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「民主主義に天皇制はいらない!終わりにしよう」〜新宿アルタ前で声あげる
「平成」天皇退位の日、4月30日夕方、新宿アルタ前は怒号に包まれていた。天皇制を終わりにしようという市民グループ「おわてんねっと」は、大きな横断幕やプラカードを掲げて「天皇制は差別の象徴」「民主主義に天皇制はいらない」と道行く人々にマイクアピールと歌で訴えた。一方、それに対して右翼グループは日の丸を振り「お祝いの日にとんでもない。日本から出て行け」と叫び、突っ込んでくる。多数の警察官が間に入って直接の衝突は回避されたが、強い雨のなかマイク合戦が続いた。午後5時、アルタのスクリーンに「退位式」の映像が生中継で写しだされると「天皇制を終わりにしよう」のコールはボルテージが上がった。約1時間の行動終了後、参加者にインタビューした。「東京のど真ん中でこれだけ祝わない人がいることはいいこと。多くの人にアピールできてよかった」の答えがかえってきた。天皇制賛美一色のメディア報道のなかで、もう一つの声があることをはっきり示した行動となった。(M) 写真速報動画(4分)写真(ムキンポさん)

「ジョブバック!」の声響く〜成田空港ロビーでユナイテッド闘争団
連休初日の4月27日。支援者たちが広げる横断幕の前で「ジョブバック!(仕事に戻せ)」の声が響く。ここは街頭や駅前ではない。成田空港発着ロビーだ。「ユナイテッド航空は三年前、私たちを突然解雇しました。史上最高の利益をあげた翌年です。解雇の理由をたずねましたが企業秘密だという。こんな解雇が許されるなら、解雇自由の国になってしまいます」。25年以上、客室乗務員として働いてきた吉良紀子さん(写真)ら四人は「地上職なら戻してやる」という言葉にも屈せず、三年間闘い続けてきた。成田空港ロビーでの行動は31回目だ。日本で採用され、日本の組合に入っている客室乗務員たちだけを解雇し、あらたに4千人をアメリカで雇う。これは人種差別、組合差別ではないのか。いつもの三倍もの旅行客でごった返す中、英語と日本語で書かれた550枚のチラシは一時間でなくなった。中国語のプラカードも掲げられた。(堀切さとみ) 続きユナイテッド闘争団HP

平成は日本が派兵国家として登場した時代〜「おわてんねっと」が集会
4月28日夜、東京・文京区の文京区民センターで「沖縄デー集会−アキヒト天皇と沖 縄」と題する集会が開催され、120人が参加した。初めての生前退位と新天皇の即位が間近に迫るこの日は、天皇制に反対する行動の開始日と位置づけられた。主催者の「終わりにしよう天皇制! 代替わり反対ネット ワーク」(おわてんねっと)は28日から5月1日までを「反天WEEK」と名づけ、全国各地で取り組まれる行動と連携する。講師の天野恵一さん(反天皇制運動連絡会)の話が始まった。テーマ は「アキヒトと沖縄」。「天皇明仁は先のテレビ会見で、『戦争のない時代に心から安堵』などと述べたが、何を言っているんだ。平成は日本が派兵国家として登場した時代ではないか。これが一番頭にきた」。また、明仁による戦争犠牲者への「追悼」についても、「つい最近私の友人が亡くなった。たった一人死んだだけでも親しい人々は心身共に疲れるものだ。だから天皇が多数への追悼などできるわけがないし、だれも頼んでもいない」と厳しく批判した。(Y) 報告

労働条件の不利益変更を撤回させる!〜東部労組・個人タクシー職員ストライキ
個人タクシー乗務員で構成する「東京都個人タクシー協同組合葛飾第二支部」(支部員約300人)で雇用されている事務職員3人による労働組合「全国一般東京東部労組個人タクシー協同組合葛飾第二職員支部」が4月28日、使用者による不当処分、労働条件の不利益変更、不当労働行為に抗議するストライキを決行しました。組合員3人がストライキに至ったのは、使用者側が職員の配置転換などに関する労働条件を不利益に変更しようとしたことに端を発します。それに異議を唱える 書面を3人が職場で支部員に手渡したことで使用者側は懲戒処分を下しました。これらに抗議するために3人は初めてのストライキを決意しました。協同組合の総会が開かれるテクノプラザかつしか前に同支部組合員3人と支援者約70人が結集しました。「ストライキ決行中」の横断幕を持った組合員3人はマ イクを握り、「突然の処分で私たちは傷ついた。池上支部長と佐野副支部長は職員の声に耳を傾けてほしい」などと訴えました。(東部労組・須田光照) 続き動画(62分)

