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インドネシア13都市でトヨタへデモ〜「ナンブ・インドネシア」の解雇に抗議
トヨタのサプライチェーン、プラスチック部品を製造しているナンブ・インドネシアに おける労働争議の続報をお伝えします。ナンブ・インドネシアの労働組合、SUBUMIは、女性労働者の労災および契約労働者9人の 正規労働者への身分変更をもとめて交渉を申し入れましたが、会社は要求を拒み続けたばかりでなく、 これらの契約労働者を契約期間が終了したとして解雇。3月8日、SEBUMIは関連労組であるSEDARとともに、ナンブ・インドネシアの理不尽な態度を製品の納入先であるトヨタに訴えようと、北ジャカルタ、スンダーにある トヨタ・インドネシア(TMMIN)にデモをした。会社は4月3日までに61人の非正規・正規の労働者を解雇した。インドネシアの労働法は妊婦を解雇するのを 禁じているにもかかわらず、解雇者の中には妊婦もいた。(遠野はるひ) 続き

海に岩石投入!沖縄差別のすさまじさを痛感〜4.28辺野古レポート
4月28日、500人行動の最終日。朝、辺野古ゲート前に行くと機動隊がいつもの半分、ゲートは閉じている。本日はダンプの搬入はない。ちょっと拍子抜け。しかし体のそこらじゅうが痛く、疲労はピーク。ほっとしたことも事実だ。ところが休ましてくれない。ゲート前の行動がないのなら本部の塩川港に海からの土砂搬入阻止に駆け付けることになった。行ってみるとびっくり。ダンプ180台分の強大な岩石が、船に積み込まれている。2隻の船が代わりばんこに、一日一隻、辺野古の海に岩石を投入しているという。そのすさまじさを目の当たりにして、体が一瞬固まってしまった。気を取り直し、ダンプの前に立ちはだかる行動を繰り返した。この5日間の500人行動に参加して感じたことは、沖縄の人々の思いに少しは応えられたのかなという思いと、日本の沖縄差別のすさまじさを改めて痛感させられたことだった。(佐藤茂美) 報告4.27動画

「いのちを守れ」原発抗議つづく〜4.27官邸前・国会前行動レポート
4月27日金曜日、原発反対の抗議行動はこの日で288回を迎えた。なんと長い闘いか。回を重ねるごとに参加者は少なくなってきたが、それでもこの闘いの上に<シールズ>が生まれ、高校生グループの<ティーンズソウル>が生まれ、<未来のための公共>が生まれ、<スタンド・フォー・ツルース>が生まれて、戦争をあおる腐敗した安倍政権に抗議の声を上げつづけている。これら若者中心の行動を下から支えているのは、「いのちを守れ」のこの原発抗議である。ドラムやフライパンなど叩いて反対の声を上げつづける一一この非暴力のたたかいに権力は弾圧の暴力の手を出しかねている。この日も90歳の斎藤美智子さん、双葉町を追われた亀屋幸子さん(写真)、希望の牧場で300頭の被ばく牛を飼っている吉沢正巳さんのスピーチが響いていた。かれらは何十回、何百回となく声をはり上げてきた。これらがいまのたたかいの原点といえる。(木下昌明) 報告動画(6分半)

南北首脳会談報道に欠けていること〜太田昌国のコラム
一般的に言って「政治家」への不信が、私の心中深く渦巻いているのは事実だとしても、4月27日の朝鮮半島の南北首脳会談の様子は、中継されている限りは、山積している仕事を放り出してでも見るほかはなかった。ふたりの立ち居振る舞い、交わされている会話――それを現認したかった。歴史的な瞬間に立ち会っているという臨場感があった。金正恩氏と文在寅氏が握手し、南北を隔てる軍事境界線を南へ、そして北へと跨ぐシーンには、思わずこみ上げてくるものがあった。文在寅氏が去る4月3日「済州島虐殺70年犠牲者追悼式」で行なったスピーチを読んだり、南北首脳会談実現に向けてのこの間の努力を見たりしていれば、この人物が世界的に見て並み居る政治家の中にあって頭一つ以上抜け出た見識を持っていることは明らかだった。(太田昌国) 続き民主労総声明「積極的支持」渡部通信アリの一言高井弘之氏のコメント

都教委傍聴記 : 足立区性教育「不適切」見解を批判する委員はいなかった
4月26日の都教委定例会では、「中学校等における性教育への対応について」の議題で足立区の性教育問題が取り上げられた。関心は高く29名が傍聴に駆けつけた。「『性交』『避妊』『人工中絶』といった中学校学習指導要領保健体育にないことばを使った授業は不適切。保護者の理解を必ずしも十分得ないまま授業が実施されていた」というのが、授業に対する都教委の見解だ。そして今後は、「学習指導要領を基本とする。すべてを集団指導で教えるのではなく、集団指導で教えるべき内容と個別指導で教えるべき内容を明確にする。学習指導要領を超える内容を指導する場合には、事前に学習指導案を保護者に説明し、保護者の理解・了解を得た生徒を対象に個別指導を実施するなど」とした。この報告に教育委員たちが意見を述べたが、都教委の「不適切」見解を批判する教育委員はいなかった。(根津公子) 全文

