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JR東日本は「顔認証監視カメラ」をやめろ!〜市民団体が抗議・公開質問状を提出
9月20日過ぎに、報道各社が相次いでJRの駅や車両などの監視カメラ8千数百台に顔認証の仕組みを搭載し、ネットワーク化しつつ、服役した人、指名手配者、うろつくなどの不審行動者などを、データベースと照合して監視するなどの措置をとっていることが報じられました。その後、一部の機能については停止したものの顔認証監視カメラのネットワーク基盤そのものは存続したままだと報じられています。7月6日付の「JR東日本ニュース」では、今後更に、改札口、ホームについては、約1,200駅で約25,000台を、車両については、新幹線、在来線含めて1万両以上が「整備対象」とされています。「東京 2020大会」のために「お客さまに安全かつ安心してご利用いただけるよう、鉄道のセキュリティ向上」を目的としながら、実際には、顔認証監視カメラのネットワークを恒久化する意図をもっていると判断しています。今回のJR東の顔認証システム導入は、公共交通機関を利用する者全てのプライバシーに対する侵害行為です。(盗聴法に反対する市民連絡会) 続き

署名のお願い : 尾澤孝司さんの早期釈放を勝ち取ろう!〜すでに130 日以上も不当勾留
日頃より韓国サンケン労組を支援する会の活動へのご支援に心より御礼申し上げます。サンケン電気は本年1月20日、100%子会社である韓国サンケンの一方的な廃業と全員解雇を強行しました。韓国サンケン労組は偽装解散と解雇無効の救済申し立てを慶南労働委員会に行い、5月6日には「当事者同士の協議」求める話し合いの和解勧告が出ましたが、韓国サンケンの社長とは連絡も取れない状況でした。本社との直接交渉を求める韓国サンケン労組の要請を受けて、和解勧告に従って労組と話し合うよう求めた尾沢孝司さん(韓国サンケン労組を支援する会事務局次長/写真)が不当にも逮捕され、現在も勾留が続いています。勾留の理由とされる証拠隠滅や逃亡の恐れもありません。支援する会では、持病を抱える本人の健康状態や、家族の闘病など無視した長期勾留という人権侵害の状況から一刻も早い釈放を求めて、早期釈放を求める署名活動に取り組みます。(韓国サンケン労組を支援する会) 詳細お願い(尾澤邦子)

恫喝も暴力も手錠も私を止めることはできない〜『「棘2」独白。武健一』船橋上映会
関西生コンの労働組合執行委員長・武健一のドキュメンタリー映画『棘2』の上映が9月23日に180人ほどの人を集めて行われた。これより先に、『棘』という作品もあり、『棘2』はその続編だ。彼が640日の拘留から保釈されたのが、昨年の5月末。映画は、早速初出勤の朝6時ころ組合事務所の事務所のシャッターが開けられ、武委員長が現れるところから始まる。大きな体から優しい声が転がり出る。降ろされたブラインドを少し上げ「向かいの建物の上から、ずーぅっと監視されていた」。「だから、これ(ブラインド)を下げていた」と。そして、拘置所内の寝起きや、体力作りの話、彼を書いた「評伝 棘男」(平林猛著)が拘置所内でも読まれ、人気者だったなど明るく語り始める。彼は、徳島の出身だという。「気象」という人間のコントロールできない条件の中で、生きて来た人たちである。(笠原眞弓) 続き

ミナマタを世界に伝えた男の素顔〜映画『MINAMATA』をみて
『MINAMATA』を観た。世界的な報道写真家ユージン・スミスに惹かれたジョニー・デップが、ユージンの最後の写真集から構想を温めて作った映画である。現実とは異なるエピソードも出てくるので、水俣の歴史やユージンの仕事を知る人にとっては違和感を持つこともあるようだ。水俣で三年間ユージンのカメラ助手をしていた石川武志さんのインタビューに詳しい。それでも、ジョニー・デップの思いには共感できるものが多く、心を揺さぶられた。ユージンが水俣に行くのは1971年。ちょうど土本典昭監督がドキュメンタリー映画『水俣〜患者さんとその世界』を世に出した頃だ。水俣を多くの日本人が取材する中で、アメリカ人の姿は異端であり、またある種の期待をもって受け入れられたことがわかる。胎児性水俣病の娘を「宝子」と呼ぶ家族が、ユージンと妻アイリーンを快く家に泊まらせる。(堀切さとみ)続き映画公式サイト

