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社民党・新社会党が共同声明「新しい戦前にさせない!平和力の結集へ」を発表
5月3日の憲法記念日にあたって、社民党と新社会党は共同声明を発出した。その発表記者会見は、4月25日参院議員会館で開催され、福島みずほ社民党党首(中央)、岡崎宏美新社会党委員長(右)、佐高信氏(左/共同テーブル代表)が出席した。佐高さんは「中村哲は“あるく日本国憲法”だ。岸田シンゾウの道ではなく、中村哲の道をすすもう!」と訴えた。・・【共同声明】「歴史は繰り返す」 今、日本は新しい戦前に向かおうとしています。昨年12月、岸田政権は、敵基地攻撃能力の保持を認め軍事費の大幅増額・大増税に踏み込む「安保三文書」を閣議決定しました。これは戦後の安全保障政策の大転換であり、平和憲法を空文化する、許してはならない暴挙です。日本は「専守防衛」を投げ捨て、アメリカとともに戦争する国へと歴史的な変貌を遂げようとしています。軍需産業を育成し武器輸出をすすめ、学術研究や民間空港・港湾などの軍事利用が強行され、教育や情報などあらゆる分野で軍事化が進みます。いま止めないと、声を上げないと、日本の平和は保てません。 続き動画(13分)

反戦メーデー自民党本部前行動を貫徹!〜自民党・岸田は戦争加担と大軍拡をやめろ!
全国一般東京東部労組は5月1日午後、労組反戦行動実行委員会が呼びかけた反戦メーデー自民党本部前行動に参加し、多くの労働組合の組合員らとともに政府・自民党の戦争政策に反対の声を上げました。行動には約130人が参加。警官隊が自民党本部に近づけさせない不当な規制を行いましたが、参加者らは自民党本部と道路をはさんだ歩道で「大軍拡を許さないぞ!」「憲法改悪反対!」などのプラカードや横断幕を掲げて行動を始めました。最初に司会をつとめた東部労組の須田書記長が「メーデーは世界中の労働者が団結を誓う日。労働者が殺し合う戦争は国際連帯を破壊する。ロシア・ウクライナ戦争に加担し、中国や朝鮮を敵視しながら大軍拡を推進している張本人である自民党の岸田を連合がメーデー集会に来賓として招いたが、メーデーの国際連帯を示すためにも労働者は自民党と岸田に断固抗議しよう」と基調を提起しました。(須田光照) 続き

物価高騰、人権侵害、外国人差別、戦争の危機をはね返そう!〜日比谷メーデー盛大に
物価高騰、職場での解雇や人権侵害、外国人差別、戦争の危機。働くものの環境がいっそう悪化するなか、5月1日、第94回メーデーが開催された。この日はメーデーにふさわしい5月の晴天に恵まれた。日比谷メーデーの会場である日比谷野音周辺の木々は鮮やかな緑色に染まっていた。そこに赤や青の組合旗が林立していた。コロナが開けたひさしぶりの大規模集会に参加者の表情も高揚していた。9時50分に式典が開始された。主催者・連帯・来賓挨拶に続いて、現場労働者からの「決意表明・訴え」があった。登壇したのは4人で4つのテーマを代表しての発言だった。「正規・非正規連帯」谷川紀子さん(郵政産業労働者ユニオン)、「外国人労働者」長谷川ウェナさん(全統一労組ピードア分会)、「組合弾圧」松尾聖子さん(全日建連帯労組関西生コン支部)、「反戦平和」菱山南帆子さん(5・3憲法大集会実行委員会)がマイクを握った。全員女性だった。(M) 続き動画(9分)おんなたちのメーデー前夜祭

米国労働運動 : 気候変動対策は誰のもの?〜働く現場に大きな変化が襲う
【解説】レイバーノーツはこの4月から気候変動対策担当のスタッフを採用した。その新しく採用されたスタッフであるキース・ブラウワー・ブラウン(写真)が、レイバーノーツ5月号に労働組合が気候変動対策と取り組む重要性を訴える記事を投稿しているので翻訳した。前月の翻訳記事で紹介したEV車製造部門を組織化しようしている全米自動車労組UAWの取り組みや、再生可能なエネルギーへの公正な移行について述べている。(レイバーネット国際部 山崎精一)・・労働者が働く現場には、大きな変化が熱波のように襲ってきている。今月になりバイデン大統領は、10年以内にアメリカで販売される新車の大半をオール電化にするための新しい大統領令に署名した。そのEV車のバッテリーを充電するために、多くの主要な州では10年以内に総電力の3分の2をクリーンエネルギーで賄うよう推進している。 続き

