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労働法制が戦後最大の危機!〜「高プロ・過労死促進法」参院委員会で可決
6月28日夜、参院厚労委員会の傍聴へ。委員会は19時頃に再開され、およそ1時間かけて「働き方改革一括法案」の採決・可決、野党が提出した労働安全衛生法改正案の否決、47項目にのぼる付帯決議の採択が行われました。3年前の夏は、安保戦争法のとともに労働者派遣法の改悪が強行されています。安倍首相は、労働者を保護するための法制度を「岩盤規制」とし、「岩盤規制をわたしのドリルで突き破る」などと言ってきました。戦後はじめて、労働時間の規制を受けない労働者をつくりだす高度プロフェッショナル制度。専門職の高収入の労働者が対象ですが、どんどん対象が拡大していくでしょう。傍聴から夜の集会に合流。野党議員や過労死家族の会のみなさんが発言をしました(写真)。労働法制が戦後最大の危機です。労働組合は何ができるか。これからを働き生きていく若い仲間たちと考え、この攻撃に対抗しうる労働運動をつくっていきたい。(渡辺学) 写真速報TBSニュース田中龍作ジャーナル6.29名古屋で抗議行動

「巨額の黒字・非正規差別」に怒り爆発!〜東京メトロ株主総会アピール行動
東京メトロ駅売店の非正規労働者でつくる全国一般東京東部労組メトロコマース支部は6月28日、東京メトロの株主総会にあわせたアピール行動を東京・上野の同社本社前で実施し、東京メトロの経営陣と同社の株主である国と東京都に「非正規差別をなくせ!」と怒りの声をあげました。支部組合員4人はマイクを握り、裁判で闘っている賃金差別に加え、非正規の販売員は休憩室がなく昼食を地下鉄ホームのベンチで取らざるをえないこと、正社員に付与されている有給の生理休暇・出産休暇・忌引き休暇などが非正規には付与されていないことなど、この間の団体交渉で是正を要求している差別の問題を口々に訴えました。この日の株主総会に向けて東京メトロが公表した資料によると、メトロコマースを含めた東京メトログループの昨年度の営業収益は4258億円にものぼり、さらに取締役16人は役員報酬を3億1100万円ももらっていることを明らかにすると、参加者たちは「売店で働く非正規労働者が手取り13万円台で生活苦に陥っているのに何が株主総会だ!」と怒りを爆発させました。(須田光照) 報告動画(全編版)

〔週刊 本の発見〕なぜ世界はかくも怒りに満ちているのか?〜『エコノミック・ヒットマン』
本書は、長年、国際開発のエキスパートとして現代史の裏舞台で活躍してきた人物の告白の書である(原題:Confessions of an Economic Hit Man)。著者のジョン・パーキンスは、表向きにはコンサルティング会社のエコノミストとして途上国の開発計画に携わってきたが、裏では「エコノミック・ヒットマン(EHM)」と呼ばれる秘密の任務に従事してきた。それは、巨額の貸付金によって途上国を債務漬けにし、アメリカが思いのままに操れる状況を作り出すことだ。1971年に、アメリカ国家安全保障局(NSA)の試験を26歳で合格したパーキンスは、メイン社という大手コンサルティング会社に入社する。そこで「エコノミック・ヒットマン(EHM)」としての手ほどきを、クローディンと名乗る女性工作員から受けた後、インドネシア、パナマ、エクアドル、コロンビア、サウジアラビア、イランといった国々に送り込まれていく。いずれもアメリカの世界戦略において重要な地政学的位置を占める国々ばかりだ。現地での彼の任務は、巨大な開発プロジェクトを策定し、世界銀行やアメリカ国際開発庁(USAIDS)の融資を取り付けることだった。(菊池恵介) 続き

誰も望まぬ「高プロ」自民強行の構え!〜国会前怒りのプラカード
6月26日午後7時半、国会前に「高プロ反対」「過労死許すな!」などのプラカードが立ち並び、集会が始まった。呼びかけたのは最低賃金の問題などに取り組む「エキタス」。立憲民主党で厚生労働委員会の石橋参議院議員が法案の審議状況を報告。「いったい誰のための法案なのか、高プロ制度は過労死促進にならないか、厚労省は全くその疑問に答えていない。にもかかわらず自民党は採決のみを主張していた」。加藤厚労大臣に問責決議をかけこの日の採決にはならなかったが、自民党は強行採決の構えだ。社民党の福島みずほ参議院議員は「誰も“高プロ”など望んでいない。ニーズはない。誰が望んでいるのか。経団連だけ。労働時間の規制のない労働者を誕生させてはならない。過労死を生んでしまいかねない“高プロ”を“多様で柔軟な働き方”と言う総理に労働行政をやる資格はない」と話した。(尾澤邦子) 報告6.28緊急行動

東京朝鮮高校生「無償化」第2回控訴審〜高裁判決は10月30日
6月26日、東京高裁101号法廷において、東京朝鮮高校生「無償化」裁判控訴審の第2回目が行われた。当日は前回同様に、朝鮮学校に通う高校生や原告団支援者300人以上が傍聴券を求めて集まった。裁判終了後、場所を衆議院第一議員会館大会議室に移して、ミニ学習会・報告会を開催した。ミニ学習会では、今年4月に出された「無償化」裁判の名古屋地裁判決の内容とその問題点を参加者間で共有した。名古屋地裁判決では、朝鮮学校が北朝鮮(以下、朝鮮)や朝鮮総連から「不当な支配」を受けているとの疑いを払拭できないこと、朝鮮を肯定的に評価する教育自体を「不当なもの」と指摘している点を挙げ、裁判官の認識の中に「朝鮮・朝鮮総連=悪魔・反社会的組織」との掘り込みがあることを指摘した。報告会では、弁護団から当日行われた控訴審の説明があった。弁護団からは「今日で結審し、次回10月30日に判決が言い渡される。今回文科省側は、就学支援金制度(「無償化」制度)の対象となるためには、『4要件』が必要と主張した。(金子通) 続き

