本文の先頭へ
LNJ Logo 2018/01
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供

会員関連サイト

more...

「無期転換逃れ」の雇止めは許せない!〜メルスモンの島津葉子さんが声上げる
有期契約労働者の「無期転換逃れ」のために雇止めをされた当事者が、また一人声を上げた。島津葉子さん(50歳/写真)は、プラセンタ化粧品などで知られるメルスモン製薬会社に有期契約パート労働者(フルタイム勤務)として14年勤続・19回契約更新をしてきた。しかし、昨年9月15日雇止めにされた。島津さんは1月29日東京地裁に、従業員としての地位確認とバックペイを求めて労働審判を申し立て、厚労省記者クラブで記者会見を開いた。島津さんは、雇止めの直前に全国一般東京東部労組に加入し、雇止めの撤回と復職を求めて団交や申し入れ行動をしてきたが、会社は態度を変えていない。会社は雇止めの理由を、「仕事が高度になるので島津さんには対応できない」としているが、研修の機会を与えようともしなかった。また島津さんは、正社員とまったく同じ仕事を長年しており、重要な戦力となっていた事実を会社は認めていない。(佐々木有美) 報告東部労組記事弁護士ドットコム共同通信会見動画(東部労組)

海にも陸にも基地は作らせない!新宿デモ〜「何人死んだんだ」発言に怒り
1月28日、東京・新宿アルタ前で 「海にも陸にも基地は作らせない!1.28新宿デモ!」 がおこなわれた。かなりの寒さだったが、170人が参加した。今回、沖縄で相次ぐ米軍機のトラブルに対し松本副大臣が「何人死んだんだ」という発言に批判の声があがった。また、辺野古工事着工は護岸の数%だけなのに自民候補陣営は「もう止められない」とデマで名護市長選挙をのりきろうとしている。そして、宮古島、石垣島をふくむ南西諸島の自衛隊配備の問題も深刻化している。 これに対して「沖縄に基地はいらない!」などの声が、新宿の街にこだました。流通経済大学法学部教授の宮平真弥さんは「自民党は今回の選挙で、地元の大学の学生たちをつかってビラまきをさせたりSNSをつかって選挙をすすめている」また「前回、自主投票だった公明党も自民党についたということで苦戦が予想されている」そして「稲嶺さんだから止められている工事!なんとしても稲嶺さんを応援してがんばっていきましょう」と語った。(見雪恵美) 報告動画(11分) *写真=shinya

ボトムアップの政治が動き出す〜「立憲民主との大対話集会」に500人
1月28日夜、東京文京区にある文京区民センターで、「立憲民主との大対話集会」が開催された。主催は、この5〜6年の参議院や都知事選挙で市民派選挙にチャレンジした自治体議員や社会運動家が主要メンバーの実行委員会。冷え込みが強いうえ日曜の夜にもかかわらず、のべ500人を超える方が来場し、サテライト用の第2会場も使用した。会の趣旨は、ずばりサブタイトルにした「市民の政治のつくり方」だ。単に新しい政党の応援団集会ではなく、結党の際の枝野幸男議員の「ボトムアップの政治」を、選挙後も本当に進めようとしているのか、一方では市民社会運動はどうするのか、それを直接双方向ですり合わせようという試みから発案した。参加された国会議員は、ベテランから新人まで枝野、長妻、菅議員をはじめ16名。会場からは33人が発言した。枝野代表は多忙にもかかわらず1時間出席し、真摯に対応した。18時から21時の休憩なしの長丁場だったが、居眠りもヤジも途中で空席が目立つこともなく、集中した3時間だった。(白石孝) 報告

電話越しに聞こえる悲痛な叫び〜「雇止めホットライン」に100件
1月27日(土)28日(日)の二日間、午前10時から午後8時まで、東京・西新宿のユニオン運動センター会議室で「雇止めホットライン」が開設された。派遣ユニオンの関根秀一郎さんによると、28日午後3時頃の時点で、二日間合わせて約100件ほど相談の電話が来たそうだ。相談のほとんどが「雇止めされた」、または「雇止めになりそう」というもの。28日には自身も去年の12月に、約17年間働いてきた派遣先を雇止めとなった派遣労働者の渡辺照子さんが、電話対応を行っていた(写真)。電話では、まずは派遣なのか契約なのか、雇用形態を聞き、本人の意思・要望を聞いて、自宅や勤務先の近くにあるユニオンを紹介し、次のアクションを具体的にとれるようにアドバイスしていた。年齢は40、50、あるいは60代がとても多いという。また、今回の労働契約法の無期雇用転換は5年以上勤めた方が対象ということもあって、5年以上勤めている人からの相談が多かった。(依 草太) 報告