尾澤裁判 : キムウニョンさんが証言〜「公正と正義が生きていることを見せてください」
雨降る4月26日朝8時半、さいたま地方裁判所前には韓国から、また北海道や大阪からも傍聴者が駆けつけました。事前集会では大阪全労協や、元韓国サンケン労組のオ・ヘジン支会長、日本資本と闘う韓国ワイパー労組のチェユンミ分会長などからあいさつがありました。大法廷での公判を希望する511人の署名を刑事3部金子大作裁判長と、吉村真幸裁判所長あてに4月19日に提出しました。韓国のKBSテレビの撮影もあり、もしやと思っていましたが、やはり一顧だにされませんでした。1時間前の傍聴整理券配布には73人、遅れて到着した方もいましたので約80人が並んで傍聴を希望しましたが、中法廷(44人)での開廷でした。午前10時から開廷した裁判の冒頭、裁判官二人が交代したこともあり、尾澤孝司さんから「更新意見陳述」が行われました。(尾澤邦子) 続き *写真=韓国から来日して証言したキムウニョンさん

改悪入管法が衆院法務委員会で採決!〜あきらめない、闘いは参議院へ
4月28日、午後1時過ぎ、法務委員会で質疑開始。スピーカー越しにインターネット中継を聴く。寺田学議員(立憲民主)が「入管庁のやり方に反対ばかりしていてはダメ」などと耳を疑うような発言を繰り返す。続く沢田良議員(維新)の「入管庁の職員は粉骨砕身でがんばっている」という発言にたまりかねた移住連の鳥井一平さんがマイクを握り抗議する。「仮放免者を助けてきたのは地域に住む市民です。寄付を集めたり、子どもたちのために服や学習教材を用意したり、市民が助けてきたんです。入管じゃありません。議員の皆さん、もっと勉強してください! きちんと現実を見てください!」 。終了予定の1時間が近づいてきた。人々が集まってくる。「採決反対!」「採決やめろ!」のコールが湧き上がる。スピーカーの近くで耳をそばだてながら中継を聞いていた人も、立ち上がる。中には国会議事堂に向かって「やめろーっ!」と叫ぶ人も。鳥井さんもマイクを握り「入管法改悪反対!」。午後2時過ぎ、採決。意外なほどあっけない瞬間だった。(松本浩美) 報告動画(8分)

徹底的に人権を無視する日本の入管庁〜レイバーネットTV(4/26)報告
これを書いている最中の4月28日、最悪の「入管改悪法」が衆院法務委員会を通過した。廃案一択と叫ばれる中で、修正案協議を自公維民の4党で行ってのことだった。そのニュースを聞きながら、日本って、世界に敵を作っているのよねと改めて認識する。再び戦争をしないためにと始めた私の初めての社会活動は、主にアジアからの留学生との交流だった。世界に友だちがいれば、戦争は起こせないと。そこで出会った入管問題、そしてベトナム戦争後の国費留学生の難民化問題だった。それゆえ、2年前に続く今回の入管法の改悪には、心を痛めている。当事者家族として話してくださったナオミさんの一つ一つの言葉に涙が滲んだ。後ろに貼られたフリップの「法が終わるところ暴政が始まる」に強く共感し、ヒットラーがワイマール憲法を止めたような今の日本の状態に、心底の怒りを感じる。(笠原眞弓) 全文放送アーカイブ(77分)

大軍拡「軍需産業強化法」が委員会採決!〜賛成した立憲に批判の声
青空が広がった4月27日昼、国会情勢が緊迫していると聞き、じっとしておられず衆議院議員会館前に出かけた。ちょうど、衆議院安全保障委員会で審議されている「軍需産業強化法案」に反対する人たち50名ほどが集会を行なっていた。安保3文書に基づく大軍拡を具体化し、兵器などの開発・生産を強化するため、政府が国内軍事産業を財政的に支援するとんでもない法案だ。憲法9条を持つ日本が軍需大企業を儲けさせ、武器輸出国になろうとしているのだ。この法案に明確に反対しているのは共産党、社民党だけ。立憲民主党は何と賛成とのこと(驚・怒)。「立憲民主党は賛成するな!」の横断幕を掲げた人たちもいた。まさに大政翼賛会的状況だ。急速に反対運動を盛り上げないと大変なことになる。様々な市民団体の人たちが発言し警鐘を乱打した。なお、今日午前中には入管法改悪反対集会も同場所で行なわれたとのことだった。(近藤徹) 続き動画(赤嶺発言/抗議の声)

