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「戦争肯定」の天皇制・靖国はいらない!〜8.15 今年も元気にデモ
今の日本で天皇制と靖国にノーの声を上げることがこれほど大変なことなのか! 今年の8月15日にも「反靖国デモ」が都心で行われたが、200人弱のデモに対して歩道から右翼が襲いかかり、乱闘服の機動隊と揉み合うシーンが繰り広げられた。警備の警察官の数も半端でない。千人は優に超えているだろう。靖国神社前の九段下交差点では、旭日旗が手にしたぎっしりの人波がデモに罵声を浴びせる。デモ隊はその中を「天皇制はいらない、靖国反対、戦争反対」の声を上げて進んでいった。デモに参加したジャーナリストの山口正紀さんは「昭和天皇は戦争責任をとらなかった。息子の明仁天皇も父が起こした戦争への批判も反省もない。その中で天皇の名のもとに戦没者の追悼をすることは、戦争肯定につながること。少数でも反対の意志表示をすることが大事だ」と語っていた。(M) 写真速報動画(5分)8.15写真(ムキンポさん)

〔週刊 本の発見〕野垂れ死にさせられた兵士たち〜『日本軍兵士』
敗戦後73年目の夏を迎えた。いったいどこの国と戦っての敗戦なのか、知らないと答える若い人も多いと言われる。たしかに73年とは、そうした現象が起きても不思議ではない年月かもしれない。そのうえ、好戦的安倍政権の統治は5年を超え、日本軍によるアジア侵略の歴史を肯定する声は、大きくなる一方である。いったいこの15年戦争でどれほどの犠牲があったのか。まずそれをみよう。日本の戦没者は軍人・軍属が230万人(この中には朝鮮人と台湾人の軍人・軍属5万人を含む)、民間人が80万人、合計310万人に達する(日本政府の統計)。本書はこの230万人の軍人・軍属の死の実相に迫ろうとする。著者は生き延びた人々の回想録(ほとんどが非売品)、防衛庁防衛研修所戦史室編纂の『戦史叢書』全102巻(1966年〜80年)などの膨大な一次資料を読み解き、日本軍兵士一人ひとりの死に向き合おうとした。(志真秀弘) 続き

記者としてあたりまえの仕事が国賊?〜「言論の不自由展」によせて
7月末に東京・江古田にあるギャラリー古藤で「横浜事件と言論の不自由展」が開催された。「横浜事件」など、戦前の治安弾圧は過去のものではない。昨年6月、記者会見で菅官房長官に質問した東京新聞の望月衣塑子記者は、同業者(産経新聞)からバッシングされ続けている。「言論の不自由展」の7月26日の講演会で、望月さんは「横浜事件を思えば、自分が受けている攻撃なんて大したことはない」というが、記者としてあたり前の仕事をすることが、まるで国賊であるかのような扱いだ。新聞社やテレビ局への襲撃事件は続いてきたが、今や言論を封じ込めるのは権力者や右翼だけでなく、いわゆる普通の市民によって常態化している。ネット社会によって、誰もが表現者になりメディアになることが出来る時代。MXテレビの「ニュース女子」は沖縄で基地反対を訴える人達を傷つけるだけでなく、辛淑玉さんを亡命させるまでに追いつめた。(堀切さとみ) 続き *写真=講演する望月衣塑子さん(右)左は聞き手の永田浩三さん

沖縄国際大学米軍ヘリ墜落から14年〜学内で「語り継ぐ集い」開催
8月13日、沖縄国際大学(沖縄県宜野湾市)に米軍普天間基地所属の米軍ヘリ(CH−53D)が墜落して14年目の日、学内で「普天間基地の閉鎖を求め、平和の尊さを語り継ぐ集い」が同大学主催で開催された。催された場所は米軍ヘリが墜落した場所、学内の「ヘリ墜落現場モニュメント前」である。同所には、墜落によって焼け焦げた樹木と、校舎の一部が展示してある。同大学では「語り継ぐ集い」のほか、学内でのパネル展、資料展示や映画「ひまわり」「人魚に会える日」の上映会が行われた。また、学生が主体となって「朗読ライブ『VOICE』2018〜明日へのバトン」が催された。同大では事件以降、この事件を風化させないための取り組みとして資料閲覧、展示、イベントの開催等を続けている。(湯本雅典) 報告動画(4分14秒)

「雇い止め解雇」とたたかってきたメルスモン製薬闘争〜会社と和解が成立
医薬品を製造・販売するメルスモン製薬(東京都・池袋)から昨年9月15日に雇い止め・解雇され、不当解雇撤回・原職復帰を求めて東京地方裁判所に提訴していた全国一般東京東部労組労働相談支部の島津葉子さんが、7月31日、会社側と和解の合意に至りました。和解内容は、島津さんと会社側双方による2017年9月15日付「合意退職」の確認、会社から島津さんへの解決金500万円の支払いです。6月、島津さんが急病のため入院、長期療養を余儀なくされた事態を受けての苦渋の決断でした。会社より雇い止め・解雇を通告されてから1年余り、6回にわたる団体交渉、4回を数える本社前申し入れ行動、労働審判申立てと、東部労組とともに果敢に闘ってきた争議にひとまず終止符が打たれます。皆さまのこれまでのひとかたならぬご支援に心より感謝申しあげるとともに、島津さんの完治を祈念して、以下、東部労組の声明を発表します。(東部労組・矢部) 続き *写真中央=島津葉子さん