「私たちにゴールデンウィークはありません」〜オートバックス新小岩店でアピール行動
4月27日昼、東京・スーパーオートバックス新小岩店前で、「非正規差別是正」の訴訟を起こした田島才史さん(元加平インター店勤務)と首都圏青年ユニオンがアピール行動を行った。田島さんのお連れ合いがマイクで訴えた。「ゴールデンウイークがはじまりました。この10日間、家族でどこに行こうか、わたしたち家族にはそんな会話はありません。夫が不安障害で出かけることはできません。家族で公園にも遊園地にも旅行にも行けません。なんの変哲もない家族の日常は、4年前から失われたままです。そしてこれは、夫だけにかぎった問題ではありません。職場いじめやパワハラは、加害者側がパワハラをしているという認識もなく、嫌がらせは毎日のようにくりかえされています。そのような環境に連日さらされれば、いずれは退職、精神疾患、ひいては家庭崩壊など不幸な結果をまねいてしまいます。わたしの夫がそうでした。非正規差別なんてやめてください。誰もが安心して働きつづけられるように、きちんとした労働環境を用意してください」。(見雪恵美) 報告動画(9分半)

「慰安婦問題」を日系監督が対抗的に構成〜ドキュメンタリー映画『主戦場』
いくつかの新聞で紹介されているのを見て、渋谷へ『主戦』という映画を見に行ってきました。慰安婦問題について、日系二世の監督が論者へのインタビューを重ね、それを対抗的に構成した作品です。杉田水脈や藤岡信勝といった方々の声に直ちに吉見義明や戸塚悦朗の言葉が対抗する濃密な疾走感に居眠りしている暇がありません。印象に残ったのは、いずれも慰安婦問題で論点とされる事柄からは少し外れているのですが、確か藤岡信勝さんの「国家は謝罪してはいけないんだ」と言う主張に、アメリカ政府が、戦中の日系人収容への謝罪をしている場面が対比されるシーン、白人のネトウヨ応援団という位置取りなんでしょうか「テキサス親父」という方がいて、その日本人マネージャーが、突然、不細工な女がフェミニズムとか言ってるんだ、というような事を言い始めてしまうところ、オノ・ヨーコのいとこだという日本会議の加瀬英明さんが、自分は人の本は読まないとか、アメリカは最近まで黒人差別がひどくて、日本が「勝ったから」それを解消できたんだ、というような発言をしてしまっているところでした。(石田嘉幸) 続き映画公式サイト映画評(笠原眞弓)

5月19日、豪華ゲストまじえ「反戦川柳句集」出版記念シンポジウム
<テーマ=崖っぷちの時代と川柳> これだけの矛盾や腐敗が蔓延し、戦争を待ち望んでいるかのような政治社会の中で、私たちはそして川柳ができることは何か。その根底からの問いかけと転換を突きつけられているのが、今日なのだと思います。まさに「崖っぷち」 ともいえる中で、私たちは『反戦川柳句集』を世に問いました。その思いを重ね、真の川柳を目指す志をさらに広げ、深めたいと思います。シンポのゲストは、長年私たちの川柳に心を寄せていただいている川柳作家の高鶴礼子さん、プロレタリア文学研究家の楜沢健さん、句集に寄稿していただいた宇部功さん(いわて子ども川柳を育てる会)、石川県の寺内徹乗さん(鶴彬の生地、石川県高松市の鶴彬を顕彰する会)の4人。2部では乱鬼龍さんを中心に、大ディスカッションを予定しています。5月19日、スペースたんぽぽの川柳シンポジウムにどうぞご参加ください。なお当日はネット中継も予定しています。(レイバーネット川柳班) 詳細

「パパは何も悪くない。諦めたら後悔する」〜オートバックス田島才史さんが陳述
オートバックス加盟店(株ファナス)で解雇された非正規労働者・田島才史さんの第1回口頭弁論が、4月25日東京地裁で開かれた。「13年も働いてきたのに病気になったら解雇」は許されるか。問題はこれに尽きる。正社員だったら休職制度があり雇用は守られるのに、有期の契約社員にはそうした保障はいっさいない。しかも「不安障害」の病いも会社のパワハラに因るものだった。加えて手当・休暇差別もある。田島さんは、これらは不合理な差別を禁止した「労働契約法20条違反」として提訴した。この日の弁論は原告の意見陳述のみでわずか7分で終わったが、田島さんは2週間かけてつくった「提訴への思い」を読み上げた。176センチの長身に極太の黒縁のメガネ。裁判官の前で堂々と「非正規差別をなくしてほしい」と語った。「一時は諦めようかと思った。しかし妻と子供から、『パパは何も悪くない。諦めたら後悔する。後悔したままの人生でいいのか?』と言われ」決意が固まったという。(M) 写真速報動画(3分41秒) *写真=裁判所前でインタビューに応じる田島さん