「情報を隠蔽するな!」〜真相究明とビデオ全面開示を求め200人がデモ
スリランカ人女性、ウィシュマ・サンダマリさんが名古屋入管で亡くなって半年以上が過ぎた。事件の真相究明に向けて、9月25日にはビデオの全面開示を求める全国一斉抗議行動が行われた(東京、名古屋、大阪、京都、高知、高崎、仙台、札幌)。東京では200人以上の市民が集まり、デモ行進が行われた。主催は「BOND〜外国人労働者・難民と共に歩む会〜」。関東地方を中心に支援活動を行っており、社会人、学生という若手メンバーで構成されている。ウイシュマさんが亡くなる2週間の行動を撮影したビデオの全面開示を求めて、署名活動も展開中だ。集合場所となった日比谷公園では、出発前、23日にスリランカへ一時帰国したウィシュマさんの妹、ワヨミさんから届いたメッセージをスタッフが日本語で代読した。「日本の皆さん、ウィシュマさんの死に関するすべての責任を入管がとるまで、この事件のビデオがすべて開示されるまで、最後まで私たちに心を寄せてくださいますよう、お願い申し上げます」(松本浩美) 続き毎日新聞

〔週刊 本の発見〕ヤンバルの歴史を凝縮した絵本〜『ジュゴンの帰る海』
20年前の2001年、ジュゴン保護のビデオ制作のため、沖縄県名護市の東海岸を訪れた。「ジュゴンの見える丘」と呼ばれる丘に立ち、6月の光あふれるサンゴ礁の海を見わたせば、この世のものとは思われない透明さと平安さに心が満たされた。この絵本の著者・浦島悦子さんとお会いしたのもその時である。1990年に鹿児島から名護市安倍(アブ)に移り住んだ浦島さんは、ライターとして沖縄の基地問題・環境問題を熱心に発信していた。浦島さんには、ヤンバル(沖縄北部)の山を案内してもらった。その時、教わったのは、「山のはぎね、海のはぎん」の言葉。山が荒廃すれば、海も荒廃するという沖縄の諺だ。沖縄と言えば、基地問題。基地が諸悪の根源と思っていた私に、浦島さんは、米軍基地の見返りとして沖縄にもたらされる莫大な補助金が、公共事業となって自然を破壊していると語った。(佐々木有美) 続き

「絶対あきらめません!」ウィシュマさんの真相解明〜23日に帰国するワヨミさんが会見
名古屋入管で死亡したウィシュマ・サンダマリさんの遺族は、5月に来日して以来、事件の真相とビデオ全面開示を求めてきた。しかし、8月12日に入管庁は編集したビデオの一部を遺族に開示したが、代理人の立ち会いを認めなかった。妹のワヨミさんは、代理人がいない極度に不安な環境で残酷な内容の映像を見せられたため、精神的な負荷に耐えられずに体調を崩した。その後も精神的ストレスが続いた。それに加え、スリランカに残した母親の健康状態が悪化したため、ワヨミさんは夫と共に23日に帰国することを決めた。日本に残るのは下の妹のポールニマさんだけになる。9月21日、その報告のための記者会見が参院議員会館で行われた。ワヨミさんは弁護士の質問に答える形で、とつとつと語った(写真)。「ビデオの情景が何度も浮かんきて苦しかった。入管は不誠実でいまだに責任逃れをしている。死因も解明されずインペイするばかりだ」。(M) 続き朝日新聞東京新聞

コメの大変な暴落が始まっている!〜相互に助け合う「貧民連合」つくろう
コメの大変な暴落が始まっている。「原因は業務用を中心とした消費量の落ち込みと、今まで持越した在庫量とが重なって、市場価格を更に押し下げ、生産原価をはるかに下回る価格となっていること」(JA山形おきたま職員)。それは、コメ作りの大規模化を進めて来た法人経営の農家にとっても、我々の様な家族経営農家にとっても、どの層の農家にとってもやって行けない価格となっている。「これでまた離農者がたくさん出るだろうなぁ。」と先のJA職員は言う。これまでもコメ価格の原価割れは長年続いていて、そのことが増え続ける離農者の原因になっていたが、今年の価格の落ち込みは更にひどい。「でも、なんで静かなんだ? 農家の誰も大騒ぎしてないよな。」「ええ。きっとみんな諦めているんだべな。それに農家だけが苦しいのではなく、商工業者などを含めてみんなが苦しいのは分かっているから・・。」だからみんなが我慢しているのではないかと言う。その言葉に、かつて良く聞いた「ゆでガエルの話」を思い出した。(菅野芳秀/農業・養鶏家) 続き食卓の危機(黒鉄好)

