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入管いらない!今すぐビザ出せ!〜 入管での長期収容に抗議してデモ行進

松本浩美

 2月11日(木)入管に対する抗議デモに参加。主催は「収容ではなく安心安全な暮らしを」という入管問題に取り組む有志のグループ。面会活動等を行う傍ら、SNSで情報を発信、署名活動にも取り組んでいる。入管に長期収容されている外国人の解放と、人権侵害に抗議するため、今回の歩くデモを企画したという。

 長期収容されている1人はバビタさんというネパール人女性だ。なんと、2年8か月もの間、品川の東京入管(東京出入国在留管理局/写真下)に収容されているのだ。家族と引き離され、長期間劣悪な環境に置かれたことが原因で心身ともにダメージを受けた彼女。何度も仮放免を申請したが認められず、1月も不許可となった。今回のデモは「#FREEBABITA」「#バビタさんを解放しろ」というハッシュタグがつけられた。

 この数年、大手メディアも入管問題を取り上げるようになり、興味関心を持つ人が増えている。今回もコロナ禍の中にもかかわらず、25人ほどが集まった。集合場所の品川駅を出発し、天王洲アイルを経て入管施設を目指す。施設の周りを2周した後、引き返して、駅近くの公園で解散というコースである。

 約5.5劼瞭擦里蠅鬟魁璽襪靴覆ら歩く。Free!Free!・・! ・・を解放しろ!(・・は収容されている人たちの名前) Free Them All! 入管解体! 入管いらない! いますぐビザ出せ! 家族を返せ! 命を守れ! 差別をやめろ! Black Lives Matter!    などなど、実に多彩。今国会に提出される改正(改悪)入管法に導入予定の罰則、「送還忌避罪反対!」も盛り込んであった。

 入管施設(写真上)の周りを2周する。施設に近づくと、私たちのコールを聞いた被収容者たちの「ワーッ」という声が聞こえてくる! 思わずこちらも「聞こえているかーい!」と大声をあげ、持っているプラカを振る。立ち止まって声をあげたいが、誘導した警官たちはすぐに終わらせたいのだろう、やたら急がせる。それでも、はっきりと声が聞こえてくる。この建物の中に、明らかに人が閉じ込められているのだ。それも、大勢の人が。

 コロナ禍での3密を避けるため、今は積極的に仮放免を出しているのに、いまだ収容を解かれず、中には懲罰房に入れられている人もいる。仮放免を申請しても、誰もが認められるとは限らない。許可と不許可の基準ははっきりしないと言われている。さらに、入管職員に対して意見を言ったり、権利を主張したり、要は気に入らない人は仮放免にせず、ぶち込んでおくとも言われている。

 劣悪な環境に耐えきれなくなって自殺未遂する人、病気なのに治療してもらえず、手遅れで亡くなる人多数。こんな人権侵害が行われている国でオリンピックなんてどうかしている。森の首をすげかえたって、オリンピックなんてやる資格はない。

 なお、前述した「送還忌避罪」とは、故国への帰国を拒否した人に刑事罰を与えるという内容。政府は昨年秋の臨時国会で、この人権無視ともいえる罰則を導入した改正(改悪)入管法を提出しようとしたが見送ったという経緯がある。しかし、政府はあきらめてはいない。改悪阻止に向けて、声をあげていきたい。

長期収容反対! 非正規滞在者に在留資格を! 差別するな!

*「収容ではなく安心安全な暮らしを」ツイッターアカウントは@nodetention87
NO DETENTION, YES LIFE.
 昨年8月7日に、東京出入国在留管理局に収容されている男性が新型コロナウィルス陽性と判明したことに伴い、有志で署名活動を展開。下記リンクから署名やカンパ、各SNSに飛べます。ご協力お願いします!
linkfly.to/nodetention87


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