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「ふくしま県市民連合」結成される!〜キックオフイベントに3野党代表が参加
2月28日、福島県二本松市で「安全保障関連法の廃止を求めるふくしま県市民連合キックオフイベント」が開催され、福島県でも「市民連合」が結成された。福島県ではこれに先立って2月2日に同準備会が80名で開催され、28日の結成イベントには県内各地から252名が参加した。キックオフイベントには、民主党、共産党、社民党から幹事長、委員長が参加し、「ふくしま県市民連合がかかげる3目標」に対して3党から賛同を得た。しかし、現段階では今夏参院選挙に向けた野党候補者の1本化の動きは見えておらず、集会参加者からは「福島県は特に原発事故で自民党から痛めつけられているのですから、これをなんとかひっくり返したいという思いをみんな持っています」(三春町からの参加者)という意見など統一候補擁立への思いが多く出された。(湯本雅典) 報告動画(4分51秒)

救われることのない哀しみ〜上野英信「私の原爆症」を読む
上野英信さん(写真)は、1987年11月、64歳でこの世を去りましたが、その生涯は、戦後日本の経済発展を、まさに、地の底から支え、生き、死に、そして見棄てられた炭鉱夫たちとともに歩むことに捧げられました。戦争中は、満州国立建国大学に学び、戦後は京都大学で中国文学を専攻していた上野さんが、どうして、一介の炭鉱夫として炭鉱に翻然として身を投じ、そこから一歩も退かず、死と背中合せの最も苛酷な労働に従事する労働者たちとその現実を、記録しつづける道を歩むようになったのでしょうか。「私の原爆症」は、わずか3ページほどのエッセイですが、そこに、上野さんの決然とした転身の動機が語られているようにわたしには思われてなりません。上野さんは、学徒召集中の1945年8月6日、広島で被爆します。(松本昌次のいま、読みつぎたいもの・第6回) 続き

狭山事件イベント「石川一雄さんの話を聞く」〜感動と共感ひろがる
2月27日(土)Tokyo Spring 主催の狭山事件イベント「石川一雄さんの話を聞く」が新宿二丁目Cafe Lavanderiaでカフェ・トーク形式で行われ、満席盛況だった。イベントでは会場からの矢継ぎ早の質問に対して、石川さんは的確に答え、またときおりユーモアを交えたその語りの中にも真面目な性格がにじみ出て、満員の聴衆から感動と共感を得た。逮捕当時ほとんど漢字を書けなかった石川さんに対して、無実を感じ取ったと思われる看守が石川さんにこっそり漢字を教え、最初に覚えた漢字が自分の名前と「私」「無実」だったことや、服役中に会った死刑囚たちと交わした会話のことや、永山則夫さんが「青空を見たい」と懇願し続けたことによって独房の上部に光採りの素通しの窓が付くようになったことや、死刑囚は小鳥を飼うことが許されていることなど、元死刑囚でしか知りえない話は関心深かった。(ジョニーH) 報告 *写真=トークする石川夫妻

パククネ政権3年に怒りの市民2万人〜「労働改悪・教科書問題・北朝鮮政策」
朴槿恵(パク・クネ)執権3年、ソウル広場に集まった市民の口から政府の失政が絶えることなく続いた。労働改悪、教科書国定化、対北朝鮮敵対政策による朝鮮半島平和威嚇など、市民が選んだ失策の分野は多様だった。民衆総決起闘争本部は4月の総選挙で失政に責任がある者を審判しろと主張した。舞台に上がった発言者と市民は「記憶しろ」「怒れ」「審判しろ」と叫んだ。2月27日午後3時。約2万人の市民がソウル市庁広場に集まり、4次民衆総決起大会を開催した。この日の集会には、ペク・ナムギ農民が耕作している全南宝城から17日間の徒歩巡礼を終えた巡礼団200余人も合流した。(チャムセサン報道) 全文

時給1500円は常識、働きすぎはもう終わりだ!〜新宿で「最賃引き上げ」アピール行動
最低賃金の大幅引き上げを訴えるキャンペーン行動が、2月27日東京・新宿東口で行われた。「時給¥1500円 これが常識。」と書かれた大きな横断幕が映える。「写真枠」を珍しそうに見る人、それをケータイで撮る人などで賑やかな雰囲気だ。この日、労組メンバーと市民、約70人がアピール行動を行った。「にいがた青年ユニオン」の男性は「時給800円でパートで働いている。年収は200万にもならず食事を2回に減らしている」と厳しい現実を語った。またシングルマザーの会からは、「栃木800円、岩手700円など最低賃金に張り付いた時給で、シングルマザーはダブルワークを強いられ貧困層になっている」と切実な訴えがあった。通りかかったドイツ人によれば「ドイツの最低時給は8.50ユーロ(1156円)」とのこと。東京の最賃907円の低さがわかる。最後に「時給1500円は常識だ。働きすぎはもう終わりだ」と元気にシュプレヒコールを上げた。(M) 報告動画(5分半)