戦争法強行からまる6年 今こそ本物の政権交代を!〜国会前で「19日行動」
9月19日、「戦争法強行からまる6年!戦争法廃止!立憲主義の回復!いのちと暮らしを守れ!自公政権退陣!総選挙勝利!」のスローガンで、第70回「19日行動」が開かれた。【主催者挨拶】菱山南帆子さん(写真)「9月2日、菅首相は突然に政権を投げ出しました。安倍前首相の投げ出しからたった1年です。2代の内閣が政権を投げ出すことは異例です。これは、私たちが安倍、菅政権を追い詰めた現れです。しかし、今、マスコミを賑わせている自民党総裁選は、偽政権交代劇を演じることで、人々の不満をかすめ取り、自公政権の離反をつなぎ止めようとしています。あの4人、誰を選んでも最悪の事態しか招かない。誰がやっても同じことです。今こそ本物の政権交代を実現しましょう。総選挙に向け、市民連合と野党4党が政策協定に合意しました。わきまえない女と黙らない女はドンドン生まれていきます。その力は政権交代と新しい政治をダイナミックに切り開いていきます。共に闘い勝利しましょう!」(宮川敏一) 続き湯本報告動画(4分47秒)川島ch(57分)

「オリンピックが止められないなら、戦争も止められない」〜レイバーネットTV162号
今回のスタジオは、始まる前から緊張感にあふれ、ドキドキだった。コロナワクチンに関するYouTube動画は、世界的に削除されていると聞いていたが、まさにサブ企画がコロナワクチンに関するものだった。でもこれについては、アップしてからの動向で対策を考えようと、忖度一切なしで放送すると合意した。もう一つは、最近「いのちの安全保障を求める共同テーブル」を代表として立ち上げた、作家の佐高信さんを中心としたアベスガ政治の終焉に向けたディスカッションだ。佐高さんの口から「オリンピックが止められないなら、戦争も止められない」という言葉が出た時、私はドキッとした。この政権、何とかしなくちゃ! ということで、タイトルにしたが、「何が何でも政権交代」と平凡な方がいいかなぁと悩む。でも今の政権だと戦争しそうだし…、これで行く。 今回は、さまざまに反論もあるかと思うが、ディスカッションの糸口になればいいと思う。(笠原眞弓) 続き放送アーカイブ(81分)北穂の出演後記

労働者魂に檄を飛ばす!〜現場取材一筋、東海林記者の講演会
9月18日、台風接近のあいにくの天気でしたが、東京・千代田区で「記者から見た労働現場」のテーマで、労働現場の取材一筋、「毎日新聞」東海林智記者さんが講演会で大いに語った。コロナ禍で、リモートワーク、シフトがもてはやされる。「通勤がない」「管理されない」等、労働者にメリットがあるように? ガッテンそうはいかないのが資本主義! みなし労働ごとく成果主義で判断。会社は労働者を遊ばせない。非正規に適用される「シフト」が幅をきかせる。シフト削減は、もろに賃下げになる。シフトが無くされると、解雇同様に無職になる。労働基準法に抵触しない悪徳商法が幅を利かせる。「あーイヤだ!イヤだ!」嘆いても逃げられず、自分の唾が顔に降り注ぐ。最賃ラインの無期雇用が増える。ウーバーイーツは最悪、労働者を個人事業主に仕立て、怪我と弁当は自分持ち、自転車操業だ。労働者頑張れ、組合頑張れ、東海林記者は労働者魂に檄を飛ばした。(宮川敏一) 続き

先輩たちの遺骨を冒涜するな!〜「ガマフヤー」具志堅代表が防衛省に迫る
遺骨の混じる沖縄南部土砂を辺野古基地建設のために使うことに、大きな反対の声が起きている。反対運動の中心は、沖縄戦遺骨収集ボランテア・ガマフヤー(ガマを掘る人)の具志堅隆松さんだ(写真)。9月14日「沖縄戦・太平洋地域遺骨問題」院内集会が衆院議員会館で開催された。具志堅さんは、沖縄南部のガマから持ってきた遺骨が混じる土砂をテーブルに広げて、こう語った。「沖縄戦では沖縄全土が戦場になり遺骨だらけだ。それを埋め立てに使うなどとんでもない。辺野古の計画を撤回してほしい。きょう持ってきた土砂は大きな遺骨はとってあるが、米粒大の細かいものは残っている。あなたたちは大きな遺骨を除いたとして、米軍基地の埋め立て工事に使おうとしている。この遺骨は、旧日本軍兵士の遺骨でみなさん方の先輩・戦友です。その遺骨がまじった土砂を旧敵軍だった米国の基地のために使うんですか? それは戦友に対する裏切りじゃないですか!」と。(M) 報告全動画(3時間20分)琉球新報

