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エド委員長、デトロイトでボブ・キングUAW副委員長にフィリピントヨタ争議の支援を要請
デトロイトで開かれたレイバーノーツ大会に参加したわれわれが、4月23日に全米自動車労組の地区事務所を訪問してボブ・キング副委員長と会談した。「われわれ」とは、フィリピントヨタ労組のエド委員長と全造船いすゞ自動車分会の市川書記長、通訳の松元ちえさんら4人。UAW地区本部でフィリピントヨタ労組のエド委員長はボブ・キング氏にフィリピントヨタ問題の詳しい経過と現状を説明し、支援の要請を行った。(市川力政・全造船いすゞ自動車分会) 詳報 

家と仕事を取り戻すために〜「自由と生存の家」2軒目建設にご協力を!
2009年2月に、東京・四ッ谷に開設した「自由と生存の家」(写真)は、皆様のご支援、ご協力をいただき、なんとか1周年を迎えることができました。「家」には、非正規雇用で働くフリーター労組の組合員、派遣切りで仕事も住まいも失った仲間たちなどが入居し、全16室が満室の状態です。また、失業状態が続く入居者やボランティアの仲間と一緒に、09年11月以降毎月第4日曜日に、「自由と生存の野菜市」を開催し、仕事作りに向けた取り組みも行っています。一昨年のリーマンショック以来、雇用状況は一向に改善せず、失業により住宅を失う人がますます増加していますが、行政による支援策は限定的で、「貧困ビジネス」は拡大しています。無謀と言われながらも、私たちは、2棟目を確保する決意をしました。(「自由と生存の家」実行委) 詳細

武器はハンディカメラにケータイ〜映画「ビルマVJ−消された革命」公開
ビルマ(ミャンマー)といえば、軍事独裁国家で、旧首都ヤンゴンには大きなパゴダ(仏塔)があって、民主化運動のアウンサンスーチーを長年自宅に軟禁している、世界に窓を閉ざした国──そんな印象しかない。映画も、2年前にスイス人が観光用PRと偽って撮った「ビルマ、パゴダの影で」があるぐらいだ。そういう中で、2007年9月の反政府デモに焦点をあてた「ビルマVJ─消された革命」が公開される。日本でも大きなニュースになったAPF通信社の記者、長井健司さんがビルマ兵士に銃殺される衝撃的なシーンも出てくる。撮ったのはビルマのVJことビデオジャーナリストたちだ。「ビルマ民主の声」という映像通信社を立ち上げ、本部を国外のオスロに置いて地下活動をしている。(木下昌明) つづき映画公式サイトOurPlanet-TV関連情報

疋田さん分限免職事件に不当判決!〜都教委の言い分だけ認める裁判所
「不適格教員」とされ分限免職(解雇)処分となった東京都の元教員、疋田哲也さんが処分撤回を求めていた裁判で、東京地裁(白石哲裁判長)は4月28日、請求を棄却する判決を言い渡した。判決は裁判の争点となった私物の保管問題、自動車通勤の問題、体罰について、どれも教員としての適格性を欠くとして都教委の処分を適法とした。原告側の反論・反証をまったく取り上げず、都教委の言い分をそのまま認めたきわめて不当な判決となった。原告側は即日控訴した。疋田さんは「適格性がないと言われても、今日も午前中3時間(勤務している私立学校で)授業をしてきた。裁判を支援してくれる保護者、生徒もいる。こちら側の言い分をまったく無視した判決にがっかりした。これが裁判所か」と怒りをあらわにした。(佐々木有美) 報告動画(UnionTube)弁護団声明即日上告(疋田)疋田裁判HP *写真=判決後の記者会見(左が疋田さん)

環境問題と労働運動がつながって〜名古屋で「LOVE&ビンボー春祭り」
4月22日のアースデイ(地球環境の日)と5月1日のメーデー(労働者の日)を受けて、環境と貧困について考えるイベント・「LOVE&ビンボー春祭り」が、4月25日に名古屋市の若宮大通公園で開かれた。日ごろ交流の少ない、環境問題に取り組む人と労働運動の関係者とが一堂に会し、相互交流を促進することを目指して毎年この時期に行なわれており、今年で3回目の開催となる。参加者らは「人間の多様性も大事だね」と題された集会宣言を採択。その後、失業中の女性らが考えた、「これ以上履歴書は書けないぞ」「履歴書はコピーで受け付けろ」などの風変わりなシュプレヒコールを織り交ぜて市内を行進した。(酒井徹) 報告

