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「採決は許されない、法務大臣はやめろ」〜入管法改悪反対!国会正門前集会に5500人

動画(9分半)

 入管法の改悪法案が、6月6日にも参院法務委員会で強行採決されようとするなか、前日5日夜に、国会正門前で大集会が開かれた。午後7時から9時すぎまで、正門前は人々でうまり、スピーチとコールが繰り返し行われた。

 大学生の参加者は「法務委員会を傍聴しているが政府は何も説明しようとしないし、問題にしようとしていない。その姿勢に危機感をもった。外国人の人権を守ろうとしない政府は、日本社会全体の人権も守らないのではないか。あすの採決を止めたい」と真剣なまなざしで語ってくれた。

 指宿昭一弁護士は本当に怒っていた。「入管法改定の立法事実は完全に崩壊した。柳瀬発言の“日本には難民がほとんどいない”という認識が崩れた以上、この法案を採決することは許されない。大阪入管の酩酊医師の問題も法務大臣は2月に知っていたのに隠していた。うそに基づいてだされた法案。斎藤法務大臣はやめるべきだ!」。

 野党国会議員が勢揃いした。共産党・社民党・れいわ・沖縄の風と熱いスピーチが続いた。法務大臣の問責決議案を提出することが、6日の法務委員会採決を止める重要なステップである。その鍵をにぎるのは野党第一党の「立憲」である。3人の立憲の議員が演台に立った。聴衆は耳をそばだてた。
 立憲の福山哲郎参院議員(写真左)はマイクを握って、政府を痛烈に批判した。そして日本でまともな入管制度をつくるために、野党の対案を実現すべきだと強調した。しかし問責決議案提出には触れず「今晩そしてあす、しっかりとわれわれがどう対応するのか検討していきたい」と述べるにとどまった。

 この日、国会正門前は午後9時すぎまで、「入管法改悪反対」「強行採決をするな」のコールが響き渡った。参加者は5500人(主催者発表)に達した。入管法改悪をめぐる攻防は、6日の「法務委員会」につづく。(M)

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●速報 6月6日午前8時50分、立憲民主党は「法務大臣問責決議案」を提出した。これにより6日の採決はなくなった。NHK速報


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