東京25区で教育トーク〜市民と教組と立憲野党が教育政策の抜本的転換を確認
9月16日、「25区教育トーク9.16」が東京都福生市で開催された(主催:東京25区市民連合連絡会・以下「25区連絡会」)。衆議院選挙東京25区(青梅市、昭島市、福生市、羽村市、あきる野市、西多摩郡)では、すでに「東京25区市民連合連絡会・基本政策」が25区市民連合連絡会、立憲民主党、日本共産党、社会民主党との間で合意が結ばれている。この日は8月27日の「横田基地問題」に引き続き、「教育問題」をテーマにして市民と教組と立憲野党との意見交換が行われた。トークには、都教組(北多摩西支部、西多摩支部)、東京教組(西多摩教組)の執行部と他に元教員が参加し学校現場の実情を訴えた。また、大学、特別支援学校、高校、地域教育懇談会、保護者からも意見が出された。(湯本雅典)続き動画(6分57秒)

JAL長期争議を解決せよ!〜JAL被解雇者労働組合が国交省に団交申し入れ
2010年12月31日、日本航空は会社再建の中で人員削減目標が達成されたにもかかわらず、165人を整理解雇した。解雇の必要性がないのに、強引にベテラン社員が狙い打ちにされたのだ。その多くが組合活動家であり、会社の狙いはもの言う「労働組合つぶし」でもあった。当該は不当な解雇だとして10年以上にわたって争議を続けてきたが、いまだに解決されていない。今年4月、いままで未組織だった元機長3名によって新組合「JAL被解雇者労働組合」が結成され、新たな行動を開始した。9月15日昼、国交省前には大きな横断幕が掲げられた。「国交省は政府主導の再建で起きたJAL長期争議を解決せよ!」の文字があざやかだ。下地は青色で青には、戻りたい空の色を表していた。「JAL被解雇者労働組合」を支援する約60人の仲間が集まりアピール活動が行われた。国交省はJALを管理監督する役所であり、整理解雇当時も「会社再建」計画に深く関与していた。(M) 続き動画(11分)

〔週刊 本の発見〕これはひとごとなのか〜『沖縄戦の子どもたち』
著者は、「なぜ、守らなければならない子どもたちが兵士となって戦場に立ち、あるいは『鉄の暴風』禍に放り出されねばならなかったのか」と問いかける。その問いには、切迫した感情がうかがえる。沖縄の緊迫した現状があり、しかもそれが伝わっていない状況が著者の眼の前にあるからだ。日本政府は辺野古埋め立てのために沖縄南部の激戦地の土砂を使おうとしている。沖縄の戦没者遺族はじめ各所で抗議が行われている。日本政府の傲慢な政策はこれまで沖縄に何をもたらしてきたか。抗議は当然のことだ。子どもたちを取り巻く社会はこれでいいのか。著者の気持ちの底には現状況への怒りがある。子どもたちを主人公にして沖縄戦を捉えかえす本書の視点はそこからきている。1945年3月、米軍は慶良間諸島に上陸した。座間味島では234人、慶留間島では53人、渡嘉敷島では329人がこのとき「集団自決」で犠牲になった。(志真秀弘) 続き感想(笠啓一)

レイバーネットTV(9/15)放送 : アベスガ政治を終わらせよう!ディスカッション
9月3日、菅義偉首相が自民党臨時役員会で総裁選に立候補しないと明言した。9年間のアベスガ政権が終わりを告げた。憲法をズタズタにして軍拡をすすめ、貧困・格差を広げた「悪夢」の9年間は終わるのか? それとも変異して継続するのか? 河野太郎、岸田文雄、高市早苗らが立候補する「自民党総裁選」は、事実上、次の総理大臣を決める選挙でもある。そして、その後確実にやってくる秋の総選挙。いま日本の政治は重要な局面を迎えている。私たちに問われているのは、9年間のアベスガ政治を終わらせ、政権交代の道筋をつくれるかどうかである。9月8日には、市民連合と立憲野党との政策合意が結ばれた。また、いのちの安全保障を掲げた「共同テーブル」もスタートした。番組では、共同テーブル代表の佐高信さんをスタジオに招き、みんなで「アベスガ政治を終わらせるための」ディスカッションをしたい。(レイバーネットTVプロジェクト) 番宣

