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若い男性の相談者が多く心が痛む〜12.31「年越し緊急相談会」
12月31日、東京・東池袋中央公園での「緊急相談会」と「年越し大人食堂」の食料配りに参加し、パンの袋300個と差し入れのサツマイモなどをみなさんと一緒にお配りしました。この寒さ、炊き出しができず暖かいものを配れないのがなんとも残念。それにしても若い男性が多く心が痛みます・・。今回は埼玉の「野党共闘を実現させる会」の有志と「埼玉の野党の皆さんにも協力してもらい来年は埼玉でも炊き出しを!」とやり方を学びに参加させてもらいました。「実現させる会」メンバーの医師・辻忠男さんも小池晃さんと一緒に医療相談を担当。生活相談コーナーには宇都宮健児さん、山本太郎さんも。衆院選でれいわ新選組から出馬予定の北村イタルさん高橋アトさんも、食料配布のボランティアに参加されていました。(神田香織) 続きTBSニュース

徹底した少年の目線〜映画『異端の鳥』を二度観て
『異端の鳥』。あまりに残酷すぎて、途中退場する人も多かったというこの映画を、この年の瀬に二度観に行った。ナチスの迫害から我が子を守るため、親はよかれと思って疎開させるのだが、少年は行く先々でこれでもかというほどの体験をする。その多くが、戦争の匂いを感じさせない田舎町での、いかにも普通の人たちによる驚くべき行為なのだ。少年は自分が虐待されるだけではなく、さまざまなものを見させられてしまう。嫉妬にかられた主人が、使用人の眼球をスプーンでえぐったり、性に奔放な娘を、村の女性たちがリンチして殺してしまったり。ここまでやるかという大人たちの行為が脳裏に焼き付く。少年でなくても許容量を超えている。最後、少年は父親と再会するのだが、どれほどのトラウマを抱えたことだろうか。けれど、そんな不安を超えた力がこの映画にはあると思った。それが何だったのか確かめたくて、もう一度映画館に足を運んだ。(堀切さとみ) 続き

年越し「コロナ相談村」が開村〜弁護団・労働3団体が合同で取り組む
12月29日・30日・1月2日の3日間、10時〜17時までの日程で、東京新宿区大久保公園で、「年越し支援コロナ被害相談村」が開村された。コロナの影響で、仕事や住まいを失った人の相談に乗り、東京都が用意した緊急一時宿泊施設への誘導と弁当、食料、交通費等を支援した。呼びかけは、日本労働弁護団をはじめに、労働3団体(連合、全労連、全労協など)が合同で取り組んだ。相談者、救済者は、日本人労働者だけでなく、外国人労働者にも、ベトナム語、スペイン語、ポルトガル語、インドネシア語などで呼びかけた。午前10時、スタッフによる会場設営が済み、日本労働弁護団の棗一郎さんの挨拶で開村した。始まってから間もなくして、相談者も訪れだした。食料だけの人、医療、生活相談を受ける人などさまざま。報道関係者も多く詰めかけた。「コロナ相談村」は12月30日、1月2日まで続く。(宮川敏一) 報告NHKウェブテレビ朝日

忘れられないイベント、心を揺さぶられた一日〜レイバーフェスタに200人が集う
レイバーフェスタ2020は、12月26日(土)、東京・田町交通ビル6Fホールで開催されました。事情によりエレベーターが休止になり、参加者は6階まで階段を歩いて登ることになりました。10時15分の定刻に始まり、映画『雄叫び』・川柳公募発表・川口真由美の歌・「ニッポンの今」4本の短編上映、そして3分ビデオと順調に進行し、例年にも増して充実したフェスタになりました。参加者は会場に150人、オンライン視聴が国内外含めて50人で、計200人が集いました。さっそく熱い感想が寄せられています。以下、紹介します。●コロナ禍、忘れられないイベントに/客席で堪能させていただきました。参加者数の心配やらオンライン配信やら、とどめにコロナ関係で田町交通ビルのエレベーターが使えないという、今年にふさわしく? てんやわんやではありましたが、2020 一年を締め括る素晴らしい内容でした。パチパチパチパチ。続き音楽パート(川島進・62分)川柳報告 *写真=熱唱する川口真由美さん