金学順さんの勇気と思いを忘れない!〜日本軍「慰安婦」メモリアルデー
8月12日、日本軍「慰安婦」メモリアルデーin TOKYO「金学順さんから始まった♯Me Too 」と題する集会が文京区民センターで行われ、会場いっぱいの240人が参加した。1991年8月14日、韓国の金学順さんが記者会見で日本軍「慰安婦」とされたことを告白した。その後、中国、台湾、フィリピン、朝鮮民主主義人民共和国、インドネシア、東チモール、マレーシア、オランダなどで次々と「慰安婦」被害女性が現れた。まさに「♯Me Too」だった。最初に名乗り出た金学順さんの勇気と思いを忘れないために、8月14日を日本軍「慰安婦」メモリアルデーとしている。韓国では240人が被害を受けたと名乗り出た。ひっそりと生きて亡くなった方もいるが、自身の被害を打ち明け、戦時性暴力であると客観的に位置づけ、平和運動家、人権活動家となったハルモニたちも多い。(尾澤邦子) 続き

関西生コンにまたもや権力弾圧〜組合事務所を強制捜査
8月6日、滋賀県警が全日建関西地区生コン支部(関生支部)の執行委員1人を不当逮捕し、組合事務所を強制捜査する弾圧事件がおきた。関生支部は昨年12月以降、業者団体である大阪広域生コン協組と全面争議状態にある。この争議に乗じて、大阪、奈良、京都、そして滋賀の各府県警が関生支部弾圧に乗り出している。全日建が抗議声明を出した。声明では、「この弾圧は、大企業の収奪とたたかい、沖縄基地撤去、原発再稼働阻止、戦争法・共謀罪阻止、憲法改悪反対を求め、安倍内閣と真正面からたたかう労働組合への弾圧にほかならない。政治の私物化に異議を唱える者を力づくで押しつぶすファッショ的手法が戦争につながるものだということは歴史が教えている。われわれは不当な弾圧に屈することなく、運動を前進させる決意をあらためて表明するものである」と訴えている。(K) 全文

日本の「継続する植民地主義」を問う〜2018ヤスクニキャンドルに400人
「ヤスクニキャンドル行動」は2006年の小泉靖国参拝反対行動からスタートし、今年で13回目になった。8月11日、東京・YMCAホールで開かれた「キャンドル行動2018」には約400人が参加した。キャンドルの本場、韓国の若者グループも多数参加し盛り上がった。シンポジウムのテーマは「『明治150年』とヤスクニ、そして改憲」で、高橋哲哉・吉田裕・権赫泰・内海愛子の各氏が熱弁をふるった。高橋氏は「政府は明治維新を持ち上げることに躍起だが、根本的問題は明治維新以後150年経った今も、日本はその継続する植民地主義によって、近隣諸民族との信頼関係を構築することができないことではないか」と問題提起。そして「靖国は戦争神社であり植民地主義の歴史そのもの。靖国に反対し“継続する植民地主義”の克服が今の課題だ」と強調した。ディスカッションでは、植民地主義に回帰しようする安倍政権の暴走、それに対抗できない運動側の弱さなど率直な意見交換があり、聞き応えがあった。(M) 写真速報動画(5分半)ヤスクニキャンドルHP

「福島で一番おカネがかかるのは水」〜8.10 反原発金曜行動レポート
8月10日金曜日、原発反対抗議行動の夜、この日は去る8日に急逝された沖縄の翁長知事を悼んだプラカードやスピーチが目立った。宮本徹衆院議員は国会前や希望のエリアで、「オール沖縄をつくった翁長さんの遺志を受け継いでがんばりましょう」と訴えた。国会前で、久しぶりに「ふるさと双葉町を返せ!」のプラカードを胸にさげた亀屋幸子さん(写真)が最近の福島の実情を話した。「いま福島で一番おカネがかかるのは何だと思いますか?」と問い、「水だそうです。水を買って飲んでいるんです。そんな辛い思いをしてみんな生きているんです」と。あの豊かな自然の中で水が飲めないとは!? また希望のエリアでは、浪江町の町長選に立候補した「希望の牧場」の吉沢正巳さんが落選の弁を語った。これは馬場町長が亡くなって急拠行われたものだ。吉沢さんは町の人口減少の激しさを訴え、オリンピックが終わったら「さようなら浪江町」になってしまう現実の厳しさを明らかにした。(木下昌明) 続き動画(9分51秒)8.10道庁前レポート

翁長知事の遺志を受け継ぐ!〜「沖縄県民集会に呼応する 首都圏大行動」に2800人
8月8日、沖縄の翁長知事がすい臓がんで亡くなりま した。翁長知事は、この間一貫して辺野古基地建設反対の先頭に 立ち、「オール沖縄」のシンボル的存在でした。そして亡くなっ たのは、仲井眞前知事が「承認」(公約に反して)した大浦湾の 埋め立てを「撤回」するため、病を押して最後の力をふり絞って いる最中でした。まさに、命をかけて辺野古沖の埋め立てに反対し た知事でした。このことは、いつまでも語り継がれるでしょう し、翁長氏が体現した「戦争や米軍基地に反対する沖縄の心」は 決して滅びることはないでしょう。むしろ今後ますます輝きを増す でしょう。8月11日、東京の東池袋公園で、「埋めるな!辺野古 沖縄県民大会に呼応する8・11首都圏大行動」が行われ、公園満杯 の2800名が参加しました。(渡部通信) 続き写真報告(shinya)動画(見雪恵美・13分) *写真撮影=ムキ ンポさん

