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シンポジウム「米国『レイバーノーツ』との交流・対話」〜全編動画を公開
11月16日18時から文京区民センターで「労働情報」主催によるシンポジウム<米国『レイバーノーツ』との交流・対話>が開催されました。アメリカで1979年から労働運動・社会運動の媒体として、大きな影響力を発揮してきた『レイバーノーツ』の共同創設者の一人であるジェーン・スロータさん(写真)をお招きしてのシンポジウムです。パネリストとして、東京管理職ユニオン・鈴木剛執行委員長と全国一般東京東部労働組合・須田光照書記長がそれぞれの闘いの動画を紹介しながら報告・交流を行いました。シンポの最後のジェーン・スロータさんの言葉、「(日本に来て)今日が一番楽しかったんです、これまでで。連帯です」はとても印象的な言葉でした。ジェーン・スロータさんは、セネラルモーターズの工場でキャデラック製造現場で働く労働者のひとりでした。全編動画をアップしました。素晴らしい同時通訳者のおかげで全然長く感じませんでした。ぜひご覧ください。(東部労組・長崎広) 記事全編動画(2時間18分)

バンクーバーで「平和の白いポピー」の式典〜市民犠牲者たちを追悼
とにかく、白いポピーの運動は、大きくはなくても続いてはいて、今年バンクーバーでは、11月11日に、去年に続き、2回目の“世に広く知られてはいない戦争、紛争の市民犠牲者たちを悼み、花輪をささげる式典”が「バンクーバー平和のポピー」と「BCヒューマニスト協会」の共催で、市の公園で行われました(写真)。花輪はバンクーバーの種々の団体から、記憶されるべき犠牲者たちへのメッセージをつけて捧げられました。バンクーバー9条の会は“広島、長崎の原爆被害者”へ花輪を捧げましたが、“米国の原爆の犠牲となった、日本人、朝鮮人、その他の国籍の人、捕虜となっていた連合国兵士に捧ぐ”と明記された、行き届いたものでした。他には、南京虐殺の犠牲者、パレスチナ紛争、シリア、イエメンの市民被害者、多くの子ども兵士たち等々、第一次大戦の後も、人間社会がどれだけ多くの戦争、紛争による被害者を生み続けて来ているかをまざまざと示す、数々の花輪だったようです。(長谷川澄) 報告

「核のない明日をあきらめない」〜11.17反原発金曜行動レポート
11月17日金曜日、官邸前・国会前・希望のエリアでの反原発抗議行動の日。斎藤美智子さんが官邸前の抗議の列の先頭にいた。90歳になってもかくしゃくとしていて、一番に官邸に向かって「安倍さん、あなたが首相であることで、この先あなたはどこまで暴走するのか心配でなりません。わたしたちは核のない明日を願って、絶対にあきらめない」と強くアピールした。国会前では、菅谷ファミリーがスピーチ台に立った。2歳になる女の子も一緒に台に立っていたが、最近、羞恥心が出てきて声を上げようとしなくなっていたので、はじめる前に彼女に「大きな声で『原発反対!』といって!」と声をかけると素直にうなずいていた。それもあって大きな声で「原発反対!」と声を上げた。みんな大笑いした。このように最年長と最年少が安倍に向かって「反対」の声を上げているのだ。(木下昌明) 報告動画(7分半)

あなたがつくるレイバーフェスタ〜川柳・3分ビデオ大募集!
レイバーフェスタニュースNO.1を発行しました。フェスタ開催まであと1か月です。メインの映画は韓国の大ヒット作『弁護人』(写真)。厳しい時代の中で、観る人に「希望と勇気」を与えてくれることでしょう。レイバーフェスタはみんなでつくるイベントです。今年も、川柳・3分ビデオを募集中。<妻たちに「平和」と書かせ武器売買」>。11月の「朝日川柳」に投稿されたこの句はトランプ訪日の本質をずばり突いていて、共感を呼びました。川柳は権力者を風刺するだけでなく、運動側に元気を呼び起こす17文字の短詩。日本や世界の現状、安倍政権に言いたいことなど、あなたも川柳で表現してみませんか。ことしのテーマは「2017年を振り返っていま言いたいこと」です。また恒例の3分ビデオも大募集中。「素材はあるが編集はどうも」という方には「編集サポート」もできます。スマホの映像でもOK。仕事のこと、生活のこと、社会のこと、言いたいことを3分の作品にまとめて下さい。内容は自由です。あなたが撮ったとっておきの映像を大スクリーンで上映しましょう。締め切りは12/5です。 フェスタニュースNO.1

83歳 元被告が怒りの会見〜砂川事件再審請求を東京高裁が棄却
「安倍政権は砂川事件最高裁判決を曲解して安保法制の法的根拠にしてきた。再審決定すると政権には大問題になる。だから今回の決定には政治的意図を感じる」(土屋源太郎/右)、「60年間一生をかけて闘ってきた。これは戦争と平和、憲法を守る問題だ。こんな血の通わない文章で切り捨てる裁判所を許せない」(武藤軍一郎/左)。安保条約と憲法のどちらが上かを争った「砂川事件裁判」。今の沖縄基地問題に直結するものだ。1959年の東京地裁の伊達判決は、「米軍駐留を憲法違反として」被告を無罪としたが、同年12月最高裁は逆転判決で有罪を下した。しかしこの過程で、米政府が直接最高裁長官に圧力をかけたことが公文書で明らかになっている。これを新証拠に元被告の土屋、武藤さんら4人が再審請求をしていたが、11月15日、東京地裁に続いて東京高裁でも棄却された。内容は新証拠に触れることなく法律解釈だけの門前払い。請求人らは最高裁に「特別抗告」して闘いを継続する方針だ。(M) 写真速報動画(10分)東京新聞テレビ朝日朝日新聞動画(見雪撮影版・39分)

