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「国葬反対」怒りの大波〜8.31国会正門前大行動に4000人
総がかり行動実行委が呼びかけた「安倍元首相“国葬”反対!8・31国会正門前大行動」には、4000人の市民が集まった。岸田内閣が自らの政権の延命のために、法的根拠もなく、弔意を市民に強制する憲法違反の国葬を強行しようとすることへの怒りが大きく広がっていた。コロナ禍で集まりにくい状況が続いたが、この日の正門前は近年では最大規模の集まりとなった。「盗人に追銭」「税金勝手に使わせないぞ 強行するなら自腹でやれよ」「安倍晋三は神様なのか? やるなら統一教会葬でどうぞ」など、手作りプラカードには人々の怒りがにじみ出ていた。集会は午後6時から始まった。主催者挨拶(内田雅敏さん)のあと、立憲野党の国会議員3人がスピーチした。小池晃(共産)・福島みずほ(社民)・阿部知子(立憲)の各議員が立ったが、それぞれの言葉に力があり、聞き応えがあった。(M) 続き動画(9分)東京新聞FNNプライムオンライン

戦争は権力者の無責任のかたまり〜映画『失われた時の中で』
坂田雅子さんのベトナム戦争時の枯葉剤使用に焦点を当てた3作目の作品『失われた時の中で』が公開された。前作『花はどこへ行った(2008年)』『沈黙の春を生きて(2011年)』とは全く違った感覚で迫って来た。まるで坂田監督の夫、写真家グレッグ・デイビスへの鎮魂歌のように、そしてこれまでの彼女の心の旅の一つの区切りのようでもあった。映画を撮り始めたきっかけと、撮影しながらも聞こえてくるデイビスの声に励まされて完成していく愛の作品でもある。ベトナム戦争といえば、いくつかのキーワードがある。その中でも「枯葉剤」は、この戦争の持つ大きな負の遺産である。ベトナム戦争で枯葉剤を大量にまかれた地域では悲しいかな、もう戦争が終わって50年近くなるのに、4世代目になる現在でも障害を持った子どもが生まれている。つまり増加しているのだ。戦争被害が世代を超えて引き継がれる様子が描かれ、それはまるで「今起きている現実のフクシマ」と重なり、神経がビリビリする。(笠原眞弓) 続き映画公式サイト

「嬉しい」という言葉は聞けなかった〜双葉町が避難指示を解除
8月30日午前0時、双葉町が避難指示解除された。復興再生地域に指定された地区で、全面積の一割にあたる。すでに道路は通れるようになっているが、人がすめるようになるのは今日から。双葉駅前にはたくさんのキャンドルが灯され、子どもを含めて沢山の人が集まっていた。メディア関係者が圧倒的に多かったのは予想通り。職員の他には双葉町民の姿は少なく、その町民に取材が殺到した。避難解除されたことを「復興への第一歩ですね」と言うのは、県外からきた応援団の人。双葉町の人達から「嬉しい」という言葉を聞くことはなかった。むしろ、これからもっと大変になると。国や県の偉い人が挨拶するかと思っていたら、まったくナシなのにも驚いた。むしろ手作り感のあるカウントダウンだった。今日の伊澤町長のスピーチには、心があった。11年前の体験を語り、埼玉県にある旧騎西高校に、前町長が避難させたことについても触れた。(堀切さとみ) 報告

安倍「国葬」やめろ!第二弾〜前回上回る1000人が新宿に結集
8月27日、安倍「国葬」やめろ!第二弾!市民集会が、東京・新宿西口広場であった。レイバーネット川柳班も川柳で参加した。西口は通路いっぱいに人で埋っていた。たくさんの人が国葬反対のプラカードなどを手にしている。宣伝カーの上からは、古今亭菊千代さんをはじめ、鎌田慧さん、佐高信さん、田中優子さん、落合惠子さん、松元ヒロさんなどが、それぞれの思いを語った。政党からは社民党、共産党、れいわ新選組からアピールがあった。福島みずほさんは独特の語り口で、1ヶ月かけて、全国各地で国葬を撤回させよう。なんでも閣議決定でやれると思ったら大間違いだろと、マメタンクのような体を震わせて叫んだ。松元ヒロさんは、アベノマスクは、口を覆うと鼻が出て鼻を覆うと口が出る。2枚配ったのには訳がある、二枚舌だからと。そしてトランプと安倍は似たもの同士仲がいい。なぜならトランプなのにハートがないし、安倍シンゾウなのに心がない。(笠原眞弓) 続き松元ヒロスピーチ(4分)全動画(2時間)TBSニュースしんぶん赤旗神戸で400人デモ8/31国会正門前行動

