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「国家の都合で被害当事者を無視するな」〜新日鉄住金前で声を上げる
2月15日午後2時すぎ、東京・丸の内にある新日鉄住金本社前は、黒山のマスコミ、労働組合の人たち、そして右翼と警備の警察官が入り乱れ、騒然とした状態になった。この日は、けんり春闘の東京総行動で、労働組合と市民団体「日本製鉄元徴用工裁判を支援する会」が一緒になって「新日鉄住金は強制労働の責任をとれ」と声を上げた。来日中の「元徴用工裁判の韓国弁護団2名」と「支援する会メンバー」は韓国大法院判決に基づく「賠償協議」を求めて会社の建物に入った。しかし受付で門前払いにされてしまった。支援者の寺尾光身さんは「個人の請求権は消えていないというのが日韓両政府の公式見解だった。マスコミはもっと勉強して真実を伝えてほしい」と記者のインタビューで語った。安倍政権が日韓対立を煽り日本中に反韓感情が広がるなか、日本の労働者市民が「被害当事者を無視するな」としっかり声を上げた意義は大きい。この日は韓国サンケン労組のキムウニョンさんも行動に参加した。(M) 写真速報動画(4分)共同通信ハンギョレ新聞

〔週刊 本の発見〕対話の中で当たり前を疑う〜『考えるとはどういうことか』
今回の書籍はこれまで紹介した中で、その書きぶりにおいて最も平易なものかもしれない。なにせサブタイトルが「0歳から」なのだ。だが、「哲学入門」である。この混乱をまず解消するために説明させて欲しい。「0歳」とは子どもが常に「大人に命の大切さと重苦しさを問いかけ哲学的な次元に引き入れてくれる」という意味で参加可能なのだという。「100歳まで」とは、「いつ始めても遅くはない」とのメッセージが込められている。それに「哲学入門」といっても、難解な理論を読み解くのではない。本当の意味で自分の頭で考えるということなのだ。となると学校教育があるではないか、との指摘も受けそうだが、著者は異論を唱えている。学校では「個々の場面で必要なルールを身に付け、その中で決まったことに適切な答えを出すことだけ」だと言う。「問い、考え、語り、聞く」という対話的な意味での「考える」ことではなく、その後の人生の会社等でも、私たちは驚くほどにその機会がなく、学ばないとしている。(渡辺照子) 続き

「労働組合つぶしの大弾圧を許さない!2.12京滋集会」に超満席の100人
昨夏からの滋賀県警・大阪府警による全日本建設運輸連帯労組関西地区生コン支部への大弾圧に抗して、「労働組合つぶしの大弾圧を許さない!2.12京滋集会」が2月12日京都市内で開催された。主催したのは、京都と滋賀の関生支部とともに闘う労組・市民団体10団体でつくる「労働組合つぶしの大弾圧を許さない!京滋実行委員会」。緊急の開催だったが、2月5日の滋賀県警による15人もの大量不当逮捕への怒りもあり、会場満席の100人の労働者・市民で超満席となった。集会はきょうとユニオンの服部恭子書記長の司会で進行し、ユニオンネットワーク・京都の野村貴さんが主催者挨拶を行い、永嶋靖久弁護士から弾圧の概要の説明がなされた。(かんなま勝手連・滋賀 稲村) 続き

「休まなければ稼げる」はずが〜シリーズ「労働相談」報告(2月15日)
1、過労…運送会社でドライバー。毎日14−16時間の労働。「休まなけれは稼げる」と言われ、13連勤して1日休みの繰り返し。それなのにこれだけ働いても手取りは決して多いとは言えません。精神的にも肉体的にも毎日苦痛な日々をおくっています。すぐに辞めたいのですが、辞めさせてくれません。2、体調を崩して有給で休んだら解雇…派遣社員。体調を崩し有給休暇を使って休んだところ派遣元に呼ばれ、色々言われて、最終的には「今日で辞めて貰います」と、いきなり退職届の書類を出され何の説明も無く署名させられました。3、リストラ解雇なのに自主退職の強要…会社の業績が悪いことから会議中、「このままでは給料が払えない」「ギリギリまでは頑張るがダメならリストラなども考えなければならなくなる」と大声で話してくるなどの日常を送っていて、いつリストラ解雇を言い渡されるかわからない状況です。しかもリストラ解雇は会社都合退職なのに、自主退社を迫る会社体質と見受けられます(労働相談センター) 全文