日野自動車羽村工場で新ユニオン結成!
4月26日、日野自動車羽村工場で新たにユニオンが結成され、団体交渉を申し入れた。結成したのは、09年10月から羽村工場でドアの組立ラインで働く期間工Sさんたち。従来、期間工に支給されていた「皆勤手当」は、現在「満期報奨金」変更されている。これまでは1ヶ月満勤すれば「皆勤手当」が出ていたが、現在は3カ月間すべて満勤であることが条件。1日でも休むと全額不支給になる制度に改悪されている。その他、夜7時にボイラーが止まる寮の風呂場やシャワーの改善、日常的に行われている「サービス残業」の是正と未払い残業代の支払いなど、労働条件の改善を要求した。(土屋トカチ) ガテン系連帯 

「ほっとした、でもまだ雇用が」〜国労臨時大会で政府解決案を批准
4月26日、国労は東京・社会文化会館で臨時大会を開催し、全会一致で1047名・JR不採用問題の政府解決案(和解金・総額約200億円)を批准した。大会には、100人に及ぶ闘争団と3人の遺族(写真)が遺影をもって参加した。高橋委員長は「手放しで喜べる内容ではないが、四半世紀に及ぶ組合差別と闘って得た解決として意義がある」と挨拶した。大会では4人が発言したが、すべて賛成意見で波乱なく批准された。傍聴席の闘争団員は「とにかくほっとした。でも雇用の問題が残っている」と述べる人が多かった。大会の来賓発言でも「不十分な解決」「宿題がある」という言い方が多く、批准はしたものの、最終決着には「JR雇用」の問題が課題であることが浮き彫りになった。(M) 写真速報アサヒコム47NEWS

沖縄県民大会 政府要請団が上京〜連帯集会に600人
9万人が心の底から怒りの声をあげた4月25日の「沖縄県民大会」。一夜明けた26日夜、東京・お茶の水の全電通労働会館ホールで、「県民大会政府要請団と連帯する集会」が開かれ、600人(主催者発表)が集まった。会場前には6時の開場を待つ人々が並び、次々と駆けつける参加者で、入場が始まったホールは熱気に包まれた。多数のメディアも取材に訪れた。集会では、在京沖縄出身者として上原成信さん。沖縄から駆けつけた翁長雄志那覇市長、伊波洋一宜野湾市長、島袋俊夫うるま市長ら市区町村の首長。そして各党の国会議員らが次々と登壇して、米軍普天間基地の閉鎖と返還を求めた。(Y) 写真速報渡部報告動画(ユーチューブ)

これでいいのか派遣法!?〜札幌で労組・市民が共催して集会
派遣法の抜本改正を求める市民集会が、4月22日北海道自治労会館で開催された(写真)。この集会は、労働弁護団北海道ブロックが主催し、札幌地域労組と道労連傘下のローカル・ユニオン「結」がナショナルセンターの壁を越え共催した。「派遣法が貧困を生んだ」「派遣法の存続は疑問」と主催者代表が問題提起。労働弁護団北海道ブロック代表の江本秀春弁護士は、開会挨拶で「派遣法が貧困の原因となっていることは、誰の目にも明らかだ。派遣法の抜本改正は是非必要だが、その前に、この法律の存続それ自体も改めて考えるべきだ」と大胆な問題提起を行った。(札幌地域労組) 報告

沖縄県民大会に呼応して全国でアクション〜東京集会は1000人
沖縄県読谷村で行なわれた「4・25沖縄県民大会」に呼応する集会が、同日・同時刻に東京都内でも開かれ、約1000人が集まった。会場は三宅坂・社会文化会館ホール。通路や階段までびっしり埋めつくした参加者(写真)は、集会後、米軍普天間飛行場の閉鎖、返還、国外、県外移設を求めてデモ行進をした。夜は明治公園で、「NO BASE OKINAWA」の人文字を完成させた。また名古屋でも、ピースアクションが行われた。名古屋市内・栄バスターミナル前に、約80人の参加者が集まった。リレーアピールののち、デモ行進に出発。「沖縄にも、どこにも基地はNO!」「米軍普天間基地の即時閉鎖!」を訴え、名古屋市の中心街を約1時間にわたって歩いた。また24日には新宿で、若者による緊急サウンドデモもあった。 東京報告(Y)湯本報告人文字報告(ジョニーH)渡部通信動画(UnionTube)名古屋報告4/24新宿緊急デモ報告ワシントンの連帯行動

