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韓国サンケン労組キムウニョンさんの日記『蔦の夢』出版〜2月に出版記念会
韓国サンケン労組は2016年、不当な整理解雇の撤回のために、本社のある日本に遠征団を派遣しました。日本派遣230日目に勝利し、職場復帰を勝ち取りました。その遠征闘争団のリーダーだったキムウニョンさんは、闘いの中で日々感じたことを毎日facebookに載せていました。そこには闘いの楽しみや喜び、悲しみや苦しさなど韓国サンケン労組の解雇撤回闘争の内側が率直に語られています。それをまとめたものが本として韓国では昨年出版されました。この本はキムウニョンさんの日記をまとめたものですが、しかしそれはそのまま日韓労働者民衆の国際連帯の記録でもあります。日韓の労働者民衆の連帯がより一層発展することを願って、このほど日本語版を出版することになりました。今回はDVD版での出版になります。春ごろには紙の本の版も発行する予定です。出版を記念して韓国サンケン労組の指導委員のキムウニョンさんが来日し、出版記念会を行うことになりました。(尾澤孝司) 詳細

〔週刊 本の発見〕第三世界という言葉が輝いていた時 〜『褐色の世界史』
「第三世界」という言葉が「低開発」や「貧困」の代名詞となって久しい。だが、かつてこの言葉が独立後の「希望」を表す言葉として輝いていた時代があった。本書の冒頭の言葉によれば、「第三世界は場所ではない。プロジェクトである。植民地主義に対する果てしもなく見えた闘いの中で、アジア、アフリカ、ラテンアメリカの人々は、新しい世界を夢見た。何にもまして尊厳を求めた」。この第三世界の構想は、いったい何を目指していたのか。それは、いかなる矛盾に直面し、挫折してしまったのか。本書は、1920年代から70年代にいたる第三世界の歩みを振り返った上で、その挫折の内在的および外在的要因を検証していく。第二次大戦後、植民地主義から冷戦体制への移行が始まった時、米ソの「二大勢力に挟まれた褐色の人々(The Darker Nations)が《第三世界》として結集した。(菊池恵介) 続き

「九条俳句」が生きて戻ってきます〜4年6ヶ月のたたかい実る
2018年12月25日、<梅雨空に「九条守れ」の女性デモ> 作者女性78歳 さいたま市 謝罪・掲載を発表。2014年6月24日、さいたま市三橋公民館便りに掲載され産声を上げる予定であったこの作品が「世論を二分する内容である」と検閲され排除されました。(今で言う忖度。この措置を行った一職員は後日教頭となっています)。この闘いは提訴を含め2018年12月25日まで実に4年6ヶ月かかりました。今回の「掲載勝利」の根源は作者の「諦めず闘って良かった」発言に込められています。今回の勝利は、健康を害すまで闘ってきた作者を支えた家族、句会の仲間、全国の支援者、弁護士、研究者、マスコミ報道者、市民応援団の努力の結果です。これまで激励のお言葉、カンパ、2万名を超える署名にご協力頂いた全国の方々、及び、声をかけて頂いた今は亡き俳人の金子兜太さん、教育学者の太田尭さん等々に厚く御礼を申し上げます。(九条俳句市民応援団 世話人 石垣敏夫) 記事

「明仁天皇最後の会見」の10の問題点〜コラム「アリの一言」
12月23日報道された明仁天皇の最後の記者会見(誕生日会見。実施は20日)をメディアはこぞって最大限に賛美し、「感動した」などの「国民」の声(だけ)を報じました。しかし、会見内容を分析すると、そうした「賛美」とはまったく逆に、多くの問題を含むきわめて政治的な重大発言であることが分かります。問題点は少なくとも10あります。‘本が戦場にならなければ「平和」なのか。「平成が戦争のない時代として終わろうとしていることに、心から安堵しています」。メディアが大きく取り上げた言葉ですが、「平成」すなわち1989年〜2018年に、世界で紛争・戦争が絶えなかったことは周知の事実です。にもかかわらず「平成」を「戦争のない時代」と言うのは、日本が戦場にならなかったという意味でしょう。自分の国が戦場にならなければ「戦争のない時代」なのでしょうか。あまりにも自国中心の閉鎖的利己的考えではないでしょうか。(アリの一言) 全文

創価学会本部への損害賠償請求裁判が結審、いよいよ判決へ
12月19日、創価学会元本部職員3人がけん責処分と配置転換をめぐって創価学会本部を訴え損害賠償を求めた裁判が結審した(民事11部阿部雅彦裁判長)。結審直前まで書面のやりとりが続いた。被告から提出された書面の論点は、「原告3人が言っていることは、すべて(すでに決着がついていることへの)再監査の要求」だということ。しかし「私たちが創価学会本部に求めてきたことは、創価学会内で起きた理不尽なことへの問い合わせであって、再監査ではない」と原告小平秀一さんは語る。判決の日程が決まった(後述)。原告3人は、2年9ヶ月にわたる裁判を振り返り、それぞれの思いを語った。(湯本雅典) 報告動画(7分) *左から小平さん 滝川さん 野口さん

地に落ちたマクロン政権〜「黄色いベスト運動」その3
ふだんは「目に見えない」フランスの人々が安全ベストをまとって生活難と社会的不公平を訴える「黄色いベスト」運動は、最初の全国行動(11月17日)から7週間目に入った。軽油・ガソリン増税反対を発端に始まった人々の要求は、自発的な道路封鎖やデモをつづける中でたちまち、不公平な税制に限らず多岐に発展した。メディアで主に発信された12月1日デモなどでの治安部隊と「壊し屋」の攻防戦、火災や破壊の映像のせいで、暴動的な印象が世界じゅうに広まったようだが、これまで物を言わなかった民衆が自主的に行動し、政権を揺るがすほどの大規模で強力な運動になったこと自体めざましい。混沌とした状況だが、既成の政治構造を逸脱した新たな社会運動が進行中である。前回のコラムでは、暴力のさらなるエスカレートが懸念された12月8日のデモの前夜に筆を置いた。その週、政府は軽油・ガソリン税と電気・ガス代値上げの延期を発表したが、「黄色いベスト」は不十分だと行動を呼びかけ、内務省発表で全国136000人、第3行動に匹敵する大勢の人が参加した。(飛幡祐規/パリの窓から) 続き *写真=ディオールの広告に「怒り」というシールが貼られた

