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金もうけかいのちか!〜3.11 反原発の声鳴り響いた国会周辺

   報告=木下昌明 写真=shinya

 *東電前で「川柳デモ」

 動画11分「あの日のこと」(シールズ・城南信金・元首相)

 3月11日金曜日、5年目の3.11を迎えた。5年たっても原発再稼働を推し進める安倍政権ら原子力ムラとのたたかいは終わらない。

 2日前に滋賀県の大津地裁で「高浜原発停止命令」が出て、この夜で187回になる官邸前・国会前の抗議行動は勢いをましていた。ひときわ大きな声、声、声が国会周辺に鳴りひびいた。国会前から希望のエリアにむけて進もうにも、ぎっしり人波で埋まっていた。主催者は「参加者は6000人」と発表した。

 スピーチする人々も多様で、官邸前では車椅子の女性が、安倍首相がマスコミ対策で「一昨日は日本経済新聞社の幹部と夕食し、昨年は読売の渡辺恒雄と10回も会食して、自分に都合の悪いことは書かせない」と批判していた。

 国会前ではドイツからきた反原発運動の人々をはじめ、シールズのメンバー、城南信用金庫の吉原毅さん、菅直人元首相らのスピーチを聴いた。元首相は大惨事当時の恐怖を「紙一重だった」と語り、それでもなお再稼働を進める異常な神経を非難した。

 希望のエリアに参加していた友人によると、この日、制服向上委員会が「戦争と平和」の新作の歌を発表していたという。

 反原発のたたかいは、金もうけのために明日のことを考えない権力亡者と、明日へのいのちをつなごうとする日本の民衆とのたえざるせめぎ合いなのだ。

↓経産省前

↓官邸前で双葉町の亀屋さんがアピール

↓東電前


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