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報告「原発事故は国の責任です!〜6.17最高裁判決を正すつどい」
「原発事故は国の責任です!〜6.17最高裁判決を正すつどい」(主催:原発被害者訴訟原告団全国連絡会)が、7月28日(金)午後1時から参議院議員会館で開催され、100人を超える参加者が会場を埋めた。全国各地で起こされている福島第1原発をめぐる賠償訴訟で、東京電力の賠償が認められている点では全訴訟が共通しているが、これには電力事業者に「無過失賠償」原則(過失がなくても損害を発生させた場合は賠償責任を負う、とする原則。「原子力損害の賠償に関する法律」第3条に規定)に支えられている部分が大きい。国策民営事業である電力事業の監督者の立場にある国の責任に関しては、下級審の判断はほぼ五分五分に分かれていた。高裁段階では、国の責任を認めたものが3訴訟(福島「生業」訴訟、千葉訴訟、愛媛訴訟)、認めなかったものが1訴訟(群馬訴訟)という状態で、昨年6月17日の最高裁判決にもつれ込んだ。(黒鉄好) 続き

〔週刊 本の発見〕搭乗員全員が特攻を「熱望」した〜『カミカゼの幽霊』
子供時代――概ね1960年代中盤あたり――の大西は、雑誌『丸』をはじめ、太平洋戦争、第二次世界大戦を扱った戦記や写真集の類を好んで読んでいた。改めて考えれば、1945年の敗戦から僅か20年経つか経たないかという時期であり、2023年の今に当てはめれば、2000年代初頭の9.11同時多発テロや小泉純一郎内閣や日韓ワールドカップやを振り返るような言わば爐弔だ荳△劉畚侏荵だったわけである。とはいえ、もちろん小学生の身とすれば生まれる前の遠い歴史には違いなかったが、特に日本側の全滅、玉砕に象徴される戦争の悲惨な経緯を眼にすると、子供ながらにも勇ましさや凛々しさとはほど遠い暗澹たる想いに駆られた。併せて、他国のそれとは如実に異なる日本の兵器――とりわけ軍艦や航空機――の不可解なくらい叙情的な名前やスタイルに惹かれたことも確かである。ただ、兵員が生還する可能性は皆無の――少なくともその生還を一切想定していない――神風特別攻撃隊に代表される「特攻」については、常にどうにもいたたまれない想いで触れていた。(大西赤人) 続き

怒りの理美容師「QBはブラック企業と言うしかない!」〜格差是正を求めて団体交渉を申し入れ
格安ヘアカットで急成長している「QBハウス」だが、今年の4月からカット価格が1200円から1350円に12%も値上げになった。値上げの理由として「従業員の待遇改善や人材育成を進める」としている。実際「直営店」の理美容師の賃金引き上げは実施されたが、まったく同じ形態で同じ仕事をしていている「業務委託店」の賃金は一切上がらなかった。8月1日午後、QBハウス「業務委託店」の理美容師たちでつくった労働組合は、事実上の親会社である「キュービーネット株式会社」に団体交渉を申し入れた。そしてその足で、厚労省の記者会見に臨んだ。ベテランの理美容師・林広道さん(54歳)の怒りは大きかった。「QBハウスの求人に応じて入社したのに、入ったら業務委託社員とされ“ハケン”と同じ扱いだった。社会保険も賃上げもいっさいない。使い捨て状態だ。QBはブラック企業としか言いようがない。とにかくちゃんとした説明をしてほしい。それが団交を申しいれた一番の理由だ」。(M) 続き動画(7分)BUSINESS INSIDER労評HP

パリの窓から : どこへ行くフランス(続) 警察国家とファシズム?
マクロン政権は、移民系若者ナエルの警察による殺害をきっかけに6月末〜7月初めにフランス各地で起きた若者たちの「暴動」(反乱)を、治安部隊による過度の武力で鎮圧した。恵まれない地区(カルチエ)の若者たちが求める正義、彼らが受けるレイシズムや社会的要因が生み出す困難に応える措置については一切語らず、暴力を親やビデオゲームのせいにした。この「暴動(反乱)」の弾圧の際、警察のゴム弾銃射撃や暴力によって若者1人が死亡し、頭蓋骨の一部や片目を失うなど重傷の被害者(全員「暴動」とは無関係)が複数出たことが、後に発覚した。ところが、警官の暴力行為に対する司法の取り調べが始まってすぐの7月23日、国家警察(警察庁)の長官は「取り調べを受ける警官を仮拘留するのはおかしい」と発言した。警察が司法のやり方を批判することは司法の独立(三権分立)を脅かすだけでなく、発言内容は法のもとに誰もが平等であるという人権宣言に反し、法治国家の基本を脅かす。(飛幡祐規) 続き

米国労働運動 : ストライキを背景にUPS社から画期的な譲歩を勝ち取る
【解説】8月1日から予定されていた物流最大手のUPS社でのストライキは回避された。ストライキを背景にチームスターズ労組は協約改定交渉を果敢に展開し、UPS社から画期的な譲歩を勝ち取った。二層賃金を撤廃させ、パート賃金の大幅な引き上げを実現するなど、組合員間の賃金差別を縮小した。この暫定協約案は現在全組合員による批准投票に掛けられている。投票結果が出るのは8月22日である。現在交渉が行われている自動車ビッグスリーの協約改定でも二層賃金の撤廃が焦点となっており、UPSでの勝利がどう影響するか注目されている。(レイバーネット国際部 山崎精一)・・ストライキ期限まであと1週間となった7月25日、UPS社とチームスターズ労組は暫定合意を発表した。8月1日にストライキは行われない。ストライキの脅しが効果的だったのは明らかだ。UPSがこの協約の履行に必要な金額は、前回の協約より300億ドルも多くなると組合は計算している。 続き