「県内移設 NO!」を政府に突きつける〜沖縄県民大会に9万人
押し寄せる人、人、人−。「米軍普天間飛行場の早期閉鎖・返還と移設に反対し、国外・県外移設を求める県民大会」が4月25日、沖縄県読谷村の読谷村運動広場で開催された。会場には9万人が結集(写真)。「最低でも県外」を公約に掲げながら県内移設を模索する政府に対し、NO!を突き付けた。大会前から会場には続々と参加者が集まり、周辺の道路は渋滞した。渋滞のため、大会終了間際になっても到着できない参加者も。親子連れや三世代の家族連れの参加者、中高校生の姿も多数あった。県内の市町村、すべての首長・議長らも参加し、普天間の県外移設を訴えた。(我謝香織) 続き県民大会ビデオ(全記録)ネット中継を見てTBSニュースアサヒコム琉球新報(動画あり)大会写真(木村)現地続報(我謝)

ユニオンの魅力満載!〜レイバーネットTV5月開局に向けて準備すすむ
ユニオンがなければ働くものの生活・権利の向上は計れません。しかしまだまだユニオンは普通の人にとって遠い存在。そこで、ユニオンの魅力をもっと広く知ってもらおうと、レイバーネットでは「レイバーネットTV」開局を決めました。5月17日に第一回実験放送を行い、その後、月1回程度の番組配信をめざします。現在、双方向性を活かした企画を準備中。「不満自慢」では、おかしな働き方の実態を伝え合います。また「教えて、おじさん」では、運動の世代間ギャップを埋める試み。「なぜ組合旗は赤なのか」など素朴な質問歓迎です。もちろん、元気なユニオンや争議の紹介もあり。ロゴも募集しています。このTVをつくるのは、あなたです。ぜひお力をお貸しください。(TVプロジェクト) 詳細 *イラスト=壱花花

普天間海兵隊は大部分がグアム移転〜伊波市長「新基地はいらない」
4月23日、アジア記者クラブが主催する講演会(東京・明治大学)で宜野湾市長の伊波洋一さん(写真)は、市を挙げて調べあげた調査結果を、パワーポイントを使って報告した。伊波さんは、アメリカが数年前から軍事拠点をグアムに統合する戦略的計画を着々と進めていること、それに沿って普天間の海兵隊ヘリ部隊も大部分がグアム移転することを、米軍の一次資料を駆使して明らかにした。海兵隊司令部のスミス大佐の「米軍がアジア全体の即応能力を高めるためには、グアムをハブ(拠点)にするのがいい」という趣旨の重要発言(NHK沖縄で3月に放送)も紹介された。「日米政府は意図的にこのことを隠している。マスコミもおかしい。新基地はまったく必要ない」と、伊波市長は強く訴えた。(M) 会場写真アジア記者クラブHPJCJ神奈川の報告

ネットは「労働相談・組織化・会社圧力」の武器〜ワークショップ開催される
4月22日東京・四谷で、レイバーネット・ワークショップ「労働組合とインターネット」が開催された。組合でサイトを担当している人など16名が集まった。所属組合も、連合・全労連・全労協と幅広い。講師の石川源嗣さん(写真右)は、東京東部労組で取り組んできた実際例を語った。「新しいことを始める時は必ず抵抗があった。でもやってよかった。現在月に600件の労働相談があるがその99%はネット経由。これがなかったら、今の運動はなかった。未組織の組織化には不可欠の武器である」ときっぱり。また「生きたサイトを作るには、プロにまかせず運動している当事者が更新すること」など、実践的秘訣が紹介された。参加者からは「争議をしている会社への圧力として有効」などの活用例が出されたり、失敗例・問題点など論議は尽きず、大いに刺激を受けた集いとなった。(M) 報告

これ以上の沖縄差別を許さない!〜下地厚さん国会前でハンスト
友人の下地厚さん(写真右)が抗議のハンストをしているので、どぅたっち開店時間前に国会前に行きました。たった1時間しか一緒に座れませんでしたが、昨日の冷たい雨の中、そして今日の暑い日差しの下、体力を消耗しているのは明らかで、しかしいつもの朗らかな笑顔でいたのは流石でした。「沖縄新基地建設を許さない、基地の県内たらいまわしを許さない、これ以上の沖縄差別を許さない!」。下地厚さんは、この3点を訴えています。山内徳信議員(写真左)が激励に来て、森木秘書と一緒にしばらく座り込みをしていかれました。私は自分のメッセージボードを持って座りました。(島袋マカト陽子) 続き(どぅたっちブログ)報告とお礼(下地)

反差別・人権の出版理念はどこへ〜解決求め23日「明石書店」抗議デモ
組合員の不当解雇・不当配転が相次いでいる出版社・明石書店(写真)に対し、著者ら121人が紛争の早期全面解決を求め、3月26日に要請状を提出した。著者代表は、田島泰彦・上智大教授、柏木宏・大阪市立大学大学院教授で、(1)東京地方裁判所の決定・判決にしたがって、東京ユニオン明石書店支部の山縣浩己支部長・Aさんの職場復帰を認めること(2)同支部の組合員に対する不利益変更を撤回すること、などを要請。しかし会社側は、要請状を持参した田島教授に対して門前払いだった。そればかりか、今月末にはさらにもう一人の組合員を雇止めにしようとしている! 明石書店の反差別・人権の出版理念はどこに行ったのか? 23日には、紛争の早期全面解決を求める抗議集会・デモを行います。ぜひご参加下さい!(明石書店労組) 呼びかけ明石書店労組ブログ包囲デモ報告