〔週刊 本の発見〕 本の生命力、そして時代〜『君たちはどう生きるか』
1937年7月に盧溝橋事件が起こり、瞬く間に中日戦争へと広がる。ヨーロッパではヒトラーやムッソリーニがすでに政権をとっていた。そんな時代にあって、山本有三は「少年少女に訴える余地はまだある」と吉田甲子太郎(児童文学者)、吉野源三郎を語らい、全16巻の「日本少国民文庫」(全16巻、新潮社)を企画・完結させた。『君たちはどう生きるか』(吉野源三郎)は、37年7月に「日本少国民文庫」最終巻として刊行された。それが今年漫画化され、発売後数ヶ月で50万部を越すベストセラーになっている。『君たちはどう生きるか』は中学(旧制)2年生の主人公「コペルくん」の冬から春への数ヶ月の出来事、そして彼を見守る叔父さんの手紙からなる。友達へのいじめに一緒に立ち向かおうと約束したコペルくん。ところがその場にいたのに、彼だけが友達を見捨ててしまう。戦争に突き進もうとする時代の空気が小説に立ち込めている。(志真秀弘) 続き

5万人が集まった「韓国・民主労総労働者大会」〜安田幸弘の現地レポート
11月12日の民主労総労働者大会。主催者発表で5万人が集まったという。昨年までは警察の車の壁で封鎖されていたけど、今年は車壁はない。大会終了後はソウルの街をデモ行進。広い道路を完全に交通規制して、往復6〜8車線を一杯に使い悠々と歩く。自動車が走らないので警官の出番もない。日本のデモ行進みたいに4列で警官の壁の中を歩くのなんてデモ行進じゃないと思う。そしてデモ行進の後はプルコギだ! ……なお、韓国チャムセサンは全国労働者大会のレポートで「労働者たちはキャンドル1年、文在寅政府発足から6か月が経ったが、労働者の暮らしは変わっていないと文政府を強く糾弾した。また労働者たちは、労組をする権利を自ら勝ち取るという決意を新たにした」と報じている。(レイバーネット国際部・安田幸弘) 写真レポートチャムセサン報道

韓国の「市民放送RTV」が10年ぶりに復活〜12.6 レイバーネットと交流会
2001年に開局したRTVは、韓国デジタル衛星放送の視聴者参加チャンネルであった「市民のチャンネル」委託事業者としてスタートし、2006年から2008年まで全3年間公益チャンネルとして選定されてきました。その間、パブリックアクセス専門チャンネルの価値と責任が認められてきたと言っても過言ではありません。しかし、2008年に保守政権が発足して以来、納得できない政界とマスコミの攻勢に苦しみました。制度的に保障を受けていた公的支援は全て中断され、存廃の危機に立たされました。また、RTVを通して実現されていた市民の「話す権利」が脅かされました。そして今、10年の時を経て、RTVが再び公益チャンネルに選ばれました。これは、国内で唯一の「市民参加プログラム」専門チャンネルであるRTVの価値が、10年経った今、再び政策枠組みの中で認められたということです。(RTVニュースレターより) 詳細12.6レイバーネット交流会

「脱原発運動は平和運動でもある」〜11.11 国会前集会で鎌仲ひとみさん
11月11日土曜日、反原連の抗議行動の拡大版ともいうべき集会「GENPATSU ZERO 反原発☆国会前集会」が、この日午後2時から国会正門前と官邸前で行われた。11月3日の「憲法守れ」国会包囲のような人波はなかったが、それでも人々は「原発反対」の声を上げていた。この日、学者や活動家、野党の政治家ら大勢のゲストスピーカーが登壇して、原発問題の現状を訴えた。その中から、ここではドキュメンタリー映像作家の鎌仲ひとみ(写真)と社会学者の小熊英二のスピーチをとり出す。鎌仲は「国は、使用ずみ核燃料というゴミを資産として考えているが、それは核武装につながる。だから、脱原発運動をすることは平和運動でもあるんです」と訴えた。また小熊は、自然エネルギーと原発施設をケータイと固定電話にたとえ「これはもう勝負がついたたたかい」であると、学者らしい分析を行なった。夕方になると冷たい風が吹いてきた。(木下昌明) 報告動画(14分)

都教委調査「中学校教員の68%が過労死ライン!」〜自らの反省はなく
11月9日、都教委は中学校教員の68,2%が過労死ライン(週60時間)を超えるとの結果を発表した。これを踏まえて都教委は「学校における働き方改革推進プラン(仮称)」を提案しているが、教員の長時間労働の一番の原因が都教委・文科省にあることの認識がまったくない。一言の反省の弁もない。教員の意識改革ではなく、都教委の意識改革が必要だ。子どもたちのことを知る教職員がどのような教育をするかを職員会議で論議し決定して仕事をしてきた時代(2000年以前)には過労死ラインの長時間労働は多分ほとんどなかった。都教委(文科省)が職員会議を指示・伝達の場に変え、教育内容を指示・強制し、また書類の提出を強制したことで教員の仕事が凄まじく増えたのだ。年間35時間ものオリンピック・パラリンピック教育、土曜授業の強制や押し付け「研修」、各種の調査報告、業績評価のための自己申告書、授業プラン等々の作成・提出を課すなどである。(根津公子) 11.9都教委傍聴記毎日新聞 *写真=都職員へチラシ配布