熊本野党統一候補「くまみん大パーティー」大成功〜奥田愛基さんがスピーチ
2月27日午前11時、あべ広美さんと2000人近い市民が集まり、広い白川公園をオレンジ色に染める大パーティーになりました! 応援団長の田尻さんのお話に始まり、応援する市民から中島くん、関根さん、柴田さん。学者の会の佐藤学さん、SEALDsの奥田くんからの熱い熱いメッセージが響きました。あべ広美さんのお話は何度聞いても本当に心に染み入ります。こんな人をこそ、私たちの代表として国政に送り出したい!と思います。最後に平野みどりさんから、より一層大きな応援の輪を広げようとの呼びかけがありました。そして、壇上で野党各党と市民応援団があべ広美さんと手をつないで、大パーティーは盛大に終わりました。参加していただいたみなさん、参加できなかったけど応援して頂いたみなさん、そしてこれから本腰入れて応援しようと思っているみなさん、準備に奔走したみなさん、ほんとうにありがとうございました!(F) 報告動画(奥田愛基氏スピーチ) *写真=各野党と市民が手をつないでコール

高浜原発再稼働の日「殺すのか!」と叫ぶ人も〜2.26 金曜行動レポート
2月26日金曜日、原発の大惨事からもう5年を迎えようとしている。官邸前の抗議行動では、この日再稼働した高浜原発への怒りのコールが目立った。スピーチでも、ボルトのゆるみで6万ベクレルの冷却水がもれた問題を追及する声が多かった。「殺すのか!」と叫ぶ女性もいた。何度かスピーチする姿を撮ったことのある若い4人のファミリー(写真)が、今夜もそろって国会前でスピーチとコールをした。最初に彼らをみかけたのは、雨のふりしきるなか大きなおなかを抱えた夫人が、男の子に後ろから抱きつかれたままスピーチしていたのをおぼえている。おなかの子は女の子でいまは夫に抱かれていた。尋ねるともう「8カ月になる」という。(木下昌明) 続き動画(6分)

「野党共闘実現」で新たなスタート台に!〜熱気あふれた2.26集会
「大変お待たせいたしました。野党が共闘することができました!」。共産党の小池晃議員がこう切り出すと、会場から大きな歓声が起きた。2月26日東京・中野で開かれた「野党共闘で戦争法廃止へ!2.26集会」には約800人が集まり、野党共闘実現を受けた熱い集いになった。小川(民主)・初鹿(維新)・又市(社民)の各議員の発言も紋切り型でなく、個人の思いにあふれるものだった。初鹿議員は「野党も違いはほとんどなくなってきた。これは安倍総理がデタラメをやりすぎたおかげ」と述べた。「もうダメかという局面もあった。しかし市民が粘りに粘り共闘を後押しした」と高田健さんは語った。この日講演に立った水島朝穂さん(写真)は「好きになってもらわなくてもいいから嫌いにさせるな」と共闘の智恵を伝授。また2007年の安倍辞任の号外を見せながら、「早くこれを再現しよう」と呼びかけた。(M) 写真速報動画(4分24秒)2.20福井集会レポート

このままでは夫は死んでしまいます〜「労働時間」相談事例紹介
1、秋田県。勤続10年の夫。毎日8時前には出社して、退社するのが、早くて22時、遅い時は午前3時過ぎに帰ってくる。12月は毎日深夜2時帰宅です。月の残業時間が180時間超えていても、残業代は40時間分しか付かない。休みの無い月もある。このままでは夫は死んでしまいます。妊娠中の私も幼い子供を抱え、ストレスでどうにかなりそうです。2、山梨県●●店ガストの女性労働者。●●店では、当たり前のようにタイムカードを押してから洗い物をさせられたり、予定の時間が過ぎても一時間、酷い時は二時間も残業させられたり、時には一日中一秒の休憩もなく、39度の熱でも「代りの人がいないから」と休ませてくれない時もある。過労死事件以前より改善されたとはいえ、もう一度見直して欲しい。(NPO法人 労働相談センター) 続き石川源嗣のコラム

生々しい現実を語る〜レイバーネットTV「フクシマからの避難者は今」
2月24日のレイバーネットTVは、堀切さとみさんをキャスターに「あれから五年〜フクシマからの避難者は今」を放送した。バックには3.11以降に作られた映画ポスターがズラリと並べられた。冒頭、福島の放射能廃棄物フレコンバックの山に積まれた映像が紹介された。ゲストの原発避難者、木田節子さんと鵜沼久江さんは「ここに帰れというのか。パックはすべて東京で引き取ってほしい」と口火を切った。そして二人は福島の現実を生々しく語った。「俺も私もがん、犬までなった」。がんが多発し、身近に頻発する流産や中絶の話は具体的だ。また一方、月額10万円と言われる補償金の配分で分断され、「金漬け」にされている厳しい現実も語られた。(M) 続き放送アーカイブ(84分)感想(遠藤)

弁護士が訴えた特定秘密法裁判〜静岡地裁で不当判決
2月25日午後1時10分東京、横浜につづいて静岡でも特定秘密保護法に関する判決が出され「棄却」という不当なものでした。今回の原告は弁護士さん。藤森弁護士(写真)は沖縄密約をめぐり米国の情報公開後、元毎日新聞記者である西山太吉さんの弁護士として、国家損害賠償を闘いました。その裁判は成果もあげましたが、密約によって米国に払われた金はどのように国会で承認され、どのような形で米国に支払われたのか。また、会計検査院の検査はどうすり抜けたかなど、不明な点は多く、秘密保護法でさらに悪化すること。弁護士の仕事は具体的な依頼に応じるという狭いものではなく、自ら調査・提案など潜在的な依頼者に向けて掘り起こすなど広いものでなければならない。と主張していました。(望月吉春) 報告