〔週刊 本の発見〕教員の働き方と子どもの教育への権利〜『聖職と労働のあいだ』
タイトルからして難しそうに思われるかもしれないが、帯にはこうある、「教師が教師であり続けるために。子どもと向き合い続けるために。 まさに本書はそのために書かれた本といえるだろう。昨年、大阪市立小学校校長が松井大阪市長に宛てた「提言」が話題になった。今、本当に、教師が教師であり続けることは難しい。そして、教師にとって肝心要の子どもと向き合い続けることがこれほど困難になったこともかつてなかったかもしれない。近年、過労死の問題をはじめ、官民問わず「働き方」が問題になって久しい。そのひとつが「残業」であろう。残業が当たり前の「働き方」は民間企業であろうが公務員であろうがどう考えてもおかしい。本書は、公立学校教員の「働き方改革」の問題について法的な側面から書かれたものである。が、冒頭に書いたように教育論ともいえる。本書の冒頭のエピソードがそれを端的に物語っている。(志水博子) 続き

映像をベースにタップリ語り合う貴重な場〜レイバーネット夏期合宿
8月19日から21日まで、レイバーネットの夏期合宿と「秩父事件」フィールドワークがあった。参加者は多彩で延べ18人が参加した。場所は埼玉県「武州長瀬」のSCATセミナールーム「毛呂分室」(写真・館長=金野正晴さん)。一日目の最初のプログラムは松原明さんによる「メディア実践講座」で、この日は初めてビデオカメラを手にした二人の参加者向けに、30分の集中講座があった。その後、福島からの参加者、鵜沼久江さん、坂口美日さん、黒田節子さんから、福島の現状のお話を伺う。自公政権に変わった時の「復興の加速化」といわれ、ビックリ。やはり心配した通りの切り捨て。除染に次ぐ除染のもたらすものは何か? ゼネコンが除染でさんざん儲けたこと、そして被災者切り捨てが加速していることなどが語られた。終わって、夕食はバーベキューを楽しんだ。(笠原眞弓) 続き「秩父事件」報告(森健一)

反人権抑圧の国際連帯行動が必要〜(香港光復)「時代革命」を観て
東京でドキュメンタリー映画を少しでも多く観てから岡山に戻るのが夏のたのしみだ。 周冠威(キウィ・チョウ)監督の映画『時代革命』は、東京、NY、ロンドンで先行して上映されている。表記であれ「香港光復」を唱えることは、2020年6月に香港にも施行された「中国国家安全維持法」の処罰対象である。周監督ら「私は香港人だ」と香港に留まる活動家がいる一方、2014年の「雨傘革命」以来、台湾、米国、カナダへと拠を移す若者も 多い。この映画の中でも反中国を象徴させて星条旗が振られている光景があった。同作品は3時間に及ぶが、2019年、逃亡犯を中国に移送する法案に反対する抗議活動「反送中」には、700万人の香港で200万人近い市民が参加をした。抗議活動は「和・理・非 」(平和・理性・非暴力)と「勇武派」に分かれているが、互いがその方法の違いを認めている。また、SNSを利用して抗議活動の前方と後方、拠点と機能をネットで分散して、 警察当局の規制を巧みに逃れている。(森健一) 続き映画公式サイト

憲法を変えて「戦争のボタン」を押しますか?〜行動する学者・清水雅彦さん学習会
8月19日(金)、戦争協力にNO!葛飾ネットワーク主催で「憲法を変えて『戦争のボタン』を押しますか?」と題する、清水雅彦さん(日本体育大学教授・憲法学)の講演学習会がありました。先の参議院選挙でも保守派が勢力を保ち、改憲が可能となっていますが、清水さんは「世論をつくっていけば、強引なことはできないと思う」と話し始めました。12ページに及ぶきっちりとしたレジュメに沿って約1時間半講演してくれました。講演の内容は「一、緊急事態条項論の内容と問題点、二、実質改憲としての「敵基地攻撃論」の内容と問題点、三、ロシアによるウクライナ侵略の問題点と日本における9条改憲論との関係、四、9条改憲論の内容と問題点、五、その他4項目改憲案の内容と問題点、六、この間の運動を振り返り、今後の運動を考える、七、この間の選挙を振り返り、今後の課題を考える」で、それぞれ条文や経緯、問題点の整理、選挙結果などをていねいに記し、課題を書きだしてくれました。(尾澤邦子) 続き