妻たちに「平和」と書かせ武器売買〜太田昌国のコラム
妻たちに「平和」と書かせ武器売買(北海道 島田礼子)。11月8日付けの「朝日川柳」に採用された作品である。最近の政治ニュースは、見聞きするに堪えないので、テレビ・ラジオ・新聞に熱心に接するわけでもない。これではいけない、世の中で何が進行しているか分からなくなる、しかもこのような時評を随所で書いているのに――とは思うものの、ニュースの内容自体も、その報道ぶりも、異常なまでに堪え難い。ニュースをいっさい拒絶したいと思うのは、この異常事態に馴らされるものかという、ある意味ではまともな心身反応なのではないかと思えてくる。そんな私でも、米日首脳の妻たちが都内の小学校を訪れ、子どもたちと一緒に習字を楽しんで、その挙句に「平和」という漢字を半紙に書いてみせたという「出来事」くらいは耳目に入る。(太田昌国) 続き

競争ばかりの学校は嫌です!〜大阪の人事給与評価制度の大改悪反対
「君が代」不起立被処分者(グループZAZAの一員)で、「教職員なかまユニオン」に所属している大阪市立学校教員の松田幹雄です。大阪市は、教員給与2分割・差別化と教職員人事評価の相対評価への転換を、2018年度から強行実施しようとしています。大阪市の学校で維新市政が進めてきた競争と管理強化の弊害がいたるところで明らかになっているにもかかわらず、その弊害を極限まで拡大するもので、許せません。私たち教職員なかまユニオンは、この2つの新施策の中止を求める大阪市議会陳情を行うことを決めました。11月24日に陳情書を提出予定です。短期間(第1次集約11月22日、第2次集約12月4日)ですが、陳情書への賛同署名を呼びかけました。ご協力、よろしくお願いします。大阪市議会陳情書賛同署名用紙は、教職員なかまユニオンホームページから取り出せます。(松田幹雄) 詳細 *写真=大阪の団結まつりで訴える筆者

核兵器と原発のない世界をつくろう!〜パリで「反核世界社会フォーラム」
11月2日〜4日、パリで反核世界社会フォーラムが開催された。「世界経済フォーラム」に対抗して、2001年にブラジルのポルト・アレグレで始まった「世界社会フォーラムWSF」の反核(原子力)版、核兵器と原発のない「もうひとつの世界」の実現を民衆の立場から考える試みである。2016年3月東京での第1回、同年8月モントリオールの第2回につづく第3回目パリのフォーラムには、15か国から数十の市民団体、約400人の市民が参加した。3日間にわたってレピュブリック広場に近い労働会館の3つの会場で、全体会と30強の分科会、映画上映が行なわれ、核に関するさまざまなテーマが討論された。世界社会フォーラムはもともと、ネオリベラル型グローバリゼーションがもたらす貧富の拡大や環境破壊に異を唱えたものだが、その創立メンバーのひとり、ブラジルの社会運動家シコ・ウィタカーさんは、福島第一の原発事故に大きな衝撃を受けた。(飛幡祐規 パリの窓から) 続き

〔週刊 本の発見〕当たり前のことをしているだけ〜望月衣塑子『新聞記者』
菅官房長長官の定例会見での常套句「そのような指摘はあたりません」「全く問題ありません」という木で鼻をくくったような態度、国民の疑問に真摯に答える気持ちなどさらさらない空疎な内容の言葉遣い、その言葉に「満足」している記者たち、それらに私はイラついていた。米国の会見での名物記者の執拗な質問に比較するとその異様さは目に余る。ところがある日、欺瞞に満ちた予定調和を打ち破る声が朗々と響いた。菅官房長官のおざなりな回答に満足しない質問は、私たちの安倍政権への疑問や怒りを代弁してくれるようだった。声はすれども姿は見えぬ。だが、臆せず食い下がるその声に多くの者が魅せられた。記者の名は「望月衣塑子」。日本企業の武器輸出について2冊の書籍を刊行した人と同一人物だと知り、「なるほどさもありなん」と思った。今度はその彼女の素顔が知りたい。この本では彼女の新聞記者、報道、ジャーナリズムに対するストレートな熱い思いが語られている。(渡辺照子) 続き

安倍首相のウソと改憲を打ち破れ!〜斎藤貴男さん、山城博治さんが講演
気鋭のフリージャーナリスト、斎藤貴男さん(59/写真)と沖縄平和運動センター議長、山城博治さん(65)を招いた集会「2017年戦争あかん!基地いらん!関西のつどい」が10月21日、大阪市中央区の「エル・おおさか」であり、800人を超える参加者が思いを共有、団結の拳を固めた。集会の副題は「9条改憲を許さない!やめろ辺野古基地建設!」。国際反戦デーに合わせた平和運動である。前者のテーマとして演壇に立った斎藤さんは、ゆったりとした語り口で安倍晋三首相を「彼はウソしかつかない」と一刀両断した。例えば法人税収。上昇を誇示するが、2016年度は10兆3000億円にとどまり、第2次安倍政権が発足した2012年度以来の低水準にもかかわらず知らぬふりである。消費税の使途変更についても疑念を深める。消費税率を10%に上げた際の増収分の使い道で教育にも充てると自民党の公約に掲げた。(林田英明) 続き