時給1500円はあたりまえ!〜「最低賃金大幅引き上げキャンペーン」がスタート
「東京の最賃は時給907円、1年普通に働いても168万円です。これでまともな生活ができますか?」。2月23日の「最賃キャンペーン」記者会見で神部紅さん(写真)は力をこめた。最低賃金の低い水準は非正規労働者の低賃金・貧困化の大きな原因になっている。しかも非正規はいまや労働者全体の40%を占めている。ユニオンが中心になって呼びかけたこのキャンペーンは、いま全国に広がりつつある。共通スローガンは「最賃時給1500円をめざして。いますぐどこでも1000円に」だ。この日は弁当工場で働く人(時給908円)、居酒屋バイト(950円)、コンビニバイト(800円)など食えない賃金を強制されている人たちから、悲鳴のような訴えがあった。でも「ユニオンに入って交渉して改善させることもできた。声をあげないと変えられない!」という。「¥1500 AND A UINION」を掲げたこのキャンペーンはもうひとつの16春闘でもある。(M) 続き動画(6分)田中龍作ジャーナルしんぶん赤旗キャリコネニュースキャンペーン情報

高校生も主権者だ!〜T-ns SOWLが全国一斉高校生デモ
2月21日、全国一斉高校生デモが全国12か所で開催された(主催:T-ns SOWL)。東京は、渋谷区代々木公園からデモ行進が出発した。この取り組みには78団体が賛同しているように、多くの支援が高校生たちに寄せられている。参加団体の一つ「安全保障関連法案に反対する学者の会」の佐藤学さんは、スピーチで語った。「確かに文部科学省は、18歳からの選挙権付与に伴う教育の重要性を認めました。しかし、文科省は高校生を『有権者』としか表現していません。高校生は、子どもたちは主権者なのです」。そしてT-ns SOWLの高校生も宣伝カーから発言した。「まちがったことには、まちがったと言い続けなければいけません。だから、私はデモに行きます。文部科学省は、政治活動の学校への届け出制を認めました。しかし私は、言いたいです。高校生も主権者です」(湯本雅典) 報告1動画1(3分半)報告2動画2(中学生の声)

基地をつくるな!辺野古につくるな!〜国会を取り巻いた28000人
「基地をつくるな!辺野古につくるな!」のコールが響き渡った。2月21日午後「止めよう!辺野古新基地建設」国会大包囲行動が行われ28000人が参加した。国会正門前は立錐の余地なく人で埋め尽くされた。この日は、札幌、仙台、茅ヶ崎、富山、名古屋、京都、大阪でも同時アクションが行われた。東京では、<「止めよう!辺野古埋め立て」国会包囲委員会>と<戦争させない・9条こわすな!総がかり行動実行委員会>が初めて共催。辺野古問題と戦争法を一体で闘う機運の高まりを感じさせた。沖縄からかけつけた稲嶺進名護市長(写真)は「我々が負けないでがんばってこれたのは、県外からたくさんの支援があるから。辺野古新基地反対は日本中、世界中に広がっている。この声が届かないのは国会だけ。7月参議院選挙で勝利することが基地を止める大きな力になる」と語った。(佐々木有美) 続き報告(尾澤邦子)渡部通信 *写真=shinya

危機は希望を生む!〜「市民の会しが」キックオフ集会に300人
2月20日、滋賀県の草津市役所に隣接したアミカホールで、「市民の会 しが」(正式には「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民の会しが」) の結成集会が行われた。雨がかなり激しく降るあいにくの天気だったが、参加者数はホール定員いっぱ いの約300名。立ち見も出る盛況だった。この会は、^汰簡歉禊慙∨,稜兒 ⇔憲主義の回復(集団的自衛権行使容認の閣議決定の撤回を含む) 8朕佑梁左靴鯊臉擇砲垢訐治の実現、という3つの目的を掲げ、滋賀県での野党共闘を実現しようというもの。最初の呼びかけが昨年暮れというから、わずか2ヶ月で大規模な集会をやり遂げたことになる。呼びかけ人代表の福井雅英さんはスピーチの中で「集会を見ていて、《危機は希望を生む》と思いまし た」と述べている。(正木俊行) 報告動画(5分40秒)

引き裂かれた「大地を継ぐ心」〜東日本大震災5年のフクシマ
福島で農業を営む人々はどんな暮らしをしているのか? 井上淳一監督の『大地を受け継ぐ』はその一面を明らかにしてくれる。といっても、これは十数人の学生たちがある農家の母と息子に話を聴くだけのドキュメンタリーである。が、その話がとてもいい。時は2015年5月、場所は大惨事を起こした福島第1原発から約65キロの福島県須賀川市の農家の居間。大きな食卓を囲んで、息子の楢川和也が事故後どう過ごしてきたかを、学生たちにつぶさに語り、時折母の美津代が口を添える。「地震の翌朝、いざ家についたら廃虚みたいになっていた ……3月23日、出荷停止で8000個の結球野菜が全滅した……おやじは『おめえに農業継がせて失敗だった』と……24日朝、おやじはキャベツ畑の所に立っているように見えたが、足が地面についていなかった……」(木下昌明) 続き映画公式サイト

