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辺野古埋め立ての「ケーソン」をつくるな!〜JFE横浜本社前で抗議行動
「辺野古新基地建設用の『ハイブリット ケーソン』をつくるな!」。8月26日の昼過ぎ、神奈川県横浜市に本社がある「JFEエンジニアリング株式会社」の正門前に、全国各地から70名近くが集まった。「ハイブリット ケーソン」は、鋼材と鉄筋コンクリートを一体化させた巨大な箱型の構造物で、製造後に海上輸送して設置場所に運び、海底に設置して大量の土砂や砂利を入れて固定化させ、辺野古沖大浦湾の埋め立て工事の護岸整備の土台になる。一基あたり長さ52m、幅22m、高さ24m、重量7400t。この巨大ケーソンが6基「三重県で」製造されるということが、2015年2月に琉球新報で報道された。驚いた三重県民が地元の市民団体や労働組合、政党等に呼びかけて、昨年4月に「辺野古のケーソンをつくらせない三重県民の会」が結成された。この日の行動は「三重県民の会」の呼びかけで取り組まれた。(西中誠一郎) 報告「STOP!辺野古埋めたて」HP

資本主義的身体からの訣別のために〜近代スポーツと身体搾取
オリンピックの喧噪はこれからも続くだろうが、オリンピックが「近代スポーツ」の最も大掛かりなスペクタクルとして、国威発揚の手段であることは誰もがほぼ認めることであるが、同時に、「国威発揚」といった国益にスポーツを利用する露骨な政治家の発言を不謹慎だと諫める良識ある者たちの多くは、スポーツが政治から中立でありうるというこれまたありえない幻想を近代スポーツの理想として実現可能なものだとする過ちに陥っているように見える。東京オリンピックの浪費的支出や過大な公共投資の弊害や、賄賂まみれの誘致を批判することは必要不可欠なこととはいえ、だからといってつつましやかなオリンピックなら(民主的なオリンピックなら、ということでもいいが)歓迎だ、ということになるのかどうか。(小倉利丸) 続き

大間原発敷地内でがんばる小笠原厚子さんを訪ねる〜ピースサイクル
今日(8月28日)は大間原発敷地内で頑張っている小笠原厚子さん(写真)に会いにきました。民家のすぐ隣に原発を作るなんて、世界のどこにもあり得ません。昨年よりワンコも7匹に増えていました。私たちが訪れた時は跳び跳ねて迎えてくれるワンコも、原発の警備員が日に7度も監視に来るときはみんなで吠えて、小笠原さんを守ってくれるそうです。昨年の3倍も4倍も元気そうでした。原発の中心で頑張っている小笠原さん。激励に行った私たちが、元気をもらってきました。明日は六ヶ所村役場・原燃・県庁への抗議・申し入れです。(28日17時半・里見羊) 報告8.29続報あさこはうすツイッター

名前変えても本質変わらず!〜海渡弁護士「テロ対策名目の共謀罪法案」を批判
2015年11月13日の夜、フランスのパリでスポーツスタジアム、コンサートが行われていた劇場、カフェなど、多くの人が集まる場所を次々に襲撃し、銃で殺害するという残酷なテロ事件が発生した。この事件を受けて11月17日から自民党の副総裁・幹事長・国家公安委員長らが、国内テロ対策の一環として、共謀罪を創設する法案の早期提出を示唆した。その後、官房長官・副長官や法務大臣から、法案提出を検討はしているが、通常国会への提案については慎重な発言がなされてきた。ところが、2016年8月26日、朝日新聞が、廃案となった「共謀罪」について、「適用の対象を絞り、構成要件を加えるなどした新たな法改正案をまとめた。2020年の東京五輪やテロ対策を前面に出す形で、罪名を「テロ等組織犯罪準備罪」に変える。9月に召集される臨時国会での提出を検討している」と報じられた。この記事に書かれているような形で、法案が再提出されるとすると、そこには次のような問題があると考えられる。(海渡雄一) 全文 *写真=「東京新聞」8.27号