「NOトランプ NO WAR」〜韓国議事堂前でトランプ演説を批判
トランプ米大統領が国会演説をしている間、 国会の外ではこれに反対する市民の集会が開かれていた。与野党の議員が拍手でトランプに歓呼している時、 国会前の市民はトランプの戦争の威嚇とヘイトスピーチを批判した。 トランプ反対集会にはチョ・ウォンジンを筆頭とする太極旗を持った市民が襲いかかり、 一時、衝突になった。NOトランプ共同行動は11月8日午前10時から 国会議事堂駅2番出口の近くで「戦争放言通商圧力トランプ、国会演説糾弾」の記者会見を行った。共同行動は「トランプの国会演説許容は、韓国や日本などの東アジアの人の命を人質にするという暴言に対し、行儀正しく礼節を守ろうと言って世界で一番好戦的な者どもを励ます結果しか生まない、それこそそのものが愚かであるばかりか、危険なことこの上ない」と批判した。(チャムセサン報道) 全文

11/8レイバーネットTV: 雇用破壊「ライドシェア」がよくわかる番組に
11月8日のレイバーネットTVは「ライドシェア」問題を特集しました。10月31日にニューヨークで発生した車突入テロ事件で、車を運転していた容疑者は配車サービス・ウーバー(Uber)の運転手でした。アメリカでは雇用破壊の働き方「ライドシェア」が広がっています。世界中で事業展開しているウーバー社は、アプリを提供して、一般の運転手に運送サービスをさせています。日本では「白タク」行為として禁止されてきましたが、政府はオリンピックを前に国家戦略特区の「ライドシェア」として解禁しようとしているのです。11月8日は、この問題に詳しい川上資人弁護士と、ウーバーイーツの現役ドライバー・鈴木堅登さんをお招きし、「ライドシェア」の問題点を探りました。また「ほっとスポット」のコーナーでは「トランプ騒動とは何だったのか」を替え歌と川柳で取り上げました。アーカイブをご活用ください。(レイバーネットTVプロジェクト) 写真速報アーカイブ録画(76分) *写真=今年、東京で行われたライドシェア反対デモ

トールエクスプレスが違法残業拒否闘争に対して「賃金減額」の組合攻撃
「残業代ゼロ」制度を取るトールエクスプレスジャパン株式会社(旧フットワーク便)で、10月2日から労働組合(日本労働評議会トールエクスプレス労働組合)が違法残業拒否闘争を行っていたところ、11月1日から、同社は組合員らの本来の業務を取り上げ、賃金(能率給)を大幅に減額させるという不利益取扱を行った。これが続けば、組合員らの賃金は最大で10万円ほど減少することになる。これは、労働組合法7条が禁止する不当労働行為にあたるため、労働組合は6日(月曜日)に東京都労働委員会への不当労働行為救済申し立てた。なお4日に、労評トール労組東京中央支店分会長が関東支社長に問い合わせたところ、「労評を脱退した元労評員に対しては、週明けの月曜日から元通り残業を与える」旨の回答をしており、今回の措置が組合差別の不当労働行為であったことを自ら暴露している。(情報提供=日本労働評議会) 詳細 *写真=会社に抗議に向かう当該組合と弁護士

非正規差別とたたかうメトロコマース支部など〜第29回多田謡子反権力人権賞
選ばれたのは、●全国一般東京東部労働組合メトロコマース支部(非正規労働者の差別撤廃/写真) ●徐翆珍(じょすいちん)さん(民族意識を原点とした平和・人権の闘い) ●伊波善安さん(沖縄における反巨大開発、反基地闘争)の3団体個人で、12月16日に東京で受賞発表会が行われる。東京東部労組メトロコマース支部の選考理由は、「……2009年11月、有給の忌引きと食事補助を勝ち取ったのを皮切りに、2度のストライキで、定年を迎えた組合員の雇用延長を勝ち取るなど、闘いを進めてきました。本年3月、東京地裁は、有期雇用者・無期雇用者間での非合理的差別を禁止した労働契約法20条違反として、提訴していた組合側の請求をほぼ全面的に棄却する不当判決を言い渡し、メトロコマース支部はただちに控訴して、現在、控訴審が進行しています。全国2千万の非正規労働者の圧倒的多数が、疲れ切り、声を上げることすらできない中、不当な差別に対する怒りをバネに立ち上がり、多くの仲間たちに勇気を与え、仲間たちとともに困難な闘いを継続しているメトロコマース支部に敬意を表し、多田謡子反権力人権賞を贈ります」と述べている。 報告

韓国 : 「トランプくるな! THAAD配置を撤回しろ」〜訪韓反対の集会デモ
米国のドナルド・トランプ大統領の訪韓を前にして反対集会が開かれた。韓国進歩連帯、民主労総など222の団体が連帯した「NOトランプ共同行動」は 11月4日午後、ソウルの米国大使館裏手のル・メイユールビルの前で「NOトランプ、NO WAR汎国民大会」を開き、トランプ訪韓に反対の声を上げた。集会に参加した約2千人は「トランプ、くるな」、「THAAD配置を撤回しろ」、「国会演説反対」等のシュプレヒコールをあげて集会を開き、米国大使館へとデモ行進した。NOトランプ共同行動は、対北朝鮮軍事圧迫および制裁や朝鮮半島緊張感の昂揚反対、THAAD撤回、通商圧力韓米FTA廃棄などを要求してトランプの訪韓に反対してきた。すでに大学生たちは11月3日午前、国会議事堂本館前で奇襲デモを行い、THAAD配置に反対する星州住民も記者会見を行ってトランプ反対の立場を明らかにした。(チャムセサン報道) 全文11.7レポート