この国はいつも右から?〜保守の再編・新党結成つづく
参院選を睨んで保守の再編・新党結成の動きが激しい。平沼・与謝野・石原らの「たちあがれ日本」、山田杉並区長・中田前横浜市長らの「日本創新党」、橋下大阪府知事の「大阪維新の会」、自民党内では舛添が谷垣降ろしを示唆…。この国はいつだって右からの揺さぶりばかりで、政権がたらい回しされるだけ。民衆が立ち上がって歴史を変えたことはない。(壱花花) 風刺漫画

組合員300人体制めざして〜名古屋ふれあいユニオンが大会
愛知県の個人加盟制労働組合・名古屋ふれあいユニオンが4月18日、第12回定期大会を開催した(写真)。ふれあいユニオンの多様な組合員層を反映し、大会議事は日本語とポルトガル語の二ヶ国語で進行した。名古屋ふれあいユニオンは昨年度前半に、「派遣切り」にあった多数の労働者を組織した。しかし、それらの労働者の多くがその後 職場を確保することができず、結局は帰郷・帰国を余儀なくされて組合から離れていってしまった。筆者は大会で、「解雇問題を解決して終わりではなく、職場にとどまって働き続けられるような活動を広げよう」と呼びかけ、大会は「早期に組合員300人体制を実現する」と確認した。(酒井徹) 報告

貧困化すすむ台湾〜1万人規模の「反貧困メーデー」実施へ
全国産業総工会、団結工聯など、全国規模の労働組合の代表が4月15日、行政院(内閣)の正門前で記者会見を行ない、労働者を貧困状況に陥れた政府の政策を厳しく批判し、今年のメーデーを「反貧困メーデー」とし、一万人を超える規模で呼びかけることを宣言した。洋華光電産業労組の組合員も現場に駆けつけた(写真)。手には抗議のスローガンを書いたミカンを持ち、テレビドラマ「夜市の人生」のワンシーンを再現し、手に持ったミカンを握りつぶし、抗議の意志を示した。洋華で働く労働者は、「労基法」で保障された権利ですら労働者が抗議しないと勝ち取れない状況で、政府が積極的に労働者の権利を保障するなどと期待することなどできない、と怒りをあらわにした。(国際部・稲垣) 全文

記者クラブの特権はもう終わり!〜「会見開放を求める会」が記者会見
「ジャーナリストはみんな平等で、切磋琢磨して報道していくことが基本。記者クラブの閉鎖性と特権はおかしい」(神保哲生さん=写真右)、「多様な価値観・情報が社会をよくするはず。ネットメディアにも会見を開放すべきだ」(豊秀一さん)。4月19日、日本プレスセンターで開催された「記者会見・記者室の完全開放を求める」記者会見で、呼びかけ人たちは熱く語った。この日は、マスコミはじめ、ネットメディア、フリーランス記者など100人以上が集まり、メディア界の流れを変える「地殻変動」を感じさせた。70人の呼びかけ人でつくられた「会見開放を求める会」は、231の報道機関に働きかけるなどして、記者会見の完全開放をめざしていく。(M) 写真速報会見開放を求める会HPアサヒコム47NEWS全記録(ustream)TBSニュース4/25新聞労連研究集会OurPlanet-TV

浪花の歌う巨人パギやん 「百年目のヤクソク」お披露目ライブ
4月17日東京・駒込「どぅたっち」で、浪花の歌う巨人パギやん(趙博・写真)の新譜CDアルバム「百年目のヤクソク」お披露目関東ツアー第一弾ライブが行われ、満員の観客の前で、韓国併合百年への「在日」の思いを楽しく激しくやさしく伝えた。共演はハルマ・ゲン。♪ みんな弱くてみんな強い ♪ と、観客との掛け合いで「平等」を訴える『グーチョキパーの歌』♪ 、不審な国を見つけたら先制攻撃しましょう ♪ と、パラドックス満載の『不審がいっぱい』、♪ 私は広島の少女、あなたの家の扉をたたき「私は死んでしまったの?」と尋ねます ♪ と、「核兵器撲滅」を訴える、ピート・シーガーの『扉をたたくのは私』、そして圧巻は『百年節』だった。(ジョニーH) つづきパギやんHP