『万引き家族』と「権力からの距離」〜是枝監督の信条
カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞した「万引き家族」は、さまざまな感想を生む映画ではないでしょうか。おそらく多くの鑑賞者は「あのあとあの”家族“はどうなるのだろう」と思うでしょう。特に「妹」のその後が気にかかります。作家の角田光代さんは、「この家族が、言葉に拠らず共有している暗号を、当然ながら家族以外の他者は理解できない。理解できないものを、世のなかの人はいちばんこわがる。理解するために、彼らを犯罪者というカテゴリーに押し込める。…よく理解できないこと、理解したくないことに線引きをしカテゴライズするということは、ときに、ものごとを一面化させる。その一面の裏に、側面に、奥に何があるのか、考えることを放棄させる」(朝日新聞6月8日付)と述べています。とても共感できる評論です。ただ、角田さんは、彼らがそうして身を寄せ合って生きていることと、「彼らが罪を犯すことはまったく矛盾しない。…罪を犯し、また罪を犯させることに躊躇がない」と言っていますが、私はそうは思いません。(アリの一言) 続き

まともに生活できる最低賃金を!〜中央最賃審議会アピール行動
6月26日午後、今年の最低賃金を決める中央最賃審議会の第1回会合が厚労省で開催されました。「最低賃金大幅引き上げキャンペーン」のメンバーは、厚労省前でアピール行動を行い、「まともに生きていくには時給1500円が必要」と訴えました。先進国で最も低い日本の最低賃金の問題は、さらに地域格差是正という課題も抱えています。東京都の最低賃金(958円)と、全国でいちばん低い沖縄県(737円)とは221円もの格差があります。地域格差は労働力の都市への流出という結果を招き、中小・零細企業を中心とした経済へのダメージにもつながります。今回の厚生労働省前行動では、医療や介護、教育といった 人の命に携わる労働者の低賃金問題の実態が、大きく取り上げられました。低賃金や雇止めにも負けずにたたかう保育士の話も伺えました。(北穂さゆり) 報告動画(3分49秒)

「高プロ」採決強行反対!名古屋の行動〜トヨタ過労死遺族・内野博子さんも参加
コミュニティユニオン東海ネットワークは 6月26日に、「『高プロ』強行採決阻止!6・26一日行動」を行なった。これは、政府・与党が「働き方改革」関連法案の参議院・厚生労働委員会における採決強行を目論む中で取り組まれた緊急行動だ。この法案には、「定額働かせ放題」を合法化する、言わゆる「高プロ」制の新設が盛り込まれている。昼の街頭行動には、トヨタ過労死遺族の内野博子さんも加わった。東海労働弁護団や愛労連や愛知健康センターからも参加が有った。コミュニティユニオン東海ネットワークはその後、愛知労働局を訪れた。そして、「高プロ」制導入に反対する申入書を提出して、「8時間 働けば暮らせる社会の実現」を訴えた。(酒井徹) 報告

「埋立地はマヨネーズ状の軟弱地盤」〜奥間政則さんが辺野古土砂投入を批判
辺野古の新基地建設で、沖縄防衛局は埋立区域への土砂投入を8月17日に開始する予定だという。そんな緊迫した状況のなか、6月22日東京・連合会館で「沖縄・辺野古で起こっていること〜土木技術者の視点から」が開催された。一級土木施工管理技士の奥間政則さん(写真)がパワポを使って講演した。「日本政府は国力で沖縄をつぶそうとしているが、私たち技術者は理詰めでたたかう武器を持ち始めている」と前置きしてこう強調した。「辺野古の埋立予定地の地盤はマヨネーズ状の軟弱地盤であることが明白になり、石を投入しても沈んでしまう。そのためこの工事を進めるためには、予定していた工法ではだめで“設計変更”が必要になる。“設計変更”の許諾は県知事の権限であり、翁長知事が反対すると工事がストップする。ここがいま防衛局のネック。だから防衛局は11月の県知事選で自民党系の知事を実現して一気に工事を推し進めようという考えだ」。奥間さんは「県知事選はきわめて重要になる。命をかけてたたかう翁長さんを応援しよう」と訴えた。(M) 記事動画(23分)

「廃線になると町は死ぬ」〜JR根室本線の早期災害復旧と路線維持を求める十勝集会
「JR根室本線の早期災害復旧と路線維持を求める十勝集会」が6月21日、新得町公民館で開催され、150人が集まった。JR根室本線は現在、東鹿越〜新得間が2016年夏の台風で被災したまま、不通になって間もなく2年になる。この間、JR北海道はこの区間を復旧させるどころか、「自社単独では維持困難」だとして廃線を提起。6月17日に行われた関係6者(国、道、市長会、町村会、JR北海道、JR貨物)協議でも、JR北海道は「国に支援を求めず廃線を目指す」5線区にこの区間を位置づけた。根室本線は、1981年に新夕張〜新得間が開業して石勝線となるまで、食堂車を連結した特急列車や貨物列車が札幌と釧路を結んで走った大動脈だ。今でも、石勝線が災害で不通になれば代替輸送の可能性のある線区である。そんな区間でさえ廃線を目指すJR北海道は、もはや公共交通事業者としての責任を完全に放棄したと言わざるを得ない。(黒鉄好) 続き