核汚染水海洋放出反対!一緒に海を守ろう!〜日韓労働者と市民が連帯して声上げる
7月31日、この暑さの中、霞が関の経済産業省前と首相官邸前では、さらに熱い声が響きました。東電福島原発の核汚染水海洋放出に反対し、韓国から民主労総や環境運動連合、韓国進歩連帯、全国漁民会、国会議員などの方々が来て抗議の声を上げました。経産省前では、原発に反対し抗議の座り込みを毎日続けている方や、全労協常任幹事の中原純子さんが連帯のあいさつをしました。中原さんは、昨30日の福島での原水禁大会に漁民のみなさんと共に参加したこと、あらゆる核実験に反対することなどを話していました。首相官邸前での進行役は、キム・ウニョン民主労総副委員長。環境運動連合のキム・スドン共同代表は「私たちは海を守るために、日本政府に厳重警告をするために日本にやってきました」と話し始め「IAEAの報告書には、安全だという保証はどこにもない。正当性と公平性もない。生命の倫理に反する」と日本政府に対し、汚染水の海洋投棄を即時撤回するよう訴えました。(尾澤邦子) 続き

久堀弁護士・湯川委員長、大いに語る!〜関西生コン弾圧を許さない東海の会
名古屋市熱田区の労働会館東ホールで、関西生コン労組つぶしの弾圧を許さない東海の会第5回総会が55名を結集して開催されました。植木事務局次長から、昨年10月23日の「映画とトークで考える 女性と労働組合」集会、本年3月21日の「学習と交流のつどい」、毎月の街頭宣伝と運営会議、そして多くの裁判傍聴の支援を行なったことが報告されました。柿山事務局長からは、「さんざん酷い判決が続いたが、漸く良い判決も出始めた。私たちが一番重視するのは関生支部組合員との交流だ。反社会集団だとキャンペーンされているが、実際に会ってみるとどこにでもいる労働者、我々と何ら変わらないことが解ってもらえるはずだ」との提起がありました。会計監査の竹久さんからの詳しい会計報告があり、名古屋ふれあいユニオンの鈴木さんが集会決議を読み上げた後、総会は議案を拍手で確認、会の役員は全員留任することが決まりました。(愛知連帯ユニオン) 続き

日本社会の様々な問題を浮き彫りに〜レイバー映画祭、220人が集う
7月29日全水道会館でレイバー映画祭2023が開催された。ホールは満席、参加者数は220名と盛況だった。映画も核汚染問題から労働現場の問題、震災の爪痕を描いたものなど極めて多様で、実に面白かった。最初の映画は「サイレント・フォールアウト〜乳歯が語る大陸汚染」。大戦後米国はネバダ砂漠や南太平洋の島々で核実験を次々に行い、その破壊力を高めていった。しかし、空気中に拡散していった核物質は人々の体内に入り、ガンや腫瘍などの重い障害を引き起こしていった。ネバダ砂漠から80キロしか離れていないラスベガスでは観光客が集まり、核実験で発生するキノコ雲を鑑賞していたというから怖ろしい。核汚染の恐怖はまだその実態が知れ渡ってはいなかったのだ。そんな中で子供の乳歯を様々な協力を得て収集し、その中のストロンチウム90などの含有量を解析していったグループがいた。「共産主義者」などの誹謗中傷を浴びながら、やがて大気中核実験を禁止する条約にその動きは結びつく。(大洞俊之さんのFBより) 続きアンケート紹介

12年の苦しさを5分にこめた原告証言〜福島原発被害東京訴訟、控訴審が結審
福島原発被害東京訴訟の控訴審が、ついに結審を迎えた。6月20日に結審の予定だったが、一か月後の7月27日に延期されたのだ。二度目の結審にも関わらず、16時の開廷を前に、東京高裁前には全国から大勢の人たちが駆け付けた。東京地裁に提訴して10年。いわき市から東京で避難生活を続ける鴨下祐也原告団長は「放射能による被害はないかのように言われる中で、多くの人が私たちの訴えを広げてくれた」と挨拶した。誰もが苦しんだ原発事故。しかし国が出す避難指示は限定的なもので、避難区域の内と外に住む人たちに分断をもたらした。大阪に避難し、関西訴訟を闘う森松明希子さんは「区域内も区域外も、原発事故による避難を余儀なくされたのは同じだ。どちらも国内避難民として人権を保障され、賠償されなくてはいけない」と訴えた。傍聴券の抽選には長い列ができ、98の傍聴席は埋め尽くされた。審議が足りないということで、結審はこの日に持ち越されたというが、被告代理人の言葉は短く、何を言っているのか聞き取れない。(堀切さとみ) 続き動画(4分)

