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頼りの米国も「disapointed(失望した)」〜世界の常識に目をそむけた安倍靖国参拝
第2次世界大戦の敗戦から、70年近い歳月が経っているにも拘らず、中国・韓国などアジア近隣諸国によって、いまなお「歴史認識」の無知を問われつづける日本の為政者たちの頭は、一体どんな構造になっているのだろうか。いや、アジアだけではない。このたびの安倍晋三首相の靖国参拝によって、とうとう頼りにしていた米国からも「disapointed」(失望した、失恋した)とまで言われたのである。そればかりか、ロシア・EU、いわば世界各国からも批判は続出。つまり、かつて日本がアジア諸国を植民地支配したり、侵略戦争で加害の限りをつくしたことは、世界の「歴史認識」の常識になっているのだ。その常識に目をそむけ、まともに認めようとしないのが、その当事者である日本自身だからなんとも情けないとしかいいようがない。(松本昌次) 続き *漫画=壱花花

韓国 : 怒った労働者民衆10万人「ゼネスト」都心集結〜パク・クネ退陣を要求
12月28日、民主労総がゼネストに突入し、全国の労働者、貧民、市民など10万人が朴槿恵(パク・クネ)政権退陣を要求してソウル中心部に集結した。鉄道労組のストライキが20日間と長期化しており、22日には民主労総を強制侵奪するなど、政権の労働弾圧が続いているだけに、労働界と市民社会は朴槿恵政権との全面戦争に突入したという様相だ。民主労総は12月28日、ゼネラル・ストライキに突入した後、午後3時からソウル 市庁広場で「民営化阻止! 労働弾圧粉砕! 鉄道ストライキ勝利! 民主労総 第1次 ゼネスト決意大会」を開いた。この場には全国で上京した組合員6万5千人と貧民、障害者、政党、市民社会など合計10万人が集まった。(韓国チャムセサン報道) 詳細続報(光化門広場を占拠)声明(旧国労闘争団員を応援する会)声明(日韓市民連帯の会)国際応援署名12/30続報(スト撤回を宣言)12/31続報(ストは何を残したか)

仲井真知事はマブイ(魂)を失った!〜沖縄と連帯して国会前行動
12月27日にも、仲井真知事が辺野古の埋め立て承認に踏み切る状況の中で、沖縄では県庁包囲座り込みが連日続いている。東京でも連帯して、24〜26日官邸前・国会前で市民たちが声を上げた。26日国会前、「安倍が仲井真知事を恫喝して、オール沖縄をズタズタにした。絶対に許せない」「仲井真知事はマブイ(魂)を失ってしまった。沖縄の人たちはマブイを取り戻せ、と座り込みでたたかっている。連帯しよう」。怒りの発言が続いた。また現地沖縄からは島田善次さん(普天間爆音訴訟団長)が、電話で現地報告を寄せ「ともにたたかおう」の声がスピーカーを通じて国会前に響いた。抗議行動は防衛省前に場所を移して、27、28日も続く。(M) 写真速報写真(shinya)27.28日防衛省前行動1500人以上が県庁包囲(12.27琉球新報)

「秘密保護法」採決に靴投げ抗議〜Aさんの即時釈放を求める院内集会
12月26日正午から、参議院議員会館において、Aさんの解放と「秘密保護法」の廃止を求める12.26院内集会が開催された。これは、12月6日夜、参議院本会議の裁決に抗議して靴を投げたAさんが逮捕、勾留されているが、27日の勾留期限を前に、即時釈放させ、起訴をさせないための緊急集会として開催された。集会は3部構成で、第1部は弾圧の問題点などを一橋大の鵜飼哲さん、弁護団の浅野史生弁護士などが、第2部では法案審議と採決過程や石破発言について、海渡雄一弁護士、東電株主代表訴訟の木村結さん、神原元弁護士が発言した。(白石孝) 報告感想(北健一)

憧れの自転車を手に入れるまで〜映画『少女は自転車にのって』
映画はのぞき窓だ。さまざまな国の仕組みから風俗までも見ることができる。サウジアラビアの『少女は自転車にのって』を観て、まかり通る女性差別に唖然とした。この映画、首都リヤドを舞台に10歳の女の子ワジダが、男の子のように自転車に乗りたいと願ってあれこれ手を尽くして遂に成しとげるシンプルな物語なのだが、そこから国のかたちが見えてくる。学校はイスラムの戒律が厳しく、男女は別学。女子は黒ずくめで、男子は自転車で通学できるが女子は禁じられている。女性校長が校舎の前に立ち、「ヒジャブ(スカーフ)を被りなさい」「男性に声を聞かれる」などと口うるさい。(木下昌明) 続き映画公式サイト感想(笠原眞弓)