野党5党が共闘のスタートラインに立った!〜国会前総がかり集会に7800人
2月19日、毎月定例の「国会前総がかり集会」が開催され7800人が集まった。昨年9月19日に「戦争法」が強行採決されて以来、毎月19日に国会前で開催されてきたこの集会、回を追うごとに参加者が増えている。今回は、参加者が国会議院会館前の歩道にあふれたので、議員会館の敷地の一部が開放された。参加者が増えた理由は、この日野党5党が「戦争法廃止法案」の提出を行い、また「遅れている」と各方面から批判が起きていた参院選挙に向けた「共闘」に一定の合意を、確認したからである。集会には、野党4党(民主、共産、維新、社民)の国会議員が参加した(生活の党はメッセージ)。民主、共産、社民は、幹事長、書記局長が参加した。民主党の枝野幹事長は、以下4点が5野党で確認されたと報告した。(湯本雅典) 報告動画(4分22秒)渡部通信

命の重さを知れ!会社の責任を問う〜「さいたま新都心郵便局過労自死事件」裁判
2月17日「さいたま新都心郵便局過労自死事件」裁判は、死に追いこんだ管理職の証人調べが行われた。郵政民営化のモデル局「さいたま新都心郵便局」は、年賀状配達数日本一を誇るマンモス局。集配の職員も300人いる。しかしここでは合理化の極限といわれる「トヨタ方式」が2004年に導入され、過労自死が頻発していた。Kさん(享年51歳)は、この局に配転されてから「抑うつ状態」を発症し3度の病休を繰り返していたが、2010年12月8日に職場の4階から飛び降り自殺をした。「とにかくきつい。上からは“ミスるな!事故るな!残業するな!”と言われ、毎日頭のはげる思いだ」と聞いていた妻は、個人的死として片付けようとする会社の態度に納得がいかず、3人の子どもと一緒に2013年12月に裁判提訴にこぎつけた。山場を迎えたこの日のさいたま地裁には、傍聴支援の仲間が約70人も集まり「日本郵政・日本郵便は命の重さを知れ!」の大横断幕を掲げた。(M) 続き動画(6分42秒)

現場のたたかいが必要〜東海林智さん講演「非正規労働者の実態と16春闘の課題」
「最低賃金はいくらにしたらいい?」と聞いたら「2000円」という答えが返ってきた。午前中に女子中学校でワーキングプアの話をしてきた東海林さんが、こう切り出した。「皆さんは1500円の要求を掲げているが、若い人はそれでは低いと考えている」と、2月13日に開かれた労運研の研究会に参加した40人に対して投げかけた。毎日新聞記者の東海林智さんは「労働は商品ではない」「一部の貧困は全体の繁栄にとって危険である」というフィラデルフィア宣言を確認した後、安倍政権がいかに労働を商品にし、非正規労働者をつくりあげてきたか話をすすめた。(伊藤彰信) 続き

「安保法制」のたたかいはどこまで来ているか〜高田健さんに聞く
昨年9月の「安保法制」強行採決以降、闘いは衰えるどころかむしろ同法の廃棄に向け た行動が継続している。それは、今年7月の参議院選挙を目標にしているが、現状をどう分析すればいいのか。「市民連合」や「総がかり行動実行委員会」で大きな役割を果たしてきた「解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会」の高田健さん(写真)に聞いた。……「この戦争法を実際にやろうとすると最終的には、引き続き憲法改悪をやろうとしていると思います。それが特徴的なことだと思います。この国を本格的にアジアで覇王となることができる国になる。その意味では彼らは、直接戦争がやりたいとかやりたくないとかではなくて、戦争ができる国としてこのアジアに確立したいというのが一番の狙いで、そのために憲法がじゃまということではないでしょうか。」(取材=湯本雅典) 続きインタビュー動画(4分)

「鮮度で解雇」カフェ・ベローチェ事件が解決〜勝利和解かちとる
2月16日、カフェ・ベローチェ4年雇い止め事件が東京高裁で和解成立した。首都圏青年ユニオンは「勝利和解」として声明を発表した。以下声明から。…2016年2月16日、東京高等裁判所民事第5部において、「カフェ・ベローチェ」を運営する株式会社シャノアールが、同千葉店で足かけ9年にわたって、アルバイトとして勤務してきた女性労働者(控訴人)を、雇止めした事件において、和解が成立した。2、裁判上の和解の内容に従い、和解の内容を下記のとおり発表する。今般の和解は、控訴人が理不尽に職を奪われたのち、地裁判決で不利な立場に立たされた控訴人と組合にとって、高裁の裁判官が、原審の判断に疑問を呈したうえで提案した内容を元に進められた和解協議の末得られたものである。内容的にも、解決金が得られたこと等から、組合は、勝利和解と評価している。 詳細 *写真=和解成立を発表する記者会見