死刑と天皇制批判の言葉を説得的なものにするために〜太田昌国のコラム
2月10日・11日の連休は、主催者が異なる二つの講演会に呼ばれて、広島へ行った。死刑制度と天皇代替わりがテーマである。いずれにも、私は批判・反対の立場で語るのだが、植民地支配の問題と並んで、私の立場とは真逆の意見あるいは雰囲気がこの社会には充満している。それだけに、私の考えが、意見を異にする人びとに対して説得的な中身でなければならない、と最近は特に意識している。死刑に関しては、死刑囚が絵画・詩歌・フィクション・ノンフィクションなどを通して行なう表現が、それを見聞きする外部の私たちにとっても、人生について、犯罪と刑罰の在り方について、悔恨と償い、そして赦しから和解へと至る可能性について考えるうえで、いかに深い意味をもつかを強調した。この14年間各地で表現展を開催することで感じている手応えからすれば、人びとの多くは死刑制度の具体性について、また死刑囚が起こした事件の経緯・取り調べの在り方・獄中処遇・現在の心の内面について、知る手掛かりをほとんどもたないがゆえに「死刑はあってもよい」と考えているのだと思う。日暮れて、道はなお遠い。(太田昌国) 続き *写真=死刑囚絵画展から

誇りをもって働ける職場めざして〜練馬図書館労組が経過報告集会
2月12日、東京・練馬区立図書館専門員労組のたたかいの経過報告集会「“図書館司書のストライキ”を掲げて」に参加しました。区内に12館ある区立図書館は、既に9館が指定管理下に置かれています。昨年7月、区は残る3館のうち2館も指定管理に拡大することを提案。反発した専門員労組は、労使交渉を重ねながら、12月19日と26日の二波のストライキを構え、指定管理者拡大を撤回するよう求めました。不安を抱えながらも臆することなくストライキを構え、提案の撤回を求めた彼女たちのたたかいは、マスコミも注目し、多くの共感と支持を得ました。1999年にPFIが導入され、2003年に指定管理者制度が導入され、構造改革の名の下にあらゆる公務職場が営利企業に開放され、公共サービスの劣化が止まりません。全国的な支持を集めた彼女たちのたたかいは、これからの運動を展望する大きな教訓を含んでいました。12日の集会も熱気に包まれ、大きな感動を呼ぶ集会となりました。(染裕之) 報告

平良喜美子さん、あきらめず屈せず〜宮古新報労組闘争29日目
新報労組の仲間、元気に働いています。きょうは書記長便りを通して、宮古新報労組の闘士・平良喜美子さんに触れます。彼女の生きざまを、ぜひ知ってほしいと思います。事実上ずっと一人で、ただ一人で宮古新報労組を支えてきた。9年前の組合結成当時、彼女はすぐに加入した。これで宮古毎日労組のように会社と対等に団体交渉を重ね、社長によるパワハラやセクハラも解消されると期待していた。だけど、その後は苦難の連続だった。頼りにしていた仲間が一人、また一人と去っていく。どうしていいか分からない彼女は、私たち宮古毎日労組と行動を共にした。うちの組合の集まりがあると、駆け付けた。思い切り笑うことが多かったけれど、話しながら泣いてしまうこともあった。連絡がないときは怒った。「あれ? 私呼ばれてないけど!」本当にさびしかったのだろう。定期大会、春闘・年闘の臨時大会も彼女は一人で闘い抜いた。(宮古毎日新聞労組FBより) 続き *写真=元の職場に戻った平良喜美子さん