パリの窓から : マリアンヌ(共和国の象徴)は血の涙を流す
マクロン政権が次々と法制化を進める自由の侵害と監視・警察国家への歩みは、大勢の市民の抗議運動、国際人権機関の批判や国務院、憲法評議会の一部却下によって、多少停滞したところで年末休暇に入った。12月15日からロックダウンは部分解除されたが、文化施設は閉まったまま、夜間は外出禁止のため社会活動・付き合いはできず、クリスマスの過剰消費のみを促す措置。新型コロナ感染は抑えられず、入院患者(集中治療含む)数は多すぎる値で横ばい状態である。●11月30日(月)。前コラム、11月26日の日誌に記した事件の追加情報:黒人音楽プロデューサーにひどい暴力をふるった警官3人と、催涙弾を投げた警官の4人が起訴された(うち拘置は2人のみ)。援軍で来た十数名の警官に対しては何の罰則もなし。とりわけ、この異常な事件の責任をラルマン警視総監も内務大臣もとらない。(飛幡祐規) 続き

レイバーフェスタ2020開催〜映画『雄叫び』音楽「川口真由美」に期待高まる
いよいよ本日(12/26)、田町交通ビル6Fホールでレイバーフェスタ2020を開催します。映画『雄叫びー気候変動へのたたかい』は日本初公開。環境破壊の責任を企業・金融に迫るヨーロッパの人びとの息吹を伝えます。また「川口真由美(写真)」の人気は高く、「生で見たい。川口真由美が来るなら行く」の声も多く寄せられています。『フィーネ』はじめ4本の映像企画「ニッポンの今」も見逃せません。恒例の3分ビデオ一挙上映もあります。2020年の年末を希望と勇気の出る文化企画で過ごしましょう。なお諸事情により、会館のエレベーターが使えません。6階会場までは階段になりますのでご了承ください。体力に自信のない方は、「オンライン視聴」をオススメします。(フェスタ事務局) 最新情報オンライン申込み

JALは赤坂社長発言の実行を!〜本社前「怒りのアピール行動」200回
JAL本社前「怒りのアピール行動」が連続200回を迎えた。12月24日12時から、天王洲アイル駅前にあるJAL本社スカイウォークで、200回目のアピール行動が行われた。「解雇争議の解決を!」とJAL本社に訴えた。JAL赤坂社長は幾度となく「早い解決」を繰り返したが、一向に実行に移さない。ウソをついてきた。「争議団は必死だ!」「10年の闘いを無駄にできない」「今すぐ解決を!」と一人ひとりが寒風に負けないで、スカイウォークに陣取った。連続アピール行動は、鈴木圭子さんの司会で始まった。◆神奈川支援共闘「横浜駅等で、労働相談の呼びかけをしている。いろいろな相談が来る。コロナの中でパワハラ、休業補償等々。雇用を守ることが大事であり、私たちの使命だ。日本航空も雇用を守ることを第一に考えてほしい。JALの闘いも10年を迎える。諦めず頑張りましょう」。(宮川敏一) 続き

〔週刊 本の発見〕私の中でレイシズムが可視化されていく〜『レイシズムとは何か』
半世紀以上前のことだが、私が小学生だった頃「人種差別」と言えば黒人差別とユダヤ人差別しか思い浮かばなかった。それはアメリカの問題であり、ホロコーストの問題も同じく外国の問題だった。いつからか「人種差別」に代わって「レイシズム」という言葉を聞くようになった。著者はいう「日本のレイシズムは見えない」と。たしかにずっと見えなかった。ただ少しは見えるようになったと思っていたが、本著は、ますます見えなくなり今日の日本のレイシズムは戦後最悪であるという。二一世紀的特質ともいえるこれまでとは違った差別煽動メカニズムが駆動していると。皮膚感覚ではわかっていたが、それが本著における歴史と理論によって明らかにされていく。著者は、まず最初に三つのテーマと狙いを明らかにしている。三つのテーマとは、レイシズムが暴力に結びつくメカニズムの分析。(志水博子) 続き