「わたし投票に行くけど、一緒に行かない?」〜韓国の若者たちと選挙
与党の大敗北と野党勝利を実現した2016年4月13日の韓国総選挙。その結果を分析した新刊『アングリーヤングボーターズ(Angry Young Voters) 韓国若者の戦略的選択』(梨の木舎)が8月に出版された。著者は、現代韓国問題研究家の李泳采(イヨンチェ・恵泉女学園大学)氏。日本の参議院選挙や東京都知事選挙、SEALDsの解散などの状況下、いま若者の投票参加をどう見るべきかが大きな問題になっている。それでは、隣国韓国の若者たちは総選挙にどう向き合っただろうか。2016年の4・13総選挙は、来年の大統領選挙の結果と合わせて、87年6月民主化運動以降、韓国社会の変化を理解するのに重要な選挙であった。この本には4・13総選挙分析だけでなく、雑誌「世界」でT.K生の筆名で韓国の民主化運動の事情を連載した池明観氏との講演会の記録、ハンギョレ「世界の窓」に連載していたコラムのピックアップ、日韓国交正常化50年の日韓関係の課題など、最近の著述がまとめられている。 全文注文ページ

沖縄マスコミ労組が声明 : 東村高江のヘリパッド強行建設と報道の自由侵害に抗議
2016年7月22日まだ夜も明けきらない早朝、政府は約500人とも言われる圧倒的な数の機動隊を全国から配備し、東村高江のヘリパッド建設に反対する住民や市民グループを強制的に排除した。こうした中、報道の自由までもが公権力によって奪われるという、あってはならないことが起きた。8月20日、抗議活動を取材中の琉球新報の記者と沖縄タイムスの記者が機動隊によって強制排除され、機動隊員の人垣と車両の間に閉じ込められ取材機会が奪われた。記者は身分を明らかにし、会社名を訴えたにも関わらず、解放しなかった。現場で起きていることを正当に記録し、伝えていくという使命を全うする我々を力で抑え込み、国家権力が都合の悪いことを隠し、報道の自由の根幹を侵害する許し難い行為である。報道の自由を脅かす行為は、工事再開の日も行われている。県が管理する県道を、警察が一方的に封鎖し、反対する住民に限らず、一般に往来する人に加え、我々マスコミも対象となった。 全文田中龍作ジャーナル *写真=「琉球新報」記者を強制排除する機動隊

日本原電の姿勢に怒り心頭!〜六ヶ所ピースサイクルin東海村行動
8月19日に行われた六ヶ所ピースサイクルin東海村行動の報告をします。前日までの雨天続きが19日だけは雨天になりませんでした。JR東海駅前に集合した仲間は21名でした。10時30分から簡単なミニ集会が開催されました。早くから来て自転車の準備をする仲間が5名。とても目立つ装備となりました。東海村行動事務局から、一日行動の流れが紹介され、特に午後の日本原電(株)の対応が厳しいこと。申し入れ行動が、会議室がふさがっていることを理由に敷地内で立ったまま強行されること。東海村村議の阿部さんから、6月3日に明らかになった廃棄物処理棟から750リットルの放射性物質漏えい事故に対する茨城の脱原発の仲間たちの申し入れ行動と抗議行動が紹介されました。最後に、六ヶ所に向かう自転車隊の橋本さんから決意の表明がされました。(吉野信次) 続き続報(8/27)

パククネの悪政にめざめた若者たちが活躍〜韓国訪問レポート
8月14〜16日、韓国のソウルへ行ってきました。8月15日は朝鮮半島が日本の植民地支配から解放された解放記念日ですが、南北分断が始まった日として分断克服、統一実現のための取り組みが進められています。毎年大規模な大会やデモが行われ、日本にも参加が呼びかけられています。今年は、東京、大阪、京都、沖縄から、中学生も含め総勢23名が参加しました。若い人たちが多く、パワフルに活動していることも、うらやましく思いました。フォーラムに参加した韓国人に「どうやって若い人たちを組織しているのですか」と聞いたところ、「パク・クネ政権の悪政に覚醒し、自分たちで立ち上がって動いている」とのこと。日本の安倍政権の悪政はひどいものだと思いますが、その嘘やごまかしや暴走が、若い人たちに伝わってないのではないかと思いました。(尾澤邦子) 報告