「ベネズエラから手を引け」〜問題は民主主義ではなく石油
米国が連日ベネズエラを揺さぶっている。彼らは「民主主義と人権」の名でクーデター勢力を支援している。しかし問題は石油とベネズエラの豊富な天然資源だということは公然の事実だ。米国政府の人物もこの問題を明確にしている。ジョン・ボルトン国家安保補佐官は最近、米国右派商業言論〈フォックスビジネス〉とのインタビューで 「われわれは米国企業がベネズエラで石油を生産する方法を議論している」と明らかにした。彼はまた「ベネズエラのマドゥロ政権を不法化することは米国に最高の利益になる」とし「われわれは西欧に利害がある世界のすべての政治家と企業家に対し、これが重要な措置だということを確信させたい」と付け加えた。事実、ベネズエラは世界最大の石油埋蔵量を保有しているだけでなく、多様な天然資源を埋蔵している。(チャムセサン報道より) 全文

日本のメディア・報道界は死に瀕している〜ジャーナリストは横の連帯を
いわゆる「官邸による質問制限」問題。…強調しなければならないのは、これはたんに「質問制限」「知る権利の阻害」「報道界への威圧」という言葉では済まされない問題だということです。なぜなら、今回の政府の「申し入れ」は、国家権力を厳しく追及する記者をフレームアップして攻撃し、それを記者クラブに「共有」させて報道界全体を従属させようとしていることが特徴であり、国家権力の常とう手段である差別・分断支配にほかならないからです。それは戦前・戦中、天皇制国家権力に抗して「戦争反対」を唱えた人々を「非国民」と規定し、村八分にし、「国民」全体を侵略戦争に駆り立てた手法と本質的になんら変わるところはありません。深刻なのは、この安倍政権の差別・分断攻撃に対し、報道界が反撃していないことです。まさにいま必要なのは「ジャーナリストの横の連帯」であり、それを支持する市民(読者・視聴者)の連帯・支援です。(アリの一言) 全文質問封じの実態動画(2分)抗議署名

関西生コン弾圧事件 : のべ55名の組合員が逮捕〜極めて悪質で政治的な弾圧
2月8日、東京・全水道会館の大会議室にて「全日建連帯労働組合・関西生コン弾圧事件・緊急報告集会」が開かれた。会場定員数の約160名が参加。去る2月5日、関西地区生コン支部では、新たに16名の逮捕者が出たばかり。労働運動を「恐喝未遂」や「威力業務妨害」にすり替えた組合弾圧が行われている。これまでに、のべ55名の組合員が逮捕された。逮捕者の中には、加入からわずか1年半という組合員も含まれており、6カ月もの長期勾留にさらされている者もいる。宮里邦雄弁護士は「これはもはや、平成労働運動史上最大の弾圧事件だ。組合つぶしに警察が動いている、異常な弾圧だ」と憤った。全日建連帯労働組合では、不当な弾圧に屈しないことを宣言。不当弾圧反対の団体署名、接見禁止解除申し立て等の協力を求めていくという。(土屋トカチ) 全文「滋賀県警」情報

台湾 : 過労フライト反対!中華航空のパイロット組合がストライキに突入
ストライキに突入したのは、台湾・桃園市パイロット職業組合中華航空分会のみなさん。昨年8月にスト権投票でスト権を確立して経営側と、パイロットの労働条件(長時間のフライトではパイロットを増やす等)や組合差別を止めるようにという要求について協議を続けてきたようですが、すべての要求に対してゼロ回答ということでやむなくストへ、ということです。今年に入り別会社ですが、パイロットが過労が原因とみられる心筋梗塞でなくなったりしていることなども背景にあるようです。いまのところ桃園市労働局も強制仲介(スト中止)する予定はなく、労使が話し合って解決して欲しい、という態度のようです。(レイバーネット国際部) 記事朝日新聞続報(2/13)

