本文の先頭へ
LNJ Logo 2023/06
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供

会員関連サイト

more...

〔週刊 本の発見〕優しく学べるマルクス経済学の入門書〜『食べものから学ぶ世界史』
世界には120億人を養えるほどの食料があるにもかかわらず、現在78億人の人口のうち、約20億人が食料不安に直面し、7〜8億人が飢餓状態に置かれている。一方、十数億人が肥満で生活習慣病を患うと同時に、膨大なエネルギーを浪費して生産された食料の三分の一が廃棄されている。このような倒錯した世界がいかにして作りだされたのか。その背景には、食べものが「商品」となり、資本主義体制に包摂されていったプロセスがあると本書は指摘する。かつて地球上のほとんどの地域で人々は農村に住み、自分たちの食料や衣服、道具などを自給して生活していた。労働とは、自分たちが食べたり、使用したりするものを作る行為であって、利潤を目的とする「商品」を生産することではなかった。ところが、産業革命以降、多くの人々が農地を追われ、工場や商店などで働くようになった。こうして都市部に流れてきた人々は、自分たちの食料や道具を自給できなくなり、他人から購入せざるをえなくなった。(菊池恵介) 続き

ドキュメンタリー映画『サラリーマン』〜7.29 レイバー映画祭でメイン上映
「こちらは死人ではありません。普通のサラリーマンです」。コスタリカ出身の写真家、アレグラ・パチェコさん(36)は、路上で寝るサラリーマンの周りを白い線で囲って写真を撮った。なんでスーツ姿のまま路上で眠り込んでいるのだろう。そんな疑問をきっかけに、映画作りが始まった。2014年から5年の歳月をかけて、100人ほどに取材をした。パチェコさんは居酒屋で飲んだくれる人たちにマイクを向ける。「サラリーマンって何ですか?」。そう問うと彼らは、笑いながらも堂々と答える。「社畜です!」と。企業戦士とよく言われてきたが、その泥酔の末に倒れている姿はまさに、戦場で戦死している姿だった。映画は海外女性アーティストの新鮮な眼で、日本のサラリーマンの典型的な24時間をしっかり捉えている。一生懸命働き、一生懸命飲む。家庭を顧みず、自分の生活を犠牲にする。頻発する過労死や自死。日本は海外から「労働者の権利が護られていない国」と揶揄されているが、映画を観ているとその通りだと言わざるをえない。(映画祭チラシより) レイバー映画祭詳細予約フォーム

レイバーネットTV(6/28) : どうする? どうなる? 今世紀最悪の国策事業「リニア」を斬る
巨大な環境破壊を引き起こす、今世紀最悪の国策事業・中央リニア新幹線。2027年の開業を目指すが、建設工事では事故が続発し予定通りの開業は絶望的になっている。メディアでは「静岡県が反対」しか伝えられないが、問題は本当にそれだけなのか? 環境破壊を懸念する住民の意見も聞かず、説明会では、全区間の7割を占めるトンネル区間で事故が起きたら「お客様同士で助け合ってください」とJR東海から驚愕の宣告があった。最悪の場合、救助も来ずに地中に生き埋めか・・。リニアはそもそも技術的に確立しているのか? 大地震に耐えられるのか? 東京外環道のように工事区間での陥没事故が起きる恐れはないのか? 9兆円もの巨額をつぎ込むJR東海の経営は大丈夫なのか? 疑問は尽きない。7月18日に判決が出る差し止め訴訟の行方などを交え、この問題に長く関わってきた方をゲストにお招きし、リニアをどうすべきか考える。またレイバーネットTVチームによる「リニアの通る村」(長野県大鹿村)の現地取材報告もある。(レイバーネットTVプロジェクト) 番宣速報

