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LNJ Logo 観劇のご案内 : 韓国の労働者弾圧と反撃描く劇団青年座『黄色い封筒』
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投稿者: 尾沢孝司

劇団青年座 第252回公演『黄色い封筒』観劇のご案内です。

「青年座」が7月5日〜10日、芝居『黄色い封筒』(日本語版)を
吉祥寺シアターにて上演します

日本では、労働組合、労組へのスラップ訴訟、損害賠償攻撃が厳しく
行われています。
韓国でも、それに輪をかけて、厳しい攻撃が、労組のみならず、
労組員個人にもかけられ、自殺者が何人もでて、大きな社会問題
になっています。
今回、その労働者弾圧と、それへの反撃をめぐる戯曲が、
上演されます。
韓国労働歌なども流れる「直輸入」のお芝居になります。
ご注目ください。

日本では、損害賠償の攻撃を受けている労働組合・争議団が、
2019年7月、双竜自動車労組(当時は、職場復帰闘争の渦中でした)、
韓国GM労組、ソンチャッコ(手を取りあう会・損害賠償仮差押えを
ストップさせるための市民団体)の仲間を日本に招き、
国会議員会館にて、韓国の損害賠償問題について報告して
いただきました。

劇団青年座第252回公演『黄色い封筒』
作=イ・ヤング(李羊九)
翻訳・ドラマトゥルク=石川樹里
演出=須藤黄英
日程:2023年7月5日(水)〜7月10日(月)
会場:吉祥寺シアター(武蔵野市吉祥寺本町1-33-22、
   吉祥寺駅北口より徒歩5分)

●申し込みは、青年座『黄色い封筒』HPから
https://www.seinenza.com/information/detail/id=242
※出演者、公演日程、料金、お問い合わせ・申し込みは
上記HPからお願います。

★★★★★★
【ものがたり】
2014 年春、京畿道安山市檀園区、エスエム器械の労働組合事務所。
組合員のビョンノやジホたちは、会社が推し進める整理解雇に反対
し60日間のストライキを行った。しかしストは会社が雇った暴力団
に鎮圧され、50億ウォンもの損害賠償請求をされてしまう。ビョンノ
とジホは多額の賠償金を負うことになり、ストに参加しなかった
元組合員のガンホとも溝ができてしまった。
一方、組合の元役員ミンソンは3年前のストで不当解雇されたが、
家族のために会社側の条件をのんで復職を果たしていた。
そんな折、ミンソンの息子が乗っているセウォル号が沈没したと
知らせが入る…。

BACKGROUND<『黄色い封筒』運動につて>
2013 年、双竜自動車は社員全体の36%の整理解雇を発表し、
これに反対してストライキを起こした組合に損害賠償を請求、
裁判所は組合側に47億ウォンの支払いを命じた。
このニュースに心を痛めた一人の主婦から時事週刊誌に手紙と
47,000ウォンが送られてきた。
「私には想像もつかない大金ですが、もし 10 万人の市民が 
47,000 ウォンずつ寄付をすれば、労働者たちの苦労を少しでも
肩代りできるのではないでしょうか。」
かつては月給袋であり、いまは解雇通知が入れられる茶封筒に
セウォル号事件のシンボル黄色いリボンを重ね合わせ、
「黄色い封筒プロジェクト」が始まった。
この『黄色い封筒』は過酷な労働者の現状を広く知らせることを
目的に、市民団体ソンチャッコ(損害賠償仮差押えをストップ
させるために手を取りあう会)が、劇作家イ・ヤングに依頼して
執筆された戯曲である。
  
●申し込みは、青年座『黄色い封筒』HPから
https://www.seinenza.com/information/detail/id=242
※出演者、公演日程、料金、お問い合わせ・申し込みは
上記HPからお願います。

☆アフタートーク・7月9日(日)14時からの公演のあとに、
舞台でトーク
【登壇者】イ・ヤング(李羊九)、石川樹里、須藤黄英、
ユン・ジソン(市民団体ソンチャッコ活動家)

Created by staff01. Last modified on 2023-06-18 09:58:57 Copyright: Default

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