緊急署名の呼びかけ : 「表現の自由」が危ない!新宿区で公園デモ規制の動き
これまで新宿区では、柏木公園、花園西公園、西戸山公園、新宿中央公園がデモの出発地として使われてきました。ところが、新宿区の吉住区長は、2018年の新宿区議会第2回定例会で公園の「デモの出発地としての使用」は「本来の使用目的ではない」として、「デモの出発地として使用できる公園の基準の見直しを検討する」と表明しました。デモは、憲法21条で保障された「表現の自由」の一つです。新宿区内では、柏木公園などを出発地点として、学生たちが戦争法反対を訴え、労働組合が最低賃金引き上げを訴え、市民が共謀罪反対やLGBT差別反対をアピールし、築地を愛する人が「築地でええじゃないか」と訴えてきました。安倍政権による国政私物化反対や、9条改憲反対のデモもありました。もし、公園をデモ出発地点として使えなくなるのなら、いったいどこを使えばいいのでしょうか。「デモは公園本来の目的ではない」といいますが、アメリカでもヨーロッパでも、公園を、言論・表現・集会などの活動のために使うのは当たり前のことです。(署名呼びかけ文) 署名サイト記事

米国 : 教員組合は学校や地域での存在感を確立する必要がある
レイバーノーツ誌6月号も全米各地で相次ぐ教員ストライキを特集している。コロラド、ノース・カロライナ、アリゾナ、ウェスト・バージニア各州の記事が掲載されている。その他に各州の教員ストライキを分析して、今後の活動の展望を示したスタッフのクリス・ブルックスの記事も掲載されている。教員ストの背景が良く理解できるので翻訳した。(国際部)…この春起こった教員ストライキの波は、労働組合の強化につながるのだろうか? 教員組合がこれまでどおりのやり方に戻ればそうはならないだろう。ウェスト・バージニア、オクラホマ、ケンタッキー、アリゾナ、コロラド、ノース・カロライナ各州のストライキの原動力は教員たちの深い苛立ちであった。教員組合が教育予算の何十年にもわたる削減を止められなかったことに教員たちは危機感を抱いていた。その敗北の理由の一部は多くの教育組合が損害賠償責任保険や能力開発などのサービスを売り込むことによって組合員を獲得する活動スタイルを取ってきたことにある。(山崎精一) 続き *写真=コロラド州で24年ぶりの教員ストライキ、支持を訴える教員たち

300回目の原発抗議に「平和」Tシャツ〜6.22金曜行動レポート
6月22日金曜日、反原発抗議の日。日がのびて明るくなったなかで抗議のコールがはじまった。官邸前では、斎藤美智子さんらが「安倍さんよ」と原発廃止を訴えていた。すでに6基が再稼働している。この夜は、希望のエリアがにぎわっていた。背中に「平和」の文字を大書して抗議に参加していたグループが、今回で300回になるのを記念して「平和」のTシャツを無料で配っていた。そんななかで、いわき市から東京に避難している福島原発被害東京訴訟の原告団長の鴨下祐也さんが「国は土壌汚染の検査をしないで、昨年の3月に避難住宅の打ち切りをしたが、わたしの自宅は2年前で25万ベクレル、現在は20万ベクレルもある。また、母子だけ東京に避難している方のいわき北部の農家は50万ベクレルもある。そんな所に帰れというのか!」と国の非人道的政策を告発していた。国会前の歩道では「未来のための合唱」グループが「民衆の歌」や「ケサラ」など歌っていた。川柳の新作をくばって歩いていた乱鬼龍の1句一「国会に人間失格充ちあふれ」。(木下昌明) 写真速報動画(11分半)6.22道庁前レポート

「無防備地域宣言こそが平和を築く」〜レイバーネットTVで小西誠さん
6月20日のレイバーネットTV。今回の特集は「沖縄・南西諸島ですすむ大軍拡」でゲストは元反戦自衛官で軍事ジャーナリストの小西誠さん(写真)だった。沖縄本島の特に辺野古や高江などとは違い、ほとんど報道されず、したがってあまり知られていない与那国島から奄美を含む南西諸島で進む自衛隊基地拡大の意味することを、詳しくうかがった。既に基地が新設・拡大計画が実行中。陸対空ミサイル基地もあり、当然自衛官の増強も計画されている。この南西諸島が攻められた場合、一気に全国が戦場になること。また、日本の防衛は日本がしろというのがアメリカのスタンスなので、米軍はグァムなどの後方に退くという。最後に小西さんは大事なことを提案した。それは「他国から攻められないためには、無防備地域宣言をすること。実は沖縄も1944年まで軍隊の駐留はなかった。日本軍が来たから米軍が攻めてきたともいえる」と。今まで無防備だった島を含めて、大幅な軍拡は明らかに平和とは逆の、戦争への道を歩んでいることなのだ。九条の精神がいま試されている。(笠原眞弓) 報告放送アーカイブ(89分/特集は25分から)

冷たい雨のなか元気に行動〜日本軍「慰安婦」水曜行動in新宿
6月20日は、11回目の日本軍「慰安婦」問題解決!水曜行動となりました。雨の中でしたが、濡れないよう注意しながらの行動でした。前日の6月19日は「紛争下の性暴力撲滅国際デー」にあたりました。 国連では、毎年6月19日を「紛争下の性暴力撲滅国際デー」に制定しています。これは、日本や米国など100カ国以上が共同提案しています。決議は、紛争地の女性らが性暴力に さらされていると指摘し、レイプや売春強要を「最も強い言葉で非難する」となっています。「イスラム国」などでの事案を指してはいますが、実際にはコンゴ(旧ザイール)など でPKO要員による現地女性らへの性的搾取や虐待が多発しており、重大な世界的な問題です。こんな重要な「国際デー」にもかかわらず、日本政府は何かをやったのでしょうか? そして、日本軍「慰安婦」問題はどうなのでしょうか?(喜多村憲一) 報告