憲法違反・民主主義を葬る安倍の国葬反対・臨時国会開け!〜1200名がアピール
残暑は厳しいが時折吹く風が秋を思わせる8月19日夜、総がかり行動委らの呼びかけで「安倍元首相国葬反対!改憲発議反対!軍拡やめろ!辺野古新基地建設中止!くらしといのちを守れ!ロシアのウクライナ侵略反対!8・19国会議員会館前行動」が行なわれ、このところ最高の1200人が参加し、一帯は「安倍国葬反対」の声、横断幕、プラカードにつつまれた。安倍国葬を契機に自民党・維新の会などが霊感商法・詐欺行為常習の反社会的団体=統一協会と一体の汚い選挙を行なっていたことが白日の下にさらされた。両者を結びつけているキーワードは「反共」と「改憲」なのだ。国民の疑惑から逃げ回り、その場しのぎで国葬を強行しようとする岸田政権を逃亡させてはならない。18日、野党は憲法53条に基づき「臨時国会召集」を衆参両院議長に要求した。(近藤徹) 続き全動画(川島ch)

「民主主義の破壊者=安倍晋三」の国葬やめろ!〜緊急市民集会に怒りの1000人
鎌田慧さんら数人の呼びかけで始まった「8.16 安倍『国葬』やめろ緊急市民集会」。組織もない個人のつながりだったが、フタをあけると会場の東京・新宿西口広場はあっというまに人波でうまった。プラカードには「国葬反対」の言葉だけでなく「安倍晋三は民主主義の破壊者」「死んでも税金のムダ使い」「カルト国葬」など言いたいことに溢れていた。午後6時からの集会では、呼びかけ人が次々にショートスピーチを行った。飯島滋明 (憲法学)・落合恵子 (作家)・鎌田慧 (ルポライター)・佐高信 (評論家)・永田浩三 (ジャーナリスト・武蔵大学教授)・前川喜平 (現代教育行政研究会代表)の各氏がマイクを握り、安倍元首相の「罪状」を次々に明らかにした。それはまさに「民主主義の破壊者=安倍晋三」の姿だった。「なぜこんな人が国葬になるのか」。怒りのボルテージは上がる一方だった。(M) 続き動画(8分40秒)東京新聞テレ朝ニュース日刊スポーツムキンポの忍者ブログ全動画(UPLAN)第二弾(8/27)

韓国「オーマイニュース」配信 : 解雇された韓国人のために闘って逮捕された日本人
「日本から韓国に進出した企業の横暴は、とりもなおさず日本の労働者の置かれた状況であり問題なのです。(中略)韓国サンケン労組の闘いから韓国の労働者の闘いの精神を学ぶことができました。むしろこちらが感謝したいくらいです」。親会社のサンケン電気(本社・埼玉県新座市)による一方的な清算・解散の発表に対して韓国サンケンの労働者が廃業撤回を求める闘いを始めると、それに呼応して日本で連帯活動に取り組んだ尾沢孝司さん(74)のことばだ。サンケン電気は2020年7月、本社ホームページで昌原(チャンウォン)馬山(マサン)自由貿易地域所在の子会社・韓国サンケンを清算・解散すると発表した。金属労組韓国サンケン支会は工場やソウル営業所の前にテントを設けるなどしてハンスト座り込み闘争などを繰り広げた。その結果、韓国サンケン支会と会社側(清算人)は2022年7月6日に合意書に署名した。具体的な合意内容は非公開だが、組合は合意内容を受け入れた。724日もの長期間に及ぶ闘いをしめくくったのだ。(「オーマイニュース」より) 続き