3名逮捕!機動隊の暴力に体が震えた〜4.26辺野古レポート
沖縄辺野古が狂っています。今日(4月26日)も機動隊の暴力が吹き荒れています。3名が逮捕されました。逮捕時に立ち会いましたが、あり得ない暴力で無力の人をなぶり殺すのではないかと思うほどの暴力を目の当たりにして、体が震えました。600人が集まりましたが、機動隊の横暴にひとたまりもなく、1時間弱で座り込み行動は突破されてしまいました。ダンプの隊列を見るとヤマトの私でも涙が出るほどの絶望感に襲われます。しかしこの4日間で500台のダンプを止めています。現場は頑張っています。明日、明後日は1000名の結集でダンプの侵入を止めたいと思っています。(佐藤茂美) 報告「ベテランズ・フォー・ピース」4/27報告

〔週刊 本の発見〕黒人の肉体をもって生きること〜『世界と僕のあいだに』
本書は、アフリカ系アメリカ人のジャーナリスト、タナハシ・コーツ(写真)の自伝的作品である。人種差別と暴力が渦巻くアメリカで「黒人の肉体をもって生きるのはどういうことか」を、まもなく15歳になる息子への手紙という形で綴っている。著者は、2014年6月に「アトランティック」誌に奴隷制への補償を求める長い論考を発表し、一躍有名になったが、新世代のオピニオン・リーダーとしての地位を不動のものとしたのが、翌年7月に刊行された『世界と僕のあいだに』である。警官による黒人青年の射殺事件が頻発し、抗議運動が全米に広がるなか、本書は巨大な反響を呼んだ。タナハシ・コーツは1975年にメリーランド州のボルチモアで生まれた。失業、貧困、ドラッグが蔓延する黒人ゲットーで育った彼にとって「一番の関心は、肉体の安全だった」。路上での恐喝、ギャングの抗争、警官の職務質問や発砲など、偏在する暴力をいかに切り抜けるかが日々の課題だった。(菊池恵介) 続き

海の大行動には270人が集結!〜4.25沖縄辺野古レポート
4月25日、沖縄・辺野古500人大行動で朝は「海の大行動」に参加した。海の大行動はカヌーチームと船の参加者と浜の集会をあわせて約270人が集結! カヌーを乗っていた参加者の女性がフロートを超え、工事をとめることとなった。15時以降は、辺野古キャンプシュワブゲート前にて。大勢の参加者があつまっていた。この日の辺野古大行動は800人となった。また、現在学生のドイツ人の女性とバルセロナの男性にインタビューをしたところ、「日本の抗議行動に若者が少ないのは学校教育に問題がある」との指摘があった。この日、キャンプシュワブゲート前テントで、ロックバンド新月灯花も出演し盛り上がりをみせた。行動終了後、平和運動センター議長の山城博治さんが貴重なインタビューに応じてくれた。「800人集まったので今度は1000人を目標に集結してほしい」と意気込みを語ってくれた。(見雪恵美) 見雪報告/動画湯本報告/動画佐藤茂美報告

「抜かれたら植え替えればいい」〜辺野古行動 3日目は800人が結集
4月25日、辺野古500人行動の3日目は800人の結集となりました。沖縄県警は200人の大増員。「本当かな?」と思ったが、派出所からまで動員してしまったとのこと。おかげでずいぶん手荒な扱いを受けました。ごぼう抜きされた中には前名護市長の稲嶺さんの姿も、しなやかな稲嶺さんは機動隊のバスとゲートに挟まれた「ゲート内集会で」、「抜かれたら植え替えればいい。そのときはたっぷりの水と栄養を与えよう。全国、世界からその栄養が寄せられている」と呼びかけました。稲嶺さんに励まされました。(現地レポート=望月吉春) 報告

アメリカのホットな労働運動を伝える〜国際部の新企画スタート
レイバーネット日本国際部では、4月から毎月25日に、アメリカの草の根の労働者ネットワークの月刊機関誌『レイバー・ノーツ』の記事を1本翻訳して掲載することになりました。その第一回はレイバー・ノーツ誌4月号に掲載されているメンフィス清掃ストライキ50周年に関する2本の記事を取り上げます。公民権運動の指導者マーチン・ルーサー・キング牧師は1968年4月4日、テネシー州メンフィスで暗殺されました。牧師はメンフィスの黒人清掃労働者のストライキ支援のデモを組織するためにメンフィスに滞在していたのです。このストライキとキング牧師の暗殺は公民権運動と労働運動の共闘の象徴として、50年後の今日でも語り継がれています。そしてその精神は今日の「黒人の命は大切だ」運動や教員の山猫ストライキの波に引き継がれています。(レイバーネット国際部・山崎精一) 全文国際部ブログ

我慢するのはもうやめよう〜セクハラ被害者バッシングを許さない!緊急院内集会
4月23日、衆議院第一議員会館で「セクハラ被害者バッシングを許さない!4.23緊急院内集会」が開かれた。会場の国際会議場には午後6時頃から人々が続々と詰めかけた。特にメディア関係者が多かったようだ。あっという間に席は埋まり、まわりの壁に張り付くように参加者が並んで立っていた。資料も足りない状態だった。撮影禁止についてなど、かなり緊張した雰囲気だった。司会は、女性と人権全国ネットの佐藤香さん。「セクハラの相談をたくさん受けている。私自身も被害者。セクハラの歴史にピリオドを打たなければならない。被害者を孤立させてはいけない。今この日本で何が起こっているかを共有し、これからどういう社会に、どういう制度・法律を構築していくのか、みなさんと意見を出し合いたい」と話した。(尾澤邦子) 報告