学校をビジネスにするな!〜シカゴで史上初のチャータースクール・ストライキ
またもやシカゴの教員が先頭で引っ張っている。シカゴ教員組合CTUは米国史上初のチャータースクール(公設民営学校)でのストライキに勝利したと宣言した。12月4日からシカゴのアセロ・チャータースクール・チェーンの15校で働く教員と教育関連職員550人が4日間のストを打った。12月9日に協約が締結されストライキは終結した。シカゴ公立学校の教員の賃金の水準まで賃上げし、クラスの生徒数を減らすことなどが合意された。今年中に批准投票が実施される予定である。マルケス小学校の7年生担任の国語教師ジョアンナ・ウァックス・トロストは、ストライキ参加者たちは「民営化に歯止めをかけ、学校をビジネスとして考えることを止めさせたかった」と述べた。「私たちは目の前の事ではなく、もっと大きな問題のために闘っている。チャータースクールと民営化を推し進めたい人たちに対抗して生徒を守ろうとする強い勢力がいることを示すことができた。」(レイバーネット国際部 翻訳記事) 全文

文化で「乗っ取り返す」たたかいを!〜大盛況だったレイバーフェスタ
今年で17回目となったレイバーフェスタ。「よく続いている。継続は力だ」ある参加者はこう感想を述べた。今年のだしものも映画・音楽・川柳・3分ビデオと賑やか。時代に挑んだ文化企画に200人の参加者は、大いに刺激をうけ堪能した。この日発売の『反戦川柳句集』が大人気。文芸評論家の楜沢健さん(写真右)が句集を手に川柳を語った。「今年のキーワードは“乗っ取り”だと思う。安倍政権は平和を乗っ取り、水道など生活を乗っ取り、労働を乗っ取り、私たちの全てを乗っ取ろうとしている。いま大事なのは敵の言葉を乗っ取り返すこと。今回のフェスタ特選句に“流行語そだねの前にうがついた”という句がある。そだねの前にうを付けることで、敵に奪われた流行語を奪い返したいい例だ」と。音楽のコーナーでは、末武あすなろさんのリードで観客も一緒に踊った。さいたまアスベストを描いた『子どものころ光る砂であそんだ』は大好評で、松井絵里さんの訴えに感動が広がった。(M) 写真速報動画(楜沢健トーク・8分)アンケート紹介『子どものころ光る砂であそんだ』報告

ユニクロとJG(ジャバ・ガーミンド)労組の交渉が決裂
JG労組は暗礁に乗り上げている争議の解決に向けて、ユニクロと第2回目の交渉をしようと10月初めに来日した。日本の支援者とともに行動し交渉実現を訴えたが、ユニクロは日本での交渉を拒否し、11月にジャカルタでの交渉を提案。11月14日、第2回交渉が、300人のジャバ・ガーミンドの労働者たちが見守る中、ILOジャカルタ事務所で行われた。しかしながら、交渉は平行線をたどりユニクロは今後の交渉をしないと宣言したという。JG労組は、元JG労働者の退職金支払いのために人道的な基金を創設しユニクロに資金を提供することを迫ったが、ユニクロはこの提案を拒否し具体的内容について提示のない再雇用提案を繰り返すだけで、次回の交渉も拒否したのだった。(遠野はるひ) 報告

辺野古土砂投入に反対するNGOが共同で記者会見〜さまざまな観点から批判
12月20日14:30〜15:40、参議院議員会館において辺野古土砂投入に反対するNGO共同記 者会見が行われた。本土で活動する国際環境、国際協力、国際人権、平和問題に取り組む NGOが共通で企画。沖縄の民意やプロセスを完全に無視した建設強行は極めて問題であり 、現在進行していることは、人権、平和、環境、法の支配、民主主義による民意の尊重の いずれの観点から見ても著しい問題があるとして行った。司会・進行は国際環境NGO FoE Japan事務局長の満田夏花さん。主な発言は次の通り。井筒高雄さん、伊藤和子さん、今井高樹さん、小松豊明さん、高橋真理さん、谷山博史さん、野平晋作さん、花輪伸一さん、満田夏花さん。(尾澤邦子) 続き

映像メッセージ「世界から日本から」〜レイバーフェスタ3分ビデオラインナップ
12月22日のレイバーフェスタ2018。一番人気企画の3分ビデオ20本一挙上映のラインナップが決まりました。上映後、制作者・関係者がそれぞれ1分スピーチを行います。また「観客賞」があります。ぜひ、午後3時15分からはじまる「3分ビデオ」をお見逃しなく。上映作品は、ムキテンカンの歌・畳職人VS労働基準監督官・メトロコマース踊る労働運動・労働審判は解雇金銭解決の先取りをやめろ!・柳井社長さんは賃金払って!・仕事は大事ですから・朝鮮人になるということ・ニュース打破・ハムケ(共に)・ストする中国・反戦歌手プーカングァン・NO FUR 2018・小さな命が教えてくれたこと・喜寿の旅・病院一人デモ・こんな小さな島にクニがやってきた・宮古島の今・Sincerely, Yours・東海村慕情・おしどりマコ出馬宣言、の20本で新作・力作が勢揃いしました。(フェスタ事務局) 詳細レイバーフェスタ情報「反戦川柳句集」完成 *写真=3分ビデオ「宮古島の今」より