テント続報:跡地前で抗議つづく「原発なくなるまであきらめない」
寝込みを襲って撤去された経産省テント。白昼堂々と来ればいいものを、本当に許せない。21日早朝、午後1時からの抗議集会に続いて、午後5時からも集会があると聞いて駆けつけた。「座り込め」や「民衆の歌」などの楽器演奏が響く中、続々とテント跡地に集まってくる人たち。その数は100人以上。福島から駆けつけた人も、沖縄から帰ったばかりの人もいる。朝からいた人によると、NHKや朝日新聞などの大手メディアだけが撤去時の撮影を許され、独立系メディア(岩上チャンネルなど)は横断歩道の向こうに追いやられたとのこと。また、昼にはフリーのカメラマンが公務執行妨害で逮捕されたが、完全なでっち 上げ。「希望の牧場」の吉沢正巳さんが、牛のオブジェを移動させようとしたのを大勢の警官が群がって阻止しようとしたので市民が抗議。それを撮影していただけなのに、いきなり押さえつけらて引きずられていったのだそうだ。本当にひどい。(堀切さとみ) 続きテント日誌(8/21)ドイツからのメッセージ報告「闇討ち代執行」怒りの川柳動画(8分)

「われわれがテント!負けないで続ける!」〜脱原発テント強制撤去される
それは8月21日の未明、午前3時40分だった。5人の泊まり番のうち起きていたのは2人。そこに、裁判所執行官・経産省職員・警察の人間があらわれ「10分以内に私物をもって退去せよ」と通告した。すでに周辺の地下鉄出口3か所と周辺道路はバリケードで封鎖されていた。5人が退去すると「テント撤去」作業が開始され、約1時間で撤去が終わった。一部マスコミは事前に知らされていたようで、三脚をたてて撤去の様子を撮影していた。未明に電話やメールで知った支援者らが駆け付けたが、すでに作業は終わっていた。続いて午前6時半に抗議集会、9時から記者会見、13時から抗議集会と、テント跡地では断続的に抗議行動が取り組まれた。「撤去すべきは原発でテントじゃない」「今度はわれわれ一人ひとりがテント」「負けないで続ける」。怒りと新たな決意の声が聞かれた。(M) 写真速報動画(7分半)TBSニュースNHKニュース田中龍作ジャーナル *テント跡地に座りこむ人たち

築地でええじゃないか!新宿港町行進〜11月豊洲移転の中止もとめて
8月20日、「築地でええじゃないか!ええじゃないか!」の囃子言葉を連呼し、踊りながらのデモが新宿の街を練り歩いた。約70人ほどだが迫力は満点で、通行人の注目を浴びた。築地市場の豊洲移転が11月7日に迫るなか、土壌汚染をはじめ様々な問題が噴出し、小池新知事も「いったん立ち止まって考える」と再検討に入っている。集会では、吉良よし子議員が「ゼロ歳児を育てているが、ベンゼンが出るところの魚を子どもに食べさせるわけにはいかない。仲卸業者の多くも反対している。小池知事には公約を守ってほしい」と発言。また築地市場労組委員長の中澤誠さんも「汚染問題だけでなく全部がおかしい。最初から無茶な計画でそのインチキがバレた」と、豊洲移転中止を強く求めていた。「世界に誇る日本の文化」である築地を守りたい。参加者の意気は高かった。(M) 写真速報動画(4分)田中龍作ジャーナル「守ろう!築地のブログ」

「フクシマも石棺しかなくなった」〜反原発金曜行動で吉沢正巳さん
8月19日金曜日、時折、小雨のふる中で反原発抗議行動と毎月19日に行われる「総がかり行動」が重なって、国会をぐるりと囲んでの集会となった。かたや「伊方・川内の原発再稼働反対」、かたや「戦争法廃止、改憲反対」のコールが国会の闇に響いた。また議員会館前では19時半から、「沖縄への弾圧をやめろ! 知事提訴・高江・辺野古 8.19緊急行動」もあった。それぞれ日本を滅ぼそうとする安倍政権への怒りの警鐘である。この日、福島・浪江町の「希望の牧場」から吉沢正巳さん(写真)が軽トラックでやってきた。電光イルミネーションでかたどった牛を小型車でひいて国会周辺をぐるぐる回っていた。やがて国会前でマイクを握り、浪江町の現状について訴えはじめた。(木下昌明) 続き動画(9分半)8.19写真(ムキンポ写真館)