「労契法20条」で闘う人たち一堂に会す〜6.1最高裁判決が焦点
正社員と非正規労働者の不合理な待遇格差を禁じる「労働契約法20条」。この法律に基づいて闘われている裁判で、画期的な出来事が相次いだ。4月20日長澤運輸事件について、4月23日ハマキョウレックス事件について、最高裁で口頭弁論が開かれたのだ。口頭弁論は、その前の判決を変更するときに通常開かれる。判決日は両事件とも6月1日に指定された。労契法20条裁判に対する初めての最高裁判決は、大きな注目を集めている。4月23日、「すべての労契法20条裁判の勝利をめざす4・23集会」が東京神田の連合会館で開かれ、120名が参加した。主催は全日建運輸連帯労組。集会には長澤運輸、ハマキョウレックス、メトロコマース、日本郵便、名古屋自動車学校、千葉内陸バスなど、20条裁判を闘う6組合が参加した。「労契法20条」の当事者たちが一堂に会したのは初めてで、社会に打って出る起点となる集まりになった。(佐々木有美) 報告動画(宮里発言・12分)

長時間作業をとめる!ゲート前500人行動初日〜沖縄辺野古レポート
4月23日、沖縄県名護市辺野古キャンプシュワブゲート前で、「ゲート前連続6日間500人結集行動」がスタートした。この行動は、6月にも強行されると言われている辺野古新基地建設のための土砂投入を、市民の力で阻止しようと企画されたものだ。この日は、初日であるのもかかわらず多くの市民が参加した。基地建設資材搬入のダンプカーも相当数投入されたが市民の座り込みで、長時間作業を遅らせざるをえない状況が作り出された。ある県内からの参加者は、「沖縄戦の体験を持つ親の気持ちを考え、参加した」と語った。行動は、明日24日以降も続く。(湯本雅典) 報告動画(2分47秒)2日目報告/2日目動画(3分40秒)

安倍政権を一刻も早く終わらせよう!〜東京・荒川で「安倍9条改憲NO!」アクション
4月22日、東京・荒川区の荒川公園で、「安倍9条改憲NO!国政を私物化するな!」と訴える集会が開かれ、区民ら200人が参加した。主催は「荒川市民アクショ ン」。前記のスローガンを掲げて、反改憲の一点で共闘する個人・市民団体が名乗りを上げ、去る3月19日に発足した。夏を思わせるような汗ばむ陽気になったこの日の午後。区役所前の公園には、開会 時刻の1時半前から続々と人々が集まった。同公園は四季折々の美しい風景が楽しめ る区民の憩いの場。池で釣り糸を垂らす人。木陰のベンチで将棋に興じる人々など、 思い思いに静かな休日を過ごしている。園内には仲間たちによるギター演奏と歌声が 流れていた。強い日差しに輝く新緑がまぶしい。司会の市村由喜子さんは、「この太陽に負けずに、元気にパレードをしましょう」と開会の音頭を取った。(Y) 報告

奇跡の一週間をつくろう!〜4月23日から辺野古ゲート前500人座り込み
辺野古ゲート前連続6日間500人集中行動実行委員会は公式ブログを開設し、「工事は止まる。奇跡の一週間をつくろう」と訴えています。以下呼びかけから。・・いまゲートからは連日、数百台の大型車両が入り、護岸工事で石材が次々と海に投下されていく。心が折れそうになる。それでも辺野古の浜で始まった座り込みがなかったら、すでに海は埋め立てられ基地は完成していたはずだ。6日連続500人で座り込もう。いまゲートからは連日、数百台の大型車両が入り、護沖縄県民は20年間もこの工事を遅らせてきた。何度倒されて引きずられても、何度逮捕されても、座り込む人々がいる。私たちは一人ではない。人が集まればゲートは開きません。6日間連続500人で座り込もう。工事は止まる。奇跡の一週間をつくろう。 座り込みブログ

国会周辺には全国各地から〜4.20「反原発」金曜行動レポート
4月20日金曜日、この日は「Stand For Truth」の抗議集会はなく、反原発の抗議のみとなった。国会前の北側エリアの外れでは、若い人のグループが「安倍内閣総辞職」の看板の前で、「道端から声を上げよう」とアピールしていた。「どんなグループですか?」と尋ねると、連日の昼間、官邸前で抗議をしているグループという。今治から上京して活動している「モリカケ共同追及プロジェクト」の黒川敦彦さん(写真)もいた。最近では、国会周辺に全国各地から駆けつけてくる人が多い。希望のエリアにいくと、四国の四電前(よんでん)から来たという色あざやかな帽子をかぶった女性がスピーチしていた。国会前では菅谷ファミリーが元気な声を上げていた。お腹にいた子はどんどん大きくなっている。官邸前では90歳の斎藤美智子さんが簡易イスに腰かけて声を上げていた。この時刻、トランプ帰りの安倍首相は、昭恵夫人と共にホテルニューオータニの「安倍晋三後援会 桜を見る前夜祭」に出席。桜はとっくの昔に散ったが、本人はまだ「前夜祭」にしがみついている。これこそ安倍の「サクラ」なのか。(木下昌明) 報告動画(6分)

