2009/10 | |||||
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新鮮な発想のパフォーマンス〜韓国のコルト・コルテック労働者が遠征闘争 韓国のコルト・コルテック・ギターを作っていた労働者たちが不当解雇撤回を求めて闘争を始めてから、すでに3年。コルト・コルテックの不当労働行為を訴えるため、韓国の労働者と彼らを支援する文化活動家たちが10月30日に来日し、日本での遠征闘争を始めた。これまでにも多くの韓国の遠征闘争があったが、今回のコルト・コルテック遠征闘争はちょっと違う!! 今度来日する顔ぶれは、絵画や写真、版画、ビデオアート、音楽、パフォーマンスなどで最前線の労働・社会運動と連帯する、いわば「ニューウェーブ」の若い文化活動家たちが中心で、新鮮な発想のパフォーマンスを見せてくれるだろう。横浜で行われる楽器フェアでの行動をメインに、8日まで滞在する。(安田ゆ) 詳細 *写真=街頭宣伝(11/1) 中野勇人さん 体を張って訴える!〜JR不採用事件は「もの言えぬ日本」の原点 JR不採用事件の解決を求めて、国労北見闘争団の中野勇人さん(写真中央)が、11月1日「国会前54日間連続フルマラソンアピール行動」を開始した。午前9時には支援者約20名が見守るなか、伴走者2名を伴って、国会の周りをぐるぐると走りはじめた。32回まわるとちょうど42キロになる。午後2時すぎ無事完走したが、左足に痙攣が起きたとのこと。中野さんは「JR不採用事件・国労つぶしは今のもの言えない日本の原点。派遣村にも繋がる問題」として、体を張って世の中に訴えたいと語っていた。この日「毎日新聞」「徳島新聞」が大きく報道。また「北海道新聞」「TBSテレビ」が取材に入るなど反響が広がっている。連続マラソンは毎朝9時スタートで、これから54日間つづく。(M) 行動詳細・毎日新聞・写真(出発式)・動画(UnionTube)・中野レポート(毎日) やらずボッタクリ法はいらない!〜派遣法改正求める集会に2500人 雇用情勢がさらに厳しさを増すなか、労働者派遣法の抜本改正を求める集会が10月29日夜、都内で開かれた。会場の日比谷野外音楽堂には2500人が集まり、参加者は連立政権に登録型派遣の原則禁止、公約実現などを求めて気勢をあげた。ステージで発言した与野党の国会議員らに対しても、熱い激励と厳しい注文が相次いだ。ルポライターの鎌田慧さんは、「派遣法は、やらずボッタクリ法だ。派遣法を改正することは、ピンハネの利益を守ろうとする経営者との、天下分け目の闘いだ」。「新政権は若い人たちに夢と希望を与えなければならない。人間はモノじゃない」。「人件費を、人権を守る人権費に変えていこう。人間らしい生活ができるようにがんばろう」と訴えた。閉会後、国会請願デモに出発。衆参各議員面会所前で待ち構える各党の議員らとともに力強いシュプレヒコールを繰り返した。(報道部・Y) 写真報告(詳細追加)・毎日新聞・赤旗・JANJAN・動画(ビデオプレス版)・(三塚版)・スティーブ氏が取材・集会アピール・湯浅発言(動画)・松元千枝の英語インタビュー(動画) 映画「ピリペンコさんの手づくり潜水艦」〜見果てぬ夢を追いかける 世の中には「何でこんなバカげたことに熱中するのか」と思うような人がいる。またそんな人物に光を当てたドキュメンタリーもあるのだが、これはこれでけっこう面白い。最近では、誰も頼みもしないのに完成したての1974年、世界貿易センターを綱渡りした男のドキュメント「マン・オン・ワイヤー」があった。世界一の高さを誇ったビルも、男の目にはニョキッと生えた2本の棒くいぐらいにしか映らなかったわけだ。そこがおかしいが、それよりも「何で?」と思う映画が現れた。