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「体もたない」佐川急便配達員の悲鳴!〜「労働時間」相談事例紹介
1、佐川急便。朝6時に自宅を出て帰宅するのが日付が変わる午前1時です。それが毎日です。体がもちません。なんとかならないでしょうか。2、毎月100時間の時間外労働をさせられています。心身ともに疲れ果てています。3、鶏卵の製造、販売会社。朝7時半から、夜8時すぎまで鶏卵のパック詰め作業です。労働自体は決して農業ではなく、工場そのものです。しかし、会社は「ここは農業だから、労基法の8時間労働制は当てはまらない」と言います。ですから残業代も支払われません。本当にそうなのですか。4、郵便局。「配達を早くこなせ」とスピード違反承知で追いたててきます。夜も22時まで働いています。その上、自爆営業(蕎麦やカタログ販売5つ)等の強要です。給料の半分は自爆で無くなります。5、地方銀行。突然支店長から「明日の夜中、●●●●稲荷にお参りに行く。これは仕事だ。絶対参加」と命令が出ました。深夜往復4時間のお参りで、もちろん残業代も手当もでません。当銀行恒例でもなんでもない、支店長のただの気まぐれとわがままなのです。(NPO法人 労働相談センター) 全文

<アリの一言>「朝鮮学校排除」に対する画期的判決と「ミサイル発射」
朝鮮学校を高校無償化法の対象から排除している国(安倍政権)の措置は違法であるとする画期的な判決が7月28日、大阪地裁でありましたが、その半日後の同日深夜、北朝鮮が「弾道ミサイル」を発射し、メディアは「ミサイル」一色になりました。くしくも同じ日に起こったこの2つの出来事に、私たちはどう向き合うべきでしょうか。大阪地裁判決(西田隆裕裁判長)は、こう断じました(判決要旨より)。「下村博文文科相は、後期中等教育段階の教育の機会均等とは無関係な、朝鮮学校に無償化を適用することは北朝鮮との間の拉致問題の解決の妨げになり、国民の理解が得られないという外交的・政治的意見に基づき、朝鮮高級学校を無償化の対象から排除するため、高校無償化法施行規則の規定を削除したものと認められる。従って、規定の削除は…違法・無効と解すべきである」(アリの一言) 続き大阪朝鮮学園の声明勝訴報告(第二弾)動画(歓喜の現場)喜びをともに(森本孝子)

とんでもない「核のごみ最終処分場」〜7.28反原発金曜行動レポート
7月28日金曜日、反原発抗議集会の日。この日の午後、経産省より「核のごみ最終処分場」の最適地としての地図が示された。それを受けてスピーチする人々は口々に反対を唱えた。火山や地震の多い国にそれに耐える場所があるのか、と。それにもかかわらず、安倍政権はさらなる再稼働を進めている。日本をどうしようというのか、と危機感を訴えていた。官邸前で私がビデオを撮影していると、一人の男性が「お体大丈夫ですか?」と声をかけてきた。かれは7月8日たんぽぽ舎の上映会で『がんを育てた男』のドキュメンタリーを見たからだ。「どこから?」と尋ねると「湯河原からきています」と応えた。国会前では、菅谷ファミリーが今回も妻は仕事でこれないが、夫は2人の子を連れて参加していた。2歳になる女の子は元気に「原発反対!」の声を上げていた。この子がまだお腹にいるころから、ファミリーは金曜行動に参加していた。(木下昌明) 報告動画(9分)

大阪で「相模原施設障碍者大虐殺追悼アクション」〜事件から一年
神奈川県相模原市にある津久井やまゆり園に元職員の男が押し入り、19人の障害者を殺害した事件から1年経った7月26日、大阪・梅田ヨドバシカメラ前で、「相模原施設障碍者大虐殺追悼アクション」が行われ、約250名が参加した。昨年、追悼アクションを開催した有志が呼びかけ人となり、未だ実名報道もされていない亡くなられた19人の被害者に追悼の意を表すとともに、この事件を風化させてはならないと訴えた。「わたしは7月26日に殺された19人のひとりだ」と書かれた横断幕を掲げ、車椅子に乗った人々がズラリと並ぶ様子に、道行く人々は思わず足を止め、スピーチに耳を傾けていた。はじめに主催者の1人である、劇団態変主宰の金滿里さんが、自らも施設での暮らしを経験した1人として、この事件を我がこととして受け止めた恐怖と、被害者の実名報道を行わないことの問題性について語った。(大椿裕子) 報告

ヘリパッドを使わせない闘い続く〜沖縄・高江を訪ねて
7月22日、大阪教育合同労働組合(以下、教育合同)の組合員たちが、沖縄県東村高江のN1ゲート前を訪れた。ちょうど1年前の同日、全国から集められた数百人の機動隊が押し寄せ、ヘリパッド建設に反対する市民を暴力的に排除しN1ゲート前を制圧、工事着工を強行した場所である。参院選で、辺野古新基地建設や高江ヘリパッド建設に反対する伊波洋一さん(現参議院議員)が、当時現職だった島尻安伊子沖縄担当相を大差で破り、歓喜に湧いた数時間後に、市民の命を危険に曝す強制排除は行われた。教育合同の一行は、その日、キャンプシュワブ前で開催された辺野古新基地建設に反対する「辺野古・大浦湾の埋め立てを止めよう!人間の鎖大行動」に参加。その後、高江に移動したため到着は夕刻近く、その頃には座り込みを続けている市民は帰途に着いていた。それでも、工事車両が出入りする入口付近を軌道隊車両と、15名ほどのALSOKの警備員たちが塞いでいた。(大椿裕子) 報告