無権利労働と住民サービスの低下〜駒込病院の民営化に反対する集会
地域医療を担う病院の民営化に反対する集会が4月16日、都内で開かれた。真冬に逆戻りしたような冷たい雨の夜。東京・春日の文京区民センターに105人が集まった。都立駒込病院にPFI(プライベート・ファイナンス・イニシアチブ=民間活用の公共サービス)事業が導入されて1年。この日の集会では、委託、指定管理者制度の導入による低賃金・無権利労働と住民サービス低下の実態が次々と明らかになった。荒川区職労書記長の白石孝さん(写真)は、「公共サービスを考える際には何が大切か」と切り出した。一つは、サービスを受ける住民だ。もう一つは働いている者、委託や指定管理の中小、地場業者の問題だ。委託や民営化に反対するだけでなく、その反対運動が仮に負けた場合でも、その後で委託先の労働者とどういう運動を作っていくのか、という視点が重要だと訴えた。(Y) 報告

絶対にJRに命令を守らせたい〜辻井バッジ闘争、地元神奈川で集会
1月に神奈川県労働委員会で勝利命令を勝ち取った辻井義春さん(元JR本郷台駅勤務、この2月に定年退職、現在JR関連会社勤務、国労組合員)の報告集会が、4月16日神奈川県内で開かれ、国労組合員、支援者40名が参加した。「バッジ一つでこんなにも家族をいじめ続けてきたJRを、私は絶対に許せない!神奈川県労働委員会の勝利命令は、一生の宝です」と、妻のまゆみさんは語った。辻井義春さんも「これまで1度たりとも労働委員会命令を守ったことのないJRに、絶対に命令を守らせたい。最高裁まで闘います」と決意を語った。中央労働委員会は、5月21日に第1回調査が始まる。辻井さんの闘いは、これからが本番である。(湯本) 報告動画(UnionTube) *写真=ジョニーHのリードで「バッジの歌」を歌う

朝鮮学校を排除するな!の思いを文科省にぶつける
4月16日、高校無償化から朝鮮学校を排除している事態に対して、即時排除撤回を文部科学省に求める行動がもたれ50名が参加した。この行動は、3月27日東京で開催された「高校無償化」からの朝鮮学校排除に反対する緊急行動(700名参加)の実行委員会の主催したもので、この日は集会決議が文科省に提出された。交渉には文科省側から人数制限(10名)が課せられ、ほとんどの参加者は省外で待たされる形となった。しかし、交渉に参加した朝鮮高校生徒代表やオモニの会の代表が思いを訴える中で、文科省も「朝鮮学校の排除を決定したわけではない」と言わざるをえない状況が作られた。今後、さらに政府に排除撤回をせまる取り組みが求められている。(湯本雅典) 報告動画(UnionTube) *写真=報告集会

企業の奴隷になれ!〜軍隊さながらの「餃子の王将」新人研修
4月11日の日本テレビ「TheサンデーNEXT」(写真)にて「餃子の王将」における新人研修の模様が写された。軍隊さながら携帯を没収、テレビ、酒、タバコを禁止され朝6時半からランニングにはじまり、激しい叱責罵倒のなか研修がおこなわれる、最終日には自己目標を大声で読み上げさせられ、その頃には新人のアイデンティティは抹消され、完全な奴隷の出来上がりである。このような事は王将だけではなく多くの企業において行われている現状がある、労働者が労働組合に入り、当たり前の権利を拡大する前に、企業が労働者の精神そのものを破壊しているようにみえてならなかった。これを放っておいていいのでしょうか。(投稿・C) TV映像(YouTube)JRの洗脳教育ビデオ

労働運動は若い〜光精工の闘争勝利をめざす集会開かれる
4月11日、光精工闘争勝利をめざす総決起集会とデモが、三重県桑名市で行われました。光精工は、トヨタ系部品メーカーで、長年にわたる偽装請負や違法派遣・偽装出向の末に昨年4月に外国人労働者36名が不当解雇され闘争中です。決起集会は、乳飲み子や幼児同伴のブラジル人家族を囲む輪は大きく暖かくものすごい熱気に、ほんわかと心があたたかくなる集会でした。市民運動は非核も平和も高齢化といわれます。比べて労働運動は若い! 労働者の運動が、今日の糧のために経済闘争を優先させなければならないのは当然です。そこを通り越してリタイアし、老境に入った世代の平和運動とが、もっともっとお近づきになれたら1000人力だとも思った一日でした。(宮西いずみ) 報告ユニオンみえHP