韓国サンケン闘争 : 全労協事務局長 中岡基明さんが韓国・金属労組から感謝賞
一昨年10月韓国から来日し、日本の本社に対して解雇撤回を求めて闘い勝利した韓国サンケン分会。所属する金属労組の代議員大会で、韓国サンケン分会の日本遠征闘争に連帯して共に闘った人々を代表して、全労協事務局長の中岡基明さんに感謝賞が贈られた。1月27日、その感謝牌を持って韓国サンケン分会が全労協の事務所を訪れ、授賞式が行われた。分会長のオ・ヘジンさんは「多くの人たちがこの闘いは勝てないと言ったけども、私たちは現場に戻ることができた。これはここにいるみなさんの力があったからこそと思う。もう一度、みなさんの愛情と情熱に感謝します」と話した。中岡さんは「今まで韓国からの遠征団との関係をつくってきて、今回しっかりした闘争団と、応援団でやれたと思う。今後の連帯関係をより一層強めていくことを確認したい」と話した。(尾澤邦子) 報告

安倍「改憲」はどう動くか?「発議」をどう止めるか?〜高田健さんが講演
1月27日、「改憲動向、『発議』をどう止めるか」と題して、第120回市民憲法講座が東京・文京区民センターで開かれた。講師は、高田健さん(総がかり行動実行委員会共同代表/写真)。高田さんはその中で、昨年2017年総選挙を振り返るところから、来年3月までに安倍内閣が狙う改憲スケジュールとそれを強行するための策略、そして安倍政権と闘う方針について1時間半にわたって講演した。改憲スケジュールとしては3月末の自民党大会での自民党改憲案の決定(ここで石破案はつぶされる)、通常国会での審議、そして9月の自民党総裁選での安倍再選、その後臨国会を経て年内に通そうとするというのが安倍政権の狙いだ。特に、安倍内閣が巧妙なのは、\佛飽董兵民党改憲草案と同じ)と安倍案(1,2項は残し3項を加える)を並列させることで、安倍案が柔軟だと思わせる、■江鬚世韻任覆、「教育無償化」や「合区解消」など「うけ」のいいものを並べ、9条改憲色を薄くするなどの「詐術」を使っていること、そこに気をつかねければいけないと高田さんは語る。(湯本雅典) 報告動画(19分)

ユナイテッド航空は不当解雇を撤回せよ!〜成田空港カウンター前でアピール
成田空港の拠点閉鎖を理由にUA(ユナイテッド航空)から不当解雇された子会社「コンチネンタルミクロネシア航空」の日本人客室乗務員は、「ユナイテッド闘争団」(現在4名)をつくり原職復帰を目指して闘っている。会社を相手に起こした「雇用継続を求める訴訟」は、東京地裁で係争中ですでに2年を経過した。ユナイテッド航空は史上最高益を上げている会社だが、日本人の客室乗務員のみを解雇した。これは、「日本の労働法適用を回避し組合つぶしを狙った“アメリカファースト”である」と組合側は主張している。1月27日(土)午後、成田空港第1ターミナルビルで15回目の抗議行動が行われた。UAカウンター前で乗客・空港関係者にチラシを配布し、ユナイテッド航空の不当性と職場復帰への思いを伝えた。その中で、アメリカ本土で組合をやっている若者が声をかけたり、カンパを直接渡してくれる人もいた。ユナイテッドの争議は、2/8に労働委員会調査、3/1・4/26は東京地裁で口頭弁論が行われる。(レイバーネット編集部) 報告詳細情報(pdf)東部労組新着動画

辺野古止めるために名護市長選に絶対勝利を!〜現地レポート
1月25日午前8時少し前にシュワブゲートに到着。座り込み準備の手伝いをする。8時30分から、いつものようにゲート前で集会。今日は参加者は100名を超えていた。各地域の島ぐるみ会議が結集したためのようだ(沖縄市25名 具志川9名 大宜味5名 読谷5名など)。始まりはこれもいつものように「座り込めここへ」の歌で景気づけ。数名の方があいさつした。その内容はやはり昨夜の稲嶺進決起集会の熱気が継続しているためであろうか、以下の2点が強調されていた。 嵎嫐邯鼎鮖澆瓩襪燭瓩北掌郢堋港に絶対勝利しなければならない。そのためには一人一人が知恵を出しあい、できる支援活動をしよう」。◆峺⇔呂硫K宗機動隊の暴力に守られ、護岸工事と評しているが、実際は基地建設工事のため1日300台前後(砕石満載、セメントミキサー車など)のダンプが基地内に入り、急ピッチで工事が進んでいる。しかし県民は絶対あきらめない。工事阻止のため座り込みをこれからも強化していこう」。(佐藤茂美) 報告