人生の幅が広がった「ギャラリー古藤」との出会い〜「あるくラジオ」を聴いて
武蔵大学の正門前にあるギャラリー古藤は、わたしの命の恩人とも言ってよい場所です。オーナーの大崎文子さん(写真右)と田島和夫さん(左)の明るい声がラジオから聴こえてきました。番組の冒頭、わたしとご夫妻との出会いが語られます。江古田駅前で昼食を済まし大学に戻る途中、新しくできた古美術のお店を偶然のぞいてみました。それが最初の出会いです。店の奥には立派な上映スペースが用意されていました。大崎さんは出版社、田島さんは練馬区役所を退職したばかり。これからいろんなことをやってみたいと夢を語られました。映画「ひろしま」をここで上映したい。相談を受けました。わたしの母は広島の爆心から800辰里箸海蹐埜暁に遭い生き残りました。わたしはこれまでビキニ事件についての番組はさまざまつくったことはありましたが、ヒロシマ・ナガサキについては距離を置いてきました。(永田浩三) 続きアーカイブ録画感想(根津公子)「あるくラジオ」HP「ギャラリー古藤」HP

JAL株主総会で争議解決を迫る!〜解雇当時の制服で訴えるパイロット
6月23日午前10時、JAL株主総会が有明ガーデンシアターで開かれた。JAL不当解雇から13年、いまだ解決しないJAL争議にJHU労組(JAL被解雇者労働組合)が呼びかけ「株主総会会場前宣伝行動」が有明ガーデンシアター入り口で行われた。◆8時30分になると組合当事者はじめ、支援者が続々詰めかけ、総会入口の歩道を埋めた。支援者の挨拶に続き、リアルに解雇当時の制服制帽の着用で、パイロットがマイクを握った。◆この制服は私たちの解雇後に変わっています。今、解雇されており着用しても何ら服務規程違反にならない。JALは経営破綻をビジネスにして解雇の乱発、倒産を煽り、利益を増やしてきた。事実を見つめ、労働者を大切にする経営こそ空の安全につながる。株主の皆さんに理解をお願いします。◆愛媛から来ました。JAL争議の早期解決と最賃キャンペーンとコラボした四国キャラバンは四国4県を回った。労働者の悲痛な叫びに耳を貸せと訴え続けてきました。私は総会で指名されれば、早期解決を強く言いきります。(宮川敏一) 続き

デンソーの「食い逃げ」を許さない!〜韓国ワイパー労組チェ・ユンミ分会長「剃髪」でたたかう
「会社清算・300人解雇危機」とたたかう韓国ワイパー労組は、親会社デンソー(愛知県刈谷市)の責任を問うため6月に「第3次日本遠征闘争」を12日間展開した。6月20日のデンソー株主総会の日には、分会長のチェ・ユンミさん(45歳)は社前で「剃髪式」を行い、最後までたたかうことを会社に示した。また、デンソーの最大株主はトヨタ自動車であり、トヨタ自動車への働きかけも行った。翌6月21日、チェ・ユンミさんは「剃髪姿」で上京した。東京・日本橋にあるデンソー東京支社に面会を申しいれたが、この日は実現しなかった。東京支社の入るビルは巨大な建物で、グローバル資本の力を誇示するようだった。その後、チェ・ユンミさんはレイバーネット編集部のインタビュー取材に応じて、2時間にわたって闘争の現状や思いを語った。「団結・闘争」と書かれたハチマキ姿、ゼッケンには「デンソーは欺瞞的清算 撤回せよ」とあった。(M) 続き

映画紹介『ノー リミット、ユア ライフ』〜治らない難病を治したいの一念
障害児・者の水泳指導をはじめて、もうかれこれ40年を超える。そこで数年前、始めてALS(筋萎縮性側索硬化症)の青年を受け持つことになったので、この映画には特別な関心があった。ドキュメンタリーである。つまり、実話! 主人公の武藤将胤(まさたね)さんは、もともと積極的な性格で、大学時代は次々普通では思いつかないイベントを発案して周りを巻き込み、楽しみ、楽しませていた。そんな彼が、木綿子(ゆうこ)さんに出会い、連絡先を交換する指先の、不随意の震えが止まらなかった。最初の病気の症状が出たのだ。27歳だった。その後、病名が分かりそれでも二人は結婚する。だからといって平穏な日々ではない。ある時は気持ちのすれ違いもある。当然だ。でも彼らは修復しつつ将胤さんの強い希望「いつか治る病気にする」に邁進していく。医学研究ばかりでなく、現代の技術とのコラボを積極的に推進し、様々な不自由を乗り越え、同病者に提供していく。(笠原眞弓) 続き映画公式サイト