「ピリペンコさんの手づくり潜水艦」だ。前者は天空を、後者は深海を目指す違いはあるものの、いずれも少年のように見果てぬ夢を追いかけている点では同じといえよう。(木下昌明) つづき・映画サイト 社会の不正義に対する鋭い感性〜新刊「読むドキュメンタリー映画」 最近、製作されるドキュメンタリー映画が増えている。秀作ばかりではないが、観た人の感想を後から聞くと、見逃したことを後悔することがよくある。最近は、DVDになって後から観ることができるのでうれしい。そんな時、この本が観る映画の指南役になりそうだ。本書にはドキュメンタリー映画59本が解説され、資料として45本が紹介されている。硬派の映画、例えば「日本国憲法」「ひめゆり」から、「ザ・ストリップ 裸の文化史」という柔らかめの映画まで同じ土俵で解説される。著者の楠山忠之はフォトジャーナリストとして長い経歴を持つ。この本は「ドキュメンタリー映画の熱烈な一ファン」として書かれているが、本職で培った社会の不正義に対する鋭い感性はさすがだ。同じ映画を観ていても、こういう捉え方もあるのか、と読んでいて感じ入ることが多かった。(長倉徳生) 全文 台湾・高雄市にて「フツーの仕事がしたい」上映 10月25日、台湾・高雄市の映画祭「高雄電影節」にて、「フツーの仕事がしたい」が上映された。上映会場の高雄市電影図書館には、約80名の観客が集まり、8割が若者だった。上映後の監督が参加した質疑応答は、約90分続いた。「私も月200時間働いている。それでもキツイのに・・・。主人公は信念の強い人だ」「最近、台湾で長距離バスの大事故があった。運転手は1日18時間運転していたと判明し、社会問題となっている」「台湾は、職場内で30人以上が組合員にならないと組合として認められない。小さな会社では、映画と似たような状況だ」など、自身の問題と重ねて話す方ばかりだった。台湾では、日本の労働者派遣法を真似た法案が来年度にも通過する予定だとのこと。「労働者派遣法が導入されると地獄が待ってます。必ず阻止してください」と、土屋は語った。27日にも同会場にて再上映される。(土屋トカチ)高雄電影節2009・映画公式ブログ 1047名国鉄労働者解雇撤回に向けて団結まつり開かれる 10月25日、恒例の団結まつりが東京・木場公園で開催された。雨天にもかかわらず、北海道・九州から上京した被解雇者の国労闘争団80名をはじめ、多くの参加者で賑わい交流の輪が広がった。国鉄闘争共闘会議は先日、政権交代を受けて新たな解決に向けた基本方針を明らかにした。それによれば、11月に当事者の闘争団・家族を大挙上京させ、全国会議員に要請を行なうなど政治への働きかけを強め、来年2月16日までには勝利的解決を計りたい、としている。11月1日からは中野勇人さんが、54日間国会連続マラソンを企画しており、国鉄の解雇問題は大きな山場を迎えることになった。(M) 写真1・写真2・報告(共闘会議HP)・中野マラソン情報 労基法は武器になる〜「サービス業で働く人のトラブル対処法」発刊 新刊「サービス業で働く人のトラブル対処法」が、東洋経済新報社より10月24日に発売されました。私はイラストを描きました。見開きごとにイラスト解説が入ります。今のこの社会では、どこに行っても厳しいのであれば、労基法を学び、今いる会社でよりよい労働条件を勝ち取っていく方法を考える、という本です。サービス業で働く方々にお役にたてる本ではないかと思います。著者は1985年から亀戸・渋谷・新宿・大崎の各労政事務所において労働相談に携わってきた小川浩一さん。労働者にとって、厳しい社会ですが、労働基準法を知ることによって、武器を身につけ、会社と交渉できるという事を知ってもらえたらと考えています。