隠蔽となれ合いで最賃を決めるな!〜「時給1500円をめざす院内集会」開かれる
いま、全国加重平均の最低賃金は時給848円、年収にすると176万円だ。これでは人間らしい安定した生活が送れるはずがない。6月20日、「最低賃金をいますぐどこでも時給1000円に! 1日8時間労働で暮らせる最低賃金を! 時給1500円をめざす院内集会」が衆院議員会館で開かれ、非正規で働く労働者、労働組合関係者、国会議員など約50名が参加した。主催は、最低賃金大幅引き上げキャンペーン2018実行委員会。講演をした舟木浩弁護士によれば、軒並み時給1000円をこえている欧米諸国にくらべて、日本の最賃はきわめて低水準。なぜか。従来、最賃で働く人々は、学生アルバイト・主婦パートなど家計補助的な労働が多かった。しかし近年、非正規労働者が全体の4割になり、主に自分の収入で家計を維持する非正規労働者が増加した。にもかかわらず、最低賃金は低い水準のまま放置されてきたのだ。(佐々木有美) 続き

〔週刊 本の発見〕記録する精神を支えるのは何か?〜鎌田慧『声なき人々の戦後史』
朝鮮戦争は凄惨な地上戦の連続で400万人を超える民間人の犠牲者が出た。その朝鮮戦争の特需を契機に、だが日本は高度成長の階段を登っていく。敗戦まもなく日本の経済が復興から発展へと展開できたのは、朝鮮半島の民衆の犠牲の上にあったと言っても過言ではない。映画『青春の門 筑豊編』に印象的なシーンがあった。映画は米騒動の時代から高度成長の直前までの筑豊の炭鉱が舞台だが、その中に朝鮮戦争の特需景気に沸いて、深夜も石炭を満載したトロッコが連なって走っていくシーンがあった。ところが、その石炭が一瞬にして人骨に変わり、髑髏を積み上げたトロッコ列車へと変貌する。切り捨てられた日本の坑夫たちと戦争の犠牲となっている朝鮮半島の人々を同時に思わせる今でも忘れられないショットだった。そこに浦山監督の民衆への連帯心が脈打っていた。本書は、石炭合理化に対する、三池をはじめとした大闘争を経て炭鉱が閉山の波におそわれたあと、60年代後半からはじまる。(志真秀弘) 続き

レイバーネットTV放送 : 特集「沖縄・南西諸島ですすむ大軍拡」
ワイワイガヤガヤ「スペースたんぽぽ」での楽しい公開放送!今月の「レイバーネットTV@たんぽぽ」は6月20日(水)です。特集は「沖縄・南西諸島ですすむ大軍拡」。6月12日の米朝首脳会談をきっかけに、東アジアが大きく和平に舵を切ろうとしています。しかしその動きと逆行するかのような現実が、沖縄・南西諸島にはあります。与那国、石垣、宮古、奄美で着々と進む自衛隊の配備・増強計画です。軍事ジャーナリストの小西誠さん(写真)は、「マスコミは全滅でこの問題を一切報道しない」「平和運動関係者の関心も低い」と強い危機感を持ち、インターネットや出版物を使って発信活動をしています。「戦争法」強行採決からまもなく3年ですが、南西諸島はもう「戦争寸前」の状況だと小西さんは言います。番組では、小西さんにドローン撮影を含めた貴重な写真や資料を見せていただき、「沖縄・南西諸島ですすむ大軍拡」の実態に迫ります。また「中国脅威論」をどう考えたらいいのかなど、さまざまな角度からもお話を伺います。(レイバーネットTVプロジェクト) 番宣

「嘘と偽りの政治」アベを許さない!〜2200人が国会前キャンドル
6月19日夜、国会議員会館前は安倍退陣を求める2200人のキャンドルで埋まった。共産党の小池晃議員は「嘘と偽りの政治が今日さらに広がった。加計理事長の記者会見は2時間前に通告して、東京から記者がこれないようにして、わずか25分で終わった。余りにも卑怯なやり方。しかも安倍と会った記録も記憶もないと言い、巨額な補助金だけ受け取っている。証人喚問するしかない!」と怒りのスピーチをした。主催者挨拶は菱山南帆子さん。「韓国のキャンドル革命の時の話だが、最初は盛り上がらず“鉄の壁”を相手にしているようだったという。しかしあきらめずに闘いつづけた結果、壁を突破する局面が来て政権を倒した。安倍首相はこんな酷いことをしていても30%の支持がある。私たちもあきらめずに無数の小さな穴を開けるしかない」と檄を飛ばした。また発言では「インチキデータによる“高プロ”を絶対許すな」の声が相次いだ。会期延長が決まり、たたかいはまだまだ続く。最後は全員で「真実は沈まない」をキャンドルを手に大合唱した。(M) 写真速報動画(6分半)ムキンポの忍者ブログ渡部通信

「高プロ」反対、名古屋でも街頭行動〜労働法制改悪阻止!全国一斉行動
コミュニティユニオン東海ネットワークは6月19日に「労働法制改悪阻止!6・19全国一斉行動in東海」の街頭行動を行った。これは、コミュニティユニオン全国ネットワークが提起した6月19日の全国一斉街頭行動の呼びかけにこたえたものだ。行動にはトヨタ過労死遺族の内野愽子さんや、愛知健康センター・東海労働弁護団・愛労連なども加わった。行動参加者らは口々に、高度プロフェッショナル制度の導入反対などを訴えて、街頭宣伝やビラまきなどを行った。コミュニティユニオン東海ネットワークはその後、トヨタ自動車や自民党・公明党・立憲民主党の各愛知県組織への要請行動に取り組んだ。立憲民主党は、「志は同じ。共に闘う」と応じた。(酒井徹) 報告

