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あす(9/1)レイバー映画祭開催〜「映画ムーブメント」を一緒につくろう
いよいよ今年のレイバー映画祭も9月1日に迫りました。8月下旬に完成した作品も多く、ホットな上映会となりそうです。8月28日には、全日建関西生コン支部・武建一委員長の不当逮捕がありましたが、『関西の生コン業界でいまなにがおきているか』(改訂版)はこの問題の本質に迫っています。今回は新人制作者(見雪恵美・依 草太・山村淳平)の力作が揃いました。労働映画の幻の名作『地の塩』から、本邦初公開の米国ドキュメンタリー映画『ユニオンタイム』まで見応え十分です。さあ、一緒に「映画ムーブメント」をつくっていきましょう。来場予定の方は、お得なメール予約をご利用ください。(映画祭プロジェクト) 映画祭詳細お得なメール予約

〔週刊 本の発見〕「分断・離散・死」人々に残した傷痕〜『子どもたちの朝鮮戦争』
本書は朝鮮戦争が残した傷痕を描く10の短編児童文学のアンソロジーである。10編の中から今回の書評では、李 元寿「湖底の小さな家」を取り上げる。物語は絵のように「美しい」チャンスリ湖の過去と現在をめぐって展開する。この湖に降りる細道に立つ小さな木の立て札にはこう書かれている。「父ソ・チンギュの家 この湖のなかにあり チャンスリ小学校6年 ソ・スッキ」。これは一体誰が、誰に見せるために、誰のために、書いたものなのか? ところで、このチャンスリ湖はまだ幼い。水力発電という国家的な事業のために、もともとここにあったチャンスリ集落一帯がすべて湖になった、人工湖だからだ。ここに住んでいたのが立て札を書いたスッキであり、その祖母であった。ある日、家に届いたのは、水力発電用のダムを開発する、国家から補償は出るから不平を言うな、引っ越せ、と命じる役所からの通知だった。(金塚荒夫) 続き

世界に誇る食ブランドが危ない!〜「これでいいのか豊洲市場移転」緊急集会
8月28日、東京・飯田橋の東京都消費者生活総合センターで日本消費者連盟が主催する「食の安全・安心を守ろう ! これでいいのか豊洲市場移転 築地を守れ!」緊急集会が開催された。不透明に強引に進められる豊洲移転を危惧する各分野の科学者・築地で働く人・消費者の立場の市民たちが150人参加し超満員になり、熱気あふれる発言が飛び交った。中澤誠・東京中央市場労働組合委員長(写真)による講演「豊洲市場で食の安全はどうなるー築地市場の現場から考えるー」 が行われた。シャネル日本法人社長でフランス人のリシャール・コラス氏は「築地市場を移転すれば、銀座だけでなく、東京、さらには日本のイメージを破壊しかねないと考えています。築地を移転するなんて、ノートルダム大聖堂をパリからリヨンに移すのと同じくらいバカげています。築地が日本や東京にとってまさしくある種の『ブランド』だからです」とのメッセージを寄せた。(ジョニーH) 全文

予断と偏見に満ちた捜査〜武建一委員長らの不当逮捕に抗議声明
8月28日、滋賀県警刑事部組織犯罪対策課は、当組合関西地区生コン支部の武建一執行委員長のほか支部役員2人の計3人を不当逮捕したうえ、大阪市内の関西地区生コン支部事務所などを家宅捜索した。これは、湖東生コン協同組合による恐喝未遂容疑として滋賀県警が捜査中の事件の一環のようである。この滋賀県警の捜査は予断と偏見にもとづくものといわざるをえない。生コン業界においては、中小企業である生コン業者らが中小企業協同組合法にもとづく協同組合を組織し、この協同組合による共同受注・共同販売事業によって、力関係で優位に立つゼネコンとのあいだで対等かつ適正価格での取引を可能にし、それによって生コンの品質も確保されてきたからである。労働組合は組合員の雇用と労働条件確保のために協同組合の活動に協力してきた。中小企業団体の正当な営業活動やこれに協力する労働組合の正当な組合活動を敵視する強制捜査は断じて容認できない。(全日建連帯労組の抗議声明より) 全文9.1映画祭で関連映像上映組合つぶしの理由 *写真=組合事務所への家宅捜査(8/28)

ビデオカメラを手にベトナムへ!〜『技能実習生はもうコリゴリ』9/1に初公開
技能実習生問題に取り組む医師・山村淳平さんは、ことし春、ビデオカメラを手に現地ベトナムを訪れた。いま日本にやってくる外国人技能実習生の約半数はベトナム人で国別トップとなった。しかし建設現場など過酷な労働環境のなかで、労災事故が多発し強制帰国させられるケースも多い。現地を尋ねると技能実習生の出身地はベトナムでも北部・中部の貧しい地域だった。山村さんは、事故で死亡した実習生の遺族やケガで失明した元技能実習生を探しだしインタビューする。また技能実習生を集め日本に派遣する「送り出し機関」にも入り込み、その実態に迫った。そこでは保証金など多額の借金を背負ってやってくるベトナム人の現実が浮かび上がる。なぜかれらは日本をめざすのか? 送り出す機関とはどんなところなのか? 問題点は何なのか? メディアが報道しない日本の深部に迫るドキュメンタリー『技能実習生はもうコリゴリ〜ベトナム人の声』は、9月1日のレイバー映画祭で初公開される。(映画祭プロジェクト) 記事映画祭HP *写真=28歳で「建築土木」に従事し突然死した元実習生の自宅

