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JAL株主総会で争議解決を迫る!〜解雇当時の制服で訴えるパイロット

 6月23日午前10時、JAL株主総会が有明ガーデンシアターで開かれた。JAL不当解雇から13年、いまだ解決しないJAL争議にJHU労組(JAL被解雇者労働組合)が呼びかけ「株主総会会場前宣伝行動」が有明ガーデンシアター入り口で行われた。(報告=宮川敏一)

◆8時30分になると組合当事者はじめ、支援者が続々詰めかけ、総会入口の歩道を埋めた。支援者の挨拶に続き、リアルに解雇当時の制服制帽の着用で、パイロットがマイクを握った。

◆この制服は私たちの解雇後に変わっています。今、解雇されており着用しても何ら服務規程違反にならない。JALは経営破綻をビジネスにして解雇の乱発、倒産を煽り、利益を増やしてきた。事実を見つめ、労働者を大切にする経営こそ空の安全につながる。株主の皆さんに理解をお願いします。

◆愛媛から来ました。JAL争議の早期解決と最賃キャンペーンとコラボした四国キャラバンは四国4県を回った。労働者の悲痛な叫びに耳を貸せと訴え続けてきました。私は総会で指名されれば、早期解決を強く言いきります。

◆山口宏弥さん(JHU委員長)が立った。「超党派の国会議員が立ち上がりました。13年も解決しないことに声を出してくれました。この事態にJALの負けです。政党を超え、空の安全と雇用で足並みをそろえ、申し出てくれたことは大きな力です。赤坂社長のパワハラスキャンダルが週刊紙に載った。これはJAL経営の損害です。総会ではっきりさせます。ある国会議員は言っていました「JALは『沈まぬ太陽』が続いていますね」その通りです。今日の総会でキッパリと決意をしまします。

◆総会出席の仲間に大きな拍手で送り出した。

【中の様子】会社は質問を封じる

 例年争議団と支援者株主から必ず数人は指名されていましたが、今回は誰も指名されませんでした。それどころか、争議団各自の横には総務や労務の社員が張り付いていました! よほど質問されたくなかったようです! 最後に一人の争議 団員が取締り役、監査役選任の議案に対し動議を出し、いつまでも争議を解決しない役員に対し抗議と解決するまであきらめない決意を表明しました。他にも動議が出されましたが却下されました。(JHUより)


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