「憲法寄席ミニライブ」がスタート〜笑いの文化で憲法を身近に
1月24日に東京・文京区の本郷文化フォーラムHOWSで第1回「憲法寄席ミニライブ」が開催された。 昼席の始まりは、ジョニーHの歌「私は日本国憲法99条だ」 杉浦久幸(もっきりや)とジョニーHが漫才風に司会を進めた。レイバーネットでもお馴染みの「笑い茸」の替歌を村上理恵子が歌った。客席からは「笑い茸さんの歌詞カードの替歌に感心していましたが、実際の歌を聴くともっといいですね」との感想が聞かれた。講談を披露した、憲法寄席の生みの親である高橋織丸は 「10年前に安倍政権ができたとき憲法壊悪の危機を感じて、笑いの文化で憲法を身近に感じてもらうために『憲法寄席』を始めました。何度も休止の危機がありましたが、安倍政権が続く限り、辞めるわけにはいきません。このたびは、新しいやり方で行われる『憲法寄席ミニライブ』が始まり、期待しています。2月には鹿児島県と熊本県で公演を行います。憲法壊悪の歯止めになればと思っています」と語った。(ジョニーH) 報告

安倍「働き方改革」のウソを暴け!〜『非正規に尊厳を!−メトロレディーブルース総集編』完成
1月22日の安倍首相の施政方針演説は働き方改革を掲げ、「同一労働同一賃金、実現のとき」「非正規という言葉をこの国から一掃する」「女性活躍の旗を高く掲げ」等々、歯が浮くような言葉が並んだ。だが現場の実態はどうか。「仕事が同じで賃金は半分、これでは食べていけない」と差別是正を求めて立ち上がったメトロコマース売店員の裁判は、昨年3月、東京地裁で「正社員と非正規の格差は制度上当然」とされ組合側の全面敗訴だった。「裁判所まで非正規差別をするのか。これでは女性は輝けない!」。いま争いは東京高裁に移っているが、彼女たちの怒りは深い。ビデオプレスではこのたび、組合結成・ストライキ闘争・裁判闘争など9年に及びたたかいの記録として、『非正規に尊厳を!−メトロレディーブルース総集編』(52分)を完成させた。2月3日に初披露上映会が東京・新小岩である。安倍の「働き方改革」のウソを暴いたこの作品を広げてほしい。さあ非正規労働者の反撃だ!(ビデオプレス) 詳細2/3上映会案内寸劇「女三人吉三」

驚くほど劣化する「時事」的言論〜太田昌国のコラム「サザンクロス」
このようなコラムを書いていると、「時事」に即して対応する言論が必要だと思いがちだ。それはその通りで、私も及ばずながら、そのようにしたいと考えている。だが、現在、一般に流通している「時事」的言論は驚くほどに劣化している。メディアへの露出頻度が高い政治家の――とりわけ日米の――言葉をみれば、一目瞭然だ。メディア自体もそうだ。心の奥底では、こんな言動に逐一対応できるものかという憤怒が、本音となって渦巻いている。去る1月16日、カナダで朝鮮問題(メディアは「北朝鮮問題」と表現している)に関する20ヵ国外相会合が開かれた。河野太郎外相はここで「北朝鮮との外交関係を断ち、北朝鮮労働者を送還する。こうした措置を通じてのみ、北朝鮮の政策を変えられる」と訴えた。彼は昨年9月にも、米コロンビア大学の講演で「北朝鮮と国交がある160以上の国に外交関係・経済関係を断つよう強く要求する」と述べているのだから、確信犯なのだろう。(太田昌国) 続き *写真 ガルシア=マルケス(本文参照)

〔週刊 本の発見〕国家がなくそうとする記憶〜『忘れられた巨人』
昨年のノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロについて、日本のメディアは日本出身の作家が受賞したと大騒ぎをした。イシグロは、1954年長崎に生まれたが5歳でイギリスに移住し、その後英国籍を取得している。ノーベル賞やオリンピックを国威発揚に利用する日本という国に、ほとほと愛想が尽きるが、イシグロの受賞後のインタビューや講演を読むと、彼はこういう偏狭なナショナリズムの対極にいる人だということがわかる。たとえば彼は、ノーベル賞の記念講演で次のように語っている。「…しかし今、振り返ってみると、ベルリンの壁が崩壊した以降の時代は、自己満足と機会が失われた時代のように思う。富と機会における巨大な不平等が、国民、国家間で増大することが許されてしまっている。特に、03年の悲惨なイラク侵攻、08年の恥ずべき経済破綻後に、一般の人々に押しつけられた長年の緊縮財政政策は、極右的なイデオロギーと民族的なナショナリズムがまん延する現在を引き起こしてしまった」。前置きが長くなったが、そのイシグロの最新作が『忘れられた巨人』(2015年)である。(佐々木有美) 続き

