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時代の危機に立ち向かう川柳/『反戦川柳人 鶴彬の獄死』(佐高信)を読む | ||||||
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時代の危機に立ち向かう川柳〜『反戦川柳人 鶴彬の獄死』(佐高信)を読む乱鬼龍
そして、1977年に一叩人編『鶴彬全集』(たいまつ社刊)のぶ厚い一巻本が出て、すぐ購入し、その読書感想の同封葉書を送ったところ、一叩人さんから、御礼の葉書が届いた。それ以来の一叩人さんとの長い交流が続いた。また「川柳人」へ同人として参加する中で、井上剣花坊の娘・大石鶴子さんとも、鎌倉の建長寺での「剣花坊忌」の集いなどで、御縁を頂いた。*写真=著者の佐高信氏
今、「新たなる戦前」どころが、すでに「戦時下」に突入か! と思わせる時代の危機と激動の中、鶴彬に学び、今日を生きるということは、どういうことなのか。そして今日の、これほど、とんでもない世の中に抗し、しかも、それを確実に撃つという表現は、どうすべきなのか、どうあるべきか――を鶴彬の激しく熱き句業と論稿は、私たちに、大きなヒントと励ましを贈ってくれていると思う。 今日、あらためて、鶴彬のことを読んでみたい、学んでみたいと思うとき、最近では、なかなか「本」そのものがない中で、本書が刊行されたことは、そのような意味でも意義のあることと思う。そして、鶴彬に学ぶということは、鶴彬が偉かった!ということにとどまらず、鶴彬を超えることをめざして、今日の時代状況の中で格闘し、前進することを実践するということだと思う。それが、何よりも鶴彬を供養し、連帯する道だと思う。 鶴ならばどう生きどう吐くこの時代 乱鬼龍 *『反戦川柳人—鶴彬の獄死』(佐高信著・集英社新書・2023年3月刊・1078円) Created by staff01. Last modified on 2023-04-15 19:13:27 Copyright: Default |