人間性を奪われる若者たち〜新兵訓練描いた映画「ONE SHOT ONE KILL」
ドキュメンタリー映画「ONE SHOT ONE KILL―兵士になるということ」(藤本幸久監督)が東京・渋谷アップリンクで公開中だ。米軍海兵隊へ真正面から交渉をし、取材許可を得て撮影したブートキャンプ(新兵訓練所)における訓練の模様を118分にまとめた。その映像は、観る者自身が、あたかも軍事訓練を受けているような錯覚を覚えてしまう。「可能性をものにしたい」「資格を取りたい」と志願してくるのは、ニキビ面が初々しい若者たち。女性も多く、英語が母語でない移民の子どもたちもいる。移動用のバスから降りた瞬間、新兵たちは人間扱いされなくなる。到着の知らせを告げるため自宅へ電話をかけることすら、教官に大声で怒鳴られっぱなし。(土屋トカチ) つづき映画サイト沖縄でのTVニュース

ILO「話し合い開始」勧告の実施を求めトヨタ東京本社へ
4月13日17時、東京総行動の締めくくりはトヨタ東京本社前での抗議行動で150名が参加した。集会で配布したビラには、去る4月2日付で送達した豊田章男トヨタ社長宛ての申入れ書と3月23日にILO(国際労働機関)理事会が採択した「フィリピントヨタ争議の早期解決を求めるフィリピン政府への新たな勧告文」を掲載した。ILO勧告の中では、「解雇者を職場復帰させることに関する話し合いを開始すること」を強く求めて来ている。リコール問題で豊田章男社長は自分が責任をもって解決すると公言したように、労働問題でも同様に解決に即刻努力すべきである。(小嶋武志) 続き支援する会HP *写真=トヨタ東京本社前

介護の現実に光をあてた映画「ただいま それぞれの居場所」
倍賞美津子の演じた「ユキエ」という映画にこんなシーンがあった。米国人と結婚したユキエが64歳でアルツハイマー病にかかり、次第に記憶力をなくしていく。あるとき見知らぬ若者が訪ねてきて、別れ際に彼女を抱きしめる。彼女は息子だとはっと気づき「この病気はお前たちとのスローグッドバイだと思っているの」といい聞かす。現実はこのようにきれいごととはいかないが、介護問題をドキュメントした大宮浩一監督の「ただいま それぞれの居場所」をみていて、ふと「スローグッドバイ(ゆっくりとしたさようなら)」というセリフが蘇った。が、同時に介護される老人や認知症の人々をみていて、自分もこういう存在になっていくのか、いやだなぁという気分になった。(木下昌明) つづき映画サイト大宮監督インタビュー(OurPlanet-TV)

英会話のGABAは労働委員会命令に従え!〜講師たちが通報活動を開始
英会話GABA=ガバは、大手で唯一800名の外国人講師の大半を「雇用とせず、委託=一人親方」とし、実態と違う契約をしてきた。そのため「年休や健保がない」等の苦情がゼネラルユニオンの多言語相談センターに殺到していた。ユニオンは大阪府労働委員会に、労組法7条違反で申立てたが、2009年12月に「講師は労働者=従業員」と認定した命令が出た。これで雇用関係と労基法・公的保険など各法令適用が確定したが、未だ会社は命令に従っていない。「このままでは、失業保険・年金・未払賃金立替払など一切のセイフティネットさえない」と、講師達は、厚労省・労働局・職安・税務署・証券取引等監視委などへの通報活動を開始した。(ゼネラルユニオン・山原) 詳細(ゼネラルユニオンHP)

「骨抜き改正労働者派遣法」の立法化阻止〜非正規ネットが1日行動
4月9日、「偽装請負を内部告発する非正規ネット」は「骨抜き改正労働者派遣法」の立法化を阻止するための1日行動を実施しました。自民党を除く各政党が陳情を受け付けました。民主党は、松浦大悟参議院議員の尽力で何とか陳情行動が実現しました。今野東副幹事長から「個人的な意見だが、労働者派遣法は廃止すべきだと思っている」という発言を導き出せたのは、大きな成果だと思っています。ただ、今回は規制強化の流れになって一歩前進という事で勘弁してくれないでしょうかと言いましたので、そうはなりませんよと強く言っておきました。陳情行動には、労働者派遣法で被害に遭っている当事者11名が参加し、生の声で訴えました。(吉岡力) 報告 *写真=民主党への陳情

