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「新宿円周ラッピングデモ」成功!〜3·30 パレスチナ土地の日アクション


↑写真提供=ムキンポさん(下段は筆者撮影)

レポート 知多 歩

 3月30日はパレスチナ「土地の日」。1976年のこの日、イスラエルがパレスチナ人の土地を奪ったのを発端に衝突がおき、イスラエル警察が6人のパレスチナ人を射殺。以来毎年この日には、死傷者を悼むさまざまなアクションが行われている。東京では「パレスチナに平和を!緊急行動」の呼びかけで、パレスチナ土地の日全国一斉行動のひとつとして「新宿円周ラッピングデモ」が行われた。

 真夏を思わせる陽ざしの中、いつも以上に人出の多い春休み土曜日の昼。スタート前か らJR新宿駅周辺には、思い思いのプラカードやパレスチナカラー(赤緑黒のスイカ色)を身 に着けた老若男女が溢れていた。

 始まったばかりの14時過ぎ、西口方面の人がまばらとアナウンスがあったが、すぐさま移動する人や参加者の増加で、程なく大きな新宿駅がグルっとパレスチナ連帯の人の輪で囲まれた。筆者も一回りして確認したが、範囲が広く参加者数は見当もつかなかった。暑い日だったので、体調は大丈夫か参加者に聞いて回ったりペットボトルの水を配って歩くスタッフの姿を目にした。

 イスラエルによるガザ軍事侵攻から約半年。去年10月7日ハマスによる奇襲の真相は未 だ不明だが、何があったにせよガザの子どもたちパレスチナ市民を苦しめ虐殺する理由に はならない。デモや集会でパレスチナゆかりの人による英語コールやスピーチは、現状への怒りと悲しみのあまりなのか時おり叫び悲鳴のようだった。

 通行人たちは興味を持ってプラカードを読んだり参加者を眺めたり、概ね好意的に感じ た。迷惑そうな反感の視線は無かったように思う。
 が、シオニストらしきイスラエル人からの抗議も主催者には届いたとか。スタンディン グする私たちにハマスへの非難をぶつけ抗議してきた白人女性もいた。

 それにしても半端ない人々が持ったりまとったりして、この日やたらと目立ったパレス チナの旗。どこで手に入れたのか気になって大きな旗を持ってた若者に聞いたら「アマゾ ン」とのこと。さまざまな国旗までもがネットで手に入る時代なのだった。
 終了予定の16時を30分過ぎても熱いスピーチは続いた。


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