フィリピンの救いのない腐敗の「根源」〜映画『ローサは密告された』
何年か前、レンタルビデオ店で借りたフィリピン映画に衝撃を受けたことがある。それは警察の幹部が中心になって娼婦とおぼしき女性を市外の工場に連行して平然と殺し、バラバラにして路上に捨てていく、というもの。警察の給料だけでは食べていけないので、サイドビジネスなのだと。開いた口が塞がらなかった。タイトルは『キナタイ マニラ・アンダーグランド』。「キナタイ」とは「屠殺」の意。それが、こんど公開される『ローサは密告された』と同じブリランテ・メンドーサ監督作品と知ってさらに驚いた。この映画も、警察の腐敗ぶりを徹底して描いているからだ。ヒロインのローサを演じるのはジャクリン・ホセ。彼女はこの役で、昨年のカンヌ国際映画祭で主演女優賞を獲得している。ローサはスラム街で夫婦で小さな雑貨店を営み、4人の子どもを育てている。それがある夜、麻薬も売っていることが密告され、警察に逮捕される。(木下昌明) 続き映画公式サイト

パワハラもみ消し「凸版印刷」のお粗末〜「団交拒否は違法」都労委が命令
「ものを投げつける、皆の前で罵倒される、嫌がらせの配転を迫られる」など上司のパワハラに耐えられず、声を上げた凸版印刷の生産管理で働くAさん。組合員であった凸版労組にパワハラについて「会社と交渉してほしい」と依頼したが門前払いされてしまった。そんなとき知ったのが一人でも入れる合同労組「日本労働評議会」だった。Aさんは日本労働評議会に加入し2016年3月31日に団体交渉を申し入れた。しかし凸版印刷の回答は「団交拒否」。理由としてあげたのが「貴殿がいかなる団体であるか知りません」「(合同労組は)当を得ないものと思料いたします」「使用従属関係にある者は1名に過ぎず、その他の構成員は使用従属関係がないので労組の資格はない」というもので、真っ向から合同労組の存在を否定するものだった。これに対して、7月26日都労委は団交を拒否するのは「不当労働行為」として凸版印刷を断罪した。また27日の会見で指宿昭一弁護士(写真)は、会社のバックにいる河本毅弁護士を厳しく批判した。(M) 報告動画(6分33秒)都労委命令BuzzFeedニュース

〔週刊 本の発見〕耳を澄まし心を澄ます〜『空が青いから白をえらんだのです』
そういえば、わたしも詩を書いたことがあったなぁ。この本を読んでそんなことを思った。わたしの詩は、だれが読んだだろう。多分、ノートの片隅で、誰にも読まれずに忘れられてしまった。奈良少年刑務所で、詩を書いた少年たちがいた。その詩は、仲間に読まれ、仲間との魂のつながりを作った。有名な詩人の詩ではなく、詩とは多分、縁のなかった少年たちが書いた詩。生まれて初めて書いた詩だったかもしれない。それが、仲間の心を揺り動かし、生きる力を培った。今年3月、奈良少年刑務所は閉鎖され、「監獄ホテル」に生まれかわることになった。明治時代の美しいレンガ建築の建物は、少年たちのかわりに観光客を収容することになる。この刑務所にはかつて「社会性涵養プログラム」という更正教育があった。その講師を務めた作家の寮美千子さんが編んだのが、この詩集だ。このプログラムに参加するのは、自己表現が苦手だったり、心を閉ざしがちな子どもたち。詩の授業は月1回1時間半、全6回。それぞれ10人前後が参加し、2007年から9年間続いた。(佐々木有美) 続き

労働法制改悪を葬り去ろう!〜「残業代ゼロ法」をめぐる情勢についての声明
一定の年収や職種を条件に労働者を1日8時間労働の規制から外して残業代を支払わなくてもよいとする「残業代ゼロ法」(高度プロフェッショナル制度)を、日本最大のナショナルセンター(労働組合の全国組織)である連合が容認に方針転換するかどうかで揺れている。残業代ゼロ法が導入されれば、時間にとらわれずに成果重視で働けるようになるなどと政府は宣伝しているが、まったくの虚偽であり、実際には長時間労働への最低限の歯止めがなくなるだけだ。労働者の過労死や健康被害をいっそう促進することは、過労死を出した企業では必ずと言っていいほど違法残業や残業代不払いが横行していることからも明らかだ。すかいらーくやワタミなどの過労死遺族とともに闘ってきた私たち東部労組が残業代ゼロ法を認める余地は一切ない。(東京東部労組) 全文