辺野古新基地建設断念を求める8.11県民大 会に7万人〜現地レポート
8月11日「土砂投入を許さない!ジュゴン・サンゴ を守り、辺野古新基地建設断念を求める8.11県民集会」が奥武 山陸上競技場(沖縄県那覇市)で開催され、台風14号が近づく豪 雨の中7万人が集まった(主催:辺野古新基地を造らせないオール 沖縄会議)。参加した市民に集会に参加した思いを聞くと、全員が 亡くなった翁長知事に触れる感想を語った。その中には、初参加 者もいた。故翁長知事が進めていた新基地建設撤回に向けた事務 手続きは、謝花喜一郎副知事が引き継いでいる。謝花さんは、 「しっかり翁長知事の思いを引き継ぐ」と壇上で発言した。工事 撤回をめぐる聴聞作業は終わっている。が、8月17日に行うという 埋め立て工事の実施がどうなるかは、予断を許さない情勢だ。(湯 本雅典) 記 事 動画(7分11秒)TBSニュース

8.9 辺野古現地集中行動に300人〜喪 章を着用して監視行動
翁長知事が亡くなった次の日の8月9日、沖縄県名護 市辺野古では、喪章を着用して海上からの監視行動が取り組まれ た。また、キャンプシュワブゲート前では、6日から行われている 集中行動が取り組まれ、この日は300人が集まった。今週月曜日か ら、トラックによる搬入は行われていない。11日には、那覇市で 県民大会が行われる。(湯本雅典)……なお、東京では11日昼、沖 縄の県民大会「土砂投入を許さない!ジュゴン・サンゴを守り、辺 野古新基地建設断念を求める8.11県民大会」に連帯して東京・東 池袋中央公園で「埋めるな!辺野古 沖縄県民大会に呼応する 8.11首都圏大行動」が開催される。県民大会の一部中継も予定さ れている。沖縄防衛局は早ければ17日にも土砂投入する計画と言 われるなか、全国から反対の声が上がっている。 記事動画(5分)

冷笑主義に陥る日本の現実〜太田昌国のコラム「サザンク ロス」
7月末の連続した3日間、異なる新聞3紙で、共通の 問題意識に基づく記事を読んだ。ここ数年、私自身が考えているこ ととも重なり、興味深く読んだ。7月23日付け朝日新聞は、「冷笑 主義 社会覆う?」と題した記事を掲載した。国会での首相答弁 の嘘に合わせて現実が破壊される(=公文書が偽造される)と、政 治の土台が覆される。すると国会での議論それ自体がまともに機 能しなくなる。こんな現実を見た市民は、シニシズム(冷笑主 義)に陥るほかないと指摘する。まさに、2018年の日本の現実で ある。或る大学教師の発言も見過ごせない。日本の高度成長期に 異なる型の民主主義論を展開した政治学者、松下圭一と藤田省三 の議論を紹介して、学生に報告を求めると、日ごろは自説を言わな い多くの学生が、藤田の議論に「老害」「悪口ばかり」といって、 強い反発を示したという。(太田昌国) 続き *写真=7月23日「朝日」デジタル版

〔週刊 本の発見〕保守反動につながるヤンキー文化〜 『世界が土曜の夜の夢なら』
誰が言ったか知らないが「日本の文化はヤンキーと ファンシーとオタクしかない」という言説には、そのどれもが好 きではない私は、長年いたく納得の感を持ち続けている。特にヤ ンキー文化の圧倒的な存在感は容認せざるを得ない。事実、大衆 文化や流行は、そのほとんどがヤンキー、あるいはヤンキー的なも ので構成されているではないか。音楽、映画、コミック、アニメ、 ファッション等々はヤンキーオンパレードだ。本書の著者は、なぜ 「不良文化にルーツを持つヤンキーの美学が、かくも世間一般にま で浸透するのか検討したい」との欲望から本書を著した。思うに 問題なのは、権力の中枢にまで浸食していることだ。「八紘一宇」 発言で物議をかもした三原じゅん子議員。日教組を敵視する義家 弘介議員。一度は芸能界を引退し、政界進出を目論んだ嶋大輔。 成功したヤンキー芸人の島田紳助に見出され、ついには大阪府の 首長にまでなった橋下徹。彼らが実際にヤンキーであったかどう かはともかく、ヤンキー的な雰囲気を横溢させた有名人だったこ とは確かだ。(渡辺照子) 続き

東京-埼玉87円の最賃格差で1か月タダ働き?!〜白百 合クリーニングでは
この短いビデオを見て、東京多摩と近郊地 域の最低賃金格差を考えてください。https://youtu .be/b9KZaHpVDKk 東京多摩から埼玉に100店舗以上を展 開する、白百合クリーニングというチェーン店では、パート従業 員がそれぞれの地域の最低賃金で働いています。同じ企業で同じ仕 事をしているのに、東京の店舗に勤務すると時給958円埼玉の店舗 で勤務すると時給871円です。東京の店舗で働いていたパート従業 員が、仮に埼玉の店舗に移動になると、自動的に給料が下がる賃金 制度です。この時給87円の差は、一日8時間働くと696円の格差に なります。1か月21日一日8時間勤務すると、ひと月で14.616円、 1年では135.392円にも格差が広がるのです。このクリーニングチ ェーンの埼玉店で1日8時間1ヶ月21日間働いた場合の賃金が 146.328円です。これでは1か月タダ働きするも同然です!(北穂 さゆり) 続き