戦争も戦後も知らない世代に伝えたい〜朝霞・平和のための戦争展
8月25日〜27日 埼玉県朝霞市立図書館で『第13回平和のための戦争展』が開催された。入口付近では女性3人が訪れた子どもたちに折紙を提供するなど、入りやすい雰囲気だ。一番前には日本国憲法を表現した大きなキルトが飾られていてひときわ目を引く。責任者の真下広生(「あさか・九条の会」事務局)さんは、次のように話した。「朝霞市には戦後まもなくから米軍基地があったのですが、それを自衛隊が引き継いだ。その後、移住人口が増え、基地の近くに学校が次々と建てられました。戦争のことや戦後のことを知らない世代が増え、それらを知っている世代が伝えようということで、13年前からこの展示会を始めました。今回は三日間で1000人近くの方が見に来ました。そのうち子どもさんは100人くらいです」「近隣の地区では、平和や戦争をタイトルにした催しを妨害する政治家や団体がいるようですが、この催しではそのような妨害は一度もありませんね」(ジョニーH) 続き

〔朗報〕ソフトバンクがイスラエル軍事見本市への積極姿勢を転換!
8月27日午後、川崎でのイスラエル軍事エキスポに反対する会が、汐留のソフトバンク本社に抗議の申し入れ。同社は、29・30日に川崎市とどろきアリーナで開催される「ISDEF Japan」のプライムスポンサーとなり、元軍人が設立したイスラエルのサイバーセキュリティ企業との合弁会社が出展、さらに相田伸彦セキュリティ事業推進本部長がプレゼンを予定するなど、イスラエル軍事見本市に突出した関与を示していた。酷暑の中、22人の参加者は本社ビルをバックにプラカードを掲げて抗議の意思表示をした後、エスカレーターを下って、受付へ。直前ながらアポイントを取っていたため、総務本部の坂田さんが対応。要求書はこの場では受け取れないので、郵送してほしいとしながらも、「当社は出展も協賛も後援もやらないことになり、(相田本部長の)スピーチもやらないことになったと聞いている」と説明。正確な事実関係や立場は後日、郵送文書への回答書の形で示したいと述べつつ、企業としての直接の関与は避けたことを表明しました。(杉原浩司) 報告動画(13分)8.29大抗議行動

「伝えたい思いを的確に伝えるために」〜レイバーネット合宿でメディア講座
レイバーネットの夏期合宿が、8月24〜26日埼玉県毛呂のスキャットセミナールームで行われた。周りは緑と田んぼが360度まで広がっている。空気がうまい。関西からの人、非会員の人も含め参加者は28人だった。仕事や運動分野も多彩で「出会い」と「大交流」の場になった。プログラムは、バーベキュー、メディア講座、上映会、川柳大会、即興歌、温泉などなど。一緒にご飯をつくり寝床をつくり語り合った。毛呂は埼玉でも最も温度が上がる地域で、午後から夜にかけては「39度の酷暑」が襲ってきた。バテた仲間も出たが知恵を出し合い、「酷暑」をしのいでの合宿だった。講座のメインは25日午後に行われた山口正紀さんの「記事の書き方講座」(写真)。「大手メディアの真似をするな。伝えたい思いが一番大事で、その思いを的確に伝える技術を学ぶことである」と刺激的発言から講座は始まった。読売新聞を経てフリージャーナリストとして歩んできた山口さんならではの「実践講座」となった。(M) 写真速報川柳報告参加報告(堀切さとみ)

米国 : バーモント大学病院で看護師スト〜非組合員の賃上げ要求で支持広がる
7月12日から13日にかけてバーモント州で二番目に大きな雇用主であるバーモント大学病院の1800人の看護師と医療技術者が賃上げを要求してストライキに入った。病院があるバーリントン市の市民はストライキ支援に立ち上がった。「警官や消防士やUPS社の宅配運転手たちがピケに駆け付けて握手を求めてきました」と神経科看護師のマギー・ベレンスさんは言う。「ピザ宅配が何十ものピザを差し入れたり、アイスクリームを只で届けてくれました」。病院から市の中心部に向けて1000人のスト労働者たちがデモを始めると「道端のレストランで夕食中の人たちが立ち上がってスタンディングオベーションで迎えてくれたのです。感激しました」。なぜこのように広い支持を得られたのか? それはこの病院労働者たちは自分たちの賃上げだけを要求していたのではなかったからだ。電話交換手、庁舎清掃、給食、介護などの組合員ではない同僚のために最低時給15ドルも要求していたのだ。(レイバーネット国際部翻訳記事) 続き

「私のこころは決して折れません」〜失踪から10日目、沈夢雨の自筆の手紙
8月11日、法律にしたがって労働組合を結成しようとした佳士科技(JASIC)労働者を支援してきた広東の労働運動活動家の沈夢雨は、友人たちとの夕食最中に連れ去られた。それから10日後、沈夢雨が自筆で現在の状況と経過を書いた手紙を支援団体がウェブ上で公開した。以下はその全文。……夢雨です。私は8月11日に闇の勢力にそそのかされた両親の親戚に連れ去られてからずっと軟禁されています。その日の晩、連れ去られて載せられた黒色のSUV車には、私の両親のほかに、助手席に見たことのない50歳くらいの太い眉をした男が座っていました。彼は私を拉致したことを確認すると電話を掛けました。わたしはすぐに男の手から電話を叩き落しましたが、両手を拘束されてしまいましたので、彼の顔に唾を吐きかけ、大いに罵ってやりました。なんと爽快だったことでしょう! その後、軟禁場所に連れていかれると、その男は私と同じ建物で寝泊まりしました。私は軟禁され、シャワーやトイレにも監視がつき、外に出ることはできません。続き