声を上げる人たちの映画祭〜「レイバー映画祭」300人参加で大盛況
7月22日東京・田町のレイバー映画祭は、約300人が参加し大盛況のうちに終了した。『標的の島〜風かたか』をメインに中短編の新作8本のプログラムだった。午前の学生・若者作品は、社会問題・歴史問題をテーマにしてものでどれも意欲的作品だった。恵泉女学園の学生がつくった『私たちのフィールドスタディ〜沖縄・済州島・台湾』は、過去の歴史事実にじかに触れることの大切さを初々しい映像で伝えていた。『原発の町を追われて3』はフクシマの現実を一人の牛飼いを通して突きつけるもので、会場からはすすり泣きが聞かれた。舞台にたった主人公の鵜沼久江さんは「私が言いたいことは2つめの双葉町をつくってほしくないこと」と原発事故で奪われたものの大きさを語った。『共謀罪が通った日』では元創価学会員が「学会がおかしくなっている。声をあげたら処分されたが、負けずに変えていきたい」とアピール。ある人は「レイバー映画祭は“こんな人たち”の映画祭だ」と評したが、それぞれの作品が今の日本のおかしさに声を上げているものばかりだった。(映画祭事務局) 写真速報アンケート紹介キムウニョンさんの感想感想(フクシマ陽太郎)・動画準備中 *写真=『私たちのフィールドスタディ』をつくった恵泉女学園メンバー(中央はイヨンチェ教授)

私の残業を勝手に売るな!〜連合本部前で「働く個人」が声上げる
7月19日、連合本部前で「残業代ゼロ容認」に抗議の声が上がった。呼びかけたのは労組メンバーではなく、33歳の働く個人男性だった。「私の残業を勝手に売るな!というのが、みんなの怒りの声。連合執行部は私物化をやめ、決定を取り消して本来の労働組合に戻ってほしい。連合はしっかりしてほしい。その後押しのつもりで来た」と訴えた。参加者は徐々に増えて120人になった。みんな個人での参加だ。フリーマイクでは「初めて連合に来たが建物が立派で驚いた。上ばかりみないで現場の労働者の声を聞いてほしい」「労働組合としての本分を果たしてほしい」など切実なアピールが続いた。今回の「残業代ゼロ法案」容認は、執行部の一部メンバーの主導でクーデター的に行われた。この日の横断幕でも執行部の「逢見直人事務局長」と「村上陽子総合労働局長」が名指しで批判されていた。(M) 写真速報動画(6分24秒)

国会前に3500人つどう〜安倍内閣の退陣をめざす7・19大集会
7月19日、国会前で「安倍内閣の退陣をめざす7・19大集会」が開催され、3500人が集まった。安倍内閣の支持率は20%台まで落ち込んだ。加計学園疑惑、稲田防衛大臣の南スーダン自衛隊派遣日報隠し問題が連日報道され、潮目は変わりつつある。加えて集会では、「残業代ゼロ法案」の危険性(日本労働弁護団・棗一郎幹事長)や沖縄辺野古での政府の岩礁破砕工事強行、基地建設反対運動の弾圧(沖縄一坪反戦地主会関東ブロック・木村辰彦さん、沖縄の風・糸数慶子議員)についての発言があった。総がかり行動実行委員会は、8月反戦の月にも19日国会前(午後5時・衆議院議員会館前)で安倍退陣をめざす行動を行う。(湯本雅典) 報告動画(5分半)

〔週刊 本の発見〕身を挺して書く〜『ペンとカメラ―時代と生きる』
わたしは、信州の山家育ちだが、行きつけだった床屋のおじさんが、西部劇の話をしてくれたのを覚えている。ストーリーは忘れたが、ジョン・ウエイン、バート・ランカスター、アラン・ラッド、ゲーリー・クーパー、ヘンリー・フォンダなどなどの名演ぶりを想像した。田舎だったから映画館に気安くいくことはできない。そんな子供の私に、おじさんの話はわくわくする体験だった。本書は、そんな映画体験を文章によって味あわせてくれる。たとえば、「ジンネマン映画の魅力」を読もう。1934年、ナチス支配下のベルリンで反ファシズムと闘う幼なじみのユダヤ人富豪の娘ジュリアの要請に応じてアメリカ人作家リリアンが、パリから列車でベルリンに向かう。緊張感に耐えるリリアンの姿に、『真昼の決闘』の保安官や、『日曜日にはネズミを殺せ』の元ゲリラ隊長の緊張した内面が重なる。「逃げたくとも逃げずに耐えていく」生き方に、ファシズムに立ち向かう時代の精神のあり様を著者はみる。(志真秀弘) 続き *本書は7.20レイバー映画祭でも販売します

レイバー映画祭、ここに日本の〈いま〉がある!〜韓国サンケン労組の参加決定
最近のドキュメンタリー映画では、三上智恵監督『標的の島〜風(かじ)かたか』がベストワンである。これを観ると、沖縄や宮古島、石垣島でいま何が起きているか――時代の移り変わりの早さに驚かされる。三上は『標的の村』(2013年)、『戦場(いくさば)ぬ止(とうどう)み』(15年)で米軍基地の拡充に反対する住民とその暮らしに焦点を当ててきた。今度は宮古、石垣などの先島諸島に自衛隊を配備しミサイル基地を設けようとしている動きを追った。日本も「平和」から「戦争」へと向かうのか。圧巻は、本土から高江に1000人の機動隊が押しかけ、抵抗する人々を排除するシーン。それは黒澤明監督の『七人の侍』の野武士の襲来を彷彿(ほうふつ)させる。リーダーの山城博治はさながら猊汗″たちを率いる侍大将で、そこで非暴力に徹した彼の人となりも浮かび上がってくる。(木下昌明) 続き映画祭情報 *写真=剃髪のリーダー・キムウニョンさん来場決定。映画祭は7月22日 田町交通ビル6Fホール。

