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〔週刊 本の発見〕「絶対に選手を殴るな」と命じた落合博満〜『嫌われた監督』
爐發μ邉紊魯ワコン(終ったコンテンツ=時代遅れ)、子供たちの興味は今やサッカー瓩噺世錣譴襪茲Δ砲覆辰討ら既にかなりの年月が経つ。けれども、「巨人、大鵬、卵焼き」のようなメディアも含めて巨人一辺倒の古き時代ではなくなったというだけで、各球団に分散・定着したファンは変わりなく存在している。常識外れの活躍を続ける大谷翔平をはじめ、新しいプレイヤーは今も次々に出現し、セ・パともに昨年は最下位だったチーム同士が対決した先頃の日本シリーズにしても、白熱の試合を重ねて、野球の面白さ・楽しさを広く再認識させる結果となった。今からちょうど四十年前に当たる1981年晩秋、筆者は、都内のある団体を泊まりがけで取材してルポを書くという某週刊誌の仕事を受けた。ひとまず大手の出版社だったので待遇は良く、宿泊先は――金大中拉致事件の舞台として知られ、コロナ禍の影響も伴い今年6月に49年の歴史を閉じた――九段下のホテルグランドパレスだった。(大西赤人) 続き

米国労働運動 : チームスターズ労組改革派が執行部に
130万人の組合員を擁するチームスターズ労組で新しい執行部が選出された。今週行われた選挙の開票結果は、改革派コーカスのチームスターズ・ユナイテッドが旧執行部派を2対1で圧倒した。TDUの支援を受けた勢力がチームスターズ労組の執行部を担うのは、ほぼ四半世紀ぶりのことである。次期委員長になるのは、ニューイングランド第10合同協議会のリーダーであるショーン・オブライエンである。オブライエン次期委員長は、最優先課題は雇用主に対抗するために草の根組合員を団結させること、アマゾンをはじめとする流通産業の大手を組織化すること、組合の要求を実現しない政治家への支援を止めることだ、と語る。オブライエンは、アマゾンなどの組織化に不可欠なのは、チームスターズの現組合員にとって魅力的な労働協約を勝ち取ることだと主張する。「潜在的な組合員に対する最大のセールスポイントは、組合が勝ち取る労働協約の力をはっきりと見せることです。」(レイバーネット国際部翻訳) 続き

正当な賃金、人間らしい労働条件を!〜「#MakeAmazonPay」キャンペーン始まる
UNI-LCJapan(世界150か国以上2000万人の商業・サービス・技能労働者を組織する国際組合の日本加盟組織連絡協議会)が、#MakeAmazonPay キャンペーンを提案しています。「11月26日ブラックフライデーに世界中のアマゾン労働者が一斉に連帯行動し、アマゾンによる労働者、地域社会、そして地球への搾取に立ち向かいます。私たちは今、この瞬間も莫大な荷物と格闘している労働者に正当な賃金、人間らしい労働条件を要求します」ということで、このキャンペーンへの賛同署名を求めています。なお、アマゾンは(他のGAFAも)つい2年ほど前までは法人税をほとんど払っていませんでした。それは外国企業が日本に何らかの課税の根拠(恒久的施設、PE)を持っていなければ税を払わなくても済むからです。ようやくアマゾン日本法人が一定法人税を払うようになりましたが、まだまだ過少納税と言われています。(田中徹二) 続き署名ページ

人間の姿を描き切った6時間〜原一男の大作『水俣曼荼羅』いよいよ公開
水俣病は、悲惨で辛く、しかも相手は国策が絡んだ企業なので、救済され難いというのが定説です。この映画も、熊本県側が登場すると患者を見下す態度であふれています。この映画で見る限り、ちゃんと謝罪したと思えたのは、裁判で敗訴した時、潮谷義子前知事がこれまでの県の姿勢が間違っていたこと、それを自分が現知事として過去にさかのぼって謝罪すると言っただけです。ところでこの映画は6時間、3部になっています。ホールで見たのですが、その6時間が長く感じなかったのです。1部は「病像論を糺す」で、2人の医師はそれまでの定説「末梢神経障害」に疑問を抱き、丁寧に検査のやり直しをしていき、ついに「中枢神経の障害」と突き止めます。新たな論文によって裁判が勝訴していきます。そして、その検査の過程での医師の態度が、偉そうでも、学術用語で煙に巻くわけでもなく、丁寧にその検査研究内容と、何が分かったかを患者さんに説明していく過程が映し出されます。(笠原眞弓) 続き映画公式サイト