太田昌国講演録「ヒューマニズムとテロル」〜大道寺将司さんを追悼する
2017年5月24日、確定死刑囚の大道寺将司さんが、収容先の東京拘置所で多発性骨髄腫のため亡くなった。68歳だった。大道寺さんは、1970年代「連続企業爆破事件」を起こした「東アジア反日武装戦線」の一員だった。1974年8月の三菱重工業ビルの爆破では、8人の死者と300人以上の負傷者が出た。後日、大道寺さんらは、自らの過ちを認めている。8月11日、東京・駒込の東京琉球館で、彼を追悼する催しが行われ、評論家の太田昌国さんが「ヒューマニズムとテロル」と題して講演を行った(写真)。1階の小さいな会場に40人以上の人たちが集まり、外の歩道まで溢れる盛況だった。この問題への関心の高さを窺わせた。最初に、2012年に放映されたNHKのETV特集「失われた言葉をさがして 辺見庸 ある死刑囚との対話」が上映され、その後、太田さんが約1時間にわたって講演を行った。それは、「東アジア反日武装戦線」問題にとどまらず世界の革命史を俯瞰した根源的問題提起となっている。(編集部) 講演録全文

「9条はアジアの宝、守りでなく攻めの運動を」〜11.3国会包囲に4万人
「9条はアジアの宝です。これがなくなったら日本は新たな軍国主義国家になる恐れがある。アジアは軍拡競争の悪循環に陥るだろう。9条を守る姿勢でなく攻めの姿勢でいってほしい。日本は世界の平和運動のセンターになれる」。韓国の100万キャンドルのリーダーであるキム・ヨンホさんがこう演説すると、大きな拍手が起きた。11月3日、憲法公布日の「安倍9条改憲NO!全国市民アクション 11・3国会包囲大行動」は、約4万人の人々で埋めつくされた。参加者にインタビューすると「安倍はやめてほしい」「戦争を防ぎたい」「9条改憲は絶対にだめ」という声ばかり。スピーチに立った枝野立憲民主党代表は、「憲法の危機感を感じている国民はまだ多くない。ここの内側だけでなくそうした外側にいる人たちに気づいてもらい、より幅広く大きな輪に拡げていこう。きょうはその第一歩にしよう」と呼びかけた。参加者は圧倒的に60代以上のシニア層で、若者にどう広げていくかが今後の課題だろう。(M) 写真速報動画(9分半)報告(湯本雅典)渡部通信田中龍作ジャーナル朝日新聞NHKニュース東京新聞

〔週刊 本の発見〕帝政ロシアの圧制とテロリスト〜『正義の人びと』
本好きの人であれば少なからず、自分を変えた一冊とか、何度となく読み返す一冊とかがあることだろう。ところが大西には、それに類する特定の書物は思い浮かばない。狒蹐討瞭表颪ら、意識無意識にかかわらず何らかの影響を受けてきたのだ瓩伴分に都合よく解釈しているのだが、曲がりなりにも文章に携わっている割には、感性が案外鈍いのかもしれない。とはいえ、もちろん記憶に刻み込まれた作品はあるわけで、十七歳頃に読んだ――『異邦人』で知られる――カミュの戯曲『正義の人びと』は、そのうちの一つである。本作は、ロシア革命(1918年)に先立つ1905年に起きたモスクワ総督・セルゲイ大公(ロマノフ王朝最後の皇帝・ニコライ二世の叔父)暗殺事件を主題とし、大公の馬車に爆弾を投げた実行者・カリャーエフをはじめとするエスエル(社会革命党)メンバー=「テロリスト」たちを史実に基づき描いている。当時、筆者は、『正義の人びと』に引き続き、やはり彼らの姿が綴られた大佛次郎の『詩人』、アンドレーエフの『七死刑囚物語』なども読んだ記憶がある。(大西赤人) 続き

9条改憲の国会発議を絶対にさせない!〜国会開会日行動に1000人
11月1日、「安倍9条改憲を許さない国会開会日行動」が議員会館前で行われ、1000人が集まった。衆議院選挙では、与党が三分の二を占めた。直前には「会期を8日間にする」「野党の質問時間を短くする」など自民党の理不尽な攻撃が矢継ぎ早に出されたが、集まった人々の表情は明るかった。選挙での立憲野党(立憲民主党、共産党、社民党)全体の前進がみんなの気持ちを引き立たせているのだ。共産党の志位和夫委員長が立つと、参加者から「共産党ありがとう」の声が飛んだ。委員長は、「共産党の議席を減らしたのは残念だったが、市民と一緒に闘い、共闘勢力を倍増できたのは大きな喜びだ。9条改憲の国会発議を絶対に阻止する」と力強く述べた。また、国会の会期を12月9日までにすることが協議会で決まったことを報告。大きな拍手がわいた。立憲民主党の近藤昭一副代表は「選挙は不安だったが、街頭で“がんばれ”の声をたくさんもらった。立憲主義、民主主義をなんとしても取り戻したい」と語った。(佐々木有美) 写真速報全編動画(63分)11.3国会包囲大行動