体当たりで聞き一緒に泣いた!〜東海林智著『15歳からの労働組合入門』
著者、東海林智さんは毎日新聞社会部で健筆をふるう日本を代表する労働記者なのだが、これの本は新聞記者らしくない。最先端の労働問題(争議)を取り上げているのに、相手企業のコメントが載ってないし、ゲバラTシャツを着た「自分」が出てきて、しかもたいがい泣いている。誤解を恐れずに言えば、これは労働問題を描いた作品ではないのかもしれない。では何を描いたのか。徹底して「人」を描いた作品なのだ。たとえば三菱ふそうで雇止めされた鈴木重光さんが、「誰にも心を開かず、他人とも関わりを持たない」で自分を守っていた姿に接することで、読者は、ユニオンとの出会いとその後の歩みの意味が腑に落ちる。私も、日雇い派遣で生計を立てていたことがあって、鈴木さんの気持ちに当時の自分がすっと重なる。ここのところをわかっている人は、意外と少ない。だから「労働法の知識がないから、非正規は黙っている」などという薄っぺらな議論が横行するのだが、事態はもっと深刻だ。(北健一) 続き *毎日新聞社刊・1400円(税別)

燃える韓国 : 民主労総が「パククネ退陣80万人ゼネスト」を宣言
民主労総の幹部が鉄道民営化阻止と朴槿恵(パクウネ)政権退陣のために80万のゼネラルストライキを成功させると宣言した。民主労総は12月23日午後、ソウルの民主労総本部の前で、拡大幹部ストライキ闘争決意大会(写真)を開き、朴槿恵政権退陣と鉄道民営化阻止のための総力闘争を堅く宣言した。首都圏から集まった4千人の民主労総幹部、組合員と市民はシン・スンチョル民主労総委員長の提案に雄壮な喚声で答えた。シン委員長は演壇に立って「今こそ悔しさを我慢せず、 誤った権力に対して怒りを表現しよう」と提案した。また「鉄道民営化の他に教育民営化、派遣法改正など民主労総が闘争しなければ、これらを防げない」とし「ゼネストで世の中を変えよう」と叫んだ。(韓国チャムセサン報道) 全文

「原発ゼロ」に向かって再出発〜市民の怒りの声が国会を大包囲
12月22日、「年内トドメの抗議!! 再稼働反対☆国会大包囲網」(主催:首都圏反原発連合)が開催され、約1万5千人が国会を包囲した。日比谷野外音楽堂で開催された集会が終わると、国会議員会館前には続々と市民が集まってきた。「原発ゼロベースを基盤とすべき。必ず原発ゼロにすることを誓って、声を上げていきましょう!」という主催者挨拶とサンバチームのリズムに乗って、「国会大包囲」はスタートした。衆参国会議員も日比谷野音での集会から駆けつけ、次々に発言した。国会議員会館から、国会正門前に続く道筋には、ひとりひとりの思いや怒りが籠ったパフォーマンスやメッセージが繰り広げられた。(西中誠一郎) 報告写真(shinya)

「レイバーフェスタ2013」に220人集う〜映画『標的の村』に涙と勇気
12月21日、東京・港区の田町交通ビル6Fホールで「レイバーフェスタ2013」が開かれた。真っ青な冬空が広がる朝。参加者は足早に会場をめざした。最初に上映された映画は、「標的の村」。のびやかな歌声としなやかな子どもたちの踊りが、物語終盤を飾ると、会場のあちこちからすすり泣きが聞こえてくる。素晴らしい作品だ。「スラップ訴訟」の標的にされた木工職人の伊佐真次さん。上映後ステージに上がると「裁判に負けても次があるよ。お金と暇、年金生活をしている人は、ぜひ沖縄に来てください。観光気分でもいい。現場を見てほしい」と明るく呼びかけた。参加者は全体で220人。二次会の大交流会も60名が集まり、運動分野での「異業種交流会」となった。(Y) 報告写真(shinya)感想(松原)アンケート紹介3分ビデオYouTube公開

宇都宮健児さん講演会「憲法と特定秘密法」〜勇気の出る集会に
12月20日夕方、東京・穏田区民会館において、宇都宮健児さん講演会「憲法と特定秘密法」が開催されました。主催は草の実アカデミー(林克明代表)で、全体の参加者は約70人。宇都宮弁護士が昨今の情勢から運動論まで、大いに語り、質疑応答も活発になされました。また、都知事選挙の出馬について質問があり、宇都宮さんは「他にこれはという候補者がなく、市民団体などから要請された場合、立つ覚悟はできている」と言明。その後、事務所で「重要な会議」があるということで、会場を早めに去って行きました。宇都宮さんの新刊本「わるいやつら」(集英社新書)もよく売れ、様々な意味で、勇気が出る集会となりました。(佐藤和之) 報告