〔週刊 本の発見〕日本もバージョン・アップしませんか〜『そろそろ左派は〈経済〉を語ろう』
本書はイギリス在住のライターのブレイディみかこ、経済学者の松尾匡、そして社会学者の北田暁大の三人の鼎談である。冒頭でブレイディが述べているように、本書はある「違和感」から出発している。それは日本の左派が平和運動やマイノリティ問題に傾倒する一方、ときに経済政策への関心を失っているように見える点である。「日本の左派の人々と話していると、彼らの最大の関心事は、改憲問題であり、原発問題であり、人種やジェンダーやLGBTなどの多様性の問題だ。こうしたイシューは、社会のデモクラシーを守るために重要だと考えられているが、経済はデモクラシーとは関係のない事柄だと思われている。これは日本があまりにも長い間、なんだかんだ言っても自分たちがはまだ豊かなのだという幻想の泡に包まれてきたせいもあるだろうし、豊かだった時代への反省と反感がありすぎるのかもしれない。だがこれほど歴然と経済にデモクラシーが欠如している国であることが明らかになっているのに、左派が経済に興味がないという状況は、国内経済の極端な不均衡が放置されている事実ときれいに合わせ鏡になっているように思える」(菊池恵介) 続き

幻の名作『地の塩』がやってくる!〜レイバー映画祭2018に反響
9月1日の「レイバー映画祭」で10年ぶりに『地の塩』を上映することになった。「これを観たかった!」など反響は大きく、続々と予約が寄せられている。『地の塩』は1954年米国作品だが、労働運動の不朽の名作といわれる映画。2007年の「レイバーフェスタ」で上映したときも「労働運動というテーマだけでなく、運動内部のジェンダー問題に深く切り込んでいたところがすごい。50年以上前に作られた映画だが、その問いかけは十分に現在性を帯びている」との感想が寄せられた。日本の劇場公開は1997年で労音会館で1か月上映された。しかし、その後はまったく観る機会がなくなり「幻の名作」となってしまった。2018年のいま「Me Too」運動や非正規女性のたたかいが広がっている。今こそこの映画の出番である。『地の塩』が描いた普遍的・根源的な問いかけは、時代と時間をこえて迫ってくるだろう。映画評論家の木下昌明さんが「これを超える労働運動の映画はない」と評する『地の塩』は、9月1日午前10時から上映する。(映画祭プロジェクト) 続き映画祭詳細ページメール予約

バラ色の求人広告、実際は使い捨て〜20代エステティシャンが立ち上がる!
「美容業界で働く方々、美容専門学校で免許とった方々に訴えたい。私たちのたたかいを見て、夢をあきらめてほしくない」。8月20日、厚労省の会見でAさん(写真)はこう呼びかけた。この事件は、エステティックサロンの中堅企業「スイート・ピア」の20代の元従業員2名が、あわせて約500万円の「未払い賃金」の支払いを求めたもの。20日午後、東京地裁に「労働審判」を申し立てた。「スイート・ピアの求人内容をみると、研修も充実していて条件がよかったのでこの会社を選んだ。施術はやりがいのある仕事。しかし休憩もとれず長時間労働があたりまえになっていた」とAさんはいう。残業時間は過労死ラインの80時間をこえた月もあった。それでも「固定残業制度」のため基本給+手当の22万円しか払われなかった。Aさんは長時間労働で「体調不良」に追い込まれ昨年9月末に退職することになるが、同時期に「エステ・ユニオン」に加入して、たたかいを開始した。(M) 写真速報動画(6分43秒)「エステ・ユニオン」HPTBSニュース弁護士ドットコム

「沖縄県知事選に勝って新基地なくそう」〜安倍9条改憲NO! 8.19国会前行動に2700人
8月19日夕方。私にとって久しぶりの国会議員会館前は、変わらずにとりどりの幟や横断幕に埋められ、チラシを配る人たち、スピーチに合わせて「そうだ!」と合いの手を入れる人たちで埋められていた。何人もの顔なじみのお元気な姿に、お互い声を掛け合う。遅れて到着した私の耳に、トップに話している立憲民主党の菅直人さんの締めの言葉が飛び込んでくる。菅さんは「3.11以降、原発をなくしたいと国内外を回ってきたが、世界中に原発が必要と思っている人はいない。太陽光・風力で電気はまかなえる。早く政権を変えよう」と訴えていた。次は、共産党の宮本徹さん(写真)。昨日まで沖縄にいたということで、辺野古の南側の工事の遅れを指摘。それは40メートルの地盤の緩みがあるからと報告。続けて「安倍は沖縄の基地は、北朝鮮が攻めてくるからと言っていた。でも政局は動いたので、もう基地建設の名分はなくなったのだから、今度の県知事選挙で新基地反対の知事を選んで新基地をなくしたい」と力強くアピールした。(笠原眞弓) 続き写真(ムキンポさん)全収録動画渡部通信

セクハラ、パワハラ、解雇〜シリーズ「労働相談」報告(8/20)
1、セクハラ上司…既婚上司から関係を迫られたり、実際襲われそうになったり、自宅までやってきたこともあります。2年以上我慢してきましたが、もう限界です。退職を決意しましたが、会社が退職届を受け取ってくれません。2、「社内不倫」でセクハラ脅迫する上司…社内の不倫を上司に知られてしまいました。この上司から1年以上にわたって「ばらされたくないなら、裸をみせろ」と脅迫されています。精神的におかしくなり、病院に通っています。3、産前休暇を有給休暇でとったのに、給料が減額された…産前休暇として4日分を有給休暇で申告し休みました。ところが給与明細には欠勤扱いとされ減額されました。4、娘の産後介護休暇を申請したら解雇…娘が出産したので、その介護のために産後介護休暇3週間の申請をしました。翌日社長から「迷惑だから」と解雇されました。5、飲み会への強要…職場の飲み会に頻繁に参加させられます。行きたくありません。(NPO法人 労働組合作ろう!入ろう!労働相談センター) 続き