「ライネケの狐」に見る悪党哲学〜牧子嘉丸のショート・ワールド
ドイツの文豪ゲーテ(写真)に「ライネケの狐」という作品がある。これはヨーロッパで広く語り伝えられてきた民間伝承を基にした悪がしこい狐の物語である。ライネケというのは、その主人公の狐の名前で、登場するさまざまな動物たちもそれ自身の名前をもっている。たとえば、ライオンはノーベルといい、百獣の王として動物どもに君臨している。その御前会議に集まった、狼のイーゼグリム、うさぎのランペ、にわとりのヘニングらが口々にライネケの悪行・非道を訴えるところから物語ははじまる。怒った獅子王ノーベルは法廷を開き、残虐な被害にあった動物たちは、その悪事を弾劾するのだが、ライネケは巧みな弁舌と王への卑しい追従によって絞首刑を免れる。それどころかかえって王から大変な栄誉を授かるというストーリーである。「さるかに合戦」や「かちかち山」などの勧善懲悪の昔話に慣れ親しんだ日本の読者には、こんなあくどい狐が罰せらないままに終わる結末になんとも割り切れない思いを抱くことだろう。(牧子嘉丸) 続き

遊び働く姿から風俗まで〜「映画の父」リュミエール兄弟の映像
ティエリー・フレモー編集、監督の『リュミエール!』に目をみはった。“映画の父”と呼ばれたリュミエール兄弟の108本のシネマトグラフ。映画といっても、いまだ写真の延長でしかなく“動く写真”と呼んで、1作約50秒と限られていた。今日の映画のようなドラマ仕立てでなく、ありふれた日常を切りとったものにすぎなかったが、それでいてなんとドラマチックなことか。しかもこれらの撮られた約120年も前の世界――各国の街の風物や人々の遊び働く姿から風俗まで、昔々が鮮明によみがえってくるからすごい。最初の作品は、リュミエールの写真用品工場の従業員を撮った『工場の出口』。彼らの帰宅する模様をとらえたものだが、ドキュメントではない。強い日差しの下で撮られていること、短時間でゾロゾロ工場から出てくること、着飾っている人々が多かったことから推察すれば、撮影に合せた日常の真似(まね)事とわかる。(木下昌明) 続き映画公式サイト

新法で人権侵害はなくならない!〜「守ろう!外国人技能実習生のいのちと権利」集会
現在22万人が働いている「外国人技能実習生」だが、11月1日より「技能実習法」が施行される。これまで3年だった期間が5年に延長されたり、対象を介護職にも拡大するなど受け入れ枠を広げる法律だ。問題はないのか? 指宿昭一弁護士は「この法律では人権侵害はなくならない」ときっぱり語った。10月31日に参院会館で開かれた「守ろう!外国人技能実習生のいのちと権利」集会は、予想以上の180人が参加。TVカメラも多く関心の高さを窺わせた。10人以上のベトナム・ミャンマー・中国からの実習生が壇上に上がり、実状を訴えた(写真)。ダンボール工場で指をつぶされた中国人実習生の手が痛々しい。「とにかく一番多いのが労災」と岐阜一般労組の役員が報告。長時間労働、賃金未払い、人権侵害、暴言もあとを絶たない。「愛媛の縫製業、午前3時まで働いても残業代も出ない。職場を脱出して東京まで逃げてきた」ベトナム女性もいた。現在、全統一労組がサポートし会社に団交を申し入れている。(M) 写真速報動画(8分)NHKニュース弁護士ドットコム

レイバーフェスタ2017の詳細決定〜勝負はこれから!文化が熱い
ことしのレイバーフェスタは12月16日(土)、田町交通ビル6Fホールで開催します。メインの映画は韓国民主化闘争の源泉を描いた『弁護人』です。チラシの宣伝協力などよろしくお願いします。以下、呼びかけ文。……2017年10月の激動の「総選挙」が終わった。またしても自公の圧勝で「改憲勢力」が勢いづいている。しかし立憲野党と市民がぎりぎりのところで踏んばった。勝ってはいないが負けてもいない。トランプ大統領の「暴政」で、なんだか本当にキナ臭くなってきた世界と日本。私たちの生活も、長時間労働・低賃金・不安定雇用でいっこうによくならない。そんな閉塞状況を吹き飛ばそう。「戦争・差別・貧困」社会ではなく「平和・人権・民主主義」の社会を! さあ今年もレイバーフェスタで元気をもらおう。音楽・川柳・映像報告・3分ビデオなど今年も楽しい元気の出る企画が満載です。(フェスタ事務局) フェスタ詳細チラシ配布協力を

野党の中身は質的に激変した〜五十嵐仁さんブログで論評
変わらなかったけれど変わった。今度の総選挙の結果を一言で言えば、そういうことではないでしょうか。……結局、総選挙の前と後とで何が大きく変わったかと言えば、民進党という野党第1党が消え、希望の党と立憲民主党という新しい政党が誕生し、立憲民主党が躍進して野党第1党となり、市民と立憲野党の共闘の威力が改めて実証されたということになります。今回の選挙で野党全体の議席が増えたわけではありませんが、その内実が大きく変わったことによって、今後への新たな希望が、希望の党の外で生じたことは明らかです。旧民主党から民進党に至るまでしつこくまとわりついていた薄汚れた裏切り者のイメージは、前原さんと小池さんによって希望の党へと受け継がれることになりました。逆に、枝野さんはあたかも白馬に乗った正義の騎士のように登場し、立憲民主党という清新でまともな選択肢を提供することになりました。こうして、民主党以来のイメージと政策を一新し、負の遺産を償却することに成功したわけです。(「五十嵐仁の転成仁語」より) 全文「めぐせた」選挙総括集会