宮古島で自衛隊ミサイル基地建設強行が続く〜沖縄現地レポート
沖縄県宮古島で自衛隊ミサイル基地建設が、急ピッチでの問題、本土にまったくといっていいほど報道されていない。私もこの3月、東京の集会で宮古島出身の市民の訴えを聞いてはじめて知った。そして現地に飛んだところ、その実態にあぜんとした。ゴルフ場跡地が、そっくりそのままミサイル基地と化そうとしている。重機が無数に乱立し、大轟音で工事がすすめられている。そして、基地周辺には農地が隣接しているのである。基地建設に反対する住民でつくる「ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会」は、毎朝工事現場ゲート前で、毎週市役所前でスタンディングを続けている。宮古島には、このほかにも自衛隊の軍事施設が増強されようとしている。防衛省は、この動きを中国、北朝鮮対策と称しているが、宮古島と石垣島の海峡は「公海」であり、軍用船であろうと航行は自由であるはずだし、この動きは政府が認めている「専守防衛」すら超えるものである。(湯本雅典 4/18〜19取材) 報告動画(3分)

セクハラ恫喝は日本軍「慰安婦」も同じ〜「水曜行動in新宿」レポート
財務省次官が、自らのセクハラの事実を「記憶にない」と否定し、麻生大臣と財務省は、被害者に対して、「お前が名乗り出てセクハラを受けたことを証明しろ」と恫喝しました。日本軍「慰安婦」問題についても同じことが繰り返されています。歴代の自民党政権は、「慰安婦」問題などなかったとして、その証拠をすべて消し去ろうとしたうえで、性奴隷被害者に対して、「それが事実と言うならお前が証明しろ」と言ってきました。4月18日、戦時性暴力問題連絡協議会が呼びかけて、「日本軍『慰安婦』問題の解決は、女性の人権・平和の未来をひらく!」をテーマに、第9回目の「水曜行動in新宿」が開かれました。この日、朝から雨降りのため、雨宿りをしながらの行動になるかと心配していましたが、行動が始まるころには、ほぼ雨もやみ、韓国ソウルでの水曜行動でも歌われている「岩のように」の音楽を流しながら水曜行動は始まりました。(喜多村憲一) 報告

「フレコンの前で子育てそれは無理」〜問題の核心に迫ったレイバーネットTV
4月18日のレイバーネットTVは「スペースたんぽぽ」で公開放送として行われ、30人以上の参加で熱気に包まれた。特集「3.11から七年〜フクシマの不条理」はとても中身の濃い内容だった。会場は満席で終始ゲストのお話に聞き入っていた。背景に飾られた経産省前テント広場にあったテント美術館所蔵の布絵も特集のお話しにぴったりだった。キャスターは堀切さとみさんと乱鬼龍さん。テーマの設定とゲストもよかった。ゲストは福島県郡山市から大阪市に避難している森松明希子さん、前福島県双葉町の町長井戸川克隆さん、たんぽぽ舎の山崎久隆さん。核心をついたそれぞれのお話に、深く考えさせられた。最初に山崎さんから福島の汚染の現状についてデータを示しながらの説明があった。2020年までに避難指示解除と言われているが、放射能は残ったままの所がたくさんある。(尾澤邦子) 写真速報放送アーカイブ(88分)

〔週刊 本の発見〕未来を照らす光〜『暗い時代の人々』
1930年から敗戦に至る15年戦争の時代を流れに抗して生きた人々9人の評伝で描いた本書は、改めていまを考えさせる。著者が、いまこの国で戦争への危機を実感していることがひしひしと伝わる。9人とは、国会での反軍演説で知られる保守政治家斎藤隆夫、社会主義者山川菊栄、産児制限運動に力を注いだ労農党代議士の山本宣治、画家竹久夢二、社会主義運動に生命をかけた久津見房子、京都で中井正一らとともに『土曜日』を発刊した斎藤雷太郎、その活動を支えた喫茶「フランソワ」の立野正一、戸坂潤らと唯物論研究会で闘い抜いた哲学者古在由重、文化学院創設者の西村伊作。不自由な時代にあっても、しかしそれに屈しない自由な精神の持ち主は、様々な分野にいた。「戦時中、鶉の卵を売って節は売らず」と副題された山川菊栄の章をよむと平塚らいてう、生田長江、森田草平にはじまり、神近市子、大杉栄、伊藤野枝などが次々に現れ、明治末の婦人運動の広がりのなかに菊栄の出発がとらえられていく。(志真秀弘) 続き

「働き方改革法案」を廃案に!全国キャラバン出発集会開かれる
「8時間働けば暮らせる社会を!」をスローガンに 「『働き方改革法案』を廃案に!全国キャラバン出発集会」が4月17日、東京・連合会館で開かれた。集会は郵政ユニオンの中村知明書記長の司会ですすめられた。「労働法が、労働者を保護する法律から、使用者が生産性向上のために労働者を自由に使う法律に大改悪されようとしている」と指摘したのは、主催者を代表してあいさつに立った全国一般全国協委員長の平賀雄次郎さん。「安倍政権が推し進めている『働き方改革』によって暮らしも壊される。法案を阻止するために労働者の声を大きく上げなければならない。そのために、潮流を超えて実行委員会を結成した。地域の活動は小さいかもしれないが、全国をつなぎ、より大きな布陣につくり上げ、現場の労働者の声を反映させて、悪法を阻止したい」とあいさつした。(伊藤彰信) 写真速報 *写真=発言する法政大学教授・上西充子さん