セウォル号沈没の「真実」描く映画『その日、その海』〜 キム・オジュン来日決定
2014年4月16日の朝。修学旅行の高校生と 一般の乗客、計476人を乗せたセウォル号が海に沈んだ。韓国の海 難史上、最悪の事故となったセウォル号惨事は、当初からその沈 没の原因について多くの議論があった。韓国政府は操舵ミスによ る急激な方向転換により荷崩れが発生、バランスを崩した船が回 復不能なまでに傾いて沈没したと結論を出した。しかし、このよ うな韓国政府の結論は本当に正しいのだろうか。航跡のデータや残 された情報を手がかりとしてセウォル号が沈没に至る過程を細か く分析した結果、想像を絶する「沈没のシナリオ」が浮上してく る。8月18日、なかのゼロ小ホールで行われるセウォル号惨事のド キュメンタリー『その日、その海』は、セウォル号沈没の原因を 調べてきたキム・ジヨン監督が衝撃的な結論に達するまでを描き 出す。今年の4月に韓国で公開されると開封初日に観客2万4596人 を動員、現在の累計観客数は54万人で、同種のドキュメンタリー としてはこれまで最高の観客動員数を記録したチェ・スンホ監督 の『共犯者たち』を抜いて歴代一位となった。(安田幸弘) 続き

「戦犯企業」不二越に対し怒りの声〜門前で強制連行・ 強制労働の責任を追及
7月30日午後、富山にある不二越本社前において、 戦争犯罪に対する責任追及行動が取り組まれました。主催は「第 2次不二越強制連行・強制労働訴訟を支援する北陸連絡会」で、結 集したのは富山の市民団体や連帯ユニオン関西生コン支部など、全 体で約35名。福井、大阪、東京、神奈川などからも参加者があ り、さらに「青少年平和交流団」として来日していた韓国・光州の 高校生ら20名も合流。また門前には、亡くなった被害者らの遺影 も置かれました。そして約1時間、「戦犯企業」不二越に対し怒 りの声を叩き付け、強制連行・強制労働に対する謝罪と補償を要求 しました。他方、この門前行動のあいだ、路上で右翼の街宣車5台 が「ユスリ・タカリをやめろ」「韓国人は日本から出ていけ」な どと、誹謗中傷・ヘイトスピーチを大音量で繰り返し、集会を妨害 してきました。(佐藤和之) 続き

「ここで怒らなくては底が抜ける」〜東京医大事件、社会 の差別構造が浮き彫りに
「なぜ今回こんなに涙が出るのか」。涙を拭おうと もせず語り続ける編集者の女性(写真)。「これまでも男性が下 駄を履かされている怒りはあったが、女性が頑張ればなんとかなる と思っていた。でも今回の東京医大の話はひどい。女性に生まれ たというだけで一律減点だという。ホントに悲しいことだ。怒りま しょう。フザケンナ!フザケンナ!」。8月3日夜、東京医科大学 新宿キャンパス正門前には、「女子減点」不正に抗議する100人以 上の人々と多数のメディアが集まった。前日に結成したばかりの 「東京医大の女性差別を許さない会」の緊急行動だった。呼びか けた北原みのりさんは「ここで怒らなかったら底がぬけてしま う」と危機感をあらわにした。約1時間のフリートークでは、男性 も含め次々にマイクを握った。女性の前国会議員も駆け付けた。 「東京医大は受験料6万円をかすめとった。これは泥棒だ!」。怒 りと震えで言葉にならない人もいた。自らの女性差別体験を率直 に語る人もいた。みな抑えきれないたまりにたまった怒りを表現 していた。(M) 続き 動 画(10分半)朝日新聞東 洋経済オンライン

壁はアーティストの最高のキャンバス〜映画『バンクシ ーを盗んだ男』
バンクシーとは何者か? ロンドンを拠点に 世界のあちこちのストリートに壁画などを描いているアーティス トのこと。その正体は不明で、誰も本当の姿を見た者はいないとい う。そのことがイタリアのマルコ・プロゼルピオ監督の『バンクシ ーを盗んだ男』を観て初めて分かった。このドキュメンタリーが 面白いのは、バンクシーがパレスチナのベツレヘムに赴き、あのイ スラエルとパレスチナを隔離する高さ8メートル、全長450キロの 長大な壁に絵を描いたということ。その壁画がカネになると分か って壁を切りとって、どこかに売り、どこかで保存され、米ロサン ゼルスでオークションにまでかけられたという話。しかも壁画は 4トンもあるシロモノで、盗んだのは、ベツレヘムのタクシー運転 手のワリドだという。この張本人の話が面白い。映画の中で壁につ いてこう語られている。「イスラエル人にとっては治安を守る 壁、パレスチナ人にとっては分断の壁、アーティストにとっては 最高のキャンバス!」と。(木下昌明) 続き映画公式サイト

〔週刊 本の発見〕いまの日本につながるもの 〜『日中戦 争 前線と銃後』
本書は、2007年に刊行された単行本『日中戦争下 の日本』(講談社)の(内容はほぼそのままの)改題文庫版であ る。井上は、旧版「あとがき」に「この本を書きながら、『昭和 戦中期の日本とは、今の日本のことではないか」と錯覚に陥るこ とがあった』と、新版「まえがき」には「旧著の刊行当時も今も日 本は、日中戦争下の日本と同様に、格差社会が問題になっている」 と記し、十一年前も今も、日中戦争時代の日本と現代の日本との共 通性を指摘している。筆者は、この本のサブタイトル――「前線と 銃後」に関心を惹かれた。反戦・非戦の立場に基づく人々は、当 然ながら戦争の暴力性、非人間性を強調し、巻き込まれる多くの 一般人の悲惨を言わば圧倒的な猗鏗沖瓩噺做して訴える。そこ に一面の真実はあろうが、ある時期からの大西は、併せて幾分の不 審をも感じるようになった。(大西赤人) 続き