〔週刊 本の発見〕クリーンな大統領になります〜『運命 文在寅自伝』
本書は、タイトルに「文在寅(ムンジェイン)自伝」とあるように、キャンドル集会の直後、2017年5月に韓国大統領となる文在寅の自伝だが、盧武鉉(ノムヒョン)元大統領についての回顧録でもある。1982年、かけだしの弁護士だった著者=文在寅は、釜山に開設された「盧武鉉・文在寅法律事務所」で、先輩弁護士・盧武鉉のパートナーとなる。著者は、20年後の2003年に青瓦台(大統領府)で盧武鉉大統領の片腕となり、2009年に彼が自殺するまで、盧武鉉に寄りそうようにして闘いつづけた。「序文」には、生前の盧武鉉元大統領が、一人で回顧録を書くのは荷が重いからと、ともに働いた人たちとの共同作業を提案していたのに、なにも手がつけられぬうちに突然、永久(とわ)の別れがきてしまった――そこで、「ともに書く回顧録」の一番手として自分がこの本を書いた――とある。本文は「出会い」「人生」「同行」「運命」の四つに分かれる。(小林たかし) 続き

「我々は人間で、ロボットではない」〜アマゾンで全米初のストライキ
超スピード作業で悪名高いアマゾン社の倉庫で、3時間の職場放棄が行われた。ミネソタ州シャコピーの発送センターで3月7日の夜勤に職場放棄があったが、この3か月で2回目のストライキであった。ストライキに立ち上がった労働者たちは積み込み部門で働いており、入荷した荷物を棚上げする作業を行っている。棚上げされた荷物はその後、別の労働者たちにより選別梱包されて出荷される。積み込み労働者は次々に搬入されてくる荷物を8万平米の倉庫中の空きスペースを探して秒読みで棚に納めなければならない。その頭上には「標準作業速度」と「エラー」という二つの基準がのしかかっている。標準作業速度は生産性のことで、一時間当たりの作業回数であり、240から250作業が標準である。トイレや水飲みなどの休止期間は作業速度を落とすことになる。ストライキに参加した一人モハメド・ハッサンは通訳を通じてこう語った。「作業速度は非人間的です。みんないつも脅えています。」エラーを2回犯すと解雇できる、という仕組みになっている。(翻訳 : レイバーネット国際部) 続き

レイバーネットTV第139号報告〜変わりつつあるマスメディアの現場
レイバーネットTV第139号は、4月17日スペースたんぽぽで放送された。以下、笠原眞弓さんによる「詳細レポート」です。……1,動画ニュース ●関西生コン延べ58名が逮捕。支援者の会発足し、ジャーナリストや弁護士など6名が名を連ねました。あたかも共謀罪の予行演習のような逮捕劇を阻止して、労働者の権利を守りたいものです。●4月5日「国民の知る権利を守ろう銀座デモ」があった。それに先駆けて先月行われた官邸前集会の効果があり、質問の最中の妨害は少し良くなったなどの報告も。組織ジャーナリストやフリーの人たちが連帯して新しい環境を作っていく第一歩だということだ。●コンビニ問題。3月31日東京日本橋のセブンイレブンの閉店作業があった。そこから見えてくるフランチャイズ契約による悲惨。コンビニは日本の働き方(日本の経済)を支えてきたと聞いたことがあるが、いかにそれが危ういバランスの上に成り立っていたかが最近露見してきた。 続き放送アーカイブ(83分)写真報告

じーんときて心豊かになる映画〜遠藤隆監督『山懐に抱かれて』
遠藤隆監督の『山懐に抱かれて』は、時にはじーんとくる、心が豊かになる映画です。これは岩手県の北上山系の山懐で酪農を営んでいる家族の暮らしを24年間にわたって描いたドキュメンタリーです。ローカル局の岩手テレビに勤めていた遠藤さんが、この一家と出会ったとき、吉塚公雄さんは43歳、妻の登志子さんは37歳で、すでに6人の子どもたちがいました。13歳の長女を頭に、子どもたちはまだ小さくプレハブに住み、15頭ほどの牛を飼っていました。山地(やまち)酪農というのは、山を切り拓いて芝を植え、牛を飼ってその乳をしぼる。乳しぼり以外は、牛を牛舎に入れず、冬でも放牧する。牛の交配も自然にまかせ、牧場を少しずつ大きくしていくというものです。公雄さんは東京農業大学に在学中に、山地酪農を教わり、千葉から岩手に移って実践するのです。(木下昌明) 続き映画公式サイト

日韓請求権協定で被害者個人の請求権は消滅していない〜国際人権学術シンポジウム
4月20日、東京・弁護士会館において「戦争及び植民地支配下の人権侵害の回復と平和構築に向けて」と題されたシンポジウムが開催され、200人以上が参加した。シンポジウムでは、韓国の元徴用工に対する日本政府の対応に関して、日韓請求権協定に詳しい有識者や元徴用工訴訟に関わる韓国弁護士がパネリストとして参加した。冒頭に主催者挨拶として登壇した日弁連副会長・白承豪さんは「本日取り上げる強制動員問題は、専ら日韓両国の国家間の政治問題としての側面が強調されているが、被害者の人権の回復と平和構築について世論に惑わされることなく、冷静に考えて頂きたい」と開催趣旨を述べた。続いて山本晴太弁護士(日弁連人権擁護委員会特別委嘱委員)が「日韓両国政府及び裁判所における日韓請求権協定の解釈の変遷について」と題して基調報告を行った。(金子通) 続きしんぶん赤旗