〔週刊 本の発見〕戦争を止めるために〜『私たちは黙らない!』
私がこの国に生まれたのは敗戦から7年後の1952年。地域によって違うかもしれないが、物心ついた時にはすでに敗戦の苦労は周囲から消えていた。小学5年か6年であったろうか、担任の先生が誇らしげに「日本国憲法」を語ってくれたことを今でも覚えている。戦争を体験されているだけに、憲法への熱情はそのまま当時子どもであった私たちにも伝わってきた。その時、初めて聞いた“戦争放棄”という言葉は輝いていた。今では、憲法の三大原則として、国民主権、基本的人権の尊重と並び、平和主義が挙げられるが、私たちの世代にとってはそのものズバリの“戦争放棄”が心にある。日本国民憲法:第2章戦争の放棄:第9条「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。前項の目的を達成するため、陸海空軍その他の戦力はこれを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」(志水博子) 続き

尾澤孝司裁判:最終弁論で求刑「懲役1年」〜ありえない!尾澤さんは無実だ!
6月20日(水)午前10時、さいたま地裁で第8回尾澤公判が開かれました。傍聴しようと1時間前の9時には69人が列をつくりましたが、傍聴できたのは44人。再三再四大法廷での開廷を要求していますが、裁判所は頑なに拒んでいます。裁判の公開の原則に違反する行為です。論告求刑で検察官はボソボソと、聞きとりにくい声で早口に原稿を読んでいました。「事実関係」として「高山警備員に暴行を加え、業務を妨害した」と、「何分何秒高山後退」を上げつらねていました。前回の被告人尋問で、2時間を与えられていたのにわずか15分〜20分で終わらせてしまったのを挽回するかの如く、場面を見せるわけでもなく口頭で「高山後退」を連発していました。それに対する弁護側の反論・弁論はみごとで、説得力がありました。荒木弁護士は、「被告人は無罪であり、犯罪は成立しない」ときっぱり。「被告人は敷地外に押し出されている。(尾澤邦子) 続き

岸田政権の悪法ゴリ押し糾弾!〜6.19 国会議員会館前集会に1300人
夏至を前に日が長くなった6月19日夜、「安保3文書撤回!軍拡増税反対!南西諸島のミサイル配備反対!改憲発議反対!暮らしをまもれ!」を掲げ、総がかり行動実行委員会らが呼びかける「6・19国会議員会館前行動」が行なわれ、1300人が参加し、元気に声を上げた。岸田政権は今国会で、マイナポイント強制・健康保険証廃止法案、軍拡財源法案、軍需産業支援法案、入管法改悪法案、LGBT法案、原発回帰・推進法案などの悪法を数を頼んでゴリ押し・強行採決した。しかし政権支持率が急落し、解散・総選挙を先送りする事態となった。これは、悪法強行に対する国民の批判の高まりが岸田政権を追い詰めた結果と言えよう。今日の国民的危機を打開するには、岸田政権・自民・公明・維新・国民民主の「悪政連合」に対決し、市民と野党の共闘を再構築し、来たる総選挙で勝利し、岸田政権を打倒しなければならない。そのためにも「立場の違いを超えて力を合わせる」ことがどうしても必要だ。(近藤徹) 続き

韓国の労働者弾圧と反撃描く劇団青年座『黄色い封筒』〜7月に上演
劇団青年座 第252回公演『黄色い封筒』観劇のご案内です。「青年座」が7月5日〜10日、芝居『黄色い封筒』(日本語版)を吉祥寺シアターにて上演します日本では、労働組合、労組へのスラップ訴訟、損害賠償攻撃が厳しく行われています。韓国でも、それに輪をかけて、厳しい攻撃が、労組のみならず、労組員個人にもかけられ、自殺者が何人もでて、大きな社会問題になっています。今回、その労働者弾圧と、それへの反撃をめぐる戯曲が、上演されます。韓国労働歌なども流れる「直輸入」のお芝居になります。ご注目ください。日本では、損害賠償の攻撃を受けている労働組合・争議団が、2019年7月、双竜自動車労組(当時は、職場復帰闘争の渦中でした)、韓国GM労組、ソンチャッコ(手を取りあう会・損害賠償仮差押えをストップさせるための市民団体)の仲間を日本に招き、国会議員会館にて、韓国の損害賠償問題について報告していただきました。(尾澤孝司) 詳細