永田浩三さんを囲んで映画を語りつくす〜レイバーネットTV第155号(12.16)報告
今年最後のレイバーネットTVは、木下昌明さんが亡くなって10日後に、今年を振り返る映画特集でした。会場に素敵な写真が飾られ、見守っていてくださるような気持になったのでした。サブ企画はデジタル庁問題。デジタル庁の担当大臣は、政界のデジタルおたくといわれる平井卓也さん。マイナンバーを拒否している私は、保険証と一緒ということだけで、とんでもないことが起こりそうで恐ろしく、しっかり聞かなくてはならなりません。特集では、視聴者アンケートの13作品『スパイの妻』『三島由紀夫VS東大全共闘』『馬三家からの手紙』『娘は戦場で生まれた』『マッカチン』『パンドラ』『ドリーム』『家族を想うとき』『アリ地獄天国』『花のあとさき』『群衆』『はりぼて』『マルモイ』を紹介。ゲストの永田浩三さんは、『異端の鳥』をとりあげ熱く語りました。「戦争で一番傷つくのは“子ども”。残酷な場面のオンパレードで、人間はかくもひどいことをする存在だということを映像で教えてくれる」。(笠原眞弓) 報告アーカイブ録画(92分)北穂さゆりの出演後記

食べ物でつながり共に生き抜こう!〜「年越し大人食堂2021」発表会見
困窮者にとって年末年始は最大のピンチである。今年はそれに「コロナ禍」が加わり深刻度が増している。そんな中、「新型コロナ災害緊急アクション」の呼びかけで、年末年始に「年越し大人食堂2021」を実施することになった。12月21日、その発表会見が参院議員会館で行われた。会場には、NHK・朝日・日経・共同通信など大手マスコミ、そして雑誌・フリーなど25人の記者が集まり、市民とあわせると50人を超えていた。緊急アクション事務局の瀬戸大作さん(写真)は、「相変わらず所持金千円を切った状態でのSOSが多い。それも若い世代。また、仕事をやめて家賃等が払えなくなって住まいを失ったケースが多い。このままでは路頭に放り出される。私たちは力を合わせて、その人たちが暖かな年越しができるように支援していきたい」と述べた。12月31日には、15時〜18時「東池袋中央公園」で緊急相談会を行う。(M) 続き「大人食堂」詳細なんでも電話相談NHKニュース

組合つぶしの「廃業」を撤回しろ!〜恥知らず企業「サンケン」に怒りのデモ
「一度ならずと三度も解雇する企業がこの世のどこにあるのですか? サンケン電気は本当に恥知らずの企業です!」。キムウニョンさんの透き通った声が、ネットを通じて集会場に響き渡った。韓国サンケンは「廃業」を決定し、来年1月20日に全員解雇を通告している。狙いは組合つぶしである。そんな緊急事態を前にして、12月20日昼「サンケン電気は韓国サンケンの解散を撤回しろ!デモ」が取り組まれた。会場は埼玉県新座市の三軒屋公園で、公園は赤・黄・青などたくさんの組合旗が林立し、約250人の労働者・市民で埋まった。東京清掃労組・全統一労組・全国一般なんぶなど沢山の全労協系の労組、そしてJAL・ユナイテッド・明大生協労組などの争議団、さらに地元の市民応援団など、多彩な結集だった。3年前の韓国サンケン労組のたたかいが支援の輪をつくっていたのだ。ウニョンさんの訴えは続く。(M) 続き動画(7分)全動画(川島進)12.17木曜行動報告

