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「言論の自由なくなったら終わり」〜土肥校長が堂々と都教委を批判
都立三鷹高校の土肥信雄校長(写真)は、職員会議の挙手・採決禁止を通知した都教委に反旗を翻して、公開討論を求めている。都教委がこれに応じないため、9月27日東京で開かれた「学校に言論の自由を求めて」の集会で、思いのたけを語った。この問題への関心は高く、350人の会場は開会前にあふれ、数百人が入場できなかった。土肥さんは約1時間にわたって、都教委が教育現場で言論を圧殺してきたことを生々しく語った。「校長はコンビニ店長扱いで、上意下達のロボットにされている。これで被害を受けるのは教員であり生徒だ。学校で一番大事な言論の自由がなくなったら終わり、だから立ち上がった」と訴えると、割れんばかりの拍手が起きた。また、岡本厚・藤田英典・尾木直樹・石坂啓・西原博史の各氏によるパネルトークもあった。 写真速報報告(T・横山)渡部通信動画(UnionTube)関連映像(MX-TV)

新しいメディア運動つくろう〜韓国の報告うけ熱いディスカッション
9月27日午後、東京・新宿で MediR(メディアール)本格開校記念イベントが開催された。韓国メディアセンター所長のキム・ミョンジュンさん(写真中央)がメインゲストで、山口正紀・土屋トカチ両氏を交え「伝える力 つかもう」をテーマにシンポジウムが行われた。キム・ミョンジュンさんは100万人が集まった反BSEキャンドルデモの様子を報告。市民の手によるインターネット生中継が果たした役割、伝統的社会運動と別な形で発生した新たな大衆運動の意味、李政権が現在行なっているメディア弾圧の実態などを報告した。記念イベントには約70名が集まり、日本にも新しいメディア運動をつくろうという熱いディスカッションが続いた。なお、MediRは10月開講受講生を募集中だ。 写真1写真210月MediR講座報告(MediRブログ)

たたかわなければ生きていけない〜「フツーの仕事がしたい」劇場公開へ
マイケル・ムーア以来、市民権を得たようにドキュメンタリー映画がよく劇場公開されるようになった。時として劇映画よりもこちらの方が、隠れた歴史や現実を掘り起こしていて刺激的だからだ。土屋トカチの「フツーの仕事がしたい」という70分の作品も、そういう一本に入る。「現代版『蟹工船』」と紹介される映画は、セメント輸送に携わる36歳のトラック運転手・皆倉信和が主人公だ。皆倉は長時間労働に悲鳴を上げ、このままでは死んでしまうとユニオンに入るが、そこから騒動が起きる。たたかわなければ生きていけない若者の命がけの姿がとらえられている。(木下昌明) 木下批評公式サイトOurPlanet-TV 監督インタビュー朝日新聞・神奈川版ポレポレ東中野(10/4より)ポレポレ看板写真横浜ジャック&ベティ(10/11より)東京新聞読売新聞共同通信

抗議の声の中 原子力空母ジョージ・ワシントンが横須賀に入港
以下、現地闘争本部の速報。「原子力空母ジョージ・ワシントンは、9月25日午前9時30分、米海軍横須賀基地に入港しました。10時30分からは、ジョージ・ワシントンに横付けした第7艦隊旗艦・ブルーリッジの甲板で、日米の関係者を招いての歓迎レセプションが開催されています。私たちは米海軍による原子力空母の横須賀母港化を歓迎することはできないし、断じて許すことができません。原子力空母横須賀母港化を許さない全国連絡会・現地闘争本部・平和フォーラム・神奈川平和運動センター・三浦半島地区労などに結集する労働者や民主団体は、午前7時に横須賀市のうみかぜ公園に集まり、入港しようとするジョージ・ワシントンに対して、怒りのシュプレヒコールを叩きつけました」 現闘ニュース写真(空母に抗議するボート)平和フォーラム報告(たんぽぽ舎)