レイバーフェスタ2018で「さいたまアスベスト」の映画初上映
ことしのレイバーフェスタが12月22日(土)に迫りました。映画・音楽・川柳・3分ビデオなどさまざまなジャンルによる「はたらくものの文化祭」です。今回上映する映画は2本、一つは水道民営化問題のドキュメンタリー映画『最後の一滴まで〜ヨーロッパの隠された水戦争』。もう一つは『子どものころ光る砂であそんだ』(北穂さゆり)です。後者はこれまで知られることのなかった「さいたまアスベスト」問題を描いた作品で、フェスタで初公開されます。アスベスト企業「エタニットパイプ社」大宮工場の近くに住んでいた松井絵里さん(写真)は、「中皮腫」に冒され闘病しながら、会社に補償を求めるたたかいに立ち上がっています。アスベスト問題は終わったどころか、現在進行形です。首都圏の知られざるアスベスト問題を映画と松井絵里さんのトークを通じて、一緒に考えてみませんか?(レイバーフェスタ事務局) フェスタニュースNO.3

〔週刊 本の発見〕矛盾こそ希望だ〜デヴィッド・ハーヴェイ『資本主義の終焉』
ハーヴェイのエネルギッシュでユーモアに満ちた語り口は冒頭から読むものをとらえて離さない。しかも豊富な論点に満ちている。本書は、資本主義を動かす資本の17の矛盾を解き明かす。17の矛盾は、第1章から始まって第17章まで各章立てになって展開されている。それを紹介しよう。はじめに7つの矛盾が「第吃堯〇駛椶隆靄榲な矛盾」のなかで紹介される。順番に紹介すると「〇藩儔礎佑噺魎慌礎諭廖岫∀働の価値と貨幣」「私的所有と国家」「せ篥領有と共同の富」「セ駛椶範働」「資本は過程なのか、物なのか」「Ю源困隼駛楞大の実現」となる。こう書くと、なにやら面倒な叙述が想像されるかもしれない。しかし心配はいらない。著者の論は思弁的なそれからは遠い。著者は説く。直面するのは根底的原因より兆候であって、多様で時に神秘的にさえ見える外観に覆われた事態の真実をわれわれは「暴露せねばならない」。資本が内包する矛盾が、彼の関心のまとだ。(志真秀弘) 続き

働く場を奪うな、サービス低下させるな!〜立ち上がった図書館司書たち
12月19日早朝、東京・練馬図書館前で「ストライキ延期報告集会」が行われた。多くの労組の人たちが応援に駆けつけた。ストを構えた「練馬区立図書館専門員労組」(57名)は図書館業務を担う司書たち(非常勤職員)の組合。今年7月に練馬区が運営を民間委託する提案(指定管理者制度の導入)をしたため、職場が大揺れとなった。司書たちは「働く場が奪われる。サービスが低下する」ことを理由に反対してきた。しかし区側の頑なな姿勢は変わらず、組合は悩んだすえ12月19日と26日にストライキを構えることにした。そしてスト前日の18日、ギリギリの交渉の中で「図書館専門員を解雇する考えはない」という区側の回答を引き出すことができた。組合は一定の前進があったとしてストを回避し、この日は「スト延期報告集会」になった。(M) 続き動画(7分)NHKウェブ朝日新聞 *写真=「頑張ろう」のコールをする司書たち

名古屋で性的少数者の調査行われる〜LGBT推計は3.7万人
名古屋という100人の村が有りました。ある時、100人の村人に、「あなたは性的少数者の当事者ですか?」と役人がたずねてまわりました。95人が「いいえ」と答え、2人が「はい」と答えました。残る3人は何も答えませんでした。……名古屋市は今年の7月に、住民票基本台帳から無作為に抽出された18歳以上の市民1万人を対象に、「性的少数者など性別にかかわる市民意識調査」を行なった。17日にその結果が明らかになった。調査には46.6パーセントの人から回答が有った。この中で、自らを性的少数者だと答えた人は1.6パーセントであった(『中日新聞』)。この調査を巡っては、性的少数者団体「レインボーなごや」が名古屋市に対して15日に提言を行なっていた。レインボーなごやはその中で、名古屋市が大規模な調査を行なったことを歓迎した。(酒井徹) 全文 *写真=調査結果発表の会見

すべての人に尊厳と人権を!〜国連人権勧告実施を求める集会
12月15日、東京・青山学院大学において、すべての人に尊厳と人権保障を求める集会が行われた。参加者は約200人。この集会は、安倍政権が「国連人権勧告に従う義務はない」と閣議決定したことに反対し、毎年12月10日の世界人権デーに合わせて行われているもので、今回で6回目となる。今回は、青山学院大学名誉教授・新倉修さんの「国際法から見た日本の刑法・人権状況」と題した基調講演に続き、在日本朝鮮人人権協会の朴金優綺さん、「メディアで働く女性ネットワーク」の松元千枝さん、「医療扶助・人権ネットワーク」の藤田大智さんから報告があった。東京オリンピック開催を再来年に控え、国際社会は必然的に日本に関心を持つ。多文化共生がテーマであるオリンピックの観点から、国際社会の目には日本の各種施策や対応は果たしてどのように映るのだろうか。参会者は、青山学院大学から神宮通公園までパレードを行い、道行く人々に訴えた。(金子通) 報告 *写真=集会後のデモ(撮影 ムキンポさん

受賞した3団体が講演〜第30回反権力人権賞発表会に60人
多田謡子反権力人権基金は、12月15日、連合会館(東京・御茶ノ水)で第30回多田謡子反権力人権賞受賞発表会を開きました。発表会には受賞した3団体の関係者など、今年も60人の皆さまが参加してくださいました。大変ありがとうございます。発表会では受賞された次の3団体から講演を受け、多田謡子の著作「私の敵が見えてきた」と副賞の20万円が贈呈されました。●パレスチナBDS民族評議会(パレスチナにおける超党派市民運動)●優生手術に対する謝罪を求める会(優生保護法による強制不妊手術に対する謝罪要求)●全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部(弾圧に抗し生コン労働者の生活と権利を守る闘い)(久下格) 報告