〔週刊 本の発見〕障害児者を排除している社会は、いつか戦争への道に進んでいく
『増補版 戦争は教室から始まる 元軍国少女北村小夜が語る』・・安倍政権以来の、“何でもかんでも国会無視の「閣議決定」”に、情けなくも結構慣らされてしまったとはいえ、昨年12月の安保三文書の改定には、度肝を抜かれたという人が多いのではないだろうか。なにしろ、“新たな戦略”とやらでは、言葉巧みに「反撃能力」という語を用い、これまで憲法上は、どう解釈しようと許されなかった「敵基地攻撃能力」を持つ必要があると明記したのだから。そして、安全保障になど決してならない、それどころか私たち市民の生活を脅かす“新たな戦略”のために、防衛費は今後5年間でおよそ43兆円にするという。いったいこの国で暮らす私たちの生活はこの先どうなるのだろうか。不安が胸をよぎる。そんな時、政府が進める度外れた防衛力の抜本的強化に、危機感を抱いた女性たちが、「平和を求め軍拡を許さない女たちの会」を結成し、「#軍拡より生活 !〜未来の子どもたちのために平和を!」を掲げ、オンライン署名運動を始めた。(志水博子) 続き

レイバーネットTV(4/26)案内 : 難民をいじめてどうするの? 入管法改悪反対運動の現場から
2021年5月廃案になった入管法改正(悪)法案が今年4月13日に審議入り。内容は当時とほぼ同じ。2回難民申請すると、3回目から申請中であっても強制送還の対象となる。送還を拒否した場合「送還忌避罪」という刑事罰が科される。しかし、彼彼女らは帰りたくても帰れない事情を抱えている。故国に戻れば逮捕されたり、生命に危険の及ぶ人。日本に家族がいたり生活の基盤がある人。そして、日本で生まれた子どもたち。難民認定率1%未満なのに、日本に助けを求めてきた人たちを追放する人権無視の法案。廃案に追い込むため、国会前では支援団体や市民が集まり、抗議行動が行われている。与党は4月末の採決を狙っている。まさに最重要局面にある。緊迫した状況のなか、番組では支援者と当事者の声を交えながらリポートする。ゲストはナオミさん・小池宏之さんを予定している。(レイバーネットTVプロジェクト) 番宣4/25シットイン

核燃料サイクルの町は今〜六ケ所村議選の菊川けいこさんを訪ねて
六ケ所再処理工場を有する下北半島六ケ所村の村議会議員選挙を訪ねた。立候補した菊川けいこさんは両親が開拓した土地を受け継ぎ農業で生計を立てながら核燃サイクルに反対し続けてきた。村議会への挑戦は3回目である。全国の原発から出る使用済み核燃料からウランとプルトニウムを取り出し、さらなる核燃料を作るのが核燃料サイクル。しかし、「もんじゅ」が事故によって頓挫した現在、再処理工場は無意味なものになっているはず。今回訪ねた六ケ所村は再処理工場、ウラン濃縮工場、低レベル放射性廃棄物埋設センターが威容を誇り、港や関連企業が林立し巨大核燃サイクルコンビナートとなっていた。春から夏にかけて海から吹く強い風は「やませ」と呼ばれる。立っているだけで吹き飛ばされそうな強風の中、咲き誇る桜やチューリップの花々が揺れていた。(野村保子) 続き

「太平洋は核のゴミ捨て場じゃない!」〜日韓連帯で声をあげる
4月24日、ソウルの環境市民グループが来日し、経済産業省前で「福島からの汚染水の海洋投棄を撤回せよ!」と訴えた。正午。経産省の職員たちがゾロゾロ出てくるのを前に、メンバーたちは「太平洋は核のゴミ捨て場じゃない」「海は人類共同の未来だ」などと書かれた横断幕を広げた。崔 禮鎔さんが訴える。「私たちは2011年4月に、日本と韓国の市民調査団を組織し、福島の現状をはっきりとこの目で見てきました。12年過ぎたが、日本政府と東京電力は、事故の処理をまともに行っていません。汚染水がどのような核子をもっているかもわからないのに、海に捨てるということが許されるのでしょうか」「福島の惨事から何を学んだのでしょうか。ドイツがすべての原発の稼働をやめ、全世界の人々が地球環境を守ろうと努力しているときに、日本政府は何をしているのですか。薄めて捨てればいい、そんなことが許されるでしょうか」。(堀切さとみ) 続き