非正規に地獄の10連休〜「生活保障」を訴えるメトロ後呂委員長
「非正規差別なくせ!メトロコマース裁判」の控訴審判決(2月20日)を前にして、2月6日東京高裁前でアピール行動が行われた。ここで東部労組メトロコマース支部の後呂良子委員長はマイクを握り(写真)、非正規差別の実態として「10連休問題」を取り上げた。「5月の天皇即位で10連休があるが、私たち時間給の人は10日間確実に働けなくなる。すると5月の給料がものすごく減ってしまう。いま会社との団交でその間の生活保障を求めて交渉しているが、この問題はメトロだけでなく、全国の非正規労働者すべての問題だ。このままでは5月は厳しい生活になる。国が決めた祭日なら生活保障をしてほしい。このことをみんなで声をあげて訴えていきたい」と。なお、メトロコマース支部が「非正規差別是正」を訴えた控訴審判決は2月20日(水)15時、東京高裁で言い渡される。(M) 記事動画(2分)東部労組動画2.20判決日行動

相変わらずの機関銃トーク〜望月衣塑子記者は健在だった
2月7日、東京北区・北とぴあで新春セミナー「国家権力とメディアの関係はどうあるべきか〜安倍政権の暴走を食い止めるために」と題した望月衣塑子さん(東京新聞記者)の講演が行われました。主催は東京北法律事務所と北法律・九条の会。望月さんは、相変わらずの機関銃トーク、声色、身振り手振りで1時間半があっというまに過ぎ去りました。巷に囁かれている「人事異動」で、菅官房長官との丁々発止が聞かれなくなるのではとの心配は取り越し苦労、「東京新聞、中日新聞もよろしくお願いします」と締めくくられました。でも心配です!(渡辺ミッチー) 記事

新作DVD『デニーが勝った!』の活用を!〜「森の映画社」が密着取材
2014年7月に辺野古新基地建設が着工されてから、一貫して現場でドキュメンタリー映画を作り続けている藤本監督と影山監督の最新作DVDが完成しました。昨年9月30日の沖縄県知事選挙で、翁長知事の後継者として立候補した玉城デニー氏が、相手候補に8万票の差をつけ当選しました。 安倍政権vs沖縄県の構造で闘われた選挙戦に密着した最新作『デニーが勝った!』をご案内させていただきます。この作品は、翁長前知事の最後のスピーチとなった6/23の式典での発言に始まり、デニー新知事の県庁への初登庁までを59分の映像にまとめました。知事選の全過程を両陣営に密着取材を行って、両陣営の支持者・聴衆、若者からご年配者の皆様にインタビューを行ない、辺野古基地建設、生活、戦争…等々、沖縄の人びとの思いを語って頂けました。(森の映画社) 詳細

〔週刊 本の発見〕心情が爽やかに伝わってくる 〜『その年、わたしは嘘をおぼえた』
外国映画における原題と邦題との比較は、しばしば話題となる。近年の邦題の多くは、直訳あるいは原題をそのままカタカナに移しただけの物が多いけれど、以前は牋嫐瓩鯆未蟇曚靴深仝気離織ぅ肇襪發泙涕られた。オリジナリティーの尊重という観点に鑑みれば、あまりの改変は不適切かもしれぬ。しかし、典型的な例として、共に人名を並べたタイトルに過ぎなかった『Bonnie and Clyde』や『Butch Cassidy and the Sundance Kid』がが、それぞれ『俺たちに明日はない』、『明日に向って撃て!』という後世に語り継がれる邦題となったことは広く知られている。本書は、1922年に米国図書館協会によって作られた世界最初の児童文学賞とされるニューベリー賞の2017年度オナーブックに選ばれた『Wolf Hollow』の日本語訳である。原題は、直訳すれば作中に登場する『オオカミ谷』に相当し、単なる場所の意に過ぎない。しかし、その邦題は、「十二歳になるその年、わたしは嘘をおぼえた」という書き出しをそのまま移しているとはいえ、いささかケレン味さえ感じさせるほどに読む者の心を惹きつける。(大西赤人) 続き