〔週刊 本の発見〕大事なものはお金にかえてはいけない〜『今を生きる思想 宇沢弘文』
猛暑と豪雨、気候危機が日々実感をもって迫っている。今から30年以上前に地球温暖化問題に取り組んだ学者がいた。数理経済学者・宇沢弘文だ。本書の筆者は宇沢に師事したジャーナリストの佐々木実。2019年に大著『資本主義と闘った男 宇沢弘文と経済学の世界』を出版し、石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞を受賞している。本書は、126ページの小編だが、人間の幸せのために経済学を探求し続けた学者の姿を、くっきりと描きだしている。1928年生まれの宇沢は一中、一高、東大と、いわゆるエリートコースを一直線に進んだ。しかし伯父が戦死したこともあり、戦中には稀有な反軍国少年だった。数学の天才といわれ、理学部数学科に属したが、戦後の飢餓と荒廃の中で河上肇の『貧乏物語』を読み、マルクス主義経済学に専心することを決意。しかし、その数年後、彼は近代経済学を志すことになる。筆者の佐々木は、その理由の一つに、市場原理を導入した新たな社会主義「市場社会主義」への関心を上げている。(佐々木有美) 続き

「ストップ!リニア訴訟」で不当判決!〜国及びJR東海の主張を丸写し
原告らの請求をいずれも棄却する――それだけを言い渡すと、3人の裁判官はそそくさと、逃げるように奥に消えた。判決理由の朗読すらないので、棄却の理由もわからないまま。裁判官が「消えた」法廷内では、何が起きたかわからず、呆然としたまましばらく動けない傍聴人もいた。行政訴訟など、国や自治体を相手にした訴訟ではしばしば見られる光景らしく、噂には聞いていたが、自分自身が体験したのはこれが初めてだ。249名の原告が、国にリニア中央新幹線の事業認可取り消しを求めていた「ストップ!リニア訴訟」の判決言い渡しが行われた2023年7月18日、東京地裁での出来事である。判決に先立つ午後1時から、裁判所前で集会が行われた。川村晃生原告団長(写真中央)は「2016年の提訴から、コロナによる中断を挟んで7年、ついに判決の日が来た。JR東海は私たちの主張に全く反論できず、法廷内では私たちが圧倒していた。しかし、裁判所もまた国の機関だ。日本では国を訴える行政訴訟に独特の難しさがあるが、裁判所が私たちの相手に真摯に耳を傾けてくれるなら、私たちの勝利は間違いないと確信している」とあいさつした。(黒鉄好) 報告動画(事前集会 8分)

7.29レイバー映画祭近づく〜ドキュメンタリー映画『サラリーマン』の魅力
映画『サラリーマン』の冒頭シーン、日本のサラリーマンが自嘲気味にこう語る。「サラリーマンを5つの言葉で表すと、スーツ・パソコン・満員電車・居酒屋・酔っ払い、です」「頑張っているけど報われない」。コスタリカのアーティスト、アレグラ・パチェコさんがつくったドキュメンタリー映画『サラリーマン』が面白い。取材したのはコロナ禍前の時期(2014-2019)で、2014年に彼女がはじめて日本に来たとき、路上で眠り込んでいるサラリーマンの姿を見て驚いた。「酒を飲まずにいられないのは、仕事のストレスが原因なのか。企業による殺人事件のようだ」とパチェコさんは思った。映画はドキュメンタリーといっても固く重々しいものではない。軽快な音楽と共に、ときにイメージ化した映像を使いながら、観客を「サラリーマンの世界」に誘導していく。身近で知っているような世界と思っていたが、見終わるとその異常さに気が付く。家庭内で抑圧されている女性や過労死の話も出てくる。(映画祭ニュースより) ニュースNO.2映画祭詳細

利権まみれ!馬毛島に基地を造らせてたまるか!〜「マゲシカデモ」官邸に押し寄せる
7月21日夕方、「馬毛島に基地を造らせてたまるか!マゲシカデモ」が首相官邸前で行われた。参加者は40人ほどだったが、全員「マゲシカ」のお面をかぶり自ら「シカ」になって抗議の声を上げた。沖縄・南西諸島では戦争準備のための自衛隊配備・軍事基地強化が続いている。「馬毛島」では島全体を覆う滑走路と軍港建設が始まり、1月の着工からすでに半年が過ぎた。参院議員(共産党)の山添拓さんも「マゲシカデモ」に加わった。山添さんは国会調査団として現地を視察している。マイクアピールをした山添さんの話で強烈だったのは、基地建設が利権にまみれている実態だった。「赤旗がスクープしたが、馬毛島自衛隊基地建設では官製談合の疑惑がある。67件の工事中50件が異常落札だった。差額0.1%未満の神ワザ落札は9件もあった。自然を壊し、戦争を招き入れ、一握りの業者が莫大な利益をつかむ。こんな異常な工事を進めさせてはならない」。そして山添さんは官邸に顔を向けて、「岸田首相はこの声を“シカ”と受け止め、工事を中止してほしい」と結んだ。(M) 続き動画(9分)