「入管法改悪反対!廃案一択!」国会前に2000人〜指宿弁護士が強烈アピール
入管法改悪をめぐる国会情勢が緊迫してきた。来週にも衆院法務委員会の採決が危ぶまれるなか、4月21日、国会正門前には「廃案」を求める市民が集まり、大集会が開かれた。19時から21時までの2時間のあいだに約2000人が結集した。強制送還を容易にする改悪案。本来難民と認定されるべき人が強制送還されていいのか、一人ひとりの人間のしてのあたりまえの権利を踏みにじられていいのか、百害あって一利なし、叫ぶような怒りのリレースピーチが、国会議員・文化人・市民・学生らから次々と繰り広げられた。さまざまな国籍の人が入り交じり、国会正門前はさながら「国際市民集会」の様相だった。ウィシュマ・サンダマリ裁判の弁護団を務める指宿昭一弁護士の5分スピーチは強烈だった。「みなさんウィシュマさんの5分ビデオをご覧になったでしょう。あのときに点滴治療をしていれば命はたすかった。法務大臣・入管庁は言葉だけで反省している、改善していると言っているが、ウソを言うな! 」(M) 続き指宿弁護士スピーチメリッサさんスピーチしんぶん赤旗時事通信TBSニュース23メタバースデモ

「おんなたちのメーデー前夜祭」参加の呼びかけ〜「8時間」が実現されていない日本の女性たち
メーデー 毎年GWになると報じられる「労働者の祭典」。その起源は1886年5月1日のアメリカ・シカゴに遡ります。この日、低賃金で1日12時間以上も働かされていた労働者が劣悪な労働条件の改善を叫んでストライキに立ち上がりました。この闘いを記念する行事がメーデーです。当時の労働者たちが掲げた言葉は「労働に8時間、休息に8時間、自分のしたいことのために8時間!」でした。この19世紀の労働者のストライキから世界中に「8時間労働制」が確立していきます。メーデーは人間らしい労働の獲得を祝う祭典として(戦争中を除き) 続いてきました。ところが日本ではいまだに会社で、会社+家庭で、家庭で1日12時間以上も働いている人々がいます。経済協力開発機構(OECD)の2021年の調査によれば、33か国中最も睡眠時間 が短いのは日本の女性でした。(中島由美子) 続き

〔週刊 本の発見〕美しい壮大な夢は悪夢に終わった〜コミック『ラストワルツ』
島田虎之介は、私が最も愛する漫画家の一人だ。『九月、東京の路上で』を刊行した際には、その宣伝ポスターのために絵を描いていただき、さらには対談までしたほどである(お会いしたとき、実は世田谷で起きた虐殺事件「烏山事件」と、ある縁を持っていることを伺って驚いた)。 彼の漫画は、レトロでユーモラスな絵で描き込まれた、物語でもあり、詩でもあるような作品だ。時空で隔てられた人々を「記憶」で結ぶ物語が彼の真骨頂である。『ラストワルツ』(2002年)は、その中でも私が愛読する一冊だが、今回あらためて読んで、これまで気づかなった発見もあったので、ご紹介しようと思う。この作品もまた、詩のような物語である。他の作品と同様、ユーモラスなホラ話が連なって転がり、一つの世界へと合流していくのだが、この作品では、主人公は死者たちである。死者をよみがえらせて語らせるという意味では、能のようでもある。呼び出されるのは、20世紀の様々な「夢」であり、あるいはその犠牲者たちだ。(加藤直樹) 続き

いのちについて小出裕章さんが書いていたこと〜レイバーネットTVその後
レイバーネットTV182号の小出裕章さん特集では、大きな反響があり、たくさんの感想が寄せられました。私は土田修さんと一緒に企画を担当しましたが、イコマレイコさんの力もお借りしながら、小出さんの魅力を伝えることができてよかったです。とりわけ、人間の生き方、死生観にまで踏み込んだ話は、すでに講演や著書で小出さんを知っていた私にとっても、心を揺さぶられるものでした。驚いたことに放送終了後、小出さんがスタッフ宛にメールを下さいました。そこに「レイバーネットTVでは、原子力や福島事故のことだけでなく、子どものことまで口にしてしまい、余計なことだったと反省しています。でも、生き方そのものについてお受け止めくださったようで、感謝します」という一文と共に、1990年に書いた文章が添付されていました。「生命の尊厳と反原発運動」という文章です。これは小出さんの著書「放射能汚染の現実を超えて」におさめられているものですが、多くの皆さんに読んで欲しいと思い、ご本人の許可を得た上でここに紹介します。(堀切さとみ:レイバーネットTVスタッフ) 全文放送アーカイブ