感動を呼んだレイバー映画祭2008〜トータルで200人が参加
9月20日、レイバーネット日本が主催する「レイバー映画祭2008」が東京・全水道会館で開催された。話題の映画「蟹工船」(午前)では会場一杯の150人が参加した。午後の「今夜、列車は走る」「人らしく生きよう」「短編セレクション」「私たちは風の中に立つ」も毎回100人前後が鑑賞し、終日にぎわった。とくに、韓国・トンイル紡織労組のドキュメンタリー「私たちは風の中に立つ」に描かれた女性たちのたたかいと生き方は、参加者を魅了し圧倒した。それは、韓国民衆の民主化闘争の歴史そのものを映し出すものだった。ある参加者は「ずっと泣いて観ていた。でもその涙は単なる悲しみではなく、勇気をもらう涙だった」と二次会の感想で語った。トータルの参加者は約200人で昨年を上回った。 写真速報感想1

『世界』10月号に共同提言「若者が生きられる社会のために」発表
『世界』2008年10月号に、共同提言「若者が生きられる社会のために」が発表されました。若者の貧困化に対応した雇用・社会保障全般にわたる政策提言です。ご一読を。共同提言者は、遠藤公嗣 (明治大学)、河添 誠 (首都圏青年ユニオン)、木下武男 (昭和女子大学)、後藤道夫 (都留文科大学)、小谷野毅(ガテン系連帯)、田端博邦 (東京大学名誉教授)、布川日佐史 (静岡大学)、本田由紀 (東京大学)の各氏。 「世界」10月号

教育破壊が進行する東京の教育〜「君が代」解雇をさせない会が集会
9月19日、河原井さん根津さんらの「君が代」解雇をさせない会が主催する「裁判の勝利をめざす」集会が、東京・中野で開かれ、予想を上回る約80人が参加、熱気ある内容の濃い集いとなった(写真)。最初に、元小学校教師・湯本雅典さん制作のDVD「学校を辞めます」が上映されたが、いかに東京の教育現場が病んでいるかが分かるものだった。次に都教委が7月15日に出した「分限対応指針」(首切りガイドライン)について、町田教組のKさんが職場の実態と結びつけて報告した。教育現場は多忙化とゆとりのなさが蔓延し、この4年間で毎年新採用者が1人づつ自死しており、1年の試用期間で100人近い新採者がやめている、という。東京では「教育再生」どころか、とんでもない「教育破壊」が進行していた。(渡部秀清) 詳報

「我々を殺してもそれ以上の闘いが起る」エド委員長、トヨタ東京本社前で訴える
9月17日、首切り・倒産・差別などと闘う争議団が一斉に行動する「東京総行動」が行われ、最後のトヨタ本社前には総勢150名が結集した。挨拶に立ったフィリピントヨタ労組エド委員長は「不法に解雇された労働者の正義のために7年間闘ってきた。トヨタは労働者人民の血を吸って儲け、労働者のことは何も考えていない。これまでの裁判の判決を無視し、労働雇用省や裁判所にまで圧力をかけ影響を及ぼしている。もはや世界の労働者と連帯して闘う以外に無い。トヨタは軍隊を投入して我々を殺してしまっても、それ以上の闘いが起ることを知るべきである。日本の力強い支援に支えられ更に闘いを続ける」と述べた。詳報

ソウル駅で鎖を巻いて座りこみ〜非正規職解雇とたたかう韓国 KTX 乗務員
9月11日、非正規職解雇とたたかっている韓国の新幹線「KTX」女性乗務員20名が鎖を体に巻いて、ソウル駅で無期限座り込みに突入した。彼らが座り込みに入ったのは、前日の鉄道労組と鉄道公社間の交渉で、鉄道公社が「直接雇用不可」の立場を固守したことによるものだ。KTX乗務員たちは「鎖を巻く苦痛と不自由さはこの3年間の苦痛に較べれば何でもない」とし「鉄道の乗客が楽しく故郷を訪れるソウル駅で、こんな姿で座り込みをすることになって申し訳ないが、皆さんに直接非正規職解雇労働者のため息を聞いてもらうしかない」と明らかにした。 チャムセサン記事