「新たな時代に文科省はきちんと取り組みを」〜無償化問題、韓国の支援者も要請
6月15日、参議院会館において、朝鮮学校無償化裁判の支援者と朝鮮学校に通う生徒、保護者達が、朝鮮学校にも他の外国人学校と同様に「高校無償化制度」を適用するよう求める要請を行った。要請行動には、昨年に続き韓国から「ウリハッキョと子どもたちを守る市民の会」の24人が参加した。要請行動では、韓国からの代表が「私達がこの要請行動を始めたのは、朴槿恵政権の時からだった。その間、私達はキャンドル行動に取り組んで朴槿恵政権を退陣させ、文在寅政権を誕生させた。そして、南北首脳会談、米朝首脳会談が実現し、朝鮮半島は新たな時代を迎えている。世の中が変わろうとしている時に、安倍政権は何を考えているのだろうか。文科省には、きちんとこの問題に取り組んで、この平和の時代に歩みをともにしてくれることを望む」と訴え、文科省担当者に対して要請文を手渡した。(金子通) 報告

「新潟知事に公約守らせよう」〜6.15北海道庁前金曜行動レポート
6月15日も、通算294回目の北海道庁前反原発金曜行動が行われ、約30人が集まりました。新潟県知事選は、脱原発を訴えた野党統一候補、池田千賀子候補が与党支持の花角英世候補に惜敗。柏崎刈羽原発「即時廃炉」を訴えた安中聡候補と合わせれば、与党候補を上回る票を得ており、「票が割れたことによる惜敗」という野党候補の典型的負けパターンです。しかし、市町村ごとの開票結果で見ると、原発地元の柏崎市で池田候補が競り勝つなど、新たな変化も見えた知事選でした。この選挙結果について、市内から参加した女性は「花角候補も将来の脱原発を公約している。きちんと公約を守らせよう」との訴え。常連メンバーのOさん(女性)からは、東海第2原発の地元で、今年3月、県庁所在地の水戸市含む6市町村が、事実上の「事前同意権」を含む安全協定を日本原子力発電との間で結んだことについて、発言がありました。(黒鉄好) 報告

猛毒の過労死殺人法案「高プロ」通すな!〜国会前で数百人が抗議
「私たちは猛毒の過労死殺人法案と呼ぶことにしました」。定額働かせ放題、奴隷労働、過労死促進法と言われてきた「高プロ」にこんな名前もついた。6月14日、参院厚労委員会で高プロを含めた「働き方改革一括法案」の審議があり、強行採決が懸念されていた。昼の議員会館前には「雇用共同アクション」の呼びかけで、全労連・全労協の労組を中心に数百人が集まり、高プロ絶対反対の声を上げた。厚労委員会の倉林明子議員(共産党)は、「衆院でもボロボロだったが、参院にきてさらに法案の前提になるデータの間違いが次々に発覚している。立法の前提が崩れている。廃案にするしかない」と強くアピールした。パートを組織している生協労連の女性は、「高プロだけでなく“同一労働同一賃金”も大問題。差別を温存するパート法の仕組みがそのままだ。ウソだらけの安倍さんには辞めてほしい」と怒りをぶつけた。この日の採決はなかったが、次の19日の委員会が心配されている。雇用共同アクションは廃案を求めて、運動を強めていく方針だ。(M) 写真速報動画(4分15秒)6.19アクション

〔週刊 本の発見〕モヤモヤをストンと落ちる言葉に〜『日本の気配』
今や言わずと知れた武田砂鉄である。初の著作「紋切り型社会」でBunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞している俊英である。その彼の4冊目の著作とあれば、読まずにはいられない。彼自身はフリーライターを名乗っているが、私からすれば良きコラムニスト且つエッセイストと呼ぶほうが相応しい。コラムは根拠となる情報を明示した上で、自分の見解を述べるもの、エッセイは自分の体験、見聞きしたことを対象に自由に書くもの。だとしたら武田の書き物は両方の性質を兼ね備えている。日々の暮らしの、社会の事象の、それらの中にあるモヤモヤを、ストンと落ちる言葉にし、ブレのない基軸から批評してみせるのがコラムニストだとすれば、彼はその筆頭に立つ。誰もが見聞きし、体験する現象を拾い出し、そこに生ずる違和感を言語化し、違和感の根拠を解き明かす。(渡辺照子) 続き

生命力尽きたJRグループ〜新幹線殺人事件から見えたJRの「最終章」
2015年6月、下り新幹線「のぞみ」で高齢男性が車内にガソリンをまいて放火した事件の記憶もまだ醒めやらないというのに、大勢の乗客を無差別に巻き込み、犠牲者を出す事件がまた新幹線車内で起きてしまった。刃物を振り回し、止めに入った男性乗客を死亡させた男がこの凶行に及んだのは新横浜〜小田原間の車中。またも下り「のぞみ」で、新横浜発車直後というのも2015年とまったく同じだ。だがこれは決して偶然などではない。無差別に乗客を巻き込んで凶行に及ぼうとする者たちが「のぞみ」のこの区間を選ぶのには、ちゃんと理由があるのだ。東京〜名古屋間で頻繁に新幹線を利用する方はご承知と思うが、新横浜を発車した「のぞみ」が次に停車するのは約330kmも離れた名古屋だ。その間、約1時間20分にわたって停車駅がない。車内は極端に人の動きが少なくなり、密室状態に近くなる。(黒鉄好) 全文