日本で暮らすクルド人難民の生きる権利を実現したい!〜クラウドファンディング
こんにちは、私たちはNPO法人POSSEです。高校生・大学生や社会人のボランティアが中心となり、2006年から過労死やブラック企業といった労働問題に取り組んでいます。また、近年、急増している外国人労働者からの相談に対応するために、2019年には「外国人労働サポートセンター」を立ち上げて、年間500件ほどの技能実習生や留学生、日本で働く難民など外国人労働者からの労働・生活相談に様々な言語(日本語、英語、中国語、タガログ語、ベトナム語、など)で対応しています。コロナ以前からも、働いていた会社にパスポートを奪われて辞めることも許されないといういわば「強制労働」のようなケースや、本人の意に反して実際に飛行機に乗せられて強制帰国させられたカンボジア人技能実習生の案件など、外国人労働者に対する深刻な人権侵害が蔓延していました。(POSSE) 続き

市民が政党をリードする〜東京11区の取り組み
9月8日、総選挙に向けた市民連合と野党4党との合意を受けて、選挙区での市民と野党の共闘の動きが活発化している。9月11日、東京小選挙区11区(板橋区の一部)では、「立憲いたばし、時局講演会」(立憲民主党東京都11区総支部主催)が開催された。会場の前では、市民と野党の共闘をめざす市民グループ「チェンジ国政!板橋の会」のメンバーが「何としても板橋から統一候補で」というプラカードを掲げ、訴えた。9月12日には、市民が主催した「このこえ届け!諸要求実現・政権チェンジ!板橋市民大集会」が開催された(同集会実行委員会主催)。コロナを考慮し、間隔を空けた座席配置ではあったが、会場はいっぱいとなった。また、第2会場も設け、集会の模様はズーム配信された。9月11日、プラカードを持って「共闘候補実現」を訴えた市民は、「私たちが統一の形を作っていく、政党をリードしていく、モデルケースになりたい」と語った。(湯本雅典) 報告動画(8分44秒)

フクシマは終わっていない!〜「脱原発テント丸10年大集会」開かれる
 20年前の9月11日は、アメリカで同時テロがあり、たくさんの方が亡くなった。そして始まったテロへの対策戦争。それが今年、米軍の撤退という大きな変化があった。10年前の日本では、経産省前に脱原発テントが立った。この9月11日「丸10年『脱原発テントひろば』大集会」が、テント跡地の交差点で行われた。参加者は100人を優に超えていた。最初に、原発事故の時首相だった菅直人さんの挨拶。今回明らかになった汚染水のパイプのフィルターの破損の隠蔽などにも触れ、国や東電の体質を糾弾。お話の最後に農水省はそれに再生エネルギーを加えて、農水再エネ省にしたらいいと提案した。福島からは黒田節子さんと武藤類子さんが挨拶。黒田さんは、10年という日を振り返る。そして、あの時と何も変わっていない福島を訴えた。(笠原真弓) 続き動画(7分)

検察による口封じ殺人? 死刑執行された冤罪〜「飯塚事件」を問う
「飯塚事件」をご存知だろうか。1992年、福岡県飯塚市で起きた2女児殺害事件で逮捕され、無実を訴えていた久間三千年(くま・みちとし)さんが死刑判決を受け、2008年に死刑が執行された(当時70歳)。その第2次再審請求の支援を訴える「飯塚事件の再審を求める東京集会」が9月4日、オンラインで開かれた。この事件で有罪判決の根拠とされたのが科警研(警察庁科学警察研究所)によるDNA型鑑定だった。一方、同じ時期・同じ手法で科警研が行なった「足利事件」のDNA型鑑定が誤りだったことが明らかになり、再審無罪となった。実は、この足利事件で「DNA型再鑑定へ」と報道されたのが08年10月上旬。その10日余り後、突然再審準備中の久間さんの死刑が執行された。それを知った時、私は恐ろしい疑惑に駆られた。この死刑執行は、足利事件に続いて「DNA冤罪=DNA型鑑定を悪用した冤罪」が発覚するのを恐れた検察による口封じ殺人ではなかったか……。(山口正紀) 続き(中)(下)