レイバーフェスタ2020開催迫る〜『雄叫びー気候変動へのたたかい』は必見映画
12月26日のレイバーフェスタ開催まであと1週間となりました。フランスドキュメンタリー映画『雄叫び』の日本初公開にあたって、パリ在住のジャーナリスト・コリンコバヤシさんがメッセージを寄せています。「レイバーフェスタに上映されるドキュメンタリー<雄叫びー気候変動へのたたかい>は、3年前の映画ですが、バスク地方を出発点として、フランス全国で盛り上がった大きなアルテルナティバ運動の発端を取材したものです。映画は全国の映画館で上映され、ヨーロッパ単位のフレームワーク設置に大きな貢献をしました。社会運動の創出に関わる全ての活動家、アクティヴィスト必見の映画です」。また3分ビデオのラインナップが決まりました。「Jアラート」「黒目川の自然を守ろう」「オリンピック終息宣言2021」「ブロイラーの50日」「ロスジェネが竹中平蔵を訴える」「追悼 木下昌明さん」「軽食 なかや」「宮古軍事に住民はNOと言った」「帰還者ゼロ」の9本です。(フェスタ事務局) フェスタニュースNo.2メール予約

木を見て森を見ぬ不当判決〜不当労働行為に抗議することがなぜ脅迫なのか?
〔速報 : 加茂生コン第1事件判決〕12月 17日、加茂生コン第 1 事件の判決が京都地裁であった。柴山智裁判長(京都地裁第3刑事部)は、被告人とされた安井執行委員に対し懲役1年、吉田組合員に対し懲役8月、それぞれ未決勾留日数 60 日を算入、執行猶予3年という有罪判決を下した。悪質な不当労働行為企業が野放しにされ、これに抗議した組合側がなぜ有罪とされるのか。起訴されたら有罪率 99 %の国とはいえ、信じがたい判決だった。事件のあらましを、まずおさらいしておこう。2017年10 月、加茂生コン(京都府木津川市、村田弥数則社長。商号は村田建材)で常用的な日々雇用労働者のミキサー運転手が組合に加入し、関生支部は正社員化などを要求して団体交渉を申し入れた。しかし、会社は団体交渉を拒否。団交催告の内容証明郵便の受け取りも拒否した。(関西生コン弾圧事件ニュース NO.49) 続き *写真=判決後の報告集会

「攻撃受ける前に先制攻撃」なんてしていいの?〜国会正門前でダイ・イン
「自衛隊は100歩譲っても領土が攻撃されたら反撃するという『専守防衛』の仕組みでやってきた。それを攻撃を受ける前に攻撃するということはとんでもない。他国の人殺しをするということです」。元陸自レンジャー隊員の井筒高雄さんが怒りのスピーチをした。12月17日、国会正門前は85人の市民が集まり「ダイ・イン」を行った。この日は抜けるような青空、そして国会周辺のイチョウ並木は見事な紅葉で色づいていた。しかし翌日の18日に、菅内閣は「敵基地攻撃能力に道を開く1000キロの射程をもつミサイル開発」の閣議決定をしようとしている。立憲・社民・共産の野党議員もやってきて反対を訴えた。呼びかけた杉原浩司さんは「敵基地攻撃能力の保有は、米軍と一体化した先制攻撃に道を開き、憲法9条を死文化させます。その運用によって、自衛隊は間違いなく人を殺すことになる」と訴えた。(M) 続き動画(6分)全編動画杉原浩司報告東京新聞ウェブ