写真速報 : 入管法改悪反対アクション 国会前シットイン(4月18日)
2023年の通常国会に提出された入管法改定案が、4月13日より衆議院で審議入りします。今回の法案は、2021年に市民社会や当事者をはじめ多くの人々が反対の声をあげて廃案となった入管法改定案とほぼ同一の内容です。迫害を受ける恐れがある人たちを送り返すことはやめてください。本国に帰れない事情のある人たちに刑事罰則を加えないでください。私たちは、難民を虐げ、在留資格のない人の命を危うくする入管法改悪に反対します。私たちが望むのは、難民・移民を日本社会から排除・送還する社会ではなく、受け入れ・共生する社会です。私たちの声を、国会審議に届けるために、4月13日以降、衆議院・参議院での法務委員会開催日に国会前シットインを行います。どなたでもご参加いただけます。ぜひ、みなさんで一緒に、「入管法改悪反対」の声を上げていきましょう。(シットイン呼びかけより) 写真速報

統一地方選挙後半戦:国政変革につながる重要な選挙が始まった
4月16日、統一地方選挙後半戦が始まった。4月9日投開票の同選挙前半戦では、立憲野党の苦戦、維新の会の「躍進」が報じられた。それに乗じてか、その後Jアラートの発出も含め「戦前」を思わせる雰囲気がますます大きなものになっているように感じる。その反映なのか私が取材している東京都武蔵野市の市議会議員選挙では、市政をめぐる例えば小中学校の給食費の無償化を始めとした課題に加え、国政の課題の軍拡、原発、増税について訴える立憲野党の候補者(無所属もふくめ)が多い。今回の統一地方選挙は、当面国政選挙がないこともあり国政に直結する位置づけがあるといっても過言ではない。三島杉子(日本共産党・新/写真)さんは、「今までにないようなことが進められるなって思っている中で、いや本当にあの時自分何してたんだろうっていう風には言いたくない。」と初めて立候補した思いを語った。(湯本雅典) 続き動画(三島候補)動画(桜井候補)

「忖度・自粛」が蔓延する新聞メディアをどう変えていくか〜「あるくラジオ」東海林さん語る
4月15日の「あるくラジオ」のゲストは毎日新聞記者・デスクの東海林智さん(58歳/写真中央)。東海林さんは新聞記者の労働組合である「新聞労連」(86社・18000人)委員長も歴任してきた。1時間の番組では、新聞記者になったきっかけ、労働記者として見てきた日本の労働運動の話などに続いて、メディア界のリアルな現状を語った。1997年の新聞発行部数は5千万部だったが、現在は3千万部で2千万部も激減している。「貧すれば鈍する」状況のなかで、退社する人が多いという。東海林さんは毎日だけでなく、新聞業界の全体状況をこう語った。「マスゴミと言われるとがっかりする。現場の記者は頑張っている。しかし正直、現場はものすごく息苦しくなっている。忖度・自粛が蔓延しているからだ。政府からの直接の圧力はないのに、経営側や編集幹部は、面倒なことを避けたい、抗議行動をやられなくない、という思いから、突っ込んだ記事を敬遠するようになった」。(M) 続き放送アーカイブ(60分)

時代の危機に立ち向かう川柳〜『反戦川柳人 鶴彬の獄死』(佐高信)を読む
私は、十代から川柳を作っていたが、鶴彬(つるあきら)のことを初めて知ったのは、筑摩書房から出た「アンソロジー青春」の中の『抵抗の青春』という一巻の中に、詩人・秋山清が書いた「ある反戦川柳作家の生涯」が収められていて、それを読んだことからだった。私も川柳を作る者のひとりとして、このような川柳を、戦前に作った人がいたのかというのは、私にとって驚きでもあり、衝撃でもあったが、このようなものの中にこそ、川柳の真髄はあるという共感があった。そして、1977年に一叩人編『鶴彬全集』(たいまつ社刊)のぶ厚い一巻本が出て、すぐ購入し、その読書感想の同封葉書を送ったところ、一叩人さんから、御礼の葉書が届いた。それ以来の一叩人さんとの長い交流が続いた。また「川柳人」へ同人として参加する中で、井上剣花坊の娘・大石鶴子さんとも、鎌倉の建長寺での「剣花坊忌」の集いなどで、御縁を頂いた。本書を読む中で、そんな、こんなが、思いだされる。(乱鬼龍) 続き