声上げた非正規労働者が勝利!〜なか卯、解雇に遺憾表明し解決金
11月26日、1年契約の更新を繰り返し5年にわたってなか卯梅田東店で働いていたアルバイト社員Aさんを、契約期間途中の2020年10月30日に(株)なか卯が解雇した事件で、画期的な勝利和解が大阪地裁で成立しました。この和解の中で、(株)なか卯は「遺憾の意」を表明し、解雇を会社都合退職とし、解決金を支払うことを約束しました。11月26日11時30分の裁判に引き続いて行われた和解の場には、Aさんの求めに応じて、2020年にAさんに解雇を言い渡した管理職も同席しました。和解についてはNHKも報道しました(写真)。悪い労働条件や理不尽な扱いを受けても、非常に不安定な雇用関係で働いている非正規労働者が声を上げるのは大変難しいですが、知恵を集め、力を集めれば、大資本の勝手にさせない、一矢報いることができることを今回の勝利は示していると思います。(なかまユニオンHPより) 速報

〔週刊 本の発見〕自然と触れ合う喜び〜 レイチェル・カーソン著『センス・オブ・ワンダー』
本書の著者、レイチェル・カーソン(写真)による警告の書『沈黙の春』(1962年)を読んだのは20年以上前になる。農薬が自然の営みを破壊していくさまに大きなショックを受けた。化学薬品は生物の体を通して濃縮し、ついには死をもたらす。自然を人間の都合の良いようにコントロールすることが結局は自然の破壊につながる。1960年代、この本が世界に与えた影響は、はかり知れない。だが、いまも農薬は使用され続けている。日本では、大規模化による強力な農薬散布で、田んぼにはカエルもトンボもいなくなったと最近聞いた。「沈黙の春」は現実となっている。気候温暖化、そして今回のコロナ禍。人間の経済システム(資本主義)の暴力で地球全体が壊されようとしている。本書『センス・オブ・ワンダー』は、『沈黙の春』に先立つ1950年代、雑誌に連載された著者のエッセーをまとめたものである。(佐々木有美) 続き

「住宅手当9200円」を非正規全員に波及させた!〜メトロコマース「その後」報告集会
11月22日、東京・日比谷図書文化館小ホールで開催された「怒りの不当判決!その後の報告集会」が開かれた。約70人が参加し満席、共にたたかってきた郵政ユニオンの仲間をはじめ、たくさんの支援者、そして国会議員3名が参加した。2020年10月13日のメトロコマース非正規裁判の最高裁判決は、高裁が認めた退職金支給も否定するひどい判決だった。認めたのはわずかに「住宅手当と報奨金」のみだった。しかしこの日の集会はとても明るく元気の出るものになった。女闘労倶楽部(めとろくらぶ)の後呂良子さん(写真)がメインの報告をした。そこで全非正規社員に住宅手当が波及したことを報告した。「なぜ会社が折れたのか。最高裁では私たちが負けたが、あの時メディア報道をおかげで非正規問題が大きな世論に広がった。それを無視できなかったのだろう。会社を変えることはできない、でもみんなで声をあげれば動かすことができる」。会場からは大きな拍手が起きた。(M) 続き全動画(2時間)

106歳が若者に伝えるホロコースト〜映画『ユダヤ人の私』
昨年秋から今年にかけてホロコーストの映画が多いと思っていたら、ホロコースト80年だという。こうしてドイツは自分たちの犯した戦争の後始末を、これでもかというほどしていることを尊敬する。常にその作業をしていないと、いつの間にかどこかの国のようにそれは素晴らしいことだったとすり替えられていく可能性があるからだ。この映画は、まさにそのことためにあるようなものだった。『ゲッペルスと私』という映画があった。全編インタビューだった。その監督が、第2弾として制作したホロコーストの証言映画だ。彼、マルコ・ファインゴルト(106歳/写真)は、人生の74年間を、オーストリアのユダヤ人政策と、ナチスのホロコーストについて語り続けている。誰も彼を止めることはできないし、こんな細かい話を聞いたこともない。では彼は、自分や親兄弟の人生を奪ったナチズムに対しての恨みで固まっているのかというと、そんなことはないと言える。(笠原眞弓) 続き映画公式サイト