関西生コン弾圧事件〜2月5日、滋賀県警が組合員16名を不当逮捕
2月5日、早朝5時から滋賀県警による関生支部への刑事弾圧がおこなわれました。県警は、役員・組合員13名の自宅を家宅捜査したあと、「恐喝未遂」の容疑で逮捕したのです。さらに、長期勾留されている3名を再逮捕。役員・組合員16名が不当逮捕されました。この滋賀県警・検察・裁判所が連携した不当な刑事弾圧に、満腔の怒りをもって抗議します。また、産経新聞の朝刊(2月5日付社会面)や産経ニュース(インターネット)には、組合員の自宅家宅捜査や逮捕前に記事が掲載されており、権力がマスメディアを使ったキャンペーンを展開。これは、昨年の滋賀県警による威力業務妨害事件のときと同様で産経新聞の朝刊(2018年11月27日付)に記事が掲載されていました。マスコミなどの報道は、検証もおこなわずに、警察発表をそのまま載せるという行為を続けるなど、権力とマスコミの癒着構造には、あきれるばかりです。 この不当弾圧に対して、関生支部の組合員全員が抗議の声をあげ、不当逮捕された仲間を奪還するために闘います。 支援共闘のみなさんには、今後ともご支援・ご協力をお願いします。(連帯ユニオン広報委員会) 報告2.8続報

「知る権利」に対する卑劣な攻撃〜新聞労連が声明「首相官邸の質問制限に抗議する」
『東京新聞』望月衣塑子記者の排除をねらった官邸の申し入れに対して、新聞労連が抗議声明を発表した。以下、紹介する。……<首相官邸の質問制限に抗議する> 首相官邸が昨年12月28日、東京新聞の特定記者の質問行為について、「事実誤認」「度重なる問題行為」と断定し、「官房長官記者会見の意義が損なわれることを懸念」、「このような問題意識の共有をお願い申し上げる」と官邸報道室長名で内閣記者会に申し入れたことが明らかになりました。記者会見において様々な角度から質問をぶつけ、為政者の見解を問いただすことは、記者としての責務であり、こうした営みを通じて、国民の「知る権利」は保障されています。政府との間に圧倒的な情報量の差があるなか、国民を代表する記者が事実関係を一つも間違えることなく質問することは不可能で、本来は官房長官が間違いを正し、理解を求めていくべきです。官邸の意に沿わない記者を排除するような今回の申し入れは、明らかに記者の質問の権利を制限し、国民の「知る権利」を狭めるもので、決して容認することはできません。厳重に抗議します。(声明より) 続き2/8続報 *写真=ターゲットにされた望月衣塑子記者(講演会より)

大逆事件の「深層」を描く〜イ・ジュンイク監督『金子文子と朴烈』
イ・ジュンイク監督の韓国映画『金子文子と朴烈(パクヨル)』を観て、彼らの激しい生き方を知ることができた。2人は大逆事件の被告で、死刑まで宣告されていたことも知った。東京が舞台だが、撮影は韓国のセットで、日本人が多く登場するのに韓国の俳優がそれを演じている。なかでも主役の金子を韓国女優チェ・ヒソが見事にこなしている。金子と朴が出会った1922(大正11)年から、この映画は幕を開ける。金子が朴の「私は犬ころである」という詩に共鳴し、彼と会い、共同生活を始める。金子は極貧の中で育った。両親に捨てられ、「無籍者」(無戸籍者)だからと学校にもいけず、祖母と朝鮮に渡り、女中のように働かされる。その時代に、日本統治に抵抗した1919年の「3・1独立運動」が起こる。単独上京した金子は20歳の頃、アナキストで人力車夫だった朴らと「不逞社(ふていしゃ)」を結成し、2人で『太い鮮人』という冊子も作ったりする。(木下昌明) 続き