「非正規」解雇争議の解決求めて〜日本郵政本社前で座り込み決行!
2月15日11時、霞ヶ関の日本郵政本社前に、続々と人が集まり始めた。現在、東京高裁で控訴審を闘う「郵政65歳解雇無効裁判」の控訴人・「支える会」会員・支援者たちだ。2011年9月、全国で1万3千人の郵政非正規社員が一斉に解雇され、その中の9名が解雇無効を主張して、東京地裁に郵便事業会社(現日本郵便)を提訴した。昨2015年7月に、原告側全面敗訴判決が言い渡され、現在、闘いの場は東京高裁に移っている。雨と風が強まる中、郵政本社前は、約30名の参加者の、途切れることのない熱い発言とシュプレヒコールに包まれた。座り込み行動は、19日まで続く。短時間でもよいので、ぜひ、日本郵政本社前行動への参加、発言をお願いしたい。(丹羽良子) 報告

「客観中立報道」から抜け出せ〜北九州で安保法廃止シンポジウム
「安保法はイケン! 憲法違反の安保関連法を廃止にシンポジウム」(新聞労連九州地方連合主催)が1月30日、北九州市小倉北区の毎日西部会館であり、一般を含む50人が参加した。最初に山田健太・専修大教授(56/写真右)=人文・ジャーナリズム=が基調講演。「忖度(そんたく)の時代にどう立ち向かうか〜メディアの自主規制が及ぼす危険」のテーマを駆け足でたどり、シンポジウムに入った。シンポジストは山田さん以外に▽池上遊弁護士(35)=北九州第一法律事務所▽崔春海さん(20)=九州大3年▽福元大輔記者(38)=沖縄タイムス=の3人が加わり、新崎盛吾・新聞労連委員長(48)の司会で進められた。(林田英明) 続き

「食べられない」学生・若者たちと繋がろう!〜2.13「日の丸・君が代」集会で大内裕和さん
東京の公立学校で「日の丸・君が代」の強制が始まって13年がたつ。2月13日、「日の丸・君が代」強制反対!2・13総決起集会が、東京・セシオン杉並で開かれた。主催は都教委包囲首都圏ネット。100人が集まった。冒頭、大内裕和さん(中京大学教授/写真)が「安保法制と教育」と題して講演。ブラックバイトや、奨学金問題に光をあて、救済運動をリードしてきた大内さんは、反安保運動と貧困問題をつなげることが大切だと指摘した。「新自由主義で格差と貧困は極限まで達している。若年層のほぼ半数は、年収300万円以下。食べられない労働者が増加している。『立憲主義』解体への批判とともに、貧困化への批判が必要だ。つまり『賃労働と資本』の場における力関係を変える運動こそが求められている」と語った。(佐々木有美) 続き渡部通信

参院選「野党は共闘」求める大コール〜「安倍政権NO!」渋谷デモに数千人
午前の雨が嘘のように晴れ上がり、昼からぽかぽか陽気になった東京。2月14日午後、「安倍政権NO!☆大行進 in 渋谷」には続々と人々が集まってきた。たくさんの労組や市民団体のノボリ旗が目立つ。シールズや高校生グループもいた。集会では民主・共産・社民・生活・維新の野党5議員が勢揃い。菅直人議員の発言に対しては「民主党しっかりしろ!」の声も飛んだ。参加者の最大の注目は「野党共闘」の実現だ。5党議員が手をつなぐと「野党は共闘」「野党は共闘」の大コールが湧き起こった。市民連合の中野晃一さんは「安倍政治を終わらせるには参院選で勝つこと。そのために無関心と言われている人たちに、自分たちの問題であることをわかりやすく伝えることが大事」と呼びかけた。集会には4千人以上が集まりデモはさらに膨れあがった。渋谷の繁華街に「安倍はやめろ」「選挙に行こうよ」のコールがこだまし、通行人の注目を浴びた。(M) 写真速報動画(4分半)田中龍作ジャーナルムキンポ写真館

「オールとやま」めざして意見交換会〜市民が「統一候補擁立」を訴える
2月13日午後2時から、富山県民会館で「政党とオールとやま県民連合(準備会)の意見交換会」が開かれ、民主、社民、共産、生活の党と山本太郎となかまたち各代表と無所属衆院議員-の5人が出席、維新の党は欠席した。安保法制の廃止と立憲主義回復を求めて、昨年12月24日に発起した「オールとやま」県民連合準備会が呼びかけたもので、今夏の参院選で、統一候補擁立を目指している。社民・共産・生活は、統一候補擁立に積極的な姿勢を示し、民主は、「過去2回の国政選挙で候補擁立を見送った。今回はぜひ公認候補を出したい」と述べた。無所属議員は、「安倍政権の安保法制論議はルール違反であり、自分は憲法改正論者ではあるが、野党は共闘の考え方は、みなさんと一緒だ」と共闘に含みを持たせた。(土井由三) 続き

郵便局員から原発作業員へ〜「福島に身を投じた」池田実さんの気概
除染や福島第一原発の収束に携わる幾多の労働者たち。誰かがやらなければならない作業でありながら、果てしないという印象がぬぐえない。どんな思いでその作業をしているのか。2月11日、さいたま市で「福島原発作業の真実」という講演会が行われた。主催は「原発問題を考える埼玉の会」。郵便局を退職したあと、除染そして福島第一原発構内の作業員として働いた、池田実さん(62歳・写真)の話をきいた。池田さんは3・11のその時、東京都内で郵便配達をしていた。はじめて経験する大きな揺れと、その後に起こった福島原発の事故に、ものすごいショックをうける。「今まで東京でぬくぬくと生きてきた。福島で何が起こっているかみてみたい」と2013年の定年を機に、再雇用の道を選ばずに福島へ。60歳を過ぎての採用は難しかったが、除染作業の二次下請け会社に就職することができた。(堀切さとみ) 続き