(イラストレーター・広浜綾子) 詳細 真相究明は歴史的責任〜松川事件60周年記念全国集会に1200人 10月17日〜18日に福島大学で開催された「松川事件60周年記念全国集会」に参加しました。1949年8月17日に発生した松川事件から、今年で60周年となるのを機会に開かれた今回の集会の主催は、NPO法人・福島県松川運動記念会、全労連、自由法曹団、日本国民救援会。抜けるような青空の下、会場には主催者発表で1200人が集まりました。元被告を代表して、鈴木信さん(89)は「これだけ無罪を示す証拠がそろっているのだから自分は無罪になるに違いない、という甘い考えを持っていた。私は国民のひとりとしてこの事件の真相を究明しなければならない。自分の一生の問題として今後も闘い抜く」と、事件が思想弾圧であったことを明らかにした上で決意を述べました。(黒鉄好) 詳細報告・写真(殉職の碑)・写真(事件現場)・五十嵐仁のブログ パナソニック吉岡争議〜「高裁判決の見直し許さない」最高裁ヒューマンチェーン 松下プラズマディスプレイの偽装請負を告発し、不当解雇された吉岡力さんは08年4月25日、大阪高裁で解雇撤回の全面勝利判決を獲得した。この勝利判決は、企業の違法行為の陰で泣く、多くの派遣や非正規労働者を勇気づけるものだった。裁判は現在、最高裁に上がっているが、11月27日に弁論が開かれることが決まり、高裁判決の見直しが危惧されている。こうした重要な局面の中、10月23日、最高裁の高裁判決の見直しを許さないヒューマンチェーン行動が取り組まれた。当該の吉岡さん(写真中央)を先頭に、なかまユニオン・国労闘争団・全統一労組・昭和シェル労組など約200人が手をつなぎ、最高裁に公正判決を求めて声を上げた。(M) 写真1・写真2・吉岡会HP JR西日本首脳は総退陣せよ!〜尼崎脱線事故・報告書漏洩問題 「深く反省」とJR西日本幹部らは表明しているが、本当は彼らは何を反省すべきなのか、それさえ理解していないとしか思えない。われわれは遺族と実際にお会いし、対話するなどの活動を行ってきた。そうした対話の中から、私が考える反省の姿というのは、「JR西日本を安全な企業に生まれ変わらせる」ことである。ところが、真相に蓋をし、都合の悪い情報は隠蔽、改ざんしようとする。それがどれだけ遺族・被害者を傷つける行為かが理解できていないのである。残念ながら、国鉄官僚としてただふんぞり返るだけの人生しか知らない現首脳らに、そうした姿勢を取れといわれてもおそらく無理だろう。現首脳は総退陣すべきである。(安全問題研究会・黒金好) 事故調問題第5弾・安全問題研究会サイト *漫画=壱花花 仕事のストレスが人を殺す〜自殺相次ぐフランス・テレコム 電信電話企業のフランス・テレコムで自殺する社員があいつぎ、社会問題になっている。去る10月15日、ブルターニュ地方のラニヨンにある研究センターの48歳のエンジニアが首吊り自殺をして、2008年2月以降、同社の自殺者の数は25人に達した。今年に入ってからは13人目の自殺で、自殺未遂も13を数えている。9月にはパリで32歳の女性が窓から飛び降り自殺し、アンシーで51歳の男性が高架橋から飛び降り自殺したほか、3件の自殺未遂。8月には28歳と53歳の男性2人の自殺、自殺未遂1件。7月には男性 3人の自殺、自殺未遂1件……。かつてフランス人は、「働かないでヴァカンスばかりとっている」と揶揄されていたのに、過労死や仕事が要因の自殺が続出するほど、多くの人々にとって「仕事」は人生における最大の価値になってしまったのだろうか。(飛幡祐規 パリの窓から 6) つづき 無数の抵抗を発明しよう!〜反戦と抵抗の祭〈フェスタ〉に参加・賛同を 2004年から秋深まるころに開催してきました「反戦と抵抗の祭〈フェスタ〉」。