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生々しい現実を語る〜レイバーネットTV「フクシマからの避難者は今」

 2月24日のレイバーネットTVは、堀切さとみさんをキャスターに「あれから五年〜フクシマからの避難者は今」を放送した。バックには3.11以降に作られた映画ポスターがズラリと並べられた。

 冒頭、福島の放射能廃棄物フレコンバックの山に積まれた映像が紹介された。ゲストの原発避難者、木田節子さん(写真上)と鵜沼久江さん(写真下)は「ここに帰れというのか。パックはすべて東京で引き取ってほしい」と口火を切った。そして二人は福島の現実を生々しく語った。「俺も私もがん、犬までなった」。がんが多発し、身近に頻発する流産や中絶の話は具体的だ。

 また一方、月額10万円と言われる補償金の配分で分断され、「金漬け」にされている厳しい現実も語られた。いま避難先の埼玉で農業を営む鵜沼さんは「あんたは10万円もらってなぜ働くのか?」ということをよく言われ、傷つくと言う。鵜沼さんはこう続けた。「月10万円でやっていけますか。そして補償金はいずれ支給されなくなる。金漬けにされてはだめだ。私は自立して生きていきたいし、仲間にも自立して生きようと呼びかけたい」と笑顔で訴えた。

 5年経ってもまだ10万人以上の避難者がいる。事故収束はできず放射能が依然拡散されている状況でも、政府・県は強引に汚染された地域への帰還政策を進めている。果たしてこれでいいのか。二人が語った現実から問題のヒントがたくさん見えてくる。(M)

放送アーカイブ(84分)

↓上映した3分ビデオ「帰れないふるさと」作者の高木成幸さん(浪江町からの避難者)

↓この日ギャラリーはいっぱいだった

↓オープンチャンネルを企画した『原発の町を追われて』制作者の堀切さとみさん

↓終わったあとも質問がつづく

↓出演者記念撮影(双葉町の避難者も加わる)

*写真撮影=小林未来


Created by staff01. Last modified on 2016-02-25 22:38:32 Copyright: Default

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