戦争の加害と被害を見つめる映画〜『いしぶみ』『クワイ河に虹をかけた男』
8月は、どうしても戦争加害と被害という視点で、自分の来し方を振り返る。この、2つの映画『いしぶみ』と『クワイ河に虹をかけた男』は、それぞれをテーマにした映画だ。『いしぶみ』は、被害者としての反戦である。その日、爆心地から500mの本川土手で広島二中の1年生男子321人が被爆した。その前後の様子を、遺族の手記で朗読していく映画だ。ただ淡々と朗読する綾瀬はるかの声は、透明で揺るぎがない。周りは暗く、少年たちの写真が浮かぶ。父親に探し出されて、「お父ちゃんが来てくれると思っていた」という少年。「水を与えると死ぬと言われているけれど、助からないと思ったから、飲みたいだけ飲ませた」と記す母。自分も怪我をしているのに、弟が帰っていないと知ると父親ととって返し、背負って帰ったと母は語る。(笠原眞弓) 続き *写真=『いしぶみ』(c)広島テレビ

大きな出来事つづくヨーロッパ〜飛幡祐規コラム「パリの窓から」
イギリスの国民投票によるEU離脱派の勝利、フランス、ドイツ、ベルギーで起きた殺戮やテロ事件(政治的な目的がない場合、テロという言葉を使わないほうがよいと思う)、トルコの軍部クーデタ未遂後の政権による反対派弾圧の強化などなど、「パリの窓から」近い世界には6月以来、大きな出来事がつづけて起きた。近年の、中東やアフリカからヨーロッパへの大規模な難民の到来については書く機会がなかったが、難民の困難な状況は解決されずにつづいている。6月末の再度の総選挙でも多数派を引き出せなかったスペインは、いまだ新内閣を組織できないでいる。フランスではニースの大量殺戮事件のせいで、7月末に終わるはずだった「緊急事態」が来年1月末まで、6か月も延長されてしまった。いろいろな意味で民主主義と現代社会について考えさせられる状況がつづいている。(飛幡祐規 パリの窓から) 続き

8.15 反「靖国」デモ〜妨害に負けず「靖国いらない、戦争反対」の声上げる
やけに機動隊が多かった。8月15日、東京・神田一帯の道路のあちこちに、完全武装の小隊が配置されている。カマボコ車は数十台以上。反靖国の小さなデモ隊に、その数倍あるいは10倍近くの警察官が動員されていた。右翼の激しい妨害の中で、警察のガードなしに反靖国・反天皇制のデモをすることができない。これが今の日本だ。しかしこの日の反「靖国」デモの参加者は280人で、去年より増えた。学生の姿も多くみられた。安倍政権のもと右翼も勢いづいているが、戦争の道を許さない人々の力もけして小さいものではない。靖国神社手前の九段下交差点では、右翼がデモ隊に向かってペットボトルなどを投げつけるシーンもあった。市民らは妨害に負けず「靖国いらない、戦争反対」の声を上げて行進した。(M) 写真速報動画(4分17秒)ムキンポ写真館

「その改憲待った!」〜天皇の「お言葉」をどうみるか
わたしは8月9日の新聞一面にのった天皇の「お言葉」をよんだとき、これは「自民党の憲法改正草案」とそれを基に安倍晋三政権が推し進めている憲法改正に対する天皇の精いっぱいの抵抗の表明とみた。この「草案」について、わたしはすでにレイバーネットの2013年6月25日の時評で「天皇もギョッとする? 自民党憲法改正草案」と題して短く検証した批判文を書いたことがある。「草案」は、現憲法の表づらをちょこちょこと手直ししただけのようにみせているが、内実は「国民」による国家の支配を国家による国民の支配にひっくり返した恐るべきものだった。そのために国民の「象徴」としての天皇を「元首」にすえて、戦前と同じように天皇をみこしにかつぎ上げて、誰も責任をとらないですむ無責任大系の国家にしたてようとしているのだ。(木下昌明) 続き