川崎でヘイトデモを阻止〜「共に生きよう」市民1000人がカウンター
7月16日、川崎で市民がヘイトデモを阻止しました。ヘイト団体は、午前10時半に川崎平和館の向い側に集合、11時にデモ出発、綱島街道を武蔵小杉方向へ進み、約700m先で解散する予定でした。そこで、市民約1000人がカウンター行動のため結集。中原平和公園での集会のあと、警察の抑圧に抗して、デモ出発予定地付近に待機していました。ところが、東京方面から来たヘイト団体のバスは、出発予定地の北方500m手前で停車し、約20名が下車。ゲリラ的に登場した彼らは、その場で「記念撮影」をし、何故かそこにも居た警察官に守られながら、東京方面へ北上する形で行進。それに気付いた市民が後方から追いかけ抗議し、約200m進んだところでデモ隊を阻止しました。その地点で、彼らはバスに乗り込み逃走。約10分間の「ピンポンダッシュ」デモでした。(佐藤和之) 報告

韓国 : 性少数者と労働者が共同イベント〜映画『パレードへようこそ』共感呼ぶ
1984年の英国鉱夫労組の長期ストライキ闘争と、この闘争に連帯した性少数者団体LGSM(鉱夫を支持するゲイとレズビアン)の映画「ロンドン・プライド(邦題:パレードへようこそ)」が最近、多くの人々の共感と感動を呼び、良い反応を得た。映画が含む連帯の意味を再演するかのように、民主労総と行動する性少数者人権連帯は共同団体観覧のイベントを行った。あまり知られていないが、韓国でも性少数者らが自分たちのアイデンティティを表わして、労働運動の現場に連帯してきた歴史はかなり古い。1997年に大学1学年だった私は、先輩たちが労働法改悪阻止集会で発見したハンサムな男が、実はゲイだったというような話をしながら残念がっていた場面を覚えている。おそらくこの時が人々が初めて集会行列でレインボー・フラッグを発見した時だっただろう。その後もレインボー・フラッグは労働関連の集会だけでなく、多くの集会現場で闘争する彼らと連帯した。だが残念なことに、その反対の場面に接することは難しかった。(チャムセサン報道) 全文

深刻化するフクシマの現実〜7.14反原発金曜行動レポート
7月14日金曜日、連日の猛暑もあって、この日の官邸前と国会前の反原発抗議集会は少なかった。しかし福島事故は収束するどころか、その深刻度は増しつつある。目を開き耳をふさがなければ、じわりじわりと未知の現実が迫っていることが理解できよう。官邸前では「ふるさと双葉町を返せ」のプラカードを首から提げている亀屋幸子さんが訴えた。「いま福島はますます悪くなっています。甲状腺がんの子どもたちは191人に増えました。手術すればすむ問題じゃなく、一生ホルモン剤を飲みつづけなければならない。自分の孫だったらどうしますか?」。また「白血病や若者の突然死で死亡者は増えています」と福島の実態を語った。国会前では、いつも東電事故の現状を報告している川崎の春橋哲史さんは「タンク内汚染水の貯留量が100万トンを超えました。川村会長は貯留の限界はあと2年分と認めた」と報告した。では、そのあとはどうなるのか?(木下昌明) 報告動画(9分半)

日中間の平和を切り拓くために〜ブックレット「『平和資源』としての日中共同声明」
内田雅敏弁護士が、日中両政府が結んだ4つの基本文書をたどりながら、日中間の平和で安定した未来を切り拓くため、ブックレット「『平和資源』としての日中共同声明」を著しました。1972年の日中共同声明、1978年の平和友好条約、1998年の平和友好協力パートナーシップ宣言、2008年の戦略的互恵関係声明、2014年の合意文書が全文収録されています。その当時の新聞記事も掲載されており、社会状況もわかります。また、井上ひさし作の「シャンハイムーン」を引き合いに日中関係を見つめなおすことも資料に加えられており、政治文書の解説だけではなく、日本が中国とどう向き合うのかを問いかける内容になっています。是非「『平和資源』としての日中共同声明」をご購入くださるようお願いいたします。日中労働情報フォーラムは、ブックレット「『平和資源』としての日中共同声明」の販売・取り扱いを行っており、消費税なしの1000円で販売をしています。5冊以上お買い上げの場合は送料無料といたします。(日中労働情報フォーラム・伊藤彰信) 詳細

「安倍改憲はおかしい!」という大運動をつくろう〜市民連合が緊急シンポジウム
7月12日、「緊急シンポジウム STOP安倍政治‐改憲を許さない市民集会」が開催され、900人が集まった。総がかり行動実行委員会の高田健さんは、「11月3日に大規模な行動をやりたい。また、全国統一署名も始めたい」と発言した。基調提案では、山口二郎さんが都議選を振り返り「自民党の大敗北 無党派層が流れた都民ファースト票をいかに引き寄せるかが次の総選挙の課題」と話した。パネルディスカッションでは、法学者の長谷部恭男さんは「(安倍政権が狙う)現状を追認する改憲は、(政府にとっても)重大な問題が生じる。もし、国民投票で否決されれば、(安倍政権が強行成立させた)集団的自衛権も否定されるべきこととなる」と指摘。それに対して香山リカさんが、「国民投票が、自衛隊そのものの是非を問うことになりはしないか」と疑問を提示すると、長谷部さんは、「自衛隊の任務が憲法に書き込まれていないからこそ、政府が説明する意義が生まれる」と答えた。山口二郎さんは、「いろんな意見を持つ人たちに対して『安倍改憲がおかしい』という運動をつくることが大切」とまとめた。(湯本雅典) 報告動画(7分)