フクシマ農家の苦難を訴える人も〜2.12再稼働反対!金曜行動レポート
2月12日の金曜日。あと1カ月で5年目の3.11を迎える。この日官邸前で、沖縄から爆音中止の要請にきた赤嶺さん(写真下)がスピーチした。彼は原発事故当時、埼玉の娘さんから赤ん坊のミルクの水がないと訴える電話があったと話した。また「沖縄になぜ原発がないのか。それは米軍が止めたからだ」と訴えていた。官邸前ではマスコミに顔を撮られたくない人が行列の中から発言する。そのなかで茨城からきた女性は「実家が福島の農家で、兄さんが作物の値くずれがひどく農業をやめたい」という訴えをスピーチした。こんど『大地を受け継ぐ』という福島のある農家の苦難のドキュメンタリーが、「ポレポレ東中野」で20日より公開される。これは茨城の女性の訴えがよく伝わってくる傑作。ぜひみてほしい。(木下昌明) 続き動画(5分)

都教委、高校定時制4校の廃止決定!〜教育委員はいいなり 反対の声は無視
2月12日、東京都教育委員会は第3回定例会を開催、その場で「都立高校改革推進計画・新実施計画」として都立高校定時制4校(小山台、立川、江北、雪谷高校)の廃止を決定した。教育委員からは、反対意見は全くなかった。都教委が昨年11月、計画案への意見を募集したところ、廃止に関する意見が177件寄せられた。その多くは、就学機会を奪うことに対する懸念の意見であった。また、存続を求める請願署名(8378人分)も提出されている。このような声があることも定例会では報告されたが、問題にはされなかった。その理由は、あげられた都立高校定時制の受験倍率が低いことであった。その分、倍率の高いチャレンジスクールや他の定時制高校への生徒の移動が望ましいというのが都教委の考えだ。(湯本雅典) 続き動画(2分半)根津公子の傍聴記 *写真=傍聴抽選を待つ人たち

痛快にブラックぶりを描く〜「ガイアの夜明け・密着!会社と闘う者たち」
昨日(2/9)の「ガイアの夜明け・密着!会社と闘う者たち」(テレビ東京)は面白かったなぁ。アリさんマークの「引越社」との闘いに関わっている友人からの情報で知ったのだが、正直、実際に視るまでは、どの程度しっかり扱ってくれるのか、数ある事例のワンオブゼムで終わるんじゃないか、と半信半疑だった。しかし実際に視てみると、番組の後半が、ほとんど引越社への密着取材で構成されているではないか! しかも、ちゃんと労働者側の主張を真摯に伝えている。これは番組側の良心というだけでなく、それだけ引越社のブラックぶりが「絵になる」からでもあるんだろうなぁ。それでもやはりマスメディアなので、企業側の言い分も伝えなければいけないと見えて、副社長がとうとうと冷徹に自分らの正当性を主張する場面もあった。(幸野真) 続き

「死の商人」の国・企業にしてはならない〜レイバーネットTVで杉原浩司さん訴え
知らないうちにここまで来たのか! 安倍政権が武器輸出を解禁してから急ピッチで事態は進んでいた。「武器輸出反対ネットワーク」を立ち上げた杉原浩司さんは、2月10日のレイバーネットTVで、実態を暴露し警告を鳴らした。ドローンの無人機攻撃でアフガンなどで殺されている9割は、ターゲットではなく「別人」という現実。そんな戦争行為に加担していくのが日本政府と大企業だ。「三菱重工は別格だが、一見軍事産業に見えない企業が手を染めている。それを“見える化”したい」と上げたのは、三菱電機・川崎重工・富士通・東芝の4つで、今後キャンペーンを展開するという。三菱電機は「スパイ偵察衛星」を独占受注し、宇宙の軍事化を推進している。いま国をあげて商談を進めているのがオーストラリアへの潜水艦輸出。トータル4兆円の巨大プロジェクトだ。「死の商人の国になっていいのか。平和産業こそ起こすべき。企業に対して声を上げていこう」と杉原さんは呼びかけた。(M) 写真速報アーカイブ録画(特集は22分から)2.7ネットワーク発足集会報告(笠原眞弓) *写真=杉原浩司さん大いに語る(右)

「平和の種をまく会」@長野〜平和の共闘に向けて少しずつ そして大きく
長野県では、1月8日「信州市民連合」が結成され、野党共闘の実現に向けた動きが始まった。1月24日、野党4党と市民の対話集会「野党は協力を!市民と政党の初春のつどい」が開催された。主催したのは、「希望・長野ネット」。野党共闘を実現させるためにたちあがった市民団体で「信州市民連合」の一構成団体だ。「希望・長野ネット」は、2006年から長野県で平和のための文化活動を続けてきた「平和の種をまく会」のメンバーが立ち上げたものだ。「信州市民連合」は、わずか1か月で結成当初の15から27団体まで構成団体が増えている。その根っこは何なのかが知りたくて「平和の種をまく会」のメンバーに話を聞いてみることにした。同会は、10年続いているニュースレター「平和の種」の隔月発行の活動を軸に、学習会、講演会、芝居、DVD販売などを行っている。(湯本雅典・取材 2月7日) 続き動画(3分20秒)