フィリピントヨタ労組が60人で直接トヨタ本社に抗議
15日午前9時から、トヨタ自動車本社前での「交渉団送り出し・本社前集会」が始まり、愛知の会、支援する会(神奈川)各代表、TMPCWAのエド、ウェニー両氏、若月全トヨタ労組委員長らがトヨタへの抗議、労働者連帯の挨拶を行なった。全造船関東地協・早川事務局長を含む7人の交渉団が本社の担当者と会談した。この間、私たちの申し入れをどのように検討したか。エド委員長からは、トヨタのアロヨ政権癒着、陸軍部隊による“身の危険”が訴えられ、他の参加者からも、トヨタは責任ある立場だ、万が一にも事が起これば、トヨタその責任を負わねばならない。このことを上司にしっかり伝えよ、その確認のルールを決めたい、などを申し入れた。しかし、トヨタ側は「伝える。現地のことは現地で解決」と全く誠意のない態度に終始した。写真報告酒井徹さんの報告トヨタとアロヨ政府への抗議メール支援する会HP「元気の出る集会」(神奈川 16日)

レイバー映画祭で「蟹工船」など上映〜「毎日新聞」が大きく紹介
今週末の9月20日に迫った「レイバー映画祭2008」(レイバーネット主催・全水道会館)だが、関心が着実に広がっている。9/15の「毎日新聞」(東京版・写真)では大きく紙面を割き、「労働組合の組織率が低下し、労働者が働く場でバラバラになっている現状に、働く者のつながりを深めようと」する試みとして、「蟹工船」の映画ポスターをカラー写真入りで紹介している。映画祭では当時を知る松本昌次さんのトークもある。また当日上映される7本の中には、今年解雇された20代の女性が、労組に相談して解決するまでを描いたショートビデオもある。 記事全文映画祭詳細メール予約(前売り扱い)

映画「おくりびと」公開〜市井の「普通」の人々の生きざま
映画「おくりびと」(9月13日公開)を試写会で見た。いい作品である。題材は「納棺師」。遺族が見守るなかで遺体の目を閉じ、口を整える。顔を剃り、着物を着せ、化粧を施して棺に納める職業である。第32回モントリオール世界映画祭でグランプリを受賞した。「涙あり、笑いあり」では、終わらない。全編を通じて、市井の「普通」の人々の生きざま、日本社会が抱える課題をしっかり盛り込んでいる。チェロとピアノが織りなす美しくも哀しいメロディは、物語を荘厳に引き締め、ため息がでるようなどんでん返しも待っている。この秋いちばんの感動作である。(T・横山) 映画評

反トヨタキャンペーン〜名古屋駅前本社前で70名が抗議行動
9月14日午後2時、トヨタ名古屋駅前本社へ70名の抗議行動が始まった。ビラの受け取りが非常によく、プラカードや横断幕をじっと見つめる人もたくさんいた。午後3時からマイク情宣を開始し、エド委員長、ウェニー副委員長のよく通る英語の訴えが名古屋駅前に響いた。二人はフィリピンでトヨタが行っている組合つぶしの悪事の数々を心を込めて名古屋市民に伝えた。マイク情宣の最後に全トヨタ労組若月委員長がまとめの挨拶を行った。最後に70名の力強い抗議のシュプレヒコールをトヨタ本社にぶつけ、駅周辺をデモ行進し、アピール。午後4時過ぎに名古屋駅前の行動を終えた。(Oidon) 写真速報