微粒子として取り込む内部被曝にこそ留意せよ〜北海道がんセンター 西尾正道さん
舌鋒鋭く、しかも早口。さらに言えば、医学の基礎知識が多少ないとついていけない。しかし聞き逃しを許さない中身だけに、集まった150人の参加者も食い入る姿勢で2時間、耳を傾けた。3万人のがん患者を診てきた北海道がんセンター名誉院長、西尾正道さん(69/写真)の九州講演会である。7月23日に北九州市で開かれた内容は、原発事故と内部被曝の健康被害がメインながら、話はTPP(環太平洋パートナーシップ協定)にも及び、この国の行く末が空恐ろしくなるのだった。団塊の世代である。西尾さんは学生時代、「エンプラ闘争で石を投げ、大学は無期停学になった」と思い出を笑いにまぶして最初に語った。「エンプラ」とは米原子力空母エンタープライズのこと。1968年1月、米軍佐世保基地(長崎県佐世保市)への入港を阻止しようと革新団体などが反対闘争を繰り広げた。(林田英明)続き

軍服姿に修整された叔父の写真〜ヤスクニキャンドル行動に500人
戦争・靖国・合祀に反対して、ことしも「平和の灯を!ヤスクニの闇へ キャンドル行動」が、8月13日、東京・YMCAホールで開催された。テーマは「戦争の時代と東アジア」で、高橋哲哉・金敏戞新垣毅の各氏が報告し、ディスカッションした。韓国の遺族に続いて、日本の遺族では、叔父(当時22歳)を大戦で失った山本博樹さんが壇上にたって証言した。かれは叔父の写真が戦後、靖国神社の「サービス」で、軍服・軍刀姿に修整されられた話を、実際の写真を見せて紹介した(写真)。「靖国神社がどういうところかよくわかった。戦争が我が家にやってきて、びっくりした」と話していた。集会のあと、参加者はキャンドルデモに移った。右翼は街宣車で突入してきたり、妨害も相変わらず激しかったが、元気にデモを貫徹した。参加者はトータルで500人に達した。(M) 報告動画(4分40秒)8.14右翼「テント」襲撃8.14テント写真(shinya)

被災地フィールドワーク : 急速にすすむ「復興」、変わらない現実
8月7日、「被災地フィールドワーク」(主催:福島県教職員組合)に参加した。福島県教組は、震災後「被災地フィールドワーク」を実施してきた。今回の参加者は、32名。福島県外からは、川崎市、熊本市から参加者があった。今回のコースは、川俣町山木屋地区、飯舘村、浪江町である。山木屋地区と飯舘村は来年3月に避難指示が解除される。また、浪江町は避難指示解除に向けて住民懇談会が始まっている。飯舘村では、飯舘中学校で下車した。「除染中」の看板がかかげられていた(写真)。それでも0.5〜1マイクロシーベルト/時以上の線量が計測された。現地での開校は、再来年3月予定とされているが、それまでに線量が下がるのか疑問が残る。現在でも全町避難が続く浪江町。JR浪江駅(現在休止中)の前で「夏休みの休日でもまったく音がしない町、この実態を体感してください」と福島県教組双葉支部書記長の日野彰さんは語った。(湯本雅典・取材8月7日) 報告動画(4分)

伊方原発再稼働!怒りの声たかく〜8.12金曜行動レポート
8月12日金曜日、四国の伊方原発が再稼働をはじめた。ここは熊本大地震の折、地震の中央構造線の断層帯が走っていて危ぶまれた場所である。いつ地震が起きても不思議でない。また、地震が起きれば周辺住民は避難するところがなく、取り残されるという危険地帯である。それでも安倍政権は必要でもない原発を再稼働しようと血道をあげているのには、あぜんとさせられる。日本を滅ぼすつもりか? この夜、官邸前や国会前や希望のエリアでは、人々の怒りの声はいちだんと高かった。官邸前で、斎藤美智子さんは「安倍さんのやられたことは末代まで許されることはない」と訴えた。国会前では、オックスフォード大学の経済学者、ピーターセン教授(写真)が「わたしたちにはピープルパワーがある。たたかいは長びくかもしれないが、最終的にわたしたちが勝利する」と訴えた。(木下昌明) 写真速報動画(7分)