JR不採用事件・1047名解雇問題が決着へ〜総額200億円と「雇用努力」
4月9日、JR不採用事件・1047名解雇問題の政府案が最終的にまとまり、4者4団体もこれを全面的に受諾した。解決内容は、和解金が200億円(1人あたり2200万円)で、雇用については「政府がJRへの雇用について努力する」としたもの。記者会見で国労高橋委員長(中央)は、「大きな扉を開いた。解決に尽力された方々に心から感謝したい。雇用確保については必ずしも万全ではないが、ぜひ人道的立場からJRは雇用を受け入れてほしい」と述べた。酒井原告団団長は、「とにかく一段落。ここまできて一安心している」と記者(私)に語った。和解金の決着はみたものの、雇用問題がすっきりしない解決内容となった。(松原 明) 速報(解決内容)記者会見動画3分(UnionTube)ノーカット版24分(UnionTube)時事動画(47NEWS)北海道新聞アサヒコム鹿児島テレビ五十嵐仁の転成仁語TBSニュース4者4団体の見解(共闘会議HP)辻元清美ブログ南日本新聞

立山学の渾身レポート〜国鉄分割民営化の罪と罰・井手正敬を追及せよ
今年の4月25日で、107名の命を奪い、562名を負傷させたJR西日本の尼崎事故から満5年である。その4月25日を目前とする、3月26日には、井手正敬JR西日本元会長と、二人の元社長(南谷昌二郎、垣内剛)が、尼崎事故の業務上過失致死傷容疑で起訴されることが決まった。ついに、尼崎事故の「主犯」と目されているJR西日本のワンマン経営者だった井手正敬が、公開の法廷に、被告としてひきだされ、裁かれることになった。同時に、井手正敬は、国鉄分割民営化犯罪のA級戦犯だ。その彼を被告とする尼崎事故刑事裁判は、国鉄分割民営化を検証し裁く場としての性格を色濃くすることになるだろう。尼崎事故問題と国鉄分割民営化問題は直結しているのである。(立山学=写真) 「国鉄分割民営化の罪と罰」第一回

アルバイトにも残業代を払え!〜パスタの洋麺屋五右衛門訴訟で勝利判決
4月7日、東京地裁は、洋麺屋五右衛門(日本レストランシステム株式会社)に対し未払残業代など合計12万3480円及び遅延損害金の支払いを命じる判決を下しました。洋麺屋五右衛門では、労働時間が15分単位で運用され、変形労働時間制の悪用によって、残業をしてもアルバイトには残業代が払われないという実態がありました。今回の訴訟では、変形労働時間制の適否および労働時間の把握の仕方が争点になりましたが、組合側の主張を全面に認めた判決を勝ち取ることが出来ました。報告集会で、原告の須藤武史さん(28歳・写真右)は、「労働者を働かせて利益を得ている会社には、キチンと労働者に報いてほしい。まわりの労働者が傷ついていくのが許せなくて闘った争議でした。闘ってよかったと思います」と述べました。(武田敦) 詳細首都圏青年ユニオン/弁護団の声明アサヒコム

「改憲手続き法」は欠陥法〜5月18日の施行を許さない緊急集会開かれる
2007年5月に強行採決された「改憲手続き法」(国民投票法)の施行日とされている2010年5月18日が迫ってきている。4月6日、同法は欠陥法である、施行を許すことはできない!とアピールする「このまま改憲手続き法の凍結解除・施行はできない!緊急集会」が衆議院第2議員会館内で開催され、80名の市民・労働者が集まり、会場はぎっしりとなった。集会で、憲法学者の小沢隆一氏(慈恵医大教授)は、「改憲手続き法は、欠陥法である。リコールの対象だ」と指摘した。また高田健氏(許すな!憲法改悪・市民連絡会)は、「この3年間で情勢は大きく変わった。改憲手続き法は、それに全く見合っていない。これから、真正面から国会の責任を問う闘いを始めなければならない」と語った。(湯本雅典) 報告動画(UnionTube)関連集会

「沖縄の人間をなめとるのか!」〜官邸前で怒りの抗議行動はじまる
4月6日午前10時半より、首相官邸前で沖縄県民の怒りの抗議行動が始まった。彫刻家の金城実さん(写真)がマイクを握った。「密約事件で、佐藤栄作氏は沖縄県民を騙してノーベル平和賞をもらい1億2千万円をもらった。佐藤氏は“沖縄が返還されない限り戦後は終わらない”と言ったことがある。笑わすんじゃねえ。恥知らずめ。沖縄の人間をなめとる。新政権も、やさしい沖縄人・青い海・ゴーヤチャンプルなどの観光や料理のイメージでおだてておいて、その裏で、県内移設だとかゴチャゴチャ勝手なことをやっている。絶対に許さない」。この日は延べ400人が行動に駆けつけコールや歌で訴えた。行動は9日まで続くが、計3千人の参加を呼びかけている。(M) 写真速報行動情報動画(UnionTube)明日も晴れ47news琉球新報沖縄タイムスピースニュース4.24若者デモ動画(OurPlanet-TV)