安倍国葬反対!あったことをなかったことにするな!〜日本軍「 慰安婦」メモリアルデー
安倍元首相の「国葬反対」の声が、あちこちから聞こえてきます。8月10日昼12時半から新宿西口で行われた戦時性暴力問題連絡協議会の「水曜行動 in 新宿」、テーマは「安倍元首相の国葬反対〜あったことをなかったことにするな〜日本軍『 慰安婦』メモリアルデーin Tokyo」でした。最初に、「女たちの戦争と平和資料館」館長の池田恵理子さんから、この間の経過についてお話しがありました。安倍元首相は、教科書から「慰安婦」の記述をなくしていくなど、日本軍「慰安婦」問題をなかったことにしようとしてきた人です。池田さんは「私たちに思いを託して旅立たれた『慰安婦』被害者の女性たちへの責任としても、若い人たちにこの問題を引き継ぐ、そのための努力を続けていきたい」と話しました。ピースボートの野平晋作さんは、「国葬を行うということは、安倍元首相がやってきたことを正当化し、岸田政権もそれを引き継ぐことが懸念されるので反対する」と話し始めました。(尾澤邦子) 続き

太田昌国のコラム : 「世界の先住民族の国際デー」に考えたこと
去る8月9日は「世界の先住民族の国際デー」だった。国連(原語を正確に訳すと、第二次世界大戦において勝利した側を意味する「連合国」となることは、何度でも思い起こしておきたい)が、先住民族の権利の推進と保護を支持するという姿勢を示すために1994年12月23日に定めた。8月9日という日付は、1982年に国連人権保護・推進分科会の国連先住民族作業部会が初めて開催された日に因んでいる。社会的「弱者」の権利を確立するための、非政府組織を主軸とした国際的な努力は、こうして、40年から半世紀の積み重ねを経て現在に至っていることも知っておきたい。労働者、女性、老人、子ども、障がい者などの権利を確立するための、また死刑廃止を実現するための国際条約が、国連の場でこの半世紀ほどに及ぶ現代史の中で次々と締結されてきたのは、それらの課題が「人権の確立と尊重」という共通項をもっているからだろう。国民国家の利害の枠内でしか物事を考えない、したがって時に戦争の発動にまで行き着く愚かな各国政府(為政者)の在り方を批判しつつ、民衆レベルでは、国境を超える〈人類〉共通の規範が生まれているのだと言える。(太田昌国) 続き *写真=先住民族デーのポスター

37年前、あの日ここから飛び立った〜「空の安全・争議解決」羽田空港スタンディング
8月11日12時、JAL被解雇者労働組合(JHU)とJAL争議の全面解決をめざす実行委員会準備会が主催となって、羽田空港第一ターミナル到着ロビー前で、羽田空港アピール行動を行った。一部メディアの「JAL争議解決」先走り報道もあった中で、当該組合、支援者ら130名が集まった。真の解決を目指すために、帰省ラッシュで賑わう羽田空港で、「JAL解雇争議の全面解決」を訴えた。この日は、37年前のJAL123便事故の前日の日でもあり、スタンディングでは、「争議解決」と「安全運航の基盤である労使関係確立」を強くアピールした。12時になるとアピール行動に集まる支援者たちが、「JAL解雇争議全面解決」のチラシ配布と横断幕、ボードを掲げ、60分間のスタンディングがスタートした。13時、道路を挟んだ駐車場に全員が移動して、JHU山口宏弥委員長がアピール行動のお礼と全面解決を目指す決意を述べた。「JAL解雇争議は解決していません。みんなが納得できる解決の着地点は滑走路です。滑走路以外の解決はありません」。山口委員長の力強い決意を受け、集合写真を撮って、終了した。(宮川敏一) 続き

小中学生にも観て欲しい〜慰安婦になった少女の友情を描いた『雪道』
8月10日、レイバーシネクラブは韓国映画『雪道』を観て、討論会を開きました。猛暑の中を大塚駅から歩いて10分。「シネマハウス大塚」には若い男性客も含め、沢山のお客さんがいました。劇場の外で、観たばかりの映画について知らない人どおしが話をする光景もみられました。大塚駅前のカフェで討論会には8名が参加しました。『雪道』は従軍慰安婦にさせられた、チョンブンとヨンエという二人の少女が主人公。皇民化教育を受け、日本軍のために協力させられた暮らし、日本語を流ちょうに話すことが強制される中で、朝鮮国内に根づいた女性の劣悪な境遇も描かれています。日本軍慰安婦として少女がどのように連行されていったのか。貧しいチョンブンと、豊かな家庭に育ち教育を受けることもできたヨンエという対照的な二人が、満州での過酷な体験の中でお互いを支えながら生き抜く姿が、深く心に刻まれました。(堀切さとみ) 続き *「シネマハウス大塚」で公開中