ミサイル基地建設強行が続く宮古島は今! 〜住民連絡会・清水早子さんに聴く
沖縄が米軍辺野古新基地建設で大きく揺れている 中、離島では自衛隊ミサイル基地建設が強行されてる。石垣島で は7月18日、中山市長が陸上自衛隊ミサイル基地容認を発表し た。すでに昨年末からミサイル基地建設が強行されている宮古島 で、粘り強い反対運動を続けている「ミサイル基地いらない宮古島 住民連絡会」の清水早子さんに現状を聞いた。(湯本雅典) 記事動画(10分46 秒)7.30 官邸前行動写真

パートは労働組合に入れてくれない〜シリーズ「労働相 談」報告
1、パートは労働組合に入れてくれない・・ 女性パート。連日上司のパワハラにあっています。職場の労働組合 に相談したいのですが、パートは加入させてくれません。2、海外 日本大使館内の労働問題・・海外の大使館内は、当該職員の雇用 は現地で採用され、その国の労働法に従うことになっていますが、 大使館内は日本の領土で、雇用主は外務省です。大使館内でパワハ ラなどの労働問題が発生した場合、どのようにしたらいいでしょ うか。3、有名百貨店売り場の上司・・派遣女性社員。派遣先の有 名百貨店売り場の上司から、毎日、「お化粧してるの?」「口紅を もっと濃くして」「なんだか、寂しそう」「もっとシャキッとし て」等々言われ大変苦痛です。これは耐えないといけないのです か。4、学生アルバイト、賃金が払われない・・学生。企業の採用 試験を受けて、実際の業務をみてみたいからと一日だけ働かされま した。賃金は払うという約束でしたが、あれから一ヶ月経っても採 用の可否の連絡もなく、働いた賃金の支払いもありません。泣き 寝入りしかないのか。(NPO法人 労働組合作ろう!入ろう!労働 相談センター) 続き

かっこわるい人間が安倍と対決〜「横浜事件と言論の不自 由展」で永田浩三さん
「この大学にあなたのような教員はふさわしくあり ません。出て行ってください!」。武蔵大学の社会学部教授をし ている永田浩三さん(写真)だが、昨年、「戦争と人権」の授業の あとの「コメントペーパー」にこう書いた学生がいた。「ショッ クだった。でも慰安婦のことが『学び舎』などの教科書以外にほ とんど載らなくなって18年も経つ。ネットを見ればフェイクと憎 悪の情報が溢れ、韓国の悪口ばかり。そんな環境で『知らないのが わるい』とは言えない。時間をかけて丁寧に事実を教えていくし かないと思い、今年から授業方法を変えた」という。7月29日、東 京・ギャラリー古藤で開かれている「横浜事件と言論の不自由 展」の最終日、呼びかけ人でもある永田浩三さんのトークイベン トがあった。会場は40人をこえて超満員。2001年に起きた放送史 上最大のスキャンダルといわれた「NHK-ETV番組改変事件」がテ ーマだった。このとき永田さんはこの番組の「編集長」で、当時の 政府高官だった安倍晋三らの圧力で、番組改ざんを強いられたの だ。(松原明) 続き

「殺せ」という叫びは昔の話ではない〜演劇『九月、 東京の路上で』
燐光群公演『九月、東京の路上で』(原作・加藤直 樹 作・演出・井出洋二)を観た。意欲的な作劇・演出は、観る 者を共時的体験に導く。俳優たちは、まず原作本『九月、東京の 路上で』を手に登場し、関東大震災時に起きた朝鮮人虐殺の現場 をたずねる。そのストーリーに別のストーリーが加わり2018年の 東京に1923年の東京が浮かび上がる。「殺せ」という叫びはむか しむかしのはなしではない。2度目の東京オリンピックをまえに 「競争と生産性」を掛け声に憎悪をかき立てる政治家までいる。 95年前といまは地続きなのだ。そう体験させる衝撃的な結末ま で、短いとはいえない上演時間なのにあっという間に進む。ぜひ足 をはこぶことをおすすめする。8月5日まで東京「下北沢ザ・スズ ナリ」で公演中。公演の前日まで予約を受け付けていて、かつ当日 券も毎ステージ相当数、用意されている。(志真秀弘) 続き

アイヌのことを知ってほしい〜『カピウとアパッポ』上 映と佐藤監督トークショー
7月28日、東京・新宿の柏木教会礼拝堂で、ドキ ュメンタリー映画『カピウとアパッポ〜アイヌの姉妹の物語』上 映会が行われ、佐藤隆之監督のトークショーが行われた。この映 画を5回以上観た50代男性は「何度見ても姉妹ライブの曲に感動し ます。ストーリーというよりもコンサートを観に来ている感覚で観 ています」。上映後のトークショーの中で、佐藤隆之監督は次のよ うに話した。 「アイヌとは『人』とか『人間』という意味。10 年前のアイヌのコミュニティーは東京で3千人、全国で3万人、 姉妹とは別々に出会ったのですが、震災がきっかけで二人とは結び つきました。妹は阿寒湖の町コタンを背負い伝統の中に囚われて いる。姉は自由に飛び回っていりながらも妹を気遣っていた。そ の姉妹がデュオライブをやるのです。アイヌのこれらの歌は、もと もと子守唄であり労働歌だった。日常では母親でもある姉妹の普 段の生活を映し出しながら、アイヌの文化を主張しない自然体で 表現したかった」。(ジョニーH) 報告

