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人々の苦しみにこたえる新しい選択肢を!〜「薔薇マークキャンペーン」発足会見


*会見に臨む呼びかけ人たち

動画(松尾匡スピーチ・12分)

 市民提案の新しい選挙運動が始まった。2月1日、衆議院第一議員会館で「薔薇マークキャンペーン」の記者会見&意見交換会が開かれた。記者と市民100名余りが集まった。4月の統一地方選挙と7月の参議院で、政党を問わず、「反緊縮」の経済政策を打ち出す立候補者に「薔薇マーク」を認定し、有権者の投票判断を提供するのがこのキャンペーンだ。「反緊縮」というあまり聞きなれないことばだが、一言で言えば、社会保障・介護・医療・保育・教育など生活に密着した分野に大胆な財政出動をし、経済を底上げして雇用を大量に創出するのがこの政策。消費税の10%増税には反対し、5パーセントに戻すことを提案する。

 呼びかけ人代表の松尾匡さん(立命館大学経済学部教授/写真)は、「政府はこの20年間、財政規律・インフレ警戒・国際競争力などを理由に、増税と福祉削減をしてきた。そして膨大な貧困層を生み出した。民主党も政策は変わらない。いま、人々の苦しみにこたえる新しい選択肢が求められている。経済を民衆のコントロールにとりもどす必要がある」と熱っぽく語った。「反緊縮」のスローガンは、欧米の新自由主義経済に反対する運動から生まれた。イギリス労働党のコービン党首、スペインのポデモス党、アメリカのバーニー・サンダース派、そしていま、フランスの「黄色いベスト」運動も、その潮流に加わった。

 1月17日に開始されたキャンペーンだが、現在賛同人は200人に達した。「灰色の緊縮より薔薇色の未来を」と松尾さんは呼びかけた。(佐々木有美)

*キャンペーン公式サイト https://rosemark.jp/


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