4.18 レイバーネットTV放送 : 特集「3・11から七年 フクシマの不条理」
ドリンク付きで楽しいリニューアル公開放送! 「レイバーネットTV@たんぽぽ」二回目は4月18日(水)です。今回の特集は、会場の「スペースたんぽぽ」にふさわしい「原発問題」です。3.11から7年。政府は東京オリンピックに向けて「フクシマの復興」を急いでいます。その目玉は「原発避難者を減らすこと」。避難指示を次々と解除し、住民の帰還を促した結果、この春5つの町村で小中学校が再開しました。「帰還こそ復興」。でもフクシマは本当に帰れる場所になったのでしょうか。番組では、母子避難を続ける森松明希子さん、元双葉町長の井戸川克隆さん、原発問題専門家の山崎久隆さんをゲストにマスコミが伝えないフクシマに迫ります。森松さんは3月のジュネーブ国連人権委員会で「フクシマの不条理」を訴えました(写真)。番組には大阪から上京して生出演します。(レイバーネットTVプロジェクト) 番宣ジョニーHの歌

光州事件はこうして伝えられた〜韓国で大ヒットした映画『タクシー運転手』
韓国現代史で最大の悲劇になった1980年5月の光州事件。この映画は、光州事件に期せずして巻き込まれた人のいいタクシー運転手キム・マンソプとジャーナリストとしての使命感に燃えたドイツ人記者ユルゲン・ヒンツペーターの光州事件の真っただ中で過ごした実話をもとに作られたものである。一種の英雄物語でもあるから、これが韓国で大ヒットをしたことは、うなずける。日本で仕事をしている特派員のヒンツペーターは、韓国で異変が起きているのに報道されていないことを知り、光州に飛ぶ。一方、父子家庭のマンソプは、娘がいじめられないように、滞っている家賃の10万ウォンの工面に頭が痛い。と、そこに光州まで1日で往復する10万ウォンの仕事の話を小耳に挟み、何食わぬ顔をしてその仕事を横取りする。ソウル市内のデモに対して仕事の邪魔とばかりに悪態をついていた彼が、最も激しい闘争現場に飛び込むことになったのである。(笠原眞弓) 全文映画公式サイト

在日米軍の暴挙は許さない!〜10年目に入った横田基地すわりこみ
4月15日、毎月第3日曜日に休みなく丸9年続けられてきた「横田基地すわりこみ行動」が10年目に入った。今回で109回目となるすわりこみには、500人が参加した。今回は、特殊作戦部隊に所属するCV22オスプレイの配備の前倒し決定と飛来の強行、さらにはパラシュート降下訓練中のパラシュートの近隣中学校への落下と、たてつづけに事故を起こした米軍に対する怒りが集中した。さらに、米軍はたった2日でこの12日からパラシュート降下訓練を再開している。この暴挙に対して与党は一切抗議せず、小池都知事は「要望」を郵送することで事を済まそうとしているのだ。沖縄で起きていることが、東京でも起きているのだ。安倍政権の問題点が大きく国会で問題になり、国会前でも安倍退陣の大集会が行われる状況下で、米軍の暴挙は許さないたたかいを一歩でも前におしすすめたいという思いが、ここに集約された。(湯本雅典) 報告動画(5分46秒)

「お前が膿だ!安倍はやめろ!」〜国会正門前を埋めつくす3万超の人々
「お前が膿だ!大嘘つき!」スピーチでもプラカードでも安倍への怒りは頂点に達していた。4月14日、安倍をやめさせるために国会正門前に集まった人々は3万人を超えた。金子勝さんの集会演説は迫力満点だった。「民主主義の基本が壊されようとしている。これほど愚かな首相はいなかった。しかし愚かな独裁者ほど怖いものはない。絶対にやめさせよう」と。15時半すぎ、主催者が「総がかり行動」から「Stand For Truth」に変わるところで「安倍はやめろ」の大コールが起きた。そして「前へ!前へ」のコールに促されるように、車道に群衆があふれだした。警察も止めることができず、あっというまに国会前車道が埋めつくされた。人々の顔は上気し明るい。「私たちが主権者なのだ。安倍はやめろ」、はっきり安倍にノーを突きつけた瞬間だった。(M) 写真速報動画(5分)牧子報告/shinya写真渡部通信東部労組動画「地元で安倍やめろ」TBSニュースNHKニュース

ウソデタラメの安倍政権を退陣させよう!〜4月14日国会前で大行動
証言拒否の佐川証人喚問の茶番につづき、財務省の森友ゴミ撤去のウソ工作、そして防衛省の自衛隊日報隠蔽など、安倍政権のウソとデタラメが止まらない。この政権と退陣させないと日本の民主主義が完全に破壊されてしまう。この間、国会前で毎週抗議行動を続けてきた諸団体(戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会/未来のための公共/Stand For Truth)が、4月14日に総結集して「安倍内閣退陣」を迫ることになった。最新の世論調査では内閣不支持率が支持率を逆転し、世論もはっきりアベNO!を示している。民衆の力でアベにトドメを刺すときだ。なお4月9日「総がかり行動」は、数万規模の行動が予定される14日の警備について、警察当局に対して不当な規制をやめ、車道開放するように申し入れた。さあ、あなたも14日午後2時〜5時 国会正門前へ! 4.14行動予定「総がかり」申入れStand For Truthツイッター