今年もやります!レイバーフェスタ2021〜「20回目 また歩き始める!」
今年のレイバーフェスタは、12月25日全水道会館ホールで開催します。10月総選挙の結果は、「アベスガ政治」の継続、野党の後退、極右「維新」の急増でした。改憲が現実味を帯びてきたイヤ〜な感じ。でもここはしっかり踏ん張らなくては。「生活・平和・人権」を求めるあたりまえの声を上げましょう! 2002年にスタートして、今回で20回目を迎えたレイバーフェスタ。また歩き始めます! 今回のプログラムは多彩で豪華です。講談=神田香織「ローマ教皇との運命の出会い〜原発事故で避難した少年の物語」、公募川柳発表、音楽「路上からの発信シリーズ」日本原電前音楽アクション6人衆、寸劇「韓国サンケン・尾澤孝司が狙われた日」、映画『ウィシュマ・サンダマリ〜入管の闇に消えたスリランカ女性』、そして3分ビデオと続きます。レイバーフェスタは参加型イベント。「川柳・三分ビデオ」を公募します。あなたもつくって応募しませんか? (フェスタ事務局) 詳細予約ページ

声をあげる若者たちを描いた『生理の貧困』が大賞〜「貧困ジャーナリズム大賞2021」授賞式
11月20日午後、水道橋・全水道会館で「貧困ジャーナリズム大賞」表彰式とシンポを開催した。大賞はNHK「生理の貧困」に関する一連の報道。若い女性たちが声を上げ始めたことを受けとめて、クロ現をはじめ連続して放送し、自治体や国の動きを促す役割を果たした。4人の制作スタッフが来られ、若手女性ディレクターは「上層部から企画に"待った"はかからなかったか」との問いに、「意外とすんなり通った。でも、若い人たちが声を上げたことが大切と思った」と応えた。特別賞は3作品。中島京子さんの小説『やさしい猫』はスリランカ青年の日本人母子との生活を引き裂く国の外国人政策をテーマにした読売新聞の連載小説だ。そして二つの映画『護られなかった者たちへ』『海辺の彼女たち』が選ばれた。監督お二人は次作撮影中などにより代理だったが、そのプロデューサーの発言も良かった。(白石孝)続き

日本の食糧庫がなくなる!「ゆでガエル」でいいのか〜レイバーネットTVで農業特集
11月17日のレイバーネットTVは「ミサイル基地はいらない!石垣島取材レポート」と特集「日本の農業がなくなっていいのか!コメ大暴落と『貧民連合』」を取り上げた。放送後すぐに反響があった。「とてもよかった。2つのテーマともマスコミではやらないもの・やれないもの。しかもいまの日本が抱える重要課題で、現場に強いレイバーネットTVらしい番組だった」との声が寄せられた。折しも宮古島に自衛隊のミサイルが搬入される事態が起きていた。石垣島も同じで自衛隊配備が進んでいる。ジャーナリストの湯本雅典さんは現地取材報告をし、島の人々の生の声を語った。特集では日本の農業の危機が伝えられた。農業人口のすさまじい減少が進み、働く農民の平均年齢は80歳に達している。農業ジャーナリストの大野和興さんがその現実を解説した。そして現場で働いている山形の百姓・菅野芳秀さん、新潟の天明伸浩さんが追い込まれている実態を訴えた。菅野さんは「農業がつぶされ日本の食糧庫が壊滅状態になっている。でもだれも声を上げない。日本人はすべて『ゆでガエル』になってしまったのか」と問うた。(M) 報告(笠原眞弓)出演後記(北穂さゆり)感想(堀切さとみ)アーカイブ録画(92分) *写真=TV出演者記念撮影

