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国際環境NGOの外国人が声上げる〜8.5金曜行動レポート

     木下昌明

動画(7分)

 8月5日金曜日、官邸前の反原発抗議行動の日。いつもみかけるメンバーのプラカードの列に、大勢の外国人が並んで「原発反対」のコールをしているのに驚いた。かれらはインドや韓国、インドネシアなどから来日した「FoE」のメンバーだった。FoEとはフレンドオブザアースで、地球規模の環境問題に取り組んでいるNGOである。

 午後7時のスピーチタイムになると、真っ先に双葉町の亀屋幸子さんが、最高裁のテント撤去の決定をうけて、「テントなんかなくたってよかったんです。福島の原発事故さえ起こらなかったら、わたしはこんなとこに来なくてよかったんですよ。テントより事故の収束を早くやって下さい。いまも汚染水はたれ流しです」と訴えていた。FoEの代表は「日本の政府が何もしていないことにショックを受けた」と訴え、「原発はいますぐストップしろ」と全員でコールした。

 国会正門前で驚いたのは、広場の3分の1ほどが「工事中」とかで板囲いをしていたことだ。徐々に集会へのしめつけがはじまっている。

 経産省前テントひろばでは、川柳家の乱鬼龍さんが「強制撤去がいつきてもおかしくない状況」と心配そうに話す。テント前で映画研究をしている女子学生に会った。彼女は「友だちにつれられて初めて参加した。若い人はあまりみかけなかったが、つづけるしかない」と語っていた。テントは「1791」日めだった。


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