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「労働組合つぶしの大弾圧を許さない!2.12京滋集会」に超満席の100人

30分程度の路上のビラまきで逮捕! 警察が不当労働行為! 共謀罪のリハーサル

 昨夏からの滋賀県警・大阪府警による全日本建設運輸連帯労組関西地区生コン支部への大弾圧に抗して、「労働組合つぶしの大弾圧を許さない!2.12京滋集会」が2月12日京都市内で開催された。主催したのは、京都と滋賀の関生支部とともに闘う労組・市民団体10団体でつくる「労働組合つぶしの大弾圧を許さない!京滋実行委員会」。緊急の開催だったが、2月5日の滋賀県警による15人もの大量不当逮捕への怒りもあり、会場満席の100人の労働者・市民で超満席となった。

 集会はきょうとユニオンの服部恭子書記長の司会で進行し、ユニオンネットワーク・京都の野村貴さんが主催者挨拶を行い、永嶋靖久弁護士から弾圧の概要の説明がなされた。

 永嶋弁護士は、「とにかく今までと質を異にする弾圧だ。」とし、「昨夏から8回に渡りのべ61人が逮捕された。警察が『関生と手を切れ』と本人を脅し、家族にも言い、30分かそこらの路上でのチラシまき(建設会社・フジタは法令を順守せよというようなチラシ)で逮捕する。工事現場に関生支部が出向き、外の路上からタイヤがすり減っているとか、車検証の決めた個所への掲示がないなどのコンプライアンス違反の指摘を担当者に路上で行ったことを強要・恐喝などと逮捕。『労組は企業内でやるもんだ』などと警察は言うが、関西のミキサー車運転手の7割は非正規で『企業』がない。パソコンとスマホを押収して、連絡を取り合っている、と現場にいない武建一委員長はじめ『共謀』していると共謀罪のリハーサル適用をしている。子どもの保育所入所のため就労証明を今までは出していたのに、『請負だから出せない』と組合員を困らせ、仲間が『早く出してほしい』というと、強要未遂で逮捕。」と広い滋賀県内遠隔地の警察署に一人ずつばらばら留置の組合員を毎日接見され、大変な激務の中の報告を受けた。

 また共謀罪に詳しい小倉利丸さんが東京から来られ、フリーメールの危険性など指摘された。かんなま勝手連・滋賀の西村修共同代表や若狭の原発を考える会・木原壯林代表、自立労連、米軍Xバンドレーダー基地反対京都連絡会などの主催団体から決意表明を受け、当該関生支部・坂田冬樹副委員長が登壇。「まるで中世に戻ったようだ。暴力団を相手にする警察官が土足でやってきている。6月28・29日の大阪サミットまで弾圧は続く。労働者の団結の日5.1に天皇が即位する。何が何でも組織を守り、憲法28条を守り、弾圧は必ず跳ね返す」と決意表明。

 若狭の原発を考える会の橋田秀美さんの提案で集会決議を採択し、司会より2.16土曜日からの滋賀での警察への抗議再開(10:30、大津署前)など提起し、5万円を超えるカンパが寄せられ、かんなま勝手連・滋賀の稲村守事務局長の発声で、大弾圧跳ね返す団結ガンバロウを三唱した。(かんなま勝手連・滋賀 稲村)


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