歴史教科書から消された表現=「従軍慰安婦」「強制連行」〜太田昌国のコラム
この社会に生きる者のうち99.99%とも言うべき圧倒的多数が投票する権利すら持たない一政党の新総裁選びの騒動が、テレビ・新聞などのメディアをジャックしている。立候補すると明らかにした者、党内情勢を値踏みはしているがまだ立候補の意思を明確にしていない者たちに若い記者たちが群がってマイクを突きつけている情景を見ると、心が塞ぐ。こんなもの/こんな人物は、報道するにも値しない。話題に上っているかの女や彼らは、いずれも、「差別と分断」が渦巻く現在の日本の社会状況をもたらすうえで大きな役割を果たした前政権と去りゆく現政権の時代に、閣僚として、あるいは党役員として、責任ある地位に就いていた者たちだ。この9年間に何が行われたのか――それを、冷静に振り返る視点など、この騒ぎの中にあろうはずもない。過去を忘却の彼方に押しやり、現在を問わず、目新しいことを追い求めて、またぞろ、先へ、先へと急ぐばかりなのだ。(太田昌国) 続き

非正規労働者問題「Webアンケート調査」を9月11日より実施〜労運研が記者会見
労働運動研究討論集会実行委員会(労運研)は、労働組合活動家有志が集まって2013年に結成された「研究組織」である。非正規労働者の運動づくりをめざして、研究会やメルマガ「労運研レポート」を発行している。全国一般全国協委員長の平賀雄次郎氏と全港湾前委員長の松本耕三氏が共同代表をつとめ、事務局長は全港湾元委員長の伊藤彰信氏(写真)である。9月7日午後2時、厚労省記者クラブで労運研の会見が行われた。内容は「非正規労働者の賃金保障、社会労働保険等に関するWeb調査」の実施に関してだった。伊藤事務局長が、趣旨を説明した。アンケートの対象は「非正規労働者」で、質問項目は「賃金、労働時間、医療保険、年金」など29項目にわたっている。伊藤氏はこう切り出した。「新型コロナウイルス感染症の流行によって貧困と格差はさらに拡大し、解雇・雇止めは10万人を超えパート・アルバイトなどを含めれば実質的失業者は約150万人いるといわれています。(M) 続きアンケートサイト

〔週刊 本の発見〕虐げられてきた民衆への共感〜『加瀬勉 闘いに生きる』
ある方に加瀬勉さんの取材をしたいとお願いしたところ、この本を読むように薦められた。上下巻1千ページ近い大作である。加瀬勉さんは活動家である。成田空港建設反対闘争を半世紀以上続け、今もその闘いは終わらない。闘いは日中友好の懸け橋となり、フランスのラルザック軍事基地拡張反対運動との国際連帯を生んでいく。そして、さまざまな権力との闘争において、加瀬さんの中では、いつも中心にあったのは三里塚闘争であった。本書はこれまで加瀬さんが発表された文章などを集めたもので、同じ内容のものが重複している部分もあり、そこには加瀬さんが最も心に衝撃を受け、多くの人に訴えたい部分もあるのだと思う。特に大木よねさんは本書に繰り返し登場する。 よねさんは、7歳の時に地主のもとに子守り奉公に出て以来、死ぬまで親に会うことはできなかった。(根岸恵子) 続き

市民と野党の共闘の環境ができた〜市民連合と立憲野党との政策合意
9月8日、市民連合(安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合)と立憲野党との間で、間近に迫る総選挙に向けた政策合意書の調印が実現した。調印には、立憲民主党、日本共産党、社会民主党、れいわ新選組の各党の代表が参加した。立憲民主党の枝野代表は、「ともに掲げる政策で一致することができました。」と発言。れいわ新選組の山本太郎代表は、「私たちは『消費税5%を旗印にしてほしい』と言ってきました。今日は私たちが出ざるをえない状況をつくっていただきました」と発言した。国民民主党は今日は参加がかなわなかったが、市民連合の山口二郎さんは, 「かなり水面下で話し合ってきました。政策についてもおおむね合意いただいています。今後も粘り強く働きかけていきます」と語った。間近にせまった総選挙に向けた市民と野党の共闘は、「ここから各選挙区の共闘の動きが活発化する」状況が、切り拓かれた。(湯本雅典) 報告動画(7分4秒)感想(渡辺照子)

中国人虐殺は700人以上〜「関東大震災中国人受難者追悼式」開かれる
「関東大震災中国人受難者追悼式」が9月5日、東京の江東区東大島文化センターで開かれました。コロナ対策のため40名までの予約制、オンライン併用で行われましたが、当日参加が多く、急遽、第二会場を設定しての開催でした。関東大震災で朝鮮人が虐殺されたことは知られていますが、700人以上の中国 人が虐殺されたことはあまり知られていません。会場の江東区東大島文化センターは、中国人約300人が虐殺された場所に建てられた施設ですが、虐殺があったことを記す碑も説明文もありません。第一部は「中国人受難者追悼式」でした。主催者を代表して田中宏(一橋大学名誉教授)さんが挨拶をした後、関東大地震被屠殺華工温州遺族会が作成したビデオが上映され、犠牲者の名前が一人ひとり読み上げられました。留日学生救国団、僑日共済会のリーダーで虐殺された王希天さんの孫の王旗さんのメッセージ が読み上げられました。(伊藤彰信) 続き