JAL整理解雇:日本航空は早期に争議の解決を!〜超党派議員21名が申し入れ
JALの解雇争議は13年も続いている。6月23日の株主総会を目前にして、JAL被解雇者労働組合(JHU)は運動を強化している。そんななか6月16日には、超党派の国会議員21名による「日本航空は早期に争議の解決を」の要請書が、JAL赤坂社長あてに提出された。午前11時、JAL本社に代表してやってきたのは、福田昭夫議員(立憲)と高橋千鶴子議員(共産)の二人の衆院議員だった。事前に伝えていたにもかかわらず、JAL側は会議室に通さず入口のミニスペースを使って応対した。しかも人数制限があり、出てきたのは課長クラスの人財戦略部グループ長である。立ち会った山口宏弥委員長は「国会議員に対する会社の対応はひどい。これがJALの姿勢か!」と苦々しい表情だった。しかし福田議員(写真左)はあまり気にするふうでもなく、たんたんと要請書を読み上げた。「解雇されて13年、大変なことだ。いま必要なことはジャスティス(正義)を実現すること。希望者に再雇用の道を開いてほしい。赤坂社長に伝えてほしい」と人財戦略マネージャーにさとすように話した。(M) 続き動画(8分)

日本のデンソー本社は責任を果たせ!〜第3次韓国ワイパー労組日本遠征闘争
韓国サンケン労組が会社と合意し、闘争解決したのは2022年6月。翌7月7日、愛知県刈谷市にある螢妊鵐宗爾離哀襦璽弉饉辧並慌饉辧砲任△覺攅颯錺ぅ僉爾砲いて、その株主であるデンソーコリアとデンソーワイパーシステムズ(ともにデンソーの子会社)が、一方的に会社の清算を決定し、約300人の労働者が突然失職の危機にさらされました。韓国ワイパーの会社側と労働組合は、デンソーコリアとデンソーワイパーシステムズも連帯署名した労働協約で、「事業売却時には雇用承継すること」「会社清算時には労働組合と合意すること」などについて約束しています。にもかかわらず、今回こうした条項を破り、一方的に会社清算が決定され、解雇が強行されようとしています。韓国ワイパー労組は、韓国国会前でのハンガーストライキや工場占拠、裁判、また決定権をもつ日本のデンソー本社への問題解決要請行動など、あらゆる手段を講じて闘っています。(尾澤邦子) 続き

「水滴が岩を動かすことはできる」〜311子ども甲状腺がん裁判・東電の反論に抗して
6月14日、第6回311甲状腺がん子ども裁判が行われた。東京地裁103号法廷の74席の傍聴券を求めて、190人が並んだ。私は久しぶりに、裁判と並行して開催される支援集会に参加した。1年前の初公判の時と同様に、日比谷コンベンションホールは温かな、それでいて躍動感あふれる空気に包まれていた。前回の公判で、7人の原告の証言はすべて終わった。彼らの意見陳述はすべてホームページでみることができるが、ひとつだけ紹介したい。「原告3」さん。充実した大学生活を送っていた時に体の異変を感じ、検査を受けた。甲状腺がんと診断され、早く手術しないと全身に転移する可能性があると告げられた後、医師は「このがんは福島原発事故との因果関係はありません」と釘をさした。「原告3」さんが裁判を決意したのはこの時だったという。そんな若き原告たちの主張を撥ねつけるように、この日の公判で東電側は、60ページを超える反論を出してきたと弁護団(写真)が報告した。(堀切さとみ) 続きOurPlanet-TV

ズルズルと「戦争する国」にさせてはならない!〜レイバーネットTVで熱いディスカッション
6月14日のレイバーネットTVは、「これでいいのか着々進む大軍拡!〜杉原浩司さんを囲んで一緒に考える」を放送しました。出演者は6人、それにギャラリー参加も多数あり、小さなスタジオはいっぱいになりました。「いま大軍拡政策が進んでいるが、それは明文改憲よりこわい」と杉原浩司さん(写真)は強調しました。「明文改憲なら国会の発議、国民投票など国民が関与することができる。しかし今のやり方はそれをスルーして、事実上の改憲が行われている。大変な事態だ」と。また野党第一党の立憲が問題であることも、はっきり指摘しました。「立憲は南西諸島の自衛隊基地建設を認めてきたし、今回の軍需産業強化法も賛成してしまった。これでは市民と野党の大きな運動がつくれない。市民運動側は独立性をもって、おかしいときはきちんと批判すべきだ。立憲のなかにも、軍需産業強化法反対で頑張った人もいる。だからこそ、批判するところは批判してつながっていくことではないか。そうでないとこのままズルズルいってしまう」。(M) 続きアーカイブ録画(98分)TV専用サイト「財源法」6.16緊急行動詳細報告(笠原)