水俣は現代の問題だった!〜レイバーシネクラブで『水俣一揆』を観る
2月2日、レイバーシネクラブ定例会を戸越スペースで行った。土本典昭監督の『水俣一揆〜一生を問う人びと』に過去最高の22人が集まり、初めての参加者も多かった。なぜ今これだけの人が集まったのか。水俣は現代の問題だったのだ。『水俣一揆』は1973年水俣病裁判の直後、チッソ本社で社長と直接交渉する患者たちの姿を記録したものだ。会社は熊本地裁判決に対して控訴せず、水俣病の原因は自分たちにあることを認めていた。しかし「死ぬ方が楽。生きる方がよっぽど大変」な患者たちは「誠意をもって可能な限り」という言葉でお茶を濁そうとする社長に、生涯の医療と生活保障を迫る。「私の償いをしてくれ。社長の二号にしてくれ」と食らいつく女性。「あんたの趣味は何だ。宗教は何か」と問い「人間たれ」と諭す住民。一対一で対峙する患者と社長の両者を至近距離で撮る。すさまじい直接交渉の記録だった。上映後、『しえんしゃたちのみなまた』を制作した加藤宣子さんが、『水俣一揆』のその後を語ってくれた。(堀切さとみ) 続き

川柳で言葉を乗っ取り返す〜『反戦川柳句集』に寄せて
本書は、『がつんと一句―ワーキングプア川柳』(2010年)、『原発川柳句集―五七五に込めた時代の記録』(2013年)に続く、レイバーネット川柳班による三冊目の川柳句集である。「ふざけるな女は前から非正規だ」「外食は毎日してるさ公園で」「パニックが起こらないよう被曝させ」「水清き桜の国の汚染地図」。1920年代に井上剣花坊主宰の柳樽寺川柳会から生まれたプロレタリア川柳に学んだその作風は、巷でおなじみのサラリーマン川柳やシルバー川柳とも、結社主体の伝統川柳とも、新聞ラジオの時事川柳とも、さらには企業による宣伝目的の冠川柳とも一線を画す。寸鉄人を刺す、毒舌をも厭わない、反時代的な批評精神にあふれた新潮流の川柳といってよい。プラカードや筵旗に川柳を高々と掲げて練り歩く姿は、いまやすっかり国会前、経産省前抗議デモの名物となっている。「反戦」と銘打った今回の句集には、安部政権による憲法の乗っ取りが秒読み段階に入った2015年以降、「戦争」をテーマに句会や公募で集められた川柳が収録されている。(楜沢健) 続き句集申込みフォーム

人々の苦しみにこたえる新しい選択肢を!〜「薔薇マークキャンペーン」発足会見
市民提案の新しい選挙運動が始まった。2月1日、衆議院第一議員会館で「薔薇マークキャンペーン」の記者会見&意見交換会が開かれた。記者と市民100名余りが集まった。4月の統一地方選挙と7月の参議院で、政党を問わず、「反緊縮」の経済政策を打ち出す立候補者に「薔薇マーク」を認定し、有権者の投票判断を提供するのがこのキャンペーンだ。「反緊縮」というあまり聞きなれないことばだが、一言で言えば、社会保障・介護・医療・保育・教育など生活に密着した分野に大胆な財政出動をし、経済を底上げして雇用を大量に創出するのがこの政策。呼びかけ人代表の松尾匡さんは、「政府はこの20年間、財政規律・インフレ警戒・国際競争力などを理由に、増税と福祉削減をしてきた。そして膨大な貧困層を生み出した。民主党も政策は変わらない。いま、人々の苦しみにこたえる新しい選択肢が求められている。経済を民衆のコントロールにとりもどす必要がある」と熱っぽく語った。(佐々木有美) 続き動画(12分)報告(久下格)東京新聞 *写真=会見に臨む呼びかけ人たち