今年は、11月29日(日)の「四谷ひろば」での屋内企画を始め多数の行動を予定し、実行委員会を形成して準備を始めています。そこでぜひみなさまに賛同と実行委員会への参加を呼びかけます。誰かを殺して成り立つ世界、誰かを支配することで保たれる社会、戦争を続けることで回る経済、そんな生活はイヤだ! 兎にも角にも 私達はそう考えます。今年のテーマは「無数の抵抗を発明する」。戦争システムの真っ只中で馬鹿馬鹿しいほど抵抗してみましょう。どんな抵抗ができるのか頭をひねって考えましょう。智恵を絞って「抵抗を発明」しましょう。反戦と抵抗の試みをともに謳いましょう。(フェスタ実行委) 詳細・当該ブログ *写真=高円寺でフェスタの宣伝 パシフィック・ビーチ・ホテル争議〜組合勝利の救済命令かちとる ハワイのパシフィック・ビーチ・ホテル争議に関して、9月30日、全国労働関係局(日本の労働委員会に相当)は、組合側主張を全面的に認める完全勝利の救済命令を交付した。命令の内容は、交渉委員らの解雇の撤回・復職・バックペイ、誠意をもって全米港湾労組との団体交渉に応じること、組合の同意なく実施した労働条件変更の撤回などである。宿泊客の7割以上が日本人であるので、AFL−CIOなどからの支援要請を受けて、連合や交運労協、国際食品労連日本協議会、全港湾労組、旅行会社やホテルを組織するサービス連合などが支援を決定し、相互に連携をしながら支援活動を進めてきた。10月16日には、勝利命令を受けての報告集会が都内で開催され、支援運動を強化することを確認した。(T) 報告・争議支援サイト *写真=ホテル前の抗議集会(支援サイトより) 「このままでええの?! 日本と世界 反戦・反貧困・反差別共同行動 in 京都」に800名 10月18日、秋晴れの京都祇園の円山音楽堂で「09 このままでええの?! 日本と世界 反戦・反貧困・反差別 共同行動 in 京都」集会が開かれ、800人が集まった。先の選挙で民主党政権ができ、何かが変わるのではないかという期待が広がるなかで、戦争にしろ、貧困にしろ、差別にしろ何も解決していないことを、音楽も交えながら様々な分野から訴えられ、闘いをさらに継続しなければならないことを確認し、観光客で賑わう夕方の京都の街を市役所までデモ行進した。冒頭、主催者を代表して仲尾宏さん(歴史学者)は、40年前のベトナム戦争当時に始まった10.21国際反戦デーを復活して3年目になるが、今も戦争が続き、日本も加担している現状に変わっていないと訴えた。(報道部 TM) 続き・参加報告 新政権はちゃんとやってね!〜反貧困世直し大集会に700人 誕生したばかりの鳩山新政権に対し「ちゃんとやるよね?」と、貧困対策を厳しく問いかける「反貧困世直し大集会」が10月17日、都内で開かれた。主催は「反貧困ネットワーク」。「国際反貧困デー」に合わせたこの日、会場の港区・芝公園4号地に約700人が集まった。宇都宮健児弁護士(同ネット代表)は開会挨拶で、「昨年の反貧困キャラバンは、全国各地に運動の種をまき、少しずつ芽が出始めている」「湯浅誠さんが国家戦略室の政策参与に選ばれた。私たちが送り出した。年越し派遣村は、政権交代のきっかけを作ったが、炊き出しに並ぶ人の数は昨年の倍以上だ。政府は緊急の年末年始対策を取るべきだ」と語った。最後に参加者で貧乏お化け「ヒンキー」の人文字(写真)をつくってアピールした。(報道部・Y) 写真速報・毎日新聞・47NEWS・TBSニュース・ケータイ写真・アサヒコム コミュニティ・ユニオン全国交流集会が北海道で開かれる 「第21回コミュニティ・ユニオン全国交流集会 in 北海道・とかち」が全国各地から350名が参加し、10月17日〜18日の予定で十勝川温泉で開催された。