不当逮捕にめげず「埋め立て反対」座り込み続く〜辺野古現地レポート
1月23日、朝7時前にキャンプシュワブに到着。8時から集まってきた約40名がゲート前に座り込み、大城悟さんの音頭で集会が始まった。ゲート前を守っているのはアルソック。彼らは以前よりも傲慢で、「我々は機動隊と同じ役割をしているのだ」と、何か勘違いしているように私には見受けられた。8時半になると砂利を満載にしたダンプ、セメントミキサー車(丸成鉱業、大宜味鉱業、硫英生コン、協栄生コンなど)が300台近くやってきた。沖縄のダンプがすべて集結したのではと思うほどであった。しかし大浦湾埋め立て工事に駆り出されているのは北部の会社だけだという。ということはこの何十倍ものダンプが存在するということか。「沖縄は建設業が主流で、なかなか生活していくための仕事がないのかな」とちょっと暗い気持ちになったりした。しかしそんな感傷に浸っている暇はなかった。基地内から出てきた機動隊に私たちはあっという間に(20分くらい)排除されてしまった。この日は12時、15時にもダンプが約100台ぐらいずつシュワブ内に入っていった。(佐藤茂美) 1/23辺野古報告1/23稲嶺決起集会報告1/24辺野古報告

被害者抜きの合意は解決ではない!〜「日韓合意」ってなに?講演会
一昨年の韓国におけるろうそく集会の波は、パククネ政権を倒し、ムンジェイン政権を誕生させた。パク政権が日本政府と2015年12月に行った日本軍「慰安婦」問題での「日韓合意」に対し、韓国では不満が高まっていた。被害者を無視した「合意」はありえないと。日本政府の「少女像撤去」の要求に対し、たちまちのうちに韓国各地30数か所に「平和の碑」「平和の少女像」が建立された。2017年ムン政権は、「日韓合意」では解決できないと「合意」を検証し、2018年1月9日、カンギョンファ外相が韓国政府の新方針を発表。これに対し日本政府は、「合意したのに」「蒸し返すな」とかたくなな態度をとっている。1月20日、かつしか女性会議の主催で、「日韓合意」ってなに?〜日本軍「慰安婦」問題の現状〜という講演会が行われた。講師は日本軍「慰安婦」問題解決全国行動共同代表のヤンチンジャさん(写真)。1時間半にわたる講演は、被害者と支援者が共に歩んで国際世論をつくり、また国内で若い人たちを中心とした運動が巻き起こっていることなどが、よくわかった。(尾澤邦子) 報告日本軍「慰安婦」問題解決全国行動の声明

「戦争ではなく対話を!」〜都心初のミサイル避難訓練に市民が抗議
朝鮮半島での軍事緊張を受けて、昨年3月から全国で始まった「ミサイル避難訓練」。これまで都心など人口密集地では「国民の危機感を必要以上にあおる」(政府関係者)との懸念から控えられてきたが、その禁も破り、1月22日午前、東京・後楽園周辺で初めての避難訓練が行われた。注目度は高く、TVカメラクルーなどたくさんの報道陣が集まっていた。一方、これに抗議する市民も駆けつけた。午前10時から「春日駅前」で避難訓練が始まると、市民ら十数人は訓練反対のプラカードを手に声を上げた。一人の抗議者はごったがえす訓練現場の最前線に躍り出た。そして「戦争ではなく対話を!」と書かれたプラカードを掲げ、「戦争訓練やめろ!戦争訓練やめろ!」と叫んだ。すぐに私服警官がつかみかかり、取り押さえて追い出したが、かれは声を上げ続けた。「危機を煽って軍拡を正当化するな!」「戦争準備でなく外交で戦争を防げ!」と。(M) 写真速報動画(3分半)ブルームバーグロイター東京新聞TBSニュースOurPlanet-TV報告(杉原浩司)

「決戦の年が始まった」〜今年初めての「毎月19日・国会前行動」に2000人
「決戦の年が始まりました」(高田健さん)の言葉どおり、寒風吹きすさぶ中、今年初めての「毎月19日・国会前行動」に、2000人が集まった。この日登壇した野党4党(共産党、民進党、立憲民主党、社民党)の代表は、憲法9条改悪阻止や沖縄の問題について力強い訴えがあった。また、民進党・杉尾秀哉参議院議員からは、「希望の党と民進党との統一会派阻止に向けて全力をあげた」という報告もあり、参加者から大きな拍手が起こった。また市民から登壇した「沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック」の青木初子さんは、「米軍ヘリの窓が落ちた事件について、心ない中傷があった。許せない」と怒りの発言。衆議院選挙で野党統一に向け奮闘した杉並からは東本久子さんから、「9条こわすな 杉並市民アクション」の結成に向けた地道な活動の報告もあった。22日から通常国会が始まる。全国市民アクションと総がかり行動実行委員会は、22日は12時から国会前で「開会日行動」を計画している。(湯本雅典) 全文動画(6分24秒)