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安倍首相はウソつくな!「普天間5年以内運用停止」はどうなった! 2・17新宿デモ(集合:JR新宿駅東口・アルタ前)

集会|「富山は日本のスウェーデン」(井手英策、集英社新書)か? 暮らし⇔政策 考えよう!(2/17、富山市)

安倍総理は普天間基地5年以内運用停止の約束を守れ〜約束実行を求める総決起集会(2/17、沖縄・宜野湾市)

辺野古の海を土砂で埋めないで 沖縄基地問題を伝える街頭宣伝(2/17、JR池袋駅東口五差路)

映画―沖縄から叫ぶ戦争の時代―上映と沖縄県民投票成功の集い(東京・日野市)

GO! VOTE OKINAWA 県民投票音楽祭(2/17、沖縄・那覇市)

新春の集い西東京〜沖縄を知り 心を通わせ 行動しましょう

3分間ビデオ制作入門講座2018(10期生)上映会(新百合ヶ丘)

地域アクション学習会&交流会「安倍改憲−どうしたら止められる!」講演:愛敬浩二さん(2/17、名古屋市)

原発ゼロ・再生可能エネルギー100%の未来は実現可能か?(2/17、大阪市)

(1945年、治安維持法で獄死した立大OB)詩人 尹東柱(ユン・ドンジュ)とともに 追悼礼拝、詩の朗読、講演・ミニコンサート(池袋駅 立教大)

資本論を読む会(世田谷)のご案内

富士見町九条の会 2月例会「インパール作戦」ビデオ鑑賞と話し合い(2/17、東京・東村山市)

研究集会|グローバル化と「改憲」潮流 戦後政治の変容と立憲主義の危機 中野晃一さん(東京・世田谷区)

ビキニデー65周年東京集会|高知の漁船員被ばくはなぜ放置されたのか(2/17、東京・渋谷区)

講演会|田中優さん:電力自給で原発いらない 自然エネルギーで拓く豊かな暮らし(2/17、大阪・河内長野市)

申込み希望 市民公開講座 今中哲二さん講演「福島の汚染の現状と被ばくを考える」& 豊田直巳さん写真展「フクシマの7年間〜尊厳の記録と記憶」(2/17、奈良市)

ピースデポ第20回総会記念講演会 「変わる朝鮮半島!日本の平和運動を問う」 太田昌克さん(川崎)

第13回 烏山ご近所落語会 古今亭菊千代師匠が出演!

第31回原発問題を考える埼玉の会 お話:西脇久美子さん

市民社会フォーラム第107回映画鑑賞会『国家主義の誘惑』& 白井聡さんトーク(2/17@神戸・元町映画館)

府民シンポジウム「大阪万博」「カジノ(IR)」をどう考える? たつみコータローさん 桜田照雄さん 平松邦夫さん(大阪市)

「これでいいのか? 増える軍事費・壊れる暮らし」NAJAT結成3周年集会(文京区民センター)

第3回 狭山事件の再審を実現しよう市民のつどい in 関西(大阪市)

第8回死刑映画週間(2/16〜2/22、渋谷ユーロスペース)2/17:「激怒」 「FREE MEN」 「ハンナ・アーレント」 「この声なき叫び」

申込み 講演会「種は誰のものか?」岡本よりたかさん(静岡・御殿場市)

第二次世界大戦末期の沖縄戦の真実に迫ったドキュメンタリー映画「沖縄スパイ戦史」(三上智恵・大矢英代 共同監督作品)上映会(新潟県柏崎市)

三上智恵監督トークあり 第二次世界大戦末期の沖縄戦の真実に迫ったドキュメンタリー映画「沖縄スパイ戦史」(三上智恵・大矢英代 共同監督作品)上映会(神戸市)

 
 
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