〔週刊 本の発見〕70の坂を駆け登っていった〜木下昌明の本から
木下昌明さんが12月6日に亡くなった。享年82歳。追悼の想いを込めてあらためて彼の著書を紹介したい。著書を順にあげると『映画批評の冒険』(1984年、創樹社)、『スクリーンの日本人―日本映画の社会学』(1997年、影書房)、『映画と記憶―その虚偽と真実』(2002年、影書房)、『映画がたたかうとき−壊れゆく〈現代〉を見すえて』(2004年、影書房)、『映画は自転車にのって』(2010年、績文堂)となり、続いて表題にあげた2冊が加わる。どれから読むかを問われるなら、タイトルにあげた2冊から、つまりおしまいから出発へと遡るように読んでほしいと応えたい。『〈いのち〉を食う』のまえがきにこう書かれている。「3・11後、世界は大きく様変わりした」、人間も地球の生態系のひとつとして捉えなければこの危機に対処できない、そこで状況に介入し、文学・映画・テレビ・思想などジャンルを問わず追求する、と。枠を取っ払って縦横に批評する考えだ。(志真秀弘) 続き

レイバーネットTV(12/16)案内:デジタル庁問題/映画で振りかえる2020年
ことし最後のレイバーネットTVは、12月16日に放送します。サブ企画「デジタル庁構想のねらいは何か」では、宮崎俊郎さんにその危険な中身を伺います。全ての個人情報が国家に管理されていくのでしょうか? 特集は「映画で振りかえる2020年 」。レイバーネットTVで「あなたが今年見た一押しの映画を教えてください」緊急アンケートを実施したところ、多くの方から回答をいただきました。さてどんな映画が選ばれたのか? 番組では何本かの映画を取り上げ、ジャーナリストの永田浩三さんをゲストに「映画・社会・文化」を大いにディスカッションしたいと思います。放送スタジオの「スペースたんぽぽ」は年内に移転するので、この場所からの放送も最後になります。ギャラリー観覧も歓迎です。(レイバーネットTVプロジェクト) 番宣

木下昌明さんを追悼する〜とても柔軟な優しい感性
木下昌明さんの訃報を受け取ってから、ショックのあまり頭がボーっとしていました。松原明さんから「木下さんが体調を崩して入院された」とはうかがっていましたが、これほど急に逝かれるとは、そんなに悪かったとは。昨夜はお通夜のようなつもりで、ちょうど3カ月前に放送された「あるくラジオ」で木下さんの声を繰り返し聞いていました。パソコンから流れる声もお話しぶりも、ほんとうに元気そのもので、とてもわずか3カ月後に急逝される方のお話とは思えません。木下さんと初めてじっくり話させていただいたのは10年前の2010年7月、レイバーネットTVの第1回放送の時でした。木下さんが映画評「今月の1本」を、私が「ピリ辛コラム」を担当しました。終わった後、四谷の小さな中華料理屋さんで打ち上げになったのですが、メンバーの中では「高齢」に属する木下さんと私が隣合わせに座り、映画のことから運動のことまで、あれこれと話したことを覚えています。(山口正紀) 続き(7人の追悼文) *写真=レイバーネットTV出演中の木下さん(2014年)

「映画アクティビスト」木下昌明さん、旅立つ〜家族・友人に見守られて
木下昌明さんの葬儀は「若松地域センター」(東京・新宿区)で滞りなく終了し、木下さんは家族8人(息子・娘夫婦と孫4人)と友人たちに見守られて、旅立ちました。12月10日は午後6時から7時までの間に「面会式」(通夜)が行われました。木下さんの顔はとてもつやつやできれいで、生きているようでした。一番好きだった「とん久」のトンカツが脇に置かれていました。また木下さんを描いた「がんを育てた男」や木下さん制作の「娘の時間」など「3分ビデオ集」が脇の大スクリーンに音無しで流されました。この日は、昔の仲間や今のレイバーネットの仲間など、約20人が 参列しました。会場には木下さんの著作や38歳で亡くなった妻・教子さんの若々しい写真が飾られていました。6時半すぎから、喪主の挨拶がありました。娘の説子さんは「病状の経緯」を 詳しく語りました。それはたんなる病状報告ではなく、そのとき木下さんが何を 考え語っていたか、どんな思いだったか。(松原明) 続き「木下昌明の映画の部屋」最終回

