|
写真速報:ロンドンで「フツーの仕事がしたい」好評博す | ||||||
|
おしらせ
★レイバーネットTV
★レイバーネット国際部 ★レイバーネット川柳班 ■福島原発事故ユーストサイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・ビデオニュースドットコム・OurPlanet-TV・ニコニコ生放送・小出裕章非公式まとめ・全国の放射能濃度 ■原発御用大賞コンテスト 専用ブログ ■レイバーフェスタ2011 専用ブログ ●ニュースレター (No.45・pdf) をアップしました (2011/10/27) ●「木下昌明の映画の部屋」を更新しました (2012/2/1) ●川柳「笑い茸」NO.11 (2012/2/3) ●連載「飛幡祐規 パリの窓から」第18回 (2011/12/19) ●連載「黒鉄好のレイバーコラム・時事寸評」第11回 (2011/12/20) ●連載「江藤正修の眼」第3〜5回(国鉄闘争総括 上・中・下) (2011/3/2) ●H.Shimaの「ラジオコラム516」(2012/1/24 「行け。勇んで。小さき者よ」) ●「小林たかしの談話室」を更新しました (2011/10/2) ●立山学「国鉄分割民営化の罪と罰」第1回・ 第2回・第3回(2010/7/16) ●物品販売コーナーをご利用ください。 ●物販コーナー参加ご希望の方は 物販プロジェクトへ! ●韓国の情報は韓国の労働運動のページへ!
|
*報告と写真:松浦さと子(ロンドン) 10月10日に、ロンドンで開催されたレインダンス映画祭で土屋トカチ監督の「A Normal Life Please(フツーの仕事がしたい)」が上映され、好評を博しました。 連日の日本の作品上映会場より一回り大きなスクリーンでの上映前、「ユニオンはイギリスのパブから始まったと聞いています。そのイギリスで上映できて光栄です。今日はよろしくお願いします」と挨拶、英語字幕版を30〜40名ほどの観客が見ました。 上映後、司会者から「500時間はひどいね」と切り出され土屋さんは、 こういう状況で働いている人をもっと知っています。映画を創ろうというつもりではなく、ユニオンに暴力事件になりそうだから証拠としてカメラを回してほしいと言われて撮り始めました。実際、殴られ、メガネを飛ばされ、たばこの火を押し付けられましたけど。 会場とのやりとりはとても活発なもので、トカチさんも日本の状況を次のように説明しました。 もともとセメント会社は国有のものだったのですが、民営化されました。武士(サムライ)の地位の高い人は政治家に低い人は民営化した会社で労働者を押さえつける役割につきました。とくに建設業界ではそういう構造のなかでこき使われて、それが普通だと思い込まされてきた人が多いのですが、この映画は、そういう建設業界や政治家の人には迷惑だったかもしれない。 もともとの原因は1985年の労働者派遣法改悪です。こうした労働者に不利な方法はサッチャー政権をまねたもので、イギリスから輸入したようなものです。 会場から「そのとおりだね」との声があがりました。 −流入移民への圧力がこちら(イギリス)でも高まっているが、との質問には、 介護士としてインドネシアから、研修生の名で中国から、アパレルもひどい。契約金などの名目で借金にしばられがんじがらめにされている人たちがいますし、女性たちはレイプの対象にもなっていると聞いています。 −ユニオンには外国人も入れるの? との質問に 組織化が始まっていて、外国人労働者も入れて連帯できる。 −教員もなんでしょう? との声に 英語がひどいです。大量解雇のNOVAというのがあったんです。 (NO VACATIONでしょ?と会場の声) −最後に本人も出てくるが、客観的な撮り方をしなかったのはどうして? 自分も殴られ、主人公のとなりでカメラを回しながらかなり叫んだり話したりしていました。解雇の体験もありますし、初めての団体交渉に関わったことも、自分の権利についてあまり知らずに育ったことも、自分と重なることが多かったんです。映画監督も日雇いですしね。 −KAROSHI(過労死)は今どんな状況ですか? 減っていません。自殺も毎年30000名、そのうち過労自殺と思われるものも増えてますし、大企業では、軍神のように神棚に祭られている人もいます。 日本の観客のなかには、自分の身に重ねてみて、泣きながら見ていている人も多いんです。こらえきれずに懐から1万円札を出してかけよってきて差し出してくれた人もいました。今日もそんな人がいないかな、と期待しています。(!!ウケマシタ!!) あ、今日はいいです、冗談です。 深刻な事例は減ることがないと思いますが、カメラを武器にがんばってゆきたいと思います。 -このあと、次回作を聞かれた土屋トカチさんは「犬と猫と人間と」に触れて、その作品もイギリスと関係が深いことについて紹介しました。 今日あたり日本でロードショーが始まる「犬と猫と人間と」という作品の撮影をしています。イギリスではペットショップでの生体販売をしていませんが、日本では普通に行われています。ペットブームの一方で処分される犬や猫は年間30万頭以上です。 僕はロンドンに来て、野良猫や野良犬がいないことにびっくりしましたが、このイギリスの動物愛護についても触れられている作品です。 土屋さんは、コンペに作品がノミネートされていることを教えてくれましたが、「あまり期待しないようにしましょう」と言っていらしたんです。ところが、翌日、見事に「A Normal Life Please!」はドキュメンタリー部門の大賞に選ばれました。土屋さんは皆倉さんに一番に伝えたい、と。 皆倉さんがみんなに励まされて、自分の権利を取り戻すところまであきらめずに闘い抜いたからこそ、たくさんの方々が共感し、投票してくれたんだと土屋さんは感謝されていました。日本のユニオンが受賞したも同然、労働運動の歴史のある国で日本の運動が拍手で讃えられたことをお祝したいと思います。 映画に関わられたみなさん、本当におめでとうございます。 ↓映画祭のプログラム ↓サインを求められるトカチさん ↓女優の安藤和津さんの激励を受ける土屋監督 Created by staff01. Last modified on 2009-10-20 10:13:01 Copyright: Default このページの先頭に戻る サイトの記事利用について | ||||||