良心の光を灯す作品群がそろった日隅一雄賞〜映画『ここから』も授賞
6月11日、私が代表理事を務めます日隅一雄・情報流通促進基金の主催する情報流通促進賞2023の授賞式が、後楽園の涵徳亭において行われました。今回で11回目を迎える日隅一雄・情報流通促進賞2023の大賞は、2008年に犬吠埼沖で沈没し、10人以上が死亡した「第58寿和丸」事故についての国の調査結果の不条理さや本当の事故原因を追求した、伊澤理江さんの書籍「黒い海 船は突然、深海へ消えた」執筆活動に授与されました。奨励賞は、いわゆる「関西生コン」事件で弾圧を受けた人々の日々を追い続け社会から隠された市民の営みを明らかにする土屋トカチさんの映画『ここから 「関西生コン事件」と私たち』制作活動、秘密結社ともいわれ企業内技術者の良心に基づく議論・研さんを行ってきた「現代技術史研究会」の役割を明らかにした平野恵嗣さんの書籍「もの言う技術者たち 現代技術史研究会の70年」執筆活動、日本で発生する人権侵害について国内外で人権問題として発信する藤田早苗さんの書籍「武器としての国際人権 日本の貧困・報道・差別」執筆を含む国際人権活動に授与されました。(海渡雄一) 続き

サンケン裁判大詰め、浦和駅前で尾澤孝司さんの無罪を訴える大宣伝行動
6月8日午後6時から、JR浦和駅東口で「尾澤孝司さんは無実だ、無罪判決を勝ちとろう!」の大情宣行動を行われた。以下、白田真希さんのレポートを紹介する。・・・穏やかに訴える尾澤孝司さんの言葉。本人に会って話を聞けば、暴行などする人ではないことがすぐわかる。邦子さんは闘病中。抗がん剤で苦しむ中、夫である孝司さんが逮捕され、家宅捜索により家中を荒らされ、7か月半も一人で待つのがどれほど辛かったか、それがどれほどの人権侵害なのか。お二人の話に泣きそうになる。歌は熱かった。心にズシンと響いた。ゆいの会の仮面劇は見事。心配された雨もなんとかもちこたえ素晴らしい街頭アピールとなった。2021年5月10日の不当逮捕から2年1か月が過ぎ、裁判もいよいよ最終盤。今月20日の第8回公判が最終弁論と論告求刑。 サンケン電気の100%子会社・韓国サンケンに対する一方的な不当解雇と会社解散に始まった闘争。(白田真希) 続き

レイバーネットTV(6/14):これでいいのか着々進む大軍拡!〜杉原浩司さんを囲んで
5月30日の「軍需産業強化法案」の国会審議で参考人として発言したのは、「武器取引反対ネットワーク(NAJAT)」の杉原浩司代表だった。杉原さんは「この法案は殺傷能力のある武器の輸出解禁を加速させかねない。『平和国家』から『死の商人国家』への堕落だ」と痛烈に批判した。「死の商人国家」という本質を突かれてあわてた自民・維新の議員が、反発する事態となった。岸田政権は昨年12月、「安保三文書」を閣議決定し安保政策を大転換。軍事費を5年で総額43兆円とし、敵基地攻撃能力を保有するとした。その具体化のための二つの法案が2023年の通常国会に出されたが、大きな反対運動は起こらず、「軍需産業強化法案」は6月7日に成立し、「軍拡財源確保法案」も13日以降の参院財政金融委員会での採決が狙われている。なぜ人々から大きな反対の声が上がらないのだろうか。今回の番組では、こうした状況を少しでも変えていくために、どう考えどう行動したらいいのか、杉原浩司さんを囲んで、みんなで一緒に考えたい。(レイバーネットTVプロジェクト) 番宣