〔週刊 本の発見〕「無理ゲー」を担う女性たち〜『ワンオペ育児』
この本のタイトル「ワンオペ育児」とは配偶者の単身赴任などの理由で、ひとりで仕事、家事、育児の全てをこなさなければならない状態を言う。実際は母親一人を指す場合がほとんどだ。「ワンオペ」とはワンオペレーションの略語で、コンビニエンスストアやファストフード店で行われていた一人勤務を指す。本来ならば複数の者が手分けして行うことを、無理やり一人にさせる、という不当な労働強化によって、飲食店はブラック企業として社会問題になった、ならば、休みなく育児も仕事も一人で行う母親の生活もブラックそのものではないか、という思いが暗に込められている。35歳前に二人の子どもの出産を終え、就活・婚活・妊活・保活をやりとげ、「これだから女は」と言われないように仕事も男並みにこなすことなど「無理ゲー」だというわけだ。無理ゲーとは、過酷な条件、設定のため、クリアが非常に困難なゲームを言う。しかし、その無理ゲーをほとんどの女性が担うのが現実だ。(渡辺照子) 続き

連合の仲間は不服従で闘うべきだ〜「残業代ゼロ法案」連合が容認
政府の提案する残業代ゼロ制度を巡り、連合は反対から制度容認に狹掌瓩靴拭昨晩(7/11)から今朝にかけて、連合幹部や関係者に電話して背景を探った。多くが、「法案を裸のまま通す訳にはいかない」「労働者を守る実を取らなければならない」と大組織としての狢膺有瓩糧獣任任△襪海箸魘調していた。そんなの2年以上反対してきた制度を容認する理由にならない。なぜ、今なんだ。昨日も書いたが、都議選で惨敗し、法案断念へ持ち込める展望が開けた中で、なぜ、認める? 労働者の命を守る根本の制度である時間規制に1点でも穴を空けたら、そこから制度は決壊すると言っていたのはどこの誰だ。連合傘下の組合で、その言葉を信じて、熱心に反対運動を展開してきた仲間に恥ずかしくないのか。(労働ジャーナリスト・東海林智) 続き東京新聞全国ユニオンの声明 *写真=7月12日付「朝日新聞」

「安倍退陣がみえてきた」〜共謀罪施行日の7月11日、国会前で声上げる
共謀罪施行日の7月11日、昼の議員会館前集会には暑い日射しをものともせず、約800人の市民が集まった。みんな表情は明るく元気だ。「安倍退陣がはっきりみえてきた。こういう状況をつくってきたのは私たちだ。もっと運動を広げて支持率を20%以下にしよう」。スピーカーの多くが安倍退陣へ手応えを語った。主催者挨拶で海渡雄一弁護士は、共謀罪反対の意思を政府に示すために廃止署名をやることを提案した。また「今後政府は共謀罪を盗聴捜査の対象にすることを狙ってくるはず。それは本当の恐ろしいことだ。手を緩めず監視しよう」と訴えた。野党議員が次々にマイクを握った。「私の質問のところでNHKは国会中継をやめてしまった」と悔しそうに語る森ゆうこ議員をはじめ、福山哲郎(民進)、福島瑞穂(社民)、小池晃(共産)の各氏は「憲法違反の共謀罪廃止」「安倍退陣実現」に向けて熱く語った。なおこの日、全国12都道府県21か所で抗議行動を行われた。(M) 写真速報動画(4分)

「非正規差別なくせ!」後呂委員長が渾身の訴え〜メトロコマース第一回控訴審
東京メトロ駅売店の非正規労働者でつくる全国一般東京東部労組メトロコマース支部が正社員との賃金差別をなくすための裁判の控訴審第1回口頭弁論が7月10日、東京高裁で開かれ、原告組合員を代表して後呂良子委員長が意見陳述に立ち、非正規差別をなくす正義の判決を出すよう法廷で訴えました。●後呂委員長の意見陳述「私たち契約社員Bの販売員が雇い止めを恐れながら、65歳まで契約更新を繰り返し、正社員と同じ売店でずっとずっと長い間、ガマンして働き続けてきた実態、差別され続けてきた積年の思いを、裁判長・裁判官の皆さんに知ってもらいたい、想像してもらいたいのです。おかしいことをおかしいと言える社会であってほしいです。全国に2000万人いる非正規の労働者は疲れ切って声をあげることもできません。こんな世の中に歯止めをかけてください。おかしいことをおかしいと判決してください」(須田光照) 報告動画(1時間) *写真=原告の4人、マイクは後呂委員長