「野党共闘」実現に向け松本で市民勉強会〜講師に座間宮ガレイさん
2月6日、長野県松本市で座間宮ガレイさんを講師に、「参院選市民勉強会 in 松本」が開催され、会場のまつもと市民芸術館会議室は80名以上の参加者で満席となった。講演したガレイさんは、「若者が投票に行かない理由は、政治に関心を持っていないからではない。(厳しい経済状況が生んだ)世代間ギャップを埋めなければならない」と、現在の選挙民の全体状況をおさえた。その上で、「野党間の足並みはそろってきたことは確かだ。しかし、『安保法制反対』が野党の選挙公約になっているかというとそうでもない」という現実的な課題を示した。選挙まで時間は短い。しかし的確な状況判断と具体的な方針も求められていることも確認できた勉強会であった。(湯本雅典・取材 2月6日)報告動画(6分50秒)

「アリ地獄天国(仮)」制作カンパのお願い〜ドンづまり資本主義にスクリーンで復讐
2015年9月、私はプレカリアートユニオンの定期大会へ出掛けた。 「アリさんマークの引越社」と闘う現役正社員・西村さん(仮名) に挨拶するためだ。この月放送のレイバーネットTVへ出演していただくことになっていたので、事前にどんな方なのか知っておきたかったのだ。当時の彼は、理不尽な理由で懲戒解雇をされ、「罪状ペーパー」と呼ばれる不愉快な書面(写真下)を全支店に貼られていた。さぞ悲しい顔をしているのかと思ったら、終始明るい様子で、会場入口に「罪状ペーパー」を拡大コピーして貼り付け「これ見てくださいよー」などと、大会出席者へ声を掛けていた。私は「すごい人がいるもんだなぁ」と驚いた。しかし、真にド肝を抜かれたのは、会社のトンデモない実態を知ったときなのデス・・・。ということで、この度、長編ドキュメンタリー映画「アリ地獄天国(仮)」の制作を決意しました。(土屋トカチ) 続き詳細ブログ

若手活動家を世界に送ろう!〜「レイバーノーツ大会」クラウドファンディングのお願い
2016年4月に米・シカゴでレイバーノーツ大会が開かれます。ここは、世界各国から闘う労働者や活動家が集まる場。日本からは13人で団を組み、日本の労働と人権、沖縄基地問題などについて発表する予定です。アメリカなどで若い労働者が、最低賃金引き上げの運動や差別撤廃運動の牽引力となっているのを見て、今年は「日本の若者にもたくさん参加してもらいたい!」と考えました。国際連帯行動でむずかしいのは、資金面。若い労働者は参加したくても収入が200万円程度と低く抑えられているため、断念させられてきました。そこで、今年はじめて、クラウドファンディングを呼びかけ、みんなで資金応援することにしました。2月15日までの10日間で、旅費不足分の8万円を集めます。ぜひぜひご協力ください。(レイバーネット国際部・松元ちえ) 詳細超過達成の報告(2/15) *写真=レイバーノーツ大会には世界中の労働者が集まる(同サイトから)

「もう400人が悲しみ抱いて亡くなった」〜浪江町の女性が訴え
2月5日金曜日、反原発の抗議行動の夜、国会議事堂前駅の階段をのぼっていくと一際大きな声と手を叩く音が聴こえてきた。地下鉄の入り口にいつも陣取っている野球帽の男性だ。この人の勇ましいコールが聴こえてくると気分が高揚してくる。官邸前では福島の浪江町の女性がスピーチした(写真)。「浪江町の住民はうらみと怒りと帰れない悲しみを抱いて、もう400人以上が亡くなっています」と、そして素通りして帰宅を急ぐ人々を前に「いま目の前を通る人々には帰る家があるでしょ。わたしたちには帰る家がないんです」と訴えていた。抗議デモは寒さの影響もあって参加者は少なくなっていたが、それでも官邸前ばかりでなく国会前も希望のエリアも、原発反対の声が国会の森に鳴り響いていた。(木下昌明) 報告動画(4分)

憲法と反戦がテーマの映画『インペリアル 戦争のつくり方』〜大阪で劇場公開
昨年9月の安保法案の強行採決から5ヵ月。国民の知らないところで憲法改正の論議が進み、次々と国のあり方を変える重要な政策が進められている。そんななか、実際に憲法が改正されて、ニッポンが軍隊を持ったら何が起きるの?という疑問に答える映画『インペリアル 戦争のつくり方』が、大阪十三のシアターセブンで2/27(土)〜3/4(金)まで劇場公開される。憲法9条が改正されて自衛隊が国防軍となり、徴兵制が復活し、政府が子どもへの愛国教育を徹底している近未来のニッポンが舞台。ひとりの女性の視点から、朝鮮半島で紛争が勃発して、アメリカに要請されたニッポンが軍事介入に踏みきり、主戦場になった列島が崩壊していくプロセスを予測(シミュレート)していく。日本版『ラ・ジュテ』との呼び声も高いビジュアルは、2015年に94歳で亡くなった、反骨の写真家・福島菊次郎の写真をフィーチャー。(金子遊) 続き