LGBTへの差別や偏見を許さない!〜自民党本部前「杉田 議員は辞めろ」の声で埋まる
7月27日夜、「杉田水脈の議員辞職を求める自民党 本部前抗議」が行われた。参加者は4000人以上に膨れあがり、本 部前は怒りの声に包まれた。LGBT自治体議員連盟の世話人が抗議 声明文を渡しに自民党本部に行ったが、受け取りを拒否され、やむ なく警備員に渡してきた。声明文では、「杉田水脈議員の『新潮 45』の寄稿文は、事実誤認と偏見に基づいており、地域に根ざし たLGBT施策に取組む私たちLGBT自治体議員連盟世話人として、看 過できないものであり、強く抗議するものであります。今、自治体 では、LGBT当事者やその支援者が声をあげ、こうした声に自治体 議員や行政が向き合い、支援や制度設計を始めています。杉田議員 の寄稿文はこうした自治体の動きを否定するばかりでなく、根強 いLGBTへの差別や偏見を助長するとともに、子どもを産めない 人、産まない人、障碍や病気等によって経済的な自立が難しい人 をも否定するものでもあり、決して許されるものではありません」 と訴えている。 詳細 田 中龍作ジャーナル毎日新聞TBSニュース  *写真提供=ムキンポさん

辺野古の藻場を見殺しにするな!〜伊波洋一参院議員の 動画を公開
本日(7月27日)、翁長武志沖縄県知事が辺野古の 埋立承認の撤回を表明しました。承認撤回を前に、伊波洋一参議院 議員へのインタビューのビデオを制作しました。承認撤回の根拠 となる環境保全措置や知事の埋立承認書の留意事項違反に関して 解説していただきました。ぜひ、ご視聴いただけると幸いです。● 動画「辺野古の藻場を見殺しにするな!〜伊波洋一参議院議員に 聞く」。沖縄防衛局は2018年8月17日に辺野古地先に土砂投入し て、ジュゴンのえさ場の海草藻場を埋め殺そうとしています。環境 影響評価・埋立承認願書に記載されている環境保全措置には、海 草藻場の移植が記載されていますが、沖縄防衛局は移植をせず、土 砂投入を強行しようとしています。参議院外交防衛委員会で本件を 追及してきた伊波洋一参議院議員に、海草藻場移植をめぐる沖縄県 と防衛省・沖縄防衛局の攻防、環境保全措置や知事の埋立承認書 の留意事項違反、これらは翁長雄志知事の埋立承認撤回の理由の 一つとなり得ること解説していただきました。(高須裕彦) 詳細短縮版(7 分)写真 報告「翁長氏支持!7.30官邸前行動」

〔週刊 本の発見〕放射線を浴びて労働する人たち〜『原 発被ばく労災』
「見えない、触れない、聞こえない、それ に味もしない、放射線とはまったく得体のしれないものだ」(本 書より)。その放射線を浴びて労働する原発内の労働者たちのこ とをわたしたちはどれほど知っているだろうか。今年6月に出版さ れた本書は、被ばくが原因で白血病やがん等にかかり、労災補償や 損害賠償を請求して起ち上がった6人の原発労働者とその家族の記 録である。驚くのは、原発の作業現場のあまりに杜撰な実態だ。梅 田隆亮さん(83歳)は、1979年原発とも知らされず島根原発に送 りこまれた。現場では、アラームメーター(被ばく線量計)を他 の人に預けて作業させられた。配管から漏れ出した冷却水をひし ゃくですくってバケツに入れたり、圧力容器の内側をウエスでふき 取る仕事もした。暑さと息苦しさから防塵マスクを外すこともあ った。梅田さんは、その直後、原因不明の鼻血出血、動悸、めま い、倦怠感などにおそわれ、1990年には心筋梗塞を発症した。 (佐々木有美) 続き 「三一書 房」HP

韓国市民放送局「ニュース打破」を日本に伝えたい〜配信 プロジェクトの試み
「ニュース打破」は、4万人の韓国市民が毎月1000 円の会費を出して支えている市民放送局です。権力監視と真実追 及。マスコミに最も必要なことを市民の会費のみで運営している からこそ実現している放送局です。韓国では李明博、朴槿恵政権時 代に権力が露骨にマスコミの人事にまで介入し、政府の不正を告 発するテレビプログラムに圧力をかけてきました。韓国の言論人 は170日間のストライキで抵抗、解雇されますが,独自の放送局を 作り権力監視を継続します。市民が支えた韓国言論人のたたかい は、ロウソク革命の原動力の一つになりました。私たち「ニュー ス打破日本語配信プロジェクト」は日本に「ニュース打破」のよ うな市民放送局が存在すれば、安倍政権の5年間で民主主義が著し く破壊されている日本の情況がどれだけ変わっていただろう か? その思いで韓国市民放送局の高いクオリティーと報道の精 神を日本で紹介したく、この「ニュース打破日本語字幕配信プロ ジェクト」を立ち上げました。(西田尚史) 続き配信プロジェクトHP

「プロ市民」人権賞がスタート〜社会運動をがんばる アナタを応援
これは労働運動・市民運動で活躍する団体・個人を 表彰する賞です。受賞者には、賞金10万円+副賞オリジナルTシャ ツを贈呈します。「プロ市民」という言葉は、社会運動をやる人た ちを侮蔑的に呼ぶことで知られているようです。しかし、そもそも は「地域に根ざし、地域のことに主体的にかかわり責任を果たし 続けることを引き受けた人」という意味で、佐賀県鹿島元市長の桑 原允彦氏が考え出した造語。この「社会を切り開く、豊かな可能 性のことばの復権」と「共同のネットワークを紡ぐことを求め て」を胸にしながら、賞名に名づけました。つまり、戦争、原発、 差別、弾圧などを押し返すために活動している人を「プロ市民」 とあえて呼び、草の根的に頑張っている方々へスポットライトを 当てる事で、社会運動でがんばる人たちへささやかな希望につなが れば、という想いから賞を立ち上げます。候補者のご推薦、基金へ のご支援・ご協力をいただきながら、この小さな賞をみなさんと 一緒に大きく育てていけたらと願っています。(「プロ市民」人権 賞・委員会) 詳細同会 HP

