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特別企画「コロナ禍で激変する労働現場」〜 3.13レイバーネット総会に集まろう!
コロナ禍の中で、あらゆる分野で大きな変化が押しよせています。レイバーネットでは、昨年7月のレイバー映画祭はやむなく中止しましたが、12月26日のレイバーフェスタは何とか実施することができました。2000年2月に「はたらくものの情報ネットワーク」として発足した「レイバーネット」も早や、21年になります。ニュースレターも86号(3.5発行/写真)になりました(写真)。そして、今年のレイバーネット総会は3月13日(土)午後、新「スペースたんぽぽ」で開催します。二部の特別企画では「コロナ禍で激変する労働現場」を取り上げます。コロナの影響は、とくに「女性・非正規・外国人」に襲いかかり、雇い止め・休業・高い感染リスクという形で苦しめています。実態を知り、はたらくものへのしわ寄せを許さないたたかいをどうつくっていくのか、一緒に考えたいと思います。メイン講演は、「NPO法人POSSE」の渡辺寛人事務局長。ぜひご参加ください。(レイバーネット事務局) 詳細ライブ配信

アキタフーズ事件から分かる日本の後進性とアニマルウェルフェアの展望
アキタフーズ事件は、森暴言などと同様に、日本の後進性を明らかにするものだといえます。乱暴な言い方かもしれませんが、家畜がどのような飼われ方をしているかは、その国で「人間がどのように飼われているか」すなわち人権状況を現す映し鏡のようなものだと、長年、この世界に身を置いてきて思います。鶏が狭いケージにぎゅうぎゅう詰めにされ、「密」状態が作り出される中で、鳥インフルエンザが拡大しているのと、東京のような大都市に人間がぎゅうぎゅう詰めにされ、「密」状態の中で新型コロナ感染が拡大している状況は表裏一体のものであり、決して偶然などではありません。アキタフーズが、できるだけ狭いケージに多数の鶏を押し込む効率的経営しか考えなかったように、日本政府もできるだけ狭い都市部に多くの人間を押し込んで「効率的に管理」することしか考えていません。その「新自由主義的人間の飼い方」の帰結が新型コロナ拡大なのです。(黒鉄好) 全文堀越議員の国会質問

〔週刊 本の発見〕「東尋坊」から今の日本が見えてくる〜下地毅『ルポ 東尋坊』
著者は朝日新聞の現役記者である。著者を知らず本書をお読みになった方はおそらく驚かれるに違いない。これはジャーナリストとしての取材の域を超えている、と。だが著者をよく知る人にはさもありなん、まさに下地記者らしいと思えるに違いない。大阪で労組運動や市民運動に携わっている者で“下地記者”の名を知らない者はいないだろう。「上」から言われた記事を書くためにだけ取材をするその辺の記者とはまるで違う。著者にとっては、取材することとは自ら“その問題”にかかわることであり、その姿勢は一貫してして変わらない。よって信頼感は半端じゃない。だから、著者が「東尋坊」を取材するなら、それはそのまま「東尋坊の人」とかかわることになるというのは、実に腑に落ちる話というわけである。(志水博子) 続き

最高裁で確定させ国としての脱原発を確実に〜「千葉避難者訴訟」逆転勝訴の意義
さる2月19日に千葉避難者訴訟について東京高裁(第22民事部 白井幸夫裁判長)が、東電と国の責任を認める判決を言い渡しました。この判決の推本の長期評価の信頼性と国の責任に関する判示部分は、私が被害者代理人としてかかわっている東電刑事裁判、原告代理人としてかかわっている東電株主代表訴訟の帰趨に大きく影響するものです。この裁判の一審判決では、国の責任を否定する判決が出されていましたが、東京高裁で見事に逆転勝訴判決を勝ち取られた原告団と弁護団に敬意を表したいと思います。この弁護団の団長は福武公子弁護士です。福武弁護士は、私も加わったもんじゅ訴訟弁護団の事務局長でした。以下、この判決の内容を紹介し、この判決の意義について述べたいと思います。(海渡雄一) 続き

報告 : レイバーネットTV第156号〜フクシマから10年、終わらせてはいけない真実
復興させたいために被災者を犠牲にする政府。だが、個人の発信で世の中を変えられることもできるという。それは権力者が一番恐れることと3人のゲストがこもごも語った。今回は、たんぽぽ舎が引っ越しして、新しい場所での初放送だった。スタジオが狭く、ギャラリーはお断りして、少し早めに準備に取り掛かった。放射能はほぼ永遠に地球上で影響を及ぼし続ける中、つい数日前、2月13日の真夜中に震度6の余震があった。10年は長いようでいて、自然界では瞬きするくらいという。その瞬きの間に何がどう変わったのか、変わらなかったのか。青木さんはその時、福島にいただけで大学に行かれない子どもたちがいる。この格差は何か? それが粘り強く福島に向き合う動機だという。(笠原眞弓) 続きアーカイブ録画(90分)

東日本大震災から10年〜「災害列島の記録」写真展 始まる
2月18日から東京・神田神保町の「ブックカフェ二十世紀」で始まった『災害列島・日本』写真展は、東日本大震災からコロナウイルスが蔓延する10年の、様々な所で起こった現場の記録が紹介されている。写真展を主催する 3.11 写真記録委員会キュレーターの新藤健一さんは、迫りくる狠狼絨枴儉瓩隆躓,鯏舛┐襪燭瓠∧各し僅か1か月で写真展示と写真集出版に至った。49人の写真家の方たちが連ねた183点の写真が展示されている。3月末まで入場無料で観覧することが出来る。また、2月28日から写真展同名の写真集「東日本大震災から10年」『災害列島・日本』が出版される。 現在、「ブックカフェ二十世紀」で直接手にとって買える事が出来る。また、アマゾンでも予約受付中。(見雪恵美) 記事紹介動画(2分)

「総務省・オリパラ・コロナ」菅内閣は退陣を!〜2.19国会前行動開かれる
「いのちとくらしと雇用・営業をまもれ!改憲手続法強行するな!改憲反対!」をスローガンに、2/19(金)18:00〜から衆議院第2議員会館前を中心に「国会前行動」が行われた。菅首相の長男を介した総務省役人の接待疑惑、オリパラ組織委員会会長人事の政府介入、コロナ禍でも進まない「時短休業補償」等々、菅政権の対応は後手後手で国民の命が脅かされている。国会議員と市民のリレートークで政権交代こそ問題の解決と迫った。主催者挨拶で高田健共同代表は「戦争法の廃止を求めてゆきたい。大変だがやりきらないといけない。今年は選挙が必ずある。戦争法反対は野党と約束してきた。緊急事態宣言が1月7日に、菅首相は1カ月で好転させると言ったが1カ月で出来なかった。その責任は? 」と訴えた。(宮川敏一) 続き川島動画(58分)

根津公子「君が代」不起立 : 最高裁「停職処分6月取り消し」の高裁判決を維持
09年「君が代」不起立停職6月処分取り消し訴訟の控訴審勝訴判決が維持されました! 最高裁から書面が届きました(2月17日付)。控訴審勝訴判決が出されたとき、私はうれしかったですが、それが最高裁で維持されるとは全く思っていませんでした。ますます政権に忖度した最高裁判決が出されていたからです。最高裁で覆されても、根津控訴審勝訴判決が出されたのは紛れもない事実。その事実を消すことはできない。裁判体の人物によって処分を適法とも違法ともすることができる「日の丸・君が代」処分の事実、でたらめさの事実。これを後世に残していこうと思っていました、つい、数時間前まで。今回、09年事件も処分取り消しになったことで、大阪の職員基本条例(職務命令に違反する行為の内容が同じ場合にあっては、3回…で免職)が完全に破綻したことが、とっても嬉しいです。(根津公子) 報告渡部通信地裁判決と高裁判決の比較 *写真=2020年の高裁逆転勝訴

〔週刊 本の発見〕社会運動の歴史への敬意と信頼〜『3・11後の社会運動』
3・11からもうすぐ10年になる。本書は3・11後の反原発運動、さらにそれに続いた安保法制反対運動を、首都圏に住む8万人のインターネット調査(2017年実施)をもとに分析している。だからと言って、数字のデータばかりならべた本ではない。各章を担当するあわせて7人の論者は、みな「社会を変える重要な手段として社会運動をとらえて」いる。しかも7人は総じて若い。そのためか経験に左右される既成観念がない。編者は「70年安保前後」の生まれで、30代、40代の研究者もそれに加わった。「40年の空白を経て、どうして大きなデモが実現したのか」が知りたかった。つまり科学的な探究心がすべてだったと、研究のモチーフを明かしている。「政治」の枠組みにとらわれがちな運動分析の弊害をこの本は免れている。それは私たち運動主体にとっても学ぶべき大切な視点だろう。(志真秀弘) 続き2.27読書会

レイバーネットTV (2/17)放送 : フクシマから10年〜 終わらせてはいけない真実
福島第一原発事故からまもなく10年。2011年3月11日に発令された「原子力緊急事態宣言」は、未だ解除されていないというのに、政府もメディア報道も積極的にとりあげるのは、なぜか復興の話題ばかり。廃炉までの道のりは遠く、汚染水の処理もままならない中で、放射能の基準値を引き上げ、住民を帰還させようとしてきました。その一方で、避難生活を続ける人への保障を打ち切り、被ばくから子どもたちを守ろうとする人々を追いつめています。「福島を忘れるな」といいますが、私たちはどこまで福島の現実を知っているでしょう。そして、これは福島だけの問題なのでしょうか。朝日新聞社の青木美希さんと、母子避難者・森松明希子さんをゲストに、10年たって終わるどころか、ますます深刻になる、原発事故の実態に迫ります。また、番組では、10年前のハイライト映像も流します。(レイバーネットTVプロジェクト) 詳細アーカイブ録画(90分)北穂の出演後記

在日ベラルーシ人が「ルカシェンコ大統領の辞任」を求めてデモ〜抵抗アート展も開催
2月14日(日)14時、東京・日比谷公園から銀座まで、ベラルーシの独裁政権に反対するデモが実施されました。主催は在日ベラルーシ人会で、結集したのは首都圏在住のベラルーシ人と日本人支援者約20名。NHKなど報道関係者も取材に来ていました。ベラルーシでは昨2020年8月9日、大統領選挙が行われ、現職ルカシェンコが当選したと発表されました。ところが直後、大規模な不正や票の改ざんが明白になり、民衆は抗議デモに決起し、労働者もストを決行。しかし、非暴力のデモは暴力的に弾圧され、ストに参加した労働者は処分されています。法は守られず、逮捕・拷問・国外追放が、現在も続いています。確認されただけで、逮捕者3万人、拷問・虐待450件、刑事訴追400件、「政治囚」246人。そして、官憲による死亡者9名、行方不明者6人、国外退去者3万人。(佐藤和之) 続き抵抗のアート展

韓国 : 白基玩先生逝去「故人の人生は民衆運動の歴史そのもの」〜社会団体の哀悼続く
2月15日未明、白基玩(ペク・キワン)先生(写真)の死亡が伝えられ、労働界をはじめ市民社会団体と政界の哀悼行列が列をなしている。各界から故人の永眠を祈るメッセージが引続き発表されている。民主労総は「空が崩れる音が聞こえる」と故白基玩先生の訃告を伝えた。 民主労総は「先生の不在の場が冷たい。 誰も代ることができない場なので、誰もすんなり出ることもできない時間が佗びしくつらい」とし「先生と共に夢見た世の中を約束する」と明らかにした。 続いて「君も働き私も働き、それで君も豊かに暮らして私も豊かに暮らし、優しく善良で清潔で正しく豊かに暮らせる世の中、ノナメギ世の中のために進む」とし「卓越した誰かの疾走ではなく110万組合員と二千万労働者の意志を集め、一歩一歩踏み出す」と故白基玩先生の永眠を祈った。(チャムセサン報道) 続き関連記事 *ノナメギ=分かち合いの世

軍事政権反対、アウンサンスーチー氏の釈放もとめて〜在日ミャンマー人が大規模デモ
2月1日、ミャンマーで軍事クーデターが起きた。国軍が権力を掌握し、アウンサンスーチー国家顧問やウィンミン大統領を逮捕・拘束した。インターネットは遮断され、ニュース放送局の放送も中止された。しかし国内外の民衆はすぐに立ち上がった。日本でも在日ミャンマー人たちが連日、声を上げているが、2月14日昼には、東京・渋谷で大規模なデモが行われた。参加者は全員マスク姿だが、そこには大きく「×印」がついていた。軍事政権ノーの意志表示だ。記者は、日本で働く25歳のミャンマー女性にインタビューした。「国に家族や友人がいてとても心配だ」という。「国軍はテレビをコントロールして間違った情報を流しているが、私たちはクーデターを認めていない。そのことを世界の人に知ってほしいと思って、みんなで集まった。とにかくアウンサンスーチーさんを釈放させたい。そして民主主義をとり戻したい。できることは何でもやるつもりだ」と語っていた。(M) 続き動画(6分)ムキンポさんの写真日テレnews

自分で考え自分の言葉を持つこと〜書評『災害からの命の守り方』
東日本大震災からまもなく10年になろうとしている。「地震」「津波」「原発事故」という惨禍に直面した日本が、もっとも教訓にすべきものは何か。何といっても「命をどう守るか」であり、そこに異論を挟む人はいないだろう。津波から命を守るには、他の人を気にせずひたすら逃げよという「てんでんこ」の教えが再評価された。しかし、原子力災害についてはどうか。放射能から逃げることについてこの社会は否定的であり、今も多くの人を苦しめ続けている。そんな中、学者でもジャーナリストでもない、一人の被災者の手によって書かれた本が出版された。『災害からの命の守り方〜私が避難できたわけ』(文芸社)。著者は福島県郡山市から大阪に避難した森松明希子さん。医師である夫を福島に残して 、幼い子どもと三人だけの避難生活を続けて9年になる。(堀切さとみ) 続き

太田昌国のコラム : 『正義の人びと』と『狼をさがして』
俳優座公演『正義の人びと』を観た。原作戯曲はアルベール・カミュの手になるが、中心的なテーマの種本は、サヴィンコフの『テロリスト群像』である(日本語初訳は1967年、現代思潮社。現在は岩波現代文庫に上下2巻)。帝政ロシア末期、圧政の象徴たる大公の暗殺を企てた人びとの物語である。ある革命集団の戦闘団に属し、大公への爆弾投擲を志願した詩人カリャーエフは、大公が乗る馬車に幼い甥と姪が同乗しているのを見て、任務を放棄する。「子どもを殺すことは名誉に反し」、そして「名誉こそは貧しい人間の最後の富だ」からだ。だが、その二日後、カリャ−エフは再度大公の暗殺を試みてこれに成功して獄に繋がれ、間もなく処刑される。不正を憎み、社会的な正義を求める人びとが展開する「目的と手段」をめぐる討論、言葉を換えれば、「目的は手段を浄化するか」という普遍的なテーマが論議される箇所が、戯曲としては読み応え、芝居としては見応えのあるところである。(太田昌国) 続き

入管いらない!今すぐビザ出せ!〜 入管での長期収容に抗議してデモ行進
2月11日(木)入管に対する抗議デモに参加。主催は「収容ではなく安心安全な暮らしを」という入管問題に取り組む有志のグループ。面会活動等を行う傍ら、SNSで情報を発信、署名活動にも取り組んでいる。入管に長期収容されている外国人の解放と、人権侵害に抗議するため、今回の歩くデモを企画したという。長期収容されている1人はバビタさんというネパール人女性だ。なんと、2年8か月もの間、品川の東京入管(東京出入国在留管理局/写真下)に収容されているのだ。家族と引き離され、長期間劣悪な環境に置かれたことが原因で心身ともにダメージを受けた彼女。何度も仮放免を申請したが認められず、1月も不許可となった。今回のデモは「#FREEBABITA」「#バビタさんを解放しろ」というハッシュタグがつけられた。(松本浩美) 続き

千葉県の津田沼駅前で叫ぶ〜オスプレイは飛ぶなの市民の声
2月10日、「どこの空にもオスプレイはいらない」の定期アッピールが津田沼駅前であった。 10日は、昨年、自衛隊のオスプレイが木更津に配備された7月10日に因む。 たくさんの「?」マークがつく自衛隊のオスプレイ購入だが、習志野訓練場を中心とした訓 練飛行は、市民生活の崩壊につながっている。そこから出発した人権問題として、近隣住 民によるオスプレイ反対運動なのだ。オスプレイは災害救助に使えるとの触れ込みだったが、なんと昨年の梅雨空で岩国の米軍基 地からの納入飛行が、何回も延期になった。あれくらいの天候で飛べないものが、日本の 災害救助で役立つのか?と指摘。しかも、あの着陸時のプロペラの回転の威力は大きく、 下にいると死亡するということだ。 さらに、米国では市街地飛行は禁止されているのに、米軍機は日本国内では小学校の上だ ろうと病院の上だろうと飛んでいる。(笠原眞弓) 続き動画(8分半)

新しい時代の出会い・学び・実践の場〜梨の木ピースアカデミー第3期始まる
「梨の木ピースアカデミー(NPA)」は、新しい時代の出会い・学び・ネットワークの実践の場として2020年6月にスタートした。共同代表は、上村英明・内海愛子・羽田ゆみ子の各氏で、李泳采氏がコーディネーター代表を務めている。コロナ時代にふさわしく、オンライン(WEB型)とオフライン(対面型)のハイブリッドスタイルによる市民講座方式で、新しい市民の運動として注目を集めている。講師陣も豪華で、多様な個人、地域、海外を結んでいるのも特徴だ。これまで第1期は10コース60講座、第2期は20コース120講座を行い、数百人が受講した。そして2月27日から始まる第3期はさらにパワーアップして、25コース150講座が予定されている。今期ではとくに、内海愛子さん、高橋哲哉さん、浅井基文さん、乗松聡子さんなど個人の平和学校が創設され、学びと継承の場になることが期待される。(I) 詳細

〔週刊 本の発見〕原告たちのあまりに理不尽な被害〜『JUSTICE 中国人戦後補償裁判の記録』
正義とは何か。本書は1995年から2014年の20年に及ぶ「戦後補償裁判」の記録である。この裁判で原告となった中国人戦争被害者は全体の被害者数からしたら実に僅かな数字だ。だから、私たち日本人は彼ら原告の背後に数千万の中国人戦争被害者がいることを肝に銘じて、原告たちのあまりに理不尽な被害を、本書を通じ知ってほしいと願っている。そしてこの日本という国の正義とはいったい何なのか考える機会になればと思った。私は1989年に新宿区戸山で発見された人骨問題がきっかけで、戦後補償問題に首を突っ込むことになった。この本を読んで当時のことを思い出すとともに、知らなかった弁護団の苦労や裏話を知ることになった。戦後補償裁判の弁護団の中心となる小野寺利孝弁護士が、94年に北京を訪れた際、ある記者から聞かされたのは、「中国人戦争被害者の訴えをきちんと受け止めない日本への危惧」だった。(根岸恵子) 続き

米国労働運動 : 全米自動車労組、民主化への道が開く
12月、全米自動車労組UAWの指導部は司法省との和解に達し、同労組の執行委員を組合員の直接選挙により選出する道が開かれることになった。これにより、70年以上にわたる一党支配に終止符が打たれ、かつては活発な内部討論と競争的な指導者争いで知られていた同労組の民主化に貢献するかもしれない。この和解により強い権限を持ち裁判所により任命される監視官が6年間置かれることなり、UAWスタッフの新規採用に拒否権を持ち、汚職防止基準を満たしていない役員候補者を拒否したりする権限などを持つ。さらに重要なのは、この和解が、執行委員を組合員による直接選挙で決めることを希望するか、あるいは4年ごとに開催される大会で代議員が執行委員を選ぶ現行制度を継続するかを決めるために全組合員40万人による投票を求めていることである。(レイバーネット国際部翻訳記事) 続き

16人の闘いが100万人の闘いへ〜キム・ウニョンさん民主労総副委員長に当選
2月5日に開催された韓国民主労総の2021年第72回定期代議員大会で、韓国サンケン労組副支会長のキム・ウニョンさん(写真)が副委員長に当選しました。ウニョンさんは副委員長に立候補した時、日本で行われているサンケン電気本社に対する抗議要請行動の中で、インターネットを通して「韓国サンケン16人の闘いを、韓国民主労総100万人の闘いとして闘っていく」と話していました。本当にすごいなと思いますし、がんばってほしいと思います。キム・ウニョンさんは2月6日のフェイスブックで「韓国と日本の同志たちと交わした約束を守って闘います。韓国サンケンの不法・偽装廃業に対し、最後まで闘い必ず勝利します。外資企業処罰・規制法制化闘争をつくります」と決意を表明しています。韓国サンケン労組の闘いに注目し、また連帯していきたいと思います。トゥジェン!(尾澤邦子) 記事

全世界賛同署名の呼びかけ : 森喜朗の女性差別発言を許さず、オリパラ中止を求める
いま日本は二つの緊急事態宣言下にあります。ひとつは今年の1月に東京はじめ11都道府県にだされた新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言、もうひとつは2011年3月11日の東京電力福島第一原発事故によって発令された原子力緊急事態宣言です。それに加えて森喜朗・組織委員会会長による女性差別発言が、日本と世界の人々の怒りを買っています。首相時代を含めて、これまでに何度も問題発言を繰り返してきた森会長ですが、私たちはこれを単に会長個人の問題発言とは捉えていません。オリンピックは創始者クーベルタン自身が強烈な性差別者であり、大会内部のセクハラ・暴力、性別二元論など、連綿と性差別とともにあり、こうした差別を内包したものこそが五輪なのだと言うことを私たちは以前から指摘してきました。その意味で、森会長をトップに据える組織委員会はオリンピックの精神をある意味体現しているとも言えるのではないでしょうか? こんな茶番はまっぴらごめんです。(署名呼びかけ文より) 詳細署名サイト

アルゼンチンのブリヂストン工場で解雇事件〜現地から緊急メール届く
アルゼンチン・タイヤ統一労働者組合から以下のメールが日本語で寄せられました。・・・アルゼンチンブリヂストンで紛争が始まった。クリスマス前に二人の労働者が解雇されてしまった。二人の解雇はコロナウイルスによって引き起こされた経済的・社会的・衛生危機の最中に起こりました。この状況はブリヂストンの労働者とタイヤ労働者組合の皆んなを怒らせました。二人が解雇された日に工場は停止し、ブリヂストンは1月25日までの強制調停になりました。強制調停の締め切り日までにブリヂストンが答えが出さなかったため、私たちは26時間のストライキを呼びかけました。この紛争はまだ大きくなって強烈になります。皆様の助けが必要です。日本労働者の皆様の声をブリヂストンに届けたいのです。ぜひSUTNA(タイヤ統一労働者組合)のページを共有してください。(アルゼンチンのタイヤ統一労働者組合) 記事

〔週刊 本の発見〕「わからない方がいいこともある」〜『選べなかった命』
「出生前診断(しゅっしょうまえしんだん、または、しゅっせいぜんしんだん)」とは、元々、胎児の診断を目的として妊娠中に行なわれる様々な検査の総称であるが、現在では、より狭義に胎児の遺伝子に異常が認められるかどうか――即ち、胎児の先天異常の有無を調べる検査を指す場合が多い。日本における生殖に関する法律は、1940年の「国民優生法」に端を発し、戦後間もない1948年に「優生保護法」へ移り、その根本にある優生主義的な思想を見直す流れから、1996年には現行の「母体保護法」が制定されている。近年、旧「優生保護法」の下、「優生上の見地から不良な子孫の出生を防止する」(第一条)ために(本人の同意を伴わないまま)強制不妊手術を科された人々が、これを憲法違反として国に損害賠償を求める訴訟が現われている(今のところ、個別には「違憲」との判断が下された例もあるものの、不法行為から二十年以上が経過したとの「除斥」を理由に、賠償は認められていない)。(大西赤人) 続き

日通の酷い雇い止めに抗議する!〜コミュニティ・ユニオンが一日行動
コミュニティ・ユニオン首都圏ネットワークは、「2021・2・3 一日行動」を2月3日に取り組んだ。エントリーしたのは、7争議組合で電車移動で回った。 いすゞ自動車(10:00〜10:20) 東芝(11:05〜11:25) 日本通運(11:45〜12:10) 東映アニメーション(13:50〜14:15) リン・クルー(14:55〜15:20) 個太郎塾三ノ輪教室(16:20〜16:45) 朝日新聞出版(17:30〜17:55)。◆ユニオンネットお互いさまに所属するOさんは、労契法18条の無期雇用転換の権利取得を前にして雇い止めされた。日通の雇い止めを不服として、東京地裁に提訴するもの棄却された。現在は東京高裁に提訴して、「職場に戻りたい」「働き続けたい」を裁判に訴えている。ユニオンネットお互いさまのエントリーは No.3、日通本社前(東京・汐留)。開始の5分前になると続々とのぼりを持ったキャラバン隊が到着した。(宮川敏一) 続き個太郎塾の報告

徐々に崩れていく信頼、誰が大統領を殺したのか〜映画『KCIA 南山の部長たち』
1979年10月26日に韓国の大統領朴正煕(パク・チョンヒ)は、暗殺される。韓国内で大きな権力を持ち、南山の部長と恐れられている大韓民国中央情報部(KCIA)の部長であり革命の同志、側近中の側近の金載圭(キム ジェギュ)に。この映画は、「史実に基づいたフィクション」なので、部長はじめ、登場人物の名前が変えてある。物語はKCIA の部長キム・ギュピョンによるパク大統領の暗殺から始まる。彼は忠実に任務を果たし、大統領に対する忠誠心も強かったのに、なぜ暗殺に至ったのか。それが全編を流れるテーマである。物語は、40日前に遡る。前部長がアメリカに亡命し、アメリカ議会で大統領の不正を暴いたばかりか、回顧録も執筆しているという。それを知った大統領は、怒りに震えながら、すぐに回顧録を没収するようにキム・ギュピョンに命令する。(笠原眞弓) 続き映画公式サイト

島がミサイル基地になるのか〜若きハルサーの唄
沖縄県石垣島では陸上自衛隊ミサイル基地建設が、於茂登(おもと)山のふもとでコロナ下でも進められている。石垣島にとって陸上自衛隊基地建設は、初めてのこと。この問題に対して先ずは住民の意思を確認してほしいという願いから、2018年の暮れ住民投票条例制定を求めて署名運動が行われた。結果集まった署名数は14263筆。この数は石垣市の有権者の3分の1を越える数であった。これを受けた石垣市議会は2019年2月1日、住民投票条例案を10対10の同数、議長採決で否決した。しかし、石垣市には市独自の自治基本条例があり、そこには有権者の4分の1以上の署名が集まれば、市長は住民投票を行わなければならないと記されている。しかし石垣市長は、「条例案はすでに議会で否決された」と住民投票実施を拒み続けた。(湯本雅典) 続き動画(14分58秒)

コロナ禍で苦しむタクシー労働者を守れ!〜日本交通に要請行動
2月2日、菅首相は「緊急事態宣言」を3月7日まで延長すると発表した。飲食店のダメージは深刻だが、タクシー業界からも悲鳴が起きている。この日、タクシー大手「日本交通」の労働組合(日本労働評議会日本交通分会)は、東京・紀尾井町にある本社前で情宣と要請行動を行った。分会長の高橋聡さん(写真)は、マイクを握ってこう訴えた。「飲食店が8時に閉まり酒類の提供もなくなり、タクシーの乗客と売上げは激減した。タクシー乗務員は歩合制なので給料もまた激減している。その影響は深刻で、このままでは借金や生活苦による自殺者が出るのではと危惧している。日本交通の仲間同士で客を奪い合う殺伐とした状況も起きている。川鍋会長に言いたい! テレビに出て浮かれている場合ではない、苦しんでいる乗務員のことを忘れるなと」。(M) 報告動画(9分)

女たちはやむにやまれず立ち上がる〜今と重なる映画『大コメ騒動』
早くも今年一番!と思える映画を観てしまった。富山の貧しい漁村のかあちゃんたちが主人公だ。日本全国に広がった米騒動。歴史の教科書で名前だけは知っていたものの、こんなにも豊かなエンターテイメントになるなんて。米俵を担ぐ重労働をしながら子どもを育て、家族を守ってきた女性たち。しかしシベリア出兵に向けてコメの値段は高騰。一日一升食べたと言われるコメが手に入らなくなって、女たちはやむにやまれず立ち上がる。時は大正時代。100年前の出来事なのに、何て今と重なることか。権力者はいつだって、庶民が声をあげることを「暴動」といって封じ込める。そして一人一人を切り崩して分断させる。ジャーナリズムのあり方も変わらない。井上真央演じる主人公は、よその町から嫁いできた。(堀切さとみ) 続き映画公式サイト


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