韓国シチズン精密労組の争議が終結〜遠征団が帰国の辞
9月12日、韓国シチズン精密労組の上部団体である民主労総金属労組と、韓国シチズン精密の全株を買い取った高麗TTRが設立したJT精密とが合意に達し、協定が結ばれた。合意書では、9月18日から操業を再開、会社側は労組に対する一切の告訴告発と14名の解雇撤回、組合員の雇用および労組の団体協約勤続年数の継承を認めたほか、解決和解金などの支払い、雇用安定のために従来の親会社であった日本のシチズン時計に対して2年間の受注物量を確保する、2008年賃金団体協約を維持するなどだ。これにより、6月に来日しシチズン本社前で闘争を続けていた日本遠征団も13日に全員が帰国した。またユニオンチューブに「帰国の辞」(写真)を発表した。 詳細帰国の辞(UnionTube)

フィリピントヨタ労組委員長らを迎え神奈川で歓迎集会
9月13日から19日の「第3回反トヨタ世界キャンペーン」に参加するため、12日フィリピントヨタ労組エド委員長とウェニー副委員長が来日した。13日には、横浜駅に近い港町診療所で神奈川歓迎集会が開かれ(写真)、フィリピントヨタ労組を支援する会を中心に20名が参加して、二人を歓迎した。エド委員長は「私たちの闘いはフィリピンと日本の労働者の連帯だけでなく、世界の労働者の団結を示す闘いであり決して負けられない」と強い決意を述べた。神奈川高教組、全造船関東地協代表らが勝利するまで共に闘うと激励した。14日からトヨタ自動車の本拠地、愛知県に全国の仲間とともに遠征する。 詳細

「週刊金曜日」が反リストラ産経労の闘いを大きく紹介
「週刊金曜日」9月12日号の「シリーズ 生きている労働組合」で、フジサンケイグループの闘う労組・反リストラ産経労が、見開き2頁のスペース(52−53頁)を割いて大きく紹介された。「一度掲げた旗は絶対降ろさない」との大見出し、「働く者の権利求め、フジサンケイグループに挑む」との袖見出しを掲げ、94年結成以来の反リストラ産経労の闘いの経緯と現状を詳しくレポートし、不当労働行為救済を怠った国を相手とする行政訴訟の展望も示している。筆者は、気鋭のノンフィクションライター・野村昌二氏。(反リストラ産経労) つづき *写真=今年のフジテレビ株主総会

世論にアピール〜中野勇人の飛脚キャラバンがゴール
1047名国鉄労働者の解雇問題の解決を求める「中野勇人の東海道飛脚キャラバン」が9月12日午後、東京・日本橋にゴールした。9/3京都から9/12まで500キロを飛脚スタイルで駆け抜けた中野さん(写真=ガッツポーズ)だが、とても元気で、約70名の人々の熱烈な歓迎を受けた。また国労北見闘争団の水本さん、四国・三好市職労の仲間、国労OBの高久さんも併走した。中野さんは「キャラバンは自分一人ではできない。多くの人の支えがあって実現できた。少しでも世論にアピールできればうれしい」と真っ黒に日焼けした笑顔で語った。この日は「北海道新聞」が取材に来たが、道中、多くのメディアがキャラバンと国鉄問題を報道した。 動画(UnionTube)当該サイト

原発労働者・喜友名正さんの労災認定を!〜厚労省に署名提出
9月11日、「原発で働き、悪性リンパ腫で死亡した喜友名(きゆな)正さんの労災認定を求めて 第二回中央行動」が参議院議員会館で午後1時から行われた。市民を中心に約50名が参加した。故喜友名正さんの妻末子さんが沖縄から上京し、全国から届けられた6万1346筆(累計15万4715筆)の署名を厚生労働省担当官に手渡した。末子さんは、「人間が放射線を浴びること自体、身体に悪いことは厚労省もわかっていると思う。家族がどんな苦しい思いをしているか、考えてほしい。私たち家族は、国が憎い。一日でも早く労災認定をしてほしい」と訴えた。(佐々木有美) 報告訴える末子さん