ミサイル基地配備阻止に向けた市議会議員選挙が始まる〜沖縄県石垣市
7月18日、中山沖縄県石垣市長は、陸上自衛隊ミサイル基地の受け入れを表明した。しかしこの表明には、無理を押し通そうとする中山市長の姿勢がうかがえる。というのも、客観的事実として、以下の状況があるからだ。ヾ霖老設予定地「平得大俣(ひらえおおまた)の東側にある私有地及びその周辺」近隣の4つの公民館(嵩田、開南、於茂登、川原)が、昨年10月時点で基地建設反対を表明している。中山現市長は、今年3月に再選されたが、選挙結果は以下である。中山義隆13822票(48.98%):「基地建設を理解する」/宮良操9526票(33.7% ):「島のどこにも基地をつくらせない」/砂川利勝4872票(17.26%):「平得大俣地区への建設の白紙撤回」、となっており、中山氏当選を果たしたものの、「基地建設再考」を求める票は中山氏を上回っている。ミサイル配備反対を求める署名が、13650筆にのぼった(今年5月末現在、石垣市の人口は4.8万人)。(湯本雅典) 続き

マクロン「君主制」に待った!〜大統領側近の暴行事件に揺れるフランス
フランスではこの春、社会運動(スト、デモ、大学封鎖)が盛り上がったが、マクロン政権はそれを無視・弾圧しつつ、国鉄改革などネオリベラルな法案や、難民・外国人規制を厳しくする法案を、次々と国会で採択していった。政府(大統領の側近や高級官僚など)が急スピードで作成し、与党「共和国前進LREM」議員に提出させる法案を、圧倒的多数の与党議員たちは、機械人形のごとく可決する。野党の修正案はすべて否決される。政府に服従した国民議会議長(緑の党からマクロンの党に鞍替えした日和見主義者)のもと、国会は昼夜、時には週末も返上して、超スピードの不条理な時間割で運営された。かくして十分な討論も経ず、ときには出席議員数が激減する深夜を狙って、重要な法案が可決(あるいは修正案が否決)された。過半数を占める与党議員席は、日中でも討議のあいだはやたら空席が目立つが、採決を告げるブザーがなると、待機していた与党議員が集まって指令どおりに票を投じる。これほど露骨に民主主義のパロディーが展開されたことは、フランス共和国始まって以来、初めてではないだろうか。(飛幡祐規 パリの窓から) 続き *写真=ベナラ事件を報じる新聞

人生の悲哀を象と共にちょっとおかしく〜映画紹介『ポップ・アイ』
過去の栄光が音を立てて崩れた。しかも若造の権力者に理由もなく壊され、妻にも邪険にされたら、あなたはどうするか? この映画の主人公タナーは、象と旅に出た。タナーは、かつては花形建築家。大型商業施設を設計したのだが、それも取り壊すか、建築遺産として残すかが議論されている。新しい大きな仕事も2代目社長に当然のように外された。面白くないなァ。そんな時出会った象。そう、ここはタイである。まさか、フツウに象が街中を歩いているのか? その象は、飼い主に見世物として飼われているが少々お荷物のようだ。運命の出会いだ。タナーは故郷を出る資金としてサーカスに売られた「ポパイ」と再会したのだ。その場で買い取るが妻に嫌われ、ポパイをかわいがってくれたおじさんに預けようとふるさとに連れて行くことに。会社にはやけ気味の「期間不明休暇」の電話をして、始まった1人と1頭の500キロの珍道中。(笠原眞弓) 続き映画公式サイト

土砂投入反対!450人参加で大いに盛り上がる〜8.17辺野古現地レポート
8月17日、辺野古・大浦湾で海の大行動がおこなわれた。カヌー49隻、抗議船5隻で多くの人が参加した。台風がくるかもしれないことと、県知事選があることから一部の工事用フロートがとりはらわれていた。これまでフロートがあるため近寄れなかったウミガメが、この日姿を現した。日米政府は大浦湾の生物を破壊している。この日の海の大行動は大いに盛り上がった。浜の集会には、辺野古ゲート前大行動の参加者もゲート前から浜まで行進してかけつけ、450人以上になった。抗議船船長を務める北上田毅氏は、「防衛局が言っているのは土砂を投入しないと言っているだけで、準備作業はすすむわけです」と予断を許さない状況であることを話した。また、この辺野古新基地工事に大きく影響する名護市議選は9月9日とせまっている。負けるわけにはいかない。(見雪恵美) 8.17報告8.16報告

閉塞しつつある時代の「笑い」〜大ヒット映画『カメラを止めるな!』を観て
友人から「『カメラを止めるな!』という映画がいま人気だ。いつも満員でなかなか入れない。やっと観たが面白かった」と教わった。映画評論家を自称するわたしとしては、これは観ておかねば、とさっそく出かけた。東京は池袋のシネマ・ロサ(写真)など2、3館しかやっていないが、全国ではなんと150館にも増えたという。なんとか夜の回に入れたが、客席はぎっしり満員。隣りから一列、20代の若者たちがポップコーンを食べている。なんとリピーターもいてあれこれ解説している。そんなに面白いのか!? 映画ははじまるとゾンビ映画で観客を恐怖に陥れる。つい、まんじりともしないで観てしまう。それが「一カ月前」に画面転換すると、実はテレビ会社の企画した番組とわかる。そして、今度はその舞台裏をみせていく。ドラマは二重構造になっているのだ。監督とその妻と娘を主要人物に設定し、テレビ会社の提案する「すべてをワンカットで撮る」を監督は受け入れて、どんなハプニングが起きてもこの手法を貫く。そこで失敗もドラマの一部に取り入れざるをえなくなる。このアイデアがいい。(木下昌明) 続き映画公式サイト