太田昌国のコラム : 免田さんの死を受けて、「死刑」の状況について
免田栄さん(写真)が亡くなった。享年95。身に覚えのない殺人強盗容疑で逮捕されたのは23歳の時だった(1949年)。3年後には死刑が確定。以後6次にわたる再審請求がようやく認められたのが1979年。それから4年後、83年の再審公判で無罪判決が出て、即日解放された。すでに34年の歳月が流れ、免田さんは57歳になっていた。1980年代にはこの後も3人の確定死刑囚の再審無罪判決が続いた。冤罪のまま処刑される人があり得るという、ただひとつのことから考えても、死刑制度は廃止すべきだという機運が高まった時期だった。世界的にも、人権意識の高まりのなかで、1989年には国連総会で死刑廃止条約が採択され、91年に発効した。この趨勢のなかで、死刑制度廃止国も急速に増えた。だが、日本では逆流が起こった。「世論」には、死刑を含めた厳罰主義が犯罪を減少させるという、根拠のない(むしろ、現実とは真逆の)思い込みがある。(太田昌国) 続き

〔週刊 本の発見〕いま闘わないと間に合わない〜『崩壊学−人類が直面している脅威の実態』
一時期、「このまま先進国が飽食で身勝手な生き方をしていると、地球環境は破壊され、温室効果ガスはある地点で指数関数的に増大し、地球は近い将来、金星のような星になってしまうよ」と言っていたことがある。ほとんどの人は戯言だと思って取り合わなかったし、私自身、天文学的知識もさほどないので、これは荒唐無稽な想像に過ぎないと、人に話すのをやめてしまった。金星は地球に一番近く、大きさも同じくらいの地球型惑星で、双子星などと言われる。しかし、環境は天国と地獄。青い地球に対し、金星は温度460度の灼熱地獄。この高温は二酸化炭素による温室効果ガスによる。金星にはかつて水があったといわれるが、蒸発してしまった。地球が同じ運命をたどるかといえば、科学者は笑うかもしれない。ただ、危機感を持っていなければ、快適な地球は終わりだということを誰でもが知っている。(根岸恵子) 続き

子どもをテストで追いつめるな!〜大阪府小学生新学力テスト「陳情書」が採択される
昨日(12月9日)の大阪市会教育こども委員会で大阪府小学生新学力テスト「すくすくテスト」について慎重な判断を求める陳情書が採択されました。私たちは、この採択を受け、近々のうちに大阪市教育委員会へ要望書(質問書)を出す予定です。大阪維新の会による教育施策は、格差を前提とし、子どもにとって本来必要な広範な学力を、テストの点数のみによる「学力」に置き換え、競争により、子どものみならず学校や教員、そして地域をも分断するものといえます。大阪府中学生統一テストであるチャレンジテスト制度はその最たるものですが、今秋、大阪府教育委員会は、小学生版チャレンジテストともいえる「すくすくテスト」なるものの実施要領を大阪府内の市町村教育委員会に送りつけ、その協力を迫りました。「学力向上」を看板に掲げ、その狙いは子どもの小学生から中学生への経年的データ化、そしてそのデータを元にした学校・教員・地域の評価査定にあるものと思われます。(志水博子) 続き

子どもたちに謝ってもらいたい!〜「さいたま新都心郵便局過労自死事件」で申し入れ
郵政民営化のモデル局「さいたま新都心郵便局」は、年賀状配達数日本一を誇るマンモス局。集配の職員も300人いる。しかしここでは合理化の極限といわれる「トヨタ方式」が2004年に導入され、職員は心身ともに厳しい状態におかれていた。小林孝司さん(当時51歳)は、この局に配転されてから「抑うつ状態」を発症し3度の病休を繰り返していたが、2010年12月8日に職場の4階から飛び降り自殺をした。「とにかくきつい。上からは“ミスるな!事故るな!残業するな!”と言われ、毎日頭のはげる思いだ」と聞いていた妻は、個人的死として片付けようとする会社の態度に納得がいかず、3人の小学生の子どもと一緒に2013年12月に裁判提訴にこぎつけた。それからちょうど10年目の2020年12月8日朝、妻の小林明美さんと長男(現在22歳)は、郵政ユニオンの仲間や弁護士、国会議員とともに日本郵政本社ビル前にやってきた。衣川社長あてに申入書を手渡すためである。(M) 続き動画(9分)