卑劣な脅迫許さない!〜「私たちの『表現の不自由展・その後』」再開を名古屋市に申し入れ
7月6日(月)、「私たちの『表現の不自由展・その後』」展再開のための申し入れ書を内容証明にて名古屋市に送付し、名古屋市役所前にて宣伝行動を行い(写真)、その後記者会見を開催しました。名古屋市にて7月6日から7月11日までの6日間開催予定だった「私たちの『表現の不自由展・その後』」は開催3日目の7月8日に、名古屋市によって突如一方的に中止させられてしまいました。今回の申し入れ書は7月12日(月)に私たちが名古屋市に提出した再開のための協議の申し入れに対し、名古屋市が何らの返答もしないために行われたものです。7月8日に起きた不審な郵便物の破裂という事態は、公共施設における「表現の自由」を脅迫する決して許されない行為であることは言うまでもありません。しかし、名古屋市に求められているのは脅迫に屈することでなく、公共施設における「表現の自由」を守ることです。(高橋良平) 続き

関東大震災から98年 韓国・朝鮮人犠牲者追悼式〜朴保さんらが歌と演奏
9月1日、1923年の関東大震災直後に起きた朝鮮人虐殺の犠牲者を追悼する式典が、東京都墨田区の横網町公園であった。 「関東大震災朝鮮人虐殺98年犠牲者追悼式典」は、小池百合子都知事が理由説明もなく、四たび追悼文を寄せなかった。「全ての震災犠牲者を追悼している」と天災と人災をひとくぐりにした言い逃れで、虐殺を否定する。コロナ禍でオリンピックの旗を振り、朝鮮人虐殺史を背ける。平和と無縁な、ヘイトの都知事を早く終わらせたい。そして9月4日、苦しみの中で虐殺された朝鮮人の民が眠る、京成線八広駅近くの荒川河川敷で「犠牲者追悼式」が行われた。14:30より追悼の花を捧げた。小雨降る木根川橋下で、追悼が始まった。朴保さんら3人は歌と演奏をした。「震災を生き延びたのに何故殺されないといけないのか!恐怖と悲しみ」亡くなった民の怨念を歌った。(宮川敏一) 報告 *写真=ムキンポさん

スガの自滅はアベ政治の終わり〜人々の声が退陣に追いこむ
パラリンピック終了直前の9月3日に、スガは自滅してしまった。まさに「空虚なスガ」は、「『時』の利鎌の刈るや、何物も堪(た)える能(あた)わず」だったのである。シェークスピアは炯眼(けいがん)だった。ところで彼に自滅をもたらした最大の力は何だったか。それは他でもなく、コロナ対策や五輪強行に対する多くの人々の反対の声や動きだったと言えよう。それがこの間一貫して支持率を低下させ、パラリンピックに至り、とくに「学校観戦」に反対する大きな動きとなってあらわれたと言えよう。ところでスガ首相は「安倍政権の継承」を掲げたので、このスガの自滅はアベ政治(中身は戦前回帰)の終わりをも示すことになるだろう。しかも、東京五輪では日本社会の「古い体質」が暴かれた。したがって今後、日本社会の「古い体質」を打破し、「新しい体質」の日本社会を作り上げることが、これからの私たちに課せられた課題となるだろう。(渡部秀清) 全文

DHCヘイト・辛淑玉さん勝訴が示すもの〜差別に無関心な日本人への警告
沖縄・高江の米軍ヘリパッド建設反対運動をめぐり、DHCテレビジョンが制作した番組「ニュース女子」(2017年1月2日)で、「テロリスト」「黒幕」などと誹謗中傷された辛淑玉(シンスゴ)さん(在日コリアン3世、写真)が、同社などを訴えていた裁判で、東京地裁(大嶋洋志裁判長)は1日、名誉棄損を認定し、550万円の支払いとウェブサイトへの謝罪文の掲載を命じました。画期的な判決です。辛さんのたたかいが実りました。辛さんは番組で攻撃されただけでなく、その後もSNSでヘイトスピーチを浴びせられ、脅迫を受け、身の安全のためしばらく海外へ移らなければなりませんでした。命がけのたたかいでした。1日の記者会見で辛さんは、「私を使って沖縄の平和運動を愚弄する、最も悪質なフェイクニュースでした」「反戦運動に声を上げること、沖縄に思いをはせること。そこを巧みに利用された」と述べました。(アリの一言) 続き