たたかいなくして安全なし〜「あるくラジオ」JALパイロット山口宏弥さんが出演
12月5日放送の「あるくラジオ」はJALパイロット山口宏弥さんがゲスト。山口さんは、2010年12月「JAL165人の整理解雇」でクビを切られた。それまで19年間、機長としてヨーロッパ線を中心に乗務してきた。栃木出身の純朴な青年が、超難関をこえて花形のパイロットになったが、JALの現実はひどかった。1977年のアンカレッジ貨物機墜落事故で3人の乗員と同乗した2人のカウボーイが亡くなったが、それが彼の生き方・考え方を変えた。「牛のバラ積み」で飛行機が離陸直後にバランスを崩したのが原因だったが、会社はそれを認めず輸送を再開しようとしていた。「こんな事では命がいくつあっても足りない」この事故をきっかけに山口さんは初めて会社にタテついた。運輸大臣にも直訴して「牛のバラ積み輸送」をやめさせた。その後、乗員組合の委員長になった山口さん。「ものが言える職場にしなければ安全は守れない」が信条だ。羽田沖逆噴射事故や史上最大の航空事故「御巣鷹山事故」をナマで体験し、事故原因を追及した。イラク戦争のときには民間機の軍事利用に反対して声を挙げた。(「あるくラジオ」事務局) 番宣「あるくラジオ」HP

〔週刊 本の発見〕人も社会もやっぱり変わってゆく〜『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー2』
クライマックスは巻頭早々にいきなりくる。主人公「ぼく」の通う「元底辺中学校」で音楽部恒例の春のコンサート(2019年)が開かれる。司会の副校長がマイクを握った。「次は時代を遡り、ちょっと静かな曲を聴いていただきたいと思います。サム・クックの有名な曲で、公民権運動のアンセムとなり、現代に至るまで、社会をより良い場所に変えようとする人々に影響を与え続けてきた作品です。もちろんその曲は『ア・チェンジ・イズ・ゴナ・カム』です。」歌い始めたのは、コーラス隊の中でひとりだけ、襟元に花びらのようなフリルのついたブラウスを着た黒人少女だった。「私は川のほとりで生まれた 小さなテントの中で そしてそれ以来 ちょうど あの川のように 私も流れ続けている」「長い時間 ほんとうに長い時間がかかった でも私は知っている 変化はやってくる 必ずやってくる」 著者(「ぼく」の母親)は「驚くほど成熟した、アレサ・フランクリンみたいにブルージーで暖かい声だ」と舌を巻く。演奏が終わるとものすごい拍手が起きた。(志真秀弘) 続き

山口正紀のコラム〜「任期中の改憲」へ動き出した岸田首相
自民党の絶対安定多数という悪夢のような衆院選(10月31日)から2週間余。与党勝利に加え、維新(日本維新の会)躍進というもう一つの悪夢で心配したことが早くも現実化しつつある。「憲法改正」と称し、平和憲法を破壊する〈壊憲〉の動きだ。維新は国民(国民民主党)を仲間に引きずり込み、〈壊憲〉の主導権を握ろうと策動。自民党も負けじと動き出し、党内右派にこびた岸田文雄首相が「改憲への意欲」を語り始めた。その先にあるのは、「自・公」の与党に「維新・国民」を加えた4党による新たな「壊憲連合」の形成だ。もし来夏の参院選で4党「壊憲連合」が勝てば、憲法は風前の灯となる。壊憲を許さない市民と野党の共闘――「反壊憲大連合」の結成に向けて動き出す時が来た。11月10日付の各紙朝刊3〜4面(政治面)に次のような見出しの記事が掲載された。《維新、国民民主と連携/法案提出や改憲論議で》(『朝日新聞』3面)《国民「立共社」と決別/維新と連携/憲法審、毎週開催要求へ(『読売』4面)《維新・国民「改憲論議を加速」/国会対策、法案提出も連携》(『東京新聞』3面)(山口正紀) 続き *写真=11.3 憲法記念日「アベ政治を許さない国会前行動」(撮影=ムキンポさん

レイバーネットTV(11/17)放送 : 「日本の農業問題」と「緊迫する石垣島レポート」
11月のレイバーネットTVは「日本の農業問題」と「緊迫する石垣島レポート」をお送りします。コメ農家が手にする生産者米価の暴落が続いています。農家が手にするコメ代金は生産費の5割から6割ほどになり、1俵(60キロ・玄米)売るごとに5000円から6000円の赤字という状況の中で、雪崩のように農業からの離脱が進んでいます。いま村で何が起こっているか、山形、新潟の二人の百姓(菅野芳秀/写真左・天明伸浩/写真右)と農業ジャーナリスト(大野和興)が現場から報告します。また、その一方で都会ではコロナ禍、収入の道を断たれ“食べられない”層が社会に染みわたるように拡がっています。農村と都市で同時に貧困が拡がっているのです。この状況にどう立ち向かうか、番組では、百姓として地域、生産現場で 何をするかと合わせて、都市とどう手を組むかについても議論し提起します。またサブ企画では、自衛隊ミサイル配備に揺れる「石垣島」の取材レポートを湯本雅典記者が伝えます。アーカイブをご覧ください。番宣