17日午後2時からは、コミュニティ・ユニオン全国ネットワーク定期総会が開催され、来賓には社民党党首・福島瑞穂さんをはじめ国会議員もかけつけた。総会では結成20年を迎えた全国ネットを継承し発展させるため、若い新役員と新事務局長が選出された。続いて全国ユニオンの鴨桃代会長が派遣法改正を目指す特別報告を行い、29日に日比谷野音で行われる派遣法改正全国集会への結集を訴え、鴨会長は「全国から10万人集めたい」と決意を述べた。次に全国ネット顧問で弁護士の中野麻美さんが「ユニオン運動から学んで時代を拓く」と題して記念講演を行った。(Oidon) 報告(酒井徹) 国労闘争団の中野勇人さん、国会前54日間マラソンアピール行動へ 政権交代が実現した今、政治の責任で解決させるには、間髪入れずに自分たちの要求を押し込まなければ、様々な政治課題の中で私たちの問題が先延ばしにされ、頓挫する恐れがあります。54日間連続のフルマラソンについては、春の国会前座込みの時に思い立ちました。5年前、初めて高知〜東京を走った時にも「そんなことをしたって何になる?」等、ご意見を頂きました。しかし、私たちは今日まで無駄と思えるような行動を気の遠くなるような時間をかけ、状況を切り拓いてきました。私は闘いの中で一人でも闘い続けている、田中哲朗さん、根津公子さん、辻井義春さん等、多くの方々と知り合うことができ、困難を恐れず闘い続ける勇気を頂いてきました。納得する解決を勝ち取るために、ありったけの情熱を傾注します。最後までの伴走をよろしくお願い致します。(国労闘争団・中野勇人) 詳細・関連HP・南の国からNO.50 メディアをつくる 社会を変える〜MediRが2009後期受講生を募集 昨年6月、東京・高田馬場にオープンした「市民メディアセンターMediR」の09年度後期講座が11月よりスタートします。「メディアをつくる 社会を変える」ためにも、一人ひとりが表現者・発信者になりましょう。メディアを身につけるために、メディアを読み解くために全14講座が用意されました。なかでも「ビデオ初級講座 : あなたもつくれる3分ビデオ」や、戦後の卓越した編集者の一人「松本昌次と読む珠玉の戦後文学エッセイ」などがオススメです。ぜひ一度MediRに来てみませんか。また、プロジェクター・パソコン設備の揃った空間も低価格で貸し出しています。試写会などに最適。ぜひMediRをご活用ください。(松原明) 詳細・MediRサイト *写真=講座案内リーフレット 新政権に圧力かけよう!〜反貧困ネットが17日に「世直し大集会」 「反貧困世直し大集会2009〜ちゃんとやるよね!? 新政権」が、10月17日午後、東京・芝公園で開催される。以下は、呼びかけ。「新政権発足から1ヶ月。日本はこれから本当によくなるのか? 期待と不安が渦巻いています。新政権からは、すでに母子加算の早期復活、障害者自立支援法・後期高齢者医療制度の廃止が打ち出されています。その流れを私たちは歓迎しつつ、その時期や内容についてはたくさんの心配もあります。労働者派遣法の抜本改正はどうなるのか? 人々の生活は本当に立て直されるのか? 新政権はちゃんとやってくれるのか? それは、私たちの行動にかかっているのだと思います。去年に引き続き、世界反貧困デーに合わせて『反貧困世直し大集会』を行います。ご参集ください」 詳細・反貧困ネットHP 「フツーの仕事がしたい」ロンドンで好評博す〜映像通して実態交流 10月10日、ロンドンで開催されたレインダンス映画祭で、土屋トカチさんの「A Normal Life Please(フツーの仕事がしたい)」が上映され、好評を博しました。上映前に土屋さんは、「ユニオンはイギリスのパブから始まったと聞いています。