20世紀末以降の歴史的逆流の只中で〜「太田昌国のコラム」スタート
戦後史の幅をほぼ同時代として生きてきた。幼すぎた戦後直後の時代の記憶はほとんどないとしても、1950年代半ば以降の記憶は、まだら状はあっても、ある程度残っている。10歳のとき遭遇したスターリンの死(1953年3月)からは、社会主義はなんとなく良い社会のはずなのに、ソ連という国はどこか暗いなあ、という感想をぼんやりと持った。テレビのない時代だから、ラジオ・ニュースや「国際欄」も少なめの薄い新聞、それに年に一度買ってもらった「子ども年鑑」などからの印象だったのかもしれぬ。「ソ連のスパイ」として電気椅子で処刑された、米国のローゼンバーグ夫妻のニュース(1953年6月)もあって、真偽のほどは別としても、ともに「大国」であるソ連と米国が持つ「暗さ」は、幼いながら、気がかりだった。それ以降の60年を生きてみると、「大国」とは本当に、自己の利害を賭けた好き勝手なふるまいをして、それが許されるのが世界の秩序なのだということが骨身に沁みてわかることになる。(太田昌国) 続き *太田昌国さんの連載コラムは月1回です

「2日遅れの七夕ウォーク」開催される〜衆院選に向けた取り組み
7月9日、「みんなで未来を選ぶ@文京台東中央」(ぶたちゅう)が主催する、「2日遅れの七夕ウォーク」が開催された。都議選が終わり、真夏の暑さの中の開催であったが70人が参加した。この取り組みは、「ぶたちゅう」発足後、初のイベントである。首都圏では、衆議院選挙に向け野党共闘候補の擁立を支える「市民の会」が、小選挙区ごとにできつつある。多くの「市民の会」では、講演会形式のイベント開催を行っている。「ぶたちゅう」では、この日に向けて何回も会議を開き、議論を重ねた。「ぶたちゅう」が「練り歩き」を選択したのは、練馬区(「練馬・みんなで選挙」)の取り組みからだという(永井勇太「ぶたちゅう」代表)。取り組みの創意工夫が、選挙区ごとに交流、拡散されつつある。「七夕ウォーク」は根津神社前(東京都文京区)を出発後、参加者それぞれが笹竹を持ちゆっくり歩いた。(湯本雅典) 報告動画(4分43秒)

今こそ歌おう労働歌・反戦歌を!〜「聞け万国の労働者」など35曲
「今こそ歌おう労働歌・反戦歌」というレイバーネットのMLで紹介された企画が気になり、7月8日(土)会場のさいたま市浦和区に行ってきた。JR京浜東北線「北浦和」の駅で降りて徒歩約10分、「パレット」という小さな看板を掲げたフリースペースは、大小の油絵や美術品が展示してあるこじんまりとした空間。音響がセットされ、約30の椅子が並べられていた。「憲法フォークジャンボリー」でご一緒したご夫婦もいて、なごやかな雰囲気だった。午後1時20分、定刻通り始まった。司会は主催者で「歌う仲間きずな」の荒畑さん。「日本の第1回メーデーは1920年上野公園で開催されました。その3年後につくられた歌です」と紹介があり、アコーディオンの伴奏が流れた。「聞け万国の労働者」という歌だった。(尾澤邦子) 報告

「こんな人たち」だって安倍ごときに負けるわけにはいきません!
みんな安倍首相の「こんな人たち」発言に怒っていた。都議選の余韻もさめやらぬ7月9日、<未来のための公共>が呼びかけた「共謀罪施行に反対する新宿デモ」には数千の人々が集まり、「7.11共謀罪施行反対・安倍やめろ」の声を上げた。ある女性は「“こんな人たち”だって安倍首相ごときに負けるわけにはいかないんです」のプラカードを掲げていた。ある男性は「都議選の結果は第2自民党が勝っただけ。だまされないようにしなくては。でもまず安倍を退陣させること」とインタビューに答えていた。デモ終了後、人々はアルタ前に集まり「アベヤメロ緊急集会」を行った。群衆で満杯のなかの大街頭宣伝。福島瑞穂・初鹿明博・山本太郎・小池晃・有田芳生など野党議員が、安倍への怒りあふれる熱いアピールを行った。また元シールズの奧田愛基氏も登壇し「支持率も下がった。安倍はヤメロ、は実現できる」と訴えた。(M) 写真速報動画(3分)田中龍作ジャーナル動画(アルタ前集会)

7.7 盧溝橋事件・日中戦争80年〜国会前市民集会で不戦を誓う
盧溝橋事件80年を迎えた今年の7月7日は日本の侵略を反省し、中国民衆に謝罪する行事が国家=政府によって何も行われない中で、市民たちの手で多彩な行事が開かれた。その一つの行事、7月8日(土)午後3時から国会正門前の道路で開かれた「日中戦争80年 国会前市民集会」に参加した。前日夜も同じ日中戦争80年市民フォーラムが主催する参議院会館前と国会正門前集会が開かれ、延べ300名が参加した。この日の東京の気温は35度を超える猛暑であったが、およそ50名の市民が参加した。最初の呼びかけた日中戦争80年市民フォーラムの植松青児さんが集まりの目的を以下の集会宣言を朗読した。「私たちの立つこの場所、この一帯は、かつて侵略行為の中枢であった陸軍省と陸軍参謀本部があった場所です。80年前、正確にはそれ以前から大日本帝国の軍隊は、中国をはじめアジア太平洋地域の広範な地域に侵略し、多くの人の声明を奪い、多くの人の暮らしと人生を踏みにじりました。・・・」(高幣真公) 報告レイバーネットTV「7.7特集」人民網の報道 