東京地裁の不当判決に負けない!〜朝鮮学校の子どもたちに学ぶ権利を!全国集会
10月25日午後6時半、東京の代々木公園において「朝鮮学校の子どもたちに学ぶ権利を!全国集会」が行われた。降りしきる雨の中、野外ステージで傘をさしながら集会は始まった。オープニングは朝鮮大学生の「声よ集まれ、歌となれ」の歌。「どれだけ叫べばいいのだろう 奪われ続けた声がある」の歌は、いつ聞いても胸に迫るものがある。主催者あいさつで全国朝鮮高級学校校長会会長の慎吉雄さんは「朝鮮学校の排除は無償化法の趣旨を逸脱し、教育に政治を持ち込み、生徒たちの権利と利益を著しく侵害した違法なものであるとの単純明快で説得力のある弁護団の主張と、証人尋問での政府側のしどろもどろの答弁を目の当たりにし、裁判の勝利を100%確信していた。しかし裁判長は原告の訴えを冷たく退けた」と話した。9月13日、東京地裁の前で勝訴を待ちわびていた生徒たちに届いたのは「不当判決」。どれほど悔しく、腹立たしかったろう。(尾澤邦子) 報告

ナオミ・クラインの渾身のメッセージ〜『これがすべてを変える〜資本主義VS気候変動』
この秋、ナオミ・クラインの新たな大著が翻訳された。2014年の刊行以来、たちまち25ヶ国語に訳された世界的ベストセラーだ。ナオミ・クラインといえば、『ブランドはいらない』(1999)、『ショック・ドクトリン』(2007)などの著作で知られるカナダのジャーナリストである。多国籍企業のブランド戦略や新自由主義の展開を世界的スケールで論じ、国際的に高い評価を受けてきたが、今回の著作ではさらに大きな課題に挑戦している。資本主義の発展にともなう地球温暖化と人類滅亡の危機である。現代の大半の気候学者の見解によれば、地球の平均気温は産業革命期以前に比べて0.8度上昇し、その影響は、北極や南極の氷床の融解や海水の酸性化、異常気象や巨大ハリケーンの発生など、さまざまな局面に現れている。このまま温室効果ガスの排出量の増大が続けば、やがてティッピングポイントと呼ばれる臨界点に達し、急激な気温上昇が始まる可能性がある。(菊池恵介) 続き

宝田明さんが講演〜「安倍改憲に反対する講演と市民のつどい」に200人
10月23日、「安倍改憲に反対する講演と市民のつどい」が、東京・板橋区立文化会館小ホールで開催され、200人が集まった(主催:「許さない!戦争法 オール板橋行動実行委員会」「チェンジ国政!板橋の会」「いたばし九条の会」)。集会のメインは、俳優の宝田明さんの講演「私と戦争・平和」。宝田さんは、終戦間際の中国満州からの逃避行の体験を、実にリアルに語り、最後に「九条を変えてはいけない」としめくくった。後半は、「各界の方々の発言」のコーナー。5人方が、それぞれの立場で今回の選挙、改憲についての思いを語った。板橋区では、選挙の次の日から、改憲反対の闘いが再スタートした。(湯本雅典) 報告動画(9分42秒)

レイバーネットTV放送 : 総選挙を総括!みんなでディスカッション
「政治は一寸先は闇」という言葉を地でいった「2017総選挙」のドラマが終わった。開票翌日の新聞には「自公300議席超へ 首相続投」の大見出しが躍る。しかし同時に「立憲民主 躍進」が大きく報じられた。当選確実にした辻元清美氏はNHKのインタビューに「政治は戦争をさせないためにあると訴え、多くの皆さんの輪が広がり、そして当選をさせていただいた」と勝因を分析した。希望の党の踏み絵はまさに「安保法制=戦争法の容認」で「戦争できる国」をめざすものだった。自民党はモリカケを隠し北朝鮮問題を使って支持を伸ばした。今回の総選挙の底流に流れていた大争点は、じつは日本を「戦争できる国」にするのか、9条を守って「戦争しない国」を堅持するのかの、せめぎ合いだったのではないか。25日のレイバーネットTVは「夜生ディスカッション」形式で、あなたは総選挙をどうみるか、これからどうしていったらいいのか。大いにディスカッションしました。(TVプロジェクト) 写真速報アーカイブ録画(74分・特集は29分から)市民連合の見解立憲民主党開票日の会見 *写真=番組出演者記念撮影

日の丸の旗が林立する前での「総理演説」〜太田昌国のコラム
……2017年10月21日(土)夜の、秋葉原駅前の光景を重ね合わせてみる。私は現場へ行っていないので、ネット上の報告文や動画に基づいての発言である。日の丸の旗の行列が整然と秋葉原駅前へ向かう。駅前を埋め尽くす。5000人はいたという。そこへ衆院選最終演説のために「安倍総理」がやってくる。「安倍総理 頑張れ」の横断幕。TV局を名指した「おい、偏向報道は犯罪なんだよ!」のプラカード。集まった人心を鼓舞する勇壮な曲も掛かる。準備万端が整ってから、「総理の演説」が始まる……。「ここに朝鮮人がいたらやばいな」。若者が囁くこの言葉は、朝鮮人のことを心配しているのではない、ここの雰囲気に同調して、面白がってこそ出てきたもののようだ。フランス、オーストリア、オランダ、チェコetc.――外国に関してなら、この日本でも、「極右勢力の台頭」という顕著なる現象が話題となる昨今だが、客観的に言えば、投票日前夜のこの秋葉原駅前の光景こそが、社会の草の根においても、国政の頂点においても、「日本に極右台頭」の現実を映し出しているのである。(太田昌国) コラム全文 *写真=10.21秋葉原 撮影(ムキンポさん