「戦争肯定」の天皇制・靖国はいらない!〜8.15 今年も元気にデモ
今の日本で天皇制と靖国にノーの声を上げることがこれほど大変なことなのか! 今年の8月15日にも「反靖国デモ」が都心で行われたが、200人弱のデモに対して歩道から右翼が襲いかかり、乱闘服の機動隊と揉み合うシーンが繰り広げられた。警備の警察官の数も半端でない。千人は優に超えているだろう。靖国神社前の九段下交差点では、旭日旗が手にしたぎっしりの人波がデモに罵声を浴びせる。デモ隊はその中を「天皇制はいらない、靖国反対、戦争反対」の声を上げて進んでいった。デモに参加したジャーナリストの山口正紀さんは「昭和天皇は戦争責任をとらなかった。息子の明仁天皇も父が起こした戦争への批判も反省もない。その中で天皇の名のもとに戦没者の追悼をすることは、戦争肯定につながること。少数でも反対の意志表示をすることが大事だ」と語っていた。(M) 写真速報動画(5分)8.15写真(ムキンポさん)日本庶民の責任

〔週刊 本の発見〕野垂れ死にさせられた兵士たち〜『日本軍兵士』
敗戦後73年目の夏を迎えた。いったいどこの国と戦っての敗戦なのか、知らないと答える若い人も多いと言われる。たしかに73年とは、そうした現象が起きても不思議ではない年月かもしれない。そのうえ、好戦的安倍政権の統治は5年を超え、日本軍によるアジア侵略の歴史を肯定する声は、大きくなる一方である。いったいこの15年戦争でどれほどの犠牲があったのか。まずそれをみよう。日本の戦没者は軍人・軍属が230万人(この中には朝鮮人と台湾人の軍人・軍属5万人を含む)、民間人が80万人、合計310万人に達する(日本政府の統計)。本書はこの230万人の軍人・軍属の死の実相に迫ろうとする。著者は生き延びた人々の回想録(ほとんどが非売品)、防衛庁防衛研修所戦史室編纂の『戦史叢書』全102巻(1966年〜80年)などの膨大な一次資料を読み解き、日本軍兵士一人ひとりの死に向き合おうとした。(志真秀弘) 続き

記者としてあたりまえの仕事が国賊?〜「言論の不自由展」によせて
7月末に東京・江古田にあるギャラリー古藤で「横浜事件と言論の不自由展」が開催された。「横浜事件」など、戦前の治安弾圧は過去のものではない。昨年6月、記者会見で菅官房長官に質問した東京新聞の望月衣塑子記者は、同業者(産経新聞)からバッシングされ続けている。「言論の不自由展」の7月26日の講演会で、望月さんは「横浜事件を思えば、自分が受けている攻撃なんて大したことはない」というが、記者としてあたり前の仕事をすることが、まるで国賊であるかのような扱いだ。新聞社やテレビ局への襲撃事件は続いてきたが、今や言論を封じ込めるのは権力者や右翼だけでなく、いわゆる普通の市民によって常態化している。ネット社会によって、誰もが表現者になりメディアになることが出来る時代。MXテレビの「ニュース女子」は沖縄で基地反対を訴える人達を傷つけるだけでなく、辛淑玉さんを亡命させるまでに追いつめた。(堀切さとみ) 続き *写真=講演する望月衣塑子さん(右)左は聞き手の永田浩三さん

沖縄国際大学米軍ヘリ墜落から14年〜学内で「語り継ぐ集い」開催
8月13日、沖縄国際大学(沖縄県宜野湾市)に米軍普天間基地所属の米軍ヘリ(CH−53D)が墜落して14年目の日、学内で「普天間基地の閉鎖を求め、平和の尊さを語り継ぐ集い」が同大学主催で開催された。催された場所は米軍ヘリが墜落した場所、学内の「ヘリ墜落現場モニュメント前」である。同所には、墜落によって焼け焦げた樹木と、校舎の一部が展示してある。同大学では「語り継ぐ集い」のほか、学内でのパネル展、資料展示や映画「ひまわり」「人魚に会える日」の上映会が行われた。また、学生が主体となって「朗読ライブ『VOICE』2018〜明日へのバトン」が催された。同大では事件以降、この事件を風化させないための取り組みとして資料閲覧、展示、イベントの開催等を続けている。(湯本雅典) 報告動画(4分14秒)

「雇い止め解雇」とたたかってきたメルスモン製薬闘争〜会社と和解が成立
医薬品を製造・販売するメルスモン製薬(東京都・池袋)から昨年9月15日に雇い止め・解雇され、不当解雇撤回・原職復帰を求めて東京地方裁判所に提訴していた全国一般東京東部労組労働相談支部の島津葉子さんが、7月31日、会社側と和解の合意に至りました。和解内容は、島津さんと会社側双方による2017年9月15日付「合意退職」の確認、会社から島津さんへの解決金500万円の支払いです。6月、島津さんが急病のため入院、長期療養を余儀なくされた事態を受けての苦渋の決断でした。会社より雇い止め・解雇を通告されてから1年余り、6回にわたる団体交渉、4回を数える本社前申し入れ行動、労働審判申立てと、東部労組とともに果敢に闘ってきた争議にひとまず終止符が打たれます。皆さまのこれまでのひとかたならぬご支援に心より感謝申しあげるとともに、島津さんの完治を祈念して、以下、東部労組の声明を発表します。(東部労組・矢部) 続き *写真中央=島津葉子さん

金学順さんの勇気と思いを忘れない!〜日本軍「慰安婦」メモリアルデー
8月12日、日本軍「慰安婦」メモリアルデーin TOKYO「金学順さんから始まった♯Me Too 」と題する集会が文京区民センターで行われ、会場いっぱいの240人が参加した。1991年8月14日、韓国の金学順さんが記者会見で日本軍「慰安婦」とされたことを告白した。その後、中国、台湾、フィリピン、朝鮮民主主義人民共和国、インドネシア、東チモール、マレーシア、オランダなどで次々と「慰安婦」被害女性が現れた。まさに「♯Me Too」だった。最初に名乗り出た金学順さんの勇気と思いを忘れないために、8月14日を日本軍「慰安婦」メモリアルデーとしている。韓国では240人が被害を受けたと名乗り出た。ひっそりと生きて亡くなった方もいるが、自身の被害を打ち明け、戦時性暴力であると客観的に位置づけ、平和運動家、人権活動家となったハルモニたちも多い。(尾澤邦子) 続き