入管法改悪法案可決に対する抗議声明:「人権侵害の巣窟である入管制度の崩壊が始まる」
2023年6月9日、参議院本会議にて、入管法改悪法案が可決されました。この入管法改悪法案は、「申請者に難民がほとんどいない」という難民審査参与員の発言の信ぴょう性が揺らぎ、ウィシュマさん事件後に入管の医療体制の改善が進んでいるという報告が、大阪入管酩酊医師事件を隠ぺいしていたことが発覚して崩れ、さらに、難民審査参与員への事件の振り分けが不適正であることが分かり、送還忌避者数の増減や送還ノルマの問題等について重要な立法事実が明らかにならないまま審議が打ち切られ、強行採決されました。立法事実が崩れているのに法案の採決がなされるということは、国会審議が政府法案の追認手続きにすぎないことを宣言するもので、極めて異常な事態です。自国に送還されれば命の危険がある難民申請者の強制送還を可能にする送還停止効の例外規定、監理人制度によって収容を解いた外国人に対する監視と管理の強化、強制送還拒否に対する罰則規定など、難民の命を危険にさらし、入管に強大な裁量権を与えることによって、さらなる人権侵害が起こりえることが目に見えています。(声明より) 続き

「もう国が壊れている。政府は恥を知れ!」〜入管法改悪案が参院法務委員会で強行採決
6月8日午前10時すぎ、「入管法改悪法案」が参院法務委員会で強行採決された。反対する人たちは早朝から続々と集まり、国会図書館前に移動して声を上げた。移住連の鳥井一平さんがマイクを握り、抗議のコールをリードした。委員会室に声が届くこの場所で、議員の名前を呼びながら「採決反対!」「人の命を奪う入管法改悪反対!」のコールが続いた。まもなく「委員会で採決された」の報が伝わると、人々の怒りはピークに達した。鳥井一平さんは「政府は数の力で押し切ったが、私たちは市民社会の現場で人権を前に出して、多民族多文化社会をつくっていくためにたたかい続ける。入管改悪には負けません」と訴えた。作家の渡辺一枝さんが参加していた。言いたいことは?の質問に渡辺さんは、「言いたいことがありすぎる。ウソ八百をならべて強引に通すなんて許せない。これが私たちの政府なのか。もう国が壊れている。政府は恥を知れ!」とはきすてるように語った。(M) 続き動画(3分)TBSニュース英語ページ

〔週刊 本の発見〕書によるカウンセリング〜『なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない』
2019年『居るのはつらいよ』で大佛次郎論壇賞を受賞した臨床心理士による、書によるカウンセリングの本である。読みながら、映画『千と千尋の神隠し』に出てくる「カオナシ」のことを思い出した。悪さばかりして人を困らせ嫌われていたカオナシは、物語の最後に編み物をするおばあさんのために両手で毛糸をもってあげるという役割をみつけ、ようやく穏やかになる。かつてのように、家族や地域、職場や労組などの「大きな船」に乗って守られていた時代が去り、いまや私たちは一人ひとりが「小舟」に乗って大海原に漂っているような状況だ。もちろん、守られている一方で自由は限られていたのだけれど、今はある意味自由ではあるがすべてが「自己責任」と思わされてしまい、自分の身は自分で守らなければならないと戦々恐々としている。正社員になれるかどうか、なっても生き残れるかどうか…。勝ち組、負け組という言い方に象徴されるように、大きな船に乗って、多少怠けたり、時に体調を崩しても守られているという安心感は、今やごく限られた人にしか許されないものなのかもしれない。(わたなべ・みおき) 続き