米最高裁「ジャニス対AFSCME」で反労働組合の判決〜ど う跳ね返していくか
レイバー・ノーツ誌7月号はいつもの形式ではな く、6月27日に出された「ジャニス対AFSCME」(アメリカ州郡 自治体従業員組合連合)事件の連邦最高裁判決の特集号である。 この判決は41年前の最高裁判決を覆し、公務員労組が非組合員 から組合費相当分を徴収することを禁ずるものである。ここ数十 年続いてきた労働組合を弱める攻撃の集大成であり、アメリカの労 働組合全体にとっては大打撃である。この攻撃をどう跳ね返して いくか、これが今回の特集号のテーマである。ここではその巻頭記 事「これまでの歩み」を翻訳して掲載する。しかし、アメリカの 労働事情にくわしくない人には分かりにくい内容なので、背景説明 と判決そのものの解説をしてから本文を掲載する。…アメリカの総 労働者数は約1億3600万人で、組織率は10.7パーセントなの で、労働組合員数は約1400万人で、内半数約700万人が公務 員で、残り700万人が民間労働者である。公務員の組織率は3 4.4パーセントで、民間の6.5パーセントの5倍以上である。 (レイバーネット国際部・山崎精一) 続き *写真「ジャニス事件判決は私の声を奪って いる」

幻の名作『地の塩』上映決定!〜レイバー映画祭2018の予 約受付始まる
9月1日、田町交通ビル6Fホールで開催され る今年のレイバー映画祭は豪華ラインナップ。労働映画の幻の名作 『地の塩』をはじめ、本邦初公開の米国ドキュメンタリー映画 『ユニオンタイム』まで見応え十分です。また「沖縄・非正規・派 遣・運輸・外国人」など日本の現実を切りとった新作映像は、マ スコミが伝えない「もう一つのニッポン」をあぶりだします。さ あ、ことしも元気をもらいにレイバー映画祭に集まろう! プログ ラムは上映順に次の通り。「地の塩」「辺野古500人大行動」「非 正規に尊厳を!一メトロレディーブルース総集編」「わたしは黙 らない一派遣労働者 渡辺照子のたたかい」「関西の生コン業界で いまなにがおきているか」「技能実習生はもうコリゴリ〜ベトナ ム人の声」「ユニオンタイム一米国精肉工場のたたかい」。「ユ ニオンタイム」はレイバーネット国際部が日本語版を制作中で、本 邦初公開です。アメリカの元気な労働運動を伝えます。 9.1詳細情報お得なメール予約

「辺野古新基地は止めなければならな い」〜前名護市長 稲嶺進さんに聴く
沖縄県名護市辺野古新基地建設は、大きな山場にさ しかかっている。政府は、新基地建設の埋め立てのための土砂投 入を8月17日から行うと沖縄県に通知した。それに対し翁長沖 縄県知事は、新基地建設承認撤回に向けた手続きを7月23日に も開始すると見られている。一方、辺野古現地、キャンプシュワ ブゲート前では、座り込みを阻止するために歩道上に新たなフェ ンスを設置する工事が強行された。工事が大きな山場を迎える 中、前名護市長・稲嶺進さん(写真)に2月の市長選挙から振り 返り、辺野古新基地が今どのような状況を迎えているかを話してい ただいた。なお、沖縄現地では辺野古現地集中行動(8月6日〜 10日、16日〜18日)と県民大会(8月11日 那覇市)が予 定されている。(湯本雅典) 記事インタビュー 動画(16分)

権力が恐れた「抗弁する態度」〜歴史に学ぶ「横浜事件と 言論の不自由展」
7月21日、東京・江古田のギャラリー古藤で始まっ た「横浜事件と言論の不自由展」の初日は、歴史学者・荻野富士 夫氏(写真)のトークイベント「治安維持法と横浜事件」だっ た。荻野氏は治安維持法研究の第一人者で特高警察問題に詳し い。90分にわたる話に私は釘付けになった。当時の特高警察が何 を考え人々を弾圧したのか? その特高が取り調べで被疑者に語 ったこんな言葉が紹介された。「この国家非常の時局に銃後を固 める当局としては、将来万一の点から見ると、お前たちの抗弁する 態度自体が大いに危険なのだ、行為にたいしてだけ罪を問われると 思うのは間違いである」と。特高が問題にしたのは実行行為では なく「抗弁する態度」だという。いまの言葉に言い換えれば、「国 の政策に文句をいい戦争反対の声を上げること」が犯罪とされ拷 問までされたのだ。1925年に制定された治安維持法は当初は共産 主義運動弾圧を目的としていたが、共産党が壊滅したあとは戦争に 反対するリベラルな人々を根こそぎ弾圧するものだった。(松原 明) 続き7/22「赤報隊事件」 「横浜事件と 言論の不自由展」詳細

美しい映像が描き出す労働現場の真実〜インド映画『機 械人間』
映画がはじまって数分、何の説明もなくた だ工場の騒音と無言で働く労働者の姿が映し出される。大きな機 械と人間の動き。暗い中にくっきりと浮かぶ「働き人」たち。光と 闇とが交錯し、人の働く姿はこんなに美しいのかと思う。スクリー ン式(手染めもしていた)とドラム式の布の捺染(プリント)工 場だ。レンガ色の染料を調合している(初めて出てくる鮮やかな 「色」である)。それも何と手測りで微妙な色調整をしていく。 上から降りてくる布が自動で折りたたまれるが、幼さの残る少年工 は、トウトウとしながら、「機械」的に布を引っ張ってプリント 機械に誘導している。コンピュータの時代にアナログにも依存し ているのだ。重い染料をタンクに入れて動かす(運ぶ)のも引っ張 るか、担ぐか。染料の詰まったドラム缶はわずかずつテコの原理で 床をずらしていく。巻き取られた布を運ぶのも人力。フォークリ フトも見当たらない。まだまだ人件費の方が安いのだろう。(笠原 眞弓) 続き映画 公式サイト