〔週刊 本の発見〕JR福知山線事故から生まれた1冊〜『組織罰はなぜ必要か』
企業や法人、政府機関などの組織が不注意などの過失により事故を起こし、多くの被害者を出しても、日本には100年近く前に制定された刑法の規定により責任者の「個人としての罪」を問うことしかできない。法人にも罰金刑を併科できると定めた法律も一部にあるが、あらゆる形態の組織犯罪を網羅して、そのような規定を持つ法律は存在していない。このため、大組織になればなるほど責任と権限が分散、「誰もが少しずつ悪いが決定的に悪い人は存在しない」という壁に阻まれ、日本では墜落事故で520人が死亡しても、脱線事故で107人が死亡しても、原発事故で10万人近い人が避難民となっても、いまだ誰一人として刑事責任を問われていない。本書が生まれるきっかけとなったのは2005年の福知山線脱線事故である。当時23歳の娘さんを事故で失った大森重美さんが代表となり「組織罰を実現する会」が結成された。(黒鉄好) 続き

練馬から国会を変える!未来を創る!〜山岸一生キックオフ集会
9月1日、「山岸一生キックオフ集会 練馬から国会を変える!未来を創る!」が開催された。この集会は、間近にせまった総選挙で小選挙区東京9区で、立憲民主党の山岸一生さん(写真)を立憲野党の共同候補として勝たせることを目的として結成された集会実行委員会、「練馬からいっせいにチェンジの会」が主催したものだ。集会の第1部では、市民が直面する課題別(文化、医療、環境、子育て・教育、反貧困)に練馬区民が登壇し発言した。練馬区内の病院で働く水澤さんは、「政治はまずは現場の状況を知り、的確な情報を発信してほしい」、憲法学者の植野さんは、「今の時代は『自宅放置』、自宅療養ではない」、反貧困ネットワークの瀬戸さんは、「この1週間で起きていること、ネットカフェで高熱で味覚がない、それでも2週間も放置されている」など発言した。すべて、緊急の課題だ。危機的事態の中で間近の総選挙がたたかわれる。(湯本雅典) 続き動画(7分11秒)

国民監視のデジタル庁がスタート〜ビル賃料はなんと月額7千万円
菅政権の目玉である「デジタル庁」が9月1日発足した。入居ビルは「紀尾井タワー19階」で職員600人でスタートする。見上げるような36階建180メートルの高層ビルには驚くが、賃料が月7千万円と聞いてさらに驚く。血税が無尽蔵に使われている。この「紀尾井タワー」にはヤフー本社も入っており、ここは日本の「デジタル司令塔」の様相を呈していた。9月1日午前9時に、ビル前の歩道に抗議する市民団体メンバー50人が集まった。「個人情報を一網打尽!デジタル庁はいらない」をスローガンに、「NO!デジタル庁・共通番号いらないネット・共謀罪/秘密法廃止実行委、9条壊すな!総がかり行動」の共催でリレートークが行われた。参加者は手に手にプラカードをもっていたが、「IT利権まみれのデジタル庁はいらない」の手製プラカードが目を引いた。最初に「NO!デジタル庁」の宮崎俊郎さんがマイクを握った。(M) 続き動画(10分)TBSニュースしんぶん赤旗

米国労働運動 : AFL-CIOトラムカ会長、急死〜進歩的立場で移民労働者との連携を強める
2009年からAFL-CIO(アメリカ労働総同盟・産業別組合会議)の会長を務めていたリチャード・トラムカ氏が、8月5日に心臓発作で亡くなった。1949年、ピッツバーグ郊外で炭鉱労働者と主婦の間に生まれたトラム氏は炭鉱で働いたのちに、弁護士となり、その後、33歳で全米鉱山労組UMWA会長になつた。レーガン・ブッシュ時代には珍しく労働者の勝利に終わった1989年の9カ月にわたるピットストン炭鉱ストライキの時にトラムカはUMWA会長だった。同社は石炭産業全体の年金・医療基金から撤退しようと大幅な譲歩を組合側に迫ったが、UMWAは反撃して勝利したのである。ダン・ラボッツは、レイバーノーツ社の『トリブルメーカーズ・ハンドブック』という本の中で、炭鉱労働者たちが非暴力市民的不服従の訓練をして戦いに備えたことを紹介している。(レイバーネット国際部翻訳) 続き


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