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ストライキを始めた文体部非正規職、警察強制解散中に多数の負傷者発生

「盾で押して、荷物のように引き出して…」

パク・タソル記者 2021.06.17 12:50

[出処:公共運輸労組]

6月17日にストライキを始めた出した文化体育観光部傘下の無期契約職労働者たちが 警察によって暴力的に解散させられ、多数の負傷者が発生した。 文体部(文化体育観光部)非正規職労働者たちは企財部の予算指針のために 劣悪な処遇が改善されないでいるとし、17日午前、 企財部ソウル事務所の前で座り込みを始めたが、すぐ修羅場になった。 警察は労働者の座り込みを強制解散するとして200人ほどを投入し、 座り込みをしていた労働者たちを無理に引き出した。 この過程で負傷者が続出し、頭を負傷した組合員は救急車で搬送された。

[出処:公共運輸労組]

ストライキをしているのは民主労総公共運輸労組、公共連帯労働組合、 全国大学労働組合、全国学校非正規職労働組合で構成された 文化体育観光部交渉労組連帯に所属する労働者だ。 彼らは1月から文体部と交渉を進めたが、 文体部は予算不足を理由として最低賃金値上げ分を含む1万7500ウォンの値上げ案を提出し、 文体部交渉労組連帯は限られた予算と企画財政部の指針の中で、 これ以上の交渉は無意味だという判断で交渉決裂を宣言した。

5月25日に中央労働委員会調停会議があったが、たった1日で調整中止の判断が出された。 文体部交渉労組連帯は4つの労組の全組合員1400人を相手に 21日から5日間にわたって争議行為賛否投票をした。 その結果、84%の賛成でストライキ闘争案が通過した。

[出処:公共運輸労組]

文体部交渉労組連帯は、ストライキ闘争は文体部ばかりか、 各種の指針と予算構造の制約で実質的な賃金交渉権を制限する企財部も対象として展開すべきと明らかにした。 文体部交渉連帯労組は6月4日、文体部のソウル事務所と企画財政部のソウル事務所の前でそれぞれ闘争突入記者会見を開き、 「文体部との交渉3年目、毎年同じ処遇改善要求をしているが、 文体部は初めから企財部に非正規職処遇改善の予算を要求さえしたことがなく、 企財部のせいにばかりしている」とし 「人権委が発表した中央行政機関無期契約職労働人権増進制度改善勧告案を出しても 予算のせいにするだけだ。 結局、企財部の指針を変える問題だと判断する」と明らかにした。

[出処:公共運輸労組]

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2021-06-25 11:13:13 / Last modified on 2021-06-25 11:13:16 Copyright: Default

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