「裁判所前の男」控訴審 結論ありきの不当判決!〜大高正二さんは満期で釈放
12月20日午後、「裁判所前の男・大高正二」裁判の控訴審判決が東京高裁であった。弁護団は冒頭、この間の訴訟指揮に抗議して「裁判官忌避」を申立て果敢に抵抗したが、全て井上弘道裁判長は門前払い。そして、裁判長は「主文 控訴を棄却する」と述べたあと、35分にわたって判決要旨を読み上げた。事実認定のごまかしが随所にあり、傍聴席からはため息が漏れた。判決後の記者会見で、長谷川主任弁護士は「一審よりひどい判決」、大口弁護士「頭の中だけのバーチャル判決」、河村弁護士「結論ありきで矛盾だらけ」と厳しく批判した。一審判決の懲役1年2月が維持されたが、大高さんはすでに1年3月も勾留されていた。この日の判決で「未決日数を算入する」とされたため、大高さんの釈放も決まった。この日夜、東京拘置所から出てきた大高さんはとても元気で「運動不足でちょっと太った。最高裁に上告してたたかう」と述べていた。(M) 写真速報 *写真=国家権力の犯罪に立ち向かった弁護団(左から大口昭彦・長谷川直彦・萩尾健太の各弁護士)

「崖っぷちニッポン」の希望〜12.21レイバーフェスタで『標的の村』上映
恐るべき安倍政権。多数の反対を無視して「秘密保護法」を強行可決し、来年は「集団的自衛権行使」の合憲解釈へ突き進み、一気に「戦争ができる国」に変えようとしています。12.21のレイバーフェスタのテーマは「崖っぷちニッポン」。ドキュメンタリー映画『標的の村』の高江の住民の抵抗は、まさにこの安倍政権の戦争政策にまっこうから異議を申し立てるものです。自然と共生して静かに暮らしたい人々に、無慈悲に襲いかかる「戦争」。やむにやまれず素手で立ち上がった高江の人々のたたかいは「崖っぷちニッポン」の希望でもあります。3分ビデオ17本のラインナップも決定。12.21はレイバーフェスタで元気をもらおう! フェスタ通信NO.2フェスタブログメール予約ブース案内 *写真=映画『標的の村』から

猪瀬は居直り、職員は再処分!〜ここまでやるか暴走都教委
一度出した処分が最高裁で取り消しになったら、もう一度処分を出す。常識では考えられないことが起こった。今年9月、最高裁は「君が代」不起立による減給処分と停職処分を都教委による裁量権の乱用として取り消した(不当にも根津公子さんの処分は取り消されなかった)。しかし都教委は12月17日、取り消された25人のうち7人の現役教員に再度処分を発令した。8年半前の不起立についてである。取り消された減給処分の回復措置はとられたが、謝罪も反省のことばもない。その上に再処分の仕打ちである。5千万円もらった猪瀬は居直り、一般職員にはこのイジメ。7人の被処分者の1人、伏見忠さんは「自分のやったことには頬被りし、他人のことは追及する。都教委に教育をつかさどる資格はない。恥を知れと言いたい」と語った。(佐々木有美) 報告動画(当事者インタビュー8分)「処分撤回を求めて」289号 *写真=再処分を受けた伏見忠さん

不当解雇撤回もとめて日本印刷に第2波デモ〜約90人が参加
労組ジーケーアイと支える会は、12月16日、当組合員を不当に解雇した日本印刷(文京区湯島)に対し、組合員の職場復帰を求めて、2回目のデモ行進を決行しました。夜風が冷たい午後6時30分、上野区民館前の公園入口に、なかまユニオン・ひめじや分会、新宿地区労センター、台東労組連絡会、郵政産業労働者ユニオン、JAL不当解雇撤回原告団など、約90名が結集してデモ隊は出発。「日本印刷は都労委命令を守れ!」「日本印刷は組合員を職場に戻せ!」などのシュプレヒコールを上げました。残業社員の姿が見える日本印刷の社前では、ひときわ大きな声で怒りを叩き付けました。(佐藤和之) 報告

韓国鉄道ストライキ8日目〜政府は問題解決どころか公権力投入へ
鉄道労組のストライキが8日目に入り長期化しているなか、政府がストライキの主導者に対する逮捕令状を請求することにするなどの強硬対応を続けている。鉄道公社の無理な代替人員の投入で死傷者まで発生した状況で、政府はストを解決するどころか労組を瓦解させるために公権力の投入を強行し、事態を大きくしているという指摘も提起されている。警察は12月16日、キム・ミョンファン鉄道労組委員長をはじめとする5地域の 支部本部長など10人の労組幹部に対し、今日中に逮捕令状を発行すると発表した。また検察と警察、国土交通部、雇用労働部などの関係機関はこの日の午前、 公安対策協議会を開き、鉄道ストライキを主導した核心幹部10人に逮捕令状を請求することに決めた。(韓国チャムセサン報道) 続き鉄道スト記事一覧 *写真=民営化反対でストライキを決行する韓国鉄道労組

「恩を仇で返す給与カット」はね返す〜福島県教組郡山支部・阿部書記長に聞く
政府は2012年度から「復興財源の捻出」と称して実施してきた国家公務員給与の大幅カット(7.8%)を、今年は地方公務員にも断行した。その結果福島県の教職員の場合、今年の7月から4.44%〜7.77%の給与カットが強行されてきたのである。「震災以降学校現場は、仕事が増え大変な状況にあります。その中で働く教職員に対し、手当増額を行うならともかく、給与カットを実施するなど『恩を仇で返す』以外の何物でもありません」と阿部書記長(写真)は語った。福島県教組郡山支部では、「給与カット反対」の分会決議がすべての分会からあげられた。福島県内からは534分会から同様の決議があげられ、結果給与カットは来年1月で打ち切られることとなった。(湯本雅典 /取材・12月12日) 報告阿部書記長インタビュー(動画)