求められるのは廃止ではなく充実〜「都立小山台高校定時制の存続を求める会」が発足
昨年11月東京都教育委員会は、都立高校改革推進計画(案:以下「推進計画」)として都立定時制高校4校(小山台、雪谷、立川、江北高校)の廃校方針案を発表した。都教委はその理由を「勤労青少年の生徒は減少の一途をたどり、多様な生徒が在籍するようになっており、それぞれの状況に応じた指導を行う必要が生じています。」「全日制・定時制併置校には、施設の共用による利用上の時間的制約があり、定時制課程・全日制課程双方にとって十分な指導時間が確保できない状況があります。」(「推進計画」案25ページ)としている。都立小山台高校定時制(略称:「こやてい」)には、様々な苦難を抱えた生徒や外国籍生徒が在籍している。(湯本雅典) 続き動画(4分) *写真=第一回存続を求める会

中国: ディズニーグッズ製造の日系企業「水谷玩具」で争議つづく
2015年初め、中国深センで日本のディズニーランドで販売されるディズニーグッズを製造していた水谷玩具(深セン)の労働争議は、レイバーネット日本でも度々報告されたので、記憶に新しいのではないかと思う。香港の友人から最新情報と支援要請が送られてきたのでお知らせします。・・工場閉鎖は突然だった。6月18日水谷玩具は政府諸機関と協議をもち、退職を希望する労働者は翌日19日までに同意書に署名して提出することとした。夕方5時にダイニングルームに集められた労働者は、水谷社長から、日本から注文がこないので操業を継続できないこと、借金して退職金を支払うので翌日12時までに合意書にサインして提出し、寄宿舎は22日までに退去するようにと通告された。260人の労働者全員は、選択の余地がないと思い込まされ、全員が合意書に署名してしまったが、その後自分たちがだまされたことを知った。(遠野はるひ) 全文 *写真=香港ディズニーランド前でアピール行動

忘れるな!甘利明は高浜原発を動かした犯罪者だ〜広瀬隆緊急アピール
全国のみなさま・・・広瀬隆です。どうしても我慢ならないことが二つあるので、お伝えします。第一は、甘利明の不正です。この男は、1月28日の記者会見で「50万円を二回受け取った」ことを認めて辞任しましたが、その翌日29日に、高浜原発が再稼働されたのです。いいですか、安倍晋三政権が発足した当時から、さまざまなメディアで、「原発推進の旗振り役は、甘利明だ」と山のような記事が書かれていたことを、日本人がすっかり忘れていいものですか? 新聞のどこを読んでも、その二つの事実の関連を指摘し、痛烈に批判する記事が書かれていないではないですか。甘利明は、電力会社から毎年、数百万円をもらい、総額1000万円をもらった年もあると、2014年1月27日の朝日新聞(写真)が大きく報じていたではないですか。100万円のはした金ではない!! (広瀬隆の緊急アピール) 全文

武田泰淳「汝の母を!」〜侵略戦争を認めようとしない人に読んでほしい
「汝の母を!」は、日本軍の兵士たちが、捕えた中国人の母と息子に、こともあろうに性行為をやらせて見物し、挙句のはてに彼等を焼き殺すという話です。母子をとり巻く者は、農村で役場の書記をしていた隊長であり、強姦好きの肉屋の上等兵であり、炭焼出身、人夫出身、自作農出身、つまり、日本に帰れば農民である母子と同じあたり前の民衆たちなのです。武田氏を想定してもいいと思われる小説の主人公である「私」は、「インテリはダメね」とからかわれながら、その光景を目撃できませんでした。しかしその二人の犠牲者が、お互いの命を助けようと、日本軍兵士のニタニタ笑いの前で、どんな行為をしなければならなかったか、そして焼き殺されたか、そのすべての「光景」を、「私」=武田氏は魂に焼きつけ、背負い、戦後を生きたのだと思います。(松本昌次のいま、読みつぎたいもの) 全文 *写真=武田泰淳氏

「夜明けの暗殺者たちに、世界を引き渡してはならない」〜パリの窓から(第34回)
1月27日、フランスの法務大臣クリスチャンヌ・トビラが辞任した。その日は、前回コラムでとりあげた「緊急(非常)事態」と「国籍剥奪」に関する憲法改正案の討議を、国民議会の法律委員会が始める日に当たっていた。この改正案に反対のトビラ前法相が政府を去るのは、論理的な帰結である。2012年に誕生したオランド政権からは、2014年の内閣改造(マニュエル・ヴァルスを首相に登用)以後、政府の方針に反対する左派の大臣が何人も去っていった。トビラは社会党ではないが、オランドの選挙公約にあった「左翼」の政策と価値観を体現する最後のシンボルだと見られていた。ちなみに、彼女はフランス領ギアナ出身の黒人であり、保守・極右から最も嫌われ、人種・女性差別的な中傷を受けてきた。(飛幡祐規 パリの窓から) 続き *写真=1月30日パリのデモ「緊急事態、国籍剥奪ノン」


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