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LNJ Logo 堀越けいにん議員が「鶏のアニマルウェルフェア」について質問します
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*レイバーネットMLから

北穂さゆりです。 25日26日と、予算委員会分科会が開かれますが、厚生労働委員会で、立憲民主党堀越けい にん衆議院議員が、鶏のアニマルウェルフェアについて質問するそうです。 鶏のお母さんは2年ほどで産卵能力が若干落ちるので、殺処分されて肉になります。この 肉は価値の低いものとして扱われるため、処分の仕方もぞんざいになる。お母さんたちは 狭いカゴに押し込められたまま、最長4日間もエサも水も与えられず、放置され虐待され ている。この間に仲間の重みで圧死するお母さんもいます。これは平飼いや放牧であって も同じことです。 さらに屠殺の仕方も乱暴で、麻酔もなく逆さ吊りにして、首を切り裂き、血を抜いている。 血抜きに失敗することも多く、そのときは生きたまま熱い湯につけて殺害する。 こんな乱暴な作業では当然、作業員のケガもつきものだし、気持ちの良い作業ではありま せん。離職者や心を病む人がいる。アニマルウェルフェアを守ることは、労働者の安全と 尊厳を守ることにもつながるので、厚生労働省は改善する必要があるのです。 これについて堀越けいにん議員は、質問すると自身のFacebookで告知しています。さらに ここがすごいことなのですが、けいにん議員は屠殺の仕方を提案するそうです。野党も 提案できる時代が来たのです。いや、できないのは恥ずかしいのですが。 けいにん議員が提案するのは、海外では主流のガスを使ったより安楽な殺し方を導入すべ きということ。これを取り入れれば、作業員は鶏のお母さんの悲惨な死に様を見ることも なく、怪我をすることもありません。これは動物の問題だけでなく、労働問題だと国民は 気づくべきです。血が飛び散り、お母さんの泣き叫ぶ声を聞きながら働くことは決して楽 しくない。誰もやりたくない。嫌なことは外国人か誰かにやらせとけばいいと思いますか ? それでは格差はなくなりません。 鶏のお母さんが屠殺直前に、まだ生きているのにモノ扱いされる事実は「夜間放置問題」 と呼ばれていますが、役所が指導してもなくなりません。屠殺の仕方の無惨さは、企業が コストをかける余裕がないと平気で言うのでなくなりません。最近卵の問題が注目されて いますが、インターネット中継や録画などで、鶏のお母さんの最後の日のことを、ぜひ考 えてみてください。鶏の問題は人間の問題。畜産動物の扱いを変えれば、やりたくない仕 事をやらざるを得ない人の人生が大きく変わります。 衆議院インターネット中継https://www.shugiintv.go.jp/jp/

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