「慰安婦・日本軍兵士」教える平井教員にバッシング〜許せない大阪府の異常な教育介入
『「慰安婦」問題を子どもにどう教えるか』などの著書も多数あり、教育実践の分野で積極的な活動をおこなってきた中学校教員の平井美津子さんが不当なバッシングにさらされています。発端は共同通信が10月に配信した記事でした(写真)。「自分が『慰安婦』にされたらどう思うか」「自分が日本軍兵士だったらどう思うか」。そのような設問を生徒に問いかける平井美津子さんの新聞記事をネトウヨが悪意を持って拡散し、大阪府議会や吹田市議会ではおおさか維新の会や自民党議員が平井さんを個人攻撃しています。吉村大阪市長もツイッターで平井さんのことを攻撃し、たくさんの人がそれをリツイートしています。権力のある市長や議員がなんの力もない一教員の名前を挙げて攻撃することなどありえません。まさに異常事態です。そして議会や行政で行われようとしていることは教育への政治による不当な介入であり、教育基本法第16条違反です。許されることではありません。(平井美津子さんへの攻撃を許さない市民有志4人) 続き

戦場の実体験を掘りおこして伝える〜レイバーネットTVで『日本軍兵士』著者・吉田裕さん
12月12日のレイバーネットTVの特集は「 ことし私のベストワン〜本と映画で振り返る」でゲストは、『日本軍兵士』著者の吉田裕さんだった(写真)。吉田さんから貴重なお話を伺った。『日本軍兵士』はベストセラーになり、朝日、毎日の他、読売、産経などでも取り上げられたという。この本の特徴は、徹底した資料の読み込みである。研究費のほとんどは古書店にみ、中国や南方戦線に兵士を送りだした県の図書館の資料もしらみつぶしに調べたという。中には、手書きで書いたものをコピーして製本したものもあり、記録を残すことにこだわる熱い気持ちが伝わってきたという。300万人を越える戦死者の中身は、異常に高率の餓死、海没死、戦場での自殺・「処置」、特攻死、物資欠乏よるもの……。それでも「戦う、頑張る」それを支える精神論の一つ「前向き思考」は、自分たちの首を絞めることだと指摘され、なるほどと気づいたのだった。また渦中の「連帯ユニオン関西生コン支部弾圧問題」では本部書記長の小谷野毅さんが、事態の本質をわかりやすく解説した。(笠原眞弓) 報告アーカイブ録画(82分)本映画アンケート紹介

許せない辺野古土砂投入!〜静岡・沖縄を語る会「現地行動」報告
12月11日は那覇空港で仲間と合流し、レンタカーで辺野古へ! 久しぶりに「平和サポートセンター」に宿泊する。12日朝からゲート前座り込み行動に参加。横暴な機動隊に排除され、ダンプが次々にゲートに入って行く。次々に資材を積んだ車両がゲートに入って行くのを見ているのは大変辛い! 午後県議会に行き、沖縄に土砂を送らない運動をしている西日本の6団体が提出した「土砂条例に関する請願」が審議され、それを傍聴した。13日はいよいよ稲葉博さん、山城博治さんの控訴審判決の日である。皆で、傍聴抽選に並び1人だけ当たり裁判傍聴が出来た。しかし、期待した判決は「控訴棄却」。全くひどい判決である。14日は安部政権の沖縄の民意を踏みにじる土砂投入が始まった。NHKがなぜか?いつになく熱心に中継放送をしていた。しかし、沖縄の皆さんはまったく諦めていない。本土の私たちも辺野古工事を止めるための運動を取り組もう!(静岡・沖縄を語る会) 報告

<希望のエリア>は年内終了、あすかさんに聞く〜12.14反原発行動レポート
12月14日金曜日、今年一番の寒さのなかで原発反対の抗議集会が行われた。同時刻、国会の議員会館前でも多くの人たちが「辺野古の海を土砂で埋めるな!」の声を上げていた。寒くても人々は集まった。国会前では毎週のようにみかける93〜4歳になる元高校の数学教師が、今夜はスピーチ台の正面でイスに腰かけていた。風邪をひかなければいいがと心配になった。集会場は、韓国でのキャンドルデモで使用された灯火で「脱原発」の文字が彩られていた。スピーチでは、この日政府が強行した辺野古の土砂投入への抗議が多かった。<希望のエリア>は今年いっぱいで幕を閉じるという。そのせいか、この夜はいつもより参加者が多かった。集会が終わってから主催者の一人、柴野あすかさん(写真)に事情を聞いた。あいにくビデオのバッテリーが切れたので動画には収録できなかったが、一問一答は以下のようなものだった。(木下昌明) 報告動画(4分半)

「ストライキは組織犯罪?」〜連帯ユニオン関西地区生コン支部への権力弾圧・報告 院内集会
12月14日、衆議院第二議員会館にて「ストライキは組織犯罪なのか?」と題する報告集会が開かれた。会場キャパをはるかに超えた約65名が参加した。「こんなことが事件になるのなら、労働組合運動はできなくなる」連帯ユニオン中央本部・小谷野毅書記長は憤り、権力弾圧の経過を述べた。「関西では『被害届を出さない被害者』に家宅捜索が入った」と、本件を担当する永嶋靖久弁護士からの報告があった。『被害届を出さない被害者』とは、関生支部に対する被害届を出すように警察から促され、応じなかった企業のことを意味する。こんな家宅捜索が果たして許されるのだろうか。まさに異常事態だ。参加者の一人は「ユーチューブで頻繁に関生支部に関する動画が流れていて、不安になっていた。なにが起こっているのかよくわかった。自分達の組合とも無関係ではない」と筆者に語った。(土屋トカチ) 報告12.13勾留理由開示公判

