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「任期中、憲法改正」の岸田発言を許さない!〜国会正門前スタンディングで澤地久枝さん

動画(9分)

 「アベ・スガ・キシダ政治を許さない」と書かれたポスターを掲げる行動が2月3日、国会正門前で行われた。2015年11月から始まった「毎月3日」行動で9年目に入った。この日は晴天に恵まれ、1月につづいて200人が集まり盛況だった。

 呼びかけ人は作家の澤地久枝さん(93歳/写真左)で、ほぼ毎回参加している。今回は、足が悪く杖をついてかがみ込んでいたが、マイクを握るとよみがえった。そのスピーチは精神力と気力に満ちていた。「日本の政治は悪くなるばかり。岸田総理は任期中に憲法を変えるとはっきり言いました。こんなにはっきりといった人はこれまでないと思う。支持率が下がるなかでこんな発言をしたことは、憲法を守ろうとしている人たちへ挑戦だし、ばかにしていると思う」ときっぱり。

 岸田首相は、1月30日の施政方針演説で、「あえて自民党総裁として申し上げれば、自分の総裁任期中に改正を実現したいとの思いに変わりはなく、議論を前進させるべく、最大限努力したいと考えています」と述べたが、国会前に集まった人たちの反発は大きかった。とくに裏金問題に対しては「ひどい、本当にひどい」「裏金議員の一人ひとりをひっぱたいてやりたい」の声も聞かれた。

 澤地さんはスピーチをこうまとめた。「いまの私たちが黙っていたら、この国はアメリカの属国として武力で海外に出て行くようになる。戦後80年近くの間、一人の戦死者も出さず、よその人も殺していない。この憲法を守っていくことが私たちの願いです。ここでささやかでも、みんなが気持ちをつなぎあっていることに意味があると思います」。スピーチだっが終わると、大きな拍手に包まれた。「元気で、お元気で」と声をかける人がいた。「アベ・スガ・キシダ政治を許さない」毎月3日のスタンディングはこれからも続く。(M)


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