教育が子どもの未来を拓く〜ドキュメンタリー映画『世界のはしっこ、小さな教室』
題名の通りである。世界には、こんな学校もあるのだ、こんな先生もいるのだと驚きつつ、一方ではあるだろうな、頑張ってほしいとも思えるのだった。登場するのはアフリカのブルキナファソ(未完成校舎、先生の宿舎もドアナシ、井戸は故障中、電気ナシ)、シベリア(トナカイのソリに机や教材を積んで各地を回る)、バングラディシュの小学校(少し大きめの船が校舎で集落に横付けして授業をする)。3カ所とも、全学年を一人で教えている。世界には、15歳以上の7人に1人(7億7300万人)が、読み書きができないという。ブルキナファソの村に行った女性は、先生になって初めての赴任先だ。自分の小さな子どもを母親に預けて何カ月も会えない。教える子どもたちは、様々な言語を持ち、公用語の1つのフランス語を少し理解できる子が50人のうちたった一人。先生は自費でソーラパネルを買い、夜も子どもの勉強をみる。シベリアでは、子ども2人を寄宿舎に預けて、トナカイのソリにテントも教材も積んで、10日ずつ移動しながら、遊牧民の子どもたちに教えている。(笠原眞弓) 続き映画公式サイト

〔週刊 本の発見〕亡霊と探る歴史の真実〜『オサヒト覚え書き 関東大震災篇』
小池東京都知事は9月1日に行われる関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式への追悼文送付を断った。2017年のことだ。前年までは歴代都知事にならって送付していたものを、この年3月、自民党議員に対する議会答弁で、今後は「適切に判断する」とした。その結果がこれだった。なんという増上慢だろうか。本書は冒頭で日本社会のありようを示すこの象徴的事実をまず紹介する。そのうえで関東大震災時の朝鮮人虐殺事件は、日本帝国主義の植民地支配の問題を避けて通れないと同時に「朝鮮人民の解放闘争との関連なしには正しい歴史的位置づけはできない」(『関東大震災』姜徳相)との言葉を引き、3・1独立運動とは何であったかの追究に第1章を当てている。第2章は「関東大震災時の朝鮮人虐殺を追って」、第3章は「関東大震災時の中国人虐殺を追って」、そして最終章第4章は「関東大震災時の亀戸事件ほかを追って」となる。ところで本書のタイトル『オサヒト覚え書き』のオサヒトとは誰か。明治天皇の父・孝明天皇である。(志真秀弘) 続き

国民イジメのマイナカード強制・健康保険証廃止を絶対に止めよう!〜議員会館前に1000人
からだが溶けるように熱い7月19日夜、総がかり行動実行委員会らが呼びかけ「軍拡増税反対!マイナカード強制反対!辺野古新基地建設反対!南西諸島のミサイル配備反対!改憲発議反対!暮らしをまもれ!7・19国会議員会館前行動」が行なわれ、1000人が元気に声を上げた。世論調査で7割以上がマイナカード強制・健康保険証廃止に「撤回・延期」を求める中、岸田政権の支持率が急落している。しかし、岸田政権は国民世論を無視して強行する姿勢を変えようとしていない。一方、大軍拡・増税に国民の批判が高まる中、報道によれば、大軍拡のための増税を1年先送りにする方針が取り沙汰されている。だという。今国会を振り返れば、岸田政権は、これ以外にも軍拡財源法案、軍需産業支援法案、入管法改悪法案、LGBT法案、原発回帰・推進法案などの悪法を数を頼んでゴリ押し・強行採決した。しかし政権支持率急落で、解散・総選挙を先送りする事態となったが、国民の批判はますます高まっている。(近藤徹) 続き

再び悲劇を繰り返さないために〜〈関東大震災100年 隠蔽された朝鮮人虐殺〉展を観る
高麗博物館で開かれている〈関東大震災100年 隠蔽された朝鮮人虐殺〉展(7月5日から12月24日まで)を訪れた。昨年刊行された新井勝紘著『関東大震災 描かれた朝鮮人虐殺を読み解く』(新日本出版社刊)を読み、わたしは今回の展示を心待ちにしていた。7月6日『東京新聞』朝刊に、「後世よ 省みて 絵巻の訴え」「関東大震災の朝鮮人虐殺 描写生々しく 新宿の博物館初公開」というタイトルで、新井の本で紹介された絵巻が掲載され、この展覧会が紹介されていた。高麗博物館は、在日コリアンと日本人市民が協力して、2001年、新宿区大久保にできた。新井は、ここの館長でもあった。今年は、1923年9月1日の関東大震災から100年目で、それに関連した本やイベントが計画され、福田村事件を取り上げた劇映画も公開される。だが、現実はそう明るいものではない。小池東京都知事は2017年以降追悼の辞を朝鮮人犠牲者追悼式に送らず、虐殺がなかったかのように歴史を書き換えている。そうした中での展示である。(志真斗美恵) 続き高麗博物館HP