労働法を守らない「多摩労務管理事務所」とのたたかい〜第一審に勝利!
「多摩労務管理事務所」(東京・八王子)に横行するパワハラに我慢ならず、2017年に組合「労働組合UINION No.6」立ち上げた社会保険労務士・田中理雄(みちお)さん(写真右)。一人からのスタートだったが、仲間も増えてきた。そんな矢先の2020年1月に「職務能力不足」などを理由に解雇された。同12月には同僚の坂根操さん(左)も解雇されたが、二人で3年近く争ってきた第一審裁判の判決が3月29日、東京地裁立川支部であった。「解雇無効」の組合側の全面勝利だった。裁判でも会社側は「能力不足」をまともに立証できず、もの言う組合排除のための解雇だったことが明確になった。4月10日、記者はお二人から話を聞いた。田中さんは現在40歳、「9割9分勝てるとは思っていたが、1分の不安もあった。現実に勝ててよかった。これが負けたら世も末だ。なにより許せないのは、人事労務管理を専門とする社労士事務所が労働法を守っていないことだ」という。(M) 続き

科学者というよりむしろ哲学者〜レイバーネットTV「小出裕章さんに聞く」を観て
小出さんの講演会には何度か参加しています。話を聞くたびに思うのですが、すぐに数値の話に持って行きたがる御用学者と違って、小出さんのお話は「人間として我々はどのように生きるべきか」を説いていて、科学者というよりはむしろ哲学者のようです。「いつ死んでもかまわない」という小出さんの死生観には強い共感を覚えます。3.11を福島で迎えたとき、私自身も「ああ、これで自分は死ぬんだ」と思ったからです。私もスピーチや講演を依頼されたときは「原発の電気を使うくらいなら死んだ方がマシだ」と発言し続けてきました。3.11以降の12年間、「今日が自分の人生最後の日になっても恥ずかしくないように生きよう」と思い、それを実行してきました。カネのために原発を動かし続けようとする人たちに小出さんや私のような覚悟があるようにはとても思えません。(黒鉄好) 続きアーカイブ録画(100分)速報感想(内藤洋子) *写真=レイバーネットTVで大いに語る小出裕章さん(4月12日)

「はだしのゲン」を今こそ〜神田香織さん講談
神田香織さんの講談「はだしのゲン」は、何度聞いても涙する。4月1日、大阪市中央区のドーンセンターに集まった110人は、時に笑い、そしてハンカチで目元を拭う。原爆に遭いながら負けずに生きる9歳の少年ゲンと家族の物語に没入した。企画したのは同区の隆祥館書店。広島市教育委員会が小中高校で平和教育の教材として使われてきた「はだしのゲン」を今年度から別のものに変更したことを受け、香織さんに持ちかけて実現した。香織さんが作者の中沢啓治さんの承諾を得て講談を初披露したのは37年前。中沢さんはニコニコしながら「浪曲は好きなんだよね」と快諾したという。そんな微妙な思い出話を打ち明けながら、香織さんは55分の講談を一気に語った。私が初めて聞いたのは2006年のこと。毎日新聞北九州版にコラムを書いた。書き出しは香織さんのセリフだ。〈炎と煙の熱地獄。音と光が失われたヒロシマに降る黒い雨。万物は呼吸を止め、神は死んだ〉(林田英明) 続き

太田昌国のコラム : 「ファルージャ」を再論しつつ、同時に希望の萌芽も見つける
先月の当欄では、米国海軍の次期強襲艦が「ファルージャ」と名づけられることに触れた。20年前の2003年3月にイラク攻撃を開始した米軍が、占領軍への抵抗が最も激しいファルージャで、翌年の4月と11月に包囲・侵攻作戦を実施した。合わせて2700人の人びとを殺害したその行為は、世界的には「ファルージャの虐殺」として知られている。だから、虐殺した当事者側がその地名を次期強襲艦に名づけることには、「驕り」と「独善性」があまりに顕わで、イラクの人びとのみならず、一般的にもひとの心を逆なでする。そのことを書いた。その一週間後、米ブラウン大学ワトソン国際公共問題研究所が、「ブラッド アンド トレジャー:2003〜2023年/20年間にわたるイラクとシリアにおける戦争での、米国の予算上の費用ならびに人的犠牲者数」と題する報告書を発表した。もちろん「開戦20年」に合わせての分析である。(太田昌国) 続き