郵政非正規「格差是正」へ一歩前進〜総額167万円の支払い命じた東京高裁判決
非正規の郵政労働者3人が正社員との格差是正を求めて起こした「東日本・郵政労契法20条裁判」。12月13日、その東京高裁判決が出た。裁判所前で支援者が待ち構える中、判決時刻の午後2時過ぎ、原告の浅川喜義さん、宇田川朝史さんは、「全員勝訴」「前判決より前進」の垂れ幕を掲げた。原告も支援者も笑顔があふれた。判決は、年末年始勤務手当と住宅手当の正社員との格差全額の損害賠償を認めた。また、有給の病気休暇の格差に初めて損害賠償を認めた。3人の総額は約167万円で、高裁判決は日本郵便に対してその支払いを命じた。一審の東京地裁判決では、年末年始勤務手当が正社員の8割、住宅手当は6割を認める内容で約92万円の支払い命令だったが、今回の高裁判決では10割認定となった。いっぽう原告たちの最大の課題だった夏期年末手当(賞与)の格差是正に、判決はまったくこたえなかった。原告は、夏期年末手当などの格差是正を求めて高裁に上告する。(佐々木有美) 報告動画(8分半)共同通信NHKウェブしんぶん赤旗

止めよう!辺野古土砂投入 3日間連続官邸前座り込み行動
政府・防衛省は辺野古新基地建設のための辺野古埋め立てを「14日(金)から強行する」と宣言しています。12月4日(火)からは安倍首相と“ふかーい仲”にある山口「宇部興産」(宇部市)の関連会社「琉球セメント」に急遽設置した桟橋(名護市安和)から“公共用財産管理規則”“赤土等流出防止条例”違反を平然と犯し、「タンカー船への土砂運搬作業」を機動隊に守られ、強行しています。12月12日(水)〜14日(金)の3日間連続して首相官邸前、議員会館前で抗議行動(座り込み、集会)を行います。ぜひ参加をお願いします。安倍政権のこの暴挙を何としても止めましょう! 何としてでも辺野古の海への土砂投入を止めましょう! 広めてください、参加してください!!(辺野古の海を土砂で埋めるな!首都圏連絡会) 連絡会HP *12/12の座り込み(撮影=ムキンポさん

〔週刊 本の発見〕セクハラオヤジを徹底的に分析〜『ここからセクハラ!』
今年の流行語大賞のひとつに「#MeToo」が選ばれた。性被害やセクシュアルハラスメントにあった当事者が声をあげ、それに連なる人々の意思を表すポジティブな言葉だ。思えば平成最初の流行語は「セクシュアルハラスメント」だった。私は天皇制反対論者だし、元号に格別の感慨を持つ者ではないが、30年も経って、いまだにこの問題がはびこっていること、被害者が声を上げることの難しさを思うと暗澹たる思いだ。毎週のようにセクシュアルハラスメントをテーマとした集会やシンポジウムが開催されているが、「日本では海外のように盛り上がらない」と言われしまっている。セクシュアルハラスメント問題の当事者、中心になって果敢に活動する女性のせいではないのにその女性たちに責任があると語られているようで、その筋違いの「批判」は、セクハラ問題の二次被害の一種だと思えて仕方がない。要因は明らかだ。男性の側に当事者意識が希薄なせいだ。(渡辺照子) 続き

レイバーネットTV(12/12)放送 : ことし私のベストワン〜本と映画で振り返る
ことし最後のレイバーネットTVは12日に放送します。ニュースでは「関西生コン支部の大弾圧事件」を取り上げ、連帯ユニオン本部書記長の小谷野毅さんが解説します。特集は恒例となった企画「ことし私のベストワン〜本と映画で振り返る」です。事前アンケートには29人の人から回答を寄せていただきました。その作品の中から今の社会の問題が浮かび上がってきます。スタジオのゲストは『日本軍兵士』の著者・吉田裕さん。「戦場とか戦闘のリアルな現実を身近に感じとってもらいたい。とくに若者に」という作者の思いに貫かれたこの本は、昨年12月発刊以来、わずか7か月で14万部を超えるベストセラーになりました。アジア・太平洋戦争を「兵士の目線・立ち位置」から実態に迫った作品で、新たな問題提起に満ちています。吉田裕さんのお仕事に触れながら、アジア・太平洋戦争とは何だったのか? そして「戦争できる国」にひた走る安倍政権のもとで私たちはどうしたらいいのか、一緒に考えてみましょう。ギャラリー参加、大歓迎です。(TVプロジェクト) 番宣レイバーフェスタニュース

われわれは抵抗権を行使している!〜フランスの「黄色いベスト運動」
「マクロン、火遊びはもうやめろ。あなたは全国を火の中に放り込んだ」。ある老人が小さな横断幕を持ってパリ中心街に出てきた。 彼は定年より早く退職した年金生活者だ。彼も「黄色いベスト」を着ていた。フランス政府はイエローベストのデモが放火と破壊を続けていると非難するが、彼の目にはむしろ政府が火遊びをしている。マクロン政府はそれでも来年の年金引上げ率を0.3%に制限した。 彼は「今でも生計がギリギリなのに、物価上昇率まで考えれば本当に途方に暮れます」とし「また選挙をしなければなりません。彼らには正当性がありません」と12月8日に現地を取材した外信に話した。48歳の女性倉庫労働者も似たような不満だ。「若いでしょう。それで考えました。マクロンが前の大統領とは違って、多くのことをやり遂げられることということです。しかし彼はわれわれと子供たちの首をしめています。私の家庭が攻撃されているのに、じっとしていなければならないのでしょうか」(韓国・チャムセサン報道) 続き