日本の爐い沺蹐鬚箸蕕┐織疋ュメンタリー〜『港町』『ニッポン国VS泉南石綿村』
想田和弘の「観察映画」が面白い。第1弾の『選挙』が2007年に評判になった。川崎市議補選で自民党から出馬する友人を自由に撮ったもので、同時に自民党の選挙の仕組みばかりか街の人々の営みにも光を当てていた。観察映画の第7弾にあたる『港町』は、前作の『牡蠣工場(かきこうば)』と同じ岡山県の牛窓という港町が舞台。前作は中国人労働者を雇って養殖カキの殻を剝(む)く労働の日々を描いていたが、今作は、工場の内外のにぎわいから離れた静かな空き家の多い、過疎化した漁港を観察の中心にすえている。想田映画の特徴は、観客を誘導する音楽やナレーションを排し、カメラで、「現場」に介入してそこの日常性をじっくり撮るところにある。映画はモノクロなので、港の風景は海の澄んだ暗さが美しい。港ででくわしたおしゃべり好きな老女のシーンからはじまる。(木下昌明) 続き

〔週刊 本の発見〕猥雑で塵芥が混在する街〜『台湾人の歌舞伎町―新宿、もうひとつの戦後史』
ついこの間までレイバーネットTVのスタジオは新宿の花園神社の向かいにある竹林閣だった。松原明さんによると「台湾人の篤志家が貸してくれた」とのこと。「あんな一等地にビルのフロアを所有できるほどのお金持ちが市民運動に協力してくれるなんて、一体どれだけ心の広い人なんだろう」と思っていた。本書では、「歌舞伎町について一番詳しい人」とされた簡水波さんのご子息、簡憲幸(かんのりゆき)さんとして、まさに「竹林閣」と共に登場している。新宿は私の生まれ故郷であり、今も住む場所だ。自然豊かな場所へのバス旅行の帰途に新宿の高層ビルや不夜城の歌舞伎町のネオンを見ると、ホームに帰ってきた思いでホッとする。幼い頃は、父に連れられて新宿に行った。今はアルタになっている「二幸(にこう)」という食料品専門店で、晩のおかず用に最も単価の低いハムの切れ端を買い、三平食堂(これは今も健在)でハンバーグランチを食べさせてもらい、西口の思い出横丁の表通りに面した古本屋で絵本を買ってもらうのがお決まりのコースだった。(渡辺照子) 続き

創価学会元職員への不当処分を許さない裁判〜第13回弁論報告
4月10日(火)、元創価学会員が創価学会本部の不当処分を訴えた裁判の第13回期日弁論が開催された。この裁判は、創価学会員の立場に立って選挙活動などの日常の活動を行っていこうと努力を重ねていた学会の青年部の学会職員に対して、学会上部役員が強権的に若い学会職員の活動に規制をかけたことに端を発する。その規制がエスカレートし、後には、所属替え、配置転換へと限度を超えたものとなり、さらには「処分」の際に始末書を要求するということまで行われた。そして最後には、3人の学会職員が懲戒解雇されるという事態にまで至る。3人は解雇後すぐさま解雇撤回訴訟に踏み切るが、学会本部側がねつぞう証拠を提出し、最高裁まで争われた同訴訟は敗訴が確定する。しかし3人は、解雇までの過程で不当に行われた配置転換やけん責処分が不当だとして、新たな損害賠償請求訴訟を開始し、その裁判が今回で13回期日となった。また裁判が続けられているこの期に、埼玉県の創価学会員が、本部前で行われた「サイレントアピール」に参加したこと等を理由に創価学会を除名された。(湯本雅典) 報告動画(7分26秒) *写真=本部のけん責処分を訴えた3人

森友問題がゆがめた政治と教育〜前川喜平・寺脇研・木村真の三氏がパネル
「刑事訴追の恐れがある」として55回も証言を拒否した佐川宣寿・前国税庁長官の衆参両院予算委員会での証人喚問。学校法人「森友学園」への国有地売却をめぐる決裁文書の改ざん問題が安倍政権を直撃している。その証人喚問から3日後の3月31日、大阪府豊中市立芸術センターで「森友問題から見えてきたもの〜ゆがめられた政治と教育」と題した集会がホットなタイミングで開かれた。パネルディスカッションに登場したのは▽前文部科学事務次官の前川喜平さん(63)▽元文科官僚で京都造形芸術大学教授の寺脇研さん(65)▽森友問題の火付け役となった豊中市議の木村真さん(53)――の3人。大ホールを埋め尽くす1500人の参加者が3人の言葉に聴き入った。森友学園問題を考える会主催。司会は「新聞うずみ火」の矢野宏さん(58)。軽妙な話術で3人から話を引き出していく。(林田英明) 続き

異なる価値観をもつ社会が息づいている〜太田昌国のコラム
私は、若いころから、ムヒカ(写真)が属していた都市ゲリラ「トゥパマロス」の活動に関心をもっていた。「義賊」的なふるまいが多く、社会分析と方針が的確なコミュニケも示唆的だった。ムヒカ自身も何度も投獄されるが、刑務所の向かいの民家から牢獄の床下をめがけてトンネルが掘られ、それを伝って政治犯が集団脱走するという事件も一度ならずあって、その作戦の見事さに驚きもした。軍事政権下で組織は厳しく弾圧されたが、やがて訪れる民主化の過程を生かして合法政党化し、釈放されたムヒカは、10年足らずの政治活動ののちに国会議員に当選した。釈放されて15年後には、ムヒカは大統領に選ばれた。元都市ゲリラの「過激派」が選挙で大統領に選ばれるという出来事に、ウルグアイ社会の「成熟度」の高さを思った。日本社会で一般的に信じられている尺度とは異なる基準を持っているからこその選択だったのだろう。国会中継を見聞きしていると、この国で最悪の人間たちがわざわざ選挙で選ばれているのだと、絶望的な気持ちになる。異なる価値観をもつ社会が、同じ時代に、地球のどこかで息づいていることを知ることは大事なことだ。(太田昌国) 全文