そのイギリスで上映できて光栄です。今日はよろしくお願いします」と挨拶しました。上映後、司会者から「500時間はひどいね」と切り出された土屋さんは、悪化する日本の建設業界の実態を語りました。「もともとの原因は、1985年の労働者派遣法改悪で、こうした労働者に不利な方法はサッチャー政権をまねたもので、イギリスから輸入したようなものです」と語ると、会場から「そのとおりだね」との声も上がりました。(ロンドン・松浦さと子) 写真報告・速報:ドキュメンタリー部門で大賞受賞!・シネマトゥデイ・お祝い川柳・映画HP ベルク大好き人間が集合〜JR東日本・ルミネの横暴許さない! 10月10日午後、東京・新宿農協会館で「みんなの力で追い出しストップ!ベルク祝う会」が開催された。遠くは甲府からの参加者も含め、ベルク大好き人間200人で会場はいっぱいになった。骨付きハムをはじめ、最高の食材と飲み物がふんだんに供された。経過報告の中で副店長の迫川さんは、「1万5千人の署名簿を見た時に、一人ひとりの名前も違うし文字も違う、みんな一人ひとりなんだ、という当たり前のことを感じた。その一人ひとりが集まってくれたことに本当に感激した」と述べた。パーティでは、トークあり歌あり手品あり、と楽しい企画の連続で「絶対にベルクを守るぞ」という熱い思いでつながった。また「私たちもJRのイジメと22年間闘っている」と国労闘争団もアピールし、大きな拍手を受けた。(M) 写真速報・動画(UnionTube)・ともにGO!報告 産むべきか産まざるべきか〜出産シーンが強烈な映画「無防備」 産むべきか産まざるべきかは女性にとって大問題だ。編著書『産まない選択』を出した福島瑞穂が少子化担当相になって、彼女の主張と矛盾しているのではと話題になっているが、産むも産まないも経済条件が大きく影響している。その証拠に、高度経済成長期にはベビーブームで年間約200万人出生したが、その世代が大人になった時には経済不況となり、逆に約100万人と半減しているのだ。いまの時代、産むこと自体困難になっている。だから産まなければいいのか? それでも産みたい女性もまた大勢いる。この難題の答えになっているかどうか怪しいが、ここに一本の映画がある。市井昌秀監督の「無防備」がそれだ。(木下昌明) つづき・映画公式サイト JRルミネの追い出しストップ!〜ベルク祝う会 いよいよ10日に開催 ブログのトップにどーんと告知させていただきましたが、新宿農協会館7Fにて"ベルク祝う会"やります! ついにベルクがベルクを飛び出します。過去大反響をよんだ伝説のパーティー料理が、大幅にパワーアップして復活します!! 定番メニューはもちろんのこと、動物パン(写真)大量集結! マイスター限定メニュー登場! 種子島からは伊勢エビ! そして料理に合うのはやっぱりベルクの生ビール! 歌あり、踊りあり!? パフォーマンスしていただける方も募集しております。とにかくみんなで盛り上がりたい! スタッフ一同おもいっっっきりお待ちしております!!!!!(ベルク店長ブログ) 詳細・メール予約(出し物受付) 「自由と生存の家」が野菜市場を開催〜チャリティ品も募集中 ワーキングプアのための住まいをめざして、東京・四谷に生まれた「自由と生存の家」が、11月8日に「産地と都市を、家と仕事と食べ物をつなぐ、自由と生存の野菜市場」を開催する。当日は、「自由と生存の家」で、山形、島根、千葉・三里塚の農家の無農薬、減農薬野菜を直売する。不安定な雇用で働いたり、不安定なベンチャー起業をする以外になにか生きる方法はないのか、自分たちで仕事を作れないだろうか、と考え、「野菜市場」を開催することになった。場所は、東京都新宿区愛住町3番の「自由と生存の家広場」。