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中秋を前に鎖を巻いたKTX乗務員

「直接雇用不可」鉄道公社立場に反発、ソウル駅で無期限座り込みに突入

チェ・イニ記者 flyhigh@jinbo.net / 2008年09月11日17時15分

▲「3年の血の涙でも足りないか? KTX-セマウル号乗務員直接雇用しろ」/イ・ジョンウォン記者

▲KTX乗務員20余人がソウル駅待合室列車乗り場入口で鎖を巻いて座り込みに入った。/イ・ジョンウォン記者

KTX乗務員と鉄道労組幹部50数人が9月11日午後3時頃、ソウル駅KTX列車乗り場 の入口で座り込みに入った。このうち約20人がからだに鎖を巻いた。

彼らが秋夕連休を控えて座り込みに入ったのは、前日の鉄道労組と鉄道公社間 の交渉で、鉄道公社が「直接雇用不可」の立場を固守したことによるものだ。 鉄道公社は交渉で「直接雇用はできないから、子会社に就職を斡旋する」と述 べたという。具体的には「KTXとセマウル号問題を共に処理するが、セマウル号 乗務員は直接雇用、KTX乗務員は間接雇用する」という案で、KTX乗務員の反発 をかっている。

KTX列車乗務支部のキム・ヨンソン状況室長は「昨日の労使交渉で(鉄道公社側 が)セマウル号乗務員は直接雇用、KTX乗務員は間接雇用という案を受け入れろ といった」と伝え「(KTX乗務員とセマウル号乗務員が)初めから共に闘争してき たし、結末も共に結ぶべきだと考える」と話した。

キム・ヨンソン状況室長は、鉄道公社の案に対して「闘争をかく乱させる意図」 とし、「子会社への就職を斡旋するのは、私たちをばらばらにする計略で、民 営化する時、構造調整1順位にしようとしている」と指摘した。また交渉を終え た後、鉄道公社の案を説明した鉄道労組本組に対しても「話にならない合意案 を持ってきて、乗務員の意思を問う鉄道労組にも腹が立つ」と吐露した。

鉄道労組のキム・ボクチョル政策局長は今日未明まで続いた交渉で「(鉄道公社 が)『従業員地位確認訴訟で直接雇用しろという判決があればそれに従う』と話 した」と説明し、訴訟により直接雇用の可能性があることを示唆した。

鉄道公社は9月1日の「元KTX乗務員に対するコレイルの立場」という報道資料で 「雇用提供および雇用安定次元で、系列会社の正規職斡旋を続けるが、法的効 力を持つ司法的決定がなければ『直接雇用』はできない」と明らかにするなど、 「法的判断」を強調してきた。

鉄道労組は現在、鉄道公社側が提示した案をめぐり支部長団会議を進めている。

秋夕帰郷の人波で混雑するソウル駅で鎖座り込みを展開することにしたKTX乗務 員は、座り込みにあたって出した立場で「整理解雇された後、3年間、可能なす べての方法をつくし、受けない弾圧はなかった」とし「帰郷の代わりに鎖を巻 いて座り込みをする非正規職解雇者を忘れないでほしい」と訴えた。

KTX乗務員たちは「鎖を巻く苦痛と不自由さはこの3年間の苦痛に較べれば何で もない」とし「鉄道の乗客が楽しく故郷を訪れるソウル駅で、こんな姿で座り 込みをすることになって申し訳ないが、皆さんに直接非正規職解雇労働者のた め息を聞いてもらうしかない」と明らかにした。

座り込みに入った彼らは、鉄道公社が立場を変化させない限り、秋夕連休が終 わった後も座り込みを続けるという立場だ。

一方、KTX列車乗務支部のオ・ミソン支部長など鉄道労組組合員5人は、8月27日 からソウル駅反対側の照明鉄塔で16日間高空籠城を続けており、釜山駅でも釜 山KTX解雇乗務員8人が12日間ハンストを続けている。

▲鎖を互いに巻いたKTX乗務員/イ・ジョンウォン記者

▲「鎖を巻く苦痛と不自由さは3年間の苦痛に較べれば何でもありません」/イ・ジョンウォン記者

▲市民がソウル駅待合室を通り、KTX乗務員たちをながめている。/イ・ジョンウォン記者

▲鎖を巻いて秋夕連休を迎えるKTX乗務員たち/イ・ジョンウォン記者

▲イ・ジョンウォン記者

▲イ・ジョンウォン記者

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-09-16 22:18:58 / Last modified on 2008-09-16 22:19:00 Copyright: Default

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