『労働情報』の終わりとはじまり〜「女性・外国人・非正規」に届く労働運動を!
たたかう労働運動の情報誌『労働情報』が12月1日の1000号をもって休刊した。創刊からじつに43年が経っていた。国鉄分割民営化による1047名の解雇・国労つぶしの攻撃(1987年〜2010年)のときには、国労闘争団支援の論陣を張って勝利に貢献した。しかし、その後労働運動の後退が続いたこと、運動世代がリタイアに入ったことなどが相まって、『労働情報』購読者は減るいっぽうで厳しい経営が続いた。そして1000号の発行をもって発行主体の「協同センター・労働情報」は解散することになった。12月6日、東京・全水道会館で「労働情報1000号・アンフィルター発足記念シンポジウム」が開かれ、『労働情報』に縁のある人たち約40人が集まった。会場内には『労働情報』が取り上げたたたかいの写真パネル(今井明撮影)がたくさん並べられていて、43年の歴史の重みを感じさせた。(M) 続き「毎日新聞」記事

「気候危機」私たちはどうする!〜レイバーフェスタで『雄叫び』日本初公開
世界的ジャーナリスト・ナオミクラインは近著『地球は燃えている』で「気候変動=温暖化への対処はもはや一刻の猶予もない! 化石燃料を使い尽くし、戦争と格差を生み出す資本主義に終止符を打ち、脱成長型経済をめざすグリーン・ニューディールが必要だ」と訴えている。ヨーロッパの民衆はいち早くこの問題に取り組んでいる。その息吹を伝えるのがドキュメンタリー映画『雄叫びー気候変動へのたたかい』(フランス作品/写真)だ。環境破壊を続ける企業、そしてそれに金を出す金融に対して果敢なたたかいを挑む人々の記録。日本の私たちも今こそ「気候危機」に立ち向かうときである。元気がでる映画で、日本初公開です。レイバーネット国際部が翻訳・字幕付けを担当した。朝早いが、ぜひお見逃しなく。(フェスタ事務局) ニュースNO.1フェスタ詳細HP

ネット署名キャンペーン : 東映アニメーションはパワハラ・イジメを止めろ!
東映アニメーションで、アニメーターを差別しおだてて仕事をさせろ、「騙して使え」というタブーに異を唱えたAさんが演出から外されました。プレカリアートユニオンに加入し団交を申し入れたところ、東アニは、プレカリアートユニオンのLGBT当事者の役員が通称使用しているのを「偽名」だと言い張って団交拒否をするという事態にいたっています。プリキュアシリーズは2004年に始まったときからずっと「性別に関係なく人は自由になれる、希望を叶えて生きられる」というメッセージを発信し続けてきました。東映アニーションに「偽名ではないか」と言われた組合の担当者も、東映アニメーションの様々な作品に希望をもらい、胸を躍らせたファンの一人です。東アニ経営者、人事担当者の対応は、作品の心を裏切って、ファンを傷つけるやり方です。東映アニメーションの経営陣は、きちんと話し合って問題を解決してください。(清水直子) 詳細署名サイト