安倍「国葬」差し止めへ市民231人が提訴〜かつてない激励・支援の声
8月9日午後、安倍晋三元首相の国葬の差し止めを求め、市民231人が東京地裁に提訴しました。以下、提訴後の記者会見から2人の発言を抄録します(浅井健治)。●安倍元首相の国葬を許さない会代表・藤田高景さん・・安倍元首相の国葬の強行はいかなる観点から見ても全くおかしい。日本国憲法を踏みにじり、思想・信条の自由を侵害し、明治憲法下で天皇の勅令であった国葬令が昭和22年に失効しており、何らの法的根拠もないことに国民の血税をつぎ込む違法行為だ。岸田首相が挙げた国葬をやる理由はどれ一つとってもまともな理由とは言えない。日に日に全国の国民が国葬への批判の声を高めている。そのような声の高まりを背景にして私たちは、多くの市民が結集して7月27日に会を発足させた。そして直ちにこの不当不法な国葬をストップさせるため、中途半端な仮処分ではなく本格的な正式な訴訟を提起することを決定して弁護団と協議を開始し、準備を進めてきた。先ほど訴状を提出し、受理していただいた。 続き

〔週刊 本の発見〕お金を稼ぐことだけが偉いのか〜『アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か?』
「誰に食わせてもらってると思ってるんだ!」夫婦喧嘩でこう怒鳴る父親に、専業主婦である母親はよく言い返していた。「何言ってんだ! 私が掃除して、洗濯して、ご飯作ってやってるから、あんたは外で働いていられるんだろ!」。本当にその通りだと、今になってつくづく思う。お金を稼ぐこと(だけ)が偉い、と思わされ、お金に換算されないことには価値がないと思わされてきた。それほどまでに経済学は世界に影響力を持っており、個人の思考をも侵食してしまっている。それを自覚し、立ち向おう! そうすれば社会は変えられる、と呼びかけてくれる本だ。経済学の父と呼ばれるアダム・スミス。経済学は「経済人」なるモデルを作り、複雑なこの世を理解しようとしてきた。よって、当たり前だが経済学だけでは世の中を理解することはできないのだが、いつのまにか、経済学の理論や数字で表せないものは世の中に存在しない、と思わされてきてしまい、その経済学を基に政治がおこなわれてしまっている。(わたなべ・みおき) 続き

鎌田慧さんが新聞コラムで「国葬反対」を訴える!〜8/16には緊急集会開催へ
8月9日の「東京新聞・本音のコラム」で鎌田慧さんは「国葬の矛盾」と題して、コラムを発表した。内容は以下のとおりで、8月16日に「国葬反対」の緊急集会デモを呼びかけている。ーーー毎回書くのは気が引ける。でも安倍元首相の国葬強行は認めることができない。まったく尊敬できない人物の死を悲しみなさい、崇拝しなさい、と強制されるのは侮辱以外のなにものでもない。心に重いしこりとなって残っている。それが自分だけの感情だったならまだしも、共同通信の世論調査では53%が国葬反対という人物なのだ。旧統一教会とのトラブルを巡る殺人事件。しだいに明らかになってきたのが、旧統一教会と自民党主流派である清和会(安倍派)との関係だ。安倍氏の祖父岸信介氏と旧統一教会教祖の文鮮明氏との関係は深く、安倍氏が文氏の妻で、現在の教祖・韓鶴子氏が韓国で開催したイベントに送った、賛同のビデオのメッセージを見て、家庭生活を破綻させられた山上容疑者が激高した、と伝えられている。(鎌田慧さんコラムより) 詳細

〔週刊 本の発見〕「さあ、勝ち抜いてこい!」とは言えない〜『フツーの校長、市長に直訴!』
筆者は爐笑い瓩鯲匹見聞きするほうで、以前から漫才・コントのコンビ「かまいたち」が好きである。ツッコミの濱家隆一は子供時代の自分について、しばしば猊亘海如∧拔もしなくて、ヤンチャ(ワルに近いニュアンス)で瓩箸いΔ茲Δ某兇衒屬辰鴇个い鮗茲襪里世、たしかに学問的知識や教養が潤沢ではないとしても、その言動は無知・無学とはほど遠く、いわゆる「地頭」の良さを折々に感じさせる。先頃、その濱家に関して、『朝日新聞』に「『出会えてなければ人間ゆがんでた』かまいたち濱家さんが慕う先生」「やんちゃだった僕を認めてくれた先生」「『ごめんな』」と謝ってくれた かまいたち濱家さんの人生を変えた先生」というようなタイトルの連続記事が載っていた。「教科書も持っていかへんし、手ぶらで学校行くようなやつやった」濱家少年が、5、6年生時の担任との出会いから学習に前向きになり、将来は「漫才師でめちゃめちゃ売れてる」と卒業文集に書くほどまでに変貌したというのだ。(大西赤人) 続き