英国航空BA客室乗務員が第二波スト〜ピケットラインへ行く
やはり女性が多い。ここは、ヒースロー空港近くのスト本部。華やかな雰囲気はないが、ドレスやヘアスタイル・化粧のセンスが良い。周囲の視線を意識して働いている人たちが集まっているのだと再認識する。日焼けサロン通いと思しき人もいるし、「ハグ(抱擁)無料」(写真)なんてプラカードを持つ女性が気になってしまう。一方の男性たちは、おしとやかな口調の人がいたりして、「ゲイの多い職場」という俗説を私は思い出したりする。会場のアマチュアサッカークラブに、スト参加者や支援者が集まる。ここで集会を開いたり、マイクロバスで4箇所のピケに参加者を送迎する。建物の後方には組合・ユナイトが設置したテント会場もある。(報告=浦田誠) 全文

「県外移設」の公約守れ!〜沖縄県民(ウチナンチュ)が官邸前意思表示へ
「県外移設」の不履行は絶対に認めない! 4月6日(火)〜9日(金) 沖縄県民(ウチナンチュ)が官邸前へ集結し、鳩山政権に対して「非暴力」で公約遵守を求める意思表示をします。民主党支持者を含め、「県内落着」はおかしいと考える市民(ヤマトンチュ)のみなさん、集まった沖縄県民に温かい声をかけるとかカンパをするとか、「非暴力」で彼らを応援してください。3000人以上の市民が足を運んでくださることを期待しています。6日の午前10時30分からスタートさせる予定です。【呼びかけ人】安里英子、安次富浩、金城実、知花昌一、知花盛康、真喜志好一 【本土側呼応者】石川逸子、伊藤真、鎌田慧、辛淑玉、土屋トカチ、ほか多数。 詳細 *漫画=壱花花

韓国サムスン労働者に相次ぐ白血病死〜国際署名にご協力を!
韓国サムスン・エレクトロニクスで3年間、半導体生産ラインで働いていたパク・チヨンさん(23歳)が、白血病による闘病生活のあと、2010年3月31日の朝亡くなった。彼女の病気と死は、明らかにサムスン半導体工場の有毒化学物質を扱う劣悪な労働環境が原因だった。すでに、サムスンの工場労働者の白血病・リンパ腫などのガン患者は22名に達し、7名が死亡。またタイ工場などでも被害者が出ている。しかし、世界最大の電子機器会社サムスンは責任を一切認めていない。被害者と支援者たちは、SHARPs(仮称「半導体製造産業で働く人々の健康と権利の支援者」)を結成し、サムソンに「会社の責任明確化と補償、労働環境の改善」を要求する国際署名運動を呼びかけている。 詳細HPサムソン関連記事一覧署名ページ(名前・メルアド・国名)署名者一覧 *写真=サムソン前でパクさんの死に抗議!(4/2)

『社員切りに負けない!』発刊〜解雇に立ち向かうための対処法マニュアル
『社員切りに負けない!』4月9日に発刊。拡大する「リストラ」「ロックアウト解雇」「解雇圧力」「職場いじめ」…。理由なき解雇に立ち向かうための、対処法マニュアル。 今までの「リストラ」では、解雇以前の退職勧奨の段階で社内への立ち入りを禁じるようなことはほとんどなかった。それが、とうとう日本でも最近の「社員切り」の中で、退職勧奨の段階で会社への立ち入りを禁じ、本人に諦めさせて退職を無理矢理受け入れさせる「ロックアウト解雇」が顕著になってきた。東京管理職ユニオンに殺到している相談事例を中心に紹介し、その実態と背景、対処法、相談先を伝える。泣き寝入りすることなく新たな出発のための「闘い方」がわかる。「リストラの危機」に備えるための「心構え」に。 詳細 *写真=著者の東京管理職ユニオン・鈴木剛さん

パリの窓から : フランス統一地方選で保守与党の歴史的な大敗
3月14日と21日に行われたフランスの統一地方選挙では、左翼圧勝、保守与党の歴史的な大敗という結果が出た。国民の最大の心配事は雇用の不安と購買力の低下であり、経済危機でさらに生活が苦しくなった低所得層は、移民問題や治安などよりまず、経済政策を見て投票したのだとトッドは分析する。その証拠に、サルコジ保守政権の最も厚い支持層である60歳以上の票は今回、史上初めて、与党より左翼に少し多く集まったそうだ。高齢者層は病院など公共サービスの頻繁な利用者であり、サルコジの「改革」が生活環境の悪化につながったのを実感しているのだろう。また、政府の経済危機対策が銀行や大企業を助けたのに、景気は回復せずに自分たちの日常が改善されないのを見て、商店、職人など伝統的保守支持層も、従来ほど与党に票を投じなかった。(飛幡祐規 パリの窓から9) 全文 *写真=サルコジ風刺放送をした移民博物館



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