本文の先頭へ
LNJ Logo サンケン裁判大詰め 浦和駅前で尾澤孝司さんの無罪を訴える大宣伝行動
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 0608sanken
Status: published
View


 6月8日午後6時から、JR浦和駅東口で「尾澤孝司さんは無実だ、無罪判決を勝ちとろう!」の大情宣行動を行いました。駅前の人通りが途切れることのない埼玉一街頭の反応のよい場所で、一時間あまりのライブとアピールが行われ、尾澤孝司さん本人もマイクを握りました。参加された白田真希さんが報告文を、田中宏さんがメッセージを寄せてくださいましたので、ここに紹介します。(尾澤邦子)


*中央は司会の尾澤邦子さん

*********************************

私たちは尾澤さんが無実であることを知っている

白田真希(「尾澤孝司裁判を支援する会・埼玉」)

 穏やかに訴える尾澤孝司さんの言葉。本人に会って話を聞けば、暴行などする人ではないことがすぐわかる。
 邦子さんは闘病中。抗がん剤で苦しむ中、夫である孝司さんが逮捕され、家宅捜索により家中を荒らされ、7か月半も一人で待つのがどれほど辛かったか、それがどれほどの人権侵害なのか。
 お二人の話に泣きそうになる。
 歌は熱かった。心にズシンと響いた。
 ゆいの会の仮面劇は見事。
心配された雨もなんとかもちこたえ素晴らしい街頭アピールとなった。

 2021年5月10日の不当逮捕から2年1か月が過ぎ、裁判もいよいよ最終盤。今月20日の第8回公判が最終弁論と論告求刑。 サンケン電気の100%子会社・韓国サンケンに対する一方的な不当解雇と会社解散に始まった闘争。
 憲法に保障された労働争議に警察が介入し、暴行をでっち上げての不当逮捕をしたのは埼玉県警。それを犖緝佞鵜瓩念厠篭般核験欧鬚任辰曽紊欧撞訴したさいたま地検。
 7か月半も保釈を認めず不当に勾留したさいたま地裁は裁判が始まると予断と偏見に満ちたあまりにもひどい訴訟指揮。
 私たちは尾澤さんが無実であることを知っている。目の前で起きたことなのだから。
 しかし、善意の第三者である一般市民は「逮捕されたのは悪いことをしたから」と思ってしまう人も多かろう。
 逮捕され起訴され裁判を受けるのは特別なことなのか。誰しもその可能性というのものが、実はすぐ近く、日々隣り合っているのではないか。

 浦和駅前で、すぐ近くにあるさいたま地裁でどんな不当な裁判が行われているか。いや、そもそも埼玉県有数の大企業がどんな悪辣なことをして、埼玉県警やさいたま地裁がどんな不当なことをしたのかを知っていただきたいと街頭に訴えた。
 私たちが韓国サンケン労組支援の闘争、そして尾澤孝司さんの裁判闘争で求め訴えてきたことは特別なことなど何一つない。当たり前のことを正当に行ってくださいと言ってきただけだ。それに対し、司法権の独立、三権分立どころか、司法が警察権力と資本と三位一体となって加えてきた弾圧だ。
 私たちは決して諦めない。最後まで諦めないたたかいを貫いた韓国サンケン労組の仲間たちに学び、彼ら彼女らに恥ずかしくないたたかいを私たちも貫徹する。

*********************************

「浦和で尾澤孝司さんの無実を叫ぼう!コンサート」に寄せて

田中 宏(尾澤孝司さんを支える会顧問、一橋大学名誉教授)

 会場に伺えないので、ひと言 メッセージを送ります。

 日本と朝鮮半島の関係を思い起こすと

〇地図のうえ 朝鮮国に 黒々と 墨を塗りつつ 秋風を聞く  石川啄木 1910年

〇カイロ宣言(1943.11.27)「三大国(米・英・中)は、朝鮮の人民の奴隷状態に留意し、やがて朝鮮を自由独立のものにする」

〇ポツダム宣言(45.7.26)第8項「カイロ宣言の条項は履行せらるべく…」

〇対日平和条約(51.9.8調印、52.4.28発効)朝鮮のいかなる政府も招請されず、条約当事者ではない、朝鮮除外の平和条約!

〇日韓基本条約(65.6.22調印,12.18発効)日韓国交正常化実現。歴史認識への言及を欠いたもの。

〇韓国民主化宣言(87.6)「小渕総理大臣は、今世紀の日韓両国関係を回顧し、我が国が過去の一時期韓国国民に対し植民地支配により多大の損害と苦痛を与えたという歴史的事実を謙虚に受けとめ、これに対し痛切な反省と心からのお詫びを述べた」(日韓共同宣言、小渕恵三-金大中、98.10.8)

〇「日本側は、過去の植民地支配によって朝鮮の人々に多大な損害と苦痛を与えたという歴史的事実を謙虚に受け止め、痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明した」(日朝平壌宣言、小泉純一郎・金正日、2002.9.17) 今に至るも、国交正常化に至らず。

〇日本の朝鮮学校支援の「モンダンヨンピル」「ウリハッキョと子どもたちを守る市民の会」が韓国に誕生。日本の文科省前での「金曜行動」に呼応して、韓国の市民運動も日本大使館前で「金曜行動」を行っている。

 こうした経験から私は、日本資本に係わる韓国サンケン労組の闘いに、大きな関心を抱かざるを得ません。朝鮮学校差別との戦いにおける日韓連携と同質のものを感じています。  尾澤さんは無罪だ!の隊列に、私も加わります。


Created by staff01. Last modified on 2023-06-10 12:05:48 Copyright: Default

このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について