「とてもハッピーです」〜シャンティ従業員の雇用継続が実現!
「とてもハッピーです。これから仕事がんばります」。8月12日、雇用契約書にサインをしたシャンティのインド・バングラの従業員たち。ニコニコしながら片言の日本語で語っていた。6月20日の「賃金未払い・倒産解雇」からじつに約2カ月、お店に泊まり込んでたたかってきた従業員が手にした「最初の勝利」だった。新会社名は「シャンティジャパン株式会社」で、希望者全員が月20万円で雇用され「寮」に住めることになった。解雇された15名中この日サインしたのは10名で、あと1名増える可能性がある。ほかの4名は本人の希望で他の道を選んだ。新会社をつくったのは40代の若手経営者。シャンティの問題を報道で知り「自分にできることはないか」と支援に乗り出した。しかし実現には紆余曲折があった。難航した交渉をまとめてきたのがシャンティ労組顧問・指宿弁護士だった。指宿さんはこの日、ホッとした表情で「感無量です」と語っていた。(M) 続きシャンティ労組ツイッター弁護士ドットコム *「ハッピーです」と語るインド人従業員

もうひとつの世界めざして〜「世界社会フォーラム」モントリオールではじまる
資本主義の危機に対抗する人々の集い「世界社会フォーラム」が、カナダ・ケベック州のモントリオールで始まりました。日本からもATTAC関西のメンバーが参加しています。以下、同ブログよりレポートを紹介します。<オープニングマーチ> 8月10日、強い陽射しの中、世界社会フォーラム(WSF)オープニングマーチが行われました。出発地点の公園入口には続々と参加者が集合。ATTACの旗も見えます。17時半にマーチが出発、約1時間モントリオール旧市街を歩きました。交通は完全に規制され。自由な雰囲気でのマーチでした。参加者の中には、カナダ政府にビザ発給を拒否されたメンバーの名前などを書いた人形のようなプラカードを持っている人たちも。解散地点の現代博物館前では、引き続きオープニング・セレモニーが行われていました。 全文ATTAC関西グループブログ8/12スカイプ中継

あらゆる困難を突破して高江にたどり着こう!〜現地からのレポート
8月5日にN1裏テントの保管期限切れを迎えるということで、とにかく5日中に高江に入るというミッションのもと、福島みずほ参議院議員、落語家の古今亭菊千代さんと共に、5日に沖縄入りしました。那覇から私たちは、仲村未央県議と宮城一郎県議と共に高江入り。山城博治さんがよくぞこれだけの人数が集まってくれたと感激されるくらいの大人数でした。ホントに全国津々浦々からです。私も普段は離れている友人たちと高江で一挙に再会しました。みんな居ても立っても居られないと集まった人たちばかり。福島さんもとにかく6日から8日までびっちり高江に張り付きました。全国各地の反戦平和運動をやっている仲間たちにも呼びかけたところ、長野から、石川から、宮城から来てくれました。お忙しいところ、本当にありがとうございました。(池田幸代・福島みずほ事務所秘書) 続き8.19現地へ(山城メッセージ) *写真=山城博治さん(右)と筆者

「ブラック企業と闘う望基金」発足〜「過労死をなくそう!龍基金」の運動が引き継がれる
過労死をなくすために活動している「過労死をなくそう!龍基金」は2016年8月7日、第10回中島富雄賞授賞式を東京・葛飾で開催し、居酒屋チェーンのワタミで長女が過労死した問題で昨年12月に画期的な内容で解決を果たした父の森豪さんと母の森祐子さんを今年の受賞者として表彰しました。今回で龍基金と中島賞は終了する一方、ワタミ過労死遺族の森夫妻が新たに「ブラック企業と闘う望基金」を発足させました。会場には満員の133人が集まりました。授賞式では、ワタミ過労死闘争のDVDが上映され、森夫妻に中島代表から表彰状などが贈られました。また、森夫妻がワタミからの損害賠償金の一部を使って新たに発足させた「ブラック企業と闘う望基金」について事務局から、労働組合を作ったり入ったりした労働者がブラック企業に対して裁判等で争う場合に弁護士費用などを援助する旨の説明がありました。(東京東部労組) 報告動画2本公開TBSニュース *写真=二部のパネルディスカッション