「都民ファーストのリーダーはタカ派」古賀茂明氏が警鐘〜7.7金曜行動
7月7日金曜日、この日国会前では2つの集会が行われた。一つは南側エリアで行われた首都圏反原発連合の「0707 NO NUKES ☆ ALL STAR 国会前集会」と銘打っての大抗議で、香山リカ、中沢けい、西谷修ら知識人と菅直人、吉良よし子、福島みずほら野党の政治家が登壇し、その間にライブもあった。その中で最後に立った古賀茂明(写真)は、「都議会選挙で自民党は大敗したのはいいが、それに成り代わった都民ファーストの会は、小池百合子といい新しいリーダーの野田数(かずさ)といい、いずれも“大日本帝国憲法”を復活させようと訴えるタカ派だ」と警告した。また、世界は脱原発の方向に向かって風力エネルギーの活用がすすんでいるのに、日本は逆行していることを訴えた。北側エリアでは「ノーモア7・7」のプラカードなどを掲げ、「1937−2017 日中戦争開始80年・国会前市民集会」が午後8時からはじまった。(木下昌明) 報告動画(10分) 

〔週刊 本の発見〕一般市民に対する地球規模の「監視」〜『スノーデン 日本への警告』
二〇〇二年の『ボーン・アイデンティティー』に始まり、元CIAの暗殺要員だったジェイソン・ボーンを主人公とする大ヒット映画シリーズがある。最近は意匠に凝り過ぎて食傷気味の感なくもないが、特に世界中に張り巡らされたCIAを中心とする情報網の凄まじさには圧倒された。世界の一角に設置された監視カメラの映像、携帯電話の通話、パソコンへのログインなどを手がかりに、瞬時に対象者の所在を突き止める。そんな光景を観ながら犲尊櫃鵬椎修覆里世蹐Δ吻瓩抜兇犬弔帖同時に、爐任癲⊇蠢Г魯▲ション映画の虚構の中だし瓩隼廚つ召紘分もあった。しかし、本書を読むと、それらがほぼそのままリアルな日常となっている現実を突きつけられる。たとえば、個人が携帯電話やインターネットを利用した全記録はメタデータ(個々の内容の詳細ではないが、大まかな総合的概要)として保存されており、後日、何らかの必要・嫌疑が生じると、遡って利用され得る。(大西赤人) 続き

戦争の裏側を描く2本の映画〜『空と風と星の詩人』『ヒトラーへの285枚の葉書』
尹東柱(ユン・ドンジュ)は、韓国ばかりでなく、日本でもその名を知られた詩人という。イ・ジュニク監督の『空と風と星の詩人〜尹東柱の生涯』をみて、彼の詩と短い人生を初めて知った。映画は〈ハートアンドハーツ・コリアン・フィルムウィーク〉で公開される一本だ。東柱は1917年12月生まれで45年2月に27歳で獄死している。今年は生誕100年。監督は、彼の学生時代の白黒写真が印象的なので、カラー化しないで全編モノクロで通したという。それに折々の詩を挿入することで、詩人の生涯を浮かび上がらせていく。また映画は、幼い頃から一つ屋根の下に育った、同い年のいとこの宋夢奎(ソン・モンギュ)にも光を当て、性格が全く違う2人の切っても切れない関係をとらえている。東柱は詩人を、夢奎は「世界は変わる」と革命を夢みている。その2人の生き方から植民地時代の朝鮮が浮かび上がってくる。(木下昌明) 続き『空と風と星の詩人』HP『ヒトラーへの285枚の葉書』HP新刊『ペンとカメラ』紹介

「イヤなものはイヤ、おかしいことはおかしい」〜不起立教員・梅原聡さんが講演
7月1日、「君が代」解雇をさせない会の講演会が東京・中野で開かれた。30人が参加した。ゲストは、元大阪府立高校教員、梅原聡さん(写真)。今年3月、「君が代」不起立を理由に、再任用を拒否された。大阪府では2011年(大阪市では2012年)に、教職員に「君が代」の起立斉唱を義務付ける「君が代」条例が制定された。2012年には、職務命令違反3回で分限免職になる職員基本条例も制定された。以後、職務命令違反で61人が処分されている。梅原さんも、2012年の卒業式で不起立をし、戒告処分を受けた。梅原さんは、それまで「何となく“君が代”で立つのはいやだっただけ」だという。しかし、条例が制定され、子どもに歌わせるための強制が迫ったとき「これはありえない」と思い、不起立を選択した。校内ではただ一人だった。(佐々木有美) 続き

大衆の怒り爆発!都議選をふりかえる〜牧子嘉丸のショート・ワールド
都議選の最終日、秋葉原の街頭演説で司会の石原は何を思ったのか、「ただいま安倍首相をオマヌケ、いやオマヌキ、あのオマオマ」と連呼。出だしからイヤな予感が当たって、「辞めろ!帰れ!」の大合唱でお招きされたのであった。籠池夫人の「お父さんは詐欺師なんかじゃない!」という怒髪天を衝く叫びに「アベこそが詐欺師だ」と反応した人も多いのでは。大衆の怒りの決起に、日の丸を振る人もなんだかおとなしく、応援しているのか、そのとおりと思っているのかわからなかった。結果、34議席減の大惨敗。 千代田区の自民女性候補中村は「人を罵倒したり、お金の問題をおこしたり、国民の代表としてありえないことをやっている。そういう自民党を正すべき」と敗戦の弁。これが自民党で一番まっとうな発言だった。肝心の親分は料理屋から雲隠れして、記者会見に応じず。卑怯な人間である。(牧子嘉丸) 続き寺島情報I WJ動画(秋葉原)