沖縄補選 : ヤラともひろさん当選!政策を語りぬいた成果
4月21日、衆議院沖縄3区補欠選挙の投開票日、午後8:00、投票が締め切られた途端、NHKはテロップでヤラともひろさんの当選確実を伝えた。この補選は、昨年9月に沖縄県知事選で勝利した玉城デニーさんの後の空席を埋める選挙で、ヤラさんは新人候補だ。一方の相手陣営は、大臣経験者で知名度では不利だとされていた。しかし「誠実な性格で政策を訴えたヤラさんのがんばりは、すごかった」と後援会スタッフの山本菊代さんは語った。今回相手陣営は、これまでの選挙戦を総括して「辺野古への移設賛成」の立場を明確にした。しかし、「翁長知事時代ですでに明らかになった、基地を縮小することが経済の発展を生む」(有田芳生立憲民主党沖縄県連代表)ことが浸透し、「オール沖縄として今後も闘っていく」(同)ことの重要性が確認できた選挙でもあった。国政選挙への挑戦を決めているおしどりマコさんは、今回の選挙結果を踏まえて「政治を生活の中で語ること、自分の半径5メートル以内の人に語ること」が大事だと語った。(湯本雅典) 報告動画(6分)

辺野古新基地反対、新たな振興策を訴えるヤラともひろ候補〜衆院補選・沖縄3区
衆議院補欠選挙沖縄3区(沖縄市、うるま市、名護市、国頭郡区)投票日まであと2日とせまった4月19日、選挙区にある名護市辺野古ではこれまで同様、埋め立て工事が強行されている。辺野古区在住の金城武政さんは、「毎日工事を見るたびに、心が痛くなる」と語った。ヤラともひろ候補は、「海兵隊は今後小さな部隊になります。なのになぜ新基地が必要なのでしょうか」と。新基地不必要があたりまえだと訴えた。そして「これまでの沖縄振興策に加え、若者たちを対象に人材を育成する新たな振興策が必要なのです」とも訴えた。対立候補者が沖縄市で建設中の「沖縄市1万人多目的アリーナ」(2020年度内の竣工予定)の成果を強調するのと対象的だ。沖縄3区補選は7月参院選に向けた前哨戦であるだけでなく、「沖縄の心を国に届ける大事な議席です」と語る玉城デニー沖縄県知事の言葉のように安倍政権の悪政を止める大事な議席であり、全国が注目すべき選挙である。(湯本雅典) 報告動画(6分半)

「あるくラジオ」北海道の今を語る〜映像がないからこその面白味
4月13日、「切り捨てられる北海道〜JR民営化30年後の末路」をテーマに「あるくラジオ」に出演した。私にとっては、ネットメディアへの出演は2017年の「レイバーネットTV」以来だ。JR北海道が「自社単独では維持困難」な10路線13線区を公表したのは2016年11月。それから2年半近く経っているのに、先日の参院予算委員会で野党議員が「10路線13線区の営業キロがJR北海道全体の半分に及ぶ」と発言すると議場内にどよめきが起きたという。北海道内では死活問題となっているJR北海道の路線廃止問題に対し、道外の認識が2年半経過してもその程度ということにまず驚かされた。このままの状況で参 院選に突入するのはまずい。この問題を政治的争点に押し上げなければならない。そう考えたことが出演の最大の動機だった。ラジオというメディアを、私は当初「テレビに映像がないだけ」だと割と簡単に考えていた。(黒鉄好) 続きアーカイブ録画(1時間)

韓国 : 「お母さん必ず闘って勝ってくれ」〜26歳の半導体労働者が死亡
半導体工場で働いていた若い労働者が4月8日夜11時43分、新村のセブランス病院集中治療室で悪性リンパ腫で闘病していたが死亡した。「美しい花が咲く」という名前を持つイ・ガヨン氏は、やってくる春に咲く花をみることができないまま、満26歳で息をひきとった。イ氏が初めて悪性リンパ腫の診断を受けたのは2017年9月。ソウル半導体で働いて2年7か月が過ぎた時であった。イ氏は働いている間、有害物質と長時間労働のような危険に露出し続けてきた。イ氏は勤労福祉公団に提出した資料で「食事時間は30分ずつを2回、休み時間は10分を2回与えられ、実休憩時間は一日1時間20分しかなかった。いつも処理しなければならない物量で圧力を受け、そのために追加勤務をした記録を確認できる。母親のイ・ミラン氏は娘が二つの会社で優秀社員賞を受けるほど一生懸命働いたと訴えた。それと共に、娘が急死したために多くの言葉は残せなかったが、「必ず闘って勝ってくれ」という言葉を遺言にしていると述べた。(チャムセサン報道) 全文