関西生コンにまたもや権力弾圧〜組合事務所を強制捜査
8月6日、滋賀県警が全日建関西地区生コン支部(関生支部)の執行委員1人を不当逮捕し、組合事務所を強制捜査する弾圧事件がおきた。関生支部は昨年12月以降、業者団体である大阪広域生コン協組と全面争議状態にある。この争議に乗じて、大阪、奈良、京都、そして滋賀の各府県警が関生支部弾圧に乗り出している。全日建が抗議声明を出した。声明では、「この弾圧は、大企業の収奪とたたかい、沖縄基地撤去、原発再稼働阻止、戦争法・共謀罪阻止、憲法改悪反対を求め、安倍内閣と真正面からたたかう労働組合への弾圧にほかならない。政治の私物化に異議を唱える者を力づくで押しつぶすファッショ的手法が戦争につながるものだということは歴史が教えている。われわれは不当な弾圧に屈することなく、運動を前進させる決意をあらためて表明するものである」と訴えている。(K) 全文

日本の「継続する植民地主義」を問う〜2018ヤスクニキャンドルに400人
「ヤスクニキャンドル行動」は2006年の小泉靖国参拝反対行動からスタートし、今年で13回目になった。8月11日、東京・YMCAホールで開かれた「キャンドル行動2018」には約400人が参加した。キャンドルの本場、韓国の若者グループも多数参加し盛り上がった。シンポジウムのテーマは「『明治150年』とヤスクニ、そして改憲」で、高橋哲哉・吉田裕・権赫泰・内海愛子の各氏が熱弁をふるった。高橋氏は「政府は明治維新を持ち上げることに躍起だが、根本的問題は明治維新以後150年経った今も、日本はその継続する植民地主義によって、近隣諸民族との信頼関係を構築することができないことではないか」と問題提起。そして「靖国は戦争神社であり植民地主義の歴史そのもの。靖国に反対し“継続する植民地主義”の克服が今の課題だ」と強調した。ディスカッションでは、植民地主義に回帰しようする安倍政権の暴走、それに対抗できない運動側の弱さなど率直な意見交換があり、聞き応えがあった。(M) 写真速報動画(5分半)ヤスクニキャンドルHP

「福島で一番おカネがかかるのは水」〜8.10 反原発金曜行動レポート
8月10日金曜日、原発反対抗議行動の夜、この日は去る8日に急逝された沖縄の翁長知事を悼んだプラカードやスピーチが目立った。宮本徹衆院議員は国会前や希望のエリアで、「オール沖縄をつくった翁長さんの遺志を受け継いでがんばりましょう」と訴えた。国会前で、久しぶりに「ふるさと双葉町を返せ!」のプラカードを胸にさげた亀屋幸子さん(写真)が最近の福島の実情を話した。「いま福島で一番おカネがかかるのは何だと思いますか?」と問い、「水だそうです。水を買って飲んでいるんです。そんな辛い思いをしてみんな生きているんです」と。あの豊かな自然の中で水が飲めないとは!? また希望のエリアでは、浪江町の町長選に立候補した「希望の牧場」の吉沢正巳さんが落選の弁を語った。これは馬場町長が亡くなって急拠行われたものだ。吉沢さんは町の人口減少の激しさを訴え、オリンピックが終わったら「さようなら浪江町」になってしまう現実の厳しさを明らかにした。(木下昌明) 続き動画(9分51秒)8.10道庁前レポート

翁長知事の遺志を受け継ぐ!〜「沖縄県民集会に呼応する首都圏大行動」に2800人
8月8日、沖縄の翁長知事がすい臓がんで亡くなりました。翁長知事は、この間一貫して辺野古基地建設反対の先頭に立ち、「オール沖縄」のシンボル的存在でした。そして亡くなったのは、仲井眞前知事が「承認」(公約に反して)した大浦湾の埋め立てを「撤回」するため、病を押して最後の力をふり絞っている最中でした。まさに、命をかけて辺野古沖の埋め立てに反対した知事でした。このことは、いつまでも語り継がれるでしょうし、翁長氏が体現した「戦争や米軍基地に反対する沖縄の心」は決して滅びることはないでしょう。むしろ今後ますます輝きを増すでしょう。8月11日、東京の東池袋公園で、「埋めるな!辺野古 沖縄県民大会に呼応する8・11首都圏大行動」が行われ、公園満杯の2800名が参加しました。(渡部通信) 続き写真報告(shinya)動画(見雪恵美・13分) *写真撮影=ムキンポさん

辺野古新基地建設断念を求める8.11県民大会に7万人〜現地レポート
8月11日「土砂投入を許さない!ジュゴン・サンゴを守り、辺野古新基地建設断念を求める8.11県民集会」が奥武山陸上競技場(沖縄県那覇市)で開催され、台風14号が近づく豪雨の中7万人が集まった(主催:辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議)。参加した市民に集会に参加した思いを聞くと、全員が亡くなった翁長知事に触れる感想を語った。その中には、初参加者もいた。故翁長知事が進めていた新基地建設撤回に向けた事務手続きは、謝花喜一郎副知事が引き継いでいる。謝花さんは、「しっかり翁長知事の思いを引き継ぐ」と壇上で発言した。工事撤回をめぐる聴聞作業は終わっている。が、8月17日に行うという埋め立て工事の実施がどうなるかは、予断を許さない情勢だ。(湯本雅典) 記事動画(7分11秒)TBSニュース