冤罪と闘った桜井昌司さんら選ばれる〜第33回 多田謡子反権力人権基金が決定!
権力と闘った人権活動に贈られる「多田謡子反権力人権基金」の今年の受賞者が決まった。以下の4者である。●差別排外主義に反対する連絡会(差別・排外主義との闘い)●フジ住宅によるヘイトハラスメント裁判・原告と支える会(社員へのヘイトハラスメントに働きながら反対)●桜井昌司さん(冤罪との闘い、冤罪被害者救援の闘い)●ヘリ基地反対協海上チーム(辺野古新基地反対闘争)。桜井昌司さん(写真)は1967年の「布川事件」で、無実にもかかわらず29年投獄されたが、再審無罪を勝ちとった。雪冤を果たした後も、桜井さんは冤罪と違法捜査をなくすため、取り調べの可視化を求め続け、とりわけ全国を飛び回って、今も冤罪で苦しむ人びとを励ます活動を続けている。冤罪を生む社会を許さず、重い病をおして、冤罪を生まない社会のために闘い続ける桜井昌司さんに多田謡子反権力人権賞の贈呈が決まった。 詳細 *写真=レイバーネットTVに出演した桜井昌司さん(2013年11月)

「百姓という生き方は誇らしい」〜菅野芳秀『七転八倒百姓記』を読む
『七転八倒百姓記』を読んだ。菅野さんを知ったのは、レイバーネットTV第66号放送(2014年3月)だった。「百姓という生き方は誇らしい」。意気揚々と語る菅野さんに釘付けになってしまったが、そんな彼も若い頃は、田舎の生活がイヤでイヤでたまらなかったようだ。逃げるように東京の大学に入学し、その後、三里塚や沖縄と出会う。故郷(山形県長井市)に帰ったのは25歳の頃だ。父の後を継いで農業を始めた翌年に、第二次生産調整がやってきた。日本は食料自給率が低下の一途をたどっているが、実は1970年代から主食であるコメを政策的に減反し続けてきたのである。このとき農水省が示したのは、九州全体の水田面積に匹敵する40万ヘクタールの田んぼを減らすことだったという。国は食管制度を見直し、日本の農業の土台である稲作を切捨てようと企てたのだ。全国の農協も自治体もはじめは反対したが「目標面積に届かなかった自治体には補助金を出さない」と言われ、反対の旗を降ろすようになる。そんな中で菅野さんはその年、長井市でたった一人、すべての田んぼに苗を植えた。(堀切さとみ)続きレイバーネットTV「農業特集」

東京東部労組マツモト支部結成!〜劣悪な労働条件にもうガマンできない
都内で一般ごみ(事業者用)の収集運搬を手がける「株式会社マツモト」(本社・東京都足立区)で働く労働者4人が11月13日、全国一般東京東部労組マツモト支部を結成しました。支部結成大会は東部労組本部執行委員会と合同で開催され、来賓として東京清掃労働組合葛飾支部副委員長で葛飾区労協議長の三浦徹也さんも出席しました。マツモトの労働者は組合結成の理由として、「業務中の事故でパッカー車などを破損したときに、修理代として保険の免責部分10万円以内は給料から差し引かれて全額自己負担させられている。会社の利益をあげるために働いているのにこんなことが許されていいのか」、「通勤交通費で自腹を切らされている。会社が定めた就業規則すらも守っていない」、「固定残業代制度を悪用して残業代不払いや不公正な賃金体系が横行している。固定残業代を除いた基本給だけでは最低賃金を下回っていたほど」、「有給休暇が法律を下回る日数になっている。特定の曜日には取得できない」など、劣悪な労働条件の実態を次々とあげました。(東部労組・須田光照) 続き