〔週刊 本の発見〕光はどこにあるか? 〜『アマゾンの倉庫で絶望し、ウーバーの車で発狂した』
ここはイギリス、時は2016年から17年にかけて。著者はひとりのジャーナリストとして、21世紀イギリスの労働者階級の生活を捉えるために四つの労働現場に入る。アマゾンの倉庫、訪問介護、コールセンター、そしてウーバー。読み始めるとかつての労働現場と今のそれとの相違に驚く。すべてがコンピューターに管理され、統制されていてわずかにはみ出すことも許されない。たとえばアマゾンの倉庫は、イングランドの中部スタッフォードの片田舎にあって、サッカー場十面分はある。およそ1200人の労働者、その多くはルーマニア移民。かれらは、納入された商品を確認し開封するグループ、商品を棚に補充するグループ、注文された商品をピックアップするピッカーたちのグループ、商品を箱詰めして発送するグループの四つに分けられている。食事は30分以内に済ませなければならず、トイレにいくのも怠けている時間に繰り込まれる。ピッカーたちは、手持ちの端末を持たされ、すべての動きは、コンピューター画面で追跡される。(志真秀弘) 続き

レイバーネットTV (4/17)放送 : 特集「マスメディアの危機と私たち」
4月17日のレイバーネットTVは、「ザ争議」コーナーでは不当解雇とたたかう「ユナイテッド闘争団」が登場。また特集「マスメディアの危機と私たち」では、竹信三恵子さんと南彰さんが対談します。……ウソと不正と不祥事の安倍政権だが、いっこうに支持率は下がらない。安倍批判の情報がコントロールされてしまっている。この間、政権のマスメディア介入が露骨に行われてきた。2016年には高市総務相のテレビの「電波停止」発言、テレ朝・古舘、TBS・岸井、NHK・国谷の各ニュースキャスターの相次ぐ降板など、テレビ界への規制強化が相次いだ。その後、朝日新聞への慰安婦報道、原発・吉田調書報道での「謝罪」があり、そしていま、官邸記者クラブの「望月衣塑子記者」質問制限などが大きな問題になっている。いまマスメディアはどうなっているのか、そして私たちは何をすべきなのか。政権の介入に対して強く抗議してきた新聞労連・南彰委員長にじっくりお話を伺います。(レイバーネットTVプロジェクト) 番宣アーカイブ録画(83分)写真報告 *写真=3.14官邸前行動

産別最低賃金の回答拒否はおかしい!〜48時間ストライキで港湾労組が会見
港湾運送や関連職種の労働者で組織する全国港湾労働組合連合会(略称・全国港湾、中央執行委員長・糸谷欽一郎、組合員16000名)及び全日本港湾運輸労働組合同盟(略称・港運同盟、会長・新屋義信、組合員1200名)が、4月14日から16日にかけて全国の港で48時間のストライキをおこなった。今、港湾労使の団体交渉の場において、産別最低賃金に回答することが独占禁止法に觝触する恐れがあるという理由から賃金回答が行われないという異例の事態が続いているという。そのため、やむにやまれずストライキを実施せざるを得なかったとし、労働組合側が4月16日、国土交通省内にて記者会見を開催し広く窮状を訴えた。港湾においては、他の労働組合組織同様に毎年春闘がおこなわれている。全国の港湾労働者を組織している全国港湾は、1972年以来、港湾の業界団体である日本港運協会と団体交渉をおこない労働協約を積み重ねてきている。(杜 海樹) 続き全日建(小谷野毅)NHKニュース *写真=記者会見で訴える港湾労組

ニーメラーの警告を無視してはいけない〜「関西生コンを支援する会」結成される
4月15日、参議院議員会館にて「関西生コンを支援する会」結成総会が行われた。参加者は約100名だった。関西地区生コンに対する弾圧とは、2017年末に関西生コン支部が行ったストライキ決行を契機に、現在まで、のべ58名の逮捕者が出ている事件を指す。集会参加者の一人、ジャーナリストの竹信三恵子さんはドイツの牧師マルティン・ニーメラーの詩を引用した。「いま日本で起きていることは、総合的な状況で言うならば、ニーメラーが言っていることです。この事件は労働組合に対する弾圧であることに異論はないですが、似たような状況が、あちこちにつくられています。弁護士への大量懲戒請求、相次ぐニュースキャスターの解雇、朝日新聞への攻撃、研究費をめぐる研究者への攻撃などです。すべてが、ニーメラーが言っていたように、声をあげない限りどんどんやられていく。なので私は今回の事件について、生コンの組合員じゃないから知らないとは言いたくない。ニーメラーの警告を無視してはいけない。一緒に押し返していきましょう」と訴えた。(土屋トカチ) 続き動画(11分)関西生コン弾圧事件ニュースNO.3(pdf)