7.29レイバー映画祭近づく〜映画『春をかさねて』『あなたの瞳に話せたら』紹介
今年のレイバー映画祭は『サラリーマン』がメインですが、環境や地域をテーマにした長編も上映します。以下は、『春をかさねて』『あなたの瞳に話せたら』の紹介です。・・宮城県石巻市大川地区は、2011年の東日本大震災で大きな被害を受けた被災地の一つだ。佐藤そのみさんは、当時小学六年の妹を大川小で失った遺族の一人だ。故郷や身近な人を失ったことによる喪失感に向き合い続け、やがて二つの映画を完成させた。それが、震災で妹を亡くした少女の葛藤を描いた劇映画『春をかさねて』と、大川小で友人や家族を亡くした若者たちの現在を映したドキュメンタリー『あなたの瞳に話せたら』だ。佐藤さんはいう。「震災前——2009年の小学生の頃から、ずっと大川で映画を撮りたいと思っていた。大川の風景と人々を、物語におさめたかったのだ。“震災”という、この美しい故郷には似つかわしくない題材を描くことにはなってしまったけれど、当時の目標は果たすことができたと思う」。若き監督が描く再生への道のり。その姿に、私たち一人一人が自分をかさねることになるだろう。映画祭ニュース(7/18)メール予約

「生活苦しい奴は声を上げろ!」〜最低賃金1500円を求めてサウンドデモ
7月15日午後5時、東京・新宿アルタ前に労働組合・市民が数百人集まった。通行人にチラシを配り、サウンドデモを行って「最低賃金を1500円に上げろ!」と声を上げた。この時期、ちょうど中央最賃審議会が開かれている。主催団体の一つである「エキタス」の原田仁希さんは、「この物価高騰のなか抜本的に最賃を上げなければいけない。中央審議会開催期間なので、労働者市民が一緒になって声を上げることにした」と語る。その審議結果は7月末から8月始めに出る。集会で主催者は、「岸田政権は1000円が攻防ラインというキャンペーンを張っているが、とんでもない。1500円はあたりまえだ。声を広げよう」と訴えた。またリレートークのなかで「学生は生活が苦しく勉強どころでない。2つ掛け持ちで仕事をしている友人もいる」と若者の厳しい生活実態が報告された。繰り上げ当選で参院議員になった非正規出身の大椿ゆう子議員が駆け付けた。(M) 続き動画(5分)「東京新聞」社説

強制社会にしてはならない!〜「マイナ保険証やめろ」新宿でデモ
マイナカードをめぐる事故や情報漏洩、住民票等、証明書コンビニ交付での誤発行、マイナポイントの他人への誤交付、マイナ保険証に他人の情報が紐付けなどが報道されてなか、7月15日午後3時から、新宿アルタ前で「マイナ保険証」に反対するアクションが行われた。主催は「ふぇみん婦人民主クラブ」と「共通番号いらないネット」。危機感をもった市民が約200人集まった。「任意のはずが強制になっている」。そういう怒りの声が多く聞かれた。「共通番号いらないネット」の宮崎俊郎さんはインタビューに応えて、問題点をこう語った。「本来の豊かな生活のためという名目は無視され、政府は全員にマイナカードを持たせることを至上命題にしている。その結果、あらゆる矛盾が噴出している。マイナカードはあくまで任意で欲しい人だけなのに、健康保険証廃止で事実上強制になる。それがどんどん広がれば、完全な強制社会になってしまう。私たちの自由が奪われる。それが一番の問題だ。絶対に止めたいし止められると思う」(M) 続き動画(5分40秒)田中龍作ジャーナル動画(川島ch)

新聞はジャーナリズムの原点に立ち返れ〜「朝日」社長挨拶で「稼ぐ力獲得」
朝日新聞を退職して9年。つい先日届いた退職者の組織「旧友会」の会報(写真)を見て驚きました。今の社長のあいさつが載っています。そこにあるのは「新聞依存脱却、稼ぐ力獲得」という見出し。新聞ではもうからないので、他の事業で稼ごう。そのためにも「紙の新聞に頼る事業構造を早く脱却して、新聞以外の『稼ぐ力』をしっかりと獲得することが本社経営の最大の課題です」と社長は言うのです。デジタル、イベント、不動産を「収益の三本柱」と位置づけたものの、不動産以外は稼ぐ力が足りていない、とハッパをかけています。おいおい、新聞社がイベントや不動産に頼ってどうする、と言いたくなるではありませんか。いや、企業経営を健全化するのが悪いとは言いません。新聞の読者が急減している折、新聞の収入だけに頼るのは難しいこともわかります。しかし、肝心の報道、ジャーナリズムへの力の入れ方があまりにお粗末です。というよりも、ジャーナリズムを放棄するような動きが目立ってしようがない。(伊藤千尋) 続き

放射能汚染水を海に流すな!〜韓国国会議員団と共に霞ヶ関で訴え
熱い太陽が照りつける7月12日午後1時、紺地に白字で「みんなの海共に守ろう」とハングルと日本語で書かれたおそろいのTシャツを着て「福島核汚染水投棄阻止大韓民国議員団」と韓国の水産業者のみなさんが東電前に立ちました。「日本政府と東京電力は、汚染水が環境に影響しないという何の根拠も提示していません。関係者との合意なしには放流しないという約束を守るべきです。海はつながっています。安全性を確保できない放流には反対せざるを得ません」と訴えました。韓国でノリの養殖を30年やってきたという漁民パクさん が訴えました。「今回の放流はコストが安いからと聞いているが、もしそうなら世界の漁民から寄付を集めてでも最も安全な方法で処理してほしい。放流は30年も続くという。漁民の生計はどうなるのか、このまま見殺しにされるのか。完全な安全が確保されるまで、海洋放流は止めなければなりません。海は核のゴミ捨て場ではありません」と訴え、「日本政府は海洋放流を中断せよ!」と叫びました。(尾澤邦子) 続き動画(12分)