外国人労働者の受け入れと排外主義〜太田昌国のコラム
一ヵ月ほど前だったか、新宿の大型書店のチラシで「外国語書籍コーナーにベトナム語書籍大量入荷!」という趣旨の宣伝文句を見かけた。数千冊を常備するという。在日ベトナム人に関わるニュースが目立つなとは思っていたが、調べると、いまや24万人のベトナム人が日本で働いていると知って、不明を恥じつつ言うが、少なからず驚いた。思えば、「帝都の中の異邦人の群れ」という小さな文章を私が書いたのは1986年のことだった。新宿・歌舞伎町などの繁華街周辺だけではない、私たちが日常的に住まう地域にも、生活感を漂わせた非白人外国人の姿が目立ち始めたのはその数年前からだった。1990年には、当時の政府が日系人に限定した特別枠を設定し、単純労働「力」としての就労目当ての入国を認めた。移住者が多い中南米諸国から日系2世・3世が殺到し、最大時その数は30万人を超えたと言われた。(太田昌国) 続き *写真=亡くなったベトナム人実習生(映「技能実習生はもうコリゴリ」より)

既存メディアにはない活動や作品が受賞〜第24回平和・協同ジャーナリスト基金賞贈呈式
12月8日、東京・内幸町の日本プレスセンターにおいて、第24回平和・協同ジャーナリズム基金賞の贈呈式が行われた。同賞は特定の団体や個人に寄らず、一般の市民による寄付金で運営されており、反核・平和、人々の協同・連帯、人権擁護の推進に寄与した作品を制作したジャーナリスト、映像関係者らを顕彰している。今回は、基金賞に琉球新報編集局政治部の「沖縄県知事選に関する報道のファクトチェック報道」、アジア記者クラブの一連の活動、「沖縄スパイ戦史」製作委員会制作のドキュメンタリー映画「沖縄スパイ戦史」(三上智恵・大矢英代監督作品)、毎日新聞記者・栗原俊雄さんの戦争責任・戦後補償に関する一連の著作、中村由一著・渡辺考聞き書き・宮尾和孝絵「ゲンバクとよばれた少年」(講談社)、荒井なみこ賞に水野スウさんの「わたしとあなたの・けんぽうBOOK」「たいわ・けんぽうBOOK+」(いずれも自費出版)、特別賞に疾走プロダクション制作のドキュメンタリー映画「ニッポン国VS泉南石綿村」(原一男監督)が選ばれた。(金子通) 続き当該HP

関生支部を守れ!〜「大弾圧を許さない12・8集会」に600人超の参加
本年に入り5回の刑事弾圧を受け、のべ40人が逮捕され、今も、委員長、書記長、執 行委員などが拘留中という大弾圧の中で闘い続ける連帯ユニオン関西地区生コン支部(関生支部)を守ろうと、「労働組合つぶしの大弾圧を許さない! 12・8集会」が大阪市 中央区の中央区民センターで開かれ、準備の中心を担っていた執行委員が11月末に逮捕されるという状況にもかかわらず、会場は600人を超す労働者・市民で埋まりました。集会では、坂田関生支部副委員長が、国策捜査、国による拉致・監禁、国による団結権侵害、共謀罪の実質適用といえる弾圧の経過を報告。弁護団からは20人を超える体制での最大限の弁護活動が報告されました。武健一委員長は現在、長期拘留され、接見禁止で弁護士以外と面会できない状況が続いていますが、「闘いが大きく前進するとき、いつも権力による刑事弾圧があった」と、2度にわたる刑事弾圧をはね返した関生支部の歴史を振り返り、共謀罪の先取りをはね返す決意を述べた、勾留理由開示裁判での陳述が弁護士によって代読されると、大きな拍手が沸きました。(久下格) 速報愛知連帯ユニオンの報告全動画秘密保護法弁護団声明

勝手に決めるな!議論が足りない!〜「入管法改定」強行採決に大抗議
「勝手に決めるな」「議論が足りない」のプラカードが目立つ。12月7日夜、外国人労働者拡大に途を開く「入管法改定」法案の強行採決が迫るなか、若者を中心に数百人をこえる人々が国会前で声を上げつづけた。呼びかけ人の諏訪原健さん(写真)は、本当に怒っていた。「国会があまりにもおかしい。暴力的だ。森ゆうこ議員に対して討論時間を制限し、発言禁止命令が出された。それは私たち国民に対する発言禁止でもある。私たちはちゃんと審議してくれ、と言っているだけ。政府は失踪した実習生のデータまでねつ造していた。3年間で69人の技能実習生が死亡していた事実、失踪した実習生の7割近い1935人が最低賃金を下回っていた事実。こんなひどい状況を放置して拡大受け入れだけを決めようとしている。廃案にして議論しなおすべきだ」と。安倍政権による一強政治・民主主義蹂躙がつづくなか、国会の内外で党と市民の踏ん張りが続いていた。(M) 写真速報動画(3分)強行採決(TBSニュース)朝日新聞

マクロン政権を拒絶する「黄色いベスト」運動〜コラム「パリの窓から」
12月1日、3週目に入った「黄色いベスト運動」のパリ(と地方の一部)のデモは、民衆の「蜂起」的な様相を帯た。凱旋門付近での治安部隊との攻防戦や、車やバリケードが燃える映像が主に発信されたため、暴動的な印象が強まったが、全国の参加者136,000人(内務省発表、おそらくそれ以上)の大多数は平和的に行動した。特筆すべきは、自主オーガナイズでロータリーの封鎖やデモに集まった人々に共通するスローガンが「マクロン、辞任!」という大統領=政権への拒絶であること。人々の不満は、軽油・ガソリン税の値上げに象徴される不公平な税制に対する抗議を超え、生活難を訴える庶民の声を無視するマクロン政権と、その非民主的なやり方への拒絶に達した。12月1日の「Acte3(第3幕/行動)」には労組、警察のレイシズムに抗議するパリ郊外の団体も「黄色いベスト」に連帯するデモをよびかけ、バスティーユ広場付近でシャンゼリゼ方面に入れなかった「黄色いベスト」の人々と合流した。(飛幡祐規) 続き「黄色いベスト」要求事項和美レポート運動分析記事