〔週刊 本の発見〕不安や恐怖を煽る言葉に躍らされないために〜『そこから青い闇がささやき』
かつて、ユーゴスラビア社会主義連邦共和国という国があった。6つの共和国、セルビア人、クロアチア人、ムスリム等からなる多民族国家だったが、1980年にカリスマ的大統領チトーが死亡すると共和国間の対立が表面化しボスニア紛争が勃発。90年以降の約10年間に、戦争により多くの難民が発生し、国連による経済制裁、NATO軍による空爆などを経て解体した。詩人で翻訳家である著者は、旧ユーゴの一部であるセルビアの首都ベオグラードに、80年以降暮らしている。本書は90年代に制裁と空爆の真っ只中で書かれた文章を中心にまとめたもので、昨年文庫化された。正直にいうと、当時セルビア人だ民族浄化だと言われてもよく理解できなかったが、NATOの空爆に強い憤りを感じたことを思い出した。著者自身の体験によって綴られている本書を読んで、そこには私たちと同じようにささやかな日々の暮らしを営む人間がいて、そして、苦しみ、殺されていったのだということがよくわかった。(わたなべ・みおき) 続き

レイバーネットTV(4/12)放送 : 小出裕章さんに聞く〜「原発回帰」ホントにいいの?
東京電力福島第一原発事故から12年がたちました。でも、いまだに溶け落ちた炉心がどうなっているのかは不明なままで、メルトダウンした1〜3号機からは相変わらず大気中に放射性物質が漏れ出しています。事故当日に発令された「原子力緊急事態宣言」は現在も解除できないまま続いており、そのもとで多くの人たちが被ばくを強いられながら生活しています。ところが、岸田政権はこれまでの原子力政策の方針を転換し、「原発回帰」へと大きく舵を切りました。あたかもフクシマ事故がなかったかのように。そして「安全教育」を促進し「原発の再稼働」「原発の寿命制限撤廃」「次世代型原発の開発・建設」を推し進めようとしています。大手メディアは「3・11」前後にさまざまな特番を組みましたが、フクシマ事故の現場がどうなっているのかをきちんと報道しませんでした。それどころか、岸田政権の政策転換の問題点を浮き彫りにして伝えることはほとんどありませんでした。(レイバーネットTVプロジェクト) 続き

地方選挙で安保3文書、原発に反対する議員を選ぼう〜高木一彦さんに聴く
統一地方選挙が始まっている。東京都武蔵野市の市民団体「むさしの憲法市民フォーラム」では、市民向けのチラシをつくり、武蔵野市議会議員選挙(投開票日は、4月23日)では、安保3文書、原発に反対する人を議員に選ぼうと呼びかけている。同会の事務局で弁護士の高木一彦さん(写真)は、「国会の議論も必ずしも盛り上がっていない、マスコミの論調も低いという点で、このままスルーしていってしまうのではないかという危機感を非常に強く持ったわけです」「ここ3年間、国政選挙はないというふうに言われておりますので、統一地方選挙を通じて、もちろん、統一地方選挙はその自治体のあり方・政策について問われるということが中心だとは思うんですけれども、やはりこの統一地方選挙、武蔵野でいえば市会議員選挙を通じてこの岸田政権の行う大転換というものに対する市民の意思をはっきり示すそれが必要なんだろうということで、このチラシをつくり宣伝活動しています」と語った。(湯本雅典) 続き動画(9分37秒)

クビを切られた非正規労働者がついに国会へ!〜大椿ゆうこさんが初登院
本日4月7日、総務省にて当選証書を受け取り、初登院。参議院本会議にて紹介して頂きました。クビを切られた非正規労働者がついに国会へ!「有期雇用という働き方を変えたい」という執念がなければ、この道は拓かれなかったでしょう。私と同じ体験をした人々を、少しでも勇気づけられたら嬉しいです。社民党 副党首。非正規労働者として働き解雇された経験のある私だからこそ、政治に届けられる声があります。ガマンも、ひとりで頑張り続けることも、やめにしよう。あなたの「弱音」こそが政治の課題、社会を変える力。「労働者の使い捨てを許さない!」 #大椿ゆうこ 初登院に合わせ、本日4/7(金)18時〜 #ツバキの議席は私たちの議席 のタグでツイデモを行います🙌 大椿ゆうこの一議席は、政治から捨て置かれて来た人たちのために徹底して使いたい。あなたなら、この議席どう活かす? あなたの思いをのせて、ツイデモにご参加下さい!(大椿ゆうこのツイッターから) 記事NHKニュース大椿ゆうこHP