〔週刊 本の発見〕火星の滅びから地球の将来が見えてくる〜『沈黙の惑星』
梅雨が明け、本格的に猛暑の季節がやって来た。国内外の報道では、異常高温、豪雨、洪水、渇水の報道が連日絶えない。気候変動が叫ばれてどのくらいたつのか。私たちはそれに対して、何をしてきたのだろう。この「沈黙の惑星」は今から20年以上も前に書かれた本だが、この20年間の間に地球を取り巻く環境の問題はどう変わったのだろうか。作者のブランデンバーグは地球の環境の変化、気候変動、温暖化に「死にゆく星」を憂いこの本を書いた。彼は本書の最終章で「地球庭園再生計画」と題して9つの提言をしている。20年の間に彼の提言は実現したのだろうか。この本は人類の未来への方向性を示唆し、生き残るための方策を新たに考えさせられる本である。ブランデンバーグは物理学者であり、ロケット科学者であり、軍事から宇宙開発と幅広く活躍している。科学者ならではの視点と彼の人間性により、本書は面白い読み物となっている。私は以前から地球は金星のような星になるよと冗談めいて言ってきた。(根岸恵子) 続き

「女革連」ここにあり!〜ジェンダー問題第二弾!レイバーネットTV速報
7月12日のレイバーネットTVはジェンダー問題第二弾として<「働く」を真正面から問い直す〜「おんなたちのメーデー前夜祭」から>を放送した。司会は松元ちえさんで、出演は中島由美子さん(全国一般労働組合東京南部委員長)、吉永磨美さん(新聞労連前委員長)、石上さやかさん(首都圏青年ユニオン専従)の三人だった。まず、どぎもを抜かれたのは、石上さんの出で立ちだった(写真)。「女革連」と書かれた青いヘルメットと作業服姿の石上さん。「これで歩いていたら通報されそうになった」そうだ。会の正式名称は「女性を差別と抑圧と搾取から解放する全国変革連合」で、まだ会員は一人。でもそんな石上さんが、職場で体験した差別の実態や「女革連」に至った思いのたけを吐き出して、番組は大いに盛り上がった。出演者は、4月30日に開催された「おんなたちのメーデー前夜祭」を成功させた実行委員の人たち。(M) 続きアーカイブ録画(77分)TV専用サイト詳細報告(笠原)

レイバーネットTV(7/12) : 「働く」を真正面から問い直す〜「おんなたちのメーデー前夜祭」から
1886年、「人間らしい生活と労働を!」と訴えて、長時間労働を強いられていた労働者たちが怒りをもって立ち上がりました。命をかけての闘いでは、1日を3等分にして、8時間は仕事のために、8時間は自分のために、そしてもう8時間は睡眠のために確保するライフスタイルを勝ち取りました。しかし、おんなたちにとってのメーデーは、21世紀に突入した今でさえまだ実現していないのです。「働いていない女性だっているのだから当たり前・・・」そんな声も聞こえてきそうです。家事、育児、介護・・・家族のために時間と労力を注ぐことは「労働」ではないのでしょうか。この回では、日頃から労働組合で活動し、4月に開催された「おんなたちのメーデー前夜祭」実行委員の3人と「働く」を真正面から問い直します。出演=中島由美子(全国一般労働組合東京南部委員長)、吉永磨美(新聞労連前委員長)、石上さやか(首都圏青年ユニオン専従)、司会=松元ちえ(レイバーネットTVプロジェクト) 番宣

新時代アジアピースアカデミー(NPA)講座:第10期、見どころ満載で7月スタート
おかげさまで、NPA講座もご好評をいただき記念すべき第10期目を迎えることができました! 第1期から9期まで、約1300講座の開催を達成し、毎期平均500名以上の方に受講していただきました。第10期(7-9月)では、朝鮮戦争休戦協定70年「日本と東アジア」、関東大震災100年「日中関係」など節目に考えるコースから元徴用工問題の重要局面「強制連行の現場から」、原発汚染水処理問題「福島からみたポストコロナ時代」などタイムリーなテーマでの講座まで注目のコース展開となっています!また、「抵抗の芸術と表現・思想の自由」「天野恵一の戦後社会運動史」「労働者と労働運動 - 総評OB」など人気コースが復活します! 従来コースも更に充実し、実践講座、松原明の「3分ビデオ」制作工房には中級コースが新登場!さらに大ヒットアニメSLAM DUNKやチョー・ヨンピルを扱った「時事ニュースで読む韓国社会と韓国語」などの語学講座も見どころです。第10期もNPAの魅力あふれる全20コース123講座ラインナップにご注目ください。(NPA事務局) 詳細NPAホームページ

太田昌国のコラム : 三度、四度、オランダでの植民地主義克服の動きに触れる
ここ2年来、当コラムでは、オランダにおける植民地主義克服の動きに注目してきた。まずは2020年10月、旧植民地の住民の同意なくして現地の文化財を持ち出したことは「歴史的不正義」だとして、これを返還しようとする動きが始まった。次いで2021年5月から8月にかけては、国立美術館で、オランダが関わった奴隷制展を展示する試みもあった。そこでは、レンブラントが描いた肖像画のモデルとなった著名な富豪夫婦は、実は奴隷制を利用してこそ莫大な富を蓄積し得たことが明かされた。また、レンブラントやフェルメールが活躍した17世紀を、オランダの「黄金時代」と呼ぶ旧来の歴史観は一方に偏していると気づいた美術館のキュレーターたちが、美術史におけるこの呼称を取りやめた。この展示会のカタログ “Slavery” を取り寄せると、「たくさんの声たちを展示する」との副題が付されている。(太田昌国) 続き *写真=「奴隷制、オランダ国王が謝罪」を伝えるインドネシアのウェブ