8.9 辺野古現地集中行動に300人〜喪章を着用して監視行動
翁長知事が亡くなった次の日の8月9日、沖縄県名護市辺野古では、喪章を着用して海上からの監視行動が取り組まれた。また、キャンプシュワブゲート前では、6日から行われている集中行動が取り組まれ、この日は300人が集まった。今週月曜日から、トラックによる搬入は行われていない。11日には、那覇市で県民大会が行われる。(湯本雅典)……なお、東京では11日昼、沖縄の県民大会「土砂投入を許さない!ジュゴン・サンゴを守り、辺野古新基地建設断念を求める8.11県民大会」に連帯して東京・東池袋中央公園で「埋めるな!辺野古 沖縄県民大会に呼応する8.11首都圏大行動」が開催される。県民大会の一部中継も予定されている。沖縄防衛局は早ければ17日にも土砂投入する計画と言われるなか、全国から反対の声が上がっている。 記事動画(5分)

冷笑主義に陥る日本の現実〜太田昌国のコラム「サザンクロス」
7月末の連続した3日間、異なる新聞3紙で、共通の問題意識に基づく記事を読んだ。ここ数年、私自身が考えていることとも重なり、興味深く読んだ。7月23日付け朝日新聞は、「冷笑主義 社会覆う?」と題した記事を掲載した。国会での首相答弁の嘘に合わせて現実が破壊される(=公文書が偽造される)と、政治の土台が覆される。すると国会での議論それ自体がまともに機能しなくなる。こんな現実を見た市民は、シニシズム(冷笑主義)に陥るほかないと指摘する。まさに、2018年の日本の現実である。或る大学教師の発言も見過ごせない。日本の高度成長期に異なる型の民主主義論を展開した政治学者、松下圭一と藤田省三の議論を紹介して、学生に報告を求めると、日ごろは自説を言わない多くの学生が、藤田の議論に「老害」「悪口ばかり」といって、強い反発を示したという。(太田昌国) 続き *写真=7月23日「朝日」デジタル版

〔週刊 本の発見〕保守反動につながるヤンキー文化〜『世界が土曜の夜の夢なら』
誰が言ったか知らないが「日本の文化はヤンキーとファンシーとオタクしかない」という言説には、そのどれもが好きではない私は、長年いたく納得の感を持ち続けている。特にヤンキー文化の圧倒的な存在感は容認せざるを得ない。事実、大衆文化や流行は、そのほとんどがヤンキー、あるいはヤンキー的なもので構成されているではないか。音楽、映画、コミック、アニメ、ファッション等々はヤンキーオンパレードだ。本書の著者は、なぜ「不良文化にルーツを持つヤンキーの美学が、かくも世間一般にまで浸透するのか検討したい」との欲望から本書を著した。思うに問題なのは、権力の中枢にまで浸食していることだ。「八紘一宇」発言で物議をかもした三原じゅん子議員。日教組を敵視する義家弘介議員。一度は芸能界を引退し、政界進出を目論んだ嶋大輔。成功したヤンキー芸人の島田紳助に見出され、ついには大阪府の首長にまでなった橋下徹。彼らが実際にヤンキーであったかどうかはともかく、ヤンキー的な雰囲気を横溢させた有名人だったことは確かだ。(渡辺照子) 続き

東京-埼玉87円の最賃格差で1か月タダ働き?!〜白百合クリーニングでは
この短いビデオを見て、東京多摩と近郊地域の最低賃金格差を考えてください。https://youtu.be/b9KZaHpVDKk 東京多摩から埼玉に100店舗以上を展開する、白百合クリーニングというチェーン店では、パート従業員がそれぞれの地域の最低賃金で働いています。同じ企業で同じ仕事をしているのに、東京の店舗に勤務すると時給958円埼玉の店舗で勤務すると時給871円です。東京の店舗で働いていたパート従業員が、仮に埼玉の店舗に移動になると、自動的に給料が下がる賃金制度です。この時給87円の差は、一日8時間働くと696円の格差になります。1か月21日一日8時間勤務すると、ひと月で14.616円、1年では135.392円にも格差が広がるのです。このクリーニングチェーンの埼玉店で1日8時間1ヶ月21日間働いた場合の賃金が146.328円です。これでは1か月タダ働きするも同然です!(北穂さゆり) 続き

セウォル号沈没の「真実」描く映画『その日、その海』〜キム・オジュン来日決定
2014年4月16日の朝。修学旅行の高校生と一般の乗客、計476人を乗せたセウォル号が海に沈んだ。韓国の海難史上、最悪の事故となったセウォル号惨事は、当初からその沈没の原因について多くの議論があった。韓国政府は操舵ミスによる急激な方向転換により荷崩れが発生、バランスを崩した船が回復不能なまでに傾いて沈没したと結論を出した。しかし、このような韓国政府の結論は本当に正しいのだろうか。航跡のデータや残された情報を手がかりとしてセウォル号が沈没に至る過程を細かく分析した結果、想像を絶する「沈没のシナリオ」が浮上してくる。8月18日、なかのゼロ小ホールで行われるセウォル号惨事のドキュメンタリー『その日、その海』は、セウォル号沈没の原因を調べてきたキム・ジヨン監督が衝撃的な結論に達するまでを描き出す。今年の4月に韓国で公開されると開封初日に観客2万4596人を動員、現在の累計観客数は54万人で、同種のドキュメンタリーとしてはこれまで最高の観客動員数を記録したチェ・スンホ監督の『共犯者たち』を抜いて歴代一位となった。(安田幸弘) 続き