日本が戦場になる!〜「南西諸島の自衛隊配備」に反対する集会に300人
1月18日、「STOP!南西諸島の自衛隊配備 院内集会&政府交渉」が参議院会館講堂で開かれ、300人を超える参加者で会場はいっぱいになった。集会を通して、沖縄本島の軍事基地強行と南西諸島の自衛隊配備の問題は、日本全体の問題であるということが明らかにされた。参議院議員・沖縄の風の伊波洋一さんは「いまの自衛隊配備はすぐ戦争するための部隊。これは日本を守るためではなく日本を戦場にするもの」と衝撃的な事実を伝えた。てぃだぬふぁ共同代表の楚南有香子さん(写真右)は、野原地区の住民説明会のときに住民の方から防衛省の役人に対して「わたしたちの人権をいったいどう考えてるんですか?」という質問に、役人の担当者が「人権というものが、よくわかりません」と言い放ったという話に驚いた。また、同共同代表の石嶺香織さん(左)からは宮古島で、どんなことが行われているかの説明があった。政府交渉終了後、小西誠さんがインタビューに応じてくれた。(見雪恵美) 続き動画(41分)

「日本は加害国の責任を果たすべき」〜新宿で「慰安婦」問題アピール行動
1月17日、新宿での第6回「慰安婦」問題解決・水曜行動が行われました。主催は戦時性暴力問題連絡協議会。今回は、韓国の「日韓合意」検証結果と新方針が出た後で、街行く人々がどんな反応をするかとても心配でした。とくに日本政府もマスコミも、一斉に「合意は一歩も引かない」とか「約束を破る韓国が悪い」という悪宣伝をしたので、通行の人たちはどう思っているだろうか?! そんななかで、マイクリレーの方々は、検証結果の内容を懸命に説明し、「日本は加害国の責任を果たすべき」としっかり訴えました。それぞれが日本の人権事情などと繋げて、分かりやすく訴えたのも、効果があったかもしれません。またこの間、この行動に参加して下さっている方々も少しづつ定着してきました。特筆すべきは、韓国から来ていた高校生が討論に加わり、若い息吹を感じさせました。(喜多村憲一) 報告

「核兵器は恥の象徴、必ずなくせる」〜ICANフィン事務局長の講演会
2017年のノーベル平和賞を受賞したICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)のベアトリス・フィン事務局長が、1月16日、東京のオリンピック青少年センターで講演した。200席の国際会議場はぎっしり満席。フィン事務局長は「核兵器が私たちを破壊する前に、私たちが核兵器を終わらせなければならない。必ずできる。信じている。みなさんの勇気、希望、情熱を期待している。一瞬にして破壊されるかもしれない未来ではなく、より良い希望のある未来を持とう。私たちの声で、核兵器を廃絶しよう」と訴えた。フィン事務局長は「だれも核戦争を望む人はいません。核兵器は核兵器の使用を防止するために必要だと言われています。最も矛盾をはらんだ兵器です。日本は核兵器が使用されたらどれほどの惨事をもたらすかを一番よくわかっている国です。核兵器は何百万の無辜の市民を無差別に殺すための兵器だということを、政治家に理解させなくてはなりません。この兵器は力の象徴ではなく、恥の象徴です」と話した。(尾澤邦子) 報告 *写真=フィン事務局長(右)と日本被団協田中てるみ事務局長

〔週刊 本の発見〕20世紀を代表する写真家〜『ロバート・キャパ写真集』
ロバート・キャパ(本名エンドレ・フリードマン、1913〜54)の写真は、いまに通じる。20世紀の戦争をとらえた写真家として彼の名は忘れられることはない。そのキャパのネガ7万点余から236点を選んで、昨年12月、〈岩波文庫〉初めての写真集が発刊された。キャパの全貌を知ることのできる的確な編集である。講演するトロツキー、今も議論を呼ぶデビュー作「崩れ落ちる兵士」、ブレとボケが緊迫感をもたらすノルマンディー上陸などよく知られた写真は、ほぼもれなく収められ、加えてスペイン内戦、日中戦争、そして第二次大戦のイギリス、北アフリカ、イタリア、ノルマンディー、パリ解放、さらに第一次中東戦争(1948年—49年)、第一次インドシナ戦争までのキャパ作品を通史的に知ることができる。それだけではない。ヘミングウエイ、スタインベック、ピカソ、あるいは、イングリット・バーグマンら友人たちの人柄と生き方まで浮かぶような写真がある。(志真秀弘) 続き