核戦争の可能性を止めた!〜米国の女性反戦団体「コードピンク」からのメール
友人のクリスチーヌ・アン(「DMZ=非武装地帯=を越える女たち」国際担当)はけさ完璧にこう言った。「われわれは核戦争の可能性を止めた。平和の雰囲気が漂うこの時を祝福しようではないか」。私たちも大賛成だ。ドナルド・トランプとキム・ジョンウンのシンガポール会談は「二度と戦争しない」ことを約束しただけではない。トランプ大統領は米韓合同軍事演習を「挑発的」「非生産的」とまで言ってのけた。首脳会談に先立ち、トランプ政権は朝鮮との合意が条約の形をとるだろうと述べていた。これは上院で批准手続きがとられるということである。あなたの選挙区の上院議員とコンタクトをとり、米朝平和条約を支持するよう働きかけてほしい。このチャンスを生かし、70年の長きにわたる紛争をいよいよ終わらせるときだ!(翻訳=浅井健治) 全文アリの一言渡部通信

日本ドキュメンタリー映画運動の旗手「土本典昭 没後10年」特集上映会
1970年代以降の「水俣」映画シリーズなどで、日本のドキュメンタリー映画運動をリードした土本典昭監督。かれの没後10年を記して、代表的全作品の上映会が「ポレポレ東中野」で6月16日より開催される。以下、小池征人氏の一文より。/想起して記憶してください!/あっと気がついたら10年もたっていました。そう、土本典昭監督の存在がこの世から消えて。はっと思いました。いつも空気のようにぼくらの傍らに存在していたので特に意識することはありませんでした。残念と後顧でうろたえました。“人間は二回死ぬ”という定言があります。一度はその人の肉体的な存在が消滅すること。二度目はその人の存在していたことが生きている人々の記憶から消えること。記憶の喪失が本当の人間の死の意味でしょうか。ここに没後10年を契機に、土本典昭作品を軸に、そのもとで映画づくりの手法と思想を受け継いだ世代と共に、没後10年記念上映会を開きたいと思います。新たな語りと記憶を呼びもどし、豊かな土本典昭像をつむぎ出したいと思います。記憶とは“想起”すること、思い出すことだから。(小池征人) 詳細

「どうにも安倍政権に我慢ならない!」〜退陣もとめ雨の国会前に2万7千人
「安倍はつくづく運のいい奴。こんな雨じゃなかったら200万は集まった」。森友問題に取り組む豊中市議の木村真さんは、悔しそうにこう前置きしてアピールした。「財務省の改ざん発覚で安倍は終わりだと思ったが甘かった。安倍は悲願の改憲に必死だ。私たちはそれをさせないために、一日でも一刻でも早く安倍を退陣に追い込もう」。23団体で構成する実行委員会が主催した6月10日午後の「安倍退陣を求める国会前大行動」には、強い雨のなか2万7千人が参加した。歩道だけでなく国会前庭園にも人々が溢れていた。記者は、庭園でプラカードをぶら下げていた男性に話を聞いた。「年金生活者だ。一人で来た。これまでこうした行動に深くかかわっていたわけではない。でも今どうにも安倍政権に我慢ならなくて来た。安倍の全てが許せない。見ているだけではなく行動に参加しなくてはと思った」と。見渡すと一人参加のシニア層がじつに多い。その表情に、また手作りのプラカードに、安倍をひきづり下ろさなくてはという強い意志が伝わってきた。(M) 写真速報共同ニュース毎日新聞渡部通信

新潟県「脱原発知事」の椅子を守ろう!〜北海道の反原発金曜行動レポート
北海道庁前でも、毎週金曜日になると、首相官邸前と同じように反原発行動が毎週行われています。6月8日の道庁前は、降りしきる雨の中、いつも通り約30人が集まりました。私もスピーチをしました。「投票日があさってに迫った新潟県知事選についてお話しします。この選挙は、原発という国政レベルのことが争点になっている大変珍しい地方選挙です。その意味では沖縄とよく似ています。オール野党が一致結束して自公に対抗しようとしている点も沖縄と同じです。脱原発知事の椅子を守るために闘っている国政野党にとって、米山知事がプライベートな問題で辞任した後の選挙だけにゼロどころかマイナスからのスタートですが、野党統一候補である池田千賀子さんはよく頑張っています。原発地元、柏崎市選出の新潟県議を辞職して、まさに背水の陣の選挙だけに、なんとしても勝ち、脱原発知事の椅子を守り抜かなければなりません」(黒鉄好@北海道・札幌) 報告

「この法は日本社会そのものをつぶす」〜国会前で「高プロ」抗議の声
6月8日金曜日、この日は原発反対と「働き方改革」反対の二つの抗議行動が行われた。官邸前原発抗議の参加者は少なくなっていた。が、その中でもいつものように「福島返せ」のプラカードを掲げつづけている人がいる。かれは凛と立ちつづけている。また国会前でも92、3歳の元高校教員が、抗議の一番前に立っていた。国会前の北側エリアでは、吉良よし子参院議員が、自分で調査した「高プロ」の労働実態を報告し、「改革」はボロボロのザル法だと。福島みずほ議員は、加藤厚労相のうそとごまかしを追及したことを報告し、この法案を「過労死促進法案」と呼び、これを「成立させない」と力を込めた。上西充子法政大学教員は、平然とうそをつく大臣の答弁を批判し、「この法は日本社会そのものをつぶす」と訴えた。一般の参加者のスピーチもみんな切実だった。過労死寸前に追い込まれている夫の状況を話す主婦は(写真)、こみ上げる涙に耐えて、街頭で一緒に声を上げようと訴えていた。(木下昌明) 写真速報動画(10分)「高プロ」反対行動