「戦犯企業」不二越に対し怒りの声〜門前で強制連行・強制労働の責任を追及
7月30日午後、富山にある不二越本社前において、戦争犯罪に対する責任追及行動が取り組まれました。主催は「第2次不二越強制連行・強制労働訴訟を支援する北陸連絡会」で、結集したのは富山の市民団体や連帯ユニオン関西生コン支部など、全体で約35名。福井、大阪、東京、神奈川などからも参加者があり、さらに「青少年平和交流団」として来日していた韓国・光州の高校生ら20名も合流。また門前には、亡くなった被害者らの遺影も置かれました。そして約1時間、「戦犯企業」不二越に対し怒りの声を叩き付け、強制連行・強制労働に対する謝罪と補償を要求しました。他方、この門前行動のあいだ、路上で右翼の街宣車5台が「ユスリ・タカリをやめろ」「韓国人は日本から出ていけ」などと、誹謗中傷・ヘイトスピーチを大音量で繰り返し、集会を妨害してきました。(佐藤和之) 続き

「ここで怒らなくては底が抜ける」〜東京医大事件、社会の差別構造が浮き彫りに
「なぜ今回こんなに涙が出るのか」。涙を拭おうともせず語り続ける編集者の女性(写真)。「これまでも男性が下駄を履かされている怒りはあったが、女性が頑張ればなんとかなると思っていた。でも今回の東京医大の話はひどい。女性に生まれたというだけで一律減点だという。ホントに悲しいことだ。怒りましょう。フザケンナ!フザケンナ!」。8月3日夜、東京医科大学新宿キャンパス正門前には、「女子減点」不正に抗議する100人以上の人々と多数のメディアが集まった。前日に結成したばかりの「東京医大の女性差別を許さない会」の緊急行動だった。呼びかけた北原みのりさんは「ここで怒らなかったら底がぬけてしまう」と危機感をあらわにした。約1時間のフリートークでは、男性も含め次々にマイクを握った。女性の前国会議員も駆け付けた。「東京医大は受験料6万円をかすめとった。これは泥棒だ!」。怒りと震えで言葉にならない人もいた。自らの女性差別体験を率直に語る人もいた。みな抑えきれないたまりにたまった怒りを表現していた。(M) 続き動画(10分半)朝日新聞東洋経済オンライン

壁はアーティストの最高のキャンバス〜映画『バンクシーを盗んだ男』
バンクシーとは何者か? ロンドンを拠点に世界のあちこちのストリートに壁画などを描いているアーティストのこと。その正体は不明で、誰も本当の姿を見た者はいないという。そのことがイタリアのマルコ・プロゼルピオ監督の『バンクシーを盗んだ男』を観て初めて分かった。このドキュメンタリーが面白いのは、バンクシーがパレスチナのベツレヘムに赴き、あのイスラエルとパレスチナを隔離する高さ8メートル、全長450キロの長大な壁に絵を描いたということ。その壁画がカネになると分かって壁を切りとって、どこかに売り、どこかで保存され、米ロサンゼルスでオークションにまでかけられたという話。しかも壁画は4トンもあるシロモノで、盗んだのは、ベツレヘムのタクシー運転手のワリドだという。この張本人の話が面白い。映画の中で壁についてこう語られている。「イスラエル人にとっては治安を守る壁、パレスチナ人にとっては分断の壁、アーティストにとっては最高のキャンバス!」と。(木下昌明) 続き映画公式サイト

〔週刊 本の発見〕いまの日本につながるもの 〜『日中戦争 前線と銃後』
本書は、2007年に刊行された単行本『日中戦争下の日本』(講談社)の(内容はほぼそのままの)改題文庫版である。井上は、旧版「あとがき」に「この本を書きながら、『昭和戦中期の日本とは、今の日本のことではないか」と錯覚に陥ることがあった』と、新版「まえがき」には「旧著の刊行当時も今も日本は、日中戦争下の日本と同様に、格差社会が問題になっている」と記し、十一年前も今も、日中戦争時代の日本と現代の日本との共通性を指摘している。筆者は、この本のサブタイトル――「前線と銃後」に関心を惹かれた。反戦・非戦の立場に基づく人々は、当然ながら戦争の暴力性、非人間性を強調し、巻き込まれる多くの一般人の悲惨を言わば圧倒的な猗鏗沖瓩噺做して訴える。そこに一面の真実はあろうが、ある時期からの大西は、併せて幾分の不審をも感じるようになった。(大西赤人) 続き

ミサイル基地建設強行が続く宮古島は今!〜住民連絡会・清水早子さんに聴く
沖縄が米軍辺野古新基地建設で大きく揺れている中、離島では自衛隊ミサイル基地建設が強行されてる。石垣島では7月18日、中山市長が陸上自衛隊ミサイル基地容認を発表した。すでに昨年末からミサイル基地建設が強行されている宮古島で、粘り強い反対運動を続けている「ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会」の清水早子さんに現状を聞いた。(湯本雅典) 記事動画(10分46秒)7.30官邸前行動写真

パートは労働組合に入れてくれない〜シリーズ「労働相談」報告
1、パートは労働組合に入れてくれない・・女性パート。連日上司のパワハラにあっています。職場の労働組合に相談したいのですが、パートは加入させてくれません。2、海外日本大使館内の労働問題・・海外の大使館内は、当該職員の雇用は現地で採用され、その国の労働法に従うことになっていますが、大使館内は日本の領土で、雇用主は外務省です。大使館内でパワハラなどの労働問題が発生した場合、どのようにしたらいいでしょうか。3、有名百貨店売り場の上司・・派遣女性社員。派遣先の有名百貨店売り場の上司から、毎日、「お化粧してるの?」「口紅をもっと濃くして」「なんだか、寂しそう」「もっとシャキッとして」等々言われ大変苦痛です。これは耐えないといけないのですか。4、学生アルバイト、賃金が払われない・・学生。企業の採用試験を受けて、実際の業務をみてみたいからと一日だけ働かされました。賃金は払うという約束でしたが、あれから一ヶ月経っても採用の可否の連絡もなく、働いた賃金の支払いもありません。泣き寝入りしかないのか。(NPO法人 労働組合作ろう!入ろう!労働相談センター) 続き


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