「表現の自由」はゆずらない!〜共謀罪廃止を求めてサウンドデモ
萎縮ムードを吹き飛ばせ! 共謀罪成立から約1年、4月7日、東京・新宿にさまざまな団体・個人が集まり「表現の自由を!権利のための行動」が行われた。主催者の予想をこえる集まりになり、柏木公園内の集会に450名、デモの解散時には700名の参加となった。「表現の自由」が侵害される危機感が急速に拡がっているのだ。「じつはこのデモもなかなか警察の許可が下りなかったんです」と海渡雄一弁護士は記者に打ち明けた。共謀罪成立、都迷惑条例改悪など警察が市民活動に介入する傾向が強まっているという。「だからこそ私たちは一歩も退かずに権利のために声をあげていくことが重要」と海渡さんは力をこめた。行進は若者中心のサウンドデモを先頭に、「共謀罪廃止」「表現の自由を守ろう」「ウソをつくな」などのコールを上げて新宿の街を練り歩いた。呼びかけは「共謀罪廃止のための連絡会」で14の市民団体が参加した。(M) 写真速報動画(5分)ムキンポ写真館

野党と市民が結集〜アベ9条改憲NO! 千葉県民集会に1500人
生暖かな春風強い4月7日(土)午後、曇天のもと千葉市中央公園でアベ9条改憲NO!千葉県民集会が開かれ、県内から1500名が参加した。主催は「安保法廃止!立憲主義・民主主義をとりもどすオール千葉県の会」という安倍改憲に反対する野党と民主団体の千葉県の連合だ。はじめに立憲民主党、共産党、民進党、社民党、新社会党、緑の党、市民ネットなど野党代表が安倍政権がもくろむ9条改憲を阻止するために全力でたたかうと連帯のあいさつを行った。続いて実行委員会を代表して藤岡さん(弁護士の会)から基調報告が行われた。この間の安倍政権やってきたことをみれば誰のための政治なのか明らかだ。その集大成として9条改憲がある。9条改憲が実現すればアジア1000万人、日本国民310万人が犠牲となった先の大戦を教訓にして実現した平和主義が崩壊する。(高幣真公)報告 

普通の人が怒りはじめている〜「民衆の歌 大合唱」国会前
偶然知った、国会前「民衆の歌 大合唱」2回めのイベントが、4月6日の夜、ひらかれました。世界中に熱狂的ファンの多いミュージカル「レ・ミゼラブル」。なかでも、学生が旗を持ち、それまで耐えていた民衆が武器を手に蜂起する場面で歌われる「民衆の歌」。今までデモに参加したことがない人、怒っているけれど怒鳴れない人、そもそも、社会問題がよくわからない人……。そんなごく普通の人が、本気で怒りはじめています。今の政治に対してどうしても何か行動したい! けれど、さまざまな理由でデモ本体には参加できない人たちがこの「民衆の歌」に気持ちを込めて合唱する企画です。Facebookで呼びかけられたイベントで、小さい子どもを連れたお母さんや、若い人が目立つ集まりでした。スーツ姿のビジネスマンも何人か見えました。(北穂さゆり) 続き動画(3分)官邸前動画(2時間)4.6デモ報道/NHK朝日新聞

オスプレイ横田基地飛来・配備に抗議!〜4.6 現地緊急集会に約400人
4月6日、横田基地のある東京都福生市のフレンドシップパークで「オスプレイ横田基地飛来・配備緊急抗議集会」が開かれ、423人が集まった。すでにマスコミでも大きく報道されているように、米空軍の特殊作戦機CV22オスプレイが横田基地に予定を早め前倒し配備されることが決まり、5日同基地に5機が飛来した。この決定は、すでに先月16日に日本政府に米政府から伝達されていたが、公表は3週間も遅らされた。この間、オスプレイをはじめとする軍用機事故が多発してきたにも関わらずである。現地(横須賀、東京)ではこの件の発覚後抗議デモ、集会が連続して行われており、参加者が増えつつある。この日の抗議集会では今後も連続して行動が組まれることも報告されており、この行動を大集会に発展させるという行動予定も集会参加者から報告された。(湯本雅典) 報告動画(5分)

ふざけるな!安倍「働き方改悪」〜財界総本山「経団連」前で声上げる
4月6日、安倍「働き方」関連法案が閣議決定されたこの日、全労協系の労働者約200人が経団連前で抗議行動を行った。「18けんり春闘勝利中央総行動」の一環で、宮城・大阪・静岡など全国から集まった。スピーチでは全国一般南部の中島由美子書記長が「相撲協会は女性を汚らわしいものとしているが、どうしてこんな国で女性は輝けるというのか!」と怒りを炸裂させた。そして「みんな安倍に怒っているが表現できない状態にされている。そうした怒りを労組に集めて表現できるようにしていこう」と呼びかけた。東京東部労組の須田光照書記長は「高度プロフェッショナル・残業代ゼロ制度は、24時間働けというワタミの働き方を全国に広げるもの。絶対に許せない」と力をこめた。静岡から参加した女性は、10年勤務した「科研製薬」から無期転換逃れの雇い止めに遭ったばかりだった。いま「静岡ふれあいユニオン」に支えられ「雇い止め」撤回を求めて裁判を起こすという。反撃はいたるところで始まっている。(M) 写真速報動画(7分)