7月7日は労働者の安全を守るための日〜大久保製壜社前集会に130人
7月7日午後4時、瓶の製造ラインの音が響き渡る工場前に、のぼり旗を持った労働者が集まってくる。その数130名。大久保製壜(東京・墨田区)は、2019年7月7日に「多段積み」による重大災害を起こした。死者を出してもおかしくなかった事故を忘れまいと、毎年この日に「社前集会」が開かれることになったのだ。様々な職場から駆け付けた労働者の中には、会社を早退してきたという人もいた。労働者と組合の粘り強い闘いによって、昨年8月3日に会社側と安全協定を結んで和解したが、その後どうなったか。最初に、東部労組大久保製壜支部の金澤新鋭委員長が現状報告した。「争議が解決すれば終わりなのではない。協定を結んだものの、会社は安全対策をとっていない」「工場内は50℃の灼熱地獄。会社は『瓶を扱っているのだから仕方ない』といって済ましているが、熱中症で死者が出たらどうするのか」(堀切さとみ) 続き東部労組報告

パリの窓から : どこへ行くフランス 強権政治とレイシズム
今年の1月中旬に始まった年金改革法案に反対するフランスの巨大な社会運動は、3月中旬に法案が強行採択された後は、マクロン政権の反民主主義的なやり方と、制度上それを許す政体(第五共和政)に対する抗議の要素が加わり、この半世紀で最大の社会運動に発展した。しかし、マクロン大統領は4月中旬、圧倒的多数の国民、全労組と左派連合NUPESの反対を無視して年金改革法を交付した。市民の怒りがおさまらずに種々の抗議運動が続く中、パリ郊外で検問を受けた17歳の移民系若者が警官に撃ち殺された事件をきっかけに、6月末からフランス各地で放火や建造物・商店の破壊などが多発している。これまでフランスでは、100万人を超えるほど市民を動員するデモが何度も繰り返され、大規模なストが行われると、時の政権は社会の鎮静化を望んで、抗議の対象となった法案を引き下げた歴史がある。(飛幡祐規) 続き感想(渡部秀清)

〔週刊 本の発見〕そもそも技術的に不可能なのだ〜『超電導リニアの不都合な真実』
2020年12月の発売直後に買っていたが、今回、レイバーネットTVでリニア中央新幹線を特集するにあたり、予備知識を持っておかねば、と慌ただしく読んだ。本書を読破すれば、問われているのは世間一般で思われているような建設の「是非」ではないとわかる。そもそも技術的に不可能なのだ。本書が明らかにした事実は多岐にわたるが、さしあたり、最も深刻なのはリニアにとって致命的な「クエンチ現象」を克服できないまま今なお建設が続いていることだ。リニアは、電気抵抗がゼロになる「超伝導状態」を維持することで車体を地上10cmの高さに浮上させ、高速走行することができる。クエンチとは、この超伝導状態を維持できなくなる現象であり、完全に防止できる技術的めどは立っていないという。超電導技術自体はMRIなど医療現場で使われる機械にも導入されているが、クエンチはここでも起きている。ただし、固定した建物内で関係者が常時監視しながら対処できる医療機器と異なり、監視要員のいない場所を走るリニアでクエンチが発生しても対処する方法がない。(黒鉄好) 続き

レイバーネットTV報告「リニア特集」:深堀してはいけないリニア新幹線問題
私たちレイバーネットTV取材班は、6月28日の放送直前の24日に大鹿村のリニア新幹線の工事現場に行きました。案内してくださったのは現地に移住してまで反対運動をしている登山家でもある宗像充さん(フリーライター)。的確に問題個所を案内していただきながら、リアルに観ることの大事さを、改めて思ったのでした。2027年完成なんてあり得ません。山を壊し、川を壊し、里を壊し、海を壊し、命も奪い、人々は何をしたいのでしょうか? 番組では、どの工区も大幅遅れで、2027年に完成は無理ということが明らかにされました。他国では計画段階で反対されたり、途中で頓挫しています。日本もこれ以上傷を深めることなく、撤退してほしいです。静岡県の工区には「破砕帯」があるといいます。石原裕次郎の映画『黒部の太陽』は黒部ダムの難工事の映画でした。トンネル工事と聞くたびに、あの恐怖を思い出します。英雄譚ではありません。リニアと同じ発想です。マスコミが伝えない樫田秀樹さん、天野捷一さんのお話を聞いてください。(笠原眞弓) 報告放送アーカイブ(77分)視聴感想企画感想(黒鉄好)TV専用サイト