宮古島にミサイルを搬入するな!官邸前緊急アクション〜現地の抵抗と連帯して
11月14日正午、官邸前。「自衛隊のミサイルが搬入されてしまった」宮古島現地でぎりぎりの抵抗を続けている市民からのライブ動画(写真)が、その事実を伝えていた。怒りで手が震えるのを抑えながら、集まった40人の市民とともに官邸前緊急アクションを開始した。10人以上がマイクを握り、それぞれの言葉で日本政府に抗議し、ミサイル撤去を訴えた。この自衛隊ミサイル配備は島じまの防衛が目的ではない。米国の対中国戦略に基づく。宮古島をはじめ八重島〜奄美の島じまは米中の軍事対立に巻き込まれ、危険にさらされている。現地の人々は容易には官邸前に駆けつけられない。しかし首都圏の反戦平和運動の対応は鈍い。辺野古の暴挙と同じように、宮古・石垣・奄美等での暴挙にも憤ってきたか。戦争法反対運動の後、「戦争できる国づくり」への抗いを怠ってこなかったか。(植松青児) 続き杉原浩司ブログ琉球新報11.15抗議行動沖縄タイムズ

コロナ禍を逆手にとって成功した「梨の木ピースアカデミー」〜イヨンチェ氏ゲストに例会
イヨンチェさん(写真)のマシンガントークが炸裂した。11月12日、郵政共同センターでひさしぶりに開かれたレイバーネット例会。テーマは「梨の木ピースアカデミー(NPA)の試みから学ぶ」だった。講師のイヨンチェ(李泳采)さんは、恵泉女学園大学の教授で、NPAの設立者である。例会はオンオフ含めて約30人が参加した。イヨンチェさんは最初に90分にわたってスライドを使いながら、「梨の木ピースアカデミー」設立からの1年半の歩み、オンライン講座の内容、その技術的システム、今後の計画などを、早口で一気に語った。情報量が多く付いていくのに精一杯であったが、話が面白いので、参加者は目を輝かして聞いていた。「梨の木ピースアカデミー」は、2020年春からのコロナ禍を逆手にとって成功した事例といえる。人が集まれないならネットを使おうと、ZOOM・YouTubeなどの通信技術を使いこなすことで、1年間で500以上の市民講座、受講生数千人、講師陣180人という一大メディア運動をつくりあげた。(M) 続き

労働組合を悪人に仕立てた警察とメディア〜関西生コン事件 検証シンポジウム
11月12日夜、東京・連合会館で関西生コン事件を検証するシンポジウムが開かれた。以下は竹信三恵子(和光大名誉教授)さんの話。・・関西生コン事件で延べ89人が続々と捕まり、それを聞いて「何それ?」と思った。「それって日本の話?」と聞いてしまった。私の周りでも皆、同じことを言う。日本には憲法28条があり、労働基本権がある。短絡して聞くと「暴力を振ったの?」など返ってくる。「それで捕まったの?」とみんなが言う。しかし、逮捕容疑の中で、暴力行為、傷害は一件もない。なんか変? 誰か取材で誰も書かないかな? 変だと思った。変だと思ったら自分で書かないといけないと思い取材がはじまった。労働運動がストやっちゃいけない。ストが業務妨害だったら何もできない。労働組合の手と足が縛られて行くのと同じ。労使交渉で賃金を上げることが見えなくなってきている。(宮川敏一) 詳細12.12全国一斉行動

墓石には「愛した、書いた、祈った」〜瀬戸内寂聴さんを思う
新聞の連載を読むにつけ、いつかその日がやってくるとは思っていたが、瀬戸内寂聴さんが亡くなった。享年99。テレビの仕事の始まりは京都放送局からだったので、出家されたばかりのころから存知あげている。荒畑寒村さんは、瀬戸内さんと随筆家の岡部伊都子さんのどちらも大事にしておられた。瀬戸内さん、岡部さん、おふたりは寒村さんを支えるライバルのように見えたが、わたしの邪推かもしれない。小説を徹夜で書き終えた後の瀬戸内さんは、こわいぐらい魅力があった。当時は50代なかば。テレビでもラジオでもいっぱいお世話になったが、いちばん好きな番組は、彼女の愛読書・モーリヤック作の「テレーズ・デスケールー」を45分にわたって語ってもらったラジオ番組だ。わたしはまだ23歳。番組の中で、瀬戸内さんは、一遍上人の言葉を引いた。「
 