私は無罪、裁判所は犯罪組織である!〜「裁判所前の男・大高正二」の最終陳述
「裁判所前の男」こと大高正二さん(写真)の「公務執行妨害・傷害」事件の東京高裁・控訴審判決が、12月20日に迫っている。裁判所にとって目の上のたんこぶだった大高正二さんは、微罪事件(しかも裁判所の強制排除が原因)を仕立てられて起訴され、すでに1年以上東京拘置所に勾留されている。これは、国家権力に逆らうものへの「見せしめ」だった。裁判は、地裁・高裁ともボディチェック付きの429号警備法廷で行われ、強制退廷連発の「暗黒裁判」だった。大高さんはそれにひるむことなく、9月25日の結審では最終陳述書を発表した。それは、裁判のおかしさを知り尽くしている大高さんならではの「裁判痛烈批判書」でもある。腐りきってしまった裁判所。いったい裁かれるべきものはどちらなのだろうか。(M) 大高正二「最終陳述書」3分ビデオ「裁判所前の男」12.20判決公判

レイバーネットTVが「平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞」受賞
市民が選ぶ日本版ピューリッツァー賞といわれる「平和・協同ジャーナリスト基金賞」の第19回贈呈式が、12月14日、東京・日本青年館で開催された。レイバーネットTVは「奨励賞」に選ばれた。既存のテレビ局では出来ないテーマに果敢に取り組み、労働者・市民の目線でやってきた3年半の業績が評価された。大賞に選ばれたのは「東京新聞・憲法取材班」。挨拶に立った社会部デスクの早川由紀美さんは、「秘密保護法が通り民主主義が揺らいでいる。しかし先輩たちが築いてきたものを簡単に手放すわけにはいかない。固い岩盤に一滴一滴、水を垂らすつもりで一本一本の記事を出していきたい」とこれからの決意を語った。また同日、第25回多田第25回多田謡子反権力人権賞発表会があり、3つの運動団体が表彰された。(M) 写真速報報告(笠原真弓)平和協同ジャーナリスト基金賞HPレイバーネットTVのサイト第25回多田謡子反権力人権賞発表会

郡山市 やっと学校へのエアコン設置へ!〜「安全・安心」求める市民運動の成果
12月12日、福島県郡山市議会文教福祉委員会は、郡山市立学校へのエアコン設置を全会一致で決めた。2011年の震災以降、郡山市内の学校では除染作業がままならない中でも窓を閉め、猛暑の夏を扇風機だけで乗り切ってきた。その結果、真夏の教室は40度近くまで達し、子どもたちはきわめて悪条件の中での学習を強いられてきた。3a(安全・安心・アクションin郡山)では、これまで2回の教室へのエアコン設置を市議会あてに請願したが、いずれも否決された。理由は、「震災で節電が叫ばれている中でのエアコン導入は、逆行である」というもの。果ては、「我慢を強いるのも教育だ」と発言した市議会議員もいたという。(取材・湯本雅典) 報告いわき市の現状動画(野口インタビュー YouTube) *写真=3a代表の野口時子さん

貧困の原因「派遣・不安定雇用」拡大を許すな!〜日比谷集会に2000人
「ここ日比谷公園で行われた派遣村から5年。事態はよくなるどころが逆行している。貧困の原因である派遣・不安定雇用が、今さらに拡大されようとしている。派遣切りの悲劇を繰り返してはならない」。派遣村運営メンバーだった稲葉剛さんは強く訴えた。12月13日、東京・日比谷野音で「労働法制の規制緩和と貧困問題を考える市民大集会」が開かれ、2000人が集まった。安倍政権の雇用破壊政策が具体化する中、日弁連の呼びかけで連合・全労連・全労協など全ての労働団体が結集した。元「朝日新聞」労働記者の竹信三恵子さんは「間接雇用は恐ろしい。間に派遣会社が入り、派遣労働者は雇い主に直接ものが言えない。派遣会社に言っても、派遣会社にとって派遣先はお客様だから文句が言えるはずがない。全て泣き寝入りだ。こんな働き方の全面自由化は絶対ダメだ」と怒りをこめて発言した。(M) 写真速報

『原発川柳句集』が完成〜12/21レイバーフェスタでお披露目
2011年3月11日から約2年間のレイバーネット川柳班の句や活動をまとめた『原発川柳句集』が、このほど完成した。脱原発デモですっかりおなじみになった「川柳デモ」、経産省前の「川柳ビラ」など様々な形の「文化のたたかい」が紹介されている。句集は、12月21日・田町交通ビル6Fホールのレイバーフェスタでお披露目される。また今回のフェスタは、初の試みであるスライド構成『原発案内』も発表される。メイン企画は、暴政とたちむかう沖縄の人々を描いた感動ドキュメンタリー『標的の村』の上映と主人公の一人伊佐真次さんのトーク。韓国からも文化活動家が来日する。あと一週間にせまった年末恒例のレイバーフェスタ、お見逃しなく。 レイバーフェスタ案内フェスタブログ映画『標的の村』HPお得なメール予約 *写真=『原発川柳句集』表紙(頒価600円)