労働基準監督官さん、あなたは誰のために仕事をしているのですか?
全国一般三多摩労働組合しあわせ分会は、株式会社キツタカで働く、畳職人さんの「労働組合」です。ブラック企業に悩まされる労働者は非正規や派遣だけではありません。東京の多摩地域という広範囲に組合員がいる三多摩労働組合では、今「個人事業主」という新たな「労働者」が、法律の網をくぐって、なんの規制もなく悲惨な働き方を強いられる事例が増えてきました。しあわせ分会は、正社員・請負・孫請け労働者から構成される畳職人の「しあわせ労働組合」から発展し、2017年7月に、三多摩労働組合の分会になりました。「しあわせ」の名前の由来はわかりません。しあわせ労働組合は2017年11月に東京都労働委員会に申立をしました。その際に審査を受け、労働組合として認められ、晴れて都労委にのぞんでいます。ところが、2018年5月、大変なことが発覚しました。(北穂さゆり) 続き動画(57分) *写真=労基署で説明を求める組合側

関西生コン支部 : 大阪が熱い!〜卑劣なユニオンつぶしとのたたかい
これは実際に起こったことです。本年1月22日、「殺すぞ」と叫びながら労組事務所へ押し入る大阪広域生コンクリート協同組合の職員。暴行をはたらく人種差別主義者集団と一体となり労組の業務を妨害する。反社会勢力そのもののようなおぞましい形相。そして、大阪広域生コンクリート協同組合の理事長をはじめ多数の関係者は、訴えられ被告訴人となった。いま、わたしたち関西地区生コン支部(関生支部)は、事業協同組合の大阪広域生コンクリート協同組合(大阪広域協組)や瀬戸弘幸らなど人種差別主義者グループの卑劣なユニオンつぶしと闘っています。大阪広域協組は、瀬戸弘幸らと連携してYouTubeなどネットを使った関生支部批判の世論操作を行っていて、本年1月22日には関生支部の事務所を襲撃しました。(連帯労組関西生コン支部) 続き

糸数慶子議員に聴く〜今秋 沖縄県知事選挙の意味
沖縄県辺野古では、連日100台〜300台のダンプカーが新基地建設のための具材の搬入強行が続いている。さらに、与那国、石垣、宮古などの離島では、自衛隊増強、基地建設が急速に進む。その事態がほとんど知らされない中、首長選挙では敗北が続く(名護市長選挙、沖縄市長選挙等)。今後9月統一地方選挙、11月沖縄県知事選挙臨むにあたって、現状をどう見るべきなのかを参議院議員糸数慶子さん(沖縄の風/写真)に聴いた。(湯本雅典) 記事動画(10分55秒)

〔週刊 本の発見〕大恐慌を挟んで激変した米国の姿〜『いなごの日』
先頃、ケーブル・テレビで『ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ』(2015年度イギリス作品、監督=マイケル・グランデージ)という映画を観た。1929年、世界大恐慌の引き金となるウォール街大暴落が発生する寸前。ニューヨークの敏腕編集者であったマックス・パーキンズ(コリン・ファース)のもとに、どこの出版社も手を出さなかった無名作家トマス・ウルフ(ジュード・ロウ)の小説が持ち込まれる。アーネスト・ヘミングウェイやF・スコット・フィッツジェラルドを世に送り出したパーキンズは、ウルフの非凡な才能を見出し、出版を約束するが、その条件は、徹底的な推敲だった。パーキンズは、一ページごとに文章をチェックし、その要不要を作家に問い、大胆非情に削除を命じる。ウルフは抵抗しながらも、最終的には納得ずくで指示を受け容れて行く。ウィキペディアによれば、オリジナル原稿は33万語余りの大作だったが、出版までに6万6千語余りが削られた。(大西赤人) 続き

見捨てられる生徒と保護者〜『朝日新聞』公立中高一貫校の報道はおかしい
「娘の小学生の時の同級生がダメだったんです」。新学年が始まったばかりの4月、家庭教師の授業が終わった後で保護者にこう話しかけられた。生徒の小学生時代の同級生が、受験して入学した中学を退学したと言う。生徒とその元同級生は中2になったばかり。退学したお子さんは1年通ったところで退学と高校での再びの受験を決断したことになる。恐らくこの学校ではついていけないと判断したのだろう。「ウチも何かあったら今の学校にこだわらず、別のところを探したほうがいいですよね」。これが保護者の話の主旨だった。勉強をはじめ、学校のハードなスケジュールについていけないと思ったら、無理をせずに「新天地」を探したほうが良いのではないかという相談である。(塚田正治) 続き

オスプレイ飛ばすな!日比谷集会に3100人〜韓国からのキャンドルを手に
オスプレイ飛ばすな!6・5首都圏行動@日比谷野外音楽堂。NAJAT(武器輸出反対ネットワーク)のアクションシートやチラシを配布した後、集会に参加。各地で踏ん張る人々の力強い発言が続いた後、キャンドル革命を成功させた韓国の代表が熱烈なスピーチ。「東アジアに不可逆的な平和をつくろう。韓国のキャンドルの灯が日本に広がってほしい」。会場全体で韓国から届けられたキャンドルを掲げ、韓国で歌われた「真実は沈まない」の日本語バージョンを合唱。「光は闇に負けない♪」「まことは嘘に負けない♪」「真実は沈まない♪」。闇の深さは底なし沼のようですが、夜明けの明るさを決めるのは、私たち主権者がどれほど確かな希望を準備できるかだと思います。参加者は3100人とのこと。(杉原浩司) 報告