〔週刊 本の発見〕メディアの欺瞞を解き明かす〜『すべての新聞は「偏って」いる』
本書の筆者・荻上チキは、ウェブ上でのブロガーとして注目を集め、その後、いじめ問題、メディア論、政治経済など様々な分野に関して発言を続ける評論家である。同年代の木村草太(憲法学者)と近しく、共にこのところ、リベラルあるいは左派の論客として重用されている観がある。大西は、2013年11月発行の『季刊 メタポゾン』第10号の鼎談「憲法は、人と生きるルール」においてお二人とお話ししたが、現在の状況にもつながる充実した内容であったにもかかわらず、脆弱な雑誌ゆえに大きな話題となることもなく、今でも大変残念に思っている。閑話休題。本書は、そのタイトルの通り、マス・メディアの主要な一翼たる「新聞」を中心として、そこに猜个蠅里覆っ耄性瓩魑瓩瓩襪海箸良垈椎宗△爐靴躓盾屬魏鬚明かして行く。「まえがき」で荻上は、端的にこう述べる。「すべての情報は断片的で、切り取られたものだ。何かの断片的で編集された情報を手にしたうえで、『真実を知った』と思い込むのは誤っている」(大西赤人) 続き

トヨタのサプライチェーン「ナンブ・インドネシア」で27人が解雇
4月2日の深夜、インドネシアの労組・SEDARからメールが届いた。「今日、委員長、副委員長、書記長を含む、ナンブ・インドネシア(Nanbu Plastics Indonesia)の労組・SEBUMIのメンバー27人が解雇された。ナンブ・インドネシアで起きた労災と非正規雇用問題を訴え、トヨタ・インドネシア(TMMIN)へ抗議行動をした報復だろう」。ナンブ・インドネシアは、2010年に南部化成の子会社として、自動車関連の日本企業が集積していているブカシに設立。プラスチック製品の自動車部品を製造し、製品をトヨタ関連工場に納入しているトヨタのサプライチェーンである。ナンブ・インドネシアの従業員は約600人でその約半数が契約労働者であり女性が多い。ちなみに、南部化成は2015年10月には全株式が日清紡グループに譲渡され、日清紡の傘下の子会社となっている。事件は2016年9月にさかのぼる。9月26日、契約女性労働者、アティカはプレス機械で右手中指の先を切断した。(遠野はるひ) 続き *3月8日トヨタ・インドネシア工場へ300人でデモ

安倍「働き方改悪」はゴメン!〜非正規差別撤廃「DVD・ガイドブック」の活用を
「同じ仕事で賃金半分」、不合理な非正規差別の撤廃を求める東京メトロ売店「メトロコマース」の女性たちのたたかいは、いま東京高裁を舞台に続いている。2017年3月の地裁判決では「正社員と非正規では制度が違うから格差は当然」として仕事の実態を無視して訴えを切り捨てた。しかし、彼女たちは負けてはいない。3月には世論に訴えるべく、ビデオプレスと協力して、DVD『非正規に尊厳を!−メトロレディーブルース総集編』とガイドブック『メトロレディーたちのたたかい』を発刊し、全国各地で上映運動が始まった。また東部労組メトロコマース支部の後呂良子委員長は、4月上旬にシカゴで開かれる「レイバーノーツ大会」に出席し世界にアピールすることになった。今国会では「安倍の働き方改悪案」が上程されるが、労働者が虐げられる“世界一企業が活躍しやすい国”はゴメンだ。いまこそ全体の4割を占める非正規労働者の声を広げるときである。(M) 詳細4.15上映会

ラップ調で「差別を許すな」〜大阪で Diversity Parade 2018
4月1日、「Diversity Parade 2018」が開催された。エイサー隊やコスプレイヤ−も集い大阪中之島公園で華やかに集会を行った後、参加者は3つのグループに分かれてパレードをスタート。1st Floatはマイノリティーの集まりWe are here。3rd FloatはEXCITED WOMEN'S。私たち労働組合は2nd Float "労働梯団 Worker's Formation"に参加し、「あきめなくていい。共に闘おう」というメッセージを市民に訴えた。ふだんデモ行進で培っているシュプレヒコールもこの日はだけは封印し、DJのリズムにのってラップで行進。♫「最低賃金1500円上げろ!」 「上げろ!」「差別を許すな!」「許すな!」「苦しいヤツは声上げろ!」「声上げろ!」、慣れないリズムに戸惑いながらも大声を張り上げていた。(なかまユニオン・有田昌弘) 報告1報告2(久下格)

世界規模で拡がるFacebookの情報漏洩〜データをどう守ったらいいのか
世界規模でFacebookの情報漏洩への危惧が拡がっています。外部のハッカーとか悪意ある内部の犯行とか、よくある個人情報漏洩のストーリーとは違って、商用SNSが企業収益の基盤にしている個人情報の収集にまつわるなかば意図的かもしれない情報の提供であった疑いがあります。Facebookがいったいどれだけの個人情報を収集しているのかはFBの「データに関するポリシー」を読むだけでも容易にわかる。その範囲は、直接のユーザだけでなく第三者も含め非常に広範囲だ。たぶん日本でも商用SNSのビジネスモデルは外国と似たりよったりで、自民党など与党の選挙に有利なように利用されたり、巡り巡って捜査機関が共謀罪の捜査資料に利用するなどということが絶対にないとは断言できないと思います。FBは運動の必要からどうしても使わなければならない、あるいはアクセスしなければならないという皆さんもおられると思います。(小倉利丸) 続き


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