被災者の鎮魂の裏にある商魂〜阪神淡路大震災から23年
阪神淡路大震災から23年目の1月17日を迎えた。亡くなった人びとへの慰霊の日であり、当時のつらい記憶や悲しい思い出をあらたにする日でもある。震災三ヶ月後に神戸へ行ったが、被災地はなまなましかった。が、それから数年後一番被害が大きかったといわれる芦屋市に立ち寄ったが、液状化した跡地を明記したプレートがあるだけで、まったく被災の痕跡はあとかたもなかった。復興が早かったのは、福島のような原発事故による放射能被害がなかったからでもある。市街の復興は早かったが、生活や人の心の復興は取り残されたままであった。このとき、これは天災なんかではなく、人災だと立ち上がったのが西宮在住で自身も被災した作家の小田実である。小田は粘り強い市民運動で「被災者生活支援法」を超党派でまとめあげたのだった。(牧子嘉丸) 続き *写真=小田実らのデモ

無期転換逃れの雇止めは言語同断!〜「雇止めホットライン」開設へ
今年4月から実施される有期契約労働者(5年以上勤続)の無期転換、10月から実施される派遣労働者(3年以上勤続)の直接雇用を前に、これらの措置を免れようと企業の雇止めが頻発している。1月15日厚生労働省で、不当な雇止めに対抗する「雇止めホットライン」開設についての記者会見があった。全国ユニオン事務局長の関口達矢さんによれば、昨年9月から12月までに東京ユニオンに寄せられた雇止めの相談は30件以上で、ふだんの2倍を超えている。「雇用の安定が法改正の趣旨なのに、雇止めは言語同断」と訴えた。派遣労働ネットワークの鈴木信さんは、まだまだ無期転換の制度自体を知らない人も多い。ホットラインでアピールしていきたいと語った。会見では雇止めされた当事者のアピールがあった。派遣労働者の渡辺照子さん(58歳)は、昨年12月末で雇止めになった。(佐々木有美) 続き動画(7分40秒)TBSニュース *ホットラインは1/27・28に開催、電話は050−5808−9835。

市民と議員がたたかいの交流〜野党統一候補が全員勝利した世田谷・目黒
1月14日、東京都目黒区で「新春5・6・7区国政報告会と市民と野党の交流会」が開催された。会場は用意していた資料が足らなくなるほどの盛況で、150人をこえる市民、議員で埋まった。目黒区と世田谷区(東京5区、6区、7区)では、昨年の衆議院選挙で3つの選挙区すべてで市民と野党の共闘候補(すべて立憲民主党)が勝利した。5区:手塚よしおさん(比例区復活当選)、6区:落合貴之さん(小選挙区勝利)、7区:長妻昭さん(小選挙区勝利)。集会は、3人の国政報告を中心に、山添拓参議院議員(日本共産党)、保坂展人世田谷区長のあいさつ、市民団体の活動報告と続いた。勝利した3人は、いずれも安倍改憲への危険性を訴えた。また、原発ストップ法案の運動の重要性、政府の「働き方改革」の危険性も指摘した。今年の安倍改憲との闘いの火ぶたはおりた。その勝敗は、院内の立憲野党勢力をいかに後押しするかにかかっている。安倍政権が改憲発議を狙う通常国会は、22日開会する。(湯本雅典) 報告動画(5分35秒)

底辺に生きる中国の出稼ぎ労働者〜ドキュメンタリー映画『苦い銭』
2014年8月の大きな地震で被害のあった中国・雲南省の山村。若い女性が働きに出ることになり、迎えに来た女性との、希望と不安が交錯する会話が交わされている。列車とバスを乗り継いで20時間。着いた先は東海岸の衣料の街、湖州。上海の南に位置す る。延々と続く移動の車中。しかしこの長さこそ、この出稼ぎが彼女たちにとって何を意味するかが、見終わった後にジーンと伝わって来たのだった。衣料工場での最初の仕事は完成品の包装。非常に効率的な手順で、次々仕上がって来る子ども服を袋に詰めていく。2014年から2016年にかけて撮影されたドキュメンタリーと聞くと、世界の格安アパレル産業の地図が塗り替わり、中国では既にひと頃の勢いは無くなっていた時期ではなかったか。労働者や社会の底辺に生きる人々の生活を発信してきた王兵(ワン・ピン)監督は、社会主義国だろうと 資本主義だろうと変わらない彼らの今を、くっきりと切り取って見せてくれた。(笠原眞弓) 全文映画公式サイト