第3回反トヨタ世界キャンペーン(9月13日〜19日)に参加を!
フィリピントヨタでの団交拒否、233名の解雇をめぐる闘いは8年目に入っています。現地では、トヨタとアロヨ政権、司法の「NOユニオン!NOストライキ!」政策が強力に進められ、軍隊による組合への威喝、監視が行われ、エド委員長の政治的暗殺のための特別班の動きも始まりました。このトヨタのフィリピンでの組合つぶしは、日本でトヨタが長時間超過密のサービス労働で過労死や精神障害者を生み出し、下請けに労災と違法と貧困、奴隷労働を押し付ける反労働者的な態度の表れです。トヨタへの抗議に参加しよう!(フィリピントヨタ労組を支援する会) 抗議行動スケジュール抗議メールフィリピンで抗議宣伝行動 8/1神奈川歓迎集会(13日)

添乗員に人権を!〜9・21「世界旅行博」アピール行動の呼びかけ
東京東部労組と阪急トラベルサポート(HTS)支部は、1日15〜16時間という「超」長時間労働の是正、不払残業代の支払いなど、派遣添乗員の待遇改善を求めて闘いを続けています。しかし業界は、自分たちの利益に反する派遣添乗員の「当り前の権利」「法律遵守」を頑として拒み続けているのです。そしてこの旅行業界の総本山であるJATA(日本旅行業協会)が主催して開催されるのが今回の「世界旅行博」です。「添乗員に人権を」との声を業界に強く届けるため、「世界旅行博」へのアピール行動を行うことにしました。添乗員の闘いにチカラを貸してください! ぜひ参加してください。(東部労組・菅野) 詳細 *写真=5月の行動

新聞記者の入魂のルポルタージュ〜『貧困の現場』発刊
何度も目頭を押さえながら、きょう一気に読み終えました。新聞記者がここまで主観を出していいのとか、「資本の側の本音」といった明快な価値評価とかに、好き嫌いは分かれるかもしれません。しかし、そんなことを超えた深い読後感は、東海林智さん(筆者・毎日新聞記者)自身の人間性を賭けて問題にぶつかっているからだと思いました。おじさんなのに青臭く、涙もろいのだけれど、そんな風に向き合うべきテーマが、たしかに私たちの目の前にはあります。学生時代から寄せ場に通ってきた問題意識と取材経験の熟成も感じられ、古酒のような味わいも醸し出されています。(北健一) つづき購入先

「毎日新聞」がユニオンチューブとMediRを大きく紹介
9月8日の「毎日新聞」朝刊で、「ユニオンチューブ」と「市民メディアセンターMediR(メディアール)」を紹介する記事が大きく掲載された(写真)。「労働者が抱える問題や働き方の実態を自らの手で伝えようとする動きが広がっている」という書き出しで、「インターネットを通じて働く者同士が情報を交換し、つながろうという試み」(ユニオンチューブ)、「ユニオンチューブに呼応して映像ドキュメンタリーの作り方などを教える場として作られ、10月から短編ビデオの作り方など44講座を開く」(MediR)と紹介している。 全文(毎日サイト)現物(pdf)ユニオンチューブMediR

義を見てせざるは勇なきなり〜石田精一さんを偲ぶ会開かれる
1960年に国鉄に入社し車掌になった石田精一さん(写真)は、国労高崎を育てあげた活動家だった。JR退職後は「労働情報」の共同代表として活躍していたが、今年4月、ガンのため67歳で突然亡くなった。その石田さんを偲ぶ会が、9月6日都内で開かれ、国鉄闘争・労働運動関係者など160名が集まり故人を偲んだ。献杯のあと上映されたビデオ(2001年撮影)で石田さんはこう語っていた。「オレが労働運動に入ったとき親父が言った。『右翼でも左翼でもいいが、金で動く人間だけにはなるな』と。義を見てせざるは勇なきなり。今の労働運動にこれが欠けているのではないか」。その言葉通り石田さんは、おかしいことはおかしいと言い続け、現場労働者としてスジを通した人生を貫いた。(M) 写真1写真2国労高崎HP