高齢者介護施設「愛の家」の調理スタッフに残業代を払いなさい!
学研グループの高齢者介護施設「愛の家」グループホーム葛飾奥戸で働く調理スタッフの中嶋光男さんが全国一般東京東部労組に加入し、未払い残業代を請求しています。「愛の家」は学研ホームディングスの傘下にあるメディカルケアサービスが全国各地に展開している高齢者用のグループホームで、その葛飾奥戸の施設で調理担当として働いている中嶋さんはメディカルケアサービスの子会社グリーンフードに4年前から雇用されている契約社員です。同施設においては出退勤ごとにタイムカードを打刻していますが、ほぼ毎日のように数分単位の労働時間が切り捨てられ、その部分の賃金が支払われていません。これが労働基準法24条の「賃金全額払いの原則」に反することは明らかです。「たかが数分」ということで済ませられる話ではありません。(須田光照) 続き

最低賃金引上げ額31円に〜1500円に程遠く平均は961円
22年度の最低賃金の目安額を決める中央最低賃金審議会は、労使意見の隔たりで決められなかったが、8/1の深夜になって、引き上げ額の目安を31円と決めた。目安通りに改定されれば、全国加重平均は961円(現在は930円)となる。「過去最大の引き上げ額」と報道されるが、私たちの要求、「全国一律1500円」には程遠く、ハイパーインフレの中、生活の苦しさは続く。労働側委員は「春闘の賃上げと最低賃金につなげ、物価上昇に対応する生活が絶対だ」と大幅な引き上げを訴えてきた。経営者側委員は「多くの企業は価格転嫁できていない。大幅な引き上げは事業の継続が難しくなる」といつもの言葉を繰り返す。25日以降、水面下で調整を続けていた。今後は、10月1日から実施となる新最賃制度に向けて、全国都道府県の各最賃審議会で地域ごとの最賃賃金額が決定される。(宮川敏一) 報告

中国は本気で「尖閣」上陸を考えているのか〜泉川友樹さんに聞く
南西諸島を中心とした日本の軍備拡張がすすんでいる。琉球弧のミサイル基地配備はあらかた終わり、その最終段階の石垣島では来年3月に基地完成が予定されている。また来年度予算では、防衛予算の大幅増額が見込まれている。その根拠が、中国の軍事大国化、尖閣周辺での中国公船の領海侵入の頻繁化である。最新の防衛白書では、中国は「我が国領海への侵入をくりかえしている」と述べている。しかし、これは事実なのであろうか。沖縄大学地域研究所特別研究員の泉川友樹さん(写真)は、「事実に基づいて政府の方針を批判したい」と述べる。泉川さんによると、日中間の尖閣をめぐる緊張関係は少なくとも政府間では沈静化しているという。一番緊張関係にあったのは、2012年の当時の石原慎太郎都知事による「尖閣諸島購入計画の発表」とその後の当時の民主党政権による「尖閣諸島国有化宣言」時である。(湯本雅典) 続き動画(13分51秒)

米国労働運動 : 組織化を求めてストライキするストリッパーたち
普通のピケットラインには、プラカード、メガホン、そして我慢できずに立ち上がった労働者がいる。しかし、カリフォルニア州ノースハリウッドにあるストリップクラブのスターガーデンのピケラインには、それ以外にもタコスの屋台、ダンスポール、ウッドストックやフランス革命といったテーマ別の仮装ショーなどがある。スター・ガーデンのダンサーたちは、3月中旬からストリップクラブをピケしている。危険な労働条件に抗議して職場放棄し、店からロックアウトされたのだ。彼女たちストリッパー労働組合(Strippers United)の組合員で、労働組合としての承認を求めて闘っている。ストリッパー労働組合は、1997年にサンフランシスコのストリップクラブ、ラスティーレイディーのストリッパーたちが全米従業員労組SEIUに組織されて以来、初のストリッパーの労働組合となる(このクラブは2013年に閉鎖された)。抗議のきっかけとなったのは、3つの事件だった。(レイバーネット国際部翻訳記事) 続き


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