改憲阻止に向けた力強い運動が始まった!〜「オール板橋行動」が署名活動
1月13日昼間でも池に氷が張る寒さの中、東京都板橋区高島平団地前で「許さない戦争法!オール板橋行動」による3000万人署名活動とシール投票が行われ36名が参加、60筆の署名が集まった。板橋区では昨年の衆議院選挙終了後、「オール板橋総行動」「板橋9条の会」そして野党共闘運動を担った「チェンジ国政!板橋の会」が選挙運動総括会議を行い、今後改憲阻止に向けた運動を強力にすすめる方針を決めた。そして新年早々から成人式などで地域ごとに「安倍9条改憲NO!3000万署名」を開始した。今回は、1月のこの間の区内の取り組みが一堂に会した統一行動として取り組まれた。安倍首相が22日から始まる通常国会で改憲発議に向けた取り組みを開始することが予想される中、全国的に安倍改憲阻止、3000万署名推進の取り組みが始まっている。この運動をいかに強く、広くすすめるのか、昨年培った共闘運動をふまえた運動のひろがりが問われている。(湯本雅典) 報告動画(3分)

「肺に転移した子どもが7人も」〜金曜行動で福島の亀屋幸子さん
1月12日金曜日。今週は、小泉元首相らが「原発即時ゼロ法案」を国会に提出する会見と、それとはウラハラの埼玉県議会が「原発再稼働を求める意見書」を採択したことが報じられた。とくに後者の問題については、「東京新聞」やレイバーネットが先行して報じていた。官邸前や国会前など抗議行動も、これを受けてのスピーチが多かった。双葉町からの避難者の亀屋幸子さん(写真)は福島での甲状腺がんは現在197人で、「今度は肺に転移した子どもが7人出ました」と訴えたが、7年でそこまできたのか!と驚かされた。その後、埼玉からきた女性は、自民党の県議会がとんでもないことをやっていると訴えた。いつもタイコを叩いている人が行列の中から、高校生の新聞投稿「放射能の前で人間無力」を読み上げた。最後に「時代おくれのアベはヤメロー!」と締めくくった。国会正門前でスピーチに立った山岡さんも、埼玉の議会採択をとり上げその議会の進行がどんな状況だったかを明かした。(木下昌明) 写真速報動画(10分)

埼玉県議会・自民党は恥を知れ!〜「原発再稼働意見書」撤回もとめ抗議デモ
1月10日(水) 埼玉県議会による「原発再稼動推進意見書採択に対する抗議文提出行動」には、埼玉県民ばかりでなく福島県民・新潟県民・茨城県民も集会・デモ・記者会見に参加して、怒りを訴えた。埼玉県庁県政記者クラブで行われた記者会見で、福島県郡山市議会議員の蛇石郁子さんは「採択に賛成した埼玉県議会議員はひとりひとり福島県に来た上で、なぜ採択してしまったかを福島県民が聴く場を設けてほしい」。福島県大熊町議会議員の木幡ますみさんは「大熊町の地元では『関東はおれらの所で作った電気を使ったのにこの意見書は酷い。最終処分場は埼玉県で引き取れ』と怒っている」と訴えた。また武本和幸さん(原発反対刈羽村を守る会)は「東京電力は原発を動かすためには何でもする。嘘をつく。しかし、この3年間、新潟では知事選挙も参議院議員選挙も柏崎刈羽原発再稼動反対派が勝った。そして知事は福島の原発事故の検証に取り組んでいる。そういった新潟県民の総意に対する埼玉県議会のリアクションは許せない」と語った。(ジョニーH) 報告動画(集会デモ) *写真撮影=shinya

〔週刊 本の発見〕虐待の背景を冷静にみつめる〜『児童虐待から考える』
乳児遺棄事件、児童虐待事件は後を絶たない。子どもは自らの生存を、親や保護者に全面的に依存せざるを得ない。無力な存在たる子どもが対等な関係をつくり、親を傷付けることは不可能だ。つまり子どもはイノセントな存在だと言える。だから子どもを虐待することに一切の弁解は許されないように思える。実際、報道でも虐待の加害者の親には容赦ないバッシングがある。しかし、私は思うのだ。虐待の要因、背景は何だったのだろうか、と。近隣住民のインタビューでは「親はかわいがっていたようだ」とのコメントも見ることがある。ではなぜ子どもは虐待されたのだろうか。マスメディアの報道は、背景まで追わない。そしてまた児童虐待は繰り返される。親に子育ての能力がなかったり、子育てを放棄したとしても、行政は子どもを見捨ててはならないはずだ。具体的には児童相談所等がある。だが、それらの行政機関が十分には機能しない。父子家庭となった父親が、神奈川県厚木市で保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕された事件も行政が虐待を見逃した典型だった。筆者は、この事件を「誰も気付かなかった父子極限の生活」として取り上げている。(渡辺照子) 続き