「採決は許されない、法務大臣はやめろ」〜入管法改悪反対!国会正門前集会に5500人
入管法の改悪法案が、6月6日にも参院法務委員会で強行採決されようとするなか、前日5日夜に、国会正門前で大集会が開かれた。午後7時から9時すぎまで、正門前は人々でうまり、スピーチとコールが繰り返し行われた。大学生の参加者は「法務委員会を傍聴しているが政府は何も説明しようとしないし、問題にしようとしていない。その姿勢に危機感をもった。外国人の人権を守ろうとしない政府は、日本社会全体の人権も守らないのではないか。あすの採決を止めたい」と真剣なまなざしで語ってくれた。指宿昭一弁護士は本当に怒っていた。「入管法改定の立法事実は完全に崩壊した。柳瀬発言の“日本には難民がほとんどいない”という認識が崩れた以上、この法案を採決することは許されない。大阪入管の酩酊医師の問題も法務大臣は2月に知っていたのに隠していた。うそに基づいてだされた法案。斎藤法務大臣はやめるべきだ!」(M) 続き動画(9分半)TBSニュース236.6 速報「問責決議案」提出

社会運動の中でいま必要なのは「言葉の力」〜レイバーネットTVで佐高信さん
レイバーネットTV185号は「新しい戦前にさせない!反戦川柳人・鶴彬と現在」をテーマに佐高信さん(写真)を囲んで、放送された。佐高さんの近著『反戦川柳人 鶴彬の獄死』は鶴彬と、その周りの文化人たちが、あの日中戦争時代をどう生き、どう発信していたのかを様々な人とのやり取りや論評を通して浮き上がらせるものだった。「屍のゐないニュース映画で勇ましい」(鶴彬)。今まさに、ウクライナのニュースでも屍が映らない。実感のないところで戦争が語られている状態だと指摘。鶴彬は父親と同い歳で、ここに起きていることは自分にとって、遠い過去のことではないと。佐高さんは、例え少数派でもスナイパーのように、言葉の力でひっくり返していくことの大切さを力説する。鶴彬が29歳で殺されたのは、権力側が彼を恐れた。運動する側は「言葉」という文化にあまり関心がないが、例えば渡辺白泉の「戦争が廊下の奥に立ってゐた」の俳句のように、社会運動も文化つまり「言葉」の力で鋭くひっくり返していくことが大切だと力説した。(笠原眞弓) 報告アーカイブ録画速報TV専用サイト

入管法問題 : 柳瀬参与員の音声データが公開される!さらなる矛盾が発覚!
6月6日に強行採決と言われている改悪入管法案。政府が改悪の根拠としているのは、難民審査参与員 柳瀬房子氏(写真)による「難民をほとんど見つけることができなかった」という発言である。柳瀬氏は、参与員制度の始まった2005年から2021年までの16年間で「2000人以上と対面」と発言(2021年4月21日衆院法務委員会)。政府はこれを根拠とし、実際に難民に該当するケースは非常に少ないとアピールしてきた。しかし、同氏が実際に対面した人数について、矛盾した発言をしていることを示す音声データが、6月3日、難民問題に取り組む弁護士グループによって公開された。音声データは難民支援にあたる市民と柳瀬氏との間で、5月30日に行われた電話でのやりとり。ここで柳瀬氏は「面談は年間90人から100人未満」と発言。さらに、「(対面審査)年間80件、90件は必死です」とも付け加えている。電話の通りだとすると、16年間で延べ2000人以上には届かず、国会での発言と矛盾する。(松本浩美) 続き

入管法改定の根拠は総崩れ!採決とんでもない〜6.5 国会正門前に総結集を!
入管法改悪をめぐる状況は最大の山場を迎えた。6月1日午後2時37分、参院法務委員会で立憲民主党は、入管難民法改正案の参院法務委員会での採決を阻止するため、杉久武委員長(公明党)の解任決議案を提出し受理された。委員会はストップするが、2日の本会議で解任決議案が否決されると採決の攻防は6月6日(火)に移る。この日も参院議員会館前のシットインには、数百人の改悪反対の人々が集まっていた。午後3時すぎ、野党筆頭理事・立憲の牧山ひろえ議員が、解任決議案を手にあらわれた。普段はおとなしいといわれる牧山議員のスピーチは、怒りに満ちていた。「与党は審議時間が衆院の19時間をこえたから採決だという。とんでもない。次々にあらたな事実が明らかになって、入管法改定の根拠はすべて崩れている。衆院審議もやりなおすべきだ。これは“改悪”ではなく“最悪”だ。採決は断固反対、白紙に戻す運動をしよう」と呼びかけた。(M) 続き動画(12分)指宿弁護士呼びかけ6.5大集会解説記事(志葉玲)


このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について