〔週刊 本の発見〕イメージ戦略を重視した歴代最長首相〜『安倍晋三 回顧録』
先日、ドキュメンタリー映画『妖怪の孫』(監督:内山雄人)を観た。主人公は故・安倍晋三、「妖怪」とは言わずもがな、祖父・岸信介のことである。平日午後、シネコン@新宿の一スクリーンは、客席120ほどの大きさとはいえ、ほぼほぼ満員だった。数々の映像、多様な人物の語りがちりばめられた作品は十分面白く、改めて考えさせられる部分も少なくなかった。ただし、「映画はいつからテレビでやれないことをやるカウンター・メディアになってしまったのか」(井上淳一)という評言には同感であり、十年前、二十年前ならば、(たとえ深夜帯あたりにせよ)テレビで流れたであろう程度の内容とも思う。一瞥、観客の年齢層は高く、思い込みまたは偏見(?)も含めてリベラル派、市民派爐櫃き畤佑燭舛妨えたけれど、彼らのほとんどはこの映画を観て、改めて安倍の足跡を憤懣や悔恨とともに想い起こしたことだろう。しかし、逆に安倍を支持する人々、安倍を評価する人々が『妖怪の孫』を観に行く――その結果、考えを改める――ことは、ほぼほぼ起こりそうにない。(大西赤人) 続き

在日本韓国YMCAは職員・講師を路頭に迷わすな!〜再開を求めて組合を結成
在日本韓国YMCA(千代田区神田猿楽町・呉 永錫理事長)は1906年に設立され、現在では韓国文化の紹介・普及活動、韓国語講座・日本語学校をはじめとする語学教育、文化交流・宿泊研修事業などを行っています。その在日本韓国YMCAは今年に入り、「経営難」「建物の老朽化」などを理由に3月31日をもってこれらすべての事業を停止する旨を発表しました。これに先立ち昨年6月、事業の一つである日本語学校の休校が通知されたことをうけ、そこで勤務する講師・職員6人が同7月、事業停止の撤回・雇用の保障などを求めて労働組合(全国一般東京東部労組在日本韓国YMCA支部)を結成しました。同11月に開催された団体交渉で、組合は事業再開と雇用保障を強く求めるとともに、使用者側が事業停止の「理由」としている「経営難」「老朽化」の根拠となる資料などの開示を求めましたが、(菅野存) 続き

「民主主義を取り戻そう!憲法の精神を取り戻そう!」〜坂本龍一さんのメッセージ
3月28日、坂本龍一さんが亡くなった。「脱原発・平和」を訴えつづけてきた坂本さん。2015年の安保法制反対の運動の中にも坂本さんがいた。12万人が国会前をうめつくした8月30日の大集会で、坂本さんは3分間のスピーチを行った。それは「民主主義を取り戻そう!憲法の精神を取り戻そう!」という坂本さんの強い思いだった。以下、発言を紹介する。●坂本龍一さんのスピーチ・・こんにちは。よろしくお願いします。シールズと安保法案反対の運動が盛り上がってくる前に、僕はかなり現状に対して絶望してたんですが、シールズの若者たち、そして主に女性たちが各地で発言しているのをみてですね、日本にもまだ希望があるんだなと思っているところです。本当によかったです。ここまで政治状況が崖っぷちになって初めて、私たち日本人の中に憲法の精神、9条の精神がここまで根付いていることを、皆さんが示してくれてとても勇気づけられています。ありがとうございます。 続き動画(3分40秒)

米国労働運動 : 全米自動車労組UAWの改革派を会長に選出
【解説】昨年の11月から続いていた全米自動車労組の全組合員投票による全国執行部選挙の最終的な結果が明らかとなった。2月に行われた三つのポストの再選挙の結果、改革派が執行委員会の多数を占め、会長などの五役の内、会長と書記長を含む四役を占めることとなった。ビッグスリーとの協約改定交渉をこの秋に迎えるUAWは闘える体制を築けるか注目されている。レイバー・ノーツ4月号の記事を翻訳して掲載する。(レイバーネット国際部 山崎精一)・・・連邦政府監視官は3月25日、改革派の挑戦者ショーン・フェインが全米自動車労組UAWの会長職を勝ち取ったと発表した。フェイン新会長の就任は、ビッグスリー(注1)との交渉に向けてUAWが3月27日に開催する大会にちょうど間に合う形となった。開票作業は3月1日に開始されたが、最初の集計結果は非常に拮抗しており、最終結果は数百枚の疑問票に左右されることになった。どの投票が有効かを確認するための骨の折れる作業は、何週間も続いた。 続き


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