韓国鉄道労働者が民営化反対ストライキ〜国際署名の呼びかけ
今年6月以降、韓国政府は広範な反対にもかかわらず、新たな鉄道リストラ・民営化計画を推し進めています。政府と韓国鉄道公社(KORAIL)が社会対話を頑なに拒否する中、ITFに加盟する韓国鉄道労組(KRWU)は、12月9日よりストライキに突入すると宣言しました。一方、政府と使用者の過去の姿勢から、いったんストライキが始まれば大規模な権利侵害が起きるという深刻な懸念も広がっています。2009年にKRWUが打った同様のストでは、政府と KORAILは、刑事告発、拘留、損害訴訟、解雇、その他懲戒処分などの報復措置に出ています。(レイバースタート・国際キャンペーン) 国際署名サイト関連記事一覧12.9ストライキ突入負けるな韓国鉄道労組

「まるで中世?人権劣国ニッポン」ってホント〜「レイバーネットTV」で特集
12月10日は、1948年12月10日人権に関する世界宣言が国際連合で採択されたことを記念する「世界人権デー」。11日放送の「レイバーネットTV」は、日本の人権問題を取りあげました。あまり報道されていませんが、ことし5月の国連人権委員会で日本は「まるで中世」といわれたほど各分野の人権水準が低く、70もの是正勧告を受けています。それに対する日本政府の回答は「従う義務なし」。一体どうなっているのか、長谷川和男さん・丹羽雅代さんから話を伺いました。また中国労働運動の「最新訪問報告」(映像付き)がありました。(レイバーネットTVプロジェクト) 写真報告アーカイブ録画(90分) *写真=ゲストの長谷川和男さん(右)と丹羽雅代さん

ワタミ過労死遺族がワタミと渡辺美樹参議院議員らを提訴
大手居酒屋チェーン「和民」で正社員だった森美菜さん(当時26歳)が入社2カ月後の2008年6月に自殺し、昨年2月に国が過労による労災と認定した問題で、遺族である両親の豪さんと祐子さんが、ワタミとその社長だった渡辺美樹参議院議員らに対し、12月9日、森さんの死亡は会社と経営者らの安全配慮義務違反に原因があるとして約1億5300万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こしました。その後、遺族が加入している全国一般東京東部労組と弁護団とともに厚生労働省で記者会見を行いました。(東京東部労組) 続き *写真=提訴のため東京地裁に入る遺族ら

英国で新しい左派政党「レフトユニティ」〜ロンドンで創党大会開く
現地の報道によれば、英国のレフトユニティが11月30日、約400人がロンドンに集まって創党大会を開き、労働者階級の新しい政治を予告した。彼らは 「汎左派」を代表し、労働党に対する代案としての位置を占めるという計画だ。レフトユニティは、英国労働党の一方で労働者階級の復元と国際主義を追求する。 彼らは労働党の右傾化と緊縮および戦争に反対する1千人の支持署名を受けた。レフトユニティは創党宣言文で「ヨーロッパはますます深く危機に陥っている。 ヨーロッパの各政府は彼らの失敗した緊縮政策でこの数十年間、働く民衆が勝ち取ってきた社会的・経済的利益を破壊している」と述べている。(韓国チャムセサン報道) 詳細

交渉から脱退を!〜「これでいいのか?! TPP 12.8大行動」に2700人
12月8日(日)午後1時から、東京・日比谷公園野外音楽堂において「これでいいのか?!TPP 12.8大行動」が行われ、2700人が参加しました。この集会は、TPPに反対する弁護士ネットワーク、TPP参加交渉からの即時脱退を求める大学教員の会、主婦連合会が呼びかけ、農民団体、医療関係団体、生協、労働組合など165団体が賛同しました。呼びかけ団体や国会議員のあいさつがありました。「バスに乗り遅れるなとTPP交渉への参加をあおっておきながら、今は“守秘義務”としていっさい明らかにせぬまま、年内妥結が伝えられている。許せない。交渉から脱退を!」という発言が続きました。(尾澤邦子) 写真速報

無実の人を死刑にしていいのか!〜奥西勝さん・袴田巌さん支援の集い
12月8日、東京・日比谷コンベンションホールにおいて、「無実の死刑囚 奥西勝さん・袴 田巌さんを救え!12・8支援の集い」が開催され、約180人が結集しました。名張毒ぶどう 酒事件の奥西勝さん(87歳)は事件発生から52年間、袴田事件の袴田巌さん(77歳)は事件発生から47年間、無実を訴え続け、裁判のやり直しを求めています。しかも両氏は、死 刑の恐怖と長い過酷な獄中生活のなかで健康も心配です。近年、足利、布川、東電OL事件で再審無罪が確定する一方で、死刑再審について裁判所、検察は頑なに再審開始を阻もうとしています。そこで本集会は、無実の人を死刑にしないため、多くの人々に名張、袴田両死刑再審事件の真実を知らせるために開催されました。(佐藤和之) 報告