パレスチナから日本を撃つ〜「静かな怒り」岡真理さん講演会
学生時代からパレスチナ問題に関わっている現代アラブ文学研究者、岡真理さん(57/写真)さんの語り口は、ソフトながらも静かな怒りに満ちている。日本から地理的には遠くとも、パレスチナは身近な存在だったと教えられる。5月27日、大阪市西淀川区民ホールで開かれた講演会「イスラエル『建国』70年の意味〜パレスチナから日本を撃つ」には280人が集まり、スライドや動画を交えて解説する岡さんの話に聴き入った。「5・27」実行委員会、コラボ玉造主催。岡さんは東京外国語大学アラビア語科でアラビア語とアラブ文学を専攻。この日の集会でも名前を挙げたパレスチナ人作家のガッサーン・カナファーニーの作品に心を奪われ、パレスチナ問題を研究し続けて今に至る。在イスラエル米大使館がエルサレムに移転したのが5月14日。パレスチナのガザ地区でデモ隊とイスラエル軍が衝突しパレスチナ人が61人亡くなったニュースがまだホットな時だった。岡さんは、しかしガザの出来事を単なる「衝突」として見てはいけないと説く。(林田英明) 続き

安倍政権から9条守れ!〜「新宿デモ・若者憲法集会」行われる
「ここで私たちが怒らなかったら、まともでない政治が当たり前になってしまう。アベ政 権を終わらせて私たちの未来ある政治を取り戻していきたい」。6月3日午後、新宿中央公園 で行われた「安倍政権から9条守るデモ」の出発集会で若い女性があいさつした。「若者 憲法集会」と「未来のための公共」が共催で行った。新宿駅を一周するデモはにぎやかで活気にあふれていた。「安倍政権は9条いじるな」「 隠ぺい、ねつ造なんでもありかよ」「改ざんセクハラいいかげんにしろ」「安倍政権はも ううんざりだ」などリズミカルなコールが続いた。道行く人や信号待ちの若者がスマホで 写真を撮るなど関心を寄せていた。右翼の宣伝カーに邪魔されて、ゴールの柏木公園の手 前で流れ解散になったが、デモには約2000人が参加して声を上げた。新宿デモに先立ち、午後1時半から東京上野公園の野外ステージで若者憲法集会が開かれ、北海道から沖縄まで全国の若者が参加した。(尾澤邦子) 報告

権力とたたかう放送記者たち〜韓国ドキュメンタリー映画『共犯者たち』
韓国の崔承浩(チェ・スンホ)監督のドキュメンタリー映画『共犯者たち』が昨年8月に韓国で公開され、評判を呼んだ。これは政治権力と放送人との10年に及ぶせめぎ合いの歴史に焦点を当てている。これをみると、いま躍動している韓国の実情がよくわかる。2008年、李明博(イ・ミョンバク)が政権を握ると、公営のKBS(韓国放送公社)とMBC(韓国文化放送)が批判報道を展開した。それに李大統領は我慢ならず、経営陣の首をすげかえ、批判的な記者やプロデューサーらを次々に配転・停職・解雇し、「こんにちは大統領です!」という公報番組まで作ってしまう。権力が放送局を「占領」したのだ。MBCの調査報道部にいた崔監督も、解雇された一人。そこで崔らは共同で「ニュース打破」という独立メディアを立ち上げ、反撃に出る。「ニュース打破」は、事実を隠蔽するためにフェイクニュースを流して国民を欺きつづける番組に抗して狄深造呂海譴澄″と「ユーチューブ」などオンラインのツールを使った報道だ。崔は、権力にべったりの経営陣を待ち伏せして追いかけ、直撃インタビューを試みる。(木下昌明) 続き映画FB映画を観て(笠原眞弓) *写真=映画のポスター

沖縄 : 「米軍ヘリ落下物事故」緑ヶ丘保育園・保護者の思い
昨年12月7日に、沖縄県宜野湾市にある「普天間パブテスト協会付属緑ヶ丘保育園」の屋根の上に米軍ヘリコプターCH53Eの部品と思われる物体が落下した。しかし、米軍当局は、この部品が米軍ヘリのものであることをいまだに認めていない。保育園の職員、父母はすぐにこのことを問題視し、各省庁への嘆願書を提出した。また、署名活動に取り組み、短期間に12万筆以上を集約。上京し政府要請行動を行った。今回、3人の緑ヶ丘保育園の親御さんにお話をお聞きすることができた。お聞きしたのは2点、「落下を確認した時、どういうお気持ちでしたか」「基地の間際で生活をされてきて、今回の事故で何が変わりましたか」。これらの問題、当事者でしか、事故に遭遇したお子さんをお持ちの親御さんにしかわからないことではある。しかし、この問題に私たちが近づかない限り、沖縄と本土の距離を縮めることはできない。(湯本雅典 5月15日取材) 報告動画(8分53秒)

明暗わけた最高裁「格差是正」判決〜「ハマキョウレックス」は一歩前進
6月1日、正社員と非正規労働者の待遇の「不合理な格差」を禁じる労働契約法20条をめぐる二つの裁判で、初の最高裁判決が出された。二つの判決は明暗をわけるものとなった。物流会社「ハマキョウレックス」の契約社員池田正彦さんは、正社員に支給されている6つの手当(無事故手当、作業手当、給食手当、住宅手当、皆勤手当、通勤手当)を要求していたが、判決ではそのうち住宅手当を除く5つの手当が「不合理な格差」と認められた。一審の大津地裁では通勤手当のみ、二審の大阪高裁では加えて、無事故手当、作業手当、給食手当が、そして今回の最高裁判決では、皆勤手当が認められた。住宅手当については、正社員には転勤があるなどとして認めなかった。原告の池田さんは、「住宅には正社員と同じに住んでいる。手当も同じようにしてもらいたい。まだまだ納得はいかないが、高裁からは一歩進んだ。これに満足することなく平等を訴えて闘っていきたい」と話した。(佐々木有美) 報告動画(10分半)朝日新聞TBSニュース弁護士ドットコム


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