カメラはどちら側にいたのか〜追悼上映会「土本典昭の世界」
戦後日本のドキュメンタリー映画界を代表する一人に、世界の公害の原点といわれる水俣病の問題を追究した土本典昭がいる。土本の映画づくりの特徴の一つは、何か事件が起きればカメラを持って馳せ参じる体のものではなく、カメラなしで現場に密着することから始める。水俣の場合、漁民のたたかいに参加して、彼らと行動をともにし、彼らの目線でものを見て、彼らも胸襟を開いてくれるようになってからカメラを回した。土本は今年6月24日、79歳で死去した。今度、「土本典昭の世界」と題した追悼上映会が東京・ポレポレ東中野で9月6日より催される。(木下昌明) つづきポレポレ東中野

勇気づけられた! 映画「あきらめない―続・君が代不起立」完成試写会
9月4日、「あきらめない―続・君が代不起立」(ビデオプレス制作・75分)の完成試写会が東京・なかのゼロ視聴覚ホールで開催された。60名が参加した(写真)。作品は、君が代強制とたたかう教員の姿が描かれている。上映後、出演者の根津公子さんは「あの時は200%クビだと思っていた。3/31の処分発令の日は一生忘れられない」と語った。見た人からは「画面に引きつけられ、勇気づけられた」「人間の自由と尊厳、民主主義のための闘いであることが説得力ある形で記録されていた」などの声が寄せられた。10月から全国で自主上映されるが、東京では11/7に大上映会が計画されている。 渡部通信ビデオプレスHP解雇させない会HP報告(多面体F)

見応えあった映像報告〜「アフガン日本人殺害」緊急集会が開かれる
9月4日「アフガン日本人殺害」緊急集会が、東京・明治大学リバティタワーで開催された。会場は立ち見の人もでるほど盛況で、ペシャワール会の伊藤和也さんがアフガニスタンで殺害された事件の意味を問い、危機にさらされながら仕事をするNGOやジャーナリストの役割を再認識し、伊藤さんを偲ぶ機会となった。アフガニスタン現地で長く地元の人たちと一緒に人道支援に取り組んできたNGOの報告や現地に入って取材してきたジャーナリストの話は、映像も適宜使われて、その内容は見ごたえ聞きごたえあるものだった。参加者は40代、30代、20代の人たちが多かったことにも私は注目した。(大地実) 報告

新しいヴィジョンを拓く労働問題総合誌『POSSE』が創刊
このたびNPO法人POSSEでは、労働や貧困問題などを専門的に取り扱う雑誌『POSSE』を創刊いたします。雑誌『POSSE』のコンセプトは「新しいヴィジョンを拓く労働問題総合誌」です。労働や貧困の問題はもちろん、現代を生きる若者の「生きづらさ」の問題、ライフスタイルやサブカルチャーなどの文化、現代社会の多様な問題を「労働」を切り口にして、理論的に特集していきます。さらに雑誌『POSSE』では若者の格差や貧困などの悲惨な実態を紹介するだけではなく、こうした現状を変える具体的な政策議論を行う場をつくりたいと考えています。(POSSE編集部) 詳細雑誌『POSSE』特設ページ

伝える力 つかもう!〜メディアールが10月より本格開校
「新しい学びと発信の場」として市民メディアセンターMediR(メディアール)が、08年6月に東京・高田馬場で産声をあげた。6〜9月には「あなたも作れる短編ビデオ講座」(写真)など5つの講座が行われてきたが、この10月からは、講座数を大幅に拡充させて本格開校する。08年後期は、木下昌明さんの「映画を通して社会を考える講座」や「風刺漫画ワークショップ」などもある。また9月27日には、本格開校記念イベント「伝える力、つかもう」が開催される。100万人キャンドルデモの映像上映や韓国メディアセンター所長のキム・ミョンジュンさんを交えてシンポジウムが行われる。現在、受講生を大募集中だ。 講座パンフレット講座案内9/27開校イベント


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