武委員長と湯川副委員長が三たび逮捕される!〜全日建労組が抗議声明
4月11日、滋賀県警組織犯罪対策課が、関西地区生コン支部の武建一委員長と湯川裕司副委員長の2人を「恐喝」容疑で逮捕するという、あらたな権力弾圧事件がおきた。被疑事実は現時点では明らかではない。だが、ふたりが逮捕されたのは昨日の昼前後なのに、なぜか産経新聞はいち早く同日の朝刊で「関生支部トップ 再逮捕へ」と大きく報じていた。こ の間の一連の弾圧事件報道がそうであったように警察が同紙にだけ事前リークしたのだろう。それによると「工事現場での嫌がらせ行為をやめる見返りとして、滋賀県内の生コンクリートの販売会社から(2015年5月に)現金1千万円を脅し取った」とされていて、それが警察が描く事件のストーリーのようである。しかし、それが被疑事実だというのなら、まったくおかしな話である。当時、関生支部は運動のあらたな砦として会館建設を計画し、その資金カンパをよびかけていた。そして、組合員はもとより、共闘・協力関係にある多くの労働組合や中小企業、市民運動団体などがカンパに応じてくれた。(全日建労組の抗議声明より) 続き *写真=大津署前の抗議(4月13日)

「組合差別」ピンポイント解雇を許さない!〜ユナイテッド闘争団が銀座デモ
「銀座の皆さん、私たちはユナイテッド航空の客室乗務員です。日本人組合に入っているだけでピンポイントで解雇されました!」。ユナイテッド闘争団・吉良紀子さん(写真)のマイクの声が銀座に響きわたった。「アメリカの組合に入っていなかっただけの理由です。会社は史上最高の黒字。私たちだけが道端に捨てられました。こんなことは許せません」。この日集まった支援の労働者は550人、3月28日東京地裁の解雇容認の不当判決にみな怒っていた。「解雇自由の国にしてはならない。4人の原告を空に戻すまで頑張ろう」とこぶしを上げた。銀座のデモは3回目でユナイテッド航空の問題を外国人に訴えるには絶好の場所。日本語のシュプレヒコールと英語のマイクアピールを交えながら、街を練り歩いた。振り返ったり、スマホ撮影する外国人の姿が目に付いた。ユナイテッド闘争団の裁判は控訴審にうつる。「世論の後押しがなければ不当判決は打破できない。多くの人に知ってもらう活動に力を入れたい」との集会発言もあった。(M) 写真速報動画(4分)川島動画(集会 22分)東部労組動画(27分)

「ホンダ、英国から行かないで!」〜スウィンドン工場閉鎖反対キャンペーン
ホンダのイギリス・スウィンドン工場閉鎖(2021年予定)に反対するキャンペーンが、現地で開始された。3月30日、何千人もの人々が「ホンダ、英国から行かないで!」の横断幕を掲げてスウィンドンの町を行進した。この工場ではシビックを生産しており、約3,500人の労働者が働いている。工場閉鎖は、サプライチェーンと関連事業を加えると15,000人の雇用喪失と地域経済の荒廃を意味する。人口18万人のスウィンドンは「ホンダの町」であり、ホンダがなくなれば町がつぶれてしまう。今回の背景には、イギリスのEU離脱問題がある。イギリスとEU間の自動車の輸出入に関税が復活すると、イギリスに生産拠点を置いておくメリットがないとホンダ資本は判断し、スウィンドン工場切り捨てに舵を切ったのだ。デモ隊は「工場を救え!工場占拠を!(SAVE HONDA! OCCUPY NOW!)」とコールしながら進んだ。(レイバーネット国際部) 報告デモ動画(5分/英語版)

〔週刊 本の発見〕「生きろ」という強烈なメッセージ 〜真藤順丈『宝島』
小説の醍醐味に「その世界に没入できる」というものがあるとすれば、「宝島」は最もそれが味わえる作品だ。「われらがオンちゃんは、あのアメリカに連戦連勝し続けた英雄だった」という冒頭のフレーズから引き込まれてしまう。米統治下の沖縄で米軍基地から生活物資を略奪し、貧しい人たちに分け与える「戦果アギヤー」と呼ばれる若者たちが主人公。しかし、沖縄の風土と歴史が、単なる青春ストーリーで終わらせることを許さない。コザ騒動、宮森小学校ジェット機墜落事故、教公二法反対闘争などに主要人物がからみ、歴史を疑似体験できるようだ。ストーリー展開の巧みさは無論のこと、描写力が素晴らしい。沖縄の海底を「無数の絵の具を溶かしたような色の氾濫」と書き、米兵の英語を「細くとがらせたような異国の言葉」とし、刑務所での強制働のきつさを「体じゅうの筋肉が骨からはがれ落ちそうになってくる」と伝える。(渡辺照子) 続き