「共謀罪と安保法制の廃止のために闘え」〜創価学会本部前でサイレントアピール
10月22日、創価学会本部前(東京都新宿区信濃町)で、創価学会、公明党に「共謀罪と安保法制の廃止のために闘え」「初代の獄死を忘れるな」等のプラカードをかかげたサイレントアピールが行われた。この行動は、台風が接近する豪雨の中での決行であった。サイレントアピールは、今回で9回目となる。この取り組みは創価学会内で不当な弾圧にあい、創価学会本部職員を解雇された3人の元創価学会員により2015年12月に始められた。また、並行してこの3人に下された不当処分に対する損害賠償請求裁判が行われている。サイレントアピール当日は、衆議院選挙投票日でもあった。不当処分にあった滝沢清史さんは、総選挙結果に対して「9条を変えない、国家主義化を止めることが重要。議論ができる国会運営になってほしい」と語った。(湯本雅典) 報告動画(4分)

労働者の目で社会を!〜韓国サンケン労組・キムウニョンさんが講演
国際反戦デーの10月21日、東京の文京区民センターで「韓国サンケン労組のその後と韓国の今」という講演会が行われた。台風が近づく雨の中、また総選挙前夜にもかかわらず150名が参加して熱心に聞き入った。韓国から韓国サンケン労組指導委員のキムウニョンさん、新執行部で30代のオヘジン分会長が来日した。キムウニョンさん(写真)は「労働者の目で社会を!−韓日労働者の国際連帯」と題して講演を行った。韓国サンケン労組は、昨年10月、埼玉県新座市にあるサンケン電気本社に対し、解雇撤回・原職復帰を要求して来日し、229日間の遠征闘争を行い、勝利和解し、職場に戻った。ウニョンさんは「勝利のためにはひたすら団結することが必要です。しかしそれ以上に重要なのは指導する者たちの信頼と団結力です。真のリーダーは絶望の中から希望をつかみ民衆に示していくことが必要です。韓国サンケン労組は、小さな組織ではあるが、勝利をつかむことができることを示しました」と話した。(尾澤邦子) 報告

女性を描いた2本のドキュメンタリー映画『ソニータ』『夜間もやってる保育園』
何年か前、地下鉄で、インドの少女の写真とともに「13歳で結婚。14歳で出産。恋は、まだ知らない。」という車内広告をよくみた覚えがある。イランの女性監督ロクサレ・ガエム・マガミの『ソニータ』を観て、それを思い出した。映画は、戦火のアフガニスタンからイラクに逃れ、清掃の仕事をしながらテヘラン郊外の児童保護センターに通っている16歳の難民ソニータの成長を追いかけたドキュメンタリー。ソニータの夢は、ラップ歌手としてライブで観客を熱狂させること。監督が「恋したことないの?」と彼女に尋ねると、そっけなく「ないわ」。ところがある日、母親がアフガニスタンからやってきて、彼女を連れ戻そうとする。無理やり結婚させ、その結納金を兄の結婚資金にあてるためだ。母親は「家族のために娘を倏笋衒″にするのが国のしきたり」と平然と言う。それに抗(あらが)う娘に「80歳の男だって16歳の娘と結婚できる」とうそぶく。母親を保護センターの先生に説得してもらうが、がんとして受けつけない。(木下昌明) 続き

「市民と野党の共同候補」落合貴之さんが小選挙区東京6区で勝利!
10月23日午前1時過ぎ、落合貴之さん(立憲民主党)の小選挙区東京6区での当選確実のテレビ報道が流れた。東京都世田谷区の落合貴之選挙事務所に集まった、市民、支援者は大きな喜びの声に包まれた。落合貴之さんは、勝利後の支援者へのあいさつで語った。「来年は間違いなく憲法改正発議がされます。全国では私たちは厳しい情勢ですが、たとえ少なくても皆さんの意見が国会に反映できるようがんばります」。統一候補落合さんを市民共闘で支えてきた「市民連合めぐろ・せたがや」の山田大蔵さんは、「歴史的な勝利です。全体としては安倍政権にますます押される形になったけれど、落合さんを先頭に立てて反撃していく機会になると思います」と語った。*東京6区確定投票数 落合貴之(立憲民主)100400 越智隆雄(自民)98422 植松恵美子(希望)42862 (湯本雅典) 報告動画(6分半)渡部通信「選挙結果について」

立憲民主党「東京大作戦ファイナル」に8000人〜新宿南口を埋め尽くす
10月21日、衆議院選挙最終日、新宿駅南口で「東京大作戦ファイナル」が開催され、8000人が集まり新宿駅南口は聴衆で埋め尽くされた。衆議院解散からまだ1か月たっていない。その間、希望の党の結党で民進党は分裂。立憲野党側は混乱を余儀なくされた。しかし、その後枝野幸男さんが「立憲民主党」の結党を決意。その結果、一度は希望の党に流れた民進党員が立憲民主党に合流し、市民と野党の統一候補を擁立できる選挙が、全国的に展開できることとなった。同党幹事長となった参議院議員福山哲郎さんは、「安保法制に反対し、これから安保法廃止に向け一緒に闘いましょうと言った私が、希望の党に行けるわけがありません」と発言。枝野幸男代表は、「ここまでやってこれたのは、私の背中をおしてくれた皆さんのおかげ、明日を出発点にし一緒に闘いましょう」と力強く発言した。いよいよ22日、投票日を迎える。(湯本雅典) 報告動画(4分)大宮ファイナル演説 *写真=ムキンポさん

 
 
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