頭弁論(東京地裁)

水俣と原発 写真展とトーク(12/9〜12/14、京都)

レイバーネットTV第137号 : ことし私のベストワン〜本と映画で振り返る

上映会「空と風と星の詩人〜尹東柱の生涯」要予約(東京・駒込)

日芸映画祭『朝鮮半島と私たち』(12/8〜12/14、ユーロスペース)12/12:空と風と星の詩人〜尹東柱の生涯〜、パッチギ!、にあんちゃん、かぞくのくに

セミナー:日本原電・東海第二原発の「経理的基礎」と東電の財政支援 (12/12)(参議院議員会館)

12/12〈報告集会〉幌延・深地層研究の問題と核のごみを考える集会−現地北海道・幌延からの報告−(連合会館)

申込み 中国の人権を考える映画・待望の続編『709の向こう側』上映会+トークショー(東京・弁護士会館)

原子力規制委員会毎水曜昼休み抗議行動(東京・六本木)

ジャーナリスト・玉本英子さんに聞く 最新取材映像から見るイラク、シリア国内の人びとは今(東京・渋谷)

映画「おかあさんの木」上映会(神奈川・厚木市)

南京大虐殺81ヶ年 2018年東京証言集会 常小梅さん「私の父は南京大虐殺の幸存者」、張連紅さん講演「日本軍による南京大虐殺の暴行に対する戦時国際社会の反応」(東京・水道橋)

袴田巌さんの再収監を許さない 12・12アピール行動(衆議院第一議員会館前)、冤罪事件支援 要請行動 & 最高裁係属事件の勝利をめざす集会(衆議院第二議員会館)

映画「憲法を武器として 恵庭事件 知られざる50年目の真実」札幌定期上映会 第7回 内藤功弁護士講演あり(札幌市)

申込み 12月12日(水)ユニオン労働法講座「退職・解雇のときに」 講師:上田弁護士(東京労働会館)

HOWS講座 : 講師=立野正裕(元明治大学教員) 世界の短編小説を読む(東京・本郷)

東京ドキュメンタリー映画祭(12/1〜12/14、新宿・K's cinema)12/12:『チャルカ 未来への糸車』「ドキュメンタリー表現の最前衛」

松元ヒロ ライブinちがさき(茅ヶ崎)

 
明日のイベント
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第54回労働映画鑑賞会『白い機関車』(東京・お茶の水)

12.13辺野古埋めるな抗議アクション(名古屋市)

辺野古の埋め立てSTOP!連続街かどアピール(12/12,13,14)12/13:JR新橋駅SL広場

止めよう!辺野古土砂投入 3日間連続官邸前座り込み行動

12.13辺野古に土砂の投入を許さない!抗議行動(JR大阪駅前・南口)

水俣と原発 写真展とトーク(12/9〜12/14、京都)

辺野古の海への土砂投入強行を許さない!12・13防衛省抗議行動!(市ヶ谷駅、四ツ谷駅)

東アジアに平和を!武力なき平和のためのZENKOスピーキングツアー(那覇)

日芸映画祭2018『朝鮮半島と私たち』(12/8〜12/14、渋谷ユーロスペース)12/13:血と骨、沈黙−立ち上がる慰安婦、伽や子のために、KT

緊急講演会「いま日本に問われていること−強制動員労働者の韓国最高裁判決をめぐって」太田修さん(京都・同志社大学)

新外交イニシアティブ(ND)主催 シンポジウム 【東アジアの”平和”を問う―北朝鮮の非核化と移り変わる米中関係―】(東京・霞ヶ関)

韓国ドキュメンタリー映画「ソソンリ」千葉県市川・上映会

安保関連法廃止!市民の集い 木曜行動(神戸)

戦争をさせない世田谷1000人委員会 12.13総会・記念講演会「国際社会から見た日本の人権課題〜朝鮮学校への差別を許さない!」朴金優綺さん(東京・世田谷区)

東京ドキュメンタリー映画祭(12/1〜12/14、新宿・K's cinema)12/13:「国境を越える「ドッグ・ノマズ」短篇選」『うつろいの木』

映画『沈黙−立ち上がる慰安婦』上映〔日本大学芸術学部・映画学科 映画祭2018「朝鮮半島と私たち」、12/9,12/13、渋谷ユーロスペース〕

 
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