人間の歴史の中での「70年」について思うこと〜太田昌国のコラム
昨年は「ロシア革命100周年」の年に当たり、何度かこのテーマで話をした。参考のためのレジュメを作りながら、「70年」という歳月が、人間の歴史の中で持つ意味を思った。まず考えたのは、ロシア革命に先駆ける意義深い社会革命を1910年以降の過程で経験したメキシコのことだった。この革命は、その後「凍結された」とか「中絶させられた」などの形容詞を付けずには表現できないほどに挫折するのだが、ともかく1917年には新憲法を制定した。その27条は、農民の伝統的な共同体的土地所有およびその水資源の権利を擁護し、株式会社が農場を取得・保有・管理することを禁じるなどの画期的な内容だった。ところが、米国・カナダとの自由貿易協定の締結を模索していた1990年前後のメキシコ政府は、多国間貿易協定締結を阻害する国内法整備の必要性に迫られ、憲法27条を改定して、共同体の土地の売買と私企業による農地保有とを一定の範囲とはいえ認めてしまった。南東部チアパス州の先住民族は、この協定が発効した1994年1月1日、これは「先住民族に対する死刑宣告に等しい」と訴えて、武装蜂起した。(太田昌国) 続き *写真=チアパス州の自主管轄区

ありえない!非難ごうごう〜埼玉県議会が「原発再稼働を求める意見書」を採択
2017年12月22日、埼玉県議会で「世界で最も厳しい水準の規制基準に適合すると認められた原子力発電所の再稼働を求める意見書」が採択された。報じたのは、翌23日東京新聞の埼玉版。これを知った県民や原発立地の人たちから、非難と抗議の声があがっている。地元埼玉では12月26日、27日と連続で県庁前スタンディングとビラ配りが有志により行われ、年明け1月4日も仕事始め県庁に出勤する職員や通行人へのビラ配りと、駅前での抗議アピールがあった(写真)。呼応して、県庁所在地であるさいたま市以外でもそれぞれの地元駅前でのスタンディングなど、個人やグループによる抗議活動が拡がっている。また、いち早く12月28日に福島県の「虹とみどりの会」(蛇石郁子 郡山市議)は埼玉県議会議長に宛てて59団体209名の賛同署名を添えた要請書を提出した。ネット上には「埼玉が原発を誘致しろ」「核のゴミを全部引き受けろ」と、埼玉県への厳しい声があふれている。(知多 歩) 全文動画(5分)1.10抗議デモ

「あなたは関係ない」に怒りのスイッチ〜渡辺照子さんの出社闘争
昨年末にクビを切られた渡辺照子さんは、新年の仕事始めの1月4日、東京・茗荷谷にある派遣先の「地球科学総合研究所」に出社した。渡辺さんは派遣ユニオンに加入し、「無期転換逃れの一方的雇止めは許さない」と行動を開始していた。すでに派遣元会社の「パーソルテンプスタッフ」と2回話し合いをもったが、「雇止めの理由は予算上の関係で仕事がなくなった」というだけで納得できる説明はなかった。「地球科学総合研究所」は、地下鉄茗荷谷駅から数分のところ。この日は派遣ユニオンの関根書記長が同行し、午前9時すぎ一緒にビルの中に入った。渡辺さんは、会社の受付から内線で面会を申し入れたが、I総務部長の対応はひどかった。面会は拒否した上に電話越しにこう言い放った。「派遣会社との契約が切れたのであなたとは関係ない。これ以上アプローチすると契約上のトラブルということで警察を呼ぶことになる」と。渡辺さんの顔がひきつってきた。「17年も毎日毎日働いてきたのです。それでも何も関係がないんですか?」と問いかけるとガチャンと電話を切られた。(レイバーネット報道部) 全文

〔週刊 本の発見〕終焉としての死と心の動き〜『土の記(上、下)』
幼い頃、五十歳、六十歳になった自分の姿をイメージすることは容易ではなかった。筆者の場合、父親が四十歳近い時に生まれた遅めの子供だったから、十代の時期に五十歳、六十歳の身近な人間といえば、まさに目の前の父親であり、そんな爛ッサン瓩砲覆辰深分なんて、全く想像を超えていた。一方、二十世紀中盤の1955年に生まれた筆者にとって、二十一世紀の到来は近未来における一大メルクマールであったから、その2000年において四十五歳の自分はどんな人間になっているのか、どんなふうに歳を取っているのかという想像・夢想は、曖昧ながらも繰り返し浮きつ沈みつしていたと記憶する。そして、狄祐屬箸蓮年齢を重ねるうちに特別意識することもないまま成熟し、言わば老成し、人生の完結に向かって進んで行くものなのかなあ瓩覆匹塙佑┐討い燭茲Δ忙廚Αまあ、実際には、たちまち2000年が立ち現われ、しかし、四十五歳になったからといって特段の成熟もなし。それどころか、二十一世紀に入ってなお十数年が過ぎた現在でさえも、相変わらず十代の頃と大して変わらぬ感性のままに日々を過ごしているのだから、何をか言わんやではある。(大西赤人) 続き


このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について