『人らしく生きよう−国労冬物語』が伝える運動の原点〜「百選」記念上映会
「日本の労働映画百選」に選ばれた『人らしく生きよう−国労冬物語』と『フツーの仕事がしたい』の選出記念上映会が、8月7日、東京・新宿のカフェ・ラバンデリアで行われた。こじんまりしたカフェが即席の上映会場になっていたが、音響設備がしっかりしていて見応えのある映画スペースになった。参加者は15人ほど。私も自作を久しぶりにじっくり鑑賞する機会になった。『人らしく生きよう−国労冬物語』(2001年)は1986年から2001年までの「国鉄分割民営化、1047名のJR不採用解雇事件」を描いたドキュメンタリーである。上映後、制作者(佐々木有美・松原明)のミニトークに続いてディスカッションがあった。初めて見た若い人はショックだったようで「その時はまだ生まれていなかった。見られてよかった」と。中年の方からも「まったく知らなかった。面白かった」「よく撮れましたね」などの感想が寄せられた。(松原明) 続き「労働映画百選」サイト *写真=上映後トークする佐々木有美さん

国際環境NGOの外国人が声上げる〜8.5金曜行動レポート
8月5日金曜日、官邸前の反原発抗議行動の日。いつもみかけるメンバーのプラカードの列に、大勢の外国人が並んで「原発反対」のコールをしているのに驚いた。かれらはインドや韓国、インドネシアなどから来日した「FoE」のメンバーだった。FoEとはフレンドオブザアースで、地球規模の環境問題に取り組んでいるNGOである。午後7時のスピーチタイムになると、真っ先に双葉町の亀屋幸子さんが、最高裁のテント撤去の決定をうけて、「テントなんかなくたってよかったんです。福島の原発事故さえ起こらなかったら、わたしはこんなとこに来なくてよかったんですよ。テントより事故の収束を早くやって下さい。いまも汚染水はたれ流しです」と訴えていた。FoEの代表は「日本の政府が何もしていないことにショックを受けた」と訴え、「原発はいますぐストップしろ」と全員でコールした。(木下昌明) 報告動画(7分)

「プラス24円」じゃダメ!〜最賃大幅引き上げアクション@渋谷
「プラス24円」じゃダメ。8月5日夕方、東京・渋谷駅頭で「最低賃金大幅引き上げキャンペーン」がアピール行動を行った。7月26日の中央最低賃金審議会を経て、「プラス24円」の引き上げ「目安」が出された。この計算に沿えば東京では932円、全国平均では822円になる。しかし「これでは低すぎて話にならない。年収200万円にもならず、まともな生活ができない」とキャンペーン実行委員の神部紅さんは嘆く。ハチ公前では約40人の宣伝隊が、「時給1500円 これが常識」のプラカードを掲げてチラシ配布を行った。前回は紙幣をデザインしたチラシだったが、今回は「スポーツ新聞調」だ。裏側には、各都道府県別の最賃改定予想額も付いている。工夫したチラシだったが受け取る人は多いとは言えなかった。宣伝隊の一行はアピール行動のあと、渋谷勤労福祉会館で集会を開き、全国の実態報告など行い交流を深めた。(M) 写真速報動画(3分半)8.5集会報告

「子や孫に美しい自然と生活を残したい」〜8年ぶりに祝島を訪ねて
8月3日の東京新聞夕刊一面に「上関原発 埋め立て延長許可」の見出しをみて驚いた。なんということだろう。1982年に建設計画が持ち上がったが、住民の粘り強い運動で着工を阻んできた上関原発。2009年に海の埋め立てが始まったものの、2011年3月に福島第一原発が爆発して建設が中断されていた。しかし中国電力も山口県も、この新たな原発建設をあきらめてはいなかったのだ。その前日まで私は、建設予定地の対岸から3.5キロのところにある祝島(いわいしま)にいた。8年ぶりの来島だった。瀬戸内海に浮かぶ周囲12キロの小さなこの島は、9割の人が原発建設に反対し、時に体を張って阻止してきた。スナメリやカンムリウミスズメなどが繁殖し子育てする豊かな海。その海底を荒らさないように一本釣りをする漁師がいて、山の斜面に棚田を作る農民がいる。(堀切さとみ) 続き *写真=月曜デモは今も続く