石垣島:3か月居座り続けるPAC3〜配備を許さないたたかいを続ける組合、市民
4月22日の防衛省の「破壊措置命令」以降、今日(7月3日)まで沖縄本島、宮古島、石垣島、与那国島でPAC3(ペトリオット、短距離ミサイル)が配備を続けている。石垣島では、この3月に陸上自衛隊石垣駐屯地が開設したにもかかわらず、基地の外しかも市街地でクルーズ船が停泊する場所に近いところに配備をし続け、石垣市では、港湾労働者(全港湾)が「自宅待機」方針をかまえている。同組合では、「自宅待機」方針をPAC3がやってくる前の3月18日の石垣駐屯地への弾薬搬入の際実行に移した。そこでは、組合員全員の約50人(港湾労働者は、約100人)がこの取り組みに参加した。現在は破壊措置命令の展開がなされれば、いつでも自宅待機に入れる状況がつくられている。それというのも、「組合(全港湾)は、何よりも組合員の命を守るためにあるのですから」と港湾労働者の波照間忠さんは語る。(湯本雅典) 続き動画(7分49秒)

加害の歴史から目を背けないで!〜7.2「群馬の森朝鮮人慰霊碑」撤去反対東京行動
7月2日(日)午後3時、新宿駅南口改札を出ると、ものすごい音量で「朝鮮人は帰れ!」などの罵声が響いてきました。外に出ると、右翼の宣伝カーが並んでおり、抗議する十数人の市民を数十人の警察官が押しとどめ、右翼の宣伝カーと爆音ヘイトを守っていました。なんという光景! 警察官は爆音そっちのけで、市民の抗議を妨害し、右翼を守っていました。あまりのひどさに、警察官に抗議しました。群馬の森朝鮮人慰霊碑撤去反対行動の場所が変わったことを知らされ、移動しました。新宿駅東口で集会が行われていました。司会者から追悼碑撤去についての経過説明がありました。2001年6月、群馬県議会において追悼碑建立請願が全員賛成で採択されました。2004年4月、太平洋戦争中群馬県内で強制労働により犠牲になった朝鮮人労働者を慰霊するため、追悼碑「記憶 反省 そして友好」が、高崎市にある県立公園「群馬の森」に建立されました。(尾澤邦子) 続き

フランス : 蘇れ、人権宣言。レジスタンス!〜警察の差別的態度と暴力はエスカレートしている
6月27日の朝、パリ郊外のナンテールで、無免許で運転していた17歳の若者が警察の検問を受け、撃ち殺された。殺した警官は車が向かってきたので正当防衛だと主張し、若者には前科があったとメディアは報道した。不幸中の幸い、この場面を撮影したビデオがネットに流れ、撃った警官は車の横にいて彼の身に全く何の危険もなかったこと、「お前を殺してやる」と若者に言い、隣の警官は「撃て!」と言ったことが確認された。つまり殺害である。さらに、前科は全くの嘘と判明した。それに、たとえ前科があっても無免許運転でも、人を殺していい理由にはならない。若者の名前はナエル。移民系の若者たちは警察から不当な検問と暴力を受けやすく、2022年の1年間で、同じように「命令に従わなかった」という理由で13人が警官に殺されている。治安部隊によるデモの際の行き過ぎた不当な暴力行使と共に、郊外の団地地区などでの移民系の若者に対する差別行為・暴力もずっと問題になっているが、マクロン政権になってからは、警察の差別的態度と暴力はエスカレートしている。(飛幡祐規) 全文

JAL不当解雇争議の解決を迫る!〜雨にも風にも負けず「東京総行動」
6月30日、日鉄本社(戦後補償)からJAL本社(不当解雇)まで、9争議の企業等を回る「6・30東京総行動」が行われた。最終地のJAL本社前には150名あまりが結集、早期解決の要請書を提出した。JAL被解雇者労働組合(JHU)の山口宏弥委員長はこう訴えた。・・・昨年のJAL株主総会で、赤坂社長は「変えたい。変えないといけない」を繰り返し答弁した。赤坂社長は今回、答えられないから我々の指名を避けた。総会で発言を封じ、真摯に進める意思を否定した。これがJALの企業体質です。雇用によらない解決はありません。あきらめず頑張りましょう。この闘いは負けることはない。 赤坂社長のパワハラ問題が週刊紙にリークされた。側近からだ。 社長のストレス解消は争議解決しかない。自民党議員も言っている 「JALに“沈まぬ太陽”は終わっていない」と。JALは1日も早く決断すべきだ。(宮川敏一) 報告

米国労働運動 : チームスターズ労組が26年ぶりにストライキ決起か
【解説】アメリカの物流大手UPSを組織するチームスターズ労組は、協約更改闘争に向けてストライキ権投票を6月に実施、97%の高率でストライキ権を確立した。UPS社にはチームスターズ組合員が35万人おり、その労働協約は民間部門の最大の労働協約である。昨年発足したチームスターズ労組の改革派の新執行部の指導力が問われている。日本でも2024年問題で問われているトラック運転者の厳しい労働条件に対して、チームスターズ労組が26年ぶりのストライキで立ち上がるか注目したい。(レイバーネット国際部 山崎精一)・・民間部門としては米国最大の労働協約が7月31日深夜に期限切れを迎える中、米国の労働運動の目はユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)とそこで働く約35万人のチームスターズ労組組合員に注がれている。チームスターズ労組は6月5日からUPSのストライキ権投票を実施し、結果は6月16日に発表すると発表した。 続き


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