「テロ国家アメリカ」を「国際標準」とした秘密保護法は、国家の安全に役立たない
2013年12月6日深夜、自民党と公明党は参議委員本会議で秘密保護法案を強行採決しました。日本の憲法が止まった歴史的瞬間でした。ヒトラー=ナチスがおこなった全権委任法で、当時、世界で最も民主的憲法と言われていたワイマール憲法が、一挙に死文化し、あっというまに民主国家ドイツが瓦解しました。その結果、ドイツ国内は監視国家となり、イタリアのムッソリーニと手を組んだナチスの全体主義が、ヨーロッパを席巻することになりました。アウシュビッツの悲劇もここから生まれたことは周知の事実です。スノーデン氏が暴露したように、いまアメリカも監視国家になりつつあります。その監視体制は、アメリカ国内のみならず、世界中の元首・企業・国民にまでおよんでいることも、スノーデン氏によって、日々、暴露されています。(ブログ「百々峰だより」より) 続き 漫画「永久に」(壱花花)

「第9回やより賞・やよりジャーナリスト賞」贈呈式〜武藤類子さんと堀切さとみさん
市民の怒号渦巻く中、特定秘密保護法が国会で無理矢理可決された翌日の12月7日、「第9回やより賞・やよりジャーナリスト賞」の贈呈式が東京・早稲田奉仕園あった。やより賞受賞は、福島原発告訴団団長の武藤類子さん。やよりジャーナリスト賞特別枠期待賞として、ドキュメンタリー映画『原発の町を追われて』制作者の堀切さとみさん(写真左)が受賞。女性人権活動奨励賞「やより賞」は、国際的視野で女性や弱者の側に立ち続けたジャーナリスト、松井やよりさんの遺志と基金による活動で、厳しい状況の中で自らの意志を貫こうとしている女性たちや自分の道を求めつつある女性たちを励ましている。ふたりの受賞は、法案が通り原発の情報隠しが進み、福島の棄民化が予想される今、まさに時機を得たものだった。(片山かおる) 報告やより賞HP

主権者はわたしたち〜100%違憲の「秘密保護法」は認めない!
12月6日午後6時から始まった東京・日比谷野音の「秘密保護法」廃案を求める大集会には、15000人もの人々が集まった(写真)。「戦争の危険を感じる」「民主主義がなくなる」、参加者は時代の危機を感じて立ち上がった人たちだ。その後国会前では、請願デモと路上で抗議をする人たちが合流し、国会は包囲状態となった。「採決反対」の大コールが途切れることなく続く。午後11時すぎ、参院本会議で強行可決。第一報が届くと一瞬、人々の表情が曇った。しかしすぐに「100%違憲の秘密保護法は絶対認めないぞ!」「主権者の声を聞け!」の声がわき起こった。(М)写真速報ユースト動画(12.6大集会)ユースト動画(国会前抗議)川柳デモ報告写真(Shinya)悪法伝えるメディア動画(12.6採決抗議 3分)動画(OurPlanet-TV)ムキンポ写真館12.6参加感想(志真斗美恵)

国会前は熱かった!〜参院特別委員会「強行採決」に大抗議
国会前は熱かった。年寄りから若者まで、多様な人々が「絶叫」し声をからした。「特定秘密保護法反対!」「戦争する国絶対反対!」「安倍も石破も恥を知れ!」。リズミカルなコールが続く。多くの人の発言が示したのは、民主主義の根幹である「表現の自由」と「国民主権」を奪われてたまるか、という思いだった。12月5日午後4時すぎ、参院特別委員会の「強行採決」が伝えられると、国会前の怒りはピークに達した。そして、夜になるとニュースを知った市民が続々と集まってきた。国会議員も怒る、「あれは採決ではない。現場にいても何がなんだかわからなかった」。結局、市民の圧倒的怒りを前にして、この日の本会議採決は見送られた。攻防は、6日午後の参院本会議に移る。行ける人は国会へ。(M) 写真速報STOP!秘密法HP(最新情報)STOP!秘密法TV(12.6現場中継)12.5動画(YouTube 5分)動画(西中撮影 12.5深夜)渡部通信国会情勢(12.6杉原)毎日新聞

行ける人はとにかく国会へ!〜強行採決に怒りのコール続く
報道では、参議院の特別委員会で、法案が可決されたとされていますが、委員会の中継テレビでは正規の手続きを経て採決されたとは見えませんでした。また、共産党井上議員や民主党江崎議員の報告では、自民党の石井議員が、自民党宇都議員の質疑が終わった途端、自席で立ち上がり「議長」と数回叫び、その後、与党議員が数回も起立するという不思議な光景だったとのことです。野党各党は、この採決を認められないとし、本会議に持ち込むことは許さないと、院内で頑張っているようです。今晩6時30分からの参議院議員会館前の抗議行動は行ないますので、皆さん駆けつけてください。3時半からの、採決するな行動にも、昼に続き千人以上が参加、強行採決の報告が入ると、怒りの声が大きく上がりました。(白石孝) 国会情勢(12.5杉原) *写真=5日午後1時、国会前は騒然となってきた