北朝鮮のスパイねつ造事件を暴く力作〜チェ・スンホ監督『自白』
政治悪に立ち向かう人々を描く韓国映画から目が離せない。なかでも今度、劇場公開のチェ・スンホ監督の『共犯者たち』(2017年)と『スパイネーション/自白』(16年)の2本のドキュメンタリーは強烈だ。いずれも時の権力者の牙城を突き崩していくところがすごい。チェ・スンホとは何者か? 彼は韓国のマイケル・ムーアといった観がある。腰は低いものの、どんな権力者だろうとズケズケと質問し、たじろぐ相手を追いかける。彼はMBC(公営放送)の調査報道部にいて、日ごろから足でニュースを追いかけていた。その彼が李明博(イ・ミョンバク)政権下で不当にも大勢の記者とともに解雇される。これに怒った彼は有志と「ニュース打破」という独立メディアを立ち上げ、そこを拠点に政治の不正腐敗を暴いていく。その一本が『共犯者たち』だが、これについては自主上映の折、本誌6月10日号で紹介した(本欄では242号)。ここでは『自白』について紹介、批評したい。(木下昌明) 続き映画公式サイト

〔週刊 本の発見〕死の淵を覗き込んだ人間の闘病記録〜『うつ病九段』
誰かに言われた・勧められたわけでもないのだが、いつの頃からか、本を読んでいる時に難しい漢字に出くわすと、一旦ページから離れて頭の中で三回書けるまで先に進まないという習慣があった。そのおかげで、珸薇って書ける? 醤油って書ける?瓩箸いΓ達佑里茲Δ法△燭箸┐偃蹙とか魑魅魍魎とか、結構面倒な漢字も覚えることになった。そんな一つが「鬱」。これは正字の形で頭に入ったから、俗字の「欝」は大西は未だに書けない。本旨とは全く関係ないものの、この見るからに「ウツーッ!!」と感じさせる文字に慣れた身には、「うつ」や「うつ病」という表記はどうにも据わりが悪い。本書の筆者・先崎学は、現役棋士(九段)として活躍するばかりでなく、将棋に留まらぬ様々なテーマのエッセイストであり、実写映画化もされた大ヒット漫画『3月のライオン』(作・羽海野チカ)の監修を務めるなど、多彩な才能の持ち主として知られる。その先崎が、2017年初夏、突然、異常に見舞われる。(大西赤人) 続き

財務省など9社をノミネート〜第7回ブラック企業大賞・候補企業発表
12月5日、ブラック企業大賞実行委員会は、2018年のブラック企業大賞のノミネート企業9社を発表した。ウェブ投票も開始し(〜12月22日17:00締切)、結果発表は23日を予定している。ノミネートされたのは、1.株式会社ジャパンビジネスラボ 2.財務省 3.三菱電機株式会社 4.株式会社⽇⽴製作所・株式会社⽇⽴プラントサービス 5.株式会社ジャパンビバレッジ東京 6.野村不動産株式会社 7.スルガ銀⾏株式会社 8.ゴンチャロフ製菓株式会社 9.株式会社モンテローザ。財務省のノミネート理由は……事務次官によるセクハラ事件があったが、麻生大臣の日本には「セクハラ罪という罪はない」と発言し、セクハラを軽視する態度を崩さずセクハラが深刻な社会問題であることの認識を欠いている。「女性活躍」を標榜する政府の中枢機関で起きたセクハラ事件に対して、その対応があまりにお粗末であったと言わざるを得ない。その悪影響は計り知れないほど大きい……として、民間企業ではないが特別にノミネートされた。 詳細動画(OurPlanet-TV) *写真=発表会見(岩本太郎氏撮影)

恥ずべき民族侵略の歴史を見ることから〜韓国「植民地歴史博物館」を見学
12月1・2日、韓国の「植民地歴史博物館」見学ツアーに参加した。日本が朝鮮をどのよ うにして掌握し、植民地として支配したか、同時通訳でガイドのていねいな説明があった。ソウル駅の近く、龍山区にある「植民地歴史博物館」は、今年8月29日に開館。日本でも「植民地歴史博物館と日本をつなぐ会」ができて、賛同・募金などの協力がされている。すでに約4000名(内約250名が日本人)が来館しているとのこと。1階はオープンスペースで企画展示、インフォメーションなど、2階が常設展示館になっている。展示は4つのゾーンになっていて、第1ゾーン「日本帝国はなぜ朝鮮を侵略したのか」、第2ゾーン 「日本帝国の侵略戦争、朝鮮人に何が起こったか」、第3ゾーン「同じ時代、違う人生― 親日と抗日」、第4ゾーン「過去を乗り越える力、いま、私たちは何をするべきか」とな っている。解説の日本語はこれから充実させていくとのことだった。じっくり見たらいく ら時間があっても足りないくらい深く考えさせる内容だった。(尾澤邦子) 続き

高校生にも表現の自由がある!〜「ヤマブキジャーナル」当事者に聞く
自由な校風で知られる東京都立新宿山吹高校(写真)。無学年制、単位制の実験校として、27年前に発足した。日本国憲法と日本国法が校則と言われている。いま、その生徒たちが作る学校新聞「ヤマブキジャーナル」をめぐって、表現の自由と人権を揺るがす事態が起こっている。当事者の磯田航太郎さん(現編集長・18歳)と平松けんじさん(元編集長/卒業生・23歳)に話を聞いた。「ヤマブキジャーナル」は2015年11月創刊、学校の行事や生徒たちの情報などが満載で人気があったという。1号につき100部から200部も読まれていた。他の学校新聞と違うところは、社説などで生徒自身の意見表明があったところだ。そもそもの発端は、2016年2月にさかのぼる。「ヤマブキジャーナル」第3号に掲載された記事「山吹入試、内申比率7:3に」と、社説「ボランティアの必修化より生徒の自主性に任せよ」に教員たちがクレームを出し、記事と社説が削除された。(佐々木有美) 続き