住民500人を死に追いやった犯罪〜映画『沖縄スパイ戦 史』
市川雷蔵主演の『陸軍中野学校』(1966 年)をみて、日本の戦時にスパイ学校があったと知った。印象に残 ったのは、主人公が国家に忠実を尽くすために恋人さえも殺す冷 血漢となるシーンだった。三上智恵(ちえ)と大矢英代(はな よ)の両監督の『沖縄スパイ戦史』は、中野学校を出たスパイが 戦地で何をしたか――その実態の一面を見事に切りとっている。三 上は『標的の村』(2012年)など基地反対の住民に焦点を当てた ドキュメンタリーでよく知られている。大矢は若きドキュメンタ リストで『テロリストは僕だった〜沖縄・基地建設反対に立ち上 がった元米兵たち〜』(2016年)がある。この2人が共同で沖縄 戦の埋もれた戦史を掘り起こしている。戦時下、42人の中野学校 出身者が沖縄全島に派遣された。このうち「護郷隊」という秘密 部隊を作り、少年兵らにゲリラ訓練をさせていた2人のスパイに、 三上は光を当てる。米軍が撮った少年兵らの写真の数々と生き残 った元少年兵の証言を重ねて、戦場の無残さを伝えている。(木下 昌明) 続き映画公式サイト

労働問題を超えた人権問題だった!〜レイバーネット TV「ベトナム技能実習生」に迫る
レイバーネットTV第132号放送が、7月18日、スペ ースたんぽぽで行われた。この日の特集は「ベトナム人技能実習 生を見つめて」。ゲストは、ベトナム人支援ボランティアの高山 ユキさん(写真中央)と全統一労組書記長の佐々木史朗さん (右)。高山さんは1982年のボートピ―プルと呼ばれたベトナム 難民だった。小さな漁船に50人の予定のところを98人が乗り、1日 目でエンジンが壊れ、流されているところを助けられた。技能実 習生の窮状に出会い、彼らに対する複雑な思いはあるものの、日 本人が助けてくれているのに知らん顔はできないと今では彼らの ために奔走している。佐々木史朗さんが技能実習生の現実を語っ た。制度では「労働力支給の手段に使われてはならない」となっ ているが、その実態はまったく違い、農業や建設、食品製造、縫製 などの単純反復作業を行っているのが実情だ。最近大問題になった 原発事故の除染労働もある。(笠原眞弓) 報告放送アーカイ ブ(87分・特集は24分から)

地に落ちた最高裁〜「君が代不起立」再雇用で逆転敗訴 判決
7月19日、最高裁で「君が代」判決があり、 これまで一審、二審で勝訴していた都立高校の元教職員の再雇用 について、逆転敗訴判決が出された。二審では、「起立斉唱しなか っただけで、不合格とするような重大な非違行為にあたると評価す ることはできない」と述べられていた。それに対し、都教委は上 告したわけだが、一般的には「最高裁判所に対する上告の理由は、 民事事件及び行政事件においては、憲法違反,法が列挙した重大 な手続違反に限られます」となっている。にもかかわらず、今回の 判決では、「都教委の裁量権」を前面に出し、「式典の秩序や雰 囲気を一定程度損ない、参列する生徒への影響も否定しがたい」 として、都教委の再任用拒否を認めた。事案はまったく憲法にかか わるものでも、重大な手続き違反にかかわるものでもない。「裁量 権」と「式典の秩序や雰囲気」「生徒への影響」など、二次的なも のばかりである。最高裁も地に落ちたものである。(渡部通信) 続き「処分撤回を 求めて」 砂川事件でも最高裁不当決定

 
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辺野古に基地は絶対作らせない! 美ら海辺野古に土砂投入を許さない! 防衛省前座り込み & 大抗議集会(市ヶ谷駅、四ツ谷駅)

土砂投入許さない! 8・17辺野古海上大行動 & 辺野古浜集会

大友良英(”あまちゃん&三里塚のイカロス”)ほか「すみジャズ ZERO in すみだトリフォニーホール」錦糸町駅

ついに公開から一年 そしていよいよ終演 占領下の沖縄で米軍の圧政と闘った男の生き様を貴重な映像で描くドキュメンタリー映画「米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー」沖縄・桜坂劇場 公開最終日

第1回目(2012年3月29日)から7年目に突入! ★0817再稼働反対!首相官邸前・国会正門前抗議

第27回労働教育研究会「どうやったら労働条件をより良く変えられるだろうか―労働契約と交渉を考える」(東京・お茶の水)

反原発・金曜経産省抗議行動

今、ここから 平和な未来へ 辺野古新基地建設阻止 ゲート前連続集中行動(8/16〜8/18)

9条はなぜ必要だった? なぜ天皇制は存続? 昭和天皇と自衛隊を見据えたフランス制作ドキュメンタリー『天皇と軍隊』公開(8/4〜8/17、ポレポレ東中野)最終日

「改憲・戦争阻止!大行進」東京北部実行委員会 結成集会(東京・練馬)

天皇−憲法−沖縄−原発−自衛隊 彼らをいざなう政治の正体 異色のフランス発ドキュメンタリー『国家主義の誘惑』公開(7/28〜8/17、ポレポレ東中野)最終日

 
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