映画を武器として〜『自主制作映画見本市#1』自主配給・上映プロジェクト
「憲法を考える映画の会」は、これまで50回の上映会を企画し、66の作品を上映してきました。どの作品も「いま」の「わたしたち」を考えるのに優れた作品です。そうした作品の中には、「自主制作」という形で制作され、制作者の手によって「自主上映」という形で見せるための努力が重ねられてきたものが少なくありません。しかしながらその採算をとることはなかなか難しく、制作者が上映活動を担うことは、大きな負担となっています。一方において私たち「憲法を考える映画の会」では、こうした今まで上映してきた作品をはじめ、「みんなで考える」優れた作品を見つけて、小規模であっても地域で、あるいは地方で上映していく機会が創れないかと考えてきました。そこで、自主制作・自主上映をしてきた人たちやグループ、団体が共同し、協力して、映画の上映・配給活動をつくっていけないかという企画が今回の提案です。(憲法を考える映画の会・花崎哲) 詳細 *写真=『自主制作映画見本市#1』チラシ

500年の歳月を超えて沸き起こる「征服・植民地」論争〜太田昌国のコラム
4半世紀有余前の1992年に、友人たちと語らって、「500年後のコロンブス裁判」という催し物を東京で開いた(写真=チラシ)。1492年のコロンブスの大航海とアメリカ大陸への到達という「事業」を起点として、ヨーロッパはアメリカ大陸を植民地化した。未知の資源と労働力を確保した前者は近代の曙を迎え、後者は前者に否応なしに従属させられた。この事実は、その後の世界の近代・現代への歩みの中で決定的な意味を持った。だから、その500年間に及んだ歴史過程を捉え返したいと思ったのだ。1950年代後半の私の中学時代、次の例文で英語の能動態・受動態を学んだ。〔能動態〕Columbus discovered America.(コロンブスがアメリカを発見した)〔受動態〕America was discovered by Columbus.(アメリカはコロンブスによって発見された)。もともと住んでいた先住民族が存在していないも様の視点だった。(太田昌国) 続き「あるくラジオ」(太田昌国出演 62分)

宮古島への自衛隊配備・騙し討ちを許さない!〜雨のなか防衛省前抗議
4月8日、「住民無視の宮古島への自衛隊配備糾弾!緊急防衛省抗議行動」が行われました。雨の中約50名が参加し、宮古島の方や、練馬(朝霞基地を抱える)の方の発言がありました。防衛省宛の抗議・申し入れ書では、1、宮古島への自衛隊配備を直ちに中止すること 2、住民の同意のない宮古島への弾薬庫配備計画を直ちに撤回すること 3、宮古島と石垣島への衛隊ミサイル基地建設計画を中止すること 4、岩屋防衛大臣は、宮古島住民に対して直接謝罪すること、を要請しました。要請書読めば、宮古島と石垣島にミサイル基地を造ろうとしていることがよくわかります。ここまで来れば、まさに戦争準備です。集会では練馬の方から、昨年末の新防衛大綱により、自衛隊の部隊編成が大きく変わり、陸・海・空の自衛隊が緊密に統合され、自衛隊は米軍と一体となった実戦部隊(専守防衛を越える)に変えられつつあることが話されました。たしかに私たちの前途は困難です。それでも屈することなく闘う人々は存在しています。(渡部通信) 報告 *写真撮影=ムキンポさん

「質問妨害を改めさせるなど一歩前進」〜4.5 銀座デモで南彰さん
4月5日夜の東京・銀座で「国民の知る権利を守ろう!」と訴えるデモが行われた。官邸の質問制限問題に抗議した「3.14官邸前行動」に続いての第二波の行動だった。主催のマスコミ関連労組(MIC)議長の南彰さんがマイクを握った(写真)。「3月14日の官邸前には600人もの人が集まった。そのおかげで一歩前進があった。望月記者の質問に対して上村報道室長が“簡潔して下さい”としつこく妨害をしていたがそれが少し改まった。望月記者も質問しやすい状況になった。ただ質問数の制限や事実誤認というレッテル貼りなど、本質的には変わっていない。知る権利の制約を改めさせるためにも引きつづき頑張っていこう」と呼びかけた。集会は中央区春闘共闘会議との共催で、JAL争議団やユナイテッド闘争団からのアピールもあった。いずれも不当な解雇事件だが、JALは9年、ユナイテッドは3年の長期闘争になっている。ユナイテッド闘争団の吉良紀子さんは「会社もひどいが裁判もひどかった。解雇自由な国にしてはならない」と力強く語った。参加者は200人だった。(M) 写真速報動画(7分)ムキンポさんの写真

家族のあり方を問う愉快なドキュメンタリー〜加納士監督『沈没家族』
加納土(つち)監督の『沈没家族』は、家族の新しいあり方を問うた愉快なドキュメンタリー。この映画は土が学んだ武蔵大学の卒業制作作品で、いくつかの学生映画祭で賞を受け、評判になった作品だ。制作時、土は元NHKプロデューサーで同大教授、永田浩三の指導を受けた。それが劇場版として再編集され、公開される。主な登場人物は、加納穂子(ほこ)と土の母子。撮影時に母は44歳、土は22歳に成長しているが、20歳こそこの母と1歳ごろの土も登場する。土の誕生について、映画の中で穂子は写真専門学校に通っていたときに「たまたま発生した」と話している。彼女は土が生まれた頃から彼氏と折り合いが悪く、シングルマザーとして土を育てる決心をする。学校も仕事もある穂子が考えたのは「あなたも子守りをしませんか?」というチラシをまくなどして共同保育人を募集することだった。穂子は二人で生きるのに必死だったが、「みんなで育てれば楽しいじゃないか」の軽いのりに若者がどっと応募してくる。(木下昌明) 続き映画公式サイト