アリバイ「公聴会」の中止求めて行動〜300人が詰めかける
「秘密保護法案」の公聴会が急きょ開かれることになった12月4日午後、およそ300人の市民がさいたま市大宮区の会場に詰めかけ、公聴会の中止と法案の廃止を求めた。国家安全保障委員会委員長の職権で昨日、強行決議された地方公聴会には、公述人として前陸上自衛隊化学学校長の川上幸則さん、株式会社ラック理事サイバーセキュリティー研究所所長の伊東寛さん、そして埼玉弁護士会元副会長の山崎徹さんが選出された。秘密法や与党の強硬手段に抗議する市民は、この公述人名簿を見て、「まるで参考人質疑のための人選。これで公平な意見が得られるわけがない」と怒りの声をあげた。(松元ちえ) 写真速報大阪で1000人が抗議デモ

安倍政権は民意を聞け!〜国会ヒューマンチェーンに6千人
続々と押し寄せる人の波。たくさんのプラカード。みんな怒りに満ちた表情だ。12月4日正午から始まった国会を取り囲む「秘密保護法反対」ヒューマンチェーンは、12時35分の段階でほぼつながった。午後1時と1時30分の2回にわたって、国会は完全に包囲され「秘密保護法反対」「強行採決やめろ」のコールが周辺一帯に響き渡った。集まった人数は、約6千人となった。参議院議員会館前では、落合恵子、小山内美江子、佐高信、村井敏邦、田島泰彦、現代書館菊池社長、「週刊金曜日」平井編集長などの各氏がマイクを握り廃案を訴える。さらに国会議員が次々にアピールした。ちょうど参院本会議が開会中であり、議員たちに届くように、「私たちはテロリストではない」「民意を反映する国会になれ」「秘密保護法廃案へ」と参加者たちはコールを続けた。(白石孝) 写真速報国会前行動情報STOP!「秘密保護法」HP石破発言に対する抗議声明国会情勢(12.4 杉原)フランスからの支援メッセージ動画(YouTube 5分)写真報告(Shinya)

新聞記者が危険性訴える〜12.3国会前抗議集会
「秘密保護法案は、私たちの目をおおい、耳をふさぎ、口をふさぐ法案。新聞労働者は政府の広報紙となることを断固として拒否する」、新聞労連前委員長の毎日新聞記者・東海林智さんは、12月3日夜に開かれた国会前抗議集会で力強く発言した。新聞労連が呼びかけたこの集会では、記者、編集者やカメラマンが、報道規制の危険性をはらむ秘密保護法案に次々と抗議の声をあげた。当日、国家安全保障委員会で参考人として質疑に応じた新聞労連委員長の日比野敏陽さんは、与党推薦の参考人が秘密保護法の内容を熟知せずに発言していたことを報告。廃案を求める日比野さんと弁護士の意見陳述を聞いて、「この法案は危険だ」と認めたと話した。(松元ちえ) 報告

「秘密保護法」廃案へ意志を固める〜院内集会に130名
12月3日午後4時30分から、参議院議員会館で緊急院内集会を開催し、80名定員の会場に130名が参加した。主催者を代表して海渡雄一弁護士が「最後の3日間、廃案をめざして最後まで闘うが、もし強行採決で成立したとしても、法律への闘いを取り組むし、今度は安倍政権を倒し、法律の廃止をめざす闘いを進めていこう」と、固い決意を表明。憲法学者からは、清水雅彦日体大准教授、飯島慈明名古屋学院大准教授が、出版社からは岩崎書店岩崎弘明社長が、札幌から若手弁護士2名が発言した。(白石孝) 続き報告(松元ちえ)

キムジンスクさん 命がけのクレーン籠城語る〜笑いと感動ひろがる会場
「警察がクレーンに上がってきたら、飛び降りる覚悟だった。危険な目に何度もあった。でも309日間やり続け、生きて降りて来られたのは、食事を毎日運んでくれたファンイラさん、そして応援してくれた全国・全世界の人々のおかげだった」。12月2日、東京・文京シビックスカイホールで、韓進重工業クレーン籠城闘争(2011年)で整理解雇撤回を勝ちとったキムジンスクさん(53歳)は語った。籠城のエピソードにしばしば笑いが起きた。「排泄物のことは皆さん関心があるでしょう。でも排泄物は人間がつくる強力な“武器”でもあるのです」。「暇つぶしにとスマホが届けられました。いじったこともありませんでした。でもツイッターでつぶやき始めたら、どんどん運動が普通の人たちに広がっていきました。このコミニュケーションは心の支えにもなりました。マスコミが無視するなかで、ツイッターがなかったら勝てなかったでしょう」。(M) 報告感想(佐々木有美)12.2ユースト録画関連記事「クレーンから生きて降りる」キムジンスク講演ツアーHP *写真=キムジンスクさん(右)とファンイラさん

