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「わたし投票に行くけど、一緒に行かない?」〜韓国の若者たちと選挙

与党の大敗北と野党勝利を実現した2016年4月13日の韓国総選挙。その結果を分析した新刊『アングリーヤングボーターズ(Angry Young Voters) 韓国若者の戦略的選択』(梨の木舎)が8月に出版された。著者は、現代韓国問題研究家の李泳采(イヨンチェ・恵泉女学園大学)氏。

日本の参議院選挙や東京都知事選挙、SEALDsの解散などの状況下、いま若者の投票参加をどう見るべきかが大きな問題になっている。それでは、隣国韓国の若者たちは総選挙にどう向き合っただろうか。2016年の4・13総選挙は、来年の大統領選挙の結果と合わせて、87年6月民主化運動以降、韓国社会の変化を理解するのに重要な選挙であった。

この本には4・13総選挙分析だけでなく、雑誌「世界」でT.K生の筆名で韓国の民主化運動の事情を連載した池明観氏との講演会の記録、ハンギョレ「世界の窓」に連載していたコラムのピックアップ、日韓国交正常化50年の日韓関係の課題など、最近の著述がまとめられている。

総選挙で与党・朴槿恵政権の大敗北のなか、来年大統領選挙に向けて、韓国保守与党、そして、野党及び市民運動は政権奪還のために今後のどういう動きをしていくだろうか。この本は、4・13総選挙以降の韓国社会理解のための見事なガイドブックでもある。

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李泳采(著) 「アングリー・ヤングボーターズ 韓国 若者たちの戦略的選択」梨の木舎
A5判144頁、価格 1,700円+税
書店発売日 2016年8月15日
関連リンク:http://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784816616075

内容

「わたし投票に行くけど、一緒に行かない?」

2016年4月13日に行われた韓国の総選挙は、与党の大敗北と野党勝利という結果をもたらした。20代と30代の戦略的な投票参加がその原動力だった。

韓国の若者たちは、「1票の権利」を諦めず、さまざまな方法で選挙に参加し、保守与党と朴槿恵政権に対する審判の途を選んだ。

アングリーヤングボーターズ(Angry Young Voters)ともいわれる、彼らの戦略的な投票は、韓国の民主主義を再び軌道に戻した。日韓関係は連携している、韓国の今とこれからを日本の読者につたえる。

目次

1章 「民主化」後を生きる者として
――「T・K生」と東アジアの状況について語る

2章 韓国の歴史的な4・13総選挙と若者たちの戦略的選択
――韓国市民社会の闘いに日本はどう応えていくのか

3章 韓国の市民社会からみた日本の政治状況
――『ハンギョレ』連載「世界の窓」より

4章 韓国の「反日」は、なぜ今も続いているのか?
――日韓国交正常化50年をたどる

著者プロフィール

李泳采(イ ヨンチェ/写真はレイバーネットTVに出演中)

1971年、韓国生まれ。恵泉女学園大学教員。98年来日、専門は日韓・日朝関係。日韓の市民団体の交流のコーディネーター、韓国語、韓国映画や映像を通して現代を語る市民講座の講師を務める。「ヤスクニの闇に平和の灯を!東アジア4地域(日本・韓国・台湾・沖縄)キャンドル行動実行委員会」事務局、光州5.18財団発行の「アジアジャーナル」海外編集委員。

著書に『韓流がつたえる現代韓国』(梨の木舎 2010)、『アイリスでわかる朝鮮半島の危機』(朝日新聞社 2010)、『なるほど!これが韓国か-- -名言・流行語・造語で知る現代史』(朝日新聞社 2006)、『朴正煕―動員された近代化』(調?著, 李泳釆監訳, 牧野波訳 彩流社 2013)、『犠牲の死を問う』(梨の木舎 2013)、共著『東アジアのフィールドを歩く――女子大学生がみた日・中・韓のすがお』(梨の木舎 2014)、『東アジアのフィールドを歩く2――女子大学生がみた日・中・韓の辺境地』(梨の木舎 2016)など。


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