「築城3年、落城1日」悪夢が現実に〜歴史が教える馬鹿大将の末路
安倍首相は「共謀罪」強行後、6月19日の記者会見で「築城3年、落城1日」という言葉を使っていましたが、まさにその悪夢が現実になったようです。和辻哲郎の大著『日本倫理思想史』の中に<大将の資格の欠如態>として、以下の四つの類型が紹介されています。(1)馬鹿なる大将、或いは鈍過ぎたる大将(2)利根過ぎたる大将(3)憶病なる大将、或いは弱過ぎたる大将(4)強過ぎたる大将。大将が馬鹿であるといふことは、大将一人のことに止まらず、その下に立つ奉公人全体に影響する。何故なら馬鹿大将は人を見る明がなく、「分別なき不賢ども」を招(めし)集めて重用するのであるから、・・・そうなるとその家中では、「馳(はし)り廻る程の人」は皆たわけであり、しかもそのたわけどもが家中の人から分別者・利発人などと誉められている。つまり馬鹿大将の下では、十人の内九人までが軽薄なへつらい者になってしまうのである。・・・さてその結果はどうなるか。一旦事が起これば、主君のために尽くすのはただこの四五人だけで、平生忠義顔をしていた大勢の人々は、影をかくしてしまう。その家は滅亡するほかないであろう。(渡部通信) 全文 *写真=都議選「自民の歴史的大敗」を報じる「東京新聞」

安倍やめろ!帰れコール〜怒号につつまれた安倍首相の都議選演説
「安倍はやめろ!」「帰れ!帰れ!」。7月1日夕方、秋葉原で行われた安倍首相の都議選初の街頭演説は怒号に包まれた。鈴なりになった秋葉原駅前に「安倍やめろ」の巨大な横断幕が掲げられた。ヤジを恐れて街頭に立たなかった安倍首相だが、人々の怒りは予想を超えていた。安倍首相は街宣車から「演説をジャマする行為を自民党は絶対にしない。逆風を打ち破る。世界の中で輝く日本をつくろう」と苦し紛れに演説した。ヤジの嵐に壇上の石原伸晃氏らの顔もひきつっていた。演説を聴きにきた籠池元理事長はマスコミに取り囲まれる。籠池氏は「安倍は手のひら返しをした。宰相がウソをついていることに国民が気がついた」とメディアに語った。秋葉原の光景は、人々の怒りの大きさと安倍デタラメ政治の終わりを告げていた。(M) 報告田中龍作ジャーナル渡部通信 *写真提供=ムキンポさん

安倍政権の腐った部分が「原発推進」〜6.30 脱原発金曜行動レポート
6月30日金曜日、この日福島原発事故の責任を問う裁判の初公判があった。これは福島原発告訴支援団が告訴・告発したものだ。裁判には勝俣恒久元会長ら東電の元幹部3人が出頭した。彼らは異口同音に「無罪」を主張した。この国の検事は、あれだけの大事故を起こしたのに不起訴にしたわけで、今回の裁判もその行く先が案じられる。官邸前や国会前には、朝からの裁判傍聴にきていた人々が抗議行動にも参加していた。国会前でリーダーのミサオ・レッドウルフさんは「安倍政権のもっとも根底にある腐った部分は、この原発推進で、彼を退陣に追いこむためには一人ひとりもっと集まってほしい。集まるだけで力になる」と呼びかけた。希望のエリアでは<主権在民>の歌がうたわれた。日中は雨もようだったが、空には月が出ていた。経産省前ではこうこうと灯りがともっていて、ジュースを配っていた。この光景はテント時代からつづいている。(木下昌明) 写真速報動画(5分17秒)

圧倒的証拠つきつける!〜東電経営者の刑事責任を問う裁判はじまる
強制退去命令を受けた人々を含む広範な人々の生活を失わせ、かつ生業資産の価値をも失わせた3.11原発事故。それから6年過ぎた6月30日に、事故を起こした東電経営者の責任を問う刑事裁判の初公判が東京地方裁判所でひらかれた。本来、警察や検察は重大で広範な影響を与えた原発事故なので、直ちに捜査に取り組むものと思われた。しかし、世論に反し取り締まり当局は何もせず放置した。日本の司法の取り締まり当局は、原発推進の行政権力の下僕であるかのように振る舞った。被災者らは自ら東電への刑事裁判を起こした。ところが検察は不起訴の決定をする始末で、住民の基本的人権の侵害に対し目を閉じる正義に反する行為をした。こうした多難のなか、当事者たちによる検察審査会への不服申し立てが認められ、刑事事件の責任を問う強制起訴裁判が確定し、3.11から6年経過後の6月30日に初公判がひらかれた。(寺島栄宏) 写真速報 *写真=報告集会


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