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時給1500円はあたりまえ!〜「最低賃金大幅引き上げキャンペーン」がスタート

動画(6分)

 「東京の最賃は時給907円、1年普通に働いても168万円です。これでまともな生活ができますか?」。2月23日の「最賃キャンペーン」記者会見(厚労省記者クラブ)で神部紅さん(首都圏青年ユニオン委員長・写真)は力をこめた。最低賃金の低い水準は非正規労働者の低賃金・貧困化の大きな原因になっている。しかも非正規はいまや労働者全体の40%を占めている。ユニオンが中心になって呼びかけたこのキャンペーンは、いま全国に広がりつつある。

 共通スローガンは「最賃時給1500円をめざして。いますぐどこでも1000円に」だ。この日は弁当工場で働く人(時給908円)、居酒屋バイト(950円)、コンビニバイト(800円)など食えない賃金を強制されている人たちから、悲鳴のような訴えがあった。でも「ユニオンに入って交渉して改善させることもできた。声をあげないと変えられない!」という。「¥1500 AND A UINION」を掲げたこのキャンペーンはもうひとつの16春闘でもある。

 2月27日には全国キャンペーンアピール行動が、東京・新宿東口広場(午後2時〜3時)はじめ、全国15カ所で開催される。4〜5月には「大手コンビニ各社要請行動」などさまざまな行動を予定している。また、多くの人たちに広げるためにSNSなどインターネットを駆使。最低賃金違反の求人広告の告発写真を募集したり、「顔ワク写真キャンペーン」の試みも行う。(M)

キャンペーンのFBページ(行動の詳細)

*レイバーネットTVでは、3月9日(水)の放送で神部紅さんなどをゲストに「最低賃金大幅引き上げキャンペーン」を特集します。


Created by staff01. Last modified on 2016-02-24 01:30:14 Copyright: Default

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