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全労協事務局長・中岡基明さんが、韓国・金属労組から感謝賞を授賞

 一昨年10月韓国から来日し、日本の本社に対して解雇撤回を求めて闘い勝利した韓国サンケン分会。所属する金属労組の代議員大会で、韓国サンケン分会の日本遠征闘争に連帯して共に闘った人々を代表して、全労協事務局長の中岡基明さんに感謝賞が贈られた。

 1月27日、その感謝牌を持って韓国サンケン分会が全労協の事務所を訪れ、授賞式が行われた。分会長のオ・ヘジンさんは「多くの人たちがこの闘いは勝てないと言ったけども、私たちは現場に戻ることができた。これはここにいるみなさんの力があったからこそと思う。もう一度、みなさんの愛情と情熱に感謝します」と話した。中岡さんは「今まで韓国からの遠征団との関係をつくってきて、今回しっかりした闘争団と、応援団でやれたと思う。今後の連帯関係をより一層強めていくことを確認したい」と話した。

 前分会長のヤン・ソンモさんは「今私たちは復職して現場で働いています。ただ問題なのは、新しい社長が来たが、前の社長とあまり変わらない。労働組合と真摯に向き合おうとしていない」とのこと。闘いはまだまだ続きそうだ。

 今回韓国サンケン分会は、680ページに及ぶ闘いの報告集を作成した。またそれとは別にキム・ウニョンさんは、闘いの中で毎日つづったフェイスブックの記録を夫のクォンキベクさんが編集して本にし、持ってきた。ウニョンさんは「つたの夢」と名付けたこの本について「壁を這い上がるつたのように、仲間の手を取り合って伸びてゆき、ついに絶望の壁を超えていったという思いを込めて本をまとめた。壁は超えるためにある。絶望の資本の壁を超える夢、それが労働者の夢であるということでタイトルを付けた。このような歴史的な闘いをつくってくれたみなさんこそこの闘いの主人公だ。感謝します」と話した。そして参加者一人一人に本を手渡した。〔尾澤邦子〕


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