こういう人を「気骨ある人」というのですね〜映画『五島のトラさん』
トラさんは、長崎県五島のうどん屋、つまり製麺屋だ。7人の子どもがいる。彼は考えた。家族を幸せにしたい。子どもらを真っ当な人に育てたい。それで、2歳の子どもから製麺の仕事をさせる。この子の仕事は、とても大事な仕事だが、2歳でもできる。手伝わせているのではない。ちゃんとタイムカードがあり、1人1時間づつ、年齢に合わせた仕事が割り振られる。働いた時間と、年齢に見合った賃金が小遣いとして支払われるが、自己申告だ。朝5時、すでに仕込みに入っているトラサンの呼ぶ声で小学4年の女の子が起きてくる。塾に行く子は誰もいない。勉強は学校で、それ以外のことは家で学ぶ。友だちの家の田植えには、学校を休ませて手伝いにいく。学校は毎日あるが、田植えは1日だけだというのが、トラさんの主張だ。自分もそうしてきたと。(笠原眞弓) 続き映画公式サイト公開情報

高江の生活と自然を守ろう!〜「N1裏テント」の強制撤去迫る
7月27日早朝、私は沖縄・高江に到着した。イタジイの緑深い県道を走って高江区に入ると、日本全国から集まった警察車両や防衛局の車両とすれ違い、座り込みテントに近づくほどものものしい空気が伝わってきた。なにわ、和泉、多摩、足立、練馬、愛知、千葉、神奈川。全国から500名以上の機動隊員が、人口150人ほどのこの小さな高江に、オスプレイパッド建設の工事強行のために集まっている。メインのN1テント前のゲートからは、たくさんの機動隊員たちと警備員たちによって守られたトラックが連日、建設のための資材を運んでいる。私が着いた朝から遡ること5日、7月22日の未明。機動隊は座り込む住民や支援者たちを暴力的に排除し、“座り込み拠点であるN1テントの強制撤去”“ユンボ3台と砂利輸送車の搬入”“詰所の設置”を強行した。2ヶ所ある監視ゲートもフェンスで封鎖され、N1裏テントの一部もフェンスで囲われてしまった。(ほしのめぐみ) 続きゆんたく高江FB諸行動

リオデジャネイロ・オリンピックにノー〜「排除のゲーム」に抗議
ブラジルでは、100近い市民団体がリオ・オリンピックが「排除のゲーム」だとして、8月1日から5日まで大規模な抗議行動を繰り広げている。リオ・オリンピックではすでに7万7000人の人たちが強制退去させられ、家を失った。家屋の強制撤去や強制的な工事が行われた場所、殺人の多い地域、そして軍事化が進んだ地域が色分けされた「排除のゲーム」が行われた様が地図(別掲)の中に表現されている。黄色の箇所が住民の強制退去が行われた地域。あまりの多さに唖然とする。人びとの犠牲の下に、税金をつぎ込んで行われるオリンピック、誰が儲けて誰が犠牲になっているのか、あまりにそのコントラストがくっきりとしてしまっている。このメガ・イベントが住民に何をもたらしているのか、リオデジャネイロの市民たちはそれを明らかにしようとしている。(印鑰 智哉) 続き *写真=横断幕は「誰のためのオリンピック?」

「たじろがず粛々とテントを守る」〜脱原発テント前で記者会見
経産省前「脱原発テント」の立ち退き訴訟で、国側勝訴の最高裁決定が出たのを受け、8月2日午後、テント前で記者会見が行われた。国から訴えられていた渕上太郎さん(写真右)は「いささかもたじろがず粛々とテントを守り、脱原発の旗を高く掲げて闘い続ける」とテントひろばの声明を読み上げた。「撤去すべきは原発でテントではない」。強制執行の時には、全国に呼びかけてできる限りの抵抗をするという。また約3800万円と言われる国からの請求については「私たちは幸か不幸か土地も家もない。お金がないので払えない。国が私を捕まえて強制労働させるなら大歓迎だ」と意気軒昂だった。経産省前テントひろばは、まもなく5年目を迎え、いまや全国の脱原発「精神的シンボル」となっている。5周年の9月11日にはここで「脱原発まつり」も企画されている。たたかいは終わらない。(M) 報告動画(7分40秒)テント日誌


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