〔週刊 本の発見〕しぶとく生きつづけている人々〜『幻の女〔新訳版〕』
自分が最も一心不乱に本を読んでいた時期はいつだったかと考えてみると、十代半ばから後半あたりだったろうか。その頃は、犂を措《お》く能わず瓩箸いΨ茲泙衒原腓修里泙泙如∪2砲鮴砲靴鵑妊據璽犬鬚瓩り、何時間も読みつづけて一冊を終えるということも珍しくはなかった。しかし、大人になるにつれて折々の雑事が増え、そこまでの集中は出来なくなって行ったように思う。中学一年生の時、クラブの先輩からSFの面白さを教えられ、星新一や筒井康隆、フレドリック・ブラウンやレイ・ブラッドベリを読み漁った。その後、ターゲットはミステリへと移り、とりわけエラリイ・クイーン、アガサ・クリスティー、ヴァン・ダイン、ディクスン・カーなどによるいわゆる「本格もの」を次から次に手にした。(大西赤人) 続き

コロナ禍の同調圧力と対峙する舞台表現の試み〜「憲法寄席」2020秋席公演
「欲しがりません、勝つまでは」――コロナ禍騒動に便乗し、権力の思うままに市民生活を統制できる国家を作ろうとする〈同調圧力〉が強まっている。それを象徴するのが、〈自粛要請〉なる奇妙な言葉だ。自粛は要請されてするものではない。実態は、人々の不安につけ込んだ〈強要〉なのに、いつのまにか人々の心を呪縛し、支配していく。そんな同調圧力に抗し、強要の実態を暴露して、権力を笑い飛ばそうという舞台表現の試み――「憲法寄席」2020秋席公演が11月28・29日の2日間、東京・文京区の本郷文化フォーラム(HOWS)で開催された。題して「カバレット コロナ禍騒動その壱」。時局風刺のギター弾き語りや替え歌演奏、紙芝居、そして書き下ろしによる朗読劇。客席を制限し、厳重な感染対策を施した会場で、観客はフェイス・シールド越しに陰湿な同調圧力を解き放つ痛快な笑いを共有した。(山口正紀) 続き

なぜ労働映画をつくり続けるのか?〜「あるくラジオ」土屋トカチさん
しまひでひろさんとささきゆみさんがパーソナリティを務める「あるくラジオ」。2018年10月スタートで、もう13回目になった。この間、乱鬼龍さん、木下昌明さんとレイバーネットおなじみのメンバーが続いたが、知っているようで知らなかった二人の素顔と人生を浮き彫りになって大好評だった。そして12月1日の今回は、ドキュメンタリー映画『アリ地獄天国』をつくった土屋トカチさん(写真)だった。精魂こめてつくった『アリ地獄天国』に秘められた制作エピソードが面白く、話はつきない。しかし、なにより心をつかまれたのは、トカチさんの人生の歩みだった。「小さいとき将来なりたい職業はケーキ屋さん。食いしん坊でトンカツのことばかり考えていた。しかし小学5年生のときに人生が一変した。父親が事故で亡くなったのだ。それから世界観が変わった」という。「父を亡くしただけで、差別を受けた。『片親の子はグレる』と言われた。悔しかった」。(まつばらあきら) 続きアーカイブ録画(60分)『アリ地獄天国』HP

米国労働運動 : 郵政労働者が大統領選挙を救った!
2020年大統領選挙での郵便投票がうまくいったのは、すべての投票用紙が確実に届くように並々ならぬ努力を惜しまなかった郵便労働者の組合員たちのおかげである。COVID19による大打撃を受け、さらにルイス・デジョイ新郵政長官の意図的な妨害にもかかわらず、郵政労働者はその仕事をやり抜いた。今回の選挙では、これまでで最高の6,500万を超える人々が郵便投票を行なった。郵政事業はこの数ヶ月間、人員不足で営業してきた。8月の時点で40,000人の郵便職員がCOVID19にり患して隔離を余儀なくされていた。デトロイト近郊の郵便労働組合(APWU)の480-481地域ローカルの委員長ロスコー・ウッズは、組合員の30パーセントが休業中だと語る。郵便労働者はどのようにしてこの巨大な偉業を成し遂げることができたのだろうか? (翻訳=レイバーネット国際部)続き


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