小熊秀雄と朝鮮〜憲法寄席の公演「長長秋夜」をみる
3月31日、創作集団「憲法寄席」の公演「長長秋夜」(ジャン、ジャン、チュウヤ)を観た。会場は東京・北区王子の北とぴあで、近くの飛鳥山では3月最後の日曜日とあって、花見客でにぎわっていた。これは小熊の長詩を舞台構成にしたもので、卞宰珠(ピョン・ジェス)さんの「朝鮮半島と日本の詩人たち」を読んだことがきっかけとなったという。序幕は小熊の詩「馬車の出発の歌」と1930年代表現の自由を奪われ、多くの詩人達が沈黙するなかで声をあげた「しゃべり捲くれ」の群読で始まった。遠い昔のことのように感じていた「仮りに暗黒が、永遠に地球をとらえていても、権利はいつも目覚めているだろう」という有名な詩の一節がいまひしひしとよみがえる。つづいて、講談「小熊秀雄小伝」が高橋織丸さんの名調子で語られる。スライドを使って、わかりやすく、またユーモラスに小熊の苦闘の生涯を描き出した。(牧子嘉丸) 続き公演HP *写真=小熊秀雄自画像

韓国 : 伝説の独立映画『ストライキ前夜』〜30年を経て劇場公開
4月1日付のネットメディア「オーマイスター」は、メーデーを機に韓国で公開される伝説の独立映画『ストライキ前夜』の批評記事を掲載している。筆者はソン・ハフン氏。以下、翻訳して紹介する。……韓国独立映画の代表作『ストライキ前夜』は1990年に16ミリフィルムで制作された作品。劣悪な生活を強いられた工場労働者が労組を結成し、弾圧される内容を描いた。当時、いわゆるプロダクションではなく映画運動団体だったチャンサンゴンメが制作した。1990年4月6日に上映が始まると全国各地で公権力との衝突が繰り返された。劇場での上映は叶わず、大学や小劇場、労働現場などで上映された。当時の盧泰愚政権は労働者の現実を描いた映画に敏感に反応した。映画法第4条の製作届、第12条の審議の規定に違反したとして警察を動員してフィルムを押収し、製作陣に緊急検挙令が出されるなど弾圧を加えた。 全文

「新元号で新時代」という“元号史観”の危険〜アリの一言
新元号の決定に際し、NHKはじめメディアは「平成はこんな時代だった。令和はどんな時代に?」などと意図的に改元によって時代を区分しようとしています。“一般市民”も街頭インタビューで、「新元号で新しい時代に」などと言っています。元号と時代を結び付け、改元によって時代を区分しようとするこうした“元号史観”は、重大な結果をもたらす極めて危険なものであることに目を向ける必要があります。元号はたんなる「紀年法」ではありません。まして庶民の目標や願いを表す標語ではありません。「年号(元号)制の本質は、紀年法の一種であることにあるのではなく、君主の威徳あるいは理想を実現する号を年につけ、全社会と各人を、その号による年の表記を通じて君主にしばりつけ依存させる、君主の臣民統合・支配を強化する政治的制度であることにある」(井上清著『元号制批判』明石書店)。元号は、「皇帝は時間を支配する」という王権思想に起源をもつ、天皇の「臣民支配」の手段です。(アリの一言) 続き

「逆転が視野に入った」石川知裕候補〜北海道知事選終盤情勢
3月21日に告示された北海道知事選も、早いもので終盤戦に入った(4/7投開票)。全国で唯一、与野党が真正面からぶつかる統一地方選前半の天王山だ。地元紙「北海道新聞」によれば、すでに道内有権者の7割が投票する候補を決めたとされる。その北海道新聞は、依然として鈴木直道候補(前夕市長、自民・公明推薦)有利と伝えたものの、石川知裕候補(元小沢一郎議員秘書、立憲、国民、共産、自由、社民推薦/写真)が「追い上げの勢いを増している」と伝えた(4/1付け朝刊)。これをどう読めばいいのか。「追い上げている」では表現として抑制的すぎるが、「追いついた」という確証はまだ持てないといったところだろう。私は残り1週間次第で石川候補の「逆転が視野に入った」と見ている。なぜなら、札幌での私のこの間の「皮膚感覚」と一致しているからだ。札幌市民が「チカホ」と呼んで親しんでいる、札幌駅と市中心部の大通公園を結ぶ地下歩道で、先日の仕事帰り、石川候補への投票を呼びかけ、のぼりを手に練り歩く運動員の姿を見た。(黒鉄好) 続き続報(4/4)


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