また、「自由と生存の家」を応援するチャリティーオークション品物を募集している。(清水直子) 詳細 *写真=「自由と生存の家」の面々 フランス : 郵政民営化市民投票で98%が民営化にノン フランスでの郵政民営化市民投票の結果がでました。フランスでは、政府とラ・ポスト当局が打ち出した株式会社への形態変更に対する市民投票が、9月28日から10月3日にまで行われ、220万人が投票し、そのうち98%が「政府は民営化をするためにラ・ポストの形態を変えたいと考えています。あなたはその計画に賛成しますか?」という問いかけにノン(反対)を投じました。メディアも連日「市民投票、大成功ー私の郵便局に手をつけるな!」と報道しているように、この驚くべき数字は当然、市民・利用者は郵便局が今のまま公共サービスであり続けることを望んでいる、ということをはっきり表しています。(パリ・山口啓) 報告 *写真=郵便局前に作られた投票場 1047名解雇問題の解決を!関西サイクルキャラバンがスタート 「政府は国鉄労働者1047名問題の解決決断を! 非正規連帯! 俺たちを人間らしく扱え! 関西サイクルキャラバン」は、10月5日午前10時にほぼ定刻通り元気に出発した。出発集会は、9時30分からJR三ノ宮駅南広場で開催され約50人が参加した(写真)。集会の司会は佐賀地区闘争団で兵庫常駐の大串さんが担当。大阪常駐の熊本闘争団の蓑田さんが「23年に及んだ国鉄闘争の解決だけでなく、派遣切りに象徴される非正規労働者との連帯行動の二つの目的で取り組む」とキャラバン行動の経過と趣旨を報告。激励の発言が続いたあと最後に、団結ガンバローをおこない、元気に出発した。キャラバンは9日まで行われる。(国鉄闘争共闘会議HP) 詳細 脱原発へ!「NO NUKES FESTA 2009」に7000人が集う 地球温暖化防止の世論が盛り上がるなか、原発など原子力利用を中心にしたエネルギー政策の転換を求める「脱原発」集会が10月3日、東京・明治公園で開催され、約7000人(主催者発表)が参加した。放射能を出さないエネルギーへの転換を求めて企画された「NO NUKES FESTA2009」。会場には、さまざまなブースがところせましと並び、労働組合、市民団体などの旗が林立した。「レイバーネット川柳班」による公募川柳も展示され、シール投票が行なわれた。第一部のトーク、音楽のほか、第二部では、社民党の福島瑞穂特命担当大臣ら国会議員も発言した。集会後参加者は、青山通り、表参道を貫くパレードに出発。リズミカルな踊りとドラムの響きが、道行く人々の注目を集めていた。(報道部・Y) 写真速報・47NEWS・川柳紹介・動画(YouTube) 建長寺川柳シンポジウムに150人〜鶴彬の人物像めぐって丁々発止 鶴彬生誕100年を記念する「建長寺川柳シンポジウム」が、10月2日、雨に煙る鎌倉・建長寺の應眞閣で150人近い参加者を集めて開催された(写真)。鶴彬と、その師である井上剣花坊の法要から始まり、映画『鶴彬 こころの軌跡』の上映、公募川柳の表彰式、記念講演、パネルディスカッション、そして最後に記念句会という6部構成だった。尾藤三柳氏の鶴彬の生涯を追った記念講演と、川柳の現状と未来を語るパネルディスカッションがとりわけ面白かった。鶴彬の神格化を戒める客観的な見方を提示した三柳氏の意見に対して、ディスカッションではそれへの批判が飛び出したり、司会も交えての丁々発止のやりとりは、小気味のよいものだった。句会では、わかち愛さんが「天」を獲得、レイバーネットの面目躍如たるところを示した。(亜北斎) 写真速報・公募川柳入選作 以前のトップページへのリンクを表示:
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