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「不承認」支持! 政府は辺野古新基地建設を断念せよ!首相官邸前×沖縄県庁前 同時行動(12/3 18:30〜)

不条理な暴力・虐待にさらされる子どもたちを守る児童福祉司の姿を描くドラマ「189〔いちはやく〕」公開(12/3〜 全国)

さようなら原発 第2回オンライン学習会「気候危機と脱原発」(12/3 18:00〜、YouTube)

申込み不要 さようなら原発北海道集会 澤井正子さん「核燃料サイクル政策の破綻」(12/3 18:00〜、会場〔札幌市〕& オンライン〔YouTube〕)

国会正門前行動「アベ・スガ政治を許さない」

登録不要 オンライン学習会「沖縄・緑ヶ丘保育園米軍へリ部品落下事件から4年 いま保育園は? 普天間基地は?」(12/3 19:00〜、Zoom)

アジア共同行動首都圏 第19回学習会「当事者が語る『就職氷河期世代』」

戦後76年アジアとともに第13回パネル展〜今、アジアは…平和、人権、環境〜(12/3〜12/5、さいたま市)

金曜経産省抗議行動(毎週金曜夕刻)

申込み オンラインあり 辺野古新基地建設・南西諸島軍事要塞化阻止 ZENKOスピーキングツアー(11/27〜12/5、9会場)12/3:北海道 清水暁さん

三菱重工はインドネシアへ護衛艦を輸出しないで!12.3東京本社申し入れ&アピール

“減思力”の教訓を学ぶためのパネル展 〜東京電力福島第一原子力発電所事故前後の原子力・放射線教材等の記録(12/3-12/5、福島市)

救いを求め懸命に生きようとする難民・移民に対する国・人々の在り方を問う ドキュメンタリー映画「東京クルド」公開(12/3〜 福岡)

スウェーデンの若き環境活動家グレタ・トゥーンベリの素顔に迫ったドキュメンタリー「グレタ ひとりぼっちの挑戦」公開(12/3〜 宮崎)

権力の腐敗に対峙するメディア・市民・政治家−ルーマニアの医療汚職事件に迫るドキュメンタリー「コレクティブ 国家の嘘」公開(12/3〜 広島)

第2次大戦中オーストラリアで起こった集団捕虜脱走「カウラ事件」の真相に迫ったドキュメンタリー「カウラは忘れない」公開(12/3〜 兵庫、広島)

水俣で生きる人々の人生と物語を “3部構成・計6時間12分” で描いた原一男監督渾身のドキュメンタリー「水俣曼荼羅」公開中(11/27〜 東京)

伝説の写真家ユージン・スミスと水俣の実話から生まれたドラマ「MINAMATA ミナマタ」公開(12/3〜 栃木、岐阜、京都)

農と食の持続可能な未来を模索する人々−メディアが伝えない食の裏側に迫ったドキュメンタリー「食の安全を守る人々」公開(12/3〜 広島)

“移民難民” 映画特集上映(11/27〜12/3 東京・シネマハウス大塚)12/3:海の彼方 東京クルド 異国に生きる−日本の中のビルマ人 海辺の彼女たち

マルクスの娘として、女性や子供、労働者の権利向上に生涯を捧げたエリノアの激動の半生を描いたドラマ「ミス・マルクス」公開(12/3〜 青森)

過去と未来を見据え、私たちの「今」を問う 軍事クーデター後のチリの現状を描いたドキュメンタリー映画「夢のアンデス」公開(12/3〜 東京)

時代の波が押し寄せる内モンゴルを舞台に描かれる、ある夫婦の物語 映画「大地と白い雲」公開(12/3〜 岩手、福岡)

ナチスに加担した「ノルウェー最大の罪」を描いた知られざる衝撃の実話「ホロコーストの罪人」公開(12/3〜 岩手)

毎年恒例 ”いい肉の日(11月29日)” アンコール上映「ある精肉店のはなし」(11/27〜12/3 東京・ポレポレ東中野)最終日

息をのむほど鮮やかで、細やかな気配りに満ちた手仕事の記録 ドキュメンタリー映画「スズさん」公開(12/3〜 宮城)

ベトナム戦争時の韓国軍による民間人虐殺の記憶に迫ったドキュメンタリー「記憶の戦争」公開(12/3〜 京都・出町座)

 

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