怒りのキャンドル行動に1500人〜安倍暴走に強い危機感
12月2日午後6時から、参議院議員会館前で、秘密保護法反対のキャンドル行動が開催された。開始30分ほど前から、歩道を参加者が埋め始め、開始時には400人を超え、6時半すぎには用意したキャンドル50本、ペンライト1000本が出払い、最終的には1500人が集まる大行動となった。高田健さんの司会で、共産党の吉良よし子議員、辰巳孝太郎議員、社民党の福島みずほ議員、沖縄選出の糸数慶子議員が国会報告。おんなたちの院内集会を終えた澤地久枝さん、落合恵子さんをはじめ、俳優、ジャーナリスト、宗教者、平和団体などから次々と発言があった。多くの発言者は、石破発言への怒りに溢れ、そして安部政権の暴走を危険視するものだった。採決強行がささやかれる緊迫した状況に、多くの市民が憤り、これほどの参加者となった。(白石孝) 写真速報12.2女たちの秘密保護法反対集会国会情勢(12/3杉原)

クレーン篭城309日 キムジンシクさん来日〜訃報の中で第一日目講演スタート
12月1日(日)午前10時30分より、東京・日比谷図書文化館コンベンションホールにおいて、「解雇は殺人だ!−整理解雇・非正規雇用のない世界へ」と題する、キムジンスクさん(韓国・民主労総指導委員)来日講演会がありました。主催は「平和と民主主義をめざす全国交歓会」で、地方からの参加も多く、定員200名の会場はほぼ満席となって開会。ところが集会冒頭、訃報を聞いた参加者は、驚きと悲しみに包まれました。キムジンスクさんらは予定通り、前日に来日しましたが、韓進重工業のキムウンシク組合員が、11月29日午後に自宅で自殺していたのです。そこで集会の最初に、参加者全員で黙祷を捧げました。(佐藤和之) 報告

労働の輝き放つ“ごっつい手”〜纐纈あや監督『ある精肉店のはなし』
纐纈(はなぶさ)あや監督の前作『祝(ほうり)の島』は、原発建設に反対する山口県の祝島(いわいしま)漁民の日々を描いたドキュメンタリーだった。そこでは自然と生きる営みの大切さが掘り起こされていた。城壁のように営々と築き上げた棚田の石垣シーンには「耕シテ天二至ル」狭い日本の風土の象徴をみて感嘆した。纐纈監督の今作『ある精肉店のはなし』は、大阪の貝塚市にある小さな精肉店を舞台に、家族で牛を育て、屠畜し、販売するまでの労働を生き生きと描いているドキュメンタリーだ。そこでも被差別部落の歴史の一面がとらえられているが、それも暮らしの体験のなかに描かれていた。(木下昌明) 続き

「人権侵害多すぎる法律!テロ的行為は与党」〜日弁連が新宿で街頭宣伝
「人権侵害が多すぎる。この法律は絶対に通してはならない」。秘密保護法に反対して、日本弁護士連合会がついに「街頭宣伝」に立ち上がった。12月1日午後、東京・新宿西口には数百人の市民が集まり、タスキ掛けの弁護士がチラシは配布した。マイクを握った清水勉弁護士は、「この問題に与党も野党もない。しゃべってなんぼの国会議員がしゃべったら懲役5年を喰らう、とんでもない法律。なぜその国会議員が唯々諾々としているのか。官僚が勝手に決めて、暴走している。客観的にみてテロ的なことをやっているのは与党の側だ。いまは仕切り直しをして議論を深めるべき」と訴えた。「今週が最大の山場、抗議の声で国会周辺を埋めつくそう」と弁士が次々とアピールした。(M) 写真速報動画(YouTube 5分)全力で廃案に追い込もう *写真=新宿西口を埋めた市民

亡霊が息吹きかえす日本〜松本昌次のコラム 「内なる天皇制」について
さきに森達也氏の著書を高く評価したことがあるが、今回も、山本太郎参院議員が天皇に園遊会で手紙を手渡したことについての森氏の発言「内なる天皇制」(朝日・11月27日付)にふれたい。森氏はまず、山本氏がどんなルールを侵したのか明示しないまま、「政治利用」したとしてペナルティーを与える「極めて日本的なやり方」を批判する。そして政治家やメディアに溢れた言葉は、「非礼」「失礼」そして「不敬」である。しかも森氏が教えている大学の「平成生まれ」の学生までが、訳もわからず「不敬」といったのには驚く。わたしなどはそんな言葉は、戦争中人びとを恐れさせ、1947年廃止された「不敬罪」とともに、すでに死語かと思っていたがさにあらず、亡霊は、事あらばいつでも息を吹きかえすのが日本なのである。(松本昌次) 続き *写真=山本太郎議員に抗議する人たち(11月7日・参院議員会館)


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