シャープ亀山工場で3千人雇い止め〜「材料扱い」される外国人労働者
「シャープ亀山工場 外国人労働者3千人雇い止め問題」と題した記者会見が12月3日午後、厚労省記者クラブで行われた。会場は6社のテレビカメラと40人近くの記者で埋まっていた。会見の中心は「ユニオンみえ」。ここに亀山工場で雇い止めされた日系の外国人労働者がたくさん駆け込んできたことで、事態が明らかになった。もともと液晶工場だった亀山工場だったが、ホンハイ買収後の2017年にiPhone部品製造の飛躍的受注を受けることになった。そのため大量の労働者が必要となり、「ヒューマン」という派遣会社を使って全国から約3千人の日系・外国人労働者をかき集めた。しかし、それからわずか1年程度で雇い止めが始まり、ことし10月までにほぼ全員が解雇されることになった。ユニオンみえの神部書記次長(写真)は憤る。「会社は外国人労働者を人間としてみていない。材料としてみている。ヒューマングループはいくつもペーパー会社をつくっていて、労働者を転がすことで社会保険の負担や有休支給を免れ、いつでも解雇できるようにしているのだ」。(M)写真速報動画(7分半)弁護士ドットコム朝日新聞12.6三重県庁の会見

関西生コン支部への大弾圧に抗議する!〜大阪府警本部前で集会
12月1日午後、連帯労組関西生コン支部不当弾圧に抗議する集会が、大阪府警本部前で開催され、東京からの参加者や、新しい市民団体の発言もあり、抗議の輪が広がっている事を感じさせる集会となりました。この集会は、警察によって不当勾留が続いている組合員の即時解放を求めて、10月以降毎週続けられているもので、この日が第7次集会。これまで、滋賀県警と大阪府警で1日 連続開催していたものを、大阪府警による武建一委員長の再逮捕を受けて、府警行動に一本化したものです。これまでの不当弾圧ですでに30名近い組合員・役員が逮捕され、11月27日にも滋賀県警により8名が逮捕されたばかり。すでに関生支部武建一委員長、武洋一書記長、副委員長等主要役員が勾留される異常事態となっています。なお12月8日18時30分から、「労働組合つぶしを許さない12.8集会」が大阪市立中央区民センターホールで開催されます。(井手窪啓一) 写真速報

サードは出ていけ、平和よ来い!〜韓国ドキュメンタリー映画『ソソンリ』
人口わずか100人あまりの農村ソソンリのおばあさんたちが主人公のドキュメタリーです。手鼻を、ふんっ!とかんだり、人なつこい笑顔でおしゃべりをし、右翼や警察 に囲まれた座り込みの場でもご飯を分け合って食事をするおばあさんたち。静かに農村風 景が流れていく映像。韓国映画が好きな方の中には、『鈴の音』という年老いた牛と農夫 のおじいさんの暮らしを描いたドキュメタリー映画を思い出していたければ、その雰囲気に似ています。のどかな農村のおばあさんたちが、デモや座り込みに参加することになります。ソソンリ にサードミサイル(THAAD、高高度ミサイル防衛システム)が配備されることになったからです。なぜ、おばあさんたちがサードに反対するのか。朝鮮戦争・内戦の時の記憶が語られます。おばあさんたちは、文在寅大統領を応援したのに何でこんなことをするのかとつぶやきます。サードは出ていけ、平和よ来い、おばあさんと一緒に叫んでしまいます。(くつざわ) 詳細

水道公社と神戸市は安易に非正規の首を切るな!〜「あぱけん神戸」からの訴え
去る9月下旬、神戸市水道サービス公社は水道メーター取替に従事する嘱託職員3名の首切り、雇い止めを強行しました。私たちの切実な要求を一顧だにせず、すでに前月に自主退職していた人も含め、当初公言していたとおり4名の人員削減=解雇を行ったことに対して、あらためて強い憤りをもって抗議します。2つのセンターの仕事を取り損ねるという事態について、それが招いている経営危機について、当局側は何の責任も取らず、そのしわ寄せは働く者にのみ押し付けられています。そしてこのような姿勢を改めることなく、嘱託職員の雇用期間を、就業規則の規定にも反して「半年」に改め、来年3月にはさらに3名ないし4名の人員削減=解雇を行おうとしています。私たちはこれを絶対に認めません。働くなかま全員の雇用の継続は最低限の、譲ることのできない要求です。(あぱけん神戸=アルバイト・派遣・パート非正規等労働組合) 続き

東関東にいまだ降り続く放射能〜11.30反原発金曜行動レポート
11月30日金曜日、国会周辺での反原発抗議行動の日。先々週は、右翼が街宣車でやってきて妨害行動を行ったため、国会前は騒然となった。抗議する人々は右翼には取り合わず、負けずに声を張り上げるものだから、国会の森が叫んでいるようにみえた。希望のエリアでは、毎週のように原子力規制委員会などを傍聴している春橋さんが、淡々と大気中のセシウムの放射線量について報告していた。7〜10月にかけて東関東の各地の放射線量が1キロ平方メートルにつき、いくらの数値かーーというものである。その中で、「東京の新宿区」では「月間降下量が113万ベクレル」という。これにはギョッとした。この地区で毎日空気を吸っている一人なのだ。いまだに知らぬ間に福島から放射線が降ってくる。その翌日(12/1)の『東京新聞』朝刊一面トップをみて、これもギョッとした。(木下昌明) 続き動画(5分半)


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