|
女たちはやむにやまれず立ち上がる/今と重なる映画『大コメ騒動』 | ||||||
|
Menu
おしらせ
■サブチャンネル ・映画祭報告(7/27) ・レイバーネットTV(11/12) ・あるくラジオ(11/1) ・川柳班(10/28) ・11.3「抵抗川柳句集」シンポ報告 ・ブッククラブ(10/18) ・シネクラブ(10/11) ・ねりまの会(6/28) ・フィールドワーク(6.1報告) ・三多摩レイバー映画祭(5/25報告) ・夏期合宿(8月23-24日) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第107回(2025/11/10) ●〔週刊 本の発見〕第411回(2025/11/13) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2025/11/6) ●川柳「笑い茸」NO.163(2025/9/26) ●フランス発・グローバルニュースNO.19(2025/8/5) ●「飛幡祐規 パリの窓から」第101回(2025/10/14) ●「美術館めぐり」第16回(2025/10/27) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・OurPlanet-TV・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・CLP・一月万冊・ArcTimes・
|
女たちはやむにやまれず立ち上がる〜今と重なる映画『大コメ騒動』
米俵を担ぐ重労働をしながら子どもを育て、家族を守ってきた女性たち。しかしシベリア出兵に向けてコメの値段は高騰。一日一升食べたと言われるコメが手に入らなくなって、女たちはやむにやまれず立ち上がる。 時は大正時代。100年前の出来事なのに、何て今と重なることか。権力者はいつだって、庶民が声をあげることを「暴動」といって封じ込める。そして一人一人を切り崩して分断させる。ジャーナリズムのあり方も変わらない。 井上真央演じる主人公は、よその町から嫁いできた。井戸端会議では新聞を読み、「女が勉強なんかして何の役に立つのか」と言われていた彼女だけれど「何が何でも子ども達に食べさせなくては」という思いと結びついた時に、ものすごいパワーを発揮する。浜辺で「米を旅に出すな!」と叫ぶ。このシュプレヒコールが意味するものは絶大だ。 構想から20年。史実を丹念に調べてこの映画を作った富山県出身の本木克英監督は「全国にいる富山にゆかりある人たちに観て欲しい」という。私は、福島の女性たちにこそ観て欲しいと思う。(堀切さとみ) Created by staff01. Last modified on 2021-02-02 12:51:32 Copyright: Default | ||||||