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ずしん、ずしんと心に響いた小出裕章さんのお話〜レイバーネットTVを観て

内藤洋子

アーカイブ録画

4月12日のレイバーネットTVで小出裕章さんの話を聞き、深く感動しました。小出さんの泰然とした態度に、まず畏敬の念を持ちました。そして、もの静かに語る一言、一言が、ずしん、ずしんと心に響きました。

原発の危険性については、とにかく人間の手には負えない危ないもの即刻廃止すべしという認識は持っていましたが、小出さんのお話を聞き、より科学的にその理由を知ることができました。3.11から12年が経ち、福島がテレビニュースなどで話題になるのは、久しぶりの花見や祭りに人に賑わいや笑顔が戻ったという場面のみで、「復興」を印象づける意図のものばかりです。その祭りの後の日常、普段の風景はどんななのでしょう。とてもニュースにはならないのでしょうね。

岸田首相は、涼しい顔をして、とてつもない大きな間違いを犯しているのではないか。そしてその事態がどんどん進行しているように思われてなりません。日本の政治の箍(たが)が外れてしまったようです。近年、原発新増設や軍拡などに反対の声を挙げる人の数が減ってきていることを、どうしたら良いかとのギャラリーからの質問に対し、小出さんは、少し考えてから、「私にもわかりません。しかし、あきらめないことです。一人になっても。」と言われた言葉が、心に残りました。「その日、その時を、常に自分の全存在をかけて行動し、発言する心構えで生きる」という姿勢に学びたいと思いました。

イコマさんが小出さんに心酔し、密着取材して膨大なドローイングをした気持ちが良くわかります。映像ではイコマさんの出版された画集のタイトルなどがよくわかりませんでしたので、アップで映して下さるとよかったです。このTVをご覧になっていない方に、一人でも多く、アーカイブで見ていただきたいという思いで、投稿しました。よろしくお願い致します。(レイバーネット会